JPH05345201A - 多軸自動盤 - Google Patents

多軸自動盤

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Publication number
JPH05345201A
JPH05345201A JP15720292A JP15720292A JPH05345201A JP H05345201 A JPH05345201 A JP H05345201A JP 15720292 A JP15720292 A JP 15720292A JP 15720292 A JP15720292 A JP 15720292A JP H05345201 A JPH05345201 A JP H05345201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
tool
supported
block
spindle carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP15720292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Mukai
雄一 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP15720292A priority Critical patent/JPH05345201A/ja
Publication of JPH05345201A publication Critical patent/JPH05345201A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工具を高精度に移動させて加工精度向上を図
る。 【構成】 レール38及びブロック33からなる直線こ
ろがり軸受32を介してツールブロック29を本体ブラ
ケット27に支持し、ワーク24が支持されるスピンド
ル23に対してツールブロック29を高い真直度を維持
して移動させ、工具30を高精度に移動させて加工精度
向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多軸自動盤に関し、ツー
ルスライドの移動精度向上を企図したものである。
【0002】
【従来の技術】棒状のワークを種類の異なる複数の工具
を用いて連続的に加工する場合、複数(3本〜8本)の
ワーク支持用スピンドル(スピンドル)をスピンドルキ
ャリアの同一円周上に一定間隔で支持し、スピンドルキ
ャリアを割出し回転し、各スピンドルの位置を公転変更
して順次加工を進めていく多軸自動盤が用いられてい
る。
【0003】図4、図5に基づいて従来の多軸自動盤を
説明する。図4には従来の多軸自動盤の全体構成、図5
にはツールスライドの支持構造を示してある。
【0004】図4において、1はスピンドルキャリア2
を支持するヘッドストック、3はギヤボックス、4は工
具が取付けられるツールスライドである。
【0005】図5に示すように、割出し回転されるスピ
ンドルキャリア2にはワーク支持用スピンドル(スピン
ドル)5が同一円周上に一定間隔で回転自在に支持さ
れ、スピンドル5には棒状のワーク6が支持される。ス
ピンドルキャリア2とギヤボックス3とに亘りスピンド
ル5の軸心と平行で中空状のステム7が取付けられ、ス
テム7内には駆動軸8が貫通している。スピンドル5は
駆動軸8により歯車9、10を介して駆動される。
【0006】ステム7にはメタルブッシュ11を介して
エンドツールスライド12が軸方向に摺動自在に支持さ
れ、エンドツールスライド12にはワーク6を加工する
工具13が取付けられている。
【0007】上述した多軸自動盤では、スピンドルキャ
リア2を割出し回転して各スピンドル5の位置を公転変
更し、エンドツールスライド12をステム7に対して往
復移動させ、ワーク6を複数の異なる工具13で連続的
に順次加工を進めていく。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の多軸自動盤で
は、エンドツールスライド12がメタルブッシュ11を
介してステム7を摺動するようになっている。そして、
この摺動をスムーズに行なうため、ステム7とメタルブ
ッシュ11との間には隙間が与えられている。ステム7
とメタルブッシュ11との間には隙間が存在するため、
エンドツールスライド12の走行精度や位置決め精度に
は限界があり、一定以上の精度は期待できない。また、
この隙間は経年とともに増加するので、精度維持が困難
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、ヘッドストックに対して割出し回転
可能に設けられたスピンドルキャリアと、スピンドルキ
ャリアに対してスピンドルキャリアの割出し回転中心の
回りにそれぞれ駆動回転可能に取付けられ且つワークが
それぞれ装着される複数のスピンドルと、スピンドルの
軸心と平行な方向に往復移動可能で且つワークを加工す
る工具が取付けられるツールスライドとを備えた多軸自
動盤において、直線ころがり軸受を介してツールスライ
ドを本体に支持したことを特徴とする。
【0010】
【作用】ツールスライドは直線ころがり軸受を介してス
ピンドルの軸心と平行な方向に往復移動する。
【0011】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係る多軸自動盤
の要部を表わす正面、図2にはその側面、図3には摺動
部の詳細状況を示してある。
【0012】ヘッドストック21にはスピンドルキャリ
ア22が割出し回転自在に支持され、スピンドルキャリ
ア22には6本のスピンドル23が同一円周上に一定間
隔で回転自在に支持されている。スピンドル23には棒
状のワーク24が支持される。スピンドルキャリア22
とギヤボックス25とに亘り駆動軸26が設けられ、駆
動軸26により6本のスピンドル23が同時に駆動され
る。
【0013】ギヤボックス25には本体としての本体ブ
ラケット27が取付けられ、本体ブラケット27にはサ
ポート28がスピンドル23の軸心と平行に移動自在に
支持されている。サポート28にはツールブロック29
が取付けられ、ツールブロック29には駆動軸26が貫
通した状態になっている。ツールブロック29は、図2
に示すように、正六角形をなし、各面には工具30が取
付けられるT溝31が形成されている。
【0014】ツールブロック29の各面に工具30を取
付け、スピンドルキャリア22側に移動させることで、
6本のワーク24の加工を行なう。スピンドルキャリア
22の割出し回転とツールブロック29の往復動を組合
わせて6工程でワーク24の加工を行なう。
【0015】図2、図3に示すように、サポート28は
直線ころがり軸受32を介して本体ブラケット27に支
持され、エンドツールスライドとしてのツールブロック
29及びサポート28が直線ころがり軸受32を介して
本体ブラケット27に支持されている。
【0016】即ち、本体ブラケット27にはスピンドル
23の軸心と平行に延びるレール38が2本取付けら
れ、サポート28の下面にはレール38に摺動自在に嵌
合するブロック33が取付けられている。ブロック33
は鋼球が循環する経路が加工されて無限軌道状をなし、
レール38とブロック33は、鋼球に適度な予圧がかけ
られた状態で組込まれている。
【0017】図1、図2に示すように、本体ブラケット
27にはボールねじ軸34が回転自在に支持され、ボー
ルねじ軸34はカップリング35を介してサーボモータ
36に連結されている。ボールねじ軸34にはボールナ
ット37が螺合し、ボールナット37はサポート28に
固定されている。つまり、サーボモータ36の駆動によ
りボールねじ軸34が回転すると、ボールナット37を
介してサポート28及びツールブロック29が往復動す
る。
【0018】上述した多軸自動盤は、レール38及びブ
ロック33からなる直線ころがり軸受32を介してサポ
ート28及びツールブロック29からなるエンドツール
スライドを移動させるようにしたので、ツールブロック
29がスピンドル23に対して真直な動作を行なうこと
ができる。また、熱変位に対しても予圧抜けすることも
なく安定した走行が行なえるので、剛性が高く精度の高
い加工が行なえる。
【0019】
【発明の効果】本発明の多軸自動盤は、直線ころがり軸
受を介してツールスライドを本体に支持したので、ワー
クが装着されるスピンドルに対してツールスライドを高
い真直度を維持して移動させることができる。この結
果、工具を高精度に移動させることができ、加工精度向
上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る多軸自動盤の要部を表
わす正面図。
【図2】本発明の一実施例に係る多軸自動盤の要部を表
わす側面図。
【図3】摺動部の詳細説明図。
【図4】従来の多軸自動盤の全体構成図。
【図5】ツールスライドの支持構造を表わす断面図。
【符号の説明】
21 ヘッドストック 22 スピンドルキャリア 23 スピンドル 24 ワーク 25 ギヤボックス 26 駆動軸 27 本体ブラケット 28 サポート 29 ツールブロック 30 工具 32 直線ころがり軸受 33 ブロック 34 ボールねじ軸 37 ボールナット 38 レール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドストックに対して割出し回転可能
    に設けられたスピンドルキャリアと、スピンドルキャリ
    アに対してスピンドルキャリアの割出し回転中心の回り
    にそれぞれ駆動回転可能に取付けられ且つワークがそれ
    ぞれ装着される複数のスピンドルと、スピンドルの軸心
    と平行な方向に往復移動可能で且つワークを加工する工
    具が取付けられるツールスライドとを備えた多軸自動盤
    において、直線ころがり軸受を介してツールスライドを
    本体に支持したことを特徴とする多軸自動盤。
JP15720292A 1992-06-17 1992-06-17 多軸自動盤 Withdrawn JPH05345201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15720292A JPH05345201A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 多軸自動盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15720292A JPH05345201A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 多軸自動盤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05345201A true JPH05345201A (ja) 1993-12-27

Family

ID=15644440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15720292A Withdrawn JPH05345201A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 多軸自動盤

Country Status (1)

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JP (1) JPH05345201A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100712413B1 (ko) * 1998-10-30 2007-04-27 탈레스 최적화된 커트를 갖는 수정기판 상의 저손실 탄성표면파필터

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100712413B1 (ko) * 1998-10-30 2007-04-27 탈레스 최적화된 커트를 갖는 수정기판 상의 저손실 탄성표면파필터

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831