JPH05344487A - 映像付加情報伝送方式相互変換装置 - Google Patents
映像付加情報伝送方式相互変換装置Info
- Publication number
- JPH05344487A JPH05344487A JP4171541A JP17154192A JPH05344487A JP H05344487 A JPH05344487 A JP H05344487A JP 4171541 A JP4171541 A JP 4171541A JP 17154192 A JP17154192 A JP 17154192A JP H05344487 A JPH05344487 A JP H05344487A
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- JP
- Japan
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- video
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- transmission
- video signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 伝送方式の異なる機器間でも映像付加情報の
伝送を可能とする。 【構成】 入力される映像信号が、垂直ブランキング期
間を利用した映像付加情報伝送方式（ＶＢＩＤ）あるい
はＳ映像端子に直流分を重畳する伝送方式（Ｓ−ＤＣ）
のいずれにより伝送される映像付加情報を有するもので
あるかを検出（１、３）し、出力側に両伝送方式あるい
は一方の伝送方式の復号手段（５、６）を設けて、両伝
送方式による映像付加情報を有するＳ映像信号（９）お
よびＶＢＩＤ方式による映像付加情報を有する複合映像
信号（１０）を出力する。
伝送を可能とする。 【構成】 入力される映像信号が、垂直ブランキング期
間を利用した映像付加情報伝送方式（ＶＢＩＤ）あるい
はＳ映像端子に直流分を重畳する伝送方式（Ｓ−ＤＣ）
のいずれにより伝送される映像付加情報を有するもので
あるかを検出（１、３）し、出力側に両伝送方式あるい
は一方の伝送方式の復号手段（５、６）を設けて、両伝
送方式による映像付加情報を有するＳ映像信号（９）お
よびＶＢＩＤ方式による映像付加情報を有する複合映像
信号（１０）を出力する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、映像付加情報伝送方式
相互変換装置、特にアスペクト比に関する映像付加情報
について異なる伝送方式間を相互変換する装置に関す
る。
相互変換装置、特にアスペクト比に関する映像付加情報
について異なる伝送方式間を相互変換する装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】最近、ハイビジョン放送のアスペクト比
１６：９に対応した受像機が実用化されてきており、ま
た、従来方式としてのＮＴＳＣ方式においても、アスペ
クト比１６：９のワイド画像の映像機器の実用化が進め
られてきている。そして、これらの機器と接続される機
器についても、現行アスペクト比４：３のものと１６：
９のものとが混在することになり、また、ハイビジョン
受像機のモニター端子に接続されるようにもなってきて
いる。
１６：９に対応した受像機が実用化されてきており、ま
た、従来方式としてのＮＴＳＣ方式においても、アスペ
クト比１６：９のワイド画像の映像機器の実用化が進め
られてきている。そして、これらの機器と接続される機
器についても、現行アスペクト比４：３のものと１６：
９のものとが混在することになり、また、ハイビジョン
受像機のモニター端子に接続されるようにもなってきて
いる。
【０００３】そこで、これらのケースにおいてユーザの
使い勝手に不都合が生じないように、映像情報に関する
識別情報、すなわちビデオＩＤが必要となってきてお
り、 （１）垂直ブランキング期間を利用した映像付加情報伝
送方式（以下、ＶＢＩＤ方式という） （２）Ｓ映像端子にＤＣを重畳する方式（以下、Ｓ−Ｄ
Ｃ方式という） の２つの伝送方式が提案、実行されている。
使い勝手に不都合が生じないように、映像情報に関する
識別情報、すなわちビデオＩＤが必要となってきてお
り、 （１）垂直ブランキング期間を利用した映像付加情報伝
送方式（以下、ＶＢＩＤ方式という） （２）Ｓ映像端子にＤＣを重畳する方式（以下、Ｓ−Ｄ
Ｃ方式という） の２つの伝送方式が提案、実行されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このようなＶＢＩＤ方
式およびＳ−ＤＣ方式の両技術はそれぞれ単独には存在
するが、両者の間に互換性がない。それ故、同一の方式
の機器間においてのみ映像付加情報が伝送されることと
なる。例えば、Ｓ−ＤＣ方式がＳ映像端子のみに対応し
ていることから、ビデオ出力端子のみを有する機器から
他のＳ映像端子を有する機器に映像信号を伝送する場
合、あるいはその逆の場合には、映像付加情報を伝送す
ることができないという問題が発生する。本発明は、そ
のような問題を解決すべく、伝送方式の異なる機器間で
も映像付加情報の伝送を可能とすることを目的とする。
式およびＳ−ＤＣ方式の両技術はそれぞれ単独には存在
するが、両者の間に互換性がない。それ故、同一の方式
の機器間においてのみ映像付加情報が伝送されることと
なる。例えば、Ｓ−ＤＣ方式がＳ映像端子のみに対応し
ていることから、ビデオ出力端子のみを有する機器から
他のＳ映像端子を有する機器に映像信号を伝送する場
合、あるいはその逆の場合には、映像付加情報を伝送す
ることができないという問題が発生する。本発明は、そ
のような問題を解決すべく、伝送方式の異なる機器間で
も映像付加情報の伝送を可能とすることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力さ
れる映像信号がＶＢＩＤ方式あるいはＳ−ＤＣ方式のい
ずれにより伝送される映像付加情報を有するものである
かを検出し、出力側に両伝送方式あるいは一方の伝送方
式の復号手段を設けて、両伝送方式による映像付加情報
を有するＳ映像信号およびＶＢＩＤ方式による映像付加
情報を有する複合映像信号を出力するように変換され
る。
れる映像信号がＶＢＩＤ方式あるいはＳ−ＤＣ方式のい
ずれにより伝送される映像付加情報を有するものである
かを検出し、出力側に両伝送方式あるいは一方の伝送方
式の復号手段を設けて、両伝送方式による映像付加情報
を有するＳ映像信号およびＶＢＩＤ方式による映像付加
情報を有する複合映像信号を出力するように変換され
る。
【０００６】
【作用】上記のように変換されることから、異なる方式
の機器間での映像付加情報の伝送が可能となる。しか
も、必ずＶＢＩＤ方式の映像付加情報が付加されるよう
に変換されることから、録画／再生、ダビング、信号セ
レクタを経ても映像付加情報の伝送が途切れたりするこ
とがない。
の機器間での映像付加情報の伝送が可能となる。しか
も、必ずＶＢＩＤ方式の映像付加情報が付加されるよう
に変換されることから、録画／再生、ダビング、信号セ
レクタを経ても映像付加情報の伝送が途切れたりするこ
とがない。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明による映像付加情報伝送方式
相互変換装置の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。本実施例はＶＢＩＤ方式およびＳ−ＤＣ方式のいず
れの方式のＳ映像信号は入力されても対応できる変換装
置であり、図中、１はＳ−ＤＣ方式の信号であることを
検出するＳ−ＤＣデコーダ、２は信号セレクタ、３はＶ
ＢＩＤ方式の信号であることを検出するＶＢＩＤデコー
ダ、４はコンポジット信号を生成するＹ／Ｃ合成回路、
５はＳ−ＤＣエンコーダ、６はＶＢＩＤエンコーダ、７
はＯＲ回路を含む制御信号経路、８は制御信号経路、９
および１０はそれぞれＳ−ＤＣ付かつＶＢＩＤ付のＳ映
像出力端子およびＶＢＩＤ付のコンポジットビデオ信号
出力端子である。
相互変換装置の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。本実施例はＶＢＩＤ方式およびＳ−ＤＣ方式のいず
れの方式のＳ映像信号は入力されても対応できる変換装
置であり、図中、１はＳ−ＤＣ方式の信号であることを
検出するＳ−ＤＣデコーダ、２は信号セレクタ、３はＶ
ＢＩＤ方式の信号であることを検出するＶＢＩＤデコー
ダ、４はコンポジット信号を生成するＹ／Ｃ合成回路、
５はＳ−ＤＣエンコーダ、６はＶＢＩＤエンコーダ、７
はＯＲ回路を含む制御信号経路、８は制御信号経路、９
および１０はそれぞれＳ−ＤＣ付かつＶＢＩＤ付のＳ映
像出力端子およびＶＢＩＤ付のコンポジットビデオ信号
出力端子である。
【０００８】いま、Ｓ−ＤＣ方式の信号が入力される
と、Ｓ−ＤＣデコーダ１がそれを検出し、制御信号経路
７および８を経てＳ−ＤＣエンコーダ５およびＶＢＩＤ
エンコーダ６が作動され、Ｓ映像出力信号（９）には両
方式の映像付加情報が付加されるとともに、コンポジッ
トビデオ出力信号（１０）にはＶＢＩＤ情報が付加され
る。次に、ＶＢＩＤ付のＳ映像信号が入力されると、Ｖ
ＢＩＤデコーダ３がそれを検出し、制御信号経路８を経
てＳ−ＤＣエンコーダ５が作動され、Ｓ映像出力信号
（９）にＳ−ＤＣ情報が追加されるとともに、ビデオ出
力信号（１０）としてはそのままＶＢＩＤ付コンポジッ
トビデオ信号が形成されて出力される。
と、Ｓ−ＤＣデコーダ１がそれを検出し、制御信号経路
７および８を経てＳ−ＤＣエンコーダ５およびＶＢＩＤ
エンコーダ６が作動され、Ｓ映像出力信号（９）には両
方式の映像付加情報が付加されるとともに、コンポジッ
トビデオ出力信号（１０）にはＶＢＩＤ情報が付加され
る。次に、ＶＢＩＤ付のＳ映像信号が入力されると、Ｖ
ＢＩＤデコーダ３がそれを検出し、制御信号経路８を経
てＳ−ＤＣエンコーダ５が作動され、Ｓ映像出力信号
（９）にＳ−ＤＣ情報が追加されるとともに、ビデオ出
力信号（１０）としてはそのままＶＢＩＤ付コンポジッ
トビデオ信号が形成されて出力される。
【０００９】図２は、本発明による映像付加情報伝送方
式相互変換装置の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。本実施例はＶＢＩＤ付のコンポジットビデオ信号
に対する変換装置であり、図中、１１は信号セレクタ、
１２はＶＢＩＤデコーダ、１３はＹ／Ｃ分離回路、１４
はＳ−ＤＣエンコーダ、１５は制御信号経路、１６およ
び１７はそれぞれＶＢＩＤ付のビデオ信号出力端子およ
びＳ−ＤＣ付かつＶＢＩＤ付のＳ映像信号出力端子であ
る。ビデオ信号入力端にＶＢＩＤ付のコンポジットビデ
オ信号が入力されると、信号セレクタを介してそのまま
ＶＢＩＤ付ビデオ信号が出力（１６）されるとともに、
ＶＢＩＤデコーダ１２がＶＢＩＤ方式であることを検出
し、制御信号経路１５を経てＳ−ＤＣエンコーダ１４が
作動され、Ｙ／Ｃ分離回路１３でＹ／Ｃ分離後のＳ映像
信号にＳ−ＤＣ情報が追加されてＳ−ＤＣ付かつＶＢＩ
Ｄ付映像信号が出力（１７）される。
式相互変換装置の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。本実施例はＶＢＩＤ付のコンポジットビデオ信号
に対する変換装置であり、図中、１１は信号セレクタ、
１２はＶＢＩＤデコーダ、１３はＹ／Ｃ分離回路、１４
はＳ−ＤＣエンコーダ、１５は制御信号経路、１６およ
び１７はそれぞれＶＢＩＤ付のビデオ信号出力端子およ
びＳ−ＤＣ付かつＶＢＩＤ付のＳ映像信号出力端子であ
る。ビデオ信号入力端にＶＢＩＤ付のコンポジットビデ
オ信号が入力されると、信号セレクタを介してそのまま
ＶＢＩＤ付ビデオ信号が出力（１６）されるとともに、
ＶＢＩＤデコーダ１２がＶＢＩＤ方式であることを検出
し、制御信号経路１５を経てＳ−ＤＣエンコーダ１４が
作動され、Ｙ／Ｃ分離回路１３でＹ／Ｃ分離後のＳ映像
信号にＳ−ＤＣ情報が追加されてＳ−ＤＣ付かつＶＢＩ
Ｄ付映像信号が出力（１７）される。
【００１０】上記したように、本発明による相互変換装
置は必ずＶＢＩＤ方式による映像付加情報が付加される
ように変換されており、いわゆる機器間での映像付加情
報の伝送を可能とするだけでなく、録画／再生やダビン
グ、その他の信号処理を経ても映像付加情報が失われる
ことがない。
置は必ずＶＢＩＤ方式による映像付加情報が付加される
ように変換されており、いわゆる機器間での映像付加情
報の伝送を可能とするだけでなく、録画／再生やダビン
グ、その他の信号処理を経ても映像付加情報が失われる
ことがない。
【００１１】
【発明の効果】本発明による映像付加情報相互変換装置
は以上のように構成されているので、異なる方式の機器
間で映像付加情報の伝送が可能となる。特に、映像信号
源からカラーテレビジョン受像機あるいはセレクタ機能
を有する機器を通して録画装置に録画する場合、中間に
接続される機器が本発明による機能を備えれば、信号源
あるいは録画装置の方式は制限されないこととなる。し
たがって、接続の範囲は広がり、機器の操作性を向上さ
せることができる。Ｓ−ＤＣ方式においてはＳ映像端子
を備えることが必要であるが、ＶＢＩＤ方式においては
コンポジット出力にも対応することができ、本発明によ
る相互変換を施すことにより、Ｓ映像端子を有しない機
器に対しても情報の伝送が可能となる。
は以上のように構成されているので、異なる方式の機器
間で映像付加情報の伝送が可能となる。特に、映像信号
源からカラーテレビジョン受像機あるいはセレクタ機能
を有する機器を通して録画装置に録画する場合、中間に
接続される機器が本発明による機能を備えれば、信号源
あるいは録画装置の方式は制限されないこととなる。し
たがって、接続の範囲は広がり、機器の操作性を向上さ
せることができる。Ｓ−ＤＣ方式においてはＳ映像端子
を備えることが必要であるが、ＶＢＩＤ方式においては
コンポジット出力にも対応することができ、本発明によ
る相互変換を施すことにより、Ｓ映像端子を有しない機
器に対しても情報の伝送が可能となる。
【図１】本発明による映像付加情報相互変換装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。
施例の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明による映像付加情報相互変換装置の他の
実施例の構成を示すブロック図である。
実施例の構成を示すブロック図である。
１ Ｓ−ＤＣデコーダ ２、１１ 信号セレクタ ３、１２ ＶＢＩＤデコーダ ４ Ｙ／Ｄ合成回路 ５、１４ Ｓ−ＤＣエンコーダ ６ ＶＢＩＤエンコーダ ７、８、１５ 制御信号経路 ９、１７ Ｓ映像出力端子 １０、１６ ビデオ信号出力端子
Claims (4)
- 【請求項１】 垂直ブランキングを利用して映像付加情
報を伝送する第１の伝送方式およびＳ映像端子に直流分
を重畳して伝送する第２の伝送方式により映像付加情報
が付加された映像信号の少なくとも一方を入力すること
ができる入力手段と、 上記入力手段から入力される映像信号中の映像付加情報
を検出する少なくとも一方の伝送方式の映像付加情報復
号手段と、 上記映像付加情報復号手段の検出出力により制御されて
入力された映像信号に異なった伝送方式の映像付加情報
を付加する少なくとも一方の伝送方式の映像付加情報符
号化手段とを備え、 第１の伝送方式の映像付加情報が付加された複合映像信
号および両伝送方式の映像付加情報が付加されたＳ映像
信号を出力することを特徴とする映像付加情報伝送方式
相互変換装置。 - 【請求項２】 入力手段が第１および第２の伝送方式に
よる映像付加情報が付加されたＳ映像信号のいずれかを
入力するものであり、 映像付加情報符号化手段のうちの第１の伝送方式による
ものが入力されたＳ映像信号およびその輝度成分と色度
成分を合成して得た複合映像信号の各々に対して、第１
の伝送方式による映像付加情報を付加することを特徴と
する請求項１に記載の情報伝送方式相互変換装置。 - 【請求項３】 入力手段が第１の伝送方式による映像付
加情報が付加された複合映像信号を入力するものであ
り、 映像付加情報符号化手段が第２の伝送方式によるもので
あって、入力された複合映像信号から輝度成分と色度成
分を分離して得たＳ映像信号に対して、第２の伝送方式
による映像付加情報を付加することを特徴とする請求項
１に記載の映像付加情報伝送方式相互変換装置。 - 【請求項４】 映像付加情報が映像のアスペクト比の変
換の際の画面モードを示すビデオＩＤ信号であることを
特徴とする請求項１乃至請求項３のうちの１に記載の映
像付加情報伝送方式相互変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4171541A JPH05344487A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 映像付加情報伝送方式相互変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4171541A JPH05344487A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 映像付加情報伝送方式相互変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05344487A true JPH05344487A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15925040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4171541A Pending JPH05344487A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 映像付加情報伝送方式相互変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05344487A (ja) |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP4171541A patent/JPH05344487A/ja active Pending
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