JPH05153634A - Ｍｕｓｅ信号送受信システム - Google Patents
Ｍｕｓｅ信号送受信システムInfo
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- JPH05153634A JPH05153634A JP3308889A JP30888991A JPH05153634A JP H05153634 A JPH05153634 A JP H05153634A JP 3308889 A JP3308889 A JP 3308889A JP 30888991 A JP30888991 A JP 30888991A JP H05153634 A JPH05153634 A JP H05153634A
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- system signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＭＵＳＥ信号送受信システムに関し、静止系
信号と動き系信号を別々に伝送し、再生側では静止系信
号と動き系信号を別々に再生することにより、静止領域
と動き領域を正確に再生して再生画質を良くすることを
目的とする。 【構成】 送信側では、ＴＣＩエンコーダ３で色線順次
ＴＣＩ信号にエンコードした画像信号を、静止系信号と
動き系信号処理手段で各々信号処理して送信し、受信側
では静止系信号の入力を分岐させ、静止系信号再生回路
１４と動き検出回路１７に入力し、動き系信号は動き系
信号再生回路２０に入力して、前記両再生回路１４及び
２０で各々内挿処理を行って静止系信号と動き系信号を
別々に再生し、混合回路１６で動き検出回路１７で検出
された動き量に応じた係数により、前記両信号を比例混
合して再生し、通常のＭＵＳＥ信号は入力端子１２に入
力し、切換器１９で動き系信号再生回路２０への入力信
号を切り換えて再生する。
信号と動き系信号を別々に伝送し、再生側では静止系信
号と動き系信号を別々に再生することにより、静止領域
と動き領域を正確に再生して再生画質を良くすることを
目的とする。 【構成】 送信側では、ＴＣＩエンコーダ３で色線順次
ＴＣＩ信号にエンコードした画像信号を、静止系信号と
動き系信号処理手段で各々信号処理して送信し、受信側
では静止系信号の入力を分岐させ、静止系信号再生回路
１４と動き検出回路１７に入力し、動き系信号は動き系
信号再生回路２０に入力して、前記両再生回路１４及び
２０で各々内挿処理を行って静止系信号と動き系信号を
別々に再生し、混合回路１６で動き検出回路１７で検出
された動き量に応じた係数により、前記両信号を比例混
合して再生し、通常のＭＵＳＥ信号は入力端子１２に入
力し、切換器１９で動き系信号再生回路２０への入力信
号を切り換えて再生する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＭＵＳＥ信号送受信シ
ステムに関する。
ステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のＭＵＳＥ信号送受信システムにお
いては、図２に示すように、送信側ではＴＣＩエンコー
ダ３からの出力を分岐させて、静止系信号は３次元プリ
フィルタ４及び静止系信号処理回路５で信号処理を行っ
て、混合回路３１の一端に入力し、動き系信号は２次元
プリフィルタ７及び動き系信号処理回路８で信号処理を
行って、混合回路３１の他端に入力している。また、Ｔ
ＣＩエンコーダ３からの出力を動き検出回路３０に入力
し、動き検出回路３０で画素毎の動き量を検出し、動き
量に応じた係数を出力し混合回路３１に入力し、混合回
路３１で静止系信号及び動き系信号に係数を乗算し、加
算を行って両信号を比例混合して周波数変換器３２に入
力して、周波数変換器３２で１６．２ＭＨｚでフレーム
間オフセットサブサンプリングを行って、ディジタル信
号形式のＭＵＳＥ信号とし、同信号をアナログ信号への
変換処理等の送信処理を行って送出するようにしてい
る。
いては、図２に示すように、送信側ではＴＣＩエンコー
ダ３からの出力を分岐させて、静止系信号は３次元プリ
フィルタ４及び静止系信号処理回路５で信号処理を行っ
て、混合回路３１の一端に入力し、動き系信号は２次元
プリフィルタ７及び動き系信号処理回路８で信号処理を
行って、混合回路３１の他端に入力している。また、Ｔ
ＣＩエンコーダ３からの出力を動き検出回路３０に入力
し、動き検出回路３０で画素毎の動き量を検出し、動き
量に応じた係数を出力し混合回路３１に入力し、混合回
路３１で静止系信号及び動き系信号に係数を乗算し、加
算を行って両信号を比例混合して周波数変換器３２に入
力して、周波数変換器３２で１６．２ＭＨｚでフレーム
間オフセットサブサンプリングを行って、ディジタル信
号形式のＭＵＳＥ信号とし、同信号をアナログ信号への
変換処理等の送信処理を行って送出するようにしてい
る。
【０００３】受信側では送信されてきたＭＵＳＥ信号を
復調し、サンプリング周波数１６．２ＭＨｚのＡ／Ｄ変
換器等で受信処理した後、ディジタル信号に変換され抽
出された画像信号を入力端子３３を介して入力し、同入
力を分岐させて、静止系信号は静止系信号再生回路１４
及び周波数変換器１５で信号処理した後混合回路１６の
一端に入力し、動き系信号は動き系信号再生回路２０及
び周波数変換器２１で信号処理した後、混合回路１６の
他端に入力し、前記分岐させた画像信号を動き検出回路
１７に入力し、動き検出回路１７で画素毎の動き量を検
出し、動き量に応じた係数を出力し周波数変換器１８に
入力し、周波数変換器１８でサンプリング周波数を変換
して混合回路１６に入力し、混合回路１６で静止系信号
及び動き系信号に係数を乗算し、加算を行って静止系信
号と動き系信号を比例混合してＴＣＩデコーダ２２に入
力し、ＴＣＩデコーダ２２で輝度信号及び色差信号にデ
コードして逆マトリックス回路２３に入力して、逆マト
リックス回路２３で原色信号に変換し、同原色信号に基
づいてディスプレイ等に入力して画像を再生するように
している。
復調し、サンプリング周波数１６．２ＭＨｚのＡ／Ｄ変
換器等で受信処理した後、ディジタル信号に変換され抽
出された画像信号を入力端子３３を介して入力し、同入
力を分岐させて、静止系信号は静止系信号再生回路１４
及び周波数変換器１５で信号処理した後混合回路１６の
一端に入力し、動き系信号は動き系信号再生回路２０及
び周波数変換器２１で信号処理した後、混合回路１６の
他端に入力し、前記分岐させた画像信号を動き検出回路
１７に入力し、動き検出回路１７で画素毎の動き量を検
出し、動き量に応じた係数を出力し周波数変換器１８に
入力し、周波数変換器１８でサンプリング周波数を変換
して混合回路１６に入力し、混合回路１６で静止系信号
及び動き系信号に係数を乗算し、加算を行って静止系信
号と動き系信号を比例混合してＴＣＩデコーダ２２に入
力し、ＴＣＩデコーダ２２で輝度信号及び色差信号にデ
コードして逆マトリックス回路２３に入力して、逆マト
リックス回路２３で原色信号に変換し、同原色信号に基
づいてディスプレイ等に入力して画像を再生するように
している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のＭＵＳＥ信号送
受信システムにおいては、静止系信号と動き系信号を比
例混合して信号を送出するようにしており、従って、送
信側に動き検出回路が必要となり、受信側では静止系信
号と動き系信号が比例混合されているため、動き検出が
正確にできないといった問題があり、また、静止系信号
と動き系信号が混合されているため、静止領域と動き領
域の正確な再生が困難となるといった問題点もあった。
本発明は、静止系信号と動き系信号を別々に送出し、再
生側では静止系信号と動き系信号を別々に再生すること
により、静止領域と動き領域を正確に再生して再生画質
を良くすることを目的とする。
受信システムにおいては、静止系信号と動き系信号を比
例混合して信号を送出するようにしており、従って、送
信側に動き検出回路が必要となり、受信側では静止系信
号と動き系信号が比例混合されているため、動き検出が
正確にできないといった問題があり、また、静止系信号
と動き系信号が混合されているため、静止領域と動き領
域の正確な再生が困難となるといった問題点もあった。
本発明は、静止系信号と動き系信号を別々に送出し、再
生側では静止系信号と動き系信号を別々に再生すること
により、静止領域と動き領域を正確に再生して再生画質
を良くすることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】図１は、本発明の一実施
例を示す、ＭＵＳＥ信号送受信システムの電気回路ブロ
ック図であり、同図に示すように、ＭＵＳＥ信号送受信
システムにおいて、送信側ではＴＣＩエンコーダ３で色
線順次ＴＣＩ信号にエンコードし、画像信号を静止系信
号処理手段（図１においては、プリフィルタ４と静止系
信号処理回路５と周波数変換器６）と、動き系信号処理
手段（図１においては、プリフィルタ７と動き系信号処
理回路８と周波数変換器９）で各々間引き処理して静止
系信号と動き系信号として送信し、受信側では静止系信
号と動き系信号の入力端子１２及び１３を設けて、静止
系信号の入力端子１２からの入力を分岐させて、一方を
静止系信号再生回路１４に入力し、他方を動き検出回路
１７に入力し、動き系信号の入力端子１３からの入力は
動き系信号再生回路２０に入力して、前記両再生回路１
４及び２０で各々内挿処理を行って静止系信号と動き系
信号を再生し、各々を周波数変換器１５及び２１に入力
し、周波数変換器１５及び２１でサンプリング周波数を
変換して混合回路１６に入力し、前記動き検出回路１７
で検出された動き量に応じた係数を出力し周波数変換器
１８に入力し、周波数変換器１８でサンプリング周波数
を変換して混合回路１６に入力し、前記再生された静止
系信号と動き系信号を比例混合してＭＵＳＥ信号を再生
するようにしている。また、前記動き系信号の入力端子
１３と動き系信号再生回路２０の間に切換器１９を設け
て、入力端子１３からの入力を前記切換器１９の一端に
入力し、前記静止系信号の入力端子１２からの入力を前
記切換器１９の他端に加え、通常のＭＵＳＥ信号を受信
する場合には、ＭＵＳＥ信号を入力端子１２に入力し、
前記切換器１９の出力を切り換えて、入力端子１２から
の入力を同切換器１９から出力せしめて、動き系信号再
生回路２０に入力するようにしている。
例を示す、ＭＵＳＥ信号送受信システムの電気回路ブロ
ック図であり、同図に示すように、ＭＵＳＥ信号送受信
システムにおいて、送信側ではＴＣＩエンコーダ３で色
線順次ＴＣＩ信号にエンコードし、画像信号を静止系信
号処理手段（図１においては、プリフィルタ４と静止系
信号処理回路５と周波数変換器６）と、動き系信号処理
手段（図１においては、プリフィルタ７と動き系信号処
理回路８と周波数変換器９）で各々間引き処理して静止
系信号と動き系信号として送信し、受信側では静止系信
号と動き系信号の入力端子１２及び１３を設けて、静止
系信号の入力端子１２からの入力を分岐させて、一方を
静止系信号再生回路１４に入力し、他方を動き検出回路
１７に入力し、動き系信号の入力端子１３からの入力は
動き系信号再生回路２０に入力して、前記両再生回路１
４及び２０で各々内挿処理を行って静止系信号と動き系
信号を再生し、各々を周波数変換器１５及び２１に入力
し、周波数変換器１５及び２１でサンプリング周波数を
変換して混合回路１６に入力し、前記動き検出回路１７
で検出された動き量に応じた係数を出力し周波数変換器
１８に入力し、周波数変換器１８でサンプリング周波数
を変換して混合回路１６に入力し、前記再生された静止
系信号と動き系信号を比例混合してＭＵＳＥ信号を再生
するようにしている。また、前記動き系信号の入力端子
１３と動き系信号再生回路２０の間に切換器１９を設け
て、入力端子１３からの入力を前記切換器１９の一端に
入力し、前記静止系信号の入力端子１２からの入力を前
記切換器１９の他端に加え、通常のＭＵＳＥ信号を受信
する場合には、ＭＵＳＥ信号を入力端子１２に入力し、
前記切換器１９の出力を切り換えて、入力端子１２から
の入力を同切換器１９から出力せしめて、動き系信号再
生回路２０に入力するようにしている。
【０００６】
【作用】本発明は上記した構成により、ＭＵＳＥ信号を
送出するようにしており、送信側では静止系信号と動き
系信号を別々に信号処理して送出するようにし、受信側
では静止系信号と動き系信号を別々に再生処理し、その
後、比例混合して画像信号とするようにしており、従来
のように、静止系信号と動き系信号が混合された信号に
対して再生処理を行うのと異なり、静止領域と動き領域
を正確に再生することができる。
送出するようにしており、送信側では静止系信号と動き
系信号を別々に信号処理して送出するようにし、受信側
では静止系信号と動き系信号を別々に再生処理し、その
後、比例混合して画像信号とするようにしており、従来
のように、静止系信号と動き系信号が混合された信号に
対して再生処理を行うのと異なり、静止領域と動き領域
を正確に再生することができる。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明の一実施例を示す、ＭＵＳＥ
信号送受信システムの電気回路ブロック図であり、図１
の上段は送信側を示し、下段は受信側を示しており、図
中、図２で示したものと同一のものは同一の記号で示し
ている。まず、送信側について以下に説明する。１はハ
イビジョン用カメラであり、ハイビジョン用カメラ１か
ら撮像した画像をＲＧＢの原色信号として出力し、同原
色信号をディジタル信号に変換し逆ガンマ補正等の処理
を行った後、マトリックス回路２に入力し、マトリック
ス回路２で輝度信号及び色差信号（Ｙ，Ｒ−Ｙ，Ｂ−
Ｙ）に変換して出力し、ＴＣＩエンコーダ３に入力して
いる。ＴＣＩエンコーダ３では色線順次ＴＣＩ信号にエ
ンコードして出力し、以下、画像信号を静止系信号と動
き系信号に分けて信号処理するようにしている。静止系
信号は３次元プリフィルタ４で通過帯域を制限して静止
系信号処理回路５に入力し、静止系信号処理回路５でフ
ィールド間オフセットサンプリングを行って画素データ
を間引いて周波数変換器６に入力し、周波数変換器６で
サンプリング周波数を１６．２ＭＨｚに変換して静止系
信号Ｓとし、出力端子１０から出力する。
信号送受信システムの電気回路ブロック図であり、図１
の上段は送信側を示し、下段は受信側を示しており、図
中、図２で示したものと同一のものは同一の記号で示し
ている。まず、送信側について以下に説明する。１はハ
イビジョン用カメラであり、ハイビジョン用カメラ１か
ら撮像した画像をＲＧＢの原色信号として出力し、同原
色信号をディジタル信号に変換し逆ガンマ補正等の処理
を行った後、マトリックス回路２に入力し、マトリック
ス回路２で輝度信号及び色差信号（Ｙ，Ｒ−Ｙ，Ｂ−
Ｙ）に変換して出力し、ＴＣＩエンコーダ３に入力して
いる。ＴＣＩエンコーダ３では色線順次ＴＣＩ信号にエ
ンコードして出力し、以下、画像信号を静止系信号と動
き系信号に分けて信号処理するようにしている。静止系
信号は３次元プリフィルタ４で通過帯域を制限して静止
系信号処理回路５に入力し、静止系信号処理回路５でフ
ィールド間オフセットサンプリングを行って画素データ
を間引いて周波数変換器６に入力し、周波数変換器６で
サンプリング周波数を１６．２ＭＨｚに変換して静止系
信号Ｓとし、出力端子１０から出力する。
【０００８】動き系信号は２次元プリフィルタ７で通過
帯域を制限して動き系信号処理回路８に入力し、動き系
信号処理回路８でライン間オフセットサンプリングを行
って画素データを間引いて周波数変換器９に入力し、周
波数変換器９でサンプリング周波数を１６．２ＭＨｚに
変換して動き系信号Ｍとし、出力端子１１から出力する
ようにしている。出力端子１０及び出力端子１１からの
出力を伝送路等化処理や、アナログ信号への変換処理等
の送信処理を行って送出する。従って、従来と異なり、
送信側で動き検出回路や、混合回路が不要となり、送信
側の機器の回路を簡素化することができ、カメラ一体型
ＶＴＲ等に使用する場合は、周波数変換器６と出力端子
１０の間、及び周波数変換器９と出力端子１１の間に記
録系を挿入するようにしても良い。
帯域を制限して動き系信号処理回路８に入力し、動き系
信号処理回路８でライン間オフセットサンプリングを行
って画素データを間引いて周波数変換器９に入力し、周
波数変換器９でサンプリング周波数を１６．２ＭＨｚに
変換して動き系信号Ｍとし、出力端子１１から出力する
ようにしている。出力端子１０及び出力端子１１からの
出力を伝送路等化処理や、アナログ信号への変換処理等
の送信処理を行って送出する。従って、従来と異なり、
送信側で動き検出回路や、混合回路が不要となり、送信
側の機器の回路を簡素化することができ、カメラ一体型
ＶＴＲ等に使用する場合は、周波数変換器６と出力端子
１０の間、及び周波数変換器９と出力端子１１の間に記
録系を挿入するようにしても良い。
【０００９】受信側では、送信されてきた信号を復調
し、サンプリング周波数１６．２ＭＨｚのＡ／Ｄ変換器
でディジタル信号に変換され抽出された静止系信号Ｓと
動き系信号Ｍとを、入力端子１２及び１３に加えるよう
にしている。入力端子１３からの入力は切換器１９の一
端に入力し、入力端子１２からの入力は分岐させて、同
分岐させた第１を静止系信号再生回路１４に入力し、前
記分岐させた第２を動き検出回路１７に入力し、前記分
岐させた第３を前記切換器１９の他端に入力している。
通常のＭＵＳＥ信号を受信する場合、ＭＵＳＥ信号を入
力端子１２に入力し、切換器１９を切り換えて、入力端
子１２からの入力が動き系信号再生回路２０に入力され
るようにして、従来のＭＵＳＥデコーダと同様な信号処
理を行って、ＭＵＳＥ信号を再生できるようにしてい
る。
し、サンプリング周波数１６．２ＭＨｚのＡ／Ｄ変換器
でディジタル信号に変換され抽出された静止系信号Ｓと
動き系信号Ｍとを、入力端子１２及び１３に加えるよう
にしている。入力端子１３からの入力は切換器１９の一
端に入力し、入力端子１２からの入力は分岐させて、同
分岐させた第１を静止系信号再生回路１４に入力し、前
記分岐させた第２を動き検出回路１７に入力し、前記分
岐させた第３を前記切換器１９の他端に入力している。
通常のＭＵＳＥ信号を受信する場合、ＭＵＳＥ信号を入
力端子１２に入力し、切換器１９を切り換えて、入力端
子１２からの入力が動き系信号再生回路２０に入力され
るようにして、従来のＭＵＳＥデコーダと同様な信号処
理を行って、ＭＵＳＥ信号を再生できるようにしてい
る。
【００１０】本発明による、静止系信号Ｓと動き系信号
Ｍとが別々に送出されてきた信号を再生する場合、入力
端子１２から入力された静止系信号Ｓを静止系信号再生
回路１４に入力して、同静止系信号再生回路１４でサン
プリング周波数を変換してフレーム間内挿及びフィール
ド間内挿処理を行って出力し周波数変換器１５に入力
し、同周波数変換器１５でサンプリング周波数を変換す
ることにより、静止領域の信号を再生し、混合回路１６
の一端に入力するようにしている。また、入力端子１３
から入力された動き系信号Ｍを切換器１９を介して動き
系信号再生回路２０に入力して、同動き系信号再生回路
２０でサンプリング周波数を変換してフィールド内内挿
処理を行って出力し周波数変換器２１に入力し、同周波
数変換器２１でサンプリング周波数を変換することによ
り、動き領域の信号を再生し、混合回路１６の他端に入
力するようにしている。
Ｍとが別々に送出されてきた信号を再生する場合、入力
端子１２から入力された静止系信号Ｓを静止系信号再生
回路１４に入力して、同静止系信号再生回路１４でサン
プリング周波数を変換してフレーム間内挿及びフィール
ド間内挿処理を行って出力し周波数変換器１５に入力
し、同周波数変換器１５でサンプリング周波数を変換す
ることにより、静止領域の信号を再生し、混合回路１６
の一端に入力するようにしている。また、入力端子１３
から入力された動き系信号Ｍを切換器１９を介して動き
系信号再生回路２０に入力して、同動き系信号再生回路
２０でサンプリング周波数を変換してフィールド内内挿
処理を行って出力し周波数変換器２１に入力し、同周波
数変換器２１でサンプリング周波数を変換することによ
り、動き領域の信号を再生し、混合回路１６の他端に入
力するようにしている。
【００１１】さらに、入力端子１２から入力された静止
系信号Ｓを動き検出回路１７に入力し、動き検出回路１
７で画素毎の動き量を検出し、動き量に応じた係数を出
力して周波数変換器１８に入力し、同周波数変換器１８
でサンプリング周波数を変換して混合回路１６に入力す
るようにしている。混合回路１６では、静止領域の信号
に画素毎の動き量に応じた係数を乗算し、また、動き領
域の信号に画素毎の動き量に応じた係数を乗算して前記
乗算値と加算することにより、静止領域の信号と動き領
域の信号を比例混合して出力しＴＣＩデコーダ２２に入
力し、同ＴＣＩデコーダ２２で輝度信号Ｙと色差信号Ｒ
−Ｙ，Ｂ−Ｙにデコードして出力し、同出力をアナログ
信号に変換する処理等を行って逆マトリックス回路２３
に入力し、同逆マトリックス回路２３でＲＧＢの原色信
号に変換して出力し、同出力をディスプレイ等に入力し
て画像を再生するようにしている。
系信号Ｓを動き検出回路１７に入力し、動き検出回路１
７で画素毎の動き量を検出し、動き量に応じた係数を出
力して周波数変換器１８に入力し、同周波数変換器１８
でサンプリング周波数を変換して混合回路１６に入力す
るようにしている。混合回路１６では、静止領域の信号
に画素毎の動き量に応じた係数を乗算し、また、動き領
域の信号に画素毎の動き量に応じた係数を乗算して前記
乗算値と加算することにより、静止領域の信号と動き領
域の信号を比例混合して出力しＴＣＩデコーダ２２に入
力し、同ＴＣＩデコーダ２２で輝度信号Ｙと色差信号Ｒ
−Ｙ，Ｂ−Ｙにデコードして出力し、同出力をアナログ
信号に変換する処理等を行って逆マトリックス回路２３
に入力し、同逆マトリックス回路２３でＲＧＢの原色信
号に変換して出力し、同出力をディスプレイ等に入力し
て画像を再生するようにしている。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ＭＵＳＥ信号を静止系信号と動き系信号とに分けて別々
に送出するようにしており、送信側で動き検出回路や混
合回路が不要となり、送信側の回路を簡素化することが
でき、また、受信側では静止系信号と動き系信号を別々
に再生処理することができ、静止領域と動き領域を正確
に再生することができ、再生画質の良いＭＵＳＥ信号送
受信システムを提供することができる。
ＭＵＳＥ信号を静止系信号と動き系信号とに分けて別々
に送出するようにしており、送信側で動き検出回路や混
合回路が不要となり、送信側の回路を簡素化することが
でき、また、受信側では静止系信号と動き系信号を別々
に再生処理することができ、静止領域と動き領域を正確
に再生することができ、再生画質の良いＭＵＳＥ信号送
受信システムを提供することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す、ＭＵＳＥ信号送受信
システムの電気回路ブロック図である。
システムの電気回路ブロック図である。
【図２】従来例を示す、ＭＵＳＥ信号送受信システムの
電気回路ブロック図である。
電気回路ブロック図である。
１ カメラ ２ マトリックス回路 ３ ＴＣＩエンコーダ ４ プリフィルタ ５ 静止系信号処理回路 ６ 周波数変換器 ７ プリフィルタ ８ 動き系信号処理回路 ９ 周波数変換器 １０ 出力端子 １１ 出力端子 １２ 入力端子 １３ 入力端子 １４ 静止系信号再生回路 １５ 周波数変換器 １６ 混合回路 １７ 動き検出回路 １８ 周波数変換器 １９ 切換器 ２０ 動き系信号再生回路 ２１ 周波数変換器 ２２ ＴＣＩデコーダ ２３ 逆マトリックス回路 ３０ 動き検出回路 ３１ 混合回路 ３２ 周波数変換器 ３３ 入力端子
Claims (3)
- 【請求項１】 ＭＵＳＥ信号送受信システムにおいて、
送信側ではＴＣＩエンコーダでエンコードされた色線順
次ＴＣＩ信号の画像信号に対し、静止系信号処理手段と
動き系信号処理手段とを設けて、前記画像信号を各々間
引き処理して静止系信号と動き系信号として送信し、受
信側では静止系信号と動き系信号の入力端子を設けて、
静止系信号の入力端子からの入力を分岐させて、一方を
静止系信号再生回路に入力し、他方を動き検出回路に入
力し、動き系信号の入力端子からの入力は動き系信号再
生回路に入力して、前記両再生回路で各々内挿処理を行
って静止系信号と動き系信号を再生し、前記動き検出回
路で検出された動き量に応じて前記再生された静止系信
号と動き系信号を混合してＭＵＳＥ信号を再生すること
を特徴とするＭＵＳＥ信号送受信システム。 - 【請求項２】 前記動き系信号の入力端子と動き系信号
再生回路の間に切換器を設けて、同切換器の一端に前記
動き系信号の入力端子からの入力を加え、前記静止系信
号の入力端子からの入力を前記切換器の他端に加え、通
常のＭＵＳＥ信号を受信する場合には、前記静止系信号
の入力端子にＭＵＳＥ信号を入力し、前記切換器の出力
を切り換えて、前記静止系信号の入力端子からの入力を
同切換器から出力せしめることを特徴とする請求項１記
載のＭＵＳＥ信号送受信システム。 - 【請求項３】 前記静止系信号処理手段が、通過帯域を
制限する３次元プリフィルタと、画像信号を間引く静止
系信号処理回路と、サンプリング周波数を変換する周波
数変換器とからなり、前記動き系信号処理手段が、通過
帯域を制限する２次元プリフィルタと、画像信号を間引
く動き系信号処理回路と、サンプリング周波数を変換す
る周波数変換器とからなることを特徴とする請求項１記
載のＭＵＳＥ信号送受信システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03308889A JP3125896B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | Ｍｕｓｅ信号送受信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03308889A JP3125896B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | Ｍｕｓｅ信号送受信システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05153634A true JPH05153634A (ja) | 1993-06-18 |
| JP3125896B2 JP3125896B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=17986486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03308889A Expired - Fee Related JP3125896B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | Ｍｕｓｅ信号送受信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3125896B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07217370A (ja) * | 1994-02-01 | 1995-08-15 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | シールド掘進機 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP03308889A patent/JP3125896B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3125896B2 (ja) | 2001-01-22 |
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