JPH05343574A - 半導体スタック - Google Patents

半導体スタック

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JPH05343574A
JPH05343574A JP14934292A JP14934292A JPH05343574A JP H05343574 A JPH05343574 A JP H05343574A JP 14934292 A JP14934292 A JP 14934292A JP 14934292 A JP14934292 A JP 14934292A JP H05343574 A JPH05343574 A JP H05343574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat element
insulating spacer
flat
cooling fin
insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP14934292A
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English (en)
Inventor
Akio Fukushima
昭男 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横方向に取付けた半導体スタックの平形素子
の交換を容易に行なえるようにする。 【構成】 冷却フィン3の平形素子2及び絶縁スペーサ
4との接触面に突起14を設ける。又平形素子2又は絶縁
スペーサ4の上記突起14と対応する部分に凹部を設け
る。締付ねじ6をゆるめ過ぎても、凹部にはめ込まれた
突起14により、平形素子2や絶縁スペーサ4がすべり落
ちることがない。 【効果】 締付ねじのゆるめ加減の裕度が大きくなり平
形素子の交換作業が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電力変換装置に用い
られる半導体スタックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えば実開平2−52360号
公報に示された従来の半導体スタックに類似の半導体ス
タックの断面図であり、横方向に設置した状態を示して
いる。図に於て1は電流を制御する様に組立てられた半
導体スタックで以後スタックと言う。2は電流を制御す
る半導体素子で、平形素子である。3は平形素子2を冷
却するための冷却フィン、4は冷却フィン3や平形素子
2等を絶縁するための絶縁スペーサ、5は平形素子2に
通電するための引出導体、6は平形素子2に圧接力を加
えるための締付ねじであり、クランプの機能を有してい
る。7はスタック1の取付脚、8は平形素子2等の圧接
力を受ける可動ピン、である。
【0003】9は可動ピン8の圧接力を取付脚7へ伝え
るばねであり、飛び出さないよう可動ピン8に伸縮自在
に、はめ込まれている。10は2個の取付脚7の間隔を一
定に保つ保持棒である。スタック1は複数組の平形素子
2、冷却フィン3、絶縁スペーサ4、と2本以上の引出
導体5、1本の締付ネジ6、2個の取付脚7、1本の可
動ピン8、1個以上のばね9、2本の保持棒10で構成さ
れている。
【0004】11は平形素子2、冷却フィン3、絶縁スペ
ーサ4を分解するときに用いる可動受台、12は可動受台
11を上下に移動する調節ねじ、13は可動受台11の取付台
である。なお冷却フィン3の両側には、かならず平形素
子2か絶縁スペーサ4があり、それ以外のものがある事
はない。又、図5では冷却フィン3と絶縁スペーサ4と
はほぼ同じ大きさであるかのように示しているが、一般
的には、冷却フィン3への通風効果を高めるため、絶縁
スペーサ4の大きさは冷却フィン3より小さく平形素子
2と同程度の大きさで製作されている。
【0005】次に動作について説明する。平形素子2、
冷却フィン3、絶縁スペーサ4、引出導体5、は締付ね
じ6を締付ける事によって締付ねじ6と可動ピン8との
間で、互に規定の圧力で圧接され、保持される。このと
きばね9は圧縮され可動ピン8を押している。スタック
1の2個の取付脚7は、互に、保持棒10により一定間隔
に保持され、可動ピン8と締付ねじ6から圧接力が加わ
っても曲がったり、たわんだりしない十分な強度を有し
ている。正常に使用中は可動受台11と冷却フィン3とは
十分離されている。
【0006】平形素子2は、まれではあるが故障する場
合があり、その場合は交換しなければならない。交換の
方法は、スタック1が縦方向に取付けられている場合
は、平形素子2の交換のため締付ねじ6をゆるめても平
形素子2が落ちる事はなく問題がないが、横方向(図5
に示されているような方向)に取付けられている場合に
は以下の様な手順で進めなければならない。
【0007】スタック1が図5に示すように横方向に取
付けられている場合に、平形素子2を交換するには、ま
ず、調節ねじ12を調節して、可動受台11を冷却フィン3
や絶縁スペーサ4に接するまで持上げてから、締付ねじ
6をゆるめて、ばね9がゆるみ、平形素子2等への圧接
力が、ゼロに近くなるようにする。
【0008】この時の締付ねじ6のゆるめ加減は非常に
重要でかつ微妙である。なぜなら、可動受台11は冷却フ
ィン3を支えてはいるが、外径の小さい平形素子2は支
えていないので、ゆるめすぎると全ての平形素子2が同
時に下方へ落下してしまうからである。又、ゆるめ方が
足りなければ、不良の平形素子2をとり出そうとしても
圧接力によってはさみ付けられており取出すことが出来
ない。
【0009】締付ねじ6を適度にゆるめてから、交換す
べき平形素子2の両側の冷却フィン3の間隔を、手で押
し広げると、間の平形素子2は、下方へ落下するので、
交換すべき新しい平形素子2を挿入し、押し広げていた
両側の冷却フィン3をゆるめると、ばね9の力で全ての
平形素子2が保持される。次いで締付ねじ6を規定の強
さまで締付けてから、調節ねじ12によって可動受台11を
下方へ下げて、冷却フィン3と可動受台11とが離れるよ
うにする。以上で平形素子2の交換を終了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のスタックは以上
の様に構成されているので、スタックが横方向に取付け
られている場合は、不良の平形素子の交換に際して、締
付ねじをゆるめる作業がむずかしく、失敗すると全ての
平形素子が落下してしまい、不良の平形素子がどれなの
か判らなくなったり、スタック全体を、初めから組立て
直すなどの手間がかかると言う問題があるため、熟練作
業者でなければ平形素子の交換作業が実施出来ないと言
う問題があった。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、横方向に取付けられた半導体
スタックの平形素子を、容易に交換出来るようにするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスタック
は平形素子と冷却フィン及び絶縁スペーサと冷却フィン
とが接する面の冷却フィンの側に突起を設け、この突起
が平形素子及び絶縁スペーサに設けられた凹部に咬合す
るか、あるいは平形素子及び絶縁スペーサの外周部に接
するようにして、組立てるものである。
【0013】
【作用】この発明におけるスタックは、スタックを横方
向に取付けた状態で平形素子を交換するとき、締付ネジ
を極端にゆるめないかぎり、少々ゆるめすぎても冷却フ
ィンに設けられ平形素子あるいは絶縁スペーサの凹部に
咬合し、あるいは外周部を支持するように配置した突起
物により、平形素子や絶縁スペーサが落下することがな
い。
【0014】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図に
もとづいて説明する。図1は実施例1のスタックの構造
を示す分解斜視図であり横方向に取付けた状態を示すも
のである。図に於て1〜3、5〜10は図5の従来の例と
同じであるので説明を省略する。図には示していない
が、絶縁スペーサ4も従来と同様に用いられている。
又、可動受台11等は用いられていないものとして図には
示していないが用いられていてもかまわない。
【0015】14は冷却フィン3の平形素子2との接触面
の中央に設けられた金属製又は硬質プラスチック製の突
起、15は平形素子2及び絶縁スペーサ4の両方の冷却フ
ィン3との接触面の中央に設けられた凹部で、その大き
さは突起14が完全に入り込むようなものである。
【0016】実施例1の構造をより詳しく説明するた
め、図2に図1のスタックの部分断面図を示す。図に於
て突起14は冷却フィン3の中央に設けたねじ穴にねじ込
んで止められている。突起14の冷却フィン3の表面から
の突出高さは、凹部15の深さよりは小さいので、平形素
子2と冷却フィン3又は絶縁スペーサ4と冷却フィン3
との接触面を互に合せたとき、接触面は、突起14にじゃ
まされずに完全に接触する。
【0017】次に動作について説明する。平形素子2を
交換するため締付ねじ6をゆるめた時、平形素子2と冷
却フィン3と絶縁スペーサ4は互に接触していた圧接力
が小さくなり、場合によっては互の接触部分に隙間が生
じる。締付ねじ6のゆるめ方が大きくなり従来のスタッ
ク1ならば平形素子2がすべり落ちる程の隙間が生じて
も、図2の場合には突起14が凹部15に入り込んでいるた
め、平形素子2や絶縁スペーサ4がすべり落ちる事はな
い。
【0018】交換すべき平形素子2をとり出すには、手
又は適当な工具を用いて、交換すべき平形素子2の両側
の冷却フィン3を押し、隙間を押し広げると、各部の隙
間が1ヶ所に集中して平形素子2の両側の隙間が大きく
なり、突起14が凹部15からぬけ出るので平形素子2は容
易に取り出されるようになる。
【0019】なお平形素子2は、その製造段階で接触面
を完全な平滑面にするための機械加工工程があり、その
時、面の中心を出すために、中央に都合の良い凹部が設
けられている場合が多い。そのため実施例1に於ては、
凹部15を設けるため、わざわざ平形素子2を改造する必
要はない。
【0020】実施例2.図3は実施例2を示す分解斜視
図である。実施例1では突起14が凹部15に、はめ込まれ
るものとして説明したが、図3に示すように、突起14が
1つの接触面上に複数個設けられ、この複数個の突起14
が囲む部分の内側に平形素子2又は絶縁スペーサ4が入
り込み、突起14が平形素子2又は絶縁スペーサ4の外側
に接する様な構造でも同様の効果を得ることが出来る。
この場合の突起14は硬質プラスチック等の絶縁物で製作
されており、又平形素子2には凹部が設けられる必要が
ない。
【0021】実施例3.突起14の他の例を図4に示す。
図4では硬質プラスチック等の絶縁物で製作された輪状
突起16を冷却フィン3の表面に接着している。平形素子
2又は絶縁スペーサ4は輪状突起16の輪の内側にすっぽ
りはまり込むようになっている。
【0022】実施例1では接触面に設けられる突起14の
数は1本であるように図示しているが、複数本であって
もよい。又突起14を冷却フィン3に取付ける方法はねじ
止めとして図示しているが、溶接、接着圧入、あるいは
冷却フィン3との一体物としてけずり出すなど、の方法
でもよい。
【0023】又、実施例2では突起14は4本図示してい
るが2本以上であれば、ほぼ同様の効果が得られる。
又、実施例3では輪状突起16は、完全に1周した輪とし
て示しているが、半円状あるいは部分円状のものを1ケ
以上、1つの円周上に並べて用いてもよい。
【0024】実施例1〜3のいずれの場合も、可動台1
1、調節ねじ12、取付台13は用いられていないものとし
て、図には示していないが、併用してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、冷却フ
ィンに設けた突起が半導体素子又は絶縁スペーサに設け
た凹部にはまり込むか、あるいは突起が平形素子等の外
周部を支えるので、平形素子の交換のため締付ネジをゆ
るめる際、ねじをゆるめすぎても平形素子等が容易に
は、すべり落ちないので平形素子の交換作業が楽に行
え、熟練者でなくても交換作業を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す分解斜視図である。
【図2】図1のスタックの部分断面図である。
【図3】この発明の実施例2を示す分解斜視図である。
【図4】この発明の実施例3を示す分解斜視図である。
【図5】従来の半導体スタックを示す断面図である。
【符号の説明】 1 スタック 2 平形素子 3 冷却フィン 4 絶縁スペーサ 6 締付ねじ 9 ばね 14 突起 15 凹部 16 輪状突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適当数、積重ねた電流を制御する平形素
    子と前記平形素子を冷却する冷却フィンと、前記平形素
    子又は冷却フィンを絶縁する絶縁スペーサとを、両側か
    らクランプで挟んでばね圧により密着させて組立るよう
    にした半導体スタックに於いて、前記平形素子及び前記
    絶縁スペーサの、前記冷却フィンに接する面に凹部を設
    け、一方前記冷却フィンの前記平形素子及び前記絶縁ス
    ペーサに接する面に突起物を設け、前記凹部に前記突起
    物を咬合して組立てることを特徴とする半導体スタッ
    ク。
  2. 【請求項2】 適当数、積重ねた電流を制御する平形素
    子と前記平形素子を冷却する冷却フィンと、前記平形素
    子又は冷却フィンを絶縁する絶縁スペーサとを、両側か
    らクランプで挟んでばね圧により密着させて組立るよう
    にした半導体スタックに於いて、前記冷却フィンの前記
    平形素子及び前記絶縁スペーサと接する面に、前記平形
    素子及び絶縁スペーサの外周部を支持する突起物を設け
    た事を特徴とする半導体スタック。
JP14934292A 1992-06-09 1992-06-09 半導体スタック Pending JPH05343574A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14934292A JPH05343574A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 半導体スタック

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JP14934292A JPH05343574A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 半導体スタック

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JPH05343574A true JPH05343574A (ja) 1993-12-24

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ID=15473021

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14934292A Pending JPH05343574A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 半導体スタック

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JP (1) JPH05343574A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011211853A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Denso Corp 電力変換装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011211853A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Denso Corp 電力変換装置

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