JPH05343178A - 電子レンジ - Google Patents
電子レンジInfo
- Publication number
- JPH05343178A JPH05343178A JP14765192A JP14765192A JPH05343178A JP H05343178 A JPH05343178 A JP H05343178A JP 14765192 A JP14765192 A JP 14765192A JP 14765192 A JP14765192 A JP 14765192A JP H05343178 A JPH05343178 A JP H05343178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filament
- high voltage
- magnetrons
- magnetron
- transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のマグネトロンを小型で経済的な電源回
路で駆動し得る電子レンジを提供する。 【構成】 複数のマグネトロン１，３の各フィラメント
はそれぞれ変圧器５のフィラメント用二次巻線５ａ，５
ｂからのフィラメント加熱電源で加熱されるが、アノー
ドはスイッチ７を介して高電圧用二次巻線５ｃからの高
電圧を選択的に供給される。
路で駆動し得る電子レンジを提供する。 【構成】 複数のマグネトロン１，３の各フィラメント
はそれぞれ変圧器５のフィラメント用二次巻線５ａ，５
ｂからのフィラメント加熱電源で加熱されるが、アノー
ドはスイッチ７を介して高電圧用二次巻線５ｃからの高
電圧を選択的に供給される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のマグネトロンを
有する電子レンジに関する。
有する電子レンジに関する。
【０００２】
【従来の技術】電子レンジによって各種負荷を加熱する
場合、負荷に最適な加熱を行えるように複数のマグネト
ロンを有することが望ましい。図３は、このような複
数、この例では２個のマグネトロンを有する電子レンジ
を示す斜視図である。
場合、負荷に最適な加熱を行えるように複数のマグネト
ロンを有することが望ましい。図３は、このような複
数、この例では２個のマグネトロンを有する電子レンジ
を示す斜視図である。
【０００３】このように複数のマグネトロンを有する電
子レンジにおいて、該複数のマグネトロンを駆動するの
に、従来は各マグネトロン毎に個別の電源を設けてい
る。そして、各マグネトロンに対する励振口を切り換え
るのに、各電源を個別にオン−オフにしている。
子レンジにおいて、該複数のマグネトロンを駆動するの
に、従来は各マグネトロン毎に個別の電源を設けてい
る。そして、各マグネトロンに対する励振口を切り換え
るのに、各電源を個別にオン−オフにしている。
【０００４】図２は、このように複数、この例では２個
のマグネトロンを駆動する電源部の構成を示す回路図で
ある。同図に示すように、２つのマグネトロン５１，５
３は一次側が交流電源５５に接続された変圧器５７，５
９に接続されている。更に詳しくは、マグネトロン５１
のアノードは変圧器５７の高圧用二次巻線５７ａに倍電
圧整流回路を介して接続され、マグネトロン５１のフィ
ラメントは変圧器５７のフィラメント用二次巻線５７ｂ
に直接接続され、それぞれ高電圧およびフィラメント電
圧を供給されている。また同様に、マグネトロン５３の
アノードは変圧器５９の高圧用二次巻線５９ａに倍電圧
整流回路を介して接続され、マグネトロン５３のフィラ
メントは変圧器５９のフィラメント用二次巻線５９ｂに
直接接続され、それぞれ高電圧およびフィラメント電圧
を供給されている。
のマグネトロンを駆動する電源部の構成を示す回路図で
ある。同図に示すように、２つのマグネトロン５１，５
３は一次側が交流電源５５に接続された変圧器５７，５
９に接続されている。更に詳しくは、マグネトロン５１
のアノードは変圧器５７の高圧用二次巻線５７ａに倍電
圧整流回路を介して接続され、マグネトロン５１のフィ
ラメントは変圧器５７のフィラメント用二次巻線５７ｂ
に直接接続され、それぞれ高電圧およびフィラメント電
圧を供給されている。また同様に、マグネトロン５３の
アノードは変圧器５９の高圧用二次巻線５９ａに倍電圧
整流回路を介して接続され、マグネトロン５３のフィラ
メントは変圧器５９のフィラメント用二次巻線５９ｂに
直接接続され、それぞれ高電圧およびフィラメント電圧
を供給されている。
【０００５】また、マグネトロン５１，５３用の変圧器
５７，５９の一次側は、それぞれスイッチ６１，６３を
介して交流電源５５に接続され、該スイッチ６１，６３
のオン−オフによりマグネトロン５１，５３をオン−オ
フし得るようになっている。
５７，５９の一次側は、それぞれスイッチ６１，６３を
介して交流電源５５に接続され、該スイッチ６１，６３
のオン−オフによりマグネトロン５１，５３をオン−オ
フし得るようになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電子レ
ンジでは、複数のマグネトロンのそれぞれ用に電源回
路、すなわち変圧器、整流回路等を有しているため、非
経済的であるとともに、大きな実装スペースを必要とす
るという問題がある。
ンジでは、複数のマグネトロンのそれぞれ用に電源回
路、すなわち変圧器、整流回路等を有しているため、非
経済的であるとともに、大きな実装スペースを必要とす
るという問題がある。
【０００７】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、複数のマグネトロンを小型で
経済的な電源回路で駆動し得る電子レンジを提供するこ
とにある。
その目的とするところは、複数のマグネトロンを小型で
経済的な電源回路で駆動し得る電子レンジを提供するこ
とにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電子レンジは、複数のマグネトロンを有す
る電子レンジであって、前記複数のマグネトロンの各フ
ィラメントを加熱すべく各フィラメントにそれぞれ接続
されたフィラメント加熱電源と、高電圧を発生する高電
圧発生源と、該高電圧発生源からの高電圧を前記複数の
マグネトロンのアノードのいずれかに選択的に供給する
スイッチ手段とを有することを要旨とする。
め、本発明の電子レンジは、複数のマグネトロンを有す
る電子レンジであって、前記複数のマグネトロンの各フ
ィラメントを加熱すべく各フィラメントにそれぞれ接続
されたフィラメント加熱電源と、高電圧を発生する高電
圧発生源と、該高電圧発生源からの高電圧を前記複数の
マグネトロンのアノードのいずれかに選択的に供給する
スイッチ手段とを有することを要旨とする。
【０００９】
【作用】本発明の電子レンジでは、複数のマグネトロン
の各フィラメントはそれぞれのフィラメント加熱電源で
加熱されるが、アノードはスイッチ手段を介して選択的
に高電圧を供給される。
の各フィラメントはそれぞれのフィラメント加熱電源で
加熱されるが、アノードはスイッチ手段を介して選択的
に高電圧を供給される。
【００１０】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
【００１１】図１は、本発明の一実施例に係わる電子レ
ンジのマグネトロン駆動回路の構成を示す回路図であ
る。
ンジのマグネトロン駆動回路の構成を示す回路図であ
る。
【００１２】図１において、２個のマグネトロン１，３
のフィラメントは、それぞれ変圧器５のフィラメント用
二次巻線５ａ，５ｂに接続され、該フィラメント用二次
巻線５ａ，５ｂからのフィラメント用電圧を供給されて
加熱されている。また、マグネトロン１，３のアノード
はアースされているが、各フィラメントの一端がスイッ
チ７およびダイオード１１，１３、コンデンサ９からな
る倍電圧整流回路１５を介して変圧器５の高電圧用二次
巻線５ｃに接続され、これにより該高電圧用二次巻線５
ｃからの高電圧が倍電圧整流回路１５によって増大され
た倍電圧がスイッチ７を介して選択的にマグネトロン
１，３のアノードに供給されるようになっている。
のフィラメントは、それぞれ変圧器５のフィラメント用
二次巻線５ａ，５ｂに接続され、該フィラメント用二次
巻線５ａ，５ｂからのフィラメント用電圧を供給されて
加熱されている。また、マグネトロン１，３のアノード
はアースされているが、各フィラメントの一端がスイッ
チ７およびダイオード１１，１３、コンデンサ９からな
る倍電圧整流回路１５を介して変圧器５の高電圧用二次
巻線５ｃに接続され、これにより該高電圧用二次巻線５
ｃからの高電圧が倍電圧整流回路１５によって増大され
た倍電圧がスイッチ７を介して選択的にマグネトロン
１，３のアノードに供給されるようになっている。
【００１３】また、前記変圧器５の一次巻線５ｐは、平
滑コンデンサ２１、チョーク２３、ダイオードブリッジ
整流回路２５を介して交流電源２７に接続されている。
更に、変圧器５の一次巻線５ｐと平滑コンデンサ２１と
の間にはトランジスタ３１、ダイオード３３、コンデン
サ３５の並列回路が接続され、該トランジスタ３１は制
御回路３７によって制御されている。また、制御回路３
７は変流器３９を介して変圧器５の二次側の電流を検出
し得るようになっている。これらの制御回路３７、トラ
ンジスタ３１、ダイオード３３、コンデンサ３５、変流
器３９は変圧器５の二次側の出力電圧を検出して、入力
電圧を所定の交流電圧に変更制御するインバータ回路を
変圧器５とともに構成しているものである。
滑コンデンサ２１、チョーク２３、ダイオードブリッジ
整流回路２５を介して交流電源２７に接続されている。
更に、変圧器５の一次巻線５ｐと平滑コンデンサ２１と
の間にはトランジスタ３１、ダイオード３３、コンデン
サ３５の並列回路が接続され、該トランジスタ３１は制
御回路３７によって制御されている。また、制御回路３
７は変流器３９を介して変圧器５の二次側の電流を検出
し得るようになっている。これらの制御回路３７、トラ
ンジスタ３１、ダイオード３３、コンデンサ３５、変流
器３９は変圧器５の二次側の出力電圧を検出して、入力
電圧を所定の交流電圧に変更制御するインバータ回路を
変圧器５とともに構成しているものである。
【００１４】以上のように構成されたものにおいて、交
流電源２７からの交流電圧はダイオードブリッジ整流回
路２５で整流され、チョーク２３および平滑コンデンサ
２１で平滑されてから、トランジスタ３１、制御回路３
７等からなるインバータ回路によって所定の交流電圧に
変換されてから、変圧器５の一次巻線５ｐに供給され、
各二次巻線に所定の二次電圧が出力される。
流電源２７からの交流電圧はダイオードブリッジ整流回
路２５で整流され、チョーク２３および平滑コンデンサ
２１で平滑されてから、トランジスタ３１、制御回路３
７等からなるインバータ回路によって所定の交流電圧に
変換されてから、変圧器５の一次巻線５ｐに供給され、
各二次巻線に所定の二次電圧が出力される。
【００１５】そして、変圧器５のフィラメント用二次巻
線５ａ，５ｂからのフィラメント電圧はマグネトロン
１，３のフィラメントに同時に供給され、これにより両
マグネトロン１，３の両フィラメントは同時に加熱され
ている。
線５ａ，５ｂからのフィラメント電圧はマグネトロン
１，３のフィラメントに同時に供給され、これにより両
マグネトロン１，３の両フィラメントは同時に加熱され
ている。
【００１６】また、スイッチ７が図示のように接続され
ている場合において、変圧器５の高電圧用二次巻線５ｃ
からの高電圧は倍電圧整流回路１５によって倍電圧整流
された後、スイッチ７を介してマグネトロン１のフィラ
メントの一端に供給され、これにより該フィラメントの
一端とアースとの間に接続されているマグネトロン１の
アノードに高電圧を供給し、該マグネトロン１を駆動す
るようになっている。
ている場合において、変圧器５の高電圧用二次巻線５ｃ
からの高電圧は倍電圧整流回路１５によって倍電圧整流
された後、スイッチ７を介してマグネトロン１のフィラ
メントの一端に供給され、これにより該フィラメントの
一端とアースとの間に接続されているマグネトロン１の
アノードに高電圧を供給し、該マグネトロン１を駆動す
るようになっている。
【００１７】また、スイッチ７を図示と反対の側に接続
した場合には、変圧器５の高電圧用二次巻線５ｃからの
高電圧は、倍電圧整流回路１５およびスイッチ７を介し
てマグネトロン３の側に供給され、これによりマグネト
ロン３が駆動されることになる。
した場合には、変圧器５の高電圧用二次巻線５ｃからの
高電圧は、倍電圧整流回路１５およびスイッチ７を介し
てマグネトロン３の側に供給され、これによりマグネト
ロン３が駆動されることになる。
【００１８】なお、上記実施例において、前記スイッチ
７として、Ｍ．Ｂ．Ｂ．（メーク・ビフォア・ブレー
ク）型のスイッチを使用することにより、スイッチの切
り替え時に異常な高電圧が発生することがない。
７として、Ｍ．Ｂ．Ｂ．（メーク・ビフォア・ブレー
ク）型のスイッチを使用することにより、スイッチの切
り替え時に異常な高電圧が発生することがない。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のマグネトロンの各フィラメントはそれぞれのフィ
ラメント加熱電源で加熱されるが、アノードはスイッチ
手段を介して選択的に高電圧を供給されるので、従来の
ように各マグネトロンに対応して複数の駆動電源を設け
る必要がないため、経済的であるとともに、実装スペー
スも小さなものでよい。また、フィラメントは常時駆動
されているので、スイッチ手段で高電圧を選択的に切り
換えた時のマグネトロンの動作を高速化することができ
る。
複数のマグネトロンの各フィラメントはそれぞれのフィ
ラメント加熱電源で加熱されるが、アノードはスイッチ
手段を介して選択的に高電圧を供給されるので、従来の
ように各マグネトロンに対応して複数の駆動電源を設け
る必要がないため、経済的であるとともに、実装スペー
スも小さなものでよい。また、フィラメントは常時駆動
されているので、スイッチ手段で高電圧を選択的に切り
換えた時のマグネトロンの動作を高速化することができ
る。
【図１】本発明の一実施例に係わる電子レンジのマグネ
トロン駆動回路の構成を示す回路図である。
トロン駆動回路の構成を示す回路図である。
【図２】マグネトロンを複数有する従来の電子レンジの
回路図である。
回路図である。
【図３】複数のマグネトロンを有する電子レンジを示す
斜視図である。
斜視図である。
１，３ マグネトロン ５ 変圧器 ５ａ，５ｂ フィラメント用二次巻線 ５ｃ 高電圧用二次巻線 ７ スイッチ ２７ 交流電源
Claims (1)
- 【請求項１】 複数のマグネトロンを有する電子レンジ
であって、前記複数のマグネトロンの各フィラメントを
加熱すべく各フィラメントにそれぞれ接続されたフィラ
メント加熱電源と、高電圧を発生する高電圧発生源と、
該高電圧発生源からの高電圧を前記複数のマグネトロン
のアノードのいずれかに選択的に供給するスイッチ手段
とを有することを特徴とする電子レンジ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14765192A JPH05343178A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 電子レンジ |
| FR9300663A FR2686684B1 (fr) | 1992-01-23 | 1993-01-22 | Appareil de chauffage a hautes frequences. |
| US08/006,310 US5451751A (en) | 1992-01-23 | 1993-01-22 | High-frequency heating apparatus with wave guide switching means and selective power switching means for magnetron |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14765192A JPH05343178A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 電子レンジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05343178A true JPH05343178A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15435174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14765192A Pending JPH05343178A (ja) | 1992-01-23 | 1992-06-08 | 電子レンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05343178A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007213814A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Micro Denshi Kk | マイクロ波発振装置 |
| KR20160111736A (ko) * | 2015-03-17 | 2016-09-27 | 엘지전자 주식회사 | 전자레인지 |
| WO2017142186A1 (ko) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 경상대학교 산학협력단 | 건조 장치 및 그 제어 방법 |
| US10645766B2 (en) | 2012-07-27 | 2020-05-05 | Teledyne Uk Limited | High frequency energy generator systems |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP14765192A patent/JPH05343178A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007213814A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Micro Denshi Kk | マイクロ波発振装置 |
| US10645766B2 (en) | 2012-07-27 | 2020-05-05 | Teledyne Uk Limited | High frequency energy generator systems |
| KR20160111736A (ko) * | 2015-03-17 | 2016-09-27 | 엘지전자 주식회사 | 전자레인지 |
| WO2017142186A1 (ko) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 경상대학교 산학협력단 | 건조 장치 및 그 제어 방법 |
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