JPH05343112A - 電子ユニットのアース構造 - Google Patents

電子ユニットのアース構造

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JPH05343112A
JPH05343112A JP14467892A JP14467892A JPH05343112A JP H05343112 A JPH05343112 A JP H05343112A JP 14467892 A JP14467892 A JP 14467892A JP 14467892 A JP14467892 A JP 14467892A JP H05343112 A JPH05343112 A JP H05343112A
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JP
Japan
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electronic unit
shelf
unit
lever member
connector
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14467892A
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English (en)
Inventor
Manabu Miyamoto
学 宮本
Akiyoshi Yamaguchi
昭義 山口
Toshiaki Suzuki
利昭 鈴木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ユニット構造を採用した電子装置において、シ
ェルフの構成を簡略化するとともに、その汎用性を向上
することができる電子ユニットのアース構造の提供を目
的とする。 【構成】電子ユニット1はコネクタ3及び回動自在な一
対のレバー12を有している。このレバー12の表面全
体には金属被膜14が形成されているとともに、レバー
12はバネ15により所定の回転方向に付勢されてい
る。電子ユニット1がシェルフ6に挿入され、バックボ
ード9のコネクタ8に電子ユニット1のコネクタ3が嵌
合・接続された状態で、レバー12はバネ15の付勢力
により、シェルフ6の一部11に圧接し、電子ユニット
1のアース回路が金属被膜14を介してシェルフ6に導
通される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニット構造を採用し
た電子装置における電子ユニットのアース構造に関す
る。
【0002】通信装置等の電子装置においては、メンテ
ナンスの容易化、オプション機能の増設の簡便化等の観
点から、ユニット構造が採用されている。ユニット構造
は、電子装置の各機能(例えば、電源部、送信部、受信
部等)を構成単位として電子ユニットとし、これらの電
子ユニットをバックボードを有するシェルフにプラグイ
ン形式で配列的に実装するようにした構造である。
【0003】各電子ユニットはバックボードとの接続用
コネクタを有し、他の電子ユニット等との電磁的干渉を
避けるため金属からなるユニット筐体内に収容されてい
る。この種の構造を採用した電子装置においては、電子
ユニットのアース回路をシェルフに導通させてアースを
とる必要がある場合があり、汎用性が高く、構成が簡略
な電子ユニットのアース構造が要望されている。
【0004】
【従来の技術】図5は従来技術の側断面図、図6は図5
のB部拡大図、図7は正面図である。同図において、1
は電源部、送信部、受信部等の各機能毎に構成された電
子ユニットであり、電子ユニット1はユニット筐体2内
に該当する機能を達成するための電子回路が形成された
プリント配線板が収容されて構成されている。
【0005】電子ユニット1の側方の一端側にはコネク
タ3が、他端側の上下隅部には一対のレバー部材4,4
が設けられている。電子ユニット1の上端及び下端には
突出する平板状のレール5,5がそれぞれ設けられてい
る。
【0006】ユニット筐体2(レール5を含む)は金属
から構成され、内部に収容されたプリント配線板のアー
スパターン(アース回路)はユニット筐体2に導通され
ている。
【0007】6は金属からなるシェルフであり、シェル
フ6は電子ユニット1挿入用の開口7及び電子ユニット
1のコネクタ3が嵌合・接続される複数のコネクタ8が
配列的に設けられたバックボード9を有している。
【0008】シェルフ6の内側上下面には、電子ユニッ
ト1のレール5,5を案内する一対のレール受部が配列
的に複数形成されている。また、これら一対のレール受
部のうちアースする必要のある電子ユニット1に対応す
るレール受部には、金属からなるバネ10が内側斜め方
向に突出するように設けられている。このバネ10はシ
ェルフ6に導通されている。
【0009】シェルフ6の開口7の上下部分には、電子
ユニット1のレバー部材4,4の先端が係合可能なコの
字状に形成された溝11,11がそれぞれ設けられてい
る。電子ユニット1を該当する一対のレール受部に沿っ
て挿入し、レバー部材4,4を回動すると、レバー部材
4,4の先端が溝11,11の一方の壁面に当接し、て
この原理により電子ユニット1が更に挿入され、電子ユ
ニット1のコネクタ3がバックボード9のコネクタ8に
嵌入される。
【0010】レバー部材4,4を挿入時と反対方向に回
動することにより、レバー4,4の先端が溝11の他方
の壁面に当接し、電子ユニット1のコネクタ3がバック
ボード9のコネクタ8から抜け出し、電子ユニット1を
抜去することができる。
【0011】シェルフ6のレール受部に設けられている
金属からなるバネ10は、図6(a)及び(b)に示さ
れているように、電子ユニット1のレール5,5の端面
に圧接し、電子ユニット1のアース筐体2とシェルフ6
とが導通されるようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術によ
ると、電子ユニットをシェルフにアースするために、専
用の金属バネをシェルフに設けているので、シェルフの
構成が複雑であるとともに、アースを必要とする電子ユ
ニットに対応するレール受部に金属バネを選択的に設け
なければならず、シェルフの汎用性が低いという問題が
あった。
【0013】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ユニット構造を採
用した電子装置において、シェルフの構成を簡略化する
とともに、汎用性を向上することができる電子ユニット
のアース構造を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、その一端側にコネクタが他端側の両隅部にレバー
部材がそれぞれ回動自在に設けられた複数の電子ユニッ
トを、該電子ユニットのコネクタが接続される複数のコ
ネクタが配置されたバックボード及び該電子ユニット挿
入用の開口を有する金属からなるシェルフ内に収容して
構成され、該レバー部材を回動することにより該レバー
部材の一部が該シェルフの開口近傍に干渉し、てこの原
理で該電子ユニットを挿抜するようにした電子装置にお
いて、以下のように構成する。
【0015】即ち、前記レバー部材の表面全体に金属被
膜を形成するとともに、前記電子ユニットのアース回路
を該金属被膜に導通せしめ、該レバー部材を該レバー部
材の一部が前記シェルフの開口近傍に圧接する方向に付
勢するバネ部材を設け、該電子ユニットがシェルフに収
容された状態で、該電子ユニットのアース回路がレバー
部材の金属被膜を介してシェルフに導通されるように構
成する。
【0016】前記レバー部材の金属被膜は、メッキ処理
により形成することができる。
【0017】
【作用】本発明によると、電子ユニットのアース回路は
レバー部材の金属被膜に導通されており、電子ユニット
のコネクタとバックボードのコネクタを嵌合・接続した
状態で、レバー部材の先端はバネ部材の付勢力によりシ
ェルフの開口近傍に圧接し、電子ユニットのアース回路
はレバー部材の金属被膜を介してシェルフに確実に導通
される。
【0018】従って、従来のごとくシェルフに金属バネ
を設ける必要がなくなり、シェルフの構成部品数が減少
し、シェルフの構成が簡略化される。また、実装される
電子ユニットの種類(シェルフとの導通の有無)によ
り、シェルフの構成を変更する必要がなく、その汎用性
を大幅に向上することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明実施例の側断面図、図2は図1のA
部拡大図、図3は正面図、図4は斜視図である。従来技
術と実質的に同一の構成部分については同一の番号を付
して説明する。
【0020】同図において、1は電源部、送信部、受信
部等の各機能毎に構成された電子ユニットであり、電子
ユニット1はユニット筐体2内に該当する機能を達成す
るための電子回路が形成されたプリント配線板が収容さ
れて構成されている。
【0021】電子ユニット1の側方の一端側にはコネク
タ3が、他端側の上下隅部には一対のレバー部材12,
12が設けられている。電子ユニット1の上端及び下端
には突出する平板状のレール5,5がそれぞれ設けられ
ている。
【0022】ユニット筐体2(レール5を含む)は金属
から構成され、内部に収容されたプリント配線板のアー
スパターン(アース回路)はユニット筐体2に導通され
ている。
【0023】6は金属からなるシェルフであり、シェル
フ6は電子ユニット1挿入用の開口7及び電子ユニット
1のコネクタ3が嵌合・接続される複数のコネクタ8が
配列的に設けられたバックボード9を有している。
【0024】シェルフ6の内側上下面には、電子ユニッ
ト1のレール5を案内する上下で一対のレール受部が配
列的に複数形成されている。シェルフ6の開口7の上下
部分には、電子ユニット1のレバー部材12,12の一
部が係合可能なコの字状に形成された溝11,11が設
けられている。
【0025】電子ユニット1のレバー部材12は、図2
に最もよく示されているように、ユニット筐体2に軸1
3により回動自在に支持されている。レバー部材12は
把持部12a及び2つの突起部12b,12cを有して
おり、把持部12aを押圧して、図2において時計方向
に回動させることにより、突起部12bがシェルフ6の
溝11の一方の壁面に内側から当接し、てこの原理によ
り電子ユニット1を挿入方向に移動させ、反時計方向に
回動させることにより、突起部12cがシェルフ6の溝
11の一方の壁面に外側から当接し、電子ユニット1を
抜去方向に移動させる。
【0026】レバー部材12は樹脂成形により形成され
ており、その表面全体には、メッキ加工により一様に金
属被膜14が形成されている。この金属被膜14は、レ
バー部材12の回動に係わらず、ユニット筐体2に導通
されている。また、軸13上にはバネ15が設けられて
おり、レバー部材12はこのバネ15により、突起部1
2bがシェルフ6の溝11の一方の壁面に内側から当接
する方向(図2において、時計方向)に付勢されてい
る。
【0027】電子ユニット1を該当する一対のレール受
部に沿って挿入し、レバー部材12,12を回動する
と、てこの原理により電子ユニット1のコネクタ3がバ
ックボード9のコネクタ8に嵌入され、反対方向に回動
と、同様に電子ユニット1のコネクタ3がバックボード
9のコネクタ8から抜け出す。
【0028】本実施例によると、ユニット筐体2内に収
容されているプリント配線板のアースパターン(アース
回路)はユニット筐体2に導通されており、ユニット筐
体2はレバー部材12の金属被膜14に導通されてお
り、電子ユニット1のコネクタ3とバックボード9のコ
ネクタ8が嵌合・接続された状態で、レバー部材12の
一部(突起部12b)はバネ15の付勢力により、シェ
ルフ6の溝11の一方の壁面に内側から圧接される。従
って、電子ユニット1のアース回路はユニット筐体2及
びレバー部材12の金属被膜14を介してシェルフ6に
導通されることになる。
【0029】上述したように、本実施例によると、従来
の如くシェルフに金属バネを設ける必要がなくなるの
で、シェルフの構成部品点数が減少し、その構成が簡略
である。また、実装される電子ユニットの種類(シェル
フとの導通の必要の有無)により、シェルフの構成を変
更する必要がなく、シェルフの汎用性が高い。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したの
で、ユニット構造を採用した電子装置において、シェル
フの構成を簡略化するとともに、シェルフの汎用性を向
上することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の側断面図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】本発明実施例の正面図である。
【図4】本発明実施例の斜視図である。
【図5】従来技術の側断面図である。
【図6】図5のB部拡大図であり、(a)はユニットが
挿入されていないときの状態を示し、(b)はユニット
を挿入したときの状態を示している。
【図7】従来技術の正面図である。
【符号の説明】
1 電子ユニット 2 ユニット筐体 3 コネクタ 5 レール 6 シェルフ 7 開口 8 コネクタ 9 バックボード 11 溝 12 レバー部材 14 金属被膜 15 バネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その一端側にコネクタ(3) が他端側の両
    隅部にレバー部材(12)がそれぞれ回動自在に設けられた
    複数の電子ユニット(1) を、該電子ユニット(1) のコネ
    クタ(3) が接続される複数のコネクタ(8) が配置された
    バックボード(9) 及び該電子ユニット挿入用の開口(7)
    を有する金属からなるシェルフ(6) 内に収容して構成さ
    れ、該レバー部材(12)を回動することにより該レバー部
    材(12)の一部(12b,12c) が該シェルフ(6) の開口(7) 近
    傍に干渉し、てこの原理で該電子ユニット(1) を挿抜す
    るようにした電子装置において、 前記レバー部材(12)の表面全体に金属被膜(14)を形成す
    るとともに、前記電子ユニット(1) のアース回路を該金
    属被膜(14)に導通せしめ、 該レバー部材(12)を該レバー部材(12)の一部(12b) が前
    記シェルフ(6) の開口(7) 近傍に圧接する方向に付勢す
    るバネ部材(15)を設け、 該電子ユニット(1) がシェルフ(6) に収容された状態
    で、該電子ユニット(1)のアース回路がレバー部材(12)
    の金属被膜(14)を介してシェルフ(6) に導通されるよう
    にしたことを特徴とする電子ユニットのアース構造。
  2. 【請求項2】 前記レバー部材(12)の金属被膜(14)をメ
    ッキ処理により形成したことを特徴とする請求項1に記
    載の電子ユニットのアース構造。
JP14467892A 1992-06-05 1992-06-05 電子ユニットのアース構造 Withdrawn JPH05343112A (ja)

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JPH05343112A true JPH05343112A (ja) 1993-12-24

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 19990831