JPH0534229Y2 - - Google Patents

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JPH0534229Y2
JPH0534229Y2 JP229786U JP229786U JPH0534229Y2 JP H0534229 Y2 JPH0534229 Y2 JP H0534229Y2 JP 229786 U JP229786 U JP 229786U JP 229786 U JP229786 U JP 229786U JP H0534229 Y2 JPH0534229 Y2 JP H0534229Y2
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voltage
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switching
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は高圧電源回路に関し、特にトランス
の出力巻線に接続された中圧回路または高圧回路
の電圧を制御する高圧電源回路に関する。
〔従来技術〕
従来、中圧および高圧が必要な機器、たとえば
電子複写機などでは、中圧回路および高圧回路専
用のトランスがそれぞれ設けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように中圧回路および高圧回路専用のトラ
ンスを設けると、電源装置の小型化が困難である
ばかりでなく、そのコストも高価になつた。
それゆえに、この考案の主たる目的は、1つの
トランスで中圧回路および高圧回路を形成するこ
とができ、かつ中圧回路と高圧回路とを独立に制
御することができる、高圧電源回路を提供するこ
とである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、簡単にいえば、出力巻線を有する
トランス、出力巻線の出力側と基準電位との間に
並列に接続される中圧回路および所定の動作開始
電圧を有する高圧回路、出力巻線の出力側と基準
電位との間に接続されかつ少なくとも2つの抵抗
が直列接続された分圧回路、分圧回路の出力電圧
に応じてトランスの入力を制御するための制御手
段、および分圧回路の少なくとも1つの抵抗に並
列に接続されるスイツチング素子とそれに直列接
続された抵抗とを含むスイツチング回路を備え、
高圧回路の動作開始電圧をスイツチング回路をオ
ンしたときトランスの出力巻線から出力される第
1の電圧より低くかつスイツチング回路をオフし
たとき出力巻線から出力される第2の電圧より高
く設定し、スイツチング回路をオン、オフして分
圧回路の出力電圧を変化させることによつて高圧
回路のオン、オフを制御するようにした、高圧電
源回路である。
〔作用〕
トランスの出力巻線の出力側の電圧は、分圧回
路の出力電圧に基づいて、制御手段によつて制御
される。スイツチング素子がオンしている状態で
は、スイツチング回路がオンし、分圧回路を構成
する抵抗の1つがスイツチング回路と並列接続さ
れるため、その分圧回路の出力電圧は小さくな
る。そのため、トランスの出力巻線の電圧は大き
くなり、中圧回路および高圧回路の両方が動作可
能となる。一方、スイツチング回路のオフ状態で
は、分圧回路の出力電圧は大きくなる。
スイツチング回路をオンしたときのトランスの
出力巻線からの電圧は高圧回路の動作開始電圧、
たとえばコロナ放電器のコロナ放電開始電圧より
高く、かつスイツチング回路をオフしたときの出
力巻線からの電圧は高圧回路の動作開始電圧より
低く設定しているので、スイツチング回路をオン
またはオフすれば、実質的に、高圧回路のみをオ
ン、オフすることができる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、1つのトランスによつて中
圧回路と高圧回路とを形成することができ、しか
も中圧回路の動作中に高圧回路のみを独立に制御
することができる。したがつて、中圧回路は常時
動作させ、高圧回路のみをオン、オフさせる必要
がある回路、たとえば電子複写機の現像バイアス
回路のような中圧回路とコロナ放電器を含む高圧
回路との制御に、この考案を採用すれば、それぞ
れ個別のトランスを設ける必要がなく、1つのト
ランスで構成できるため装置の小型化が図れると
ともに、そのコストダウンが期待できる。もし、
中圧回路にオン、オフ機構を設ければ、中圧回路
と高圧回路とを独立して、オン、オフすることが
できる。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行なう以下の実施例
の詳細な説明から一層明らかとなろう。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図であ
る。トランス10は出力巻線12を含む。この出
力巻線12の低電位側12aは、接地される。高
電位側12bには、順方向のダイオード14を介
して、中圧回路16および高圧回路18の一方端
が接続され、これらの他方端は接地される。
中圧回路16は、たとえば現像バイアス回路を
含み、高圧回路18はたとえばコロナ放電器20
を含む。
中圧回路16および高圧回路18には、並列
に、分圧回路を構成する抵抗R1およびR2の直列
接続が接続される。抵抗R1とR2との接続点には、
電圧比較器22の(−)入力に接続される。ま
た、抵抗R2の両端には、抵抗R3とトランジスタ
24との直列接続が並列接続される。この実施例
では、トランス10の出力電圧がプラス極性であ
るため、トランジスタ24はnpnトランジスタで
ある。
電圧比較器22の(+)入力には、比較基準電
圧源26からの基準電圧が与えられる。そして、
この電圧比較器22の出力端子は、適宜の発振増
幅回路を通して、npnトランジスタ28のベース
に接続される。このトランジスタ28は、トラン
ス10の入力巻線30とアース(接地)との間に
接続される。
第1図の回路において、トランジスタ28のス
イツチングにより入力巻線30に交流電圧が発生
すると、出力巻線12に電圧が誘起されこの誘起
された電圧はダイオード14によつて整流され
て、出力巻線12の高圧出力側から正極性の電圧
として取り出される。
中圧回路16だけでなく、高圧回路18をも動
作させるときには、図示しない制御回路から、ト
ランジスタ24のベースにハイレベルの電圧を与
える。そうすると、トランジスタ24がオンし、
抵抗R2には、抵抗R3が並列に接続されることに
なる。抵抗R2およびR3が並列回路として動作す
ると、分圧比が低下するため、抵抗R1とR2およ
びR3との接続点の電圧すなわち電圧比較器22
への入力電圧Vsは、次式(1)に従つて、トラ
ンジスタ24がオフのときに比べて、低下する。
Vs=VO・Rf/(R1+Rf) ……(1) ただし、Rf=R2・R3/(R2+R3) この電圧VSの低下は電圧比較器22の出力を
増加させる。したがつて、トランジスタ28のス
イツチング動作が大きくなり、入力巻線30に発
生する交流電圧が増加して、出力巻線12の誘起
電圧も増加する。このとき、出力電圧Vを、高圧
回路18に含まれるコロナ放電器20の動作電圧
以上に設定すれば、中圧回路16および高圧回路
18の両方が動作可能である。
一方、中圧回路16に流れる電流は抵抗R1
R2およびR3を経由しないので、中圧回路16が
動作しても分圧比は影響を受けない。
高圧回路18を非動作状態にするには、制御回
路(図示せず)からトランジスタ24のベースに
ローレベルの電圧を与える。応じて、このトラン
ジスタ24がオフされる。このとき、分圧回路の
出力電圧VS′は、次式(2)で表され、前(1)式のとき
に比べて、大きくなる。
VS′=Vp′・R2/(R1+R2) ……(2) したがつて、電圧比較器22の出力が小さくな
り、トランジスタ28のスイツチング動作が低下
する。そのため、トランス10の出力巻線12の
誘起電圧が小さくなる。このとき、出力電圧
Vp′をコロナ放電器20の放電開始電圧以下に設
定すれば、高圧回路18には電流が流れず、この
高圧回路18が実質的にオフされる。
第2図はこの考案の他の実施例を示す回路図で
ある。この実施例が第1図実施例と異なる点は、
コロナ帯電器20で発生するコロナの極性すなわ
ち、トランス10の出力巻線12の出力電圧の極
性が逆になつている点である。このため、第1図
実施例とは逆に、ダイオード14は逆方向に接続
されるとともに、トランジスタ24にはpnpトラ
ンジスタが用いられる。そして、トランジスタ2
4のエミツタには、電源32の電圧Vkが印加さ
れる。
この実施例において、トランジスタ24のオン
またはオフに応じた電圧比較器22への入力電圧
VSおよびVS′は、それぞれ、次式(3)および(4)によ
つて与えられる。
VS=Vk−Vp・Rf/(R1+Rf) ……(3) ただし、|Vk|>|Vs|である。
VS′=Vk−Vp′・R2/(R1+R2) ……(4) そのため、この実施例においても、高圧回路1
8を動作させるときには、トランジスタ24のベ
ースにローレベルを入力して、それをオンさせれ
ばよく、中圧回路16のみを動作させるために
は、トランジスタ24にハイレベルを入力してオ
フしてやればよい。
なお、上述の実施例では、スイツチング素子と
してバイポーラトランジスタを用いた。しかしな
がら、これはFETに替えられてもよい。
さらに、上述の実施例は、電子複写機の電源回
路として用いた例について説明した。しかしなが
ら、この考案は、中圧回路と高圧回路とを含む任
意の電源回路として利用できることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図であ
る。第2図はこの考案の他の実施例を示す回路図
である。 図において、10はトランス、12は出力巻
線、16は中圧回路、18は高圧回路、20はコ
ロナ放電器、22は電圧比較器、24はトランジ
スタを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 出力巻線を有するトランス、 前記出力巻線の出力側と基準電位との間に並
    列に接続される中圧回路および所定の動作開始
    電圧を有する高圧回路、 前記出力巻線の前記出力側と前記基準電位と
    の間に接続されかつ少なくとも2つの抵抗が直
    列接続された分圧回路、 前記分圧回路の出力電圧に応じて前記トラン
    スの入力を制御するための制御手段、および 前記分圧回路の少なくとも1つの抵抗に並列
    に接続されるスイツチング素子とそれに直列接
    続された抵抗とを含むスイツチング回路を備
    え、 前記高圧回路の動作開始電圧を前記スイツチ
    ング回路をオンしたとき前記トランスの前記出
    力巻線から出力される第1の電圧より低くかつ
    前記スイツチング回路をオフしたとき前記出力
    巻線から出力される第2の電圧より高く設定
    し、 前記スイツチング回路をオン、オフして前記
    分圧回路の出力電圧を変化させることによつて
    前記高圧回路のオン、オフを制御するようにし
    た、高圧電源回路。 2 前記高圧回路はコロナ放電器を含む、実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の高圧電源回路。
JP229786U 1986-01-10 1986-01-10 Expired - Lifetime JPH0534229Y2 (ja)

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JP229786U JPH0534229Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10
US07/001,515 US4747012A (en) 1986-01-10 1987-01-07 Apparatus for supplying high and medium output voltages with a single transformer, having switchably variable feedback means for controlling the input current to the transformer
DE19873700298 DE3700298A1 (de) 1986-01-10 1987-01-07 Hochspannungsversorgungsgeraet

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