JPH05342264A - インデックス付け及び検索のための方法及び装置 - Google Patents
インデックス付け及び検索のための方法及び装置Info
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- JPH05342264A JPH05342264A JP4171300A JP17130092A JPH05342264A JP H05342264 A JPH05342264 A JP H05342264A JP 4171300 A JP4171300 A JP 4171300A JP 17130092 A JP17130092 A JP 17130092A JP H05342264 A JPH05342264 A JP H05342264A
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F16/00—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
- G06F16/20—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
- G06F16/21—Design, administration or maintenance of databases
- G06F16/219—Managing data history or versioning
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S707/00—Data processing: database and file management or data structures
- Y10S707/953—Organization of data
- Y10S707/955—Object-oriented
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Data Mining & Analysis (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 効率的なインデックス表示、及び履歴的な照
会を実行するための方法を提供することを目的としてい
る。 【構成】 本発明は、データベースに記憶される情報オ
ブジェクトをバージョン化するのに効率的な方法及び装
置を用いて、履歴的な展望を情報オブジェクトのデータ
ベースに提供するための方法及び装置に関するものであ
る。各情報オブジェクト及び各インデックスエントリの
最新バージョンが、データベース中に保持される。各情
報オブジェクト及び各インデックスエントリの部分的な
先行するバージョンが、最新バージョンとともに記憶さ
れる。部分的なバージョンは、所定の先行バージョンを
再構成するのに十分な、先行バージョンと後続バージョ
ンとの相違についての情報のみを有している。各複数の
情報オブジェクト及び、前記情報オブジェクトの他のバ
ージョンについての固有の識別子として識別タッグを用
いる。
会を実行するための方法を提供することを目的としてい
る。 【構成】 本発明は、データベースに記憶される情報オ
ブジェクトをバージョン化するのに効率的な方法及び装
置を用いて、履歴的な展望を情報オブジェクトのデータ
ベースに提供するための方法及び装置に関するものであ
る。各情報オブジェクト及び各インデックスエントリの
最新バージョンが、データベース中に保持される。各情
報オブジェクト及び各インデックスエントリの部分的な
先行するバージョンが、最新バージョンとともに記憶さ
れる。部分的なバージョンは、所定の先行バージョンを
再構成するのに十分な、先行バージョンと後続バージョ
ンとの相違についての情報のみを有している。各複数の
情報オブジェクト及び、前記情報オブジェクトの他のバ
ージョンについての固有の識別子として識別タッグを用
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報検索システム、特
に情報オブジェクトの履歴的バージョンのインデックス
付け、及び検索を容易にする情報検索システムに関する
ものである。
に情報オブジェクトの履歴的バージョンのインデックス
付け、及び検索を容易にする情報検索システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの出現以来、大量データの
編成、記憶、及び処理は、コンピュータユーザにとって
重要な問題であった。ユーザ用のデータを編成するもの
の一例として、”データベース”がある。これは、不必
要な冗長度なしに互いに記憶される論理的に関連した情
報オブジェクト又はファイルのセットとして規定され、
多くに応用することができる。データベースは、1以上
のアプリケーションプログラムによるアクセスを促進す
ることができる。
編成、記憶、及び処理は、コンピュータユーザにとって
重要な問題であった。ユーザ用のデータを編成するもの
の一例として、”データベース”がある。これは、不必
要な冗長度なしに互いに記憶される論理的に関連した情
報オブジェクト又はファイルのセットとして規定され、
多くに応用することができる。データベースは、1以上
のアプリケーションプログラムによるアクセスを促進す
ることができる。
【0003】”データベース”管理システムと称するプ
ログラム(”DBMS”)は、ユーザにデータベースへのイ
ンタフェースを提供する。DBMSは、ユーザがデータベー
ス中に記憶された情報オブジェクトをアクセスできる構
造をデータベースに提供するプログラムである。DBMS
は、情報リクエスト、すなわち、ユーザからの”照会”
に応答して、ファイルから一定の情報オブジェクトを識
別すると共に、検索する。特定の情報オブジェクトの検
索は、情報オブジェクトに記憶される情報と、ユーザに
よってシステムに供給されるリクエストとの間の類似性
に依存している。この類似性は、情報オブジェクトと情
報リクエストとに関連する一定の属性の値を比較するこ
とによって測定される。
ログラム(”DBMS”)は、ユーザにデータベースへのイ
ンタフェースを提供する。DBMSは、ユーザがデータベー
ス中に記憶された情報オブジェクトをアクセスできる構
造をデータベースに提供するプログラムである。DBMS
は、情報リクエスト、すなわち、ユーザからの”照会”
に応答して、ファイルから一定の情報オブジェクトを識
別すると共に、検索する。特定の情報オブジェクトの検
索は、情報オブジェクトに記憶される情報と、ユーザに
よってシステムに供給されるリクエストとの間の類似性
に依存している。この類似性は、情報オブジェクトと情
報リクエストとに関連する一定の属性の値を比較するこ
とによって測定される。
【0004】検索処理を促進するために、データベース
中の情報オブジェクトをインデックス付けし、この結
果、記述子を割り当てることによって情報オブジェクト
を特徴付け、情報オブジェクトの内容を識別する。”イ
ンデクシング(indexing)”と称する情報オブジェクト
を特徴付けるプロセスによって、ユーザからの特定の照
会に応答して、DBMSをデータベース中の特定のアイテム
に導く。
中の情報オブジェクトをインデックス付けし、この結
果、記述子を割り当てることによって情報オブジェクト
を特徴付け、情報オブジェクトの内容を識別する。”イ
ンデクシング(indexing)”と称する情報オブジェクト
を特徴付けるプロセスによって、ユーザからの特定の照
会に応答して、DBMSをデータベース中の特定のアイテム
に導く。
【0005】データベースを利用するシステムの一例と
しては、情報検索システムがある。情報検索システム
は、(銀行用トランザクションシステム等の)更新動作
というよりはむしろ、検索にとって最適なデータベース
である。全文情報検索システムは、例えば雑誌、新聞、
又はその他の定期刊行物からの記事等の情報オブジェク
トの検索システムである。ここでは、照会が行われ、こ
れらの内容によってオブジェクトを検索する。一般的
に、このことは、記述子を内容、例えば、記事中のワー
ドに割り当て、これらの記述子によって情報オブジェク
トをインデックス付けすることによって行われる。
しては、情報検索システムがある。情報検索システム
は、(銀行用トランザクションシステム等の)更新動作
というよりはむしろ、検索にとって最適なデータベース
である。全文情報検索システムは、例えば雑誌、新聞、
又はその他の定期刊行物からの記事等の情報オブジェク
トの検索システムである。ここでは、照会が行われ、こ
れらの内容によってオブジェクトを検索する。一般的
に、このことは、記述子を内容、例えば、記事中のワー
ドに割り当て、これらの記述子によって情報オブジェク
トをインデックス付けすることによって行われる。
【0006】多くの場合、情報検索システムのユーザ
は、特定のタイムピリオドの間に履歴的情報を捜査す
る、時間的な、すなわち時刻基準の照会を発行する。こ
のような1つの例としては、ユーザが、特定のレファレ
ンスを含んだすべての情報オブジェクトを、例えば、19
90年より以前の表現”データベース管理システム”に割
り当てることを望む場合である。情報検索システムは、
このような照会を処理するために、関連データベース中
の情報オブジェクトの各々についての履歴的情報を保持
する必要がある。このため、時間的な照会を処理するた
めに、データベース中に記憶された情報オブジェクトの
独立したバージョンを保持しなければならない。
は、特定のタイムピリオドの間に履歴的情報を捜査す
る、時間的な、すなわち時刻基準の照会を発行する。こ
のような1つの例としては、ユーザが、特定のレファレ
ンスを含んだすべての情報オブジェクトを、例えば、19
90年より以前の表現”データベース管理システム”に割
り当てることを望む場合である。情報検索システムは、
このような照会を処理するために、関連データベース中
の情報オブジェクトの各々についての履歴的情報を保持
する必要がある。このため、時間的な照会を処理するた
めに、データベース中に記憶された情報オブジェクトの
独立したバージョンを保持しなければならない。
【0007】現存のデータベースシステムに履歴的バー
ジョン化を提供するための1つのアプローチとして、各
情報オブジェクトのバージョンを、各情報オブジェクト
バージョンに付された時刻表示とともに独立に記憶し、
これを他の情報オブジェクトバージョンから識別する。
他のアプローチとして、バージョンを一緒に記憶する。
この場合、オリジナル情報オブジェクトの後のバージョ
ンは、単に先行するバージョンとの相違によってのみ表
示されなければならない。このことは、大データベース
スペースのかなりの量を節約する。
ジョン化を提供するための1つのアプローチとして、各
情報オブジェクトのバージョンを、各情報オブジェクト
バージョンに付された時刻表示とともに独立に記憶し、
これを他の情報オブジェクトバージョンから識別する。
他のアプローチとして、バージョンを一緒に記憶する。
この場合、オリジナル情報オブジェクトの後のバージョ
ンは、単に先行するバージョンとの相違によってのみ表
示されなければならない。このことは、大データベース
スペースのかなりの量を節約する。
【0008】一般的なデータベースシステムの場合、照
会を分析するのに2個の工程がある。第1の工程は、照
会中のどの句がインデックスのインデックスエントリと
関連するかを判定し、これらのインデックスエントリに
ついて検索を行い、考慮される情報オブジェクトのセッ
トに関し、予備的な制約を課す。第2工程は、第1工程
から情報オブジェクトのセットを取り出し、各情報オブ
ジェクトを順次試験し、照会を満足しているか否かを判
定する。この技術は、極めて効果的である。その理由
は、しばしば照会を行い、”キィ”(例えば、銀行用ト
ランザクションのカウント数)によって情報オブジェク
トを検索し、1情報オブジェクトのみが第1工程からリ
ターンされる。照会を分析するのと同一の2個の工程
が、履歴的なバージョン化データベースに適用される、
ここで、情報オブジェクトバージョンは、第2工程にお
いて各情報オブジェクトとともに記憶される時刻表示に
更に制約を課すことによって、一緒に記憶される。
会を分析するのに2個の工程がある。第1の工程は、照
会中のどの句がインデックスのインデックスエントリと
関連するかを判定し、これらのインデックスエントリに
ついて検索を行い、考慮される情報オブジェクトのセッ
トに関し、予備的な制約を課す。第2工程は、第1工程
から情報オブジェクトのセットを取り出し、各情報オブ
ジェクトを順次試験し、照会を満足しているか否かを判
定する。この技術は、極めて効果的である。その理由
は、しばしば照会を行い、”キィ”(例えば、銀行用ト
ランザクションのカウント数)によって情報オブジェク
トを検索し、1情報オブジェクトのみが第1工程からリ
ターンされる。照会を分析するのと同一の2個の工程
が、履歴的なバージョン化データベースに適用される、
ここで、情報オブジェクトバージョンは、第2工程にお
いて各情報オブジェクトとともに記憶される時刻表示に
更に制約を課すことによって、一緒に記憶される。
【0009】照会処理は、全文情報検索システムにおい
て異なる傾向にある。その理由は、検索に使用されるイ
ンデックスエントリの記述子の任意の1個が、何百、何
千もの情報オブジェクトと整合する場合があるからであ
る。全文情報検索システムの場合、情報オブジェクトそ
れ自体ではなく、インデックスエントリを試験すること
によって、すべてではないが、照会の制約処理の多くが
第1工程にのみ生じるものと思われる。情報オブジェク
トを単独でバージョン化することによって、全文情報検
索システムをバージョン化することは困難である。その
理由は、すべての情報オブジェクトを試験し、好適なバ
ージョンが照会を満足するか否かを判定しなければなら
かいからである。このことは、多くの情報検索システム
の場合、かなりの時間をとることなる。
て異なる傾向にある。その理由は、検索に使用されるイ
ンデックスエントリの記述子の任意の1個が、何百、何
千もの情報オブジェクトと整合する場合があるからであ
る。全文情報検索システムの場合、情報オブジェクトそ
れ自体ではなく、インデックスエントリを試験すること
によって、すべてではないが、照会の制約処理の多くが
第1工程にのみ生じるものと思われる。情報オブジェク
トを単独でバージョン化することによって、全文情報検
索システムをバージョン化することは困難である。その
理由は、すべての情報オブジェクトを試験し、好適なバ
ージョンが照会を満足するか否かを判定しなければなら
かいからである。このことは、多くの情報検索システム
の場合、かなりの時間をとることなる。
【0010】データベースシステムの現行のリサーチ
は、時刻情報で構成されたデータベースに記憶されるオ
ブジェクトを示している複数のインデックスエントリを
具えている時間的なインデックスを規定する方法を提供
する。インデックスに時刻情報を設けることによって、
時刻ベースの照会処理を促進し、インデックスに対して
照会処理を行い、各情報オブジェクトそれ自体を検索す
ることなく、照会が時刻限定と合致しているか否かを確
認することができる。したがって、時間的なインデック
スを使用することは、バージョン化全文情報検索システ
ムにとってかなり有利である。
は、時刻情報で構成されたデータベースに記憶されるオ
ブジェクトを示している複数のインデックスエントリを
具えている時間的なインデックスを規定する方法を提供
する。インデックスに時刻情報を設けることによって、
時刻ベースの照会処理を促進し、インデックスに対して
照会処理を行い、各情報オブジェクトそれ自体を検索す
ることなく、照会が時刻限定と合致しているか否かを確
認することができる。したがって、時間的なインデック
スを使用することは、バージョン化全文情報検索システ
ムにとってかなり有利である。
【0011】バージョン化全文情報検索システムに時間
的インデックスを用いることの難しさは、インデックス
に時刻表示を加えるために、メモリ中に禁止スペースコ
ストを招くこととなるからである。現存する非バージョ
ン化全文検索システムのインデックスによって招かれる
スペースコストは、精巧な圧縮技術の場合でさえ、かな
りのものであり、進行中のリサーチに関するトピックス
である。
的インデックスを用いることの難しさは、インデックス
に時刻表示を加えるために、メモリ中に禁止スペースコ
ストを招くこととなるからである。現存する非バージョ
ン化全文検索システムのインデックスによって招かれる
スペースコストは、精巧な圧縮技術の場合でさえ、かな
りのものであり、進行中のリサーチに関するトピックス
である。
【0012】従来の全文情報検索システムの上記問題点
によって、改善の必要性が高まった。更に詳しく述べる
と、履歴的照会を全文情報検索システムに提供する必要
があるが、この機能は、システムの性能にあまり影響を
与えることなく実現されなければならない。
によって、改善の必要性が高まった。更に詳しく述べる
と、履歴的照会を全文情報検索システムに提供する必要
があるが、この機能は、システムの性能にあまり影響を
与えることなく実現されなければならない。
【0013】
【発明の概要】本発明は、情報オブジェクトを示してい
るインデックスとともに、データベースに記憶される情
報オブジェクトをバージョン化する効果的な方法及び装
置を介して、情報オブジェクトのデータベースの履歴的
な展望をユーザに提供するものである。
るインデックスとともに、データベースに記憶される情
報オブジェクトをバージョン化する効果的な方法及び装
置を介して、情報オブジェクトのデータベースの履歴的
な展望をユーザに提供するものである。
【0014】一般的に、本発明の動作環境は、メモリを
有しているコンピュータと、ディスクドライブ、テープ
ドライブ及びCRT 端末等の関連周辺機器を具えている汎
用コンピュータシステムを具えている。情報オブジェク
トのデータベースは、ディスクドライブ又はコンピュー
タ中のその他の記憶媒体に保持される。前記データベー
スは論理的に区分され、情報オブジェクト、及び該情報
オブジェクトを示しているインデックスとを有している
データベースを具えている。
有しているコンピュータと、ディスクドライブ、テープ
ドライブ及びCRT 端末等の関連周辺機器を具えている汎
用コンピュータシステムを具えている。情報オブジェク
トのデータベースは、ディスクドライブ又はコンピュー
タ中のその他の記憶媒体に保持される。前記データベー
スは論理的に区分され、情報オブジェクト、及び該情報
オブジェクトを示しているインデックスとを有している
データベースを具えている。
【0015】本発明は、各複数の情報オブジェクト、及
びインデックス中の各複数のインデックスエントリの完
全な”最新”バージョンを保持することによって、バー
ジョン化を実現する。”最新”バージョンは、情報オブ
ジェクトの最新の状態を示す情報オブジェクトのバージ
ョンに関連するものである。最新バージョンに先行する
任意のバージョンが、旧バージョンと最新バージョンと
の相違(”デルタ変更”と称する)を示す旧バージョン
の一部のみを記録することによって保持される。このデ
ルタ変更は、最新バージョンから情報オブジェクト又は
インデックスエントリの旧バージョンを発生させるのに
使用される変更の符号化表示である。この変更は、オブ
ジェクト又はインデックスエントリが変更される度毎
に、情報オブジェクト及びインデックスエントリに対す
るインクリメンタル・バックアップ変更として記憶され
る。
びインデックス中の各複数のインデックスエントリの完
全な”最新”バージョンを保持することによって、バー
ジョン化を実現する。”最新”バージョンは、情報オブ
ジェクトの最新の状態を示す情報オブジェクトのバージ
ョンに関連するものである。最新バージョンに先行する
任意のバージョンが、旧バージョンと最新バージョンと
の相違(”デルタ変更”と称する)を示す旧バージョン
の一部のみを記録することによって保持される。このデ
ルタ変更は、最新バージョンから情報オブジェクト又は
インデックスエントリの旧バージョンを発生させるのに
使用される変更の符号化表示である。この変更は、オブ
ジェクト又はインデックスエントリが変更される度毎
に、情報オブジェクト及びインデックスエントリに対す
るインクリメンタル・バックアップ変更として記憶され
る。
【0016】2個以上の旧バージョンが存在する場合、
各旧バージョンは、旧バージョンと、より新しい旧バー
ジョンとの間の相違を示している旧バージョンの一部の
みを記録することによって保持される。まず第1に、旧
バージョンが、その後のバージョンの作成とは逆の順番
で、各情報オブジェクト又はインデックスエントリの最
新バージョンに付加される。この”すべてのバージョ
ン”の修正は、1単位としてデータベースに書き込ま
れ、データベースから検索される。
各旧バージョンは、旧バージョンと、より新しい旧バー
ジョンとの間の相違を示している旧バージョンの一部の
みを記録することによって保持される。まず第1に、旧
バージョンが、その後のバージョンの作成とは逆の順番
で、各情報オブジェクト又はインデックスエントリの最
新バージョンに付加される。この”すべてのバージョ
ン”の修正は、1単位としてデータベースに書き込ま
れ、データベースから検索される。
【0017】情報オブジェクト又はインデックスエント
リの特定のバージョンを再構成するために、”すべての
バージョン”の修正がディスクから検索される。情報オ
ブジェクト又はインデックスエントリの最新バージョン
が、この修正から検索される。リクエストされたバージ
ョンよりも新しいすべてのバージョンの相違が、反復的
に最新バージョンに供給され、所望のバージョンを得る
ことができる。この”バージョン再構成”動作を最適化
し、情報オブジェクト及びインデックスエントリの最新
バージョンを検索するのに必要な努力を最小にすること
ができる。その理由は、最新バージョンが、旧バージョ
ンよりも頻繁にアクセスされるからである。
リの特定のバージョンを再構成するために、”すべての
バージョン”の修正がディスクから検索される。情報オ
ブジェクト又はインデックスエントリの最新バージョン
が、この修正から検索される。リクエストされたバージ
ョンよりも新しいすべてのバージョンの相違が、反復的
に最新バージョンに供給され、所望のバージョンを得る
ことができる。この”バージョン再構成”動作を最適化
し、情報オブジェクト及びインデックスエントリの最新
バージョンを検索するのに必要な努力を最小にすること
ができる。その理由は、最新バージョンが、旧バージョ
ンよりも頻繁にアクセスされるからである。
【0018】デルタ変更は、最新バージョンから、情報
オブジェクト又はインデックスの旧バージョンを発生さ
せるのに使用される変更の符号化表示である。オブジェ
クト又はインデックスエントリが変更される度毎に、変
更は、情報オブジェクト及びインデックスエントリのイ
ンクリメンタル・バックアップ変更として記憶される。
情報オブジェクト及びインデックスエントリのバージョ
ン化は、関連コンピュータの識別子発生機能によって発
生する識別タッグを使用し、達成される。識別タッグ
は、所定のデータベース事象が発生する際、すなわち、
情報オブジェクトの作成、修正又は削除の際に発生す
る。1個の固有な識別タッグが、このような事象毎に発
生し、影響を受ける情報オブジェクトとともに、データ
ベースに記憶される。インデックスが、情報オブジェク
トの内容の記述子から発生するため、インデックスは、
情報オブジェクトと関連する識別タッグを再使用する。
オブジェクト又はインデックスの旧バージョンを発生さ
せるのに使用される変更の符号化表示である。オブジェ
クト又はインデックスエントリが変更される度毎に、変
更は、情報オブジェクト及びインデックスエントリのイ
ンクリメンタル・バックアップ変更として記憶される。
情報オブジェクト及びインデックスエントリのバージョ
ン化は、関連コンピュータの識別子発生機能によって発
生する識別タッグを使用し、達成される。識別タッグ
は、所定のデータベース事象が発生する際、すなわち、
情報オブジェクトの作成、修正又は削除の際に発生す
る。1個の固有な識別タッグが、このような事象毎に発
生し、影響を受ける情報オブジェクトとともに、データ
ベースに記憶される。インデックスが、情報オブジェク
トの内容の記述子から発生するため、インデックスは、
情報オブジェクトと関連する識別タッグを再使用する。
【0019】本発明では、2種類の識別タッグを使用す
る。これらのタッグを、第1識別タッグ及び第2識別タ
ッグと称する。データベース中の各情報オブジェクト
は、情報オブジェクトの第1バージョンが作成される際
に発生する固有の第1識別タッグを有している。情報オ
ブジェクトの各順次のバージョンは、データベース中の
情報オブジェクトが修正される際に、識別子発生機能に
よって発生する値を示している、第1識別タッグととも
に記憶される他の第2識別タッグを有している。識別子
発生機能が、昇順に、固有の第1及び第2識別タッグを
発生させるので、情報オブジェクトの後のバージョンの
各々は、それと関連するより大きな第2識別タッグを有
している。各情報オブジェクトの第1バージョンの第2
識別タッグは、第1識別タッグと同一である。したがっ
て、第2識別タッグは、オブジェクトの種々のバージョ
ンに対するバージョン・ナンバリング構成としての機能
を果たす。
る。これらのタッグを、第1識別タッグ及び第2識別タ
ッグと称する。データベース中の各情報オブジェクト
は、情報オブジェクトの第1バージョンが作成される際
に発生する固有の第1識別タッグを有している。情報オ
ブジェクトの各順次のバージョンは、データベース中の
情報オブジェクトが修正される際に、識別子発生機能に
よって発生する値を示している、第1識別タッグととも
に記憶される他の第2識別タッグを有している。識別子
発生機能が、昇順に、固有の第1及び第2識別タッグを
発生させるので、情報オブジェクトの後のバージョンの
各々は、それと関連するより大きな第2識別タッグを有
している。各情報オブジェクトの第1バージョンの第2
識別タッグは、第1識別タッグと同一である。したがっ
て、第2識別タッグは、オブジェクトの種々のバージョ
ンに対するバージョン・ナンバリング構成としての機能
を果たす。
【0020】本発明は、複数の情報オブジェクトと、該
複数の情報オブジェクトを表示し、複数のインデックス
エントリを有しているインデックスとを具えている、メ
モリ内に記憶されるデータベースをバージョン化するた
めの方法であって、該方法が:(a)複数の情報オブジ
ェクトの各々、及び複数のインデックスエントリの各々
の最新バージョンをデータベースに保持する工程と;
(b)更新された複数の情報オブジェクトの各々及び複
数のインデックスエントリの各々の一部を、複数の情報
オブジェクトの各々及び複数のインデックスエントリの
各々の旧バージョンを表示する更新の符号化表示として
データベース内に保持する工程;とを具えていることを
特徴としている。識別タッグが連続して割り当てられる
ため、所定の識別タッグが、特定の時点における情報オ
ブジェクトの全データベースのビュー(view)を規定で
きる。このような”ビューイング(viewing )”識別タ
ッグを仮定すると、識別タッグが割り当てられた時刻に
おいて”現在の”、すなわち最新であった所定の情報オ
ブジェクトのバージョンが、第2識別タッグがビューイ
ング識別タッグ以下である最新バージョンである。した
がって、これら識別タッグを、その代わりにデルタタイ
ムと称する。リアルタイムを識別タッグに作成する独立
なファイルを仮定した場合、所定の履歴的時刻におい
て、情報オブジェクトのビューが再構成される。
複数の情報オブジェクトを表示し、複数のインデックス
エントリを有しているインデックスとを具えている、メ
モリ内に記憶されるデータベースをバージョン化するた
めの方法であって、該方法が:(a)複数の情報オブジ
ェクトの各々、及び複数のインデックスエントリの各々
の最新バージョンをデータベースに保持する工程と;
(b)更新された複数の情報オブジェクトの各々及び複
数のインデックスエントリの各々の一部を、複数の情報
オブジェクトの各々及び複数のインデックスエントリの
各々の旧バージョンを表示する更新の符号化表示として
データベース内に保持する工程;とを具えていることを
特徴としている。識別タッグが連続して割り当てられる
ため、所定の識別タッグが、特定の時点における情報オ
ブジェクトの全データベースのビュー(view)を規定で
きる。このような”ビューイング(viewing )”識別タ
ッグを仮定すると、識別タッグが割り当てられた時刻に
おいて”現在の”、すなわち最新であった所定の情報オ
ブジェクトのバージョンが、第2識別タッグがビューイ
ング識別タッグ以下である最新バージョンである。した
がって、これら識別タッグを、その代わりにデルタタイ
ムと称する。リアルタイムを識別タッグに作成する独立
なファイルを仮定した場合、所定の履歴的時刻におい
て、情報オブジェクトのビューが再構成される。
【0021】本発明は、単一のデルタタイムにおいて、
すべてのインデックスを検討するための並列的方法を提
供するものである。情報オブジェクトの内容に基づき、
インデックスが構成される。情報オブジェクトの作成、
又は情報オブジェクトの修正の結果、インデックス付け
の間、情報オブジェクトを表示しているインデックスに
記述子が割り当てられる。記述子は、情報オブジェクト
の内容の一部を示している。これらの記述子が順次用い
られ、インデックスを更新する。データベース中の各固
有の記述子毎に、1インデックスエントリが存在する。
インデックス付けの間に割り当てられた記述子を有して
いる情報オブジェクトのすべての第1識別タッグのセッ
トが論理的に、インデックスエントリとともに記憶され
る。この第1識別タッグのセットがバージョン化され
る。最新バージョンが、第1識別タッグのセットとして
完全に記憶される。インデックスエントリの先行するバ
ージョンは、特定のデルタタイムにおいて、前記第1識
別タッグのセットになされた変更を表示し、これらが、
降順に、第1識別タッグの最新セットに追加される。最
新より以前のインデックスエントリの各バージョンが、
第2識別タッグと、第1識別タッグと、第1識別タッグ
が、前記デルタタイムにおいて前記セットに付加又は前
記セットから削除されたか否かのインディケータとを具
えている。特定のデルタタイムにおけるインデックス・
エントリ・セットの再構成は、上記の情報オブジェクト
と同様の方法によって達成される。
すべてのインデックスを検討するための並列的方法を提
供するものである。情報オブジェクトの内容に基づき、
インデックスが構成される。情報オブジェクトの作成、
又は情報オブジェクトの修正の結果、インデックス付け
の間、情報オブジェクトを表示しているインデックスに
記述子が割り当てられる。記述子は、情報オブジェクト
の内容の一部を示している。これらの記述子が順次用い
られ、インデックスを更新する。データベース中の各固
有の記述子毎に、1インデックスエントリが存在する。
インデックス付けの間に割り当てられた記述子を有して
いる情報オブジェクトのすべての第1識別タッグのセッ
トが論理的に、インデックスエントリとともに記憶され
る。この第1識別タッグのセットがバージョン化され
る。最新バージョンが、第1識別タッグのセットとして
完全に記憶される。インデックスエントリの先行するバ
ージョンは、特定のデルタタイムにおいて、前記第1識
別タッグのセットになされた変更を表示し、これらが、
降順に、第1識別タッグの最新セットに追加される。最
新より以前のインデックスエントリの各バージョンが、
第2識別タッグと、第1識別タッグと、第1識別タッグ
が、前記デルタタイムにおいて前記セットに付加又は前
記セットから削除されたか否かのインディケータとを具
えている。特定のデルタタイムにおけるインデックス・
エントリ・セットの再構成は、上記の情報オブジェクト
と同様の方法によって達成される。
【0022】本発明は、多くの技術を用いて、効果的な
インデックス表示を達成するものである。これらの技術
では、インデックスエントリの最新バージョンとともに
保持される第1識別タッグのセットが、情報検索システ
ムにおいて用いられる所定の標準技術によって圧縮され
る。他のバージョン化表示とは異なり、このセットに
は、バージョンナンバ及び時刻表示がない。情報オブジ
ェクトが修正されると、一般的に、小さな修正(例え
ば、ワードのスペリング修正)のみが行われる。一般的
に、この修正によって、少数の記述子が、インデックス
付けの間に、情報オブジェクトと関連する記述子のセッ
トに付加され、該セットから除去される。両バージョン
中の情報オブジェクトと関連する記述子の場合、関連イ
ンデックスに対して変更を行う必要はない。その理由
は、これらの記述子が、旧バージョンのメンバシップを
表示しているからである。このプロセスを”部分的な再
インデクシング”と称する。その理由は、少数のインデ
ックスエントリのみが、修正オブジェクトの影響を受け
るべきだからである。情報オブジェクトが作成される
際、影響を受けたインデックスエントリが、新情報オブ
ジェクトのデータベースへの付加を示している第1識別
タッグの付加を示しているバージョンを記憶する必要が
ない。このようなバージョンは、同一の第1及び第2識
別タッグを有し、冗長となる場合がある。ここで、第1
識別タッグが、インデックスエントリの最新バージョン
に記憶される。このことは、1個の付加的な動作をイン
デックスエントリの先行するバージョンの再構成に導入
する。リクエストのデルタタイムよりも大きなすべての
第1識別タッグは、最新セットから排除されなければな
らない。
インデックス表示を達成するものである。これらの技術
では、インデックスエントリの最新バージョンとともに
保持される第1識別タッグのセットが、情報検索システ
ムにおいて用いられる所定の標準技術によって圧縮され
る。他のバージョン化表示とは異なり、このセットに
は、バージョンナンバ及び時刻表示がない。情報オブジ
ェクトが修正されると、一般的に、小さな修正(例え
ば、ワードのスペリング修正)のみが行われる。一般的
に、この修正によって、少数の記述子が、インデックス
付けの間に、情報オブジェクトと関連する記述子のセッ
トに付加され、該セットから除去される。両バージョン
中の情報オブジェクトと関連する記述子の場合、関連イ
ンデックスに対して変更を行う必要はない。その理由
は、これらの記述子が、旧バージョンのメンバシップを
表示しているからである。このプロセスを”部分的な再
インデクシング”と称する。その理由は、少数のインデ
ックスエントリのみが、修正オブジェクトの影響を受け
るべきだからである。情報オブジェクトが作成される
際、影響を受けたインデックスエントリが、新情報オブ
ジェクトのデータベースへの付加を示している第1識別
タッグの付加を示しているバージョンを記憶する必要が
ない。このようなバージョンは、同一の第1及び第2識
別タッグを有し、冗長となる場合がある。ここで、第1
識別タッグが、インデックスエントリの最新バージョン
に記憶される。このことは、1個の付加的な動作をイン
デックスエントリの先行するバージョンの再構成に導入
する。リクエストのデルタタイムよりも大きなすべての
第1識別タッグは、最新セットから排除されなければな
らない。
【0023】インデックスへのバージョン化の付加に必
要な付加的スペースオーバーヘッドは小さい。その理由
は、一般的に、多くのテキスト情報検索システムにおい
て、情報オブジェクトに対して行われる修正が極めてわ
ずかだからである。情報オブジェクトの作成の結果生じ
るインデックススペースオーバーヘッドは、現存する非
バージョン化情報検索システム(圧縮されなければなら
ない識別タッグのセット)に匹敵する。バージョン化に
寄与し得るスペースオーバーヘッドが、専ら情報オブジ
ェクトの修正の際に生じる。この場合、情報オブジェク
トの旧バージョンが、影響を受けたインデックスエント
リに付加されなければならない。全文情報検索システム
において共通の大量のインデックス付けと比較する場
合、これらの修正レコードの相対的なコストは小さい。
ここで、アーティクル中の各ワードにインデックスが付
される。
要な付加的スペースオーバーヘッドは小さい。その理由
は、一般的に、多くのテキスト情報検索システムにおい
て、情報オブジェクトに対して行われる修正が極めてわ
ずかだからである。情報オブジェクトの作成の結果生じ
るインデックススペースオーバーヘッドは、現存する非
バージョン化情報検索システム(圧縮されなければなら
ない識別タッグのセット)に匹敵する。バージョン化に
寄与し得るスペースオーバーヘッドが、専ら情報オブジ
ェクトの修正の際に生じる。この場合、情報オブジェク
トの旧バージョンが、影響を受けたインデックスエント
リに付加されなければならない。全文情報検索システム
において共通の大量のインデックス付けと比較する場
合、これらの修正レコードの相対的なコストは小さい。
ここで、アーティクル中の各ワードにインデックスが付
される。
【0024】
【実施例】以下図面を参照して本発明を実施例につき説
明する。本発明を完全に理解するために、用語及び定義
について以下に簡単に説明する。用語は内容以外から規
定されるが、以下の本発明の説明の理解に役立つもので
ある。
明する。本発明を完全に理解するために、用語及び定義
について以下に簡単に説明する。用語は内容以外から規
定されるが、以下の本発明の説明の理解に役立つもので
ある。
【0025】情報オブジェクトは、名前付きの値の収集
として規定される。これらを説明する共通の方法は、オ
ブジェクトをフィールド/値の対の収集とすることであ
る。オブジェクトを具えることのできる種々のフィール
ドの例としては、オーサーの名前が記憶されるオーサー
フィールド、オブジェクトのタイトルが記憶されるタイ
トルフィールド、及びオブジェクトの実際のテキストが
記憶されるテキストフィールドがある。”例示(instan
ces )”としてのオブジェクト、すなわち、同一のクラ
スの発生は、同一のフィールドを共有するが、種々の値
を有している場合がある。オブジェクトのクラスは、オ
ブジェクトが他のオブジェクトの例示であることを示し
ている、オブジェクトの”インスト・オブ(Inst−O
f)”フィールドの値を調べることによって検出され
る。
として規定される。これらを説明する共通の方法は、オ
ブジェクトをフィールド/値の対の収集とすることであ
る。オブジェクトを具えることのできる種々のフィール
ドの例としては、オーサーの名前が記憶されるオーサー
フィールド、オブジェクトのタイトルが記憶されるタイ
トルフィールド、及びオブジェクトの実際のテキストが
記憶されるテキストフィールドがある。”例示(instan
ces )”としてのオブジェクト、すなわち、同一のクラ
スの発生は、同一のフィールドを共有するが、種々の値
を有している場合がある。オブジェクトのクラスは、オ
ブジェクトが他のオブジェクトの例示であることを示し
ている、オブジェクトの”インスト・オブ(Inst−O
f)”フィールドの値を調べることによって検出され
る。
【0026】クラスもオブジェクトである。クラスは、
その例示がどのフィールドを有しているかを記述する。
これらのフィールドは、クラスの”フィールズ(Field
s)”フィールドに記憶される。以下に説明する例示的
な実施例において、任意の他のオブジェクトが複数のバ
ージョンを有することができるのと同様に、クラスは、
複数のバージョンを有することができる。明確にクラス
を規定することによって、種々の”タイプ”の情報オブ
ジェクトが同一のデータベースに存在できる。クラスを
バージョン化することは、オブジェクト自体のアクセス
を中断することなく、オブジェクトの記述を、変更させ
ることができることを示している。クラスをバージョン
化しないならば、クラスの変更によって、オブジェクト
が適宜修正されるまで、データベースを非作動状態とし
てしまう。バージョン化に伴い、オブジェクトは、(”
インスト・オブ”フィールドを介して、)それに対応す
るクラスの適切なバージョンを参照し、正しく解釈され
る。以下に述べる例は、どのようにして、2個の異なる
オブジェクトが、クラスの種々のバージョンを指示し、
種々のフィールドを得るかを説明するものである。
その例示がどのフィールドを有しているかを記述する。
これらのフィールドは、クラスの”フィールズ(Field
s)”フィールドに記憶される。以下に説明する例示的
な実施例において、任意の他のオブジェクトが複数のバ
ージョンを有することができるのと同様に、クラスは、
複数のバージョンを有することができる。明確にクラス
を規定することによって、種々の”タイプ”の情報オブ
ジェクトが同一のデータベースに存在できる。クラスを
バージョン化することは、オブジェクト自体のアクセス
を中断することなく、オブジェクトの記述を、変更させ
ることができることを示している。クラスをバージョン
化しないならば、クラスの変更によって、オブジェクト
が適宜修正されるまで、データベースを非作動状態とし
てしまう。バージョン化に伴い、オブジェクトは、(”
インスト・オブ”フィールドを介して、)それに対応す
るクラスの適切なバージョンを参照し、正しく解釈され
る。以下に述べる例は、どのようにして、2個の異なる
オブジェクトが、クラスの種々のバージョンを指示し、
種々のフィールドを得るかを説明するものである。
【0027】識別タッグ、デルタ識別タッグ、オブジェ
クト識別タッグ、タイム、デルタタイムは、すべて、
(1で開始する)各事象毎に順次に固有の識別タッ
グ(”識別タッグ”)を発生させる識別子発生機能によ
って生じる値に対して、この応用例で使用される項であ
る。例えば、データベース中に発生するオブジェクトの
付加及び修正である。識別タッグが順次に発生するの
で、識別タッグへの代入は、指示された時刻である。し
かし、時刻指定は、相対的なものである。
クト識別タッグ、タイム、デルタタイムは、すべて、
(1で開始する)各事象毎に順次に固有の識別タッ
グ(”識別タッグ”)を発生させる識別子発生機能によ
って生じる値に対して、この応用例で使用される項であ
る。例えば、データベース中に発生するオブジェクトの
付加及び修正である。識別タッグが順次に発生するの
で、識別タッグへの代入は、指示された時刻である。し
かし、時刻指定は、相対的なものである。
【0028】インデックスエントリは、データベース内
で遭遇する各固有のフィールド/値の対毎に作成され
る。論理的に、1インデックスエントリは、前記フィー
ルド/値の対を有しているデータベース内のすべてのオ
ブジェクトのセットを有している。この概念は、フィー
ルドの種類によって若干複雑となる。
で遭遇する各固有のフィールド/値の対毎に作成され
る。論理的に、1インデックスエントリは、前記フィー
ルド/値の対を有しているデータベース内のすべてのオ
ブジェクトのセットを有している。この概念は、フィー
ルドの種類によって若干複雑となる。
【0029】オブジェクトが変更される際に、オブジェ
クトの旧バージョンが論理的に保存されるという点にお
いて、オブジェクトがバージョン化される。インデック
スも同様にバージョン化される。
クトの旧バージョンが論理的に保存されるという点にお
いて、オブジェクトがバージョン化される。インデック
スも同様にバージョン化される。
【0030】本発明によって構成されるデータベースに
実行されるデータベースの更新には、3種類ある。これ
らは、新たなオブジェクトを加わえること、データベー
ス内のオブジェクトを修正すること、及びデータベース
内の情報オブジェクトを削除することである。これらの
動作を以下に示す。
実行されるデータベースの更新には、3種類ある。これ
らは、新たなオブジェクトを加わえること、データベー
ス内のオブジェクトを修正すること、及びデータベース
内の情報オブジェクトを削除することである。これらの
動作を以下に示す。
【0031】まず図1は、本発明を実施するための例示
的な実施例を示す図である。システム10は、ディスクド
ライブ及び記憶装置14、テープドライブ16、及びCRT 端
末18などの周辺装置と、コンピュータ12とを具えてい
る。一般的に、コンピュータ12を、これに関連するメモ
リ20を有しているディジタル・イクイップメント・コー
ポレーションVAX6000 −100 などの高性能コンピュータ
とすることができる。コンピュータ10において、データ
ベース22が、ディスクドライブ14に記憶される。キィボ
ード(図示せず)を具えているCRT 端末18は、システム
10のユーザインターフェイスであり、ユーザが(キィボ
ードを介して)照会情報を入力するとともに、このよう
な照会の結果として検索された記録を見るのに使用され
る。
的な実施例を示す図である。システム10は、ディスクド
ライブ及び記憶装置14、テープドライブ16、及びCRT 端
末18などの周辺装置と、コンピュータ12とを具えてい
る。一般的に、コンピュータ12を、これに関連するメモ
リ20を有しているディジタル・イクイップメント・コー
ポレーションVAX6000 −100 などの高性能コンピュータ
とすることができる。コンピュータ10において、データ
ベース22が、ディスクドライブ14に記憶される。キィボ
ード(図示せず)を具えているCRT 端末18は、システム
10のユーザインターフェイスであり、ユーザが(キィボ
ードを介して)照会情報を入力するとともに、このよう
な照会の結果として検索された記録を見るのに使用され
る。
【0032】図2は、図1に示すシステム10に用いられ
るデータベース22の論理編成の一例を示す図である。こ
のデータベースは、情報オブジェクト、及び該情報オブ
ジェクトを示すインデックスを有している。データベー
ス22は、オブジェクトデータベース26及びインデックス
データベース24を具えている。オブジェクトデータベー
ス26は、オブジェクトが記憶される場所である。インデ
ックスデータベース24は、オブジェクトデータベース26
に記憶されるオブジェクトを示すインデックスが記憶さ
れる場所である。データベース22の一部が、必要に応じ
てメモリ20に読み出される。
るデータベース22の論理編成の一例を示す図である。こ
のデータベースは、情報オブジェクト、及び該情報オブ
ジェクトを示すインデックスを有している。データベー
ス22は、オブジェクトデータベース26及びインデックス
データベース24を具えている。オブジェクトデータベー
ス26は、オブジェクトが記憶される場所である。インデ
ックスデータベース24は、オブジェクトデータベース26
に記憶されるオブジェクトを示すインデックスが記憶さ
れる場所である。データベース22の一部が、必要に応じ
てメモリ20に読み出される。
【0033】以下に説明するように、本発明は、識別タ
ッグオブジェクトシステムにおける識別タッグ発生と時
刻との間の対応関係を活用し、効果的なバージョン化オ
ブジェクトインデックシングシステムを実現するもので
ある。1に始まる順次の識別タッグが、記録識別子とし
て使用される。識別タッグは、本発明によって構成され
るデータベース内に生じる各事象毎に、コンピュータ12
の識別子発生機能によって発生する。これらの識別子
を、”デルタ識別タッグ”と称する。オブジェクトが作
成される際、”オブジェクト識別タッグ”と称するデル
タ識別タッグが、識別子発生機能によって発生し、情報
オブジェクトとともに、データベース22に記憶される。
オブジェクトが更新されると、オブジェクトの新バージ
ョンは、更新事象が発生する時にコンピュータ12の識別
子発生機能が供給する”デルタ識別タッグ”を用いて識
別される。このようにして、各順次の識別タッグは、デ
ータベース22の変更に対応する。各オブジェクトは、各
デルタタイム毎に発生するフィールド値の修正を保持
し、これによってオブジェクトのすべてのバージョンを
再構成することができる。オブジェクトは、オブジェク
ト識別タッグ及びデルタ識別タッグを用いて、他のオブ
ジェクトバージョンを参照することができる。
ッグオブジェクトシステムにおける識別タッグ発生と時
刻との間の対応関係を活用し、効果的なバージョン化オ
ブジェクトインデックシングシステムを実現するもので
ある。1に始まる順次の識別タッグが、記録識別子とし
て使用される。識別タッグは、本発明によって構成され
るデータベース内に生じる各事象毎に、コンピュータ12
の識別子発生機能によって発生する。これらの識別子
を、”デルタ識別タッグ”と称する。オブジェクトが作
成される際、”オブジェクト識別タッグ”と称するデル
タ識別タッグが、識別子発生機能によって発生し、情報
オブジェクトとともに、データベース22に記憶される。
オブジェクトが更新されると、オブジェクトの新バージ
ョンは、更新事象が発生する時にコンピュータ12の識別
子発生機能が供給する”デルタ識別タッグ”を用いて識
別される。このようにして、各順次の識別タッグは、デ
ータベース22の変更に対応する。各オブジェクトは、各
デルタタイム毎に発生するフィールド値の修正を保持
し、これによってオブジェクトのすべてのバージョンを
再構成することができる。オブジェクトは、オブジェク
ト識別タッグ及びデルタ識別タッグを用いて、他のオブ
ジェクトバージョンを参照することができる。
【0034】本発明では、オブジェクトが更新された場
合、影響を受けたフィールドのみが再度インデックス付
けされることを要件とする。この方法では、各インデッ
クスエントリは、オブジェクト識別タッグのみを有し、
デルタ識別タッグを有していない。更に、各インデック
スエントリは、新しさの順番で、({+/−},デルタ
タイム,オブジェクト識別タッグ)の形態の履歴変更レ
コードの添付順次リストを有している。これは、どのよ
うにしてインデックスエントリを修正し、先行する時点
におけるインデックスエントリの状態を計算するかを記
述している。ここで、プラス/マイナス符号は、変更
が、付加修正であるか、削除修正であるかを示してい
る。デルタタイムは、付加/削除の発生する時刻を示し
ている。オブジェクト識別タッグは、この変更レコード
によって影響を受けるオブジェクトを示している。任意
のデルタタイムxにおけるインデックスエントリスナッ
プショットは、x以上のオブジェクト識別タッグ’s を
除去し、その後、xよりも大きなデルタタイムを有して
いる修正レコードをインデックスエントリに供給するこ
とによって検索される。
合、影響を受けたフィールドのみが再度インデックス付
けされることを要件とする。この方法では、各インデッ
クスエントリは、オブジェクト識別タッグのみを有し、
デルタ識別タッグを有していない。更に、各インデック
スエントリは、新しさの順番で、({+/−},デルタ
タイム,オブジェクト識別タッグ)の形態の履歴変更レ
コードの添付順次リストを有している。これは、どのよ
うにしてインデックスエントリを修正し、先行する時点
におけるインデックスエントリの状態を計算するかを記
述している。ここで、プラス/マイナス符号は、変更
が、付加修正であるか、削除修正であるかを示してい
る。デルタタイムは、付加/削除の発生する時刻を示し
ている。オブジェクト識別タッグは、この変更レコード
によって影響を受けるオブジェクトを示している。任意
のデルタタイムxにおけるインデックスエントリスナッ
プショットは、x以上のオブジェクト識別タッグ’s を
除去し、その後、xよりも大きなデルタタイムを有して
いる修正レコードをインデックスエントリに供給するこ
とによって検索される。
【0035】本発明によって構成される情報検索システ
ム内のデータベースの一例を以下に示す。該システム
は、症状解析条項、ノートファイルエントリ等の情報オ
ブジェクトを記憶する。情報オブジェクト内のフィール
ドは、テキストを具えることができる。テキストフィー
ルド内の各ワード毎に、特定のテキストフィールド内に
ワードを有しているオブジェクトを示しているセットを
具えているインデックスエントリが作成される。データ
又はオーサー等の他のフィールドタイプが、値の一部で
はなく値の全体(例えば、オーサーネーム)を用いてイ
ンデックス付けされる。
ム内のデータベースの一例を以下に示す。該システム
は、症状解析条項、ノートファイルエントリ等の情報オ
ブジェクトを記憶する。情報オブジェクト内のフィール
ドは、テキストを具えることができる。テキストフィー
ルド内の各ワード毎に、特定のテキストフィールド内に
ワードを有しているオブジェクトを示しているセットを
具えているインデックスエントリが作成される。データ
又はオーサー等の他のフィールドタイプが、値の一部で
はなく値の全体(例えば、オーサーネーム)を用いてイ
ンデックス付けされる。
【0036】図3 〜9Bは、どのようにして本発明による
データベースを構成するかを説明するための図である。
種々の構造段階におけるデータベースの例を図示し、本
発明の特徴を説明する。上記図面のすべての参照番号を
以下の図面に用い、説明の連続性を保持する。
データベースを構成するかを説明するための図である。
種々の構造段階におけるデータベースの例を図示し、本
発明の特徴を説明する。上記図面のすべての参照番号を
以下の図面に用い、説明の連続性を保持する。
【0037】図3は、ここに記憶されるオブジェクト60
を有している例示的なデータベース50を示す図である。
オブジェクト60の例示であるオブジェクトのクラスに対
するフォーマットを確立している点において、オブジェ
クト60は、”ヘッダ”オブジェクトと称される。オブジ
ェクト60は、オブジェクト60のこのバージョンが作成さ
れた時刻を示しているオブジェクト識別タッグ52と称す
る固有の識別タッグを有している。コンピュータ12(図
1)の識別子発生機能によって発生し、オブジェクト60
に代入される識別タッグの値は10である。オブジェクト
60のこのバージョンが作成された時刻を示しているデル
タ識別タッグと称するバージョンフィールド54も、オブ
ジェクト60に含まれている。これが第1バージョンであ
るために、オブジェクト識別タッグ52の値と、デルタ識
別タッグ54の値とは等しい(すなわち、10である)。ネ
ームフィールド56は、オブジェクト60を”アーティクル
・クラス”オブジェクトと規定している。フィールド58
は、オブジェクト60のすべての例示が含んでいるフィー
ルドを指定する。
を有している例示的なデータベース50を示す図である。
オブジェクト60の例示であるオブジェクトのクラスに対
するフォーマットを確立している点において、オブジェ
クト60は、”ヘッダ”オブジェクトと称される。オブジ
ェクト60は、オブジェクト60のこのバージョンが作成さ
れた時刻を示しているオブジェクト識別タッグ52と称す
る固有の識別タッグを有している。コンピュータ12(図
1)の識別子発生機能によって発生し、オブジェクト60
に代入される識別タッグの値は10である。オブジェクト
60のこのバージョンが作成された時刻を示しているデル
タ識別タッグと称するバージョンフィールド54も、オブ
ジェクト60に含まれている。これが第1バージョンであ
るために、オブジェクト識別タッグ52の値と、デルタ識
別タッグ54の値とは等しい(すなわち、10である)。ネ
ームフィールド56は、オブジェクト60を”アーティクル
・クラス”オブジェクトと規定している。フィールド58
は、オブジェクト60のすべての例示が含んでいるフィー
ルドを指定する。
【0038】オブジェクト識別タッグ52の値、及びデル
タ識別タッグ54の値によって示されているように、時刻
10で、アーティクル・クラスが加えられる。コンピュー
タ12(図1)の識別子発生機能によって発生するこの時
刻の値10は、アーティクル・クラスをデータベース60に
付加する事象が発生する時刻を示している時刻表示であ
る。
タ識別タッグ54の値によって示されているように、時刻
10で、アーティクル・クラスが加えられる。コンピュー
タ12(図1)の識別子発生機能によって発生するこの時
刻の値10は、アーティクル・クラスをデータベース60に
付加する事象が発生する時刻を示している時刻表示であ
る。
【0039】図4は、第2オブジェクト72が加えられた
後の図3の例示的なデータベース50を示す図である。オ
ブジェクト識別タッグ62の値によって表示されているよ
うに、時刻11において、アーティクル・クラスの例示が
付加された。オブジェクト72は、オブジェクト72がオブ
ジェクト60の例示であることを示しているタイトルフィ
ールド68、オーサーフィールド70及びインスト・オブ・
フィールド66のフィールド/値の対を有している。
後の図3の例示的なデータベース50を示す図である。オ
ブジェクト識別タッグ62の値によって表示されているよ
うに、時刻11において、アーティクル・クラスの例示が
付加された。オブジェクト72は、オブジェクト72がオブ
ジェクト60の例示であることを示しているタイトルフィ
ールド68、オーサーフィールド70及びインスト・オブ・
フィールド66のフィールド/値の対を有している。
【0040】オブジェクト72のタイトルフィールド68及
びオーサーフィールド70に記憶されている値を示してい
るインデックスエントリ74,76 及び78を有しているイン
デックスの一部分も、図4に示されている。作図目的の
ために、オブジェクト60及び72のように、これらのイン
デックスエントリは隣接して、またデータベース50の同
一の領域に示されている。図2に示されているように、
データベース24のインデックス部分、及びデータベース
26のオブジェクト部分は、論理的に独立である。
びオーサーフィールド70に記憶されている値を示してい
るインデックスエントリ74,76 及び78を有しているイン
デックスの一部分も、図4に示されている。作図目的の
ために、オブジェクト60及び72のように、これらのイン
デックスエントリは隣接して、またデータベース50の同
一の領域に示されている。図2に示されているように、
データベース24のインデックス部分、及びデータベース
26のオブジェクト部分は、論理的に独立である。
【0041】インデックスエントリは、データベース50
において、各フィールド/値の対毎に示されている。イ
ンデックスエントリ74,76 及び78の左側は、インデック
ス付けされたフィールド/値の対を示している。括弧内
の数字は、オブジェクト識別タッグによって、データベ
ース50内の最新時刻現在のフィールド/値の対を有して
いるオブジェクトのセットを示している。
において、各フィールド/値の対毎に示されている。イ
ンデックスエントリ74,76 及び78の左側は、インデック
ス付けされたフィールド/値の対を示している。括弧内
の数字は、オブジェクト識別タッグによって、データベ
ース50内の最新時刻現在のフィールド/値の対を有して
いるオブジェクトのセットを示している。
【0042】インデックスエントリ78は、フィールド/
値の対、オーサー”Peter Anick ”を有しているすべて
のオブジェクトに対するものである。この場合、オーサ
ーフィールドは、その内容のエントリにインデックス付
けされる。図示されているように、インデックスエント
リ78は値11のオブジェクト識別タッグを有し、オブジェ
クト72がフィールド/値の対、オーサー”Peter Anick
”を有していることを示している。順次の変更レコー
ドが存在しないため、セット内のオブジェクト識別タッ
グの値は、時刻11において、すなわち、オブジェクトが
作成された際に、インデックスエントリに加えられたこ
とを示している。同様に、インデックスエントリ74及び
76は、(値11によって表示される)オブジェクト72を示
している。ここで、全フィールド/値にインデックス付
けを行うのではなく、値の一部が使用される。このこと
によって、タイトル”distributed ”及びタイトル”sy
stems ”の2個のそれぞれ独立したインデックスエント
リが作成される。
値の対、オーサー”Peter Anick ”を有しているすべて
のオブジェクトに対するものである。この場合、オーサ
ーフィールドは、その内容のエントリにインデックス付
けされる。図示されているように、インデックスエント
リ78は値11のオブジェクト識別タッグを有し、オブジェ
クト72がフィールド/値の対、オーサー”Peter Anick
”を有していることを示している。順次の変更レコー
ドが存在しないため、セット内のオブジェクト識別タッ
グの値は、時刻11において、すなわち、オブジェクトが
作成された際に、インデックスエントリに加えられたこ
とを示している。同様に、インデックスエントリ74及び
76は、(値11によって表示される)オブジェクト72を示
している。ここで、全フィールド/値にインデックス付
けを行うのではなく、値の一部が使用される。このこと
によって、タイトル”distributed ”及びタイトル”sy
stems ”の2個のそれぞれ独立したインデックスエント
リが作成される。
【0043】図5は、第2オブジェクト72修正後の、図
4に示す例示的データベース50を示す図である。最新バ
ージョンフィールド64に記憶されている値によって表示
される時刻12において、オブジェクト72のタイトルフィ
ールド68内の値が、”分離処理システム”から”ネット
ワークシステム”に修正された。”最新バージョン”と
称するオブジェクト72の新バージョンが作成され、この
変更を示す。オブジェクト72の全内容が、最新バージョ
ンにコピーされる。タイトルフィールド68の前のエント
リ、”分散処理システム”が、オブジェクト72の旧バー
ジョンのタイトルフィールド82に移される。これは、参
照番号80(及びデルタタイム11によって)示される。新
エントリは、タイトルフィールド68に配置される。
4に示す例示的データベース50を示す図である。最新バ
ージョンフィールド64に記憶されている値によって表示
される時刻12において、オブジェクト72のタイトルフィ
ールド68内の値が、”分離処理システム”から”ネット
ワークシステム”に修正された。”最新バージョン”と
称するオブジェクト72の新バージョンが作成され、この
変更を示す。オブジェクト72の全内容が、最新バージョ
ンにコピーされる。タイトルフィールド68の前のエント
リ、”分散処理システム”が、オブジェクト72の旧バー
ジョンのタイトルフィールド82に移される。これは、参
照番号80(及びデルタタイム11によって)示される。新
エントリは、タイトルフィールド68に配置される。
【0044】図5のインデックスエントリ74及び84にお
いて、括弧内の最も右のエントリは、最新バージョンに
供給され、履歴時刻におけるインデックスエントリを見
ることができるデルタ変更レコードを示している。各デ
ルタ変更レコードは、それぞれ、インデックスエントリ
への動作、すなわち、付加(+)又は除去(−)、動作
の発生した時刻、及び付加又は除去が行われるオブジェ
クトのオブジェクト識別タッグを示している。インデッ
クスエントリ74の場合、デルタ変更レコードは、デルタ
タイム12において、ワード”distributed ”が、オブジ
ェクト72を示しているオブジェクト識別タッグの11を有
しているオブジェクトのタイトルフィールドから除去さ
れたことを示している。
いて、括弧内の最も右のエントリは、最新バージョンに
供給され、履歴時刻におけるインデックスエントリを見
ることができるデルタ変更レコードを示している。各デ
ルタ変更レコードは、それぞれ、インデックスエントリ
への動作、すなわち、付加(+)又は除去(−)、動作
の発生した時刻、及び付加又は除去が行われるオブジェ
クトのオブジェクト識別タッグを示している。インデッ
クスエントリ74の場合、デルタ変更レコードは、デルタ
タイム12において、ワード”distributed ”が、オブジ
ェクト72を示しているオブジェクト識別タッグの11を有
しているオブジェクトのタイトルフィールドから除去さ
れたことを示している。
【0045】インデックスエントリ74及び84のオブジェ
クト識別タッグのセットが、それぞれ更新される。イン
デックスエントリ74のセットは空であり、現在の時刻に
おいて(図5の場合、これは12である。)オブジェクト
は、フィールド/値の対、タイトル”distributed ”を
有していない。対応して、インデックスエントリ84は、
そのセット中のオブジェクト識別タッグに対して値11を
有している。
クト識別タッグのセットが、それぞれ更新される。イン
デックスエントリ74のセットは空であり、現在の時刻に
おいて(図5の場合、これは12である。)オブジェクト
は、フィールド/値の対、タイトル”distributed ”を
有していない。対応して、インデックスエントリ84は、
そのセット中のオブジェクト識別タッグに対して値11を
有している。
【0046】インデックスエントリ76及び84は共に、オ
ブジェクト識別タッグに対して、値11を有しているセッ
トを具えているが、デルタ変更レコードの試験は、この
2個の間の差を示している。インデックスエントリ84の
デルタ変更は、オブジェクト識別タッグに対する値11
が、時刻12においてセットに加えられ、この時刻以前に
セットの一部ではなかったことを示している。特に、こ
れは、オブジェクトが作成された際、時刻11においてセ
ットの一部ではなかった。インデックスエントリ76のデ
ルタ変更が行われないことは、オブジェクト識別タッグ
の値11が、オブジェクト作成の際に(すなわち、時刻11
において)、セットに加えられる必要があることを示し
ている。更に、フィールド/値の対、タイトル”system
s ”が、オブジェクト72の両バージョンの一部であった
ために、インデックスエントリ76は、オブジェクトの新
バージョンに対して更新される必要がない。
ブジェクト識別タッグに対して、値11を有しているセッ
トを具えているが、デルタ変更レコードの試験は、この
2個の間の差を示している。インデックスエントリ84の
デルタ変更は、オブジェクト識別タッグに対する値11
が、時刻12においてセットに加えられ、この時刻以前に
セットの一部ではなかったことを示している。特に、こ
れは、オブジェクトが作成された際、時刻11においてセ
ットの一部ではなかった。インデックスエントリ76のデ
ルタ変更が行われないことは、オブジェクト識別タッグ
の値11が、オブジェクト作成の際に(すなわち、時刻11
において)、セットに加えられる必要があることを示し
ている。更に、フィールド/値の対、タイトル”system
s ”が、オブジェクト72の両バージョンの一部であった
ために、インデックスエントリ76は、オブジェクトの新
バージョンに対して更新される必要がない。
【0047】図6は、第2オブジェクトが再び修正され
た後の、図5の例示的なデータベースを示す図である。
最新バージョンフィールド64に記憶されている値が表示
される時刻13において、オブジェクト72のタイトルフィ
ールド68内の値は、”ネットワークシステム(network
sistems )”から、”分散処理(distributed) 、及び
(and )ネットワークシステム(network system)”に修
正される。”最新バージョン”と称するオブジェクト72
の新バージョンが作成され、この変更を示している。オ
ブジェクト72の全内容が最新バージョンにコピーされ
る。タイトルフィールド68の先行するエントリ、”ネッ
トワークシステム”は、オブジェクト72の(参照番号86
にて示される)旧バージョンのタイトルフィールド88に
移動され、タイトルフィールド68の新エントリが、オブ
ジェクト72の(参照番号64にて示される)最新バージョ
ンに配置される。
た後の、図5の例示的なデータベースを示す図である。
最新バージョンフィールド64に記憶されている値が表示
される時刻13において、オブジェクト72のタイトルフィ
ールド68内の値は、”ネットワークシステム(network
sistems )”から、”分散処理(distributed) 、及び
(and )ネットワークシステム(network system)”に修
正される。”最新バージョン”と称するオブジェクト72
の新バージョンが作成され、この変更を示している。オ
ブジェクト72の全内容が最新バージョンにコピーされ
る。タイトルフィールド68の先行するエントリ、”ネッ
トワークシステム”は、オブジェクト72の(参照番号86
にて示される)旧バージョンのタイトルフィールド88に
移動され、タイトルフィールド68の新エントリが、オブ
ジェクト72の(参照番号64にて示される)最新バージョ
ンに配置される。
【0048】インデックスエントリ74は修正され、上記
の変更を表示する。特に、新デルタレコードが、インデ
ックスエントリ74に加えられ、時刻13において、ワー
ド”分散処理(distributed )”が、オブジェクト識別
タッグに対する値11を有するオブジェクトのタイトルフ
ィールド68に加えられたことを示している。同様に、新
インデックスエントリ90が作成され、新デルタレコード
がインデックスエントリ90に加えられ、時刻13におい
て、ワード”及び(and )”が、オブジェクト識別タッ
グに対する値11を有しているタイトルフィールド68に加
えられたことを示している。
の変更を表示する。特に、新デルタレコードが、インデ
ックスエントリ74に加えられ、時刻13において、ワー
ド”分散処理(distributed )”が、オブジェクト識別
タッグに対する値11を有するオブジェクトのタイトルフ
ィールド68に加えられたことを示している。同様に、新
インデックスエントリ90が作成され、新デルタレコード
がインデックスエントリ90に加えられ、時刻13におい
て、ワード”及び(and )”が、オブジェクト識別タッ
グに対する値11を有しているタイトルフィールド68に加
えられたことを示している。
【0049】図7は、オブジェクト60修正後の図6の例
示的データベース50を示す図である。時刻14におい
て、”Visibility”と称する他のフィールドが、アーテ
ィクル・クラスに加えられる。”最新バージョン”と称
するオブジェクト60の新バージョンが作成され、この変
更を示す。オブジェクト60の全内容が最新バージョンに
コピーされる。Field フィールド58の先行するエントリ
が、オブジェクト60の(参照番号92にて示される)旧バ
ージョンのField フィールド94に移動され、Fieldフィ
ールド58内の新エントリがオブジェクト60の最新バージ
ョンに配置される。関連するインデックスエントリに何
ら変更が行われていないことに注意する。その理由は、
これらが、クラスオブジェクト60を修正する以前に発生
した事象に言及しているからである。
示的データベース50を示す図である。時刻14におい
て、”Visibility”と称する他のフィールドが、アーテ
ィクル・クラスに加えられる。”最新バージョン”と称
するオブジェクト60の新バージョンが作成され、この変
更を示す。オブジェクト60の全内容が最新バージョンに
コピーされる。Field フィールド58の先行するエントリ
が、オブジェクト60の(参照番号92にて示される)旧バ
ージョンのField フィールド94に移動され、Fieldフィ
ールド58内の新エントリがオブジェクト60の最新バージ
ョンに配置される。関連するインデックスエントリに何
ら変更が行われていないことに注意する。その理由は、
これらが、クラスオブジェクト60を修正する以前に発生
した事象に言及しているからである。
【0050】図8A〜8Bは、オブジェクト60の他の例示が
加えられた後の、図7の例示的データベース50を示す図
である。図示されているように、時刻15において、アー
ティクル・クラスの他の事例がオブジェクト110 として
加えられる。オブジェクト110 は、インスト・オブ(In
st−Of)フィールド100 、タイトルフィールド102 、オ
ーサーフィールド104 、及びビジビリティ(Visibilit
y)フィールド106 のフィールド/値の対を具えてい
る。値は、上記フィールドのそれぞれに記録される。オ
ブジェクト110 が、オブジェクト72よりも1個多くフィ
ールド/値のを有していることに留意する。このこと
は、各々が、”アーティクル・クラス”オブジェクト60
の他のバージョンを指示しているからである。
加えられた後の、図7の例示的データベース50を示す図
である。図示されているように、時刻15において、アー
ティクル・クラスの他の事例がオブジェクト110 として
加えられる。オブジェクト110 は、インスト・オブ(In
st−Of)フィールド100 、タイトルフィールド102 、オ
ーサーフィールド104 、及びビジビリティ(Visibilit
y)フィールド106 のフィールド/値の対を具えてい
る。値は、上記フィールドのそれぞれに記録される。オ
ブジェクト110 が、オブジェクト72よりも1個多くフィ
ールド/値のを有していることに留意する。このこと
は、各々が、”アーティクル・クラス”オブジェクト60
の他のバージョンを指示しているからである。
【0051】エントリが、現行のインデックスエントリ
76及び78に加えられ、タイトルフィールドのインデック
スエントリが修正されたことを示し、時刻15におい
て、”システム(system)”が加えられたことを示して
いる。また、オーサーフィールドが修正され、時刻15に
おいて、”Peter Anick ”が加えられたことを示してい
る。新インデックスエントリ112 及び114 が加えられ、
値”データベース(database)”がタイトルフィールド
に付加され、”顧客(Customer)”がビジビリティ・フ
ィールドに付加されたことを示している。
76及び78に加えられ、タイトルフィールドのインデック
スエントリが修正されたことを示し、時刻15におい
て、”システム(system)”が加えられたことを示して
いる。また、オーサーフィールドが修正され、時刻15に
おいて、”Peter Anick ”が加えられたことを示してい
る。新インデックスエントリ112 及び114 が加えられ、
値”データベース(database)”がタイトルフィールド
に付加され、”顧客(Customer)”がビジビリティ・フ
ィールドに付加されたことを示している。
【0052】図9A〜9Bは、オブジェクト110 が削除され
た後の、図8A〜8Bの例示的データベース50を示す図であ
る。図に示されているように、時刻16において、オブジ
ェクト110 が削除される。この削除は、(参照番号98で
示されている)オブジェクト110 の最新バージョンをク
リアし、図8Aの最新バージョン110 を(参照番号116で
示されている)旧バージョンにコピーし、全フィールド
を、この旧バージョンにコピーすることによって行われ
る。
た後の、図8A〜8Bの例示的データベース50を示す図であ
る。図に示されているように、時刻16において、オブジ
ェクト110 が削除される。この削除は、(参照番号98で
示されている)オブジェクト110 の最新バージョンをク
リアし、図8Aの最新バージョン110 を(参照番号116で
示されている)旧バージョンにコピーし、全フィールド
を、この旧バージョンにコピーすることによって行われ
る。
【0053】削除動作を完了するために、時刻15におい
て加えられたすべてのものに対するインデックスのすべ
てのエントリが除去される。このようにして、デルタ変
更レコードが、インデックスエントリ76,78,112 及び11
4 に加えられ、時刻16において値がオブジェクト110 か
ら削除されたことを示している。
て加えられたすべてのものに対するインデックスのすべ
てのエントリが除去される。このようにして、デルタ変
更レコードが、インデックスエントリ76,78,112 及び11
4 に加えられ、時刻16において値がオブジェクト110 か
ら削除されたことを示している。
【0054】図10A 〜10E は、データベースに記憶され
たオブジェクトを付加又は修正するための、本発明によ
る処理の流れを示す図である。図10A 〜10E は、データ
ベース管理者等のユーザがデータベースを更新する際に
コンピュータ12(図1)によって呼び出されるソフトウ
ェアモジュールを示している。
たオブジェクトを付加又は修正するための、本発明によ
る処理の流れを示す図である。図10A 〜10E は、データ
ベース管理者等のユーザがデータベースを更新する際に
コンピュータ12(図1)によって呼び出されるソフトウ
ェアモジュールを示している。
【0055】図10A に示されている処理フローに入る
際、処理されるデータベース事象をテストし、ステップ
140 において、オブジェクトをデータベースに加えるか
否かを決定する。オブジェクトをデータベースに加える
場合には、制御は、ステップ142 に移行する。ここで、
コンピュータ12(図1)の識別子発生機能によって発生
する新識別タッグがオブジェクトに割り当てられる。次
に、ステップ144 において、加えられたオブジェクトの
第1バージョンがデータベースに作成される。
際、処理されるデータベース事象をテストし、ステップ
140 において、オブジェクトをデータベースに加えるか
否かを決定する。オブジェクトをデータベースに加える
場合には、制御は、ステップ142 に移行する。ここで、
コンピュータ12(図1)の識別子発生機能によって発生
する新識別タッグがオブジェクトに割り当てられる。次
に、ステップ144 において、加えられたオブジェクトの
第1バージョンがデータベースに作成される。
【0056】その後、制御は、図10B のプログラムルー
プに移行し、新オブジェクトを処理し、オブジェクトに
対する適切なインデックスエントリを発生させる。図10
B の処理フローに入る際、次に、すなわち、これがこの
プログラムループの第1回目の通過の場合、ステップ15
8 において、オブジェクトにインデックス付けを行うた
めの第1フィールド/値の対が選択される。ステップ16
0 において、テストが行われ、新オブジェクトにインデ
ックス付けを行うためのフィールド/値の対が更に存在
するか否かを決定する。存在しない場合には、新オブジ
ェクトが完全にインデックス付けされ、その後、処理が
停止する。
プに移行し、新オブジェクトを処理し、オブジェクトに
対する適切なインデックスエントリを発生させる。図10
B の処理フローに入る際、次に、すなわち、これがこの
プログラムループの第1回目の通過の場合、ステップ15
8 において、オブジェクトにインデックス付けを行うた
めの第1フィールド/値の対が選択される。ステップ16
0 において、テストが行われ、新オブジェクトにインデ
ックス付けを行うためのフィールド/値の対が更に存在
するか否かを決定する。存在しない場合には、新オブジ
ェクトが完全にインデックス付けされ、その後、処理が
停止する。
【0057】ステップ160 において、新オブジェクトに
インデックス付けを行うためのフィールド/値の対が更
に存在すると判定された場合、制御はステップ162 へと
移行し、ここで、他のテストが行われ、任意のインデッ
クスエントリが、新オブジェクトのデータベースに存在
すか否かを判定する。存在しない場合には、制御はステ
ップ164 に移行し、ここで、処理される現在のフィール
ド/値の対の新たな空のインデックスが作成される。そ
の後、制御はステップ166 に移行する。
インデックス付けを行うためのフィールド/値の対が更
に存在すると判定された場合、制御はステップ162 へと
移行し、ここで、他のテストが行われ、任意のインデッ
クスエントリが、新オブジェクトのデータベースに存在
すか否かを判定する。存在しない場合には、制御はステ
ップ164 に移行し、ここで、処理される現在のフィール
ド/値の対の新たな空のインデックスが作成される。そ
の後、制御はステップ166 に移行する。
【0058】ステップ162 において、現在のフィールド
/値の対に対するインデックスエントリがデータベース
中に存在することが判定された場合、制御はステップ16
6 に移行し、オブジェクト識別タッグを、現在のフィー
ルド/値の対インデックスエントリの最新セットに加え
る。その後、制御はステップ158 に戻り、ここで、ステ
ップ160 において、すべてのフィールド/値の対のデー
タベースへの入力が検出されるまで、ループが繰り返さ
れる。
/値の対に対するインデックスエントリがデータベース
中に存在することが判定された場合、制御はステップ16
6 に移行し、オブジェクト識別タッグを、現在のフィー
ルド/値の対インデックスエントリの最新セットに加え
る。その後、制御はステップ158 に戻り、ここで、ステ
ップ160 において、すべてのフィールド/値の対のデー
タベースへの入力が検出されるまで、ループが繰り返さ
れる。
【0059】再び、図10A において、ステップ140 で、
更新動作処理が、オブジェクトをデータベースに加える
ことでないと判定された場合、制御はステップ146 に移
行する。このステップにおいて、他のテストが行われ、
更新動作が1セットの修正であるか否かを判定する。更
新動作が1セットの修正である場合、制御はステップ14
8 に移行し、ここで、コンピュータ12の識別子発生機能
によって発生する新識別タッグが、オブジェクトに割り
当てられる。次に、ステップ150 において、修正された
オブジェクトの新バージョンが、データベース内に作成
される。オブジェクトの旧バージョンに記憶されている
データが、ステップ152 において、オブジェクトの新バ
ージョンにコピーされる。
更新動作処理が、オブジェクトをデータベースに加える
ことでないと判定された場合、制御はステップ146 に移
行する。このステップにおいて、他のテストが行われ、
更新動作が1セットの修正であるか否かを判定する。更
新動作が1セットの修正である場合、制御はステップ14
8 に移行し、ここで、コンピュータ12の識別子発生機能
によって発生する新識別タッグが、オブジェクトに割り
当てられる。次に、ステップ150 において、修正された
オブジェクトの新バージョンが、データベース内に作成
される。オブジェクトの旧バージョンに記憶されている
データが、ステップ152 において、オブジェクトの新バ
ージョンにコピーされる。
【0060】その後、制御は、図10C のプログラムルー
プに移行し、オブジェクトの修正バージョンの処理を継
続する。図10C の処理フローに入る際、次に、すなわ
ち、これがこのプログラムループの第1回目の通過の場
合、ステップ168 において、オブジェクトの第1修正が
選択される。このとき、ステップ170 において、テスト
が行われ、処理されていないオブジェクトに更に修正が
存在するか否かを判定する。修正が存在しない場合に
は、処理が完了し、その後処理が停止する。
プに移行し、オブジェクトの修正バージョンの処理を継
続する。図10C の処理フローに入る際、次に、すなわ
ち、これがこのプログラムループの第1回目の通過の場
合、ステップ168 において、オブジェクトの第1修正が
選択される。このとき、ステップ170 において、テスト
が行われ、処理されていないオブジェクトに更に修正が
存在するか否かを判定する。修正が存在しない場合に
は、処理が完了し、その後処理が停止する。
【0061】ステップ170 において、処理されるべき修
正が更に存在すると判定された場合、制御はステップ17
2 に移行し、ここで、現在処理されている修正がフィー
ルド/値の対の付加動作であるか否かを判定する。付加
動作の場合、制御はステップ174 に移行し、ここで、フ
ィールド/値の対が、オブジェクトの最新バージョンに
加えられる。次に、ステップ176 においてテストが行わ
れ、現在のフィールド/値の対に対する所定のインデッ
クスエントリがデータベース中に存在するか否かを判定
する。所定のインデックスエントリがデータベース中に
存在しない場合、制御はステップ178 に移行し、ここ
で、処理される現在のフィールド/値の対に対する新た
な空のインデックスが作成される。その後、制御はステ
ップ180 に移行する。
正が更に存在すると判定された場合、制御はステップ17
2 に移行し、ここで、現在処理されている修正がフィー
ルド/値の対の付加動作であるか否かを判定する。付加
動作の場合、制御はステップ174 に移行し、ここで、フ
ィールド/値の対が、オブジェクトの最新バージョンに
加えられる。次に、ステップ176 においてテストが行わ
れ、現在のフィールド/値の対に対する所定のインデッ
クスエントリがデータベース中に存在するか否かを判定
する。所定のインデックスエントリがデータベース中に
存在しない場合、制御はステップ178 に移行し、ここ
で、処理される現在のフィールド/値の対に対する新た
な空のインデックスが作成される。その後、制御はステ
ップ180 に移行する。
【0062】ステップ176 において、新オブジェクトに
対するインデックスエントリがデータベース中に存在す
ると判定された場合、制御はステップ180 に移行し、現
在のフィールド/値の対に対するインデックスエントリ
の最新セットに、オブジェクト識別タッグが加えられ
る。その後、デルタ変更がインデックスエントリに加え
られ、ステップ182 において、新デルタタイムにフィー
ルド/値の対が加えられたことを表示する。このこと
は、付加動作の表示を有する旧バージョン、新たに発生
したデルタタイム、及びオブジェクト識別タッグを作成
するものである。その後、制御はステップ168 に戻り、
ここで、ステップ170 において、すべてのフィールド/
値の対がデータベース内に入力されるまで、ループが繰
り返される。
対するインデックスエントリがデータベース中に存在す
ると判定された場合、制御はステップ180 に移行し、現
在のフィールド/値の対に対するインデックスエントリ
の最新セットに、オブジェクト識別タッグが加えられ
る。その後、デルタ変更がインデックスエントリに加え
られ、ステップ182 において、新デルタタイムにフィー
ルド/値の対が加えられたことを表示する。このこと
は、付加動作の表示を有する旧バージョン、新たに発生
したデルタタイム、及びオブジェクト識別タッグを作成
するものである。その後、制御はステップ168 に戻り、
ここで、ステップ170 において、すべてのフィールド/
値の対がデータベース内に入力されるまで、ループが繰
り返される。
【0063】ステップ172 において、現在処理される修
正が、フィールド/値の対の付加動作でないと判定され
た場合、制御は、ステップ184 に移行し、ここで、他の
テストが行われ、修正が、フィールド/値の対置換動作
であるか否かを判定する。修正がフィールド/値の対置
換演算である場合、制御はステップ186 に移行し、ここ
で、旧フィールド/値の対が、オブジェクトの最新バー
ジョンから、旧バージョンに移動する。ステップ188 に
おいて、オブジェクト識別タッグが、修正フィールド/
値の対のインデックス・エントリ・セットの最新バージ
ョンから除去される。その後、デルタ変更がインデック
スエントリに加えられ、ステップ190 において、新デル
タタイムにフィールド/値の対が除去されたことを示し
ている。このことは、オブジェクト識別タッグの新デル
タタイムにおける除去動作を示しているレコードを作成
するものである。
正が、フィールド/値の対の付加動作でないと判定され
た場合、制御は、ステップ184 に移行し、ここで、他の
テストが行われ、修正が、フィールド/値の対置換動作
であるか否かを判定する。修正がフィールド/値の対置
換演算である場合、制御はステップ186 に移行し、ここ
で、旧フィールド/値の対が、オブジェクトの最新バー
ジョンから、旧バージョンに移動する。ステップ188 に
おいて、オブジェクト識別タッグが、修正フィールド/
値の対のインデックス・エントリ・セットの最新バージ
ョンから除去される。その後、デルタ変更がインデック
スエントリに加えられ、ステップ190 において、新デル
タタイムにフィールド/値の対が除去されたことを示し
ている。このことは、オブジェクト識別タッグの新デル
タタイムにおける除去動作を示しているレコードを作成
するものである。
【0064】その後、制御は図10D のステップ198 へと
移行し、ここで、新フィールド/値の対が、オブジェク
トの最新バージョンに加えられる。次に、ステップ200
においてテストが行われ、所定のインデックスエントリ
が、現在のフィールド/値の対のデータベース中に存在
するか否かを判定する。所定のインデックスエントリが
存在しない場合、制御はステップ202 へと移行し、ここ
で、処理される現在のフィールド/値の対の新たな空の
インデックスエントリが作成される。その後、制御はス
テップ204 に移行する。
移行し、ここで、新フィールド/値の対が、オブジェク
トの最新バージョンに加えられる。次に、ステップ200
においてテストが行われ、所定のインデックスエントリ
が、現在のフィールド/値の対のデータベース中に存在
するか否かを判定する。所定のインデックスエントリが
存在しない場合、制御はステップ202 へと移行し、ここ
で、処理される現在のフィールド/値の対の新たな空の
インデックスエントリが作成される。その後、制御はス
テップ204 に移行する。
【0065】ステップ200 において、インデックスエン
トリが新オブジェクトのデータベース中に存在すること
を判定した場合、制御はステップ204 に移行し、オブジ
ェクト識別タッグを、現在のフィールド/値の対のイン
デックスエントリの最新セットに加える。その後、デル
タ変更がインデックスエントリに加えられ、ステップ20
6 において、新デルタタイムにフィールド/値の対が加
えられたことを表示する。このことは、付加動作の表示
を有する旧バージョン、新たに発生したデルタタイム、
及びオブジェクト識別タッグを作成するものである。そ
の後、制御は、図10C のステップ168 に戻る。ここで、
ステップ170 において、すべてのフィールド/値の対が
データベースに入力されたことが検出されるまで、ルー
プが繰り返される。
トリが新オブジェクトのデータベース中に存在すること
を判定した場合、制御はステップ204 に移行し、オブジ
ェクト識別タッグを、現在のフィールド/値の対のイン
デックスエントリの最新セットに加える。その後、デル
タ変更がインデックスエントリに加えられ、ステップ20
6 において、新デルタタイムにフィールド/値の対が加
えられたことを表示する。このことは、付加動作の表示
を有する旧バージョン、新たに発生したデルタタイム、
及びオブジェクト識別タッグを作成するものである。そ
の後、制御は、図10C のステップ168 に戻る。ここで、
ステップ170 において、すべてのフィールド/値の対が
データベースに入力されたことが検出されるまで、ルー
プが繰り返される。
【0066】再び、図10C において、ステップ184 で、
現在処理されている修正がフィールド/値の対置換動作
でない場合、フィールド/値の対除去動作が表示され
る。制御は、ステップ192 に移行し、ここで、除去され
たフィールド/値の対が、オブジェクトの最新バージョ
ンから旧バージョンに移動する。その後、ステップ194
において、オブジェクト識別タッグが、修正フィールド
/値の対のインデックス・エントリ・セットの最新バー
ジョンから除去される。その後、デルタ変更がインデッ
クスエントリに付加され、ステップ196 において、新デ
ルタタイムにフィールド/値の対が除去されたことを表
示する。このことは、オブジェクト識別タッグの新デル
タタイムにおける除去動作を表示しているレコードを作
成するものである。その後、制御はステップ168 に戻
る。ここで、ループは、ステップ170において、すべて
の修正がデータベースに入力されたことが検出されるま
で繰り返される。
現在処理されている修正がフィールド/値の対置換動作
でない場合、フィールド/値の対除去動作が表示され
る。制御は、ステップ192 に移行し、ここで、除去され
たフィールド/値の対が、オブジェクトの最新バージョ
ンから旧バージョンに移動する。その後、ステップ194
において、オブジェクト識別タッグが、修正フィールド
/値の対のインデックス・エントリ・セットの最新バー
ジョンから除去される。その後、デルタ変更がインデッ
クスエントリに付加され、ステップ196 において、新デ
ルタタイムにフィールド/値の対が除去されたことを表
示する。このことは、オブジェクト識別タッグの新デル
タタイムにおける除去動作を表示しているレコードを作
成するものである。その後、制御はステップ168 に戻
る。ここで、ループは、ステップ170において、すべて
の修正がデータベースに入力されたことが検出されるま
で繰り返される。
【0067】図10A において、ステップ146 で、処理さ
れる更新動作が1セットの修正でないということが判定
された場合、前記更新動作は削除として識別される。そ
の後、制御はステップ154 に移行し、ここで、コンピュ
ータ12の識別子発生機能によって発生する新識別タッグ
がオブジェクトに割り当てられる。次に、オブジェクト
の新バージョンがデータベース中に作成され、ステップ
156 において、削除に対してマークが付される。
れる更新動作が1セットの修正でないということが判定
された場合、前記更新動作は削除として識別される。そ
の後、制御はステップ154 に移行し、ここで、コンピュ
ータ12の識別子発生機能によって発生する新識別タッグ
がオブジェクトに割り当てられる。次に、オブジェクト
の新バージョンがデータベース中に作成され、ステップ
156 において、削除に対してマークが付される。
【0068】その後、制御は図10E のプログラムループ
に移行し、オブジェクトの削除を処理する。図10E の処
理フローに入いる際、次に、すなわち、このプログラム
ループの第1回目の通過である場合、ステップ208 にお
いて、除去されるべき第1フィールド/値の対が、オブ
ジェクトの旧バージョンから選択される。その後、ステ
ップ210 においてテストが行われ、インデックスから除
去されるべきフィールド/値の対が更に存在するか否か
を判定する。存在しない場合、削除されたオブジェクト
は完全にインデックス付けされ、その後、処理が停止す
る。
に移行し、オブジェクトの削除を処理する。図10E の処
理フローに入いる際、次に、すなわち、このプログラム
ループの第1回目の通過である場合、ステップ208 にお
いて、除去されるべき第1フィールド/値の対が、オブ
ジェクトの旧バージョンから選択される。その後、ステ
ップ210 においてテストが行われ、インデックスから除
去されるべきフィールド/値の対が更に存在するか否か
を判定する。存在しない場合、削除されたオブジェクト
は完全にインデックス付けされ、その後、処理が停止す
る。
【0069】ステップ210 において、除去されるべきフ
ィールド/値の対が更に存在すると判定された場合、制
御はステップ212 に移行し、ここで、オブジェクト識別
タッグが、現在のフィールド/値の対のインデックスエ
ントリ中の最新セットから除去される。その後、デルタ
変更がインデックスエントリに付加され、ステップ214
における新デルタタイムにおいて、フィールド/値の対
が除去されたことを示している。このことは、オブジェ
クト識別タッグの新デルタタイムにおける除去動作を示
しているレコードを作成することである。その後、制御
はステップ208に戻り、除去されるオブジェクトのすべ
てのフィールド/値の対の除去が、ステップ210 におい
て判定されるまで、処理を継続する。
ィールド/値の対が更に存在すると判定された場合、制
御はステップ212 に移行し、ここで、オブジェクト識別
タッグが、現在のフィールド/値の対のインデックスエ
ントリ中の最新セットから除去される。その後、デルタ
変更がインデックスエントリに付加され、ステップ214
における新デルタタイムにおいて、フィールド/値の対
が除去されたことを示している。このことは、オブジェ
クト識別タッグの新デルタタイムにおける除去動作を示
しているレコードを作成することである。その後、制御
はステップ208に戻り、除去されるオブジェクトのすべ
てのフィールド/値の対の除去が、ステップ210 におい
て判定されるまで、処理を継続する。
【0070】データベースの更新を実行することに加え
て、一例としてのシステム10は、ユーザの照会に基づき
検索動作を実行する。本発明によって構成されるデータ
ベースを組み込んでいる情報検索システムの実行する検
索には、2個のレベルがある。これらは、インデックス
エントリの検索、及びオブジェクトの検索である。これ
ら2種類の検索は、特定の時刻に行われる。インデック
ス又はオブジェクトの再構成は、履歴的、すなわち所定
のデルタポイントにおいて行われる。
て、一例としてのシステム10は、ユーザの照会に基づき
検索動作を実行する。本発明によって構成されるデータ
ベースを組み込んでいる情報検索システムの実行する検
索には、2個のレベルがある。これらは、インデックス
エントリの検索、及びオブジェクトの検索である。これ
ら2種類の検索は、特定の時刻に行われる。インデック
ス又はオブジェクトの再構成は、履歴的、すなわち所定
のデルタポイントにおいて行われる。
【0071】一般的に、インデックスの検索は、情報検
索システムによって行われる動作であり、ユーザ照会に
応答して、照会を満足しているオブジェクトを検索す
る。インデックスを使用することによって、検索速度を
高めることができる。
索システムによって行われる動作であり、ユーザ照会に
応答して、照会を満足しているオブジェクトを検索す
る。インデックスを使用することによって、検索速度を
高めることができる。
【0072】ユーザが発行する照会の処理を行い、所望
のオブジェクトをデータベースから検索するための、本
発明による処理フローを示している図11について説明を
行う。図11は、所定のオブジェクトがデータベースから
検索されること要求する照会をユーザが発行する際、コ
ンピュータ12(図1)によって呼び出されるソフトウェ
アモジュールを示している。
のオブジェクトをデータベースから検索するための、本
発明による処理フローを示している図11について説明を
行う。図11は、所定のオブジェクトがデータベースから
検索されること要求する照会をユーザが発行する際、コ
ンピュータ12(図1)によって呼び出されるソフトウェ
アモジュールを示している。
【0073】コンピュータ12(図1)は、ユーザから照
会を受信する際に、図11に示されているソフトウェアモ
ジュールを呼び出す。ユーザ照会は種々の形態をとるこ
とができる。ユーザ照会の一例としては、”時刻14にオ
ーサーフィールドに”ピーター・アニック(Peter Anic
k )”を含んでいるすべてのオブジェクトの検出”があ
る。このようにして、コンピュータ12は、図11のソフト
ウェアモジュールを呼び出し、オーサーフィールドに”
ピーター・アニック”を有しているすべてのオブジェク
トを検索する。しかし、ユーザは時刻を特定するため、
検索リクエストは、特定の時点においてオーサーフィー
ルドに”ピーター・アニック”を有しているオブジェク
トを参照するためのものである。
会を受信する際に、図11に示されているソフトウェアモ
ジュールを呼び出す。ユーザ照会は種々の形態をとるこ
とができる。ユーザ照会の一例としては、”時刻14にオ
ーサーフィールドに”ピーター・アニック(Peter Anic
k )”を含んでいるすべてのオブジェクトの検出”があ
る。このようにして、コンピュータ12は、図11のソフト
ウェアモジュールを呼び出し、オーサーフィールドに”
ピーター・アニック”を有しているすべてのオブジェク
トを検索する。しかし、ユーザは時刻を特定するため、
検索リクエストは、特定の時点においてオーサーフィー
ルドに”ピーター・アニック”を有しているオブジェク
トを参照するためのものである。
【0074】図11の処理フローに入る際、ステップ220
において、オブジェクト識別タッグの最新セットが、デ
ータベースに記憶されているインデックスエントリ(例
えば、オーサー.ピーター・アニック)から抽出され
る。その後、ステップ220 において検索されたセット中
のすべての識別タッグが、ステップ222 において処理さ
れ、変更時刻が照会で特定されるリクエストタイムより
も遅いことを示しているオブジェクト識別タッグを除去
する。
において、オブジェクト識別タッグの最新セットが、デ
ータベースに記憶されているインデックスエントリ(例
えば、オーサー.ピーター・アニック)から抽出され
る。その後、ステップ220 において検索されたセット中
のすべての識別タッグが、ステップ222 において処理さ
れ、変更時刻が照会で特定されるリクエストタイムより
も遅いことを示しているオブジェクト識別タッグを除去
する。
【0075】その後、制御は、照会で特定された時刻に
おけるユーザのデータベース参照を再構成するループ中
の第1ステップであるステップ224 に移行する。ステッ
プ224 は、次に、すなわち、これがこのループの第1回
目の通過の場合に、第1デルタ変更レコードを処理す
る。その後、ステップ226 において、デルタレコードタ
イムはリクエストタイムと比較され、リクエストタイム
以下であるか否かを判定する。リクエストタイム以下の
場合、順次の変更レコードがオブジェクト識別タッグセ
ットの先行バージョン用であるため、処理が停止する。
おけるユーザのデータベース参照を再構成するループ中
の第1ステップであるステップ224 に移行する。ステッ
プ224 は、次に、すなわち、これがこのループの第1回
目の通過の場合に、第1デルタ変更レコードを処理す
る。その後、ステップ226 において、デルタレコードタ
イムはリクエストタイムと比較され、リクエストタイム
以下であるか否かを判定する。リクエストタイム以下の
場合、順次の変更レコードがオブジェクト識別タッグセ
ットの先行バージョン用であるため、処理が停止する。
【0076】デルタレコードタイムがリクエストタイム
以下でない場合、制御はステップ228 に移行し、ここ
で、デルタレコードオブジェクト識別タッグがリクエス
トタイムと比較され、リクエストタイムよりも大きいか
否かを判定する。リクエストタイムよりも大きい場合、
制御はステップ224 へと戻り、次のデルタ変更レコード
を処理する。
以下でない場合、制御はステップ228 に移行し、ここ
で、デルタレコードオブジェクト識別タッグがリクエス
トタイムと比較され、リクエストタイムよりも大きいか
否かを判定する。リクエストタイムよりも大きい場合、
制御はステップ224 へと戻り、次のデルタ変更レコード
を処理する。
【0077】デルタレコードオブジェクト識別タッグが
リクエストタイムよりも大きくない場合、制御はステッ
プ230 へ移行し、ここで、現在のデルタレコードが、オ
ブジェクトの付加変更であることを表示しているか否か
を判定する。オブジェクトの付加変更を表示している場
合、制御はステップ234 へ移行し、ここで、現在のデル
タレコード中のオブジェクト識別タッグが最新セットに
付加され、その後、制御はステップ224 へと戻り、次の
デルタ変更レコードを処理する。
リクエストタイムよりも大きくない場合、制御はステッ
プ230 へ移行し、ここで、現在のデルタレコードが、オ
ブジェクトの付加変更であることを表示しているか否か
を判定する。オブジェクトの付加変更を表示している場
合、制御はステップ234 へ移行し、ここで、現在のデル
タレコード中のオブジェクト識別タッグが最新セットに
付加され、その後、制御はステップ224 へと戻り、次の
デルタ変更レコードを処理する。
【0078】ステップ230 において、現在のデルタレコ
ードがオブジェクトの付加変更でないと判定される場
合、制御はステップ232 へ移行し、ここで、現在のデル
タレコード中のオブジェクト識別タッグが最新セットか
ら除去される。その後、制御はステップ224 へと戻り、
次のデルタ変更レコードを処理する。
ードがオブジェクトの付加変更でないと判定される場
合、制御はステップ232 へ移行し、ここで、現在のデル
タレコード中のオブジェクト識別タッグが最新セットか
ら除去される。その後、制御はステップ224 へと戻り、
次のデルタ変更レコードを処理する。
【0079】ユーザがシステム10(図1)に発行する照
会、及び実行される最終的なインデックスルックアップ
の例を以下に述べる。これらの例は、現在の時刻照会と
ともに、履歴的な照会を証明している。図3 〜9Bを参照
して、検索処理を説明する。
会、及び実行される最終的なインデックスルックアップ
の例を以下に述べる。これらの例は、現在の時刻照会と
ともに、履歴的な照会を証明している。図3 〜9Bを参照
して、検索処理を説明する。
【0080】第1の例において、ユーザは、照会”現在
の時刻におけるオーサーフィールド中のエントリ”ピー
ター・アニック”を有しているすべてのオブジェクトの
検出”を、CRT 端子18(図1)を介して入力する。デー
タベース50にある事象が発生した最新の時刻は、図9Aの
識別子98に示されているように16である。このため、こ
のルックアップ動作は、オーサーフィールド”ピーター
・アニック”のインデックスエントリからの検索と等価
である。検索の処理フローを説明している図11のステッ
プの後に、照会と整合する最新セットが、インデックス
エントリ78(図4 〜7 ,8A及び9A)から検索される。こ
れは、{11}である。現在の時刻が16であるので、セッ
トからオブジェクトが除去される必要がない。16よりも
遅い時刻にデルタ変更レコードは存在せず、リターンさ
れるセットは{11}である。
の時刻におけるオーサーフィールド中のエントリ”ピー
ター・アニック”を有しているすべてのオブジェクトの
検出”を、CRT 端子18(図1)を介して入力する。デー
タベース50にある事象が発生した最新の時刻は、図9Aの
識別子98に示されているように16である。このため、こ
のルックアップ動作は、オーサーフィールド”ピーター
・アニック”のインデックスエントリからの検索と等価
である。検索の処理フローを説明している図11のステッ
プの後に、照会と整合する最新セットが、インデックス
エントリ78(図4 〜7 ,8A及び9A)から検索される。こ
れは、{11}である。現在の時刻が16であるので、セッ
トからオブジェクトが除去される必要がない。16よりも
遅い時刻にデルタ変更レコードは存在せず、リターンさ
れるセットは{11}である。
【0081】第2の例において、ユーザからの照会
は、”時刻15において、オーサーフィールドにインデッ
クスエントリ”ピーター・アニック”を有しているすべ
てのオブジェクトの検出”である。また、検索の処理フ
ローを説明している図11のステップの次に、照会と整合
している最新セットが、インデックスエントリ78(図4
〜7 ,8A及び9A)から検索される。これは11である。オ
ブジェクトは、セットから排除される必要がない。その
理由は、セットのオブジェクト識別タッグすべてが、照
会で特定される時刻よりも小さいからである。
は、”時刻15において、オーサーフィールドにインデッ
クスエントリ”ピーター・アニック”を有しているすべ
てのオブジェクトの検出”である。また、検索の処理フ
ローを説明している図11のステップの次に、照会と整合
している最新セットが、インデックスエントリ78(図4
〜7 ,8A及び9A)から検索される。これは11である。オ
ブジェクトは、セットから排除される必要がない。その
理由は、セットのオブジェクト識別タッグすべてが、照
会で特定される時刻よりも小さいからである。
【0082】図9Aのインデックスエントリ78が、オーサ
ーフィールドに”ピーター・アニック”を有しているオ
ブジェクトの変更が時刻16に生じたことを示して以来、
1デルタ変更レコードが処理されなければならない。そ
の理由は、そのデルタタイムが、アクセスタイムよりも
遅いからである。変更は、それが除去であることを示し
ており、結果的にオブジェクトがセットに付加され、セ
ット{11,15 }を発生させることを示している。このよ
うにして、リターンされるセットは{11,15 }である。
ーフィールドに”ピーター・アニック”を有しているオ
ブジェクトの変更が時刻16に生じたことを示して以来、
1デルタ変更レコードが処理されなければならない。そ
の理由は、そのデルタタイムが、アクセスタイムよりも
遅いからである。変更は、それが除去であることを示し
ており、結果的にオブジェクトがセットに付加され、セ
ット{11,15 }を発生させることを示している。このよ
うにして、リターンされるセットは{11,15 }である。
【0083】第3の例において、ユーザからの照会
は、”時刻14において、オーサーフィールドにインデッ
クスエントリ”ピーター・アニック”を有しているすべ
てのオブジェクトの検出”である。また、検索の処理フ
ローを説明している図11のステップの次に、照会と整合
している最新セットが、インデックスエントリ78(図4
〜6 ,8A及び9A)から検索される。これは11である。オ
ブジェクトは、セットから排除される必要がない。その
理由は、セットのオブジェクト識別タッグすべてが、照
会で特定される時刻よりも小さいからである。
は、”時刻14において、オーサーフィールドにインデッ
クスエントリ”ピーター・アニック”を有しているすべ
てのオブジェクトの検出”である。また、検索の処理フ
ローを説明している図11のステップの次に、照会と整合
している最新セットが、インデックスエントリ78(図4
〜6 ,8A及び9A)から検索される。これは11である。オ
ブジェクトは、セットから排除される必要がない。その
理由は、セットのオブジェクト識別タッグすべてが、照
会で特定される時刻よりも小さいからである。
【0084】図9Aのインデックスエントリ78が、オーサ
ーフィールドに”ピーター・アニック”を有しているオ
ブジェクトの変更が時刻16に生じたことを示して以来、
1デルタ変更レコードが処理されなければならない。そ
の理由は、そのデルタタイムが、アクセスタイムよりも
遅いからである。しかし、インデックスエントリのオブ
ジェクト識別タッグは15であり、リクエストタイム14よ
りも大きいために、無視される。リターンされるセット
は、{11}である。
ーフィールドに”ピーター・アニック”を有しているオ
ブジェクトの変更が時刻16に生じたことを示して以来、
1デルタ変更レコードが処理されなければならない。そ
の理由は、そのデルタタイムが、アクセスタイムよりも
遅いからである。しかし、インデックスエントリのオブ
ジェクト識別タッグは15であり、リクエストタイム14よ
りも大きいために、無視される。リターンされるセット
は、{11}である。
【0085】第4の例において、ユーザからの照会
は、”時刻11において、タイトルフィールドにインデッ
クスエントリ”分散処理(distributed )”を有してい
るすべてのオブジェクトの検出”である。また、検索の
処理フローを説明している図11のステップの次に、照会
と整合している最新セットが、インデックスエントリ74
(図4 〜6 ,8A及び9A)から検索される。これは11であ
る。オブジェクトは、セットから排除される必要がな
い。その理由は、セットのオブジェクト識別タッグすべ
てが、照会で特定される時刻よりも小さいからである。
は、”時刻11において、タイトルフィールドにインデッ
クスエントリ”分散処理(distributed )”を有してい
るすべてのオブジェクトの検出”である。また、検索の
処理フローを説明している図11のステップの次に、照会
と整合している最新セットが、インデックスエントリ74
(図4 〜6 ,8A及び9A)から検索される。これは11であ
る。オブジェクトは、セットから排除される必要がな
い。その理由は、セットのオブジェクト識別タッグすべ
てが、照会で特定される時刻よりも小さいからである。
【0086】図9Aのインデックスエントリ74が、タイト
ルフィールドに”分散処理”を有している2個の独立な
オブジェクトの2個の変更が時刻13及び12に生じたこと
を示して以来、2個のデルタ変更レコードが処理されな
ければならない。変更が処理され、オブジェクト識別タ
ッグ11によって識別されるオブジェクトをセットから除
去し、nullをセットする。その後、次の変更が処理さ
れ、オブジェクト識別タッグ11によって識別されるオブ
ジェクトを処理されるセットに付加し、{11}とする。
このようにして、リターンされるセットは、{11}であ
る。
ルフィールドに”分散処理”を有している2個の独立な
オブジェクトの2個の変更が時刻13及び12に生じたこと
を示して以来、2個のデルタ変更レコードが処理されな
ければならない。変更が処理され、オブジェクト識別タ
ッグ11によって識別されるオブジェクトをセットから除
去し、nullをセットする。その後、次の変更が処理さ
れ、オブジェクト識別タッグ11によって識別されるオブ
ジェクトを処理されるセットに付加し、{11}とする。
このようにして、リターンされるセットは、{11}であ
る。
【0087】インデックス検索に関し、オブジェクトを
検索する検索処理の目的は、特定の時点におけるオブジ
ェクトを検出することである。オブジェクト検索を説明
する一例を以下に示す。検索プロセスを説明するため
に、図3 〜9Bを参照する。
検索する検索処理の目的は、特定の時点におけるオブジ
ェクトを検出することである。オブジェクト検索を説明
する一例を以下に示す。検索プロセスを説明するため
に、図3 〜9Bを参照する。
【0088】この例において、ユーザは、時刻11におい
て、オブジェクト80の検索をリクエストする照会を発行
する。オブジェクト80の最新バージョンが検索される。
オブジェクト80の旧バージョンは、11以上のデルタタイ
ム12を有し、対応するデルタタイム変更が適用される。
このため、”分散処理及びネットワークシステム”の代
わりに”ネットワークシステム”をタイトルとして用い
る。オブジェクト80の次の旧バージョンは、11と等しい
デルタタイム11を有し、”ネットワークシステム”の代
わりに”分散処理システム”をタイトルとして用いるこ
とに適用する。このようにして、オブジェクト80の正し
いバージョンが、ユーザにリターンされる。
て、オブジェクト80の検索をリクエストする照会を発行
する。オブジェクト80の最新バージョンが検索される。
オブジェクト80の旧バージョンは、11以上のデルタタイ
ム12を有し、対応するデルタタイム変更が適用される。
このため、”分散処理及びネットワークシステム”の代
わりに”ネットワークシステム”をタイトルとして用い
る。オブジェクト80の次の旧バージョンは、11と等しい
デルタタイム11を有し、”ネットワークシステム”の代
わりに”分散処理システム”をタイトルとして用いるこ
とに適用する。このようにして、オブジェクト80の正し
いバージョンが、ユーザにリターンされる。
【0089】本発明はここに開示されている実施例に限
定されるものではなく、要旨を変更しない範囲内で種々
の変形又は変更が可能である。
定されるものではなく、要旨を変更しない範囲内で種々
の変形又は変更が可能である。
【図1】本発明を実現するためのシステムの一例を示す
図である。
図である。
【図2】データベースの例示的な論理編成を示す図であ
る。
る。
【図3】本発明の好適例により構成される例示的なデー
タベースを説明するための図である。
タベースを説明するための図である。
【図4】図3に示す本発明によって構成された例示的な
データベースの修正バージョンを示す図である。
データベースの修正バージョンを示す図である。
【図5】図4に示す本発明によって構成された例示的な
データベースの修正バージョンを示す図である。
データベースの修正バージョンを示す図である。
【図6】図5に示す本発明によって構成された例示的な
データベースの修正バージョンを示す図である。
データベースの修正バージョンを示す図である。
【図7】図6に示す本発明によって構成された例示的な
データベースの修正バージョンを示す図である。
データベースの修正バージョンを示す図である。
【図8】図7に示す本発明によって構成された例示的な
データベースの修正バージョンを示す図である。
データベースの修正バージョンを示す図である。
【図9】図8に示す本発明によって構成された例示的な
データベースの修正バージョンを示す図である。
データベースの修正バージョンを示す図である。
【図10】本発明によってデータベースを更新するため
の処理フローを説明するための図である。
の処理フローを説明するための図である。
【図11】本発明によって構成されたデータベースにお
けるインデックス検索動作を実行するための処理フロー
を示す図である。
けるインデックス検索動作を実行するための処理フロー
を示す図である。
10 システム 12 コンピュータ 14 ディスクドライブ及び記憶装置 16 テープドライブ 18 CRT 端末 20 メモリ 22 データベース 24 インデックスデータベース 26 オブジェクトデータベース
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図11】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
フロントページの続き (72)発明者 ピーター ジィー アニック アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 01752 マールバロ ブランケット ドラ イブ 58
Claims (11)
- 【請求項1】 複数の情報オブジェクトと、該複数の情
報オブジェクトを表示し、複数のインデックスエントリ
を有しているインデックスとを具えている、メモリ内に
記憶されるデータベースをバージョン化するための方法
であって、 該方法が: (a)複数の情報オブジェクトの各々、及び複数のイン
デックスエントリの各々の最新バージョンをデータベー
スに保持する工程と; (b)更新された複数の情報オブジェクトの各々及び複
数のインデックスエントリの各々の一部を、複数の情報
オブジェクトの各々及び複数のインデックスエントリの
各々の旧バージョンを表示する更新の符号化表示として
データベース内に保持する工程;とを具えていることを
特徴とするデータベースのバージョン化方法。 - 【請求項2】 前記複数の情報オブジェクトの各々及び
複数のインデックスエントリの各々の一部を保持する工
程が更に、複数のインデックスエントリの各々ととも
に、識別子を保持し、各インデックスエントリをどのよ
うに修正し、前の時点におけるインデックスエントリの
状態を計算するかを記述する工程を具え、前記識別子
が、行われる変更のタイプを示すインディケータ、変更
が生じた時刻を表示する第2識別タッグ、及び前記変更
によって影響を受ける情報オブジェクトを識別する第1
識別タッグを具えていることを特徴とする請求項1に記
載のデータベースのバージョン化方法。 - 【請求項3】 前記複数の情報オブジェクトの各々及び
複数のインデックスエントリの各々の一部を保持する工
程が更に、複数の情報オブジェクトの各々とともに、識
別子を保持し、各情報オブジェクトをどのようにして修
正し、前の時点における情報オブジェクトの状態を計算
するかを記述する工程を具え、前記識別子が、行われる
変更のタイプを示すインディケータ、変更が生じた時刻
を表示する第2識別タッグ、及び生じた変更の内容を具
えていることを特徴とする請求項1に記載のデータベー
スのバージョン化方法。 - 【請求項4】 前記複数のインデックスエントリの各々
の最新バージョンを保持する工程が更に、インデックス
エントリと関連する情報オブジェクトを各々識別する複
数の第1識別タッグをインデックスエントリに記憶する
工程を具え、且つ前記複数の情報オブジェクトの最新バ
ージョンを保持する工程が更に、複数の情報オブジェク
トの最新変更が生じた時刻を表示する複数の第2識別タ
ッグを記憶する工程を具え、且つ更に、複数の第1及び
第2識別タッグが、同一の識別タッグ発生プロセスによ
って生じることを特徴とする請求項1に記載のデータベ
ースのバージョン化方法。 - 【請求項5】 複数の情報オブジェクトと、該複数の情
報オブジェクトを表示し、複数のインデックスエントリ
を有しているインデックスとを具えている、メモリ内に
記憶されるバージョン化データベースに、情報オブジェ
クト及びインデックスエントリの旧バージョンを再作成
する方法であって、該方法が: (a)複数の情報オブジェクトの各々及び複数のインデ
ックスエントリの各々の最新バージョンを、データベー
ス中に保持する工程と; (b)更新された複数のインデックスエントリの各々及
び複数の情報オブジェクトの各々の一部を、データベー
ス中に、複数の情報オブジェクト及び複数のインデック
スエントリの各々の旧バージョンを表示している更新の
符号化表示として保持する工程と; (c)複数の情報オブジェクトの各々及び複数のインデ
ックスエントリの各々の前のバージョンを、複数の情報
オブジェクト及び複数のインデックスエントリの各々の
一部を利用して発生させる工程;とを具えていることを
特徴とする旧バージョンの再作成方法。 - 【請求項6】 複数の情報オブジェクトと、該複数の情
報オブジェクトを表示し、複数のインデックスエントリ
を有しているインデックスとを具えている、メモリ内に
記憶されるデータベースをバージョン化するための方法
であって、 該方法が: (a)複数の第1識別タッグの中の1個を、作成される
複数の情報オブジェクトの中の1個に割り当て、識別タ
ッグを利用し、情報オブジェクトのすべてのバージョン
を検索する工程と; (b)複数の第2識別タッグの中の1個を、複数の情報
オブジェクトの各修正に割り当てる工程と; (c)複数の情報オブジェクトの中の1個の各バージョ
ンとともに、複数の第1及び第2識別タッグの中の1個
を記憶する工程と; (d)複数の第2識別タッグの中の1個が、最新の時刻
におけるデータベース中のインデックスに属する複数の
情報オブジェクトの各々に対応し、複数のインデックス
エントリの中の1個の最新バージョンを、複数の第1及
び第2識別タッグのセットとして記憶する工程と; (e)予め選択された前の時刻におけるデータベースの
状態に対応する複数の第1及び第2識別タッグのセット
の旧バージョンの再構成に使用するために、複数のイン
デックスエントリの各々とともに、付加的な情報を記憶
する工程;とを具えていることを特徴とするデータベー
スのバージョン化方法。 - 【請求項7】 複数の情報オブジェクトと、該複数の情
報オブジェクトを表示し、複数のインデックスエントリ
を有しているインデックスとを具えている、メモリ内に
記憶されるバージョン化データベースに、情報オブジェ
クトの旧バージョンを再作成する方法であって、該方法
が: (a)複数の第1識別タッグの中の1個を、作成される
複数の情報オブジェクトの中の1個に割り当て、識別タ
ッグを利用して情報オブジェクトのすべてのバージョン
を検索する工程と; (b)複数の第2識別タッグの中の1個を、複数の情報
オブジェクトの中の1個の各修正に割り当てる工程と; (c)複数の情報オブジェクトの中の1個の各バージョ
ンとともに、複数の第1及び第2識別タッグの中の1個
を記憶する工程と; (d)複数の第2識別タッグの1個が、最新の時刻にお
けるデータベース中のインデックスに属する複数の情報
オブジェクトの各々に対応し、複数のインデックスエン
トリの中の1個の最新バージョンを、複数の第1及び第
2識別タッグのセットとして記憶する工程と; (e)予め選択された前の時刻におけるデータベースの
状態に対応する複数の第1及び第2識別タッグのセット
の旧バージョンの再構成に使用するために、複数のイン
デックスエントリの各々とともに、付加的な情報を記憶
する工程と; (f)第3識別タッグを用いて、所望の情報オブジェク
トが再作成される所定の時刻を表示する工程と; (g)情報オブジェクトの最新バージョンを記憶する工
程と; (h)第3識別タッグ以上の第2識別タッグを有してい
る情報オブジェクトの旧バージョンの各々を処理し、情
報オブジェクトが所望の状態に復元されるまで、工程
(g)で記憶される情報オブジェクトに対する旧バージ
ョンの変更を供給する工程;とを具えていることを特徴
とする旧バージョンの再作成方法。 - 【請求項8】 メモリシステムと;該メモリシステムに
記憶される、複数の情報オブジェクトと、該複数の情報
オブジェクトを表示し、複数のインデックスエントリを
有しているインデックスとを具えているデータベース;
とを具えている情報検索システムであって、前記データ
ベースが:前記データベース内の複数の情報オブジェク
ト及び複数のインデックスエントリの各々の最新バージ
ョンと、 複数の情報オブジェクトの各々の旧バージョンを示して
いる更新の符号化標示として、データベース内で更新さ
れた複数の情報オブジェクトの各々及び複数のインデッ
クスエントリの各々の一部とを具えていることを特徴と
する情報検索システム。 - 【請求項9】 請求項8に記載の情報検索システムにお
いて、前記データベースが更に、インデックスの各エン
トリとともに、複数の識別子のいづれか1個を有し、ど
のようにして各インデックスエントリが修正され、前の
時点におけるインデックスエントリの状態を計算するか
を記述し、且つ前記識別子が:行われる変更のタイプを
示すインディケータと;変更が発生した時刻を示す第2
識別タッグと;前記変更によって影響を受ける情報オブ
ジェクトを識別する第1識別タッグとを具えていること
を特徴とする情報検索システム。 - 【請求項10】 メモリシステムと;該メモリシステム
に記憶される、複数の情報オブジェクトと、該複数の情
報オブジェクトを表示しているインデックスとを具えて
いるデータベースと;前記メモリシステムに結合するコ
ンピュータ;とを具えている情報検索システムであっ
て、前記コンピュータが:複数の情報オブジェクトの各
々、及び複数のインデックスエントリの各々の最新バー
ジョンを、データベース内に保持するための手段と;更
新された複数の情報オブジェクトの各々及び複数のイン
デックスエントリの各々の一部を、複数の情報オブジェ
クト及び複数のインデックスエントリの各々の旧バージ
ョンを表示する更新の符号化表示としてデータベース内
に保持するための手段と;複数の情報オブジェクト及び
複数のインデックスエントリの各々の一部を利用し、複
数の情報オブジェクトの各々及び複数のインデックスエ
ントリの各々の先行するバージョンを発生させるための
手段;とを具えていることを特徴とする情報検索システ
ム。 - 【請求項11】 メモリシステムと;該メモリシステム
に記憶される、複数の情報オブジェクトと、該複数の情
報オブジェクトを表示しているインデックスとを具えて
いるデータベースと;前記メモリシステムに結合するコ
ンピュータ;とを具えている情報検索システムであっ
て、前記コンピュータが:複数の第1識別タッグの中の
1個を、作成される複数の情報オブジェクトの中の1個
に割り当て、識別タッグを利用し、情報オブジェクトの
すべてのバージョンを検索する手段と;複数の第2識別
タッグの中の1個を、複数の情報オブジェクトの各修正
に割り当てる手段と;複数の情報オブジェクトの中の1
個の各バージョンとともに、複数の第1及び第2識別タ
ッグの中の1個を記憶する手段と;複数の第2識別タッ
グの中の1個が、最新の時刻におけるデータベース中の
インデックスに属する複数の情報オブジェクトの各々に
対応し、複数のインデックスエントリの中の1個の最新
バージョンを、複数の第1及び第2識別タッグのセット
として記憶する手段と;予め選択された前の時刻におけ
るデータベースの状態に対応する複数の第1及び第2識
別タッグのセットの旧バージョンの再構成に使用するた
めに、複数のインデックスエントリの各々とともに、付
加的な情報を記憶する手段;とを具えていることを特徴
とする情報検索システム。
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