JP2006113667A - ストレージ装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 実際にスナップショットコピーを採取しなくても、スナップショットコピー取得時の必要容量を予想することのできるストレージ装置を提供する。
【解決手段】 ストレージ装置10において、ディスク制御装置100は、ディスク装置200内のある時点のデータを参照できるようにするスナップショットを取得する際に必要とされる容量を算出する指示があると、ホスト処理装置300からのライト指示を一定期間モニタし、その一定期間のモニタ情報に基づいて、スナップショット時に必要な容量の算出する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ストレージ装置10において、ディスク制御装置100は、ディスク装置200内のある時点のデータを参照できるようにするスナップショットを取得する際に必要とされる容量を算出する指示があると、ホスト処理装置300からのライト指示を一定期間モニタし、その一定期間のモニタ情報に基づいて、スナップショット時に必要な容量の算出する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ストレージ装置およびその制御方法に関し、特にスナップショットコピー時におけるコピーに必要なディスク容量の算出に適用して有効な技術に関するものである。
従来、通信処理装置間のデータ転送を高速化するために、送信側通信処理装置でデータファイルのデータの更新データを更新データファイルに格納し、受信側通信処理装置に対するデータ転送時に、データファイルのデータと更新データファールの更新データの差分情報を転送するデータ転送システムがあった(例えば、特許文献1参照)。
また、更新データを管理する技術として、ストレージ装置において、記憶ボリュームに対して、ある時点以降に更新があると、更新前のデータを別の記憶ボリュームに格納し、記憶ボリュームに対してある時点のデータを参照できるようにしたスナップショットと呼ばれる技術が開発されている。
特開平10−289172号公報
しかしながら、特許文献1記載のように、更新データを更新データファイルに格納するものでは、更新データファイルの容量をデータファイルの容量より小さくして運用する場合に、コピーに必要な更新データファイルの容量を見積もることができなかった。したがって、実際に更新データを更新データファイルにコピーしてみないと更新データファイルが足りなくなるなどの状況を把握することができなかった。
また、スナップショットにおいても、通常、更新前のデータを格納する別の記憶ボリュームの容量は、記憶ボリュームの容量よりも小さく、スナップショットコピーにおいて、コピーに必要な容量を見積もることができなかった。したがって、実際にスナップショット制御を開始し、スナップショットコピーを採取してみないと、スナップショットコピーのためのPOOL領域が足りなくなるなどの状況を把握できなかった。
そこで、本発明の目的は、実際にスナップショットコピーを採取しなくても、スナップショットコピー取得時の必要容量を予想することのできるストレージ装置およびその制御方法を提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明によるストレージ装置は、ストレージ制御装置と複数の物理記憶デバイスからなるディスク装置とを備えたストレージ装置であって、ストレージ制御装置は、上位装置との間およびディスク装置との間でデータ転送を制御するデータ転送制御部と、データを一時的に記憶するキャッシュメモリと、ストレージ装置の構成情報が格納される共有メモリと、を有し、ストレージ制御装置は、ディスク装置内のある時点のデータを参照できるようにするスナップショットを取得する際に必要とされる容量を算出する指示があると、上位装置からのライト指示を一定期間モニタし、その一定期間のモニタ情報に基づいて、スナップショット時に必要な容量を算出するものである。
また、本発明によるストレージ装置は、ストレージ制御装置と複数の物理記憶デバイスからなるディスク装置とを備えたストレージ装置であって、ストレージ制御装置は、上位装置との間およびディスク装置との間でデータ転送を制御するデータ転送制御部と、データを一時的に記憶するキャッシュメモリと、ストレージ装置の構成情報が格納される共有メモリと、を有し、ストレージ制御装置は、ディスク装置内のある時点のデータを参照できるようにするスナップショットを取得する際に必要とされる容量を算出する指示があると、上位装置からのライト指示により、実際のスナップショットコピーは行わずに、スナップショット時に使用される差分ビットマップを更新し、一定時間の差分ビットマップの更新情報に基づいて、スナップショット時に必要な容量を算出するものである。
また、本発明によるストレージ装置の制御方法は、上位装置との間およびディスク装置との間でデータ転送を制御するデータ転送制御部と、データを一時的に記憶するキャッシュメモリと、ストレージ装置の構成情報が格納される共有メモリとを有したストレージ制御装置と複数の物理記憶デバイスからなるディスク装置とを備えたストレージ装置の制御方法であって、ディスク装置内のある時点のデータを参照できるようにするスナップショットを取得する際に必要とされる容量を算出する指示があると、上位装置からのライト指示を一定期間モニタし、その一定期間のモニタ情報に基づいて、スナップショット時に必要な容量を算出するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、実際にスナップショットコピーを採取しなくても、スナップショットコピー取得時の必要容量を予想することができる。
また、本発明によれば、スナップショットコピー取得時の必要容量を予想結果に基づいて、今後の運用可能なスナップショットのプランを割り出すことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<ストレージ装置の構成>
図1により、本発明の一実施の形態に係るストレージ装置の構成について説明する。図1は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置の構成を示す構成図である。
図1により、本発明の一実施の形態に係るストレージ装置の構成について説明する。図1は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置の構成を示す構成図である。
図1において、ストレージ装置10は、ディスク制御装置100とディスク装置200から構成されている。
ディスク制御装置100は、チャネルアダプタ101、ディスクアダプタ102、キャッシュメモリ103、共有メモリ104から構成され、ディスク制御装置100にはサービスプロセッサ(SVP)400が接続されている。
チャネルアダプタ101は、ホスト処理装置(上位装置)300との間で通信を行うための通信インタフェースを備え、ホスト処理装置300との間でデータ入出力コマンド等を授受する。
ディスクアダプタ102は、データを記憶する複数の物理記憶デバイス201と通信可能に接続され、ディスク装置200の制御を行う。
キャッシュメモリ103は、ホスト処理装置300とディスク装置200との間で送受信されるデータを一時的に格納する。
共有メモリ104は、チャネルアダプタ101およびディスクアダプタ102によって通信される制御情報やモニタ情報などを格納する。
サービスプロセッサ400は、ストレージ装置10を保守・管理するために用いられるコンピュータである。サービスプロセッサ400を操作することにより、例えば、物理記憶デバイス201の設定、記憶ボリュームの設定、ディスク制御装置100において実行されるスナップショットの設定などを行うことができる。
ディスク装置200は、複数の物理記憶デバイス201を備えている。これによりホスト処理装置300に対して大容量の記憶領域を提供することができる。また、ディスク装置200は、例えば、複数の物理記憶デバイス201によりRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)を構成している。
<スナップショット>
次に、図2〜図4により、本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットについて説明する。図2および図3は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットを説明するための説明図、図4は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットのGUIイメージを示す図である。
次に、図2〜図4により、本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットについて説明する。図2および図3は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットを説明するための説明図、図4は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットのGUIイメージを示す図である。
スナップショットは、データのある時点におけるコピーを高速に取得する機能であり、スナップショットによりある時点でのデータを保証することができるようになっている。
図2において、ストレージ装置10は、ディスク装置200内の物理記憶デバイス201によるプライマリボリューム(PVOL)210とスナップショットボリューム(SSVOL)230を備えている。また、ストレージ装置10はセカンダリボリューム(SVOL)としての仮想的なボリュームである仮想ボリューム(V−LU)220も備えており、スナップショット取得時に、プライマリボリューム210との間でマッピングされ、ホスト処理装置300は仮想ボリューム220を介してスナップショットにより取得したデータへアクセスするようになっている。
スナップショットでは、ある時点でスナップショットを取得すると、そのスナップショット取得時点以降にプライマリボリューム210内のデータにライト指示により更新があると、更新前のデータがスナップショットボリューム230に格納される。
したがって、スナップショット取得時点以降、プライマリボリューム210のデータはライト指示の都度、更新されているが、スナップショットボリューム230内には、プライマリボリューム210内で更新されたデータの更新前のデータが格納され、プライマリボリューム210内に格納されたデータによりスナップショット取得時点のデータにアクセスすることができる。
そして、スナップショット取得時点のデータにアクセスする場合には、スナップショットボリューム230内にデータがあれば、スナップショットボリューム230内のデータにアクセスし、スナップショットボリューム230内にデータが無ければ、プライマリボリューム210内のデータが更新されていないので、プライマリボリューム210内のデータにアクセスすることにより、スナップショット取得時点のデータにアクセスすることができる。
また、スナップショットボリューム230へのアクセスは、仮想ボリューム220を介してアクセスするので、ホスト処理装置300では、仮想ボリューム220にアクセスすることにより、スナップショット取得時点のスナップショットにより取得したデータにアクセスすることができる。
また、図3に示すように、スナップショットを複数取得することができ、仮想ボリューム220と複数のスナップショットボリューム230の対応付けを切り替えることにより、任意のスナップショットへのアクセスを行うことができるようになっている。このとき、スナップショットボリューム230の世代管理も行われており、複数のスナップショットボリューム230間での同一データの管理などが行われている。
スナップショットの選択は、例えば、ホスト処理装置300やサービスプロセッサ400上に表示された、図4に示すようなスナップショット選択の画面などにより、アクセスしたいスナップショットを選択することにより、仮想ボリューム220と選択したスナップショットボリューム230の対応付けが切り替わりホスト処理装置300からアクセスできる状態となる。
また、スナップショットのインタフェースとして、以下のものが用意されている。
(1)仮想ボリューム作成
仮想ボリューム220はHDEV(ホストデバイス)番号とVDEV空間(キャッシュ空間)を持つ。パス定義可能。ホスト処理装置300は仮想ボリューム220を介してスナップショットにより取得したデータにアクセスする。
仮想ボリューム220はHDEV(ホストデバイス)番号とVDEV空間(キャッシュ空間)を持つ。パス定義可能。ホスト処理装置300は仮想ボリューム220を介してスナップショットにより取得したデータにアクセスする。
(2)スナップショットプール定義
以下のインタフェースを提供
・スナップショットプールを定義する。
以下のインタフェースを提供
・スナップショットプールを定義する。
・スナップショットプールへHDEVを加える。
・スナップショットプールを解散する。
(3)スナップショット取得
プライマリボリューム210と仮想ボリューム220を指定する。ディスクアダプタ102はスナップショットIDを割り当て、それを仮想ボリューム220と対応付けてスナップショットを取得し始める。
プライマリボリューム210と仮想ボリューム220を指定する。ディスクアダプタ102はスナップショットIDを割り当て、それを仮想ボリューム220と対応付けてスナップショットを取得し始める。
(4)スナップショット削除
スナップショットIDを指定する。ディスクアダプタ102は指定されたスナップショットにより取得したデータを破棄し、スナップショットIDを解放する。
スナップショットIDを指定する。ディスクアダプタ102は指定されたスナップショットにより取得したデータを破棄し、スナップショットIDを解放する。
(5)スナップショットのマウント(仮想ボリューム220とスナップショットを対応付ける)
仮想ボリューム220とスナップショットIDを指定する。マウントすると、ホスト処理装置300は仮想ボリューム220を介して指定されたスナップショットへアクセスできる。
仮想ボリューム220とスナップショットIDを指定する。マウントすると、ホスト処理装置300は仮想ボリューム220を介して指定されたスナップショットへアクセスできる。
(6)スナップショットのアンマウント(仮想ボリューム220とスナップショットの対応付けを解除する)
仮想ボリューム220を指定する。仮想ボリューム220に対応付けられたスナップショットとの関係を解除する。その際、仮想ボリューム220のキャッシュ上にあるデータを全て破棄しなければならない。
仮想ボリューム220を指定する。仮想ボリューム220に対応付けられたスナップショットとの関係を解除する。その際、仮想ボリューム220のキャッシュ上にあるデータを全て破棄しなければならない。
<スナップショット関連のモジュール>
次に、図5により、本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショット関連のモジュールについて説明する。図5は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショット関連のモジュールを示す図である。
次に、図5により、本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショット関連のモジュールについて説明する。図5は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショット関連のモジュールを示す図である。
図5において、スナップショット関連のモジュールとしては、チャネルアダプタモジュールとして、サービスプロセッサインタフェース(SVP IF)501、ホストコマンド処理部(CMDDEV)502、リードライト処理部(RDWR)503、構成制御504、仮想ボリューム管理部(VFS)505を備えている。
また、ディスクアダプタモジュールとしては、ビットマップ管理506、コピー処理508、破棄処理509、マウント・アンマウント処理510を備えている。
また、全てのモジュールに関連するモジュールとしてペア管理507を備えている。
サービスプロセッサインタフェース501は、サービスプロセッサ400とのインタフェース処理を実行する。例えば、システム領域定義、スナップショットボリューム230となるスナップショットプール定義、仮想ボリューム定義、スナップショット情報取得、スナップショット制御の一部(削除、イニシャライズ等)を行う。
システム領域は、スナップショット制御のための領域であり、例えば、共有メモリ104内などに作成される。
ホストコマンド処理部502は、ホスト処理装置300からのコマンド群を処理し、ホスト処理装置300とのインタフェース処理を実行する。例えば、スナップショット制御、スナップショット情報取得を行う。
リードライト処理部503は、ホスト処理装置300からのリード・ライト処理に伴い、先行・先取りコピー処理判定を行い、コピーメッセージを送信する。
構成制御504は、スナップショットに関する構成制御を行う。例えば、システム領域管理、仮想ボリューム管理、スナップショットプール管理を行う。
システム領域管理は、システム領域定義の有無、定義範囲(容量)のみの管理を行う。システム領域の中身については仮想ボリューム管理部505が管理する。
仮想ボリューム管理は、仮想ボリューム定義・解除の管理を行う。これにはVDEV空間の割り当てを含む。仮想ボリューム220がスナップショットを取得しているか、スナップショットが仮想ボリューム220にマウントされているか等はペア管理507が行う。
スナップショットプール管理は、複数の物理記憶デバイス201による論理デバイス(LDEV)がスナップショットプールボリュームとして定義されているかどうかのみを管理する。プールグループの所属や、格納されたデータの管理は仮想ボリューム管理部505が行う。
仮想ボリューム管理部505は、スナップショットプール定義、システム領域定義に関する処理を実行する。例えば、スナップショットプール管理、動的アドレスマッピング、プールボリューム領域割り当て・解放を行う。
スナップショットプール管理は、プールボリュームがどのグループに属するかを管理する。プールの定義、解除等も仮想ボリューム管理部505で行う。
動的アドレスマッピングは、スナップショットにより取得したデータがどこにあるか(プライマリボリューム210にあるか、プールボリュームにあるか)を管理する。管理テーブル(動的アドレスマップ)はシステム領域に持ち、システム領域上のメモリ管理も行う。
プールボリューム領域割り当て・解放は、ペア管理507の指示にしたがって、プールボリューム領域の割り当てと解放を行う。
ビットマップ管理506は、ペア管理507の指示にしたがい、スナップショットにより用いられるビットマップ領域の確保と解放、差分ビットの参照、差分ビットのオン・オフを行う。
ペア管理507は、プライマリボリューム210と仮想ボリューム220のペア状態の管理、ビットマップ参照と更新、対仮想ボリューム管理部505とのインタフェースの提供を行う。
コピー処理508は、スナップショットの取得、リストア処理、仮想ボリュームリード処理、仮想ボリュームデステージ処理を実行する。
スナップショットの取得は、プライマリボリューム210上のデータをスナップショットボリューム230であるスナップショットプールへコピーする。
リストア処理は、スナップショットプール上のデータをプライマリボリューム210へコピーする。
仮想ボリュームリード処理は、仮想ボリューム220リードに伴い、データをプライマリボリューム210またはスナップショットプールから仮想ボリューム220キャッシュへコピーする。この処理は、仮想ボリューム220のキャッシュミスかつスナップショット未取得ならプライマリボリューム210からデータをコピーし、仮想ボリューム220のキャッシュミスかつスナップショット取得済みならスナップショットプールからデータをコピーする。
仮想ボリュームデステージ処理は、仮想ボリュームキャッシュ上にあるダーティデータをスナップショットプールへコピーする。
破棄処理509は、スナップショットプール上に確保されている領域を解放する(破棄対象のSnapshotのみが確保している領域を解放する)。破棄処理は、例えば、特定の世代データの削除などで実行される。
マウント・アンマウント処理510は、各ボリュームのマウント・アンマウントを実行する。
<スナップショットの管理>
次に、図6〜図9により、本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットの管理について説明する。図6は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットの管理を説明するための説明図、図7は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットの世代管理の状態を示す図、図8は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットの世代管理におけるデータの詳細を示す図、図9は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットのスナップショットテーブル内のデータに関連付けられたデータを示す図である。
次に、図6〜図9により、本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットの管理について説明する。図6は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットの管理を説明するための説明図、図7は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットの世代管理の状態を示す図、図8は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットの世代管理におけるデータの詳細を示す図、図9は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショットのスナップショットテーブル内のデータに関連付けられたデータを示す図である。
スナップショットにおいては、複数のスナップショットを取得できるようになっており、複数のスナップショットを世代によって管理している。
図6に示すように、仮想ボリューム220は、仮想デバイス空間250として管理され、その中で、スナップショットテーブル251は、プライマリボリューム210と、プールとしてのスナップショットボリューム230のそれぞれのアドレスマップ252を管理している。
スナップショットテーブル251内では、プライマリボリューム番号260に対して、スナップショットID261、スナップショットのペアステータス262、時間263、差分ビットマップ番号264が、スナップショットの数だけ管理されている。
プライマリボリューム210のアドレスマップ252としては、最新世代のスロットコントロールブロック270のデータが管理され、プールとしてのスナップショットボリューム230のアドレスマップ252としては、スナップショット間のデータ共有を管理するスナップショットIDビットマップ271、プライマリボリューム210のスロット番号272、1世代前のスロットコントロールブロック273のデータが管理されている。
これにより、図7に示すように、プライマリボリューム210に対して、スナップショットボリューム230内に、最新の世代、世代1、世代2、世代3、世代4、世代5という世代が管理されて格納される。
また、スナップショットIDビットマップ271は、例えば、図8に示すように、スロット(トラック)に対する世代管理の方法として、世代数分のビットマップ(例えば、16世代)を作成し、これが、オンのスナップショット世代で当該トラックデータが使用されていることを示している。例えば、2ビット以上のデータがオンの場合は複数世代間で当該トラックのデータが共用されていることを表している。
このスナップショットIDビットマップ271により、図8の波線で示したような、同一プライマリボリューム210のスロットに対する複数世代のデータがリンクされる。
また、スナップショットテーブル251内のデータに関連付けられたデータとしては、差分ビットマップ番号264のそれぞれのスナップIDに対応して、スナップショットの差分ビットマップ280が関連付けられ、スナップショットのペアステータス262に対応して、ペア管理情報281が関連付けられている。
<スナップショット時に必要な容量の算出動作>
次に、図10および図11により、本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショット時に必要な容量の算出動作について説明する。図10および図11は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショット時に必要な容量の算出動作を説明するための説明図である。
次に、図10および図11により、本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショット時に必要な容量の算出動作について説明する。図10および図11は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショット時に必要な容量の算出動作を説明するための説明図である。
本実施の形態では、スナップショットを実際には取得せずに、スナップショット時に必要な容量の算出する機能(以下、ドライラン機能という)を備えており、このドライラン機能により、実際にスナップショットを取得した際に必要な容量を算出し、その算出結果により、実際のスナップショット処理を自動的に行うことができるようになっている。
ドライラン機能の動作としては、図10に示すように、ホスト処理装置300からのプライマリボリューム210に対するライトIOをIOモニタ285によりモニタし、そのライト範囲がドライランスナップショット取得範囲の場合は、該当スナップショットIDの差分ビットマップ280の当該ビットをオフする。
ここで、差分ビットマップ280内のデータの詳細について説明する。
まず、スナップショット取得毎にスナップショットIDが割り当てられ、そのスナップショットID毎に差分ビットマップ280が割り当てられている。
この差分ビットマップ280は最初全てのビットが1という状態となる。ビットが1というのはそのビットが示す単位領域(例えばトラック)に対し、スナップショットコピーが取られていない状態を示す。
つまり、ドライラン対象ボリュームにライトが入った場合はスナップショットコピーとしての旧データを保持するために差分ビットマップ280の当該ビットがオフになる。
通常のスナップショットは更に当該更新前データを退避させる処理となるが、ドライラン機能では本当の退避処理は行わず、コピーがストップするため実際のコピー領域(スナップショット領域)を消費しない。
また、既にビットがOFFされた所に更にライトが来ても、差分ビットとしては、0のままとなる。これはそのスナップショットIDに対しては既にデータを退避しているため必要ないということになる。また、違う世代のスナップショットIDに対しても別に差分管理が行われ、世代間でデータが同じ場合は、図8の示すように同一データを各世代で共用しその際の容量は少なく済むようになっている。
そして、このように、実際のコピー動作であるプライマリボリューム210の旧データ−>スナップショットボリューム230のプール領域に退避という、スナップショット作成の処理は行わず、差分ビットマップ280の差分ビットの更新のみを行う。
その後ユーザ指示、または外部からの要求により当該ドライランスナップショット領域での差分ビットの量から、実際にスナップショットを取得していたら必要となっていたプールディスク容量を下式の算出式により算出し報告する。
(単位領域の容量)×(差分ビットマップ内のオフの差分ビット個数)=スナップショット必要容量
この算出式によるプールディスク容量としては、ユーザ指示、または外部からの要求があった時点で、差分ビットマップ内のオフの差分ビット個数を参照して算出してもいいし、例えば、差分ビットマップ280のビットがオフになった際に、そのビットオフ情報を取得し、取得済みスナップショット容量286を加算していくことにより、この取得済みスナップショット容量286の最終的な容量がスナップショット必要容量として算出するようにしてもよい。
この算出式によるプールディスク容量としては、ユーザ指示、または外部からの要求があった時点で、差分ビットマップ内のオフの差分ビット個数を参照して算出してもいいし、例えば、差分ビットマップ280のビットがオフになった際に、そのビットオフ情報を取得し、取得済みスナップショット容量286を加算していくことにより、この取得済みスナップショット容量286の最終的な容量がスナップショット必要容量として算出するようにしてもよい。
なお、図10に示した例では、スナップショット時に使用される差分ビットマップ280のビットオフ情報に基づいて、スナップショット必要容量を算出しているが、ホスト処理装置300からのプライマリボリューム210に対するライトIOをIOモニタ285によりモニタすることにより、そのモニタ情報を管理することにより、スナップショット必要容量を算出することも可能である。
このドライラン機能の動作により、実際のスナップショットボリューム230へのデータのコピーは行わずに、スナップショットを管理する差分ビットマップ280内のデータの更新のみの動作を行い、実際にスナップショット処理を行った際に必要となるスナップショット必要容量を算出することが可能である。
また、算出されたスナップショット必要容量に基づいて、今後の運用可能なスナップショットのプランを割り出すことができ、その後の自動運用を行うことも可能である。
<ドライラン指示・結果画面>
次に、図12〜図15により、本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のドライラン指示画面について説明する。図12は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のドライラン指示画面を示す図、図13は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のドライラン指示画面で指示されたスナップショットの状態を示す図、図14は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のドライラン結果画面を示す図、図15は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のドライラン結果画面で指示されたスナップショットの状態を示す図である。
次に、図12〜図15により、本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のドライラン指示画面について説明する。図12は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のドライラン指示画面を示す図、図13は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のドライラン指示画面で指示されたスナップショットの状態を示す図、図14は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のドライラン結果画面を示す図、図15は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のドライラン結果画面で指示されたスナップショットの状態を示す図である。
ドライランを指示するのは、ホスト処理装置300の組み込みソフトからの場合もあるが、図12に示した例は、ストレージ装置10に付帯するサービスプロセッサ400の画面イメージで示している。
この図12に示すような画面により、実際のスナップショット取得とドライラン取得を行うことができる。
制御装置ID(CU Number)520と論理装置番号(LU#)521で規定される論理ボリュームに対し、ドライラン候補にする場合はSNAP Y/N522の欄をチェックする。そのスナップショット取得が1回のみの場合はOneTime523に数時間おきの場合は該当の時間524〜526にチェックを入れ、取得世代数527を入力することでスナップショット取得プランが作成できる。
この時、Dry Run528にチェックを入れればドライラン機能による処理となり、Real Snap Shot529にチェックを入れれば通常のスナップショット取得処理となる。
また、作成されたプランは、SAVE530を押すことにより、ファイルとして保存することができ、LOAD531を押すことにより、後で保存した内容を再び読み出すこともできる。
ドライランやスナップショット自身を開始する場合はEXECUTE PLANE532を押すことでプランがスタートする。また既起動済みのドライランプランを中止する場合はSTOP PLAN534を、その時点現在までのドライラン結果を取得するには、CAPACITY DISPLAY533を押す。
例えば、図12に示したようなスナップショット取得プランの場合では、図13に示すようなスナップショットを取得するプランとなる。
そして、図12に示すようなスナップショット指示において、ドライランを実行した後、CAPACITY DISPLAY533を押した場合には、図14に示したようなドライラン結果が表示される。図14に示した例は、7日間経過後の結果を示している。
図14により得られる情報としては、スナップショット対象のプライマリボリューム210の実容量600、もっとも新しい世代で必要とされたその1世代分の必要容量601、ドライラン取得プランで実際に取得算出できた世代数602、ドライラン結果表示時点までの取得世代全体での必要容量603、このプランでスナップショット取得対象VOLは変更しなかった場合の現状構成での取得可能世代数604が示される。
この結果により、取得世代数602>取得可能世代数604の場合は現状用意してあるコピー容量では足りないことを示し、その場合は(全体必要量)−(既存構成中のスナップショットボリューム容量)分のディスク増設が必要となることをユーザに表示する。
この図14に示すようなドライラン結果は、図15に示すように、ドライラン期間の状況が今後も同じように続き、その時のホストからのIO状況もドライラン期間と同様に続くという前提に基づく将来予想である。
この結果より、スナップショット取得対象ボリューム数を多くすれば、必然的に取得可能世代数は少なくなり、その逆でスナップショット取得対象ボリューム数を絞りこめば、取得可能世代数は多くなるということが、具体的な試行により明らかとなり、ユーザにどのような施策でスナップショットコピーを取得していくのかを検討する判断材料を提供でき、その結果、自動運用が可能となる。
また、ドライラン実行時のスナップショット取得プランはファイルとして保存しているので、ドライラン結果により、スナップショット取得に問題が無ければ、そのまま、ドライラン実行時のスナップショット取得プランを読み込み、実際のスナップショット処理を開始することが可能となる。
また、図14に示すドライラン結果により、世代数優先での設定や、取得ボリューム数優先の設定などを行うこともでき、その場合には、それぞれ優先された設定で取得可能な情報を表示することもできる。
<ストレージ装置のスナップショット取得プランの処理動作>
次に、図16および図17により、本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショット取得プランの処理動作について説明する。図16は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショット取得プランの処理動作を示すフローチャート、図17は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のIO処理動作を示すフローチャートである。
次に、図16および図17により、本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショット取得プランの処理動作について説明する。図16は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のスナップショット取得プランの処理動作を示すフローチャート、図17は本発明の一実施の形態に係るストレージ装置のIO処理動作を示すフローチャートである。
まず、スナップショット取得プランの処理動作は、例えば、図12に示すような表示画面などからのスナップショット取得プランの指示があると(S100)、スナップショットIDを付与し(S101)、当該ボリュームに対して、差分ビットマップ280を確保する(S102)。
そして、ドライラン指示か否かを判断し(S103)、S103でドライラン指示でないと判断されると、実際のスナップショット取得処理を行う(S104)。
また、S103でドライラン指示であると判断されると、ドライラン運用を行い、ホスト処理装置300からのライトI/Oをモニタする(S105)。
そして、図12に示すような表示画面などからの表示指示があるか否かを判断し(S106)、S106で表示指示が無いと判断されると、S105に戻りドライラン運用を継続する。
また、S106で表示指示があると判断されると、例えば、図13に示すようなドライラン結果表示画面を表示し(S107)、当該プランの対象ボリュームに対して以下の情報を報告する(S108)。
・最新世代の必要容量
・取得世代数
・全体必要容量
・取得可能最大世代予想数
また、スナップショットおよびドライラン時のホスト処理装置300からのライトIOの処理は、ホスト処理装置300よりライト指示があると(S110)、ライト指示対象の当該ボリュームはスナップショット対象か否かを判断し(S111)、スナップショット対象でないと判断されると通常のIO処理を行う(S112)。
・取得世代数
・全体必要容量
・取得可能最大世代予想数
また、スナップショットおよびドライラン時のホスト処理装置300からのライトIOの処理は、ホスト処理装置300よりライト指示があると(S110)、ライト指示対象の当該ボリュームはスナップショット対象か否かを判断し(S111)、スナップショット対象でないと判断されると通常のIO処理を行う(S112)。
また、S111でスナップショット対象であると判断されると、当該ライト領域は既にビットマップオフか否かを判断し(S113)、S113で既にビットマップオフであると判断されれば、ホストライト処理を継続する(S114)。
また、S113で既にビットマップオフでないと判断されれば、当該スナップショットIDの差分ビットマップ280の当該ビットをオフにする(S115)。
そして、ドライランか否かを判断し(S116)、S116でドライランであると判断されれば、ホストライト処理を継続し(S114)、S116でドライランでないと判断されれば、実際のスナップショット取得処理が行われ、当該単位領域を、スナップショットボリューム230に退避し(S117)、ホストライト処理を継続する(S114)。
以上の処理により、例えば、図12に示すような指示画面による指示により、スナップショット、ドライランの処理が行われ、ドライラン運用時にドライラン結果表示の指示があれば、ドライラン運用による結果をユーザに表示することが可能である。
なお、図16に示す例では、スナップショットを取得せずにドライラン結果表示を行う場合と、ドライラン結果表示を行わずに、スナップショットを取得する場合について記載したが、スナップショットを取得しつつ、ドライラン機能の結果表示を行う構成をとることも可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
10…ストレージ装置、100…ディスク制御装置、101…チャネルアダプタ、102…ディスクアダプタ、103…キャッシュメモリ、104…共有メモリ、200…ディスク装置、201…物理記憶デバイス、210…プライマリボリューム、220…仮想ボリューム、230…スナップショットボリューム、250…仮想デバイス空間、251…スナップショットテーブル、252…アドレスマップ、260…プライマリボリューム番号、261…スナップショットID、262…ペアステータス、263…時間、264…差分ビットマップ番号、270…スロットコントロールブロック、271…ビットマップ、272…スロット番号、273…スロットコントロールブロック、280…差分ビットマップ、281…ペア管理情報、285…IOモニタ、286…取得済みスナップショット容量、300…ホスト処理装置、400…サービスプロセッサ、501…サービスプロセッサインタフェース、502…ホストコマンド処理部、503…リードライト処理部、504…構成制御、505…仮想ボリューム管理部、506…ビットマップ管理、507…ペア管理、508…コピー処理、509…破棄処理、510…アンマウント処理。
Claims (20)
- ストレージ制御装置と複数の物理記憶デバイスからなるディスク装置とを備えたストレージ装置であって、
前記ストレージ制御装置は、上位装置との間および前記ディスク装置との間でデータ転送を制御するデータ転送制御部と、前記データを一時的に記憶するキャッシュメモリと、前記ストレージ装置の構成情報が格納される共有メモリと、を有し、
前記ストレージ制御装置は、前記ディスク装置内のある時点のデータを参照できるようにするスナップショットを取得する際に必要とされる容量を算出する指示があると、前記上位装置からのライト指示を一定期間モニタし、その一定期間のモニタ情報に基づいて、前記スナップショット時に必要な容量を算出することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項1記載のストレージ装置において、
前記ストレージ制御装置は、前記スナップショットを取得する際に必要とされる容量を算出する際、前記一定期間に前記上位装置からのライト指示により、前記ディスク装置内の更新された単位領域の数をカウントし、そのカウント数および前記単位領域の容量に基づいて、前記スナップショット時に必要な容量を算出することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項1記載のストレージ装置において、
前記ストレージ制御装置は、複数世代の前記スナップショットの情報を管理し、前記スナップショットを取得する際に必要とされる容量を算出する際、前記複数世代のスナップショットの関係を考慮した容量を算出することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項3記載のストレージ装置において、
前記ストレージ制御装置は、前記複数世代のスナップショットがそれぞれ格納されるスナップショットボリュームの情報を管理するスナップショットテーブルを有し、前記スナップショットテーブルに基づいて、前記複数世代のスナップショットの関係を管理することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項4記載のストレージ装置において、
前記ストレージ制御装置は、前記複数世代のスナップショットの関係を管理する際、前記複数世代のスナップショットで重複するデータは共有して管理することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項1記載のストレージ装置において、
前記ストレージ制御装置は、前記スナップショットを取得する際に必要とされる容量の算出結果を、前記上位装置上または前記ストレージ装置に接続されたサービスプロセッサ上に表示することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項6記載のストレージ装置において、
前記ストレージ制御装置は、前記上位装置上または前記ストレージ装置に接続されたサービスプロセッサ上に表示する前記スナップショットを取得する際に必要とされる容量の算出結果に基づいて、スナップショットの運用プランを提供することを特徴とするストレージ装置。 - ストレージ制御装置と複数の物理記憶デバイスからなるディスク装置とを備えたストレージ装置であって、
前記ストレージ制御装置は、上位装置との間および前記ディスク装置との間でデータ転送を制御するデータ転送制御部と、前記データを一時的に記憶するキャッシュメモリと、前記ストレージ装置の構成情報が格納される共有メモリと、を有し、
前記ストレージ制御装置は、前記ディスク装置内のある時点のデータを参照できるようにするスナップショットを取得する際に必要とされる容量を算出する指示があると、前記上位装置からのライト指示により、実際のスナップショットコピーは行わずに、前記スナップショット時に使用される差分ビットマップを更新し、一定時間の前記差分ビットマップの更新情報に基づいて、前記スナップショット時に必要な容量を算出することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項8記載のストレージ装置において、
前記ストレージ制御装置は、前記スナップショットを取得する際に必要とされる容量を算出する際、一定期間に前記上位装置からのライト指示により更新された前記差分ビットマップの情報を取得し、その更新されたビット数の情報および前記差分ビットマップで管理している単位領域の容量に基づいて、前記スナップショット時に必要な容量を算出することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項8記載のストレージ装置において、
前記ストレージ制御装置は、前記スナップショットを取得する際に必要とされる容量を算出する際、一定期間に前記上位装置からのライト指示により更新された前記差分ビットマップからのビットオフの情報をカウントし、そのカウント数の情報および前記差分ビットマップで管理している単位領域の容量に基づいて、前記スナップショット時に必要な容量を算出することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項8記載のストレージ装置において、
前記ストレージ制御装置は、複数世代の前記スナップショットの情報を管理し、前記スナップショットを取得する際に必要とされる容量を算出する際、前記複数世代のスナップショットの関係を考慮した容量を算出することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項11記載のストレージ装置において、
前記ストレージ制御装置は、前記複数世代のスナップショットがそれぞれ格納されるスナップショットボリュームの情報を管理するスナップショットテーブルを有し、前記スナップショットテーブルに基づいて、前記複数世代のスナップショットの関係を管理することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項12記載のストレージ装置において、
前記ストレージ制御装置は、前記複数世代のスナップショットの関係を管理する際、前記複数世代のスナップショットで重複するデータは共有して管理することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項8記載のストレージ装置において、
前記ストレージ制御装置は、前記スナップショットを取得する際に必要とされる容量の算出結果を、前記上位装置上または前記ストレージ装置に接続されたサービスプロセッサ上に表示することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項14記載のストレージ装置において、
前記ストレージ制御装置は、前記上位装置上または前記ストレージ装置に接続されたサービスプロセッサ上に表示する前記スナップショットを取得する際に必要とされる容量の算出結果に基づいて、スナップショットの運用プランを提供することを特徴とするストレージ装置。 - 上位装置との間および前記ディスク装置との間でデータ転送を制御するデータ転送制御部と、前記データを一時的に記憶するキャッシュメモリと、前記ストレージ装置の構成情報が格納される共有メモリとを有したストレージ制御装置と複数の物理記憶デバイスからなるディスク装置とを備えたストレージ装置の制御方法であって、
前記ディスク装置内のある時点のデータを参照できるようにするスナップショットを取得する際に必要とされる容量を算出する指示があると、前記上位装置からのライト指示を一定期間モニタし、その一定期間のモニタ情報に基づいて、前記スナップショットを取得する際に必要とされる容量を算出することを特徴とするストレージ装置の制御方法。 - 請求項16記載のストレージ装置の制御方法において、
前記スナップショットを取得する際に必要とされる容量を算出する際、前記一定期間に前記上位装置からのライト指示により、前記ディスク装置内の更新された単位領域の数をカウントし、そのカウント数および前記単位領域の容量に基づいて、前記スナップショット時に必要な容量を算出することを特徴とするストレージ装置の制御方法。 - 請求項16記載のストレージ装置の制御方法において、
複数世代の前記スナップショットの情報を管理し、前記スナップショット時に必要な容量の算出する際、前記複数世代のスナップショットの関係を考慮した容量を算出することを特徴とするストレージ装置の制御方法。 - 請求項18記載のストレージ装置の制御方法において、
前記複数世代のスナップショットがそれぞれ格納されるスナップショットボリュームの情報を管理するスナップショットテーブルを有し、前記スナップショットテーブルに基づいて、前記複数世代のスナップショットの関係を管理することを特徴とするストレージ装置の制御方法。 - 請求項19記載のストレージ装置の制御方法において、
前記複数世代のスナップショットの関係を管理する際、前記複数世代のスナップショットで重複するデータは共有して管理することを特徴とするストレージ装置の制御方法。
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