JPH0534170U - 包装物品のコーナー用緩衝材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気を圧入すると、稜角形状の空気クッショ
ン面を備えた保護材に変形する包装物品のコーナー用緩
衝材を提供すること。 【構成】 この包装物品のコーナー用緩衝材は、方形の
表裏のフィルム２、３の所定位置に縦横の筋状接着を行
なって横方向に延びる空気導入管路７と、この空気導入
管路７の下方において縦方向に延びる袋部の列を形成
し、各袋部を逆止弁８を介して空気導入管路７と連通す
るとともに、一半部の袋部を１／２長の空気袋１１Ａと
なし、他半部の袋部をその中間部において不連続にシー
ルして上下の空気袋１２Ａ、１３Ａに区画し、この下方
の空気袋部１２Ｂを中央位置に設けた縦長の切除部１０
から三角形状に折り曲げ、さらに全体を切除部１０のラ
インから２つ折りして一半部と他半部とを重ね合せ、下
方の空気袋部の底部と一半部の袋部の側縁下部とを接着
１８するとともに、２つ折りされた切除部１０上部の残
存接続部１６を一体的に接着１９して構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、密封空気の緩衝力を利用した包装用緩衝材、詳しくは包装箱のコー ナー部に配置され、包装物品のコーナーを保護するためのエヤークッション性の 緩衝材に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、密封空気のクッション性を利用した緩衝材としては、２枚のプラスチッ クフィルムシート間に予め空気が密封されてなるものが提供されているが、これ らのシート状の緩衝材は専ら物品全体の包装材として使用され、包装箱のコーナ ー用としては、発泡樹脂成形体や段ボール紙片の重合成形体が汎用されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところが、例えば発泡樹脂成形体のコーナー用緩衝材においては、段ボール紙 片による緩衝材に比べると緩衝性に優れているが破損しやすいという難点がある 。また、発泡樹脂成形体や段ボール紙片の重合成形体等の従来のコーナー用緩衝 材は、包装物品のコーナー部を弾力的に保護する機能に乏しく、包装体とした状 態において包装材との間に僅かな隙間が生じた場合には緩衝効果が低下すること が避けられず、包装仕上げに万全の注意を払わなければならない。そのうえ、使 用前の形態が使用時と同じ嵩高な形態であるため、包装工程における緩衝材の保 管準備に大きなスペースを必要とする。

【０００４】 本考案は、上記した従来のコーナー用緩衝材の不都合を解決することを課題と して研究開発されたもので、密封袋内に充填封入された空気により優れたクッシ ョン性と緩衝効果を発揮し得るとともに、万一、一部の密封袋部が破損して空気 を放出しても、他の密封袋部の空気により支障なく緩衝効果が保持でき、包装物 品のコーナー部の保護作用を完遂することができ、さらに使用前（空気充填前） の形態がシート状であって包装工程におけるコーナー用緩衝材の保管準備のスペ ースの大幅な縮小に役立つ包装用緩衝材を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記した目的を達成するべくプラスチックフィルム（シート）でも って複数の細長い空気袋部を形成して各空気袋に逆止弁を配し、これら複数の空 気袋部に空気を注入充填すると、各空気袋部の膨張により空気マット状の緩衝面 を形成するとともに、所定の折目部において自動的に空気袋部の一部が起立し、 底面部と２つの側面部とからなる稜角形状のコーナー用緩衝材が形成されるよう になしたものである。

【０００６】 即ち、方形の表裏のプラスチックフィルムの上辺に沿って、接着ラインによっ て区画され、一端に開口を備えた横長の空気導入管路を形成するとともに、この 空気導入管路の下方に所定間隔をおいて縦筋状の接着ラインによって区画された 多数の縦長の袋部を形成し、この各袋部と空気導入管路とを逆止弁を介して連通 して、空気導入管路に圧送した空気が各袋部内に個別に充填されるようになし、 上記多数の袋部の列の中間位置縦方向に、下縁から袋部長の中程に達する細長い 切除部を設けて、袋部の列を左側袋部列と右側袋部列とに区画し、この左右の袋 部列の一方の袋部列の各袋部をその長さ方向の中間部において表裏のプラスチッ クフィルムを連続接着して上部に袋部長の約１／２の長さの空気袋部を形成する とともに、他方の袋部列の各袋部をその長さ方向の中間部において表裏のプラス チックフィルムを不連続接着して上下の空気袋部に区画し、この下方の空気袋の 部分を上記切除部の上端域とこの空気袋の部分の外端コーナー部とを結ぶ線から 三角形状に折り曲げて重ね合せるとともに、左右の袋部列の部分を上記切除部と その上部の残存接続部から折り曲げて重ね合せ、１／２長の空気袋部列の下方の 袋部の外側縁と上記三角形状に折り曲げた空気袋部の底部との重ね合せ部、およ び上記折り曲げにより２つ折りされた残存接続部の袋部間の部分をそれぞれ接着 して一体化することによってコーナー用の緩衝材となし、上記空気導入管路の端 部開口から空気導入管路内に空気を圧入すると、一方の袋部列の１／２長の各空 気袋および上下に区画された各空気袋内に逆止弁を介して順次空気が充填され、 その際、上下に区画された空気袋の列が上記不連続な接着ラインから膨脹状態で Ｌ字状に屈折し、稜角形状のコーナー用緩衝材が得られるようになしたものであ る。

【０００７】 上記した空気袋部の幅寸法、長さ寸法あるいは左右の袋部列の袋部数は包装体 の大きさによって決定されるものであるが、一般的には各袋部の幅寸法は２〜４ ｃｍ程度、中間部において完全接着された一方の袋部列の空気袋部の長さは８〜 １２ｃｍ程度、そして中間部において部分的に接着された他方の袋部列の上下の 空気袋部の長さはそれぞれ８〜１２ｃｍ程度であって、左右の袋部列の袋部の数 は３〜５本程度であればよい。

【０００８】 また、各空気袋部に配設される逆止弁については特に限定を要するものではな く、例えば実開昭６２−３７６７６号公報や同８５７７０号公報記載のような、 ２枚のプラスチックフィルム片を部分的に接着してなるフイルムタイプの逆止弁 が好ましく適用できる。

【０００９】

【作用】

空気導入管部内に空気を圧送すると、空気は各空気袋の口部に設けている逆止 弁の流路を通って各空気袋内にそれぞれ個別に流入し、各空気袋が膨脹して空気 クッション体を形成する。本考案においては上記のように、切除部により区画さ れた左右の袋部別の一方には空気導入管部と逆止弁を介して連通する１／２長の 空気袋の列が存在し、他方の袋部列には空気導入管部と逆止弁を介して連通する 長い空気袋の列が存在し、かつ、この長い空気袋はそれぞれ中間部において不連 続に接着されて上下の空気袋部に区画され、さらに長い袋部列が内側に三角形状 に折り曲げられて下方の空気袋部列の底部に相当する部分が、上記一方の袋部の 側縁下部に接着され、また左右の袋部列の折り曲げにより２つ折りされた残存接 続部が表裏一体的に接着されているから、空気導入管部の一端開口部から導入管 部内に空気を圧送すると、左右の各空気袋部に逆止弁を通って空気が注入され、 各空気袋部が膨脹するとともに、上記した２ケ所の接着効果によって左右の袋部 列が残存接続部から直角に折り曲がり、上下の空気袋部がその不連続接着部から Ｌ字状に折れ曲って３面が膨脹袋部によって形成された稜角形態となり、その儘 包装体のコーナー用緩衝材として使用できる。

【００１０】 そして緩衝材はクッション性に富んでいるため優れた緩衝作用を奏し、また万 一、１部の空気袋が破損して空気を放出しても、他の空気袋による緩衝作用を持 続する。

【００１１】

【実施例】

以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。図１は空気注入前の 緩衝材の斜視図、そして図２は図１の緩衝材の展開図を示しているものであって 、緩衝材１は図２に示しているように、表裏２枚の非通気性のプラスチックフィ ルム２、３により形成され、本実施例においては、展開状態においては方形をな し、所定の各所を縦方向および横方向に接着４、５して上辺に沿って一端が開口 ６した横長の空気導入管路７およびこの空気導入管路７の下方に縦接着部４、４ によって区画された９個袋部の列が形成され、各空気袋部は、それぞれ逆止弁８ を介して空気導入管路７と連通されている。

【００１２】 上記９個の袋部列の中央に位置する袋部９には、下縁からこの袋部９の中程に 達する縦方向の細長い切除部１０が設けられて９個の袋部の列が４個の左側袋部 の列１１と、４個の右側袋部の列１２とに区画され、この左右の袋部の列１１、 １２の一方の袋部列、本実施例においては左側の４個の各空気袋部の列１１は、 その長さ方向の中間部において表裏のフィルム２、３が横方向に連続接着１３さ れて、有効長さが約１／２に短縮され、上記空気導入管路７と逆止弁８を介して 連通する短い空気袋１１Ａ、１１Ａが形成されている。そして右側の４個の袋部 の列１２は、その長さ方向の中間部において表裏のフィルム２、３が横方向に不 連続に接着１４され、この袋部の列１２は未接着部分１５、１５によって連通し た上下の空気袋部１２Ａ、１２Ｂに区画されている。

【００１３】 本考案において、上記上下に区画された下部空気袋部１２Ｂの部分が、図３に 示したように上記切除部１０の上端域と下部空気袋部１２Ｂの下側コーナーとを 結ぶ線から内側に三角形状に折り曲げられて重ね合され、さらに上記左右の袋部 の列１１、１２が上記切除部１０とその上部の残存接続部１６から折り曲げられ て左右の袋部の列１１、１２が重ね合され、この状態において図１および図４に 示しているように左側の袋部の列１１の外側縁の下部１７と三角形状に折り曲げ られた下部空気袋部１２Ｂの底部接着部５’との重ね合せ部分および左右の袋部 の列１１、１２の折り曲げによって２つ折りとなった上記残存接続部１６の袋部 列１１、１２間の部分において接着１８および１９して緩衝材１となしたもので ある。

【００１４】 上記した緩衝材の素材は、図５に示しているように、２枚の長尺の帯状のプラ スチックフィルム２Ａ、３Ａの長手方向の一側縁に、該フィルム２Ａ、３Ａ間に 等間隔（空気袋部列の間隔）をおいて逆止弁８…８を並列配置しながら長さ方向 と幅方向に所定のパターンに基づくライン接着をなし、鎖線で示した個所におい てパターン毎に切断することによって能率よく得ることができる。

【００１５】 図６は空気導入管路７と空気袋部１１Ａ、１２Ａとが逆止弁８によって連通さ れている状態を示しているものである。本考案に適用されている逆止弁８は、図 ７〜図１２に示しているように、薄い柔軟な２枚のプラスチックフィルム片２０ 、２１が重ね合されて形成され、長さ方向の両側縁が線状に接着２２、２２され て、上下に開口部２３、２４が形成され、この開口部２３、２４間の流路２５は 、その下半部において頂部２６を上方開口２３に指向せしめた山形接着部２７が 設けられて流路２５が左右に分岐され、さらに、この山形接着部２７の下方に直 線の接着部２８が設けられてなる。図８は図７のＡ−Ａ線断面図、図９はＢ−Ｂ 線断面図、図１０はＣ−Ｃ線断面図、図１１はＤ−Ｄ線断面図、そして図１２は Ｅ−Ｅ線断面図を示している。

【００１６】 続いて図１のように構成してなる本考案の緩衝材１の使用要領について述べる 。図１の状態において、開口６から空気導入管路７内に空気を圧送すると、空気 は各空気袋部１１Ａ、１２Ａの口部に設けた逆止弁８の流路を通って各空気袋部 １１Ａ、１２Ａ内にそれぞれ個別に流入し、空気袋部１２Ａに流入した空気は中 間部の未接着部を通って下方の空気袋部１２Ｂ内にも流入して各空気袋部１１Ａ 、１２Ａおよび１２Ｂは空気により膨脹状態となる。そして各空気部１１Ａ、１ ２Ａおよび１２Ｂ内の空気圧が高まるにつれて、上記した接着部１４および未接 着部１５の効果により、膨脹した空気袋部１１Ａと１２Ａとは直角状態に起立す るとともに、空気袋部１２Ｂは不連続な接着ラインから空気袋部１２Ａに対して Ｌ字状に屈折して、空気袋部１１Ａ群と空気袋部１２Ａ群および空気袋部１２Ｂ 群によって稜角状の３つの面を形成し、空気圧入を完了すると、図１３および図 １４に示しているような空気マットタイプのコーナ−用の緩衝材を形成する。そ して、膨脹によって各空気袋部の幅寸法が縮減するから、空気導入管路７の部分 には不規則な皺が生じた状態で図示したように空気袋部１１Ａ、１２Ａの上縁に 残留し、また空気袋部１１Ａの下方の部分は、空気が充填されることなく、その まゝ空気袋部１２Ｂの下面側に残留する。

【００１７】 なお、表裏のプラスチックフィルムの筋状接着は、熱融着、高周波接着等フィ ルムの接合に汎用されている接着法のいずれによって行ってもよく、また実施例 における短い空気袋部１１Ａの下方の部分の接着ラインは必要不可欠でないため 省略してもよい。

【００１８】

【考案の効果】

以上詳記したように、本考案による包装物品のコーナー用緩衝材１は、方形の 表裏のプラスチックフィルム２、３の上辺に沿って接着ラインにより区画された 、一端に開口６を有する横長の空気導入管路７が形成され、この空気導入管路７ の下方に所定間隔をおいて縦筋状の接着ラインによって区画された多数の縦長の 袋部１１、１２が形成されて、上記空気導入管路７と、この縦長の各袋部がそれ ぞれ逆止弁８を介して連通され、上記袋部の列の中間位置の、縦方向に下縁から 袋部全長の中程に達する細長い切除部１０が設けられて、上記多数の袋部の列が 左側袋部列１１と右側袋部列１２とに区画され、この左右の袋部列１１、１２の 一方の袋部列は、その長さ方向の中間部において表裏のプラスチックフィルム２ 、３が横方向に連続接着１３されて、その接着部の上方に有効長さの短い空気袋 部１１Ａが形成され、他方の袋部列は、その長さ方向の中間部において表裏のプ ラスチックフィルム２、３が横方向に不連続に接着１４されて上下の空気袋部１ ２Ａ、１２Ｂに区画され、この上下に区画された下方の空気袋部１２Ｂの部分が 上記切除１０の上端域と下方の空気袋部１２Ｂの外端コーナーとを結ぶ線から内 側に三角形状に折り曲げられて重ね合され、さらに上記左右の袋部列１１、１２ が上記切除部１０とその上部の残存接続部１６から折り曲げられて重ね合され、 一方の袋部列１１の外側縁の下部１７と上記三角形状に折り曲げられた下方の空 気袋部１２Ｂの底部５’との重ね合せ部分および左右の袋部列１１、１２の折り 曲げにより２つ折りされた上記残存接続部１６の袋部間の部分がそれぞれ接着１ ８および１９されてなるものであるから、使用に際し、一端の開口６から空気導 入管路７内に空気を圧入すると、空気は逆止弁８を介して各空気袋部１１Ａ、１ ２Ａ内にそれぞれ流入し、空気袋部１２Ａに流入した空気は中間部の未接着部１ ５を通って空気袋部１２Ｂ内にも流入して各空気袋部１１Ａ、１２Ａ、１２Ｂは 空気により膨脹状態となるとともに、下部の空気袋部１２Ｂの底部５’が空気袋 部１１Ａの下方の、空気の流入のない袋部の外側縁の下部１７に接着１８されて いるため、上下の空気袋部１２Ａ、１２Ｂは境界部の不連続接着１４のラインに 沿ってＬ字状に折れ曲がり、また空気袋部１１Ａと１２Ａとの境界部の残存接続 部が２つ折り状態で接着１９されているため、空気袋部１１Ａに対して空気袋部 １２Ａが境界部から直角に折れ曲って、空気袋部１１Ａ、１２Ａおよび１２Ｂが 、図１３に示したように稜角形態に変形し、両側面と底面の空気クッション面を 備えたコーナー用保護材（緩衝材）となすことができる。

【００１９】 そして、得られたコーナー用の緩衝材は、空気マット状の弾性クッションを備 えているから、包装物品のコーナー部を柔軟に、かつ的確に保存することができ るばかりでなく、万一、１つの空気袋部が破損して空気を放出しても、残りの空 気袋部によって緩衝機能を持続することができる。その上、使用時に空気を圧入 して稜角形状に変形させるものであって、使用前の状態おいては、図４に示した ような扁平なシート形態であるため、搬送や保管等の取扱いが至便となり、また 包装工程における緩衝材の準備スペースも多く要しないなどの実用上有益多大な 効果を発揮できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の緩衝材の斜視図である。

【図２】緩衝材の展開図である。

【図３】緩衝材の形成要領を示す平面図である。

【図４】接着形成した緩衝材の平面図である。

【図５】緩衝材の形成素材を例示した平面図である。

【図６】空気導入管路と空気袋部との接続部の一部破断
部分図である。

【図７】逆止弁の拡大正面図である。

【図８】図７のＡ−Ａ線断面図である。

【図９】図７のＢ−Ｂ線断面図である。

【図１０】図７のＣ−Ｃ線断面図である。

【図１１】図７のＤ−Ｄ線断面図である。

【図１２】図７のＥ−Ｅ線断面図である。

【図１３】使用時の状態の斜視図である。

【図１４】使用時の状態の側面図である。

【符号の説明】

１ 緩衝材 ２ プラスチックフィルム ３ プラスチックフィルム ４ 縦接着 ５ 横接着 ５’ 袋部の底部 ６ 開口 ７ 空気流入管路 ８ 逆止弁 １０ 切除部 １１ 一方の袋部の列 １１Ａ 短い空気袋部 １２ 他方の袋部の列 １２Ａ 上方の空気袋部 １２Ｂ 下方の空気袋部 １３ 連続接着 １４ 不連続接着 １５ 未接着部 １６ 残存接続部 １７ 外側縁の下部 １８ 接着 １９ 接着

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 方形の表裏のプラスチックフィルムの上
   辺に沿って、接着ラインにより区画された、一端に開口
   を有する横長の空気導入管路が形成され、この空気導入
   管路の下方に所定間隔をおいて設けられた、縦筋状の接
   着ラインによって区画された多数の縦長の袋部が形成さ
   れて、上記空気導入管路とこの縦長の各袋部がそれぞれ
   逆止弁を介して連通され、上記袋部の列の中間位置の縦
   方向に、下縁から袋部の全長の中程に達する細長い切除
   部が設けられて上記多数の袋部の列が左側袋部列と右側
   袋部列とに区画され、この左右の袋部列の一方の袋部列
   は、その長さ方向の中間部において表裏のプラスチック
   フィルムが横方向に連続接着されて、その接着部の上方
   に有効長さの短い空気袋部が形成され、他方の袋部列
   は、その長さ方向の中間部において表裏のプラスチック
   フィルムが横方向に不連続に接着されて上下の空気袋部
   に区画され、この上下に区画された下方の空気袋部の部
   分が上記切除部の上端域と下方の空気袋部の外端コーナ
   ー部とを結ぶ線から内側に、三角形状に折り曲げられて
   重ね合され、さらに上記左右の袋部列が上記切除部とそ
   の上部の残存接続部から折り曲げられて重ね合され、一
   方の袋部列の外側縁の下部と上記三角形状に折り曲げら
   れた下方の空気袋部の底部との重ね合せ部分および左右
   の袋部列の折り曲げにより２つ折りされた上記残存接続
   部の袋部間の部分がそれぞれ接着されていることを特徴
   とする包装物品のコーナー用緩衝材。