JPH05340258A - エンジンの吸気装置 - Google Patents

エンジンの吸気装置

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JPH05340258A
JPH05340258A JP4147072A JP14707292A JPH05340258A JP H05340258 A JPH05340258 A JP H05340258A JP 4147072 A JP4147072 A JP 4147072A JP 14707292 A JP14707292 A JP 14707292A JP H05340258 A JPH05340258 A JP H05340258A
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JP
Japan
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region
air
opening
intake
intake passage
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Withdrawn
Application number
JP4147072A
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English (en)
Inventor
Toshihide Yamamoto
寿英 山本
Tomomi Watanabe
友巳 渡辺
Junichi Taga
淳一 田賀
Kazuhiko Hashimoto
一彦 橋本
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低負荷領域における成層化の促進を図りつ
つ、中負荷領域より高負荷側におけるオーバースワール
に起因する冷損の抑制と、全負荷領域における耐ノック
性向上とを、S吸気通路の開閉弁の開閉制御でのみ達成
する。 【構成】 燃焼室2に、スワールを生成するP吸気通路
19と、開閉弁22を備えたS吸気通路20とを互いに
独立させて接続する。運転状態検出手段30を設け、こ
の運転状態検出手段により検出された運転状態に応じ
て、上記開閉弁を開閉制御する開閉制御手段27を設け
る。この開閉制御手段を、低負荷領域で閉状態に、中〜
高負荷領域で開状態に、全負荷領域で閉状態にそれぞれ
開閉弁を開閉制御するように構成する。また、P吸気通
路を低負荷領域で動的過給効果が得られるように構成す
ると好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの燃焼室ごと
にP吸気通路およびS吸気通路が独立して接続され、S
吸気通路を開閉する開閉弁がS吸気通路に設けられた吸
気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のエンジンの吸気装置
として、低速運転時、すなわち、低回転時においてS吸
気通路の開閉弁を閉じてP吸気通路からのみ吸気を上記
燃焼室に導入してスワールの生成を図る一方、高速運転
時、すなわち、高回転時に上記開閉弁を開いてPおよび
Sの両吸気通路から吸気を導入して吸気の十分な充填量
の確保を図るようにしたものが知られている(例えば、
特開昭61−218726号公報参照)。
【0003】また、運転状態に応じて理論空燃比よりリ
ーン側の空燃比とリッチ側の空燃比とに相互に切換えて
窒素酸化物(NOx)発生の増大を抑制するものにおい
て、リーン側空燃比からリッチ側空燃比への変換時のア
ップ側のトルクショックおよびリッチ側空燃比からリー
ン側空燃比への変換時のダウン側のトルクショックを点
火時期の制御により緩和するようにしたものが知られて
いる(特開昭60−13953号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記低回転
時にS吸気通路の開閉弁を閉じるものにおいて、同じ低
回転時でも中負荷領域から高負荷側の領域では、負荷の
増大に応じて吸気流速が増大してスワールが強化される
ため、オーバースワールとなって冷損の増大を招き、こ
れに伴って燃費の悪化を招くという不都合が生じる。一
方、さらに高負荷側の全負荷領域では、過度の温度上昇
を防止して耐ノック性の向上を図りたいとの要請があ
る。
【0005】また、上記空燃比変換に伴うトルクショッ
クの緩和を点火時期の制御により行なうものは、例え
ば、リッチ側空燃比からリーン側空燃比へ変換する場
合、その変換の前にあらかじめ点火時期を徐々に遅角さ
せ、その後、上記空燃比の変換および点火時期の進角を
一気に行なうことにより、空燃比変換によるトルクダウ
ンと点火時期の進角によるトルクアップとの相殺により
上記トルクショックの緩和を図るものであるため、その
制御が複雑となる傾向にある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、第1の目的とするところは、低負荷領域
における成層化の促進を図りつつ、中負荷領域より高負
荷側におけるオーバースワールによる冷損の抑制と、全
負荷領域における耐ノック性向上とを、S吸気通路の開
閉弁の開閉制御でのみ達成することにある。また、第2
の目的とするところは、リーン側とリッチ側との空燃比
の変換に伴うトルクショックの緩和を、S吸気通路側の
開閉弁の開閉制御という比較的簡易な制御により達成す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、エンジンの燃焼室に対し
て、互いに独立するP吸気通路とS吸気通路とが接続さ
れ、そのS吸気通路に低負荷時にS吸気通路を閉じる開
閉弁が設けられて、上記低負荷時に上記P吸気通路から
の吸気により上記燃焼室内にスワールを生成するように
したものを前提とする。このものにおいて、エンジンの
運転状態を検出する運転状態検出手段を備え、この運転
状態検出手段の出力を受けて、低負荷領域で上記開閉弁
を閉状態に、中負荷領域から高負荷領域で上記開閉弁を
開状態に、全負荷領域で上記開閉弁を閉状態にそれぞれ
運転状態に応じて開閉弁を開閉制御する開閉制御手段を
備える構成とするものである。
【0008】また、請求項2記載の発明は、エンジンの
燃焼室に対して、互いに独立するP吸気通路とS吸気通
路とが接続され、そのS吸気通路に低負荷時にS吸気通
路を閉じる開閉弁が設けられて、上記低負荷時に上記P
吸気通路からの吸気により上記燃焼室内にスワールを生
成するようにしたものを前提とする。このものにおい
て、エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段を
備え、この運転状態検出手段からの出力を受けて、理論
空燃比よりもリーン側の空燃比が設定されるリーン領域
を低負荷領域に設定し、かつ、上記理論空燃比よりもリ
ッチ側の空燃比が設定されるリッチ領域を上記低負荷領
域より高負荷側の領域に設定するとともに、運転状態に
応じて空燃比領域を上記リーン領域とリッチ領域とに相
互に切換える空燃比設定手段を備える。また、上記運転
状態検出手段からの出力と上記空燃比設定手段による空
燃比領域の設定とに基いて、上記リーン領域が設定され
る上記低負荷領域で上記開閉弁を閉状態に、上記リッチ
領域のリーン領域側の負荷領域であってリーン領域との
境界領域で上記開閉弁を閉状態に、上記境界領域より高
負荷側の負荷領域で上記開閉弁を閉状態にそれぞれ開閉
弁を開閉制御する開閉制御手段を備える。そして、上記
P吸気通路を、上記開閉弁が閉じられた状態でのP吸気
通路の気柱振動の共鳴点が上記リーン領域の上記境界領
域側の負荷領域で生じるように構成するものである。
【0009】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
運転状態検出手段により検出された運転状態が低負荷領
域である場合、開閉制御手段により開閉弁が閉じられて
P吸気通路からの吸気により燃焼室にスワールが生成さ
れる。これにより、燃焼室内での成層化が促進されて、
燃焼安定性の向上が図られる。また、中負荷領域から高
負荷領域である場合、上記開閉制御手段により上記開閉
弁が開かれてPおよびSの両吸気ポートからの吸気とな
るため、P吸気通路からの吸気によるスワール生成がS
吸気通路から吸気により乱されるため、上記開閉弁を閉
じたままの状態にした場合におけるオーバースワールに
起因する冷損の増大が防止される。さらに、全負荷領域
である場合、上記開閉弁が上記開閉制御手段により再び
閉じられてP吸気通路からの吸気により燃焼室内に強力
なスワールが形成されるため、このスワールにより燃焼
室内の過度の温度上昇が抑制されて、耐ノック性の向上
が図られる。
【0010】また、請求項2記載の発明では、運転状態
検出手段により検出された運転状態が低負荷領域である
場合、開閉制御手段により開閉弁が閉じられてP吸気通
路からの吸気により燃焼室内にスワールが生成されると
ともに、空燃比設定手段によりリーン領域とされてリー
ン側空燃比に基いて燃料供給が行われる。この場合、上
記スワールにより成層化が促進されるため、設定空燃比
がリーン側であっても、その燃焼安定性の向上が図られ
る。そして、運転状態が上記低負荷領域内の高負荷側、
すなわち、境界領域側に移行するに伴い、上記P吸気通
路の気柱振動の共鳴点に近付くためその吸気の動的過給
効果により吸気の充填効率が増大する。
【0011】そして、上記境界領域への移行に伴い、上
記空燃比設定手段によりリッチ領域とされてリッチ側空
燃比が設定されるとともに、上記開閉制御手段により上
記開閉弁が開かれる。この移行時に、上記設定空燃比の
リーン側からリッチ側への変換に伴うトルクアップが、
上記開閉弁の開作動に伴う上記動的過給効果の消滅によ
るトルクダウンによって相殺され、これにより、トルク
ショックの発生が防止される。また、上記開閉弁の開作
動によりそれまでP吸気通路からの吸気により生成され
ていたスワールがS吸気通路からの吸気により乱される
ため、上記開閉弁を閉じたままにした場合のオーバース
ワールに起因する冷損の増大が防止される。
【0012】運転状態が上記境界領域よりさらに高負荷
側の領域になった場合、上記開閉制御手段により開閉弁
が閉じられるため、燃焼室内に強力なスワールが生成さ
れて耐ノック性の向上が図られる。
【0013】一方、運転状態が低負荷側に移行して上記
境界領域から再び低負荷領域に移行する場合、設定空燃
比が上記空燃比設定手段によりリッチ側からリーン側に
切換えられるとともに、上記開閉弁が上記開閉制御手段
により閉じられる。この移行時において、上記開閉弁の
閉作動に伴いP吸気通路に気柱振動による動的過給効果
が生じるとともに、上記開閉弁の閉じる寸前に圧力波が
作用して吸気の充填効率が増大する。この吸気の増大に
伴うトルクアップにより上記設定空燃比のリッチ側から
リーン側への変換に伴うトルクダウンが相殺されてトル
クショックの発生が防止される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1および図2は、本発明を4気筒エンジ
ンの吸気装置に適用した場合の第1実施例を示し、1は
エンジン、2,2,…はこのエンジン1に形成された各
シリンダ3と各シリンダ3内に摺動可能に嵌挿された各
ピストン4(図2にのみ示す)とにより形成された燃焼
室、5は上流端が図示しないエアフローメータおよびエ
アクリーナなどを介して大気に開口し、下流端が上記各
燃焼室2に開口して吸気を上記各燃焼室2に供給するた
めの吸気通路、6,6,…は上流端が上記各燃焼室2に
開口して各燃焼室2内の排気を図示しない触媒を介して
排出する排気通路、7はこの吸気通路5に配設された後
述の4つの開閉弁22,22,…を互いに同期して開閉
作動する開閉作動機構、8はこの開閉作動機構7の作動
制御などを行なうコントロールユニット(ECU)であ
る。
【0016】上記各燃焼室2には、図3に詳細を示すよ
うに、各燃焼室2の頂部に配設された点火プラグ9を囲
んで、P(プライマリ)およびS(セカンダリ)の2つ
の吸気ポート10,11と、2つの排気ポート12,1
3が互いに独立して開口されている。上記P,Sの両吸
気ポート10,11の上記各燃焼室2の開口部に吸気弁
14,14が、また、上記両排気ポート12,13に排
気弁15,15がそれぞれ設けられている。各吸排気弁
14,15は図示しない動弁機構により所定のタイミン
グで開閉作動されて上記燃焼室2に吸気を導入して排気
を導出するようになっている。そして、上記各Pおよび
S吸気ポート10,11は上記各燃焼室2に対して互い
に偏心して開口されており、各P吸気ポート10からの
吸気により上記各燃焼室2内に積極的にスワールを生成
し、また、上記S吸気ポート11からの吸気により上記
スワールを乱すようになっている。
【0017】上記吸気通路5は、上記エアクリーナの下
流側に配設されて吸入空気量を制御するスロットル弁1
6と、このスロットル弁16の下流側に形成されて吸気
脈動を緩和するサージタンク17と、このサージタンク
17の下流側から上記各シリンダ3に対応して互いに独
立して分岐した4つのシリンダ別吸気通路18,18,
…と、この各シリンダ別吸気通路18の中間位置から分
岐した互いに独立するPおよびSの2つの吸気通路1
9,20とから基本構成されている。この各P吸気通路
19の下流端が上記P吸気ポート10を、上記各S吸気
通路20の下流端が上記S吸気ポート11をそれぞれ構
成している。すなわち、1つの燃焼室2に対して互いに
独立して形成された2つのP,S吸気通路19,20が
接続されている。そして、上記各P吸気通路19の所定
位置には各燃焼室2内に所定のタイミングで燃料を噴射
する燃料噴射弁21が配設され、また、上記各S吸気通
路20にはその各S吸気通路20を開閉する開閉弁(以
下、S弁という)22が配設されている。上記各燃料噴
射弁21は、ほぼすべての運転状態で一定の空燃比(例
えば理論空燃比)で燃料を上記各燃焼室2内に噴射する
ようになっている。
【0018】上記開閉作動機構7は、上記各S弁22に
連結されて進退することにより各S弁22を互いに同期
して回転作動させて開閉させるリンクロッド23と、こ
のリンクロッド23を進退作動させるアクチュエータ2
4と、上記サージタンク17に接続されて上記アクチュ
エータ24に駆動源としての吸気負圧を導入するブース
トチャンバ25と、このブーストチャンバ25および上
記アクチュエータ24の間に介在されたソレノイドバル
ブ26とからなる。このソレノイドバルブ26は上記コ
ントロールユニット8からの出力信号を受けて開閉作動
されるようになっており、上記アクチュエータ24は上
記ソレノイドバルブ26の開作動により負圧が導入され
て上記リンクロッド23を後退させ、閉作動により内部
ばね24aの復元力が作用して上記リンクロッド23を
前進させるようになっている。そして、上記各S弁22
は上記リンクロッド23の後退により開作動され、前進
により閉作動されるようになっている。
【0019】上記コントロールユニット8は上記各S弁
22の開閉制御を行なう開閉制御手段27を備えてお
り、この開閉制御手段27にはエンジン回転数を検出す
るエンジン回転数センサ28と、軸トルク(負荷)を検
出する軸トルクセンサ29とから構成される運転状態検
出手段30が接続されている。
【0020】そして、上記開閉制御手段27は上記両セ
ンサ28,29からの出力を受けて上記ソレノイドバル
ブ26に開閉信号を出力することにより上記各S弁22
を運転状態に応じて開閉制御するようになっている。す
なわち、上記開閉制御手段27により上記各S弁22
は、図4に示すように、エンジン回転数が所定回転数N
1 より小さくかつ軸トルクが所定の第1軸トルク値T1
より小さい低回転・低負荷領域Aで閉状態にされ、上記
所定回転数N1 より小さくかつ上記第1軸トルク値T1
からこのT1 より大きい所定の第2軸トルク値T2 まで
の低回転・中高負荷領域Bおよび上記所定回転数N1 よ
り大きい高回転領域Cで開状態にされ、また、上記所定
回転数N1 より小さくかつ上記第2軸トルク値T2 より
大きい低回転・全負荷領域Dで再び閉状態にされるよう
になっている。
【0021】以下、図5に基いて上記開閉制御手段27
の具体的な制御を説明する。まず、ステップS1で現在
のエンジン回転数Nを上記エンジン回転数センサ28か
ら読込み、次に、ステップS2でこの現在回転数Nと上
記所定回転数N1 との大小判定を行なう。判定の結果、
現在回転数Nが上記所定回転数N1 より大きい場合、運
転状態が上記高回転領域CにあるためステップS3に進
み、このステップS3で上記ソレノイドバルブ26を開
作動して各S弁22を開状態にし、その後、リターンす
る。また、上記ステップS2で上記現在回転数Nが上記
所定回転数N1より小さい場合、ステップS4に進んで
現在の軸トルクTを上記軸トルクセンサ29から読込
み、ステップS5でこの現在軸トルク値Tと上記第1軸
トルク値T1 との大小判定を行なう。
【0022】上記ステップS5での大小判定の結果、現
在軸トルク値Tが上記第1軸トルク値T1 より小さい場
合、運転状態が上記低回転・低負荷領域Aにあるためス
テップS6に進み、このステップS6で上記ソレノイド
バルブ26を閉作動して上記各S弁22を閉状態にし、
その後、リターンする。また、上記ステップS5で上記
現在軸トルク値Tが上記第1軸トルク値T1 より大きい
場合、ステップS7に進み、このステップS7でさらに
上記第2軸トルク値T2 との大小判定を行なう。 上記
ステップS7での大小判定の結果、現在軸トルク値Tが
上記第2軸トルク値T2 より小さい場合、運転状態が上
記低回転・中高負荷領域BにあるためステップS8に進
み、このステップS8で上記ソレノイドバルブ26を開
作動して上記各S弁22を開状態にし、その後、リター
ンする。また、上記ステップS7で上記現在軸トルク値
Tが上記第2軸トルク値T2 より大きい場合、運転状態
が上記低回転・全負荷領域DにあるためステップS9に
進み、このステップS9で上記ソレノイドバルブ26を
閉作動して上記各S弁22を閉状態にし、その後、リタ
ーンする。
【0023】上記の構成のエンジンの吸気装置におい
て、運転状態が低回転・低負荷領域Aにある場合、各S
弁22が閉じられて各S吸気通路20が遮断された分、
各P吸気通路19からの吸気流速が大きくなり、この各
P吸気通路19からの吸気により各燃焼室2内にスワー
ルが生成される。これにより、燃料噴射弁21から噴射
された燃料が上記スワールに載って点火プラグ9の近傍
にリッチな混合気の層を形成する成層化が図られる。こ
のため、吸入空気量の少ない上記低回転・低負荷領域A
における燃焼安定性の向上を図ることができる。
【0024】また、運転状態が低回転・中高負荷領域B
にある場合、上記各S弁22が開かれるため、上記各P
吸気通路19からの吸気により生成されていたスワール
が各S吸気通路20からの吸気により乱されて、そのス
ワールの生成が抑制される。このため、上記低回転・
中,高負荷領域Bにおいて、上記各S弁22を閉じたま
まの状態にした場合に生じるおそれのあるオーバースワ
ールに起因する冷損の増大を防止することができ、その
分、低速であっても中ないし高負荷領域における燃費の
改善に寄与させることができる。
【0025】さらに、運転状態が低回転・全負荷領域D
にある場合、上記各S弁22が再び閉じられるため、各
P吸気通路19からの吸気により各燃焼室2内に強力な
スワールが生成される。このため、このスワールにより
各燃焼室2を構成する各シリンダ3などの壁面の過度の
温度上昇を抑制することができ、その分、ノッキング限
界を向上することができる。これにより、耐ノック性の
向上を図ることができるとともに、燃費の改善に寄与す
ることができる。この場合、上記各S弁22を閉じて各
S吸気通路20からの吸気を遮断しても、低回転領域で
あるため、上記各S弁22の閉作動による吸気慣性効果
により吸気の充填量の増大を見込むことができ、要求出
力を十分に満足させることができる。
【0026】一方、運転状態が高回転領域Cにある場
合、上記各S弁22が開かれるため、各PおよびSの両
吸気通路19,20からの吸気により充填効率を十分に
高めることができ、出力増大要求を十分に満足させるこ
とができる。
【0027】このように、本第1実施例によるエンジン
の吸気装置は、低負荷領域Aにおける成層化促進による
燃焼安定性の向上と、中ないし高負荷領域Bにおけるオ
ーバースワールに起因する冷損防止と、全負荷領域Dに
おける耐ノック性の向上とを、他の特別な制御を行なう
ことなく各S弁22の開閉制御でのみ達成することがで
きるものである。
【0028】図6は本発明の第2実施例に係るエンジン
の吸気装置を示し、31は各燃料噴射弁21からの燃料
供給の基準となる空燃比を設定する空燃比設定手段32
と、各S弁22の開閉を制御する開閉制御手段27とを
備えたコントロールユニットである。
【0029】上記空燃比設定手段32は、エンジン回転
数センサ28および軸トルクセンサ29からなる運転状
態検出手段30からの出力を受けて、この出力により得
られる運転状態に応じて空燃比領域としてリーン領域と
リッチ領域とを設定し、この空燃比領域に応じて空燃比
を切換えるようになっている。上記リーン領域では、理
論空燃比より稀薄側、すなわち、理論空燃比に対する設
定空燃比の比であるλ値が1より大となる所定のリーン
側空燃比が設定され、上記リッチ領域では、上記理論空
燃比と等しいかもしくは過濃側、すなわち、上記λ値が
1に等しいかもしくは1より小となる所定のリッチ側空
燃比が設定されるようになっており、これらの設定空燃
比に基いて燃料供給が行われる。
【0030】上記空燃比領域の設定は、あらかじめ記憶
されたマップに基いて行われる。このマップは、図7に
示すように、エンジン回転数が所定回転数N1 より小さ
くかつ軸トルクが所定の第1軸トルク値T1 より小さく
各S弁22が上記開閉制御手段27により閉じられる低
回転・低負荷領域Aを上記リーン領域とし、また、この
リーン領域より高回転側もしくは高負荷側の領域である
領域B,C,Dを上記リッチ領域とするように定められ
ている。すなわち、上記開閉制御手段27により各S弁
22が開作動される低回転・中,高負荷領域Bおよび高
回転領域Cと、上記各S弁22が閉作動される低回転・
全負荷領域Dとがリッチ領域とされる。つまり、上記リ
ッチ領域のリーン領域側の負荷領域であってリーン領域
との境界領域である上記低回転・中,高負荷領域Bおよ
び高回転領域Cにおいて各S弁22が開作動とされ、こ
の境界領域よりさらに高負荷側である上記低回転・全負
荷領域Dにおいて各S弁22が閉作動される。
【0031】そして、上記空燃比領域は運転状態に応じ
て相互に切換えられるようになっている。つまり、上記
領域B,C,Dから低回転・低負荷領域Aに移行する場
合、両者の境界で上記リッチ側空燃比からリーン側空燃
比に一気に切換えられ、逆に、上記低回転・低負荷領域
Aから上記領域B,C,Dに移行する場合、その両者の
境界で上記リーン側空燃比からリッチ側空燃比に一気に
切換えられるようになっている。
【0032】また、本第2実施例における各P吸気通路
19aは、上記各S弁22が閉じられた状態での各P吸
気通路19aの気柱振動の共鳴点が上記リーン領域の上
記境界領域側の回転(負荷)領域(例えば、図7におけ
る回転数N1 )に生じるように、P吸気ポート10から
サージタンク17までの長さおよび内径などが定められ
ている。すなわち、上記低回転・低負荷領域Aにおい
て、上記各S弁22が閉じられて各P吸気通路19aで
のみ吸気する場合、負荷が増大して上記境界領域に近付
く程、吸気の動的過給効果が発揮されて吸気の充填効率
が増大するようになっている。
【0033】なお、上記エンジンの吸気装置のその他の
構成は第1実施例のものと同様であるために、同一部材
には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0034】上記第2実施例の場合、運転状態が低回転
・低負荷領域Aにある場合、各S弁22が開閉制御手段
27により閉じられて、上記第1実施例の場合と同様に
各P吸気通路19aからの吸気により各燃焼室2内にス
ワールが積極的に生成されるため、成層化の促進が図ら
れる。このため、空燃比設定手段32によりリーン領域
とされてリーン側空燃比が設定されても、上記成層化の
促進によりリーンバーンの燃焼安定性の向上を図ること
ができ、燃費改善を図ることができる。
【0035】また、この低回転・低負荷領域Aにおい
て、運転状態が高負荷側に変化して上記境界領域側に移
行するに伴い、上記各P吸気通路19aの気柱振動の共
鳴点に近付くため、各P吸気通路19aによる吸気の動
的過給効果により充填効率が増大され、出力を向上させ
ることができる。
【0036】そして、運転状態が高負荷側に変化して上
記リーン領域である低回転・低負荷領域Aから上記境界
領域(低回転・中,高負荷領域B)に移行する場合、上
記空燃比設定手段32により設定空燃比が上記リーン領
域からリッチ領域に変換されるとともに、各S弁22が
上記開閉制御手段27により開作動される。この移行時
に、上記設定空燃比がリーン側からリッチ側に一気に変
換されることによる出力トルクの急増を、上記各S弁2
2の開作動に伴う上記動的過給効果の消滅による出力ト
ルクの一時的な急減によって相殺することができる。こ
のため、上記リーン領域からリッチ領域への変換時のト
ルクショックの発生を防止することができ、運転性の向
上を図ることができる。また、この境界領域において
は、上記各S弁22が開状態にされるため、それまで各
P吸気通路19aにより生成されていたスワールが各S
吸気通路20から吸気により乱されるため、第1実施例
と同様にオーバースワールに起因する冷損の増大を防止
することができる。
【0037】逆に、運転状態が低負荷側に変化して上記
境界領域から低回転・低負荷領域Aに移行する場合、上
記とは逆に上記空燃比設定手段32により設定空燃比が
リッチ側からリーン側に一気に変換されるとともに、上
記各S弁22が閉じられる。この移行時において、上記
各S弁22の閉作動に伴い、その各S弁22の閉じる寸
前に圧力波が作用するため、吸気の充填効率が一時的に
増大するとともに、各P吸気通路19aに気柱振動によ
り動的過給効果が生じて出力トルクが急増する。このた
め、この出力トルクの急増により、上記設定空燃比のリ
ッチ側からリーン側への変換に伴う出力トルクの急減を
相殺することができ、上記逆の場合と同様にトルクショ
ックの発生を防止することができ、運転性の向上を図る
ことができる。
【0038】すなわち、図8に上記リーン領域とリッチ
領域との間の移行時での吸気の充填効率の変化特性を示
すように、P吸気通路19aでのみの吸気状態(同図に
Pで示す曲線の状態)からS弁22を開いてPおよびS
の両吸気通路19a,20からの吸気状態(同図にP+
Sで示す曲線の状態)への移行に伴い、上記動的過給効
果の消滅によって一時的にΔqで示す変化分だけ吸気の
充填効率が低減する。逆に、PおよびSの両吸気通路1
9a,20からの吸気状態から上記S弁22を閉じてP
吸気通路19aでのみの吸気状態への移行に伴い、上記
動的過給効果の発生および上記S弁22の閉じる寸前の
圧力波による充填によって上記変化分Δqだけ充填効率
が増大する。このため、上記リーン領域からリッチ領域
への移行時のトルクアップが上記Δqの低減により、逆
方向への移行時のトルクダウンが上記Δqの増大により
それぞれ相殺することができるものである。
【0039】また、運転状態が上記境界領域よりさらに
高負荷側に変化して全負荷領域Dに移行した場合、上記
各S弁22が開閉制御手段27により閉じられて各燃焼
室2内に強力なスワールが生成されるため、第1実施例
と同様に耐ノック性の向上を図ることができる。
【0040】さらに、低回転・中,高負荷領域B、高回
転領域Cおよび低回転・全負荷領域Dなどにおいて、空
燃比設定手段32によりリッチ領域とされてリッチ側空
燃比が設定されるため、第1実施例と比べて出力のより
向上を図ることができ、出力増大要求を十分に満足させ
ることができる。
【0041】このように、本第2実施例によるエンジン
の吸気装置は、運転状態に応じてリーン領域とリッチ領
域とに空燃比領域を相互切換えることによりNOx発生
の増大を防止するものにおいて、境界領域における冷損
の増大の防止および全負荷領域Dにおける耐ノック性の
向上を図りつつ、上記空燃比領域の切換え時のトルクシ
ョックの発生を防止することができ、しかも、そのトル
クショック発生の防止を、所定の構成の各P吸気通路1
9aを用いて各S弁22の開閉制御という比較的簡易な
制御を行なうことにより達成することができる。
【0042】なお、本発明は上記第1および第2実施例
に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含
するものである。すなわち、上記第1および第2実施例
では、運転状態検出手段30における負荷の検出を軸ト
ルクセンサ29による軸トルクにより行なってるが、こ
れに限らず、例えばエアフローメータにおける吸入空気
量などに基いて負荷の検出を行なってもよい。
【0043】上記第1および第2実施例では、サージタ
ンク17から各シリンダ別吸気通路18を分岐させた
上、さらにPおよびS吸気通路19,20を分岐させて
いるが、これに限らず、例えば上記サージタンク17か
ら各PおよびS吸気通路を互いに独立して分岐させても
よい。
【0044】上記第1および第2実施例では、各S弁2
2を開閉作動機構7を介して開閉制御しているが、これ
に限らず、例えば電動もしくは油圧モータなどのアクチ
ュエータを用いて直接的に開閉作動させてもよい。
【0045】上記第2実施例では、空燃比設定手段27
でリーン領域もしくはリッチ領域の設定をして各領域で
1つの空燃比の値を設定するようにしているが、これに
限らず、例えば各領域で2つ以上の値を運転状態に応じ
て段階的に設定するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明におけるエンジンの吸気装置によれば、運転状態検出
手段により検出された運転状態が低負荷領域である場
合、開閉制御手段により開閉弁(S弁)が閉じられてP
吸気通路からの吸気により燃焼室にスワールが生成され
るため、燃焼室内での成層化を促進することができ、燃
焼安定性の向上を図ることができる。また、中負荷領域
から高負荷領域である場合、上記開閉制御手段により開
閉弁が開かれてP吸気通路からの吸気がS吸気通路から
の吸気により乱されるため、上記開閉弁を閉じたままの
状態にした場合におけるオーバースワールに起因する冷
損の増大を防止することができる。さらに、全負荷領域
である場合、上記開閉弁が再び閉じられてP吸気通路か
らの吸気により燃焼室内に強力なスワールが形成される
ため、このスワールにより燃焼室内の過度の温度上昇を
抑制することができ、耐ノック性の向上を図ることがで
きる。
【0047】従って、低負荷領域における成層化の促進
を図りつつ、中負荷領域より高負荷側におけるオーバー
スワールに起因する冷損の抑制と、全負荷領域における
耐ノック性向上とを、他の特別な制御を行うことなくS
吸気通路の開閉弁の開閉制御でのみ達成することができ
る。
【0048】また、請求項2記載の発明におけるエンジ
ンの吸気装置によれば、運転状態に応じてリーン領域と
リッチ領域とに空燃比領域を相互切換えることによりN
Ox発生の増大を防止するものにおいて、上記リーン領
域からリッチ領域への移行により開閉弁が開作動される
境界領域を設け、上記リーン領域とされる低負荷領域で
P吸気通路からの吸気の動的過給効果が得られるように
構成しているため、上記空燃比領域の切換え時のトルク
ショックの発生を上記吸気の動的過給効果による充填効
率の増大によって防止することができ、しかも、そのト
ルクショック発生の防止を、開閉制御手段による開閉弁
の開閉制御という比較的簡易な制御を行なうことにより
達成することができる。
【0049】しかも、上記境界領域におけるオーバース
ワールに起因する冷損の防止およびその境界領域よりさ
らに高負荷側の領域における耐ノック性の向上を上記請
求項1記載の発明と同様に開閉弁の開閉制御でのみ達成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す簡略平面図である。
【図2】図1の正面方向の簡略拡大断面図である。
【図3】図1の1つのシリンダの一部省略拡大図である
【図4】エンジン回転数と負荷との関係におけるS弁開
閉制御のマップである。
【図5】開閉制御手段の制御を示すフローチャートであ
る。
【図6】第2実施例の図1相当図である。
【図7】エンジン回転数と負荷との関係における空燃比
設定制御およびS弁開閉制御の各領域のマップである。
【図8】S弁の開・閉移行時の吸気の充填効率の変化特
性を示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 燃焼室 19,19a P吸気通路 20 S吸気通路 22 S弁(開閉弁) 27 開閉制御手段 30 運転状態検出手段 32 空燃比設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 一彦 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの燃焼室に対して、互いに独立
    するP吸気通路とS吸気通路とが接続され、そのS吸気
    通路に低負荷時にS吸気通路を閉じる開閉弁が設けられ
    て、上記低負荷時に上記P吸気通路からの吸気により上
    記燃焼室内にスワールを生成するようにしたエンジンの
    吸気装置において、 エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、 この運転状態検出手段の出力を受けて、低負荷領域で上
    記開閉弁を閉状態に、中負荷領域から高負荷領域で上記
    開閉弁を開状態に、全負荷領域で上記開閉弁を閉状態に
    それぞれ運転状態に応じて開閉弁を開閉制御する開閉制
    御手段とを備えていることを特徴とするエンジンの吸気
    装置。
  2. 【請求項2】 エンジンの燃焼室に対して、互いに独立
    するP吸気通路とS吸気通路とが接続され、そのS吸気
    通路に低負荷時にS吸気通路を閉じる開閉弁が設けられ
    て、上記低負荷時に上記P吸気通路からの吸気により上
    記燃焼室内にスワールを生成するようにしたエンジンの
    吸気装置において、 エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、 この運転状態検出手段からの出力を受けて、理論空燃比
    よりもリーン側の空燃比が設定されるリーン領域を低負
    荷領域に設定し、かつ、上記理論空燃比よりもリッチ側
    の空燃比が設定されるリッチ領域を上記低負荷領域より
    高負荷側の領域に設定するとともに、運転状態に応じて
    空燃比領域を上記リーン領域とリッチ領域とに相互に切
    換える空燃比設定手段と、 上記運転状態検出手段からの出力と上記空燃比設定手段
    による空燃比領域の設定とに基いて、上記リーン領域が
    設定される上記低負荷領域で上記開閉弁を閉状態に、上
    記リッチ領域のリーン領域側の負荷領域であってリーン
    領域との境界領域で上記開閉弁を閉状態に、上記境界領
    域より高負荷側の負荷領域で上記開閉弁を閉状態にそれ
    ぞれ開閉弁を開閉制御する開閉制御手段とを備えてお
    り、 上記P吸気通路は、上記開閉弁が閉じられた状態でのP
    吸気通路の気柱振動の共鳴点が上記リーン領域の上記境
    界領域側の負荷領域で生じるように構成されていること
    を特徴とするエンジンの吸気装置。
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