JPH05340149A - ドアのラッチ装置 - Google Patents
ドアのラッチ装置Info
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- JPH05340149A JPH05340149A JP14152491A JP14152491A JPH05340149A JP H05340149 A JPH05340149 A JP H05340149A JP 14152491 A JP14152491 A JP 14152491A JP 14152491 A JP14152491 A JP 14152491A JP H05340149 A JPH05340149 A JP H05340149A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドアを静粛に閉じる。
【構成】 柱にラッチ(3)を出没可能に配備し、ドア
(1)にはラッチ用受け穴(40)を設け、該受け穴(40)の奥
には回転可能に支持軸(5)を配備し、該支持軸(5)及び
前記ラッチ(3)に夫々一対の磁石(31)(32)、(51)(52)を
対向配備する。対向する磁石は支持軸(5)の回転によっ
て吸着と反発に切換わる様に極の向きが決められてお
り、支持軸(5)にはハンドル(7)の回転を支持軸(5)の
回転に変換する回転機構(60)が連繋されている。 【作用及び効果】 ドア(1)を閉じると、ドア(1)側の
各磁石(51)(52)と柱(2)側の各磁石(31)(32)の異極どう
しが対向してラッチ(3)は吸着されて受け穴(40)に侵入
し、ドアをロックする。ハンドル(7)を回すと支持軸
(5)が回転し、ドア(1)側の磁石(51)(52)と柱(2)側の
磁石(31)(32)が反発し、ラッチ(3)が収容穴(21)に没す
る。従来の飛出し方向にバネ付勢されたラッチによる衝
突音は解消され静粛にドアを閉じることが出来る。
(1)にはラッチ用受け穴(40)を設け、該受け穴(40)の奥
には回転可能に支持軸(5)を配備し、該支持軸(5)及び
前記ラッチ(3)に夫々一対の磁石(31)(32)、(51)(52)を
対向配備する。対向する磁石は支持軸(5)の回転によっ
て吸着と反発に切換わる様に極の向きが決められてお
り、支持軸(5)にはハンドル(7)の回転を支持軸(5)の
回転に変換する回転機構(60)が連繋されている。 【作用及び効果】 ドア(1)を閉じると、ドア(1)側の
各磁石(51)(52)と柱(2)側の各磁石(31)(32)の異極どう
しが対向してラッチ(3)は吸着されて受け穴(40)に侵入
し、ドアをロックする。ハンドル(7)を回すと支持軸
(5)が回転し、ドア(1)側の磁石(51)(52)と柱(2)側の
磁石(31)(32)が反発し、ラッチ(3)が収容穴(21)に没す
る。従来の飛出し方向にバネ付勢されたラッチによる衝
突音は解消され静粛にドアを閉じることが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアのラッチ装置に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドアのラッチ装置は、ドアに出没
可能に設けたラッチをバネによって臨出方向に付勢し、
ドアが閉じる際にラッチが柱に当って凹み、全閉位置に
て、柱に開設した受け穴にラッチが対向し、バネ付勢に
よって該穴にラッチが嵌まるのである。
可能に設けたラッチをバネによって臨出方向に付勢し、
ドアが閉じる際にラッチが柱に当って凹み、全閉位置に
て、柱に開設した受け穴にラッチが対向し、バネ付勢に
よって該穴にラッチが嵌まるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ドアにドアクローザを
取付けた際、ドアクローザの閉じ力が強いと、ラッチが
柱に衝突する際の金属音が大きくなって嫌われる。ドア
を静粛に閉じるにはドアクローザの閉じ力を弱くしなけ
ればならない。
取付けた際、ドアクローザの閉じ力が強いと、ラッチが
柱に衝突する際の金属音が大きくなって嫌われる。ドア
を静粛に閉じるにはドアクローザの閉じ力を弱くしなけ
ればならない。
【0004】ところが、ドアクローザの閉じ力を弱くす
れば、ラッチが柱に当ったとき、ラッチは凹まず、ラッ
チが柱に引っ掛かって全閉しない。ドアの全閉を妨げ
ず、然も静粛にドアを閉じる様にドアクローザの閉じ力
を調節することは困難であった。
れば、ラッチが柱に当ったとき、ラッチは凹まず、ラッ
チが柱に引っ掛かって全閉しない。ドアの全閉を妨げ
ず、然も静粛にドアを閉じる様にドアクローザの閉じ力
を調節することは困難であった。
【0005】本発明は、柱に出没可能に配備したラッチ
を、ドアの全閉位置にて磁力による吸着と反発によって
ドアの受け穴に出没させることにより、上記問題を解決
できるラッチ装置を明らかにするものである。
を、ドアの全閉位置にて磁力による吸着と反発によって
ドアの受け穴に出没させることにより、上記問題を解決
できるラッチ装置を明らかにするものである。
【0006】
【問題を解決する手段】本発明のラッチ装置は、柱(2)
に出没可能にラッチ(3)を配備し、ドア(1)にラッチ用
受け穴(40)を設け、該受け穴(40)の奥には前記ラッチ
(3)の延長上にて回転可能に支持軸(5)を配備し、該支
持軸(5)及び前記ラッチ(3)に夫々複数の磁石(31)(32)、
(51)(52)を対向配備し、対向する磁石は支持軸(5)の回
転によって吸着と反発に切換わる様に極の向きが決めら
れており、支持軸(5)にハンドル(7)の回転を支持軸
(5)の回転に変換する回転機構(60)を連繋している。
に出没可能にラッチ(3)を配備し、ドア(1)にラッチ用
受け穴(40)を設け、該受け穴(40)の奥には前記ラッチ
(3)の延長上にて回転可能に支持軸(5)を配備し、該支
持軸(5)及び前記ラッチ(3)に夫々複数の磁石(31)(32)、
(51)(52)を対向配備し、対向する磁石は支持軸(5)の回
転によって吸着と反発に切換わる様に極の向きが決めら
れており、支持軸(5)にハンドル(7)の回転を支持軸
(5)の回転に変換する回転機構(60)を連繋している。
【0007】
【作用及び効果】ラッチ(3)は柱に没して待機してい
る。
る。
【0008】ドア(1)を閉じると、ドア(1)側の支持軸
(5)上の各磁石(51)(52)と柱(2)側のラッチ(3)の各磁
石(31)(32)の異極どうしが対向してラッチ(3)は吸着さ
れて収容穴(21)から臨出し、受け穴(40)に侵入してドア
をロックする。
(5)上の各磁石(51)(52)と柱(2)側のラッチ(3)の各磁
石(31)(32)の異極どうしが対向してラッチ(3)は吸着さ
れて収容穴(21)から臨出し、受け穴(40)に侵入してドア
をロックする。
【0009】ハンドル(7)を回すと該ハンドルに回転機
構(60)を介して連繋された支持軸(5)が回転し、該軸上
の磁石(51)(52)も軸と一体に回転し、該磁石(51)(52)の
外側の磁極と柱(2)側の磁石(31)(32)の外側の磁極とが
一致し、磁石(31)(51)、(32)(52)の反発によってラッチ
(3)が収容穴(21)に没し、ロックが解除される。
構(60)を介して連繋された支持軸(5)が回転し、該軸上
の磁石(51)(52)も軸と一体に回転し、該磁石(51)(52)の
外側の磁極と柱(2)側の磁石(31)(32)の外側の磁極とが
一致し、磁石(31)(51)、(32)(52)の反発によってラッチ
(3)が収容穴(21)に没し、ロックが解除される。
【0010】上記の如く、ドア(1)を閉じる際には、ラ
ッチ(3)は柱(2)の収容穴(21)に没してドア(1)と衝突
することはない。ドア(1)が閉じると磁石(31)(32)(51)
(52)の吸引力によってラッチ(3)がドア(1)の受け穴(4
0)に引き寄せられて自動的にロックされる。
ッチ(3)は柱(2)の収容穴(21)に没してドア(1)と衝突
することはない。ドア(1)が閉じると磁石(31)(32)(51)
(52)の吸引力によってラッチ(3)がドア(1)の受け穴(4
0)に引き寄せられて自動的にロックされる。
【0011】従来の飛出し方向にバネ付勢されたラッチ
による衝突音は解消され、然もドア(1)を閉じるのに抵
抗となる物は存在せず、ドアクローザの閉じ力を小さく
してドアを静粛に閉じることができる。
による衝突音は解消され、然もドア(1)を閉じるのに抵
抗となる物は存在せず、ドアクローザの閉じ力を小さく
してドアを静粛に閉じることができる。
【0012】
【実施例】柱(2)にドア(1)の閉じ位置に面して水平に
ラッチ収容穴(21)を開設し、該穴にラッチ(3)を出没可
能に配備する。
ラッチ収容穴(21)を開設し、該穴にラッチ(3)を出没可
能に配備する。
【0013】ラッチ(3)は合成樹脂製の非磁性軸体(30)
の先端の両側面に軸芯から同じ間隔を存して一対の永久
磁石(31)(32)を、一方の磁石(31)は、S極を外側にN極
を内側にし、他方の磁石(32)はN極を外側にS極を内側
に向けて固定配備している。
の先端の両側面に軸芯から同じ間隔を存して一対の永久
磁石(31)(32)を、一方の磁石(31)は、S極を外側にN極
を内側にし、他方の磁石(32)はN極を外側にS極を内側
に向けて固定配備している。
【0014】軸体(30)の基端側には軸方向に溝(33)が開
設され、収容穴(21)には該溝にスライド可能に嵌まる突
条(22)が設けられ、軸体は回転は阻止されてスライド可
能に収容穴(21)に嵌まり、軸体(30)は穴奥に達した待機
状態で、その先端は穴の開口面から僅かに没している。
設され、収容穴(21)には該溝にスライド可能に嵌まる突
条(22)が設けられ、軸体は回転は阻止されてスライド可
能に収容穴(21)に嵌まり、軸体(30)は穴奥に達した待機
状態で、その先端は穴の開口面から僅かに没している。
【0015】ドア(1)の柱側の側端面には中空の錠ケー
ス(4)が埋設され、該ケースの前板(41)はドア(1)の側
端面と面が揃っている。
ス(4)が埋設され、該ケースの前板(41)はドア(1)の側
端面と面が揃っている。
【0016】前記ラッチ(3)と対向する前板(41)の略中
央に該板を貫通して受け穴(40)が開設され、受け穴(40)
の後方にガイド筒(44)に支持軸(5)を回転自由に嵌めて
配備する。
央に該板を貫通して受け穴(40)が開設され、受け穴(40)
の後方にガイド筒(44)に支持軸(5)を回転自由に嵌めて
配備する。
【0017】支持軸(5)の受け穴(40)側先端には軸心か
ら等距離存して、一対の永久磁石(51)(52)を、一方の磁
石(51)はS極を外側にN極を内側に、他方の磁石(52)は
N極を外側にS極を内側にして配備する。
ら等距離存して、一対の永久磁石(51)(52)を、一方の磁
石(51)はS極を外側にN極を内側に、他方の磁石(52)は
N極を外側にS極を内側にして配備する。
【0018】磁石(51)(52)の中心間の間隔は前記ラッチ
(3)の磁石(31)(32)の中心間の距離に略一致している。
支持軸(5)には回転機構(60)が連繋され、該回転機構(6
0)は支持軸(5)と直交して回転軸(6)を配備し、該軸に
突設した円板(61)上に略1/2円弧の大傘歯車(62)を形
成し、前記支持軸(5)の基端に突設した小傘歯車(53)に
噛合する。
(3)の磁石(31)(32)の中心間の距離に略一致している。
支持軸(5)には回転機構(60)が連繋され、該回転機構(6
0)は支持軸(5)と直交して回転軸(6)を配備し、該軸に
突設した円板(61)上に略1/2円弧の大傘歯車(62)を形
成し、前記支持軸(5)の基端に突設した小傘歯車(53)に
噛合する。
【0019】回転軸(6)の円板(61)及び錠ケース(4)の
両面の板(42)(43)に回転軸(6)の軸心を半径中心とする
円弧状の貫通孔(63)(45)を開設する。
両面の板(42)(43)に回転軸(6)の軸心を半径中心とする
円弧状の貫通孔(63)(45)を開設する。
【0020】断面円弧状の駆動片(72)を錠ケース(4)の
円弧孔(45)、回転軸(6)上の円弧孔(63)及びドア(1)の
板面を貫通して配備し、該駆動片(72)の両端をドアハン
ドル(7)の回動軸(71)に接続する。
円弧孔(45)、回転軸(6)上の円弧孔(63)及びドア(1)の
板面を貫通して配備し、該駆動片(72)の両端をドアハン
ドル(7)の回動軸(71)に接続する。
【0021】錠ケース(4)の円弧孔(45)は、回転軸(6)
上の円弧孔(63)よりも、円弧方向に長く開設され、ハン
ドル(7)を回すと駆動片(72)が錠ケース(4)の円弧孔(4
5)の余裕分だけ回転し、回転軸(6)は駆動片(72)に追従
して回転する。回転軸(6)の回転により、該軸に傘歯車
(53)(62)を介して連繋された支持軸(5)も回転する。
上の円弧孔(63)よりも、円弧方向に長く開設され、ハン
ドル(7)を回すと駆動片(72)が錠ケース(4)の円弧孔(4
5)の余裕分だけ回転し、回転軸(6)は駆動片(72)に追従
して回転する。回転軸(6)の回転により、該軸に傘歯車
(53)(62)を介して連繋された支持軸(5)も回転する。
【0022】ハンドル(7)は横向き状態から下向き状態
に90゜回転可能であり、ハンドル(7)を90゜回転さ
せると支持軸(5)は180゜回転する。
に90゜回転可能であり、ハンドル(7)を90゜回転さ
せると支持軸(5)は180゜回転する。
【0023】ハンドル(7)はハンドル取付け部材(73)に
内蔵されたバネ(図示せず)によって常時横向きに付勢さ
れ、ハンドル(7)の横向き状態にて、支持軸(5)上の2
つの磁石(51)(52)と、ラッチ(3)上の2つの磁石(31)(3
2)は真正面に対向し、且つ対向する夫々の磁石(31)(5
1)、(32)(52)の磁極が互いに異なる様に設定されてい
る。
内蔵されたバネ(図示せず)によって常時横向きに付勢さ
れ、ハンドル(7)の横向き状態にて、支持軸(5)上の2
つの磁石(51)(52)と、ラッチ(3)上の2つの磁石(31)(3
2)は真正面に対向し、且つ対向する夫々の磁石(31)(5
1)、(32)(52)の磁極が互いに異なる様に設定されてい
る。
【0024】然して、ドア(1)を閉じると、ドア(1)側の
支持軸(5)上の各磁石(51)(52)と柱(2)側のラッチ(3)
の各磁石(31)(32)は真正面に対向し、且つ異極どうしが
向き合う。
支持軸(5)上の各磁石(51)(52)と柱(2)側のラッチ(3)
の各磁石(31)(32)は真正面に対向し、且つ異極どうしが
向き合う。
【0025】ラッチ(3)は吸着されて収容穴(21)から臨
出し、受け穴(40)に侵入してドア(1)がロックされる。
出し、受け穴(40)に侵入してドア(1)がロックされる。
【0026】ハンドル(7)を回すと支持軸(5)が180゜
回転し、該軸上の磁石(51)(52)も軸と一体に回転し、該
磁石(51)(52)の外側の磁極が柱(2)側の磁石(31)(32)の
外側の磁極に一致し、磁石(31)(52)、(32)(51)の反発に
よってラッチ(3)が収容穴(21)に没してロックが解除さ
れる。
回転し、該軸上の磁石(51)(52)も軸と一体に回転し、該
磁石(51)(52)の外側の磁極が柱(2)側の磁石(31)(32)の
外側の磁極に一致し、磁石(31)(52)、(32)(51)の反発に
よってラッチ(3)が収容穴(21)に没してロックが解除さ
れる。
【0027】上記の如く、ドア(1)を閉じる際にはラッ
チ(3)は柱(2)の収容穴(21)に没して、ドア(1)に衝突
することはなく、ドア(1)が閉じると磁石(31)(32)(51)
(52)の吸引力によってラッチ(3)がドア(1)の受け穴(4
0)に引き寄せられて自動的にロックされる。
チ(3)は柱(2)の収容穴(21)に没して、ドア(1)に衝突
することはなく、ドア(1)が閉じると磁石(31)(32)(51)
(52)の吸引力によってラッチ(3)がドア(1)の受け穴(4
0)に引き寄せられて自動的にロックされる。
【0028】従来の飛出し方向にバネ付勢されたラッチ
(3)による衝突音は解消され、ドア(1)を閉じるのに抵
抗となるものは存在せず、ドアクローザの閉じ力を小さ
くしてドア(1)を静粛に閉じることができる。
(3)による衝突音は解消され、ドア(1)を閉じるのに抵
抗となるものは存在せず、ドアクローザの閉じ力を小さ
くしてドア(1)を静粛に閉じることができる。
【0029】ラッチ(3)側及び支持軸(5)側の磁石の数
は、2個づづに限定されることはなく、ハンドルの回転
によって吸着と反発が切換われば、磁石の数は問わな
い。
は、2個づづに限定されることはなく、ハンドルの回転
によって吸着と反発が切換われば、磁石の数は問わな
い。
【0030】図4は、柱(2)側にラッチを兼用する1個
の磁石(31)を出没可能に配備した他の実施例を示してい
る。ドア(1)に埋設した錠ケース(4)には扇形の非磁性
支持部材(8)を垂直面内で回動可能に配備し、該支持部
材に回転機構(60)を連繋している。
の磁石(31)を出没可能に配備した他の実施例を示してい
る。ドア(1)に埋設した錠ケース(4)には扇形の非磁性
支持部材(8)を垂直面内で回動可能に配備し、該支持部
材に回転機構(60)を連繋している。
【0031】支持部材(8)には2つの磁石(51)(52)が夫
々軸心を半径方向に向けて上下に埋設配備され、一方の
磁石(51)はS極を外側に、他方の磁石(52)はN極を外側
に向けている。
々軸心を半径方向に向けて上下に埋設配備され、一方の
磁石(51)はS極を外側に、他方の磁石(52)はN極を外側
に向けている。
【0032】回転機構(60)は錠ケース(4)に2つの歯車
(81)(82)を支承し、受け穴(40)側の歯車(81)に支持部材
(8)を取付け、他方の歯車(82)に前記ドアハンドル(7)
に連結した断面円弧状の駆動片(72)を貫通させる。
(81)(82)を支承し、受け穴(40)側の歯車(81)に支持部材
(8)を取付け、他方の歯車(82)に前記ドアハンドル(7)
に連結した断面円弧状の駆動片(72)を貫通させる。
【0033】ハンドル(7)が横向き状態で、支持部材
(8)上の一方の磁石(52)とラッチ兼用磁石(31)が対向
し、且つ該両磁石(52)(31)の対向する磁極が異なって両
磁石(52)(31)は引き合ってラッチ兼用磁石(31)が受け穴
(40)に嵌まる。
(8)上の一方の磁石(52)とラッチ兼用磁石(31)が対向
し、且つ該両磁石(52)(31)の対向する磁極が異なって両
磁石(52)(31)は引き合ってラッチ兼用磁石(31)が受け穴
(40)に嵌まる。
【0034】ハンドル(7)を下向きに回わすと支持部材
(8)上の他方の磁石(51)がラッチ兼用磁石(31)に対向
し、磁石(31)(51)の反発によってラッチ兼用磁石(31)が
収容穴(21)に没する。
(8)上の他方の磁石(51)がラッチ兼用磁石(31)に対向
し、磁石(31)(51)の反発によってラッチ兼用磁石(31)が
収容穴(21)に没する。
【0035】図5は、図4の実施例に於て、錠ケース
(4)側の2つの磁石(51)(52)を垂直に上下動させる他の
実施例である。錠ケース(4)内に垂直に上下可能に非磁
性体(9)を配備し、該支持体に2つの磁石(51)(52)を互
いに外側に向く磁極を違えて上下2段に配備し、ドアハ
ンドル(7)の回転によって回転する歯車(82)を、支持体
(9)に形成したラック(91)に噛合して上下動機構(90)を
構成している。
(4)側の2つの磁石(51)(52)を垂直に上下動させる他の
実施例である。錠ケース(4)内に垂直に上下可能に非磁
性体(9)を配備し、該支持体に2つの磁石(51)(52)を互
いに外側に向く磁極を違えて上下2段に配備し、ドアハ
ンドル(7)の回転によって回転する歯車(82)を、支持体
(9)に形成したラック(91)に噛合して上下動機構(90)を
構成している。
【0036】ハンドル(7)の回転によって支持体(9)が
上下動し、支持体上の2つの磁石(51)(52)が切換わって
ラッチ(3)に対向し、前記同様にして自動ロック及びロ
ック解除が可能となる。
上下動し、支持体上の2つの磁石(51)(52)が切換わって
ラッチ(3)に対向し、前記同様にして自動ロック及びロ
ック解除が可能となる。
【0037】尚、本発明の実施に於て、ハンドル(7)は
ノブ型でも実施できるのは勿論のこと、上記実施例に限
定されることはなく、特許請求の範囲に記載の範囲で種
々の変形が可能である。
ノブ型でも実施できるのは勿論のこと、上記実施例に限
定されることはなく、特許請求の範囲に記載の範囲で種
々の変形が可能である。
【図1】ラッチ装置の分解斜面図である。
【図2】ラッチ装置の断面図である。
【図3】支持軸及びラッチの斜面図である。
【図4】他の実施例の説明図である。
【図5】他の実施例の説明図である。
【符号の説明】 (1) ドア (2) 柱 (3) ラッチ (31) 磁石 (32) 磁石 (5) 支持軸 (51) 磁石 (52) 磁石 (6) 回転軸 (60) 回転機構
Claims (3)
- 【請求項1】 柱(2)に出没可能にラッチ(3)を配備
し、ドア(1)にラッチ用受け穴(40)を設け、該受け穴(4
0)の奥には前記ラッチ(3)の延長上にて回転可能に支持
軸(5)を配備し、該支持軸(5)及び前記ラッチ(3)に夫
々複数の磁石(31)(32)、(51)(52)を対向配備し、対向す
る磁石は支持軸(5)の回転によって吸着と反発に切換わ
る様に極の向きが決められており、支持軸(5)にハンド
ル(7)の回転を支持軸(5)の回転に変換する回転機構(6
0)を連繋しているドアのラッチ装置。 - 【請求項2】 柱(2)に出没可能に磁石(31)を配備し、
ドア(1)にラッチ用受け穴(40)を設け、該受け穴(40)の
奥には垂直面内で回動可能に支持部材(8)を配備し、該
支持部材には2つの磁石(51)(52)を互いに異なる極を外
側に向けて配備し、該支持部材にはハンドル(7)の回転
を支持部材の回転に変換して支持部材上の2つの磁石(5
1)(52)を柱(2)側の磁石(31)に切換えて対向させる回転
機構(60)を連繋しているドアのラッチ装置。 - 【請求項3】 柱(2)に出没可能に磁石(31)を配備し、
ドア(1)には柱(2)のラッチ収容穴(21)に対向して受け
穴(40)を設け、該受け穴(40)の奥には垂直に昇降可能に
支持体(9)を配備し、該支持体(9)には2つの磁石(51)
(52)を互いに異なる極を外側に向けて配備し、該支持体
(9)にはハンドル(7)の回転を支持体の上下運動に変換し
て支持体(9)上の2つの磁石(51)(52)を柱(2)側の磁石
(31)に切換えて対向させる上下動機構(90)を連繋してい
るドアのラッチ装置。
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