JPH0533986Y2 - - Google Patents

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JPH0533986Y2
JPH0533986Y2 JP11048586U JP11048586U JPH0533986Y2 JP H0533986 Y2 JPH0533986 Y2 JP H0533986Y2 JP 11048586 U JP11048586 U JP 11048586U JP 11048586 U JP11048586 U JP 11048586U JP H0533986 Y2 JPH0533986 Y2 JP H0533986Y2
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JP
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light
optical fiber
plate
lighting
fiber plate
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JP11048586U
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  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、X線検出の分野で利用される。
本考案は、X線自動露出制御に用いるX線検出
器、とくにその構成に関する。
(ロ) 従来技術 従来よりX線自動露出制御器(ホトタイマ)に
使用されているX線検出器は、X線の照射により
発光する蛍光物質と、採光および光伝導体として
作用するアクリル板とを用い、そのアクリル板の
一端より出力光を光電子増倍管(ホトマル)に導
き、これにより電気信号に変換出力させるもので
ある。
また、採光および光伝導体として作用するアク
リル板を用いずに、透光率のよい光伝導体を使用
したX線検出器が実願昭60−184669号により提案
されている。このX線検出器は、X線の照射によ
り発光する発光板ないし増感紙と、小径、線状で
反射剤によりコーテイングされた全反射型光学フ
アイバーを並列に接合した光学フアイバー板とが
重合され、その際光学フアイバー板にはその軸方
向に対し略垂直の切込みが刻設されており、その
切込みにより採光が行なわれ、かつそのフアイバ
ー軸に沿つた光路が形成され、それらの光路端部
が光電管に接続されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 X線の照射により発光する蛍光物質と光伝導体
として、上記したようなアクリル板あるいは光学
フアイバー板を有するX線検出器が存在するが、
なお次のような問題点が残されている。
a 蛍光物質からの光を採光する採光部から光検
出部まで光を効率よく伝達させるための光路を
必要とするため、あるいは、複数個の採光部を
有する検出器では、個々採光部からの光の干渉
を防止するため、複数個の採光部を各々の光路
上に重ねて設置したり、隣接させて設置するこ
とはできないので、採光部の個数、位置に制限
を受ける。
b 上記理由により、1つの検出器で多目的に使
用することができないため、撮影目的に応じて
数種類の検出器を用意する必要がある。
本考案の目的は、多数の採光部あるいは上下
に重畳した採光部を光干渉などの障害なく設置
することが可能なために、多目的に利用できる
X線検出器を提供することである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 前記した目的は、X線の照射により発光する発
光板ないし増感紙と、1つまたは複数の採光野を
形成させた遮光紙と、光学フアイバーを並列に接
合した光学フアイバー板との三者重合体を単一体
として、上下に少なくとも2つの単一体を組合わ
せ、採光野に位置する各光学フアイバー板にはそ
の軸方向に対し略垂直の切込みを刻設し、その切
込みにより採光を行ない、かつそのフアイバー軸
に沿つて光路を形成し、それらの光路端部を光電
管に接続することにより、達成できる。
(ホ) 作用 原理的には、先行出願の実願昭60−184669号に
より提案された光学フアイバー板を使い、その上
位に発光板と遮光紙とを重ねた三者重合体を単一
体として、上下に少なくとも2つの単一体を組合
わせ、X線の透過性を利用して各単一体より採光
部を介してそれぞれの光路を形成して光電管に接
続する。
(ヘ) 実施例 本考案の好適な実施例は、図面に基づいて説明
される。
第1図はその1実施例を示している略示的縦断
面図である。
この図面において、1はフイルムサイズと同等
またはそれ以上の大きさのカバーである。2はX
線を光に変換する発光板、3は採光野位置の面積
部分のみ光が透過可能に切りぬいた遮光紙、4は
フイルムサイズと同等もしくはそれ以上の大きさ
の光学フアイバー板であり、その構成は前述した
ものと変わらない。5はフイルムサイズと同等ま
たはそれ以上の大きさの遮光紙である。
図示の通り、各部材が上下に積層されて、光検
出器を構成する。この実施例では、発光板2と、
遮光紙3と、光学フアイバー板4との単一体がも
う1組下位に組合わされている。
第2図は本考案による光学フアイバー板と採光
部との配置態様例示図である。
図示のように、直径1mm以下の光学フアイバー
を配列することにより構成されている光学フアイ
バー板4a及び4bの採光部位置5′a,5′bに
線状切込みが設けてある。
これらの線状切込みは光学フアイバーの光伝達
方向に対して垂直に設けられる。
光学フアイバー板の採光部位置は、例えば第2
図a,bのごとく設けられ、積層された結果、第
3図に示すように、重畳する採光部5′a,5′b
を設置することが可能となつている。
本考案の作用効果例は次のように説明される。
被写体を透過したX線は、第1図のカバー1を
透過し、上側発光板2に入射する。そこで、発光
板2はX線を光に変換する。変換された光は上側
遮光紙3により、上側光学フアイバー板4の採光
部位置5′aのみに入射する。
さらに、光は光学フアイバー板4の線状切込み
よりフアイバー内部に入り、図示しない光電子増
倍管に送られ電気信号に変換される。
同時に、X線は下側発光板2にも入射し、X線
が光に変換される。変換された光は、前述の上側
光学フアイバー板4にとりこまれた原理で光電子
増倍管に送られ、電気信号に変換される。
このことにより、重畳する採光部をもつ検出器
が構成される。
なお、遮光紙3は、上側と下側の光干渉を防止
するために設けられている。
(ト) 効果 多数の採光部、重畳する採光部を1つの検出器
により設置できるので、用途ないし撮影部位が違
つても1つの検出器を共同利用でき、コストがか
からない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示した略示的縦断
面図、第2図は本考案による光学フアイバー板と
採光部との配置態様例示図、第3図は第2図のも
のを上下に重ねた例示図である。 1はカバー、2は発光板、3と5は遮光紙(し
や光紙)、4は光学フアイバー板、4aは上側の
光学フアイバー板、4bは下側の光学フアイバー
板、5′aと5′bは採光部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. X線の照射により発光する発光板ないし増感紙
    と、1つまたは複数の採光野を形成させた遮光紙
    と、光学フアイバーを並列に接合した光学フアイ
    バー板との三者重合体を単一体として、上下に少
    なくとも2つの単一体が組合わされ、採光野に位
    置する各光学フアイバー板にはその軸方向に対し
    略垂直の切込みが刻設されており、その切込みに
    より採光が行われ、かつそのフアイバー軸に沿つ
    た光路が形成され、それらの光路端部が光電管に
    接続されていることを特徴とする、X線検出器。
JP11048586U 1986-07-18 1986-07-18 Expired - Lifetime JPH0533986Y2 (ja)

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JP11048586U JPH0533986Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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JP11048586U JPH0533986Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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Publication Number Publication Date
JPS6319799U JPS6319799U (ja) 1988-02-09
JPH0533986Y2 true JPH0533986Y2 (ja) 1993-08-27

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