JPH0533953Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0533953Y2 JPH0533953Y2 JP20186286U JP20186286U JPH0533953Y2 JP H0533953 Y2 JPH0533953 Y2 JP H0533953Y2 JP 20186286 U JP20186286 U JP 20186286U JP 20186286 U JP20186286 U JP 20186286U JP H0533953 Y2 JPH0533953 Y2 JP H0533953Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- measuring device
- temperature
- spark
- temperature measuring
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 13
- 238000004020 luminiscence type Methods 0.000 claims description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 238000001636 atomic emission spectroscopy Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 3
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 2
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
発光分析には、炎光分析、低圧ガス中で放電を
行うグロー放電発光分析、常圧ガス中で試料と対
向電極との間で放電を行わせる、いわゆるスパー
ク放電発光分析等があり、本考案はこの最後の部
類の発光分析における試料温度測定装置に関す
る。
行うグロー放電発光分析、常圧ガス中で試料と対
向電極との間で放電を行わせる、いわゆるスパー
ク放電発光分析等があり、本考案はこの最後の部
類の発光分析における試料温度測定装置に関す
る。
ロ 従来の技術
スパーク放電発光分析のように放電加熱によつ
て試料を蒸発させる発光分析においては、分析値
は試料温度によつて影響を受けることが解つてお
り、その試料温度による分析値の補正を行うため
に、試料温度を測定しなければならない。しかし
従来は、温度センサーを試料に接触させ、センサ
ーと温度計測器との間を絶えず接続しているため
に、発光時のスパークによつて発生するノイズ信
号が温度測定器に入力され、温度測定器の破壊も
しくは、測定値の信頼性の低下と云う問題が起き
ていた。
て試料を蒸発させる発光分析においては、分析値
は試料温度によつて影響を受けることが解つてお
り、その試料温度による分析値の補正を行うため
に、試料温度を測定しなければならない。しかし
従来は、温度センサーを試料に接触させ、センサ
ーと温度計測器との間を絶えず接続しているため
に、発光時のスパークによつて発生するノイズ信
号が温度測定器に入力され、温度測定器の破壊も
しくは、測定値の信頼性の低下と云う問題が起き
ていた。
ハ 考案が解決しようとする問題点
本考案は、スパークによつて発生するノイズ信
号による測定器の破壊或いは定値の信頼性の低下
を防止することを目的とする。
号による測定器の破壊或いは定値の信頼性の低下
を防止することを目的とする。
ニ 問題点解決のための手段
発光分析における試料温度測定装置にいて、ス
パーク発生時を検出する手段と、その検出信号に
より温度測定器と試料との接続を遮断する手段を
設けた。
パーク発生時を検出する手段と、その検出信号に
より温度測定器と試料との接続を遮断する手段を
設けた。
ホ 作用
スパーク発生時のノイズ信号が試料から温度測
定器に入力されるのを防止する方法として、スパ
ーク発生時を検出する手段と、その検出信号によ
り温度測定器と試料との接続を遮断する手段を設
け、スパーク検出信号により試料と温度検出器と
の接続を制御することにより、スパークによるノ
イズ信号が温度測定器に入力されることを防止す
ることが可能になつた。
定器に入力されるのを防止する方法として、スパ
ーク発生時を検出する手段と、その検出信号によ
り温度測定器と試料との接続を遮断する手段を設
け、スパーク検出信号により試料と温度検出器と
の接続を制御することにより、スパークによるノ
イズ信号が温度測定器に入力されることを防止す
ることが可能になつた。
ヘ 実施例
図に本考案の一実施例を示す。図において、Ｓ
は試料、１は試料Ｓの温度を測定する温度測定
器、２は試料Ｓ温度を検出する温度センサー、Ｒ
１は短絡防止用の抵抗、３は試料Ｓに対向するス
パーク電極、４は温度センサー２と温度測定器１
との接続を断続するリレースイツチ、５はスイツ
チ４を制御するリレー、６は光フアイバーで試料
Ｓで発生したArフラツシユをフオトトランジス
タPTrに導く。ＢはArガスのバルブ制御リレー
である。
は試料、１は試料Ｓの温度を測定する温度測定
器、２は試料Ｓ温度を検出する温度センサー、Ｒ
１は短絡防止用の抵抗、３は試料Ｓに対向するス
パーク電極、４は温度センサー２と温度測定器１
との接続を断続するリレースイツチ、５はスイツ
チ４を制御するリレー、６は光フアイバーで試料
Ｓで発生したArフラツシユをフオトトランジス
タPTrに導く。ＢはArガスのバルブ制御リレー
である。
以上の構成において、本考案の実施例の動作を
説明する。発光分析は試料Ｓとスパーク電極３と
のスパーク間隙に、Arガスを供給し、Arガス雰
囲気中でスパーク放電を行わせて試料Ｓを発光さ
せ、その発光を分析するものである。スイツチ４
は通常温度センサー２側に接続されていてリレー
が作動した時に抵抗Ｒ１側に接続される。分析の
開始は、まずスパーク放電用電源装置を始動さ
せ、その後バルブ制御リレーＢをONにする。ス
パーク間隙にArガスが供給されると、スパーク
間隙にはまずArの気中放電が起こり、スパーク
間隙間のスパーク放電が開始される。このArの
気中放電によるArフラツシユ光が光フアイバー
６を通つてフオトトランジスタRTrに照射され
ると、RTrが導通し、トランジスターTrが導通
されて、リレー５がONとなり、スイツチ４が温
度センサー２から抵抗Ｒ１に切換えられる。分析
終了はスパーク放電用電源をOFFすることによ
つて行う。スパーク放電用電源をOFFにすると、
Arフラツシユも消え、トランジスターTrのベー
スに入力されていた信号が途絶え、発光分析が終
了すると共に、スイツチ４が抵抗Ｒ１から温度セ
ンサー２に切換えられ、試料Ｓの温度測定が再開
される。このようにして発光分析動作の前後にお
いて、試料温度が検出される。発光分析は一回が
数〜十数秒であるから、その間の温度変化は直線
的と見てよい、分析前後の試料温度の平均によつ
て補正演算が行われる。
説明する。発光分析は試料Ｓとスパーク電極３と
のスパーク間隙に、Arガスを供給し、Arガス雰
囲気中でスパーク放電を行わせて試料Ｓを発光さ
せ、その発光を分析するものである。スイツチ４
は通常温度センサー２側に接続されていてリレー
が作動した時に抵抗Ｒ１側に接続される。分析の
開始は、まずスパーク放電用電源装置を始動さ
せ、その後バルブ制御リレーＢをONにする。ス
パーク間隙にArガスが供給されると、スパーク
間隙にはまずArの気中放電が起こり、スパーク
間隙間のスパーク放電が開始される。このArの
気中放電によるArフラツシユ光が光フアイバー
６を通つてフオトトランジスタRTrに照射され
ると、RTrが導通し、トランジスターTrが導通
されて、リレー５がONとなり、スイツチ４が温
度センサー２から抵抗Ｒ１に切換えられる。分析
終了はスパーク放電用電源をOFFすることによ
つて行う。スパーク放電用電源をOFFにすると、
Arフラツシユも消え、トランジスターTrのベー
スに入力されていた信号が途絶え、発光分析が終
了すると共に、スイツチ４が抵抗Ｒ１から温度セ
ンサー２に切換えられ、試料Ｓの温度測定が再開
される。このようにして発光分析動作の前後にお
いて、試料温度が検出される。発光分析は一回が
数〜十数秒であるから、その間の温度変化は直線
的と見てよい、分析前後の試料温度の平均によつ
て補正演算が行われる。
上記実施例は分析動作の開始、終了の検知手段
としてArフラツシユ光を検出しているが、Arガ
スの制御リレーと電気的或は機械的に連動させる
だけでも、同じ効果が得られる。
としてArフラツシユ光を検出しているが、Arガ
スの制御リレーと電気的或は機械的に連動させる
だけでも、同じ効果が得られる。
ト 効果
本考案によれば、スパーク発生時に試料と温度
測定器との接続を切ることにより、スパークノイ
ズ信号による測定器の破壊及び測定値の信頼性の
低下を防止することが可能になつた。
測定器との接続を切ることにより、スパークノイ
ズ信号による測定器の破壊及び測定値の信頼性の
低下を防止することが可能になつた。
図は本考案の一実施例の構成図である。
Ｓ……試料、１……温度測定器、２……温度セ
ンサー、３……電極、４……スイツチ、５……リ
レー、６……光フアイバー、Ｒ１，Ｒ２……抵
抗、Ｄ……ダイオード、Ｂ……Arガス用バルブ
制御リレー、Tr……トランジスター、PTr……
フオトトランジスタ。
ンサー、３……電極、４……スイツチ、５……リ
レー、６……光フアイバー、Ｒ１，Ｒ２……抵
抗、Ｄ……ダイオード、Ｂ……Arガス用バルブ
制御リレー、Tr……トランジスター、PTr……
フオトトランジスタ。
Claims (1)
- 試料に当接された温度センサーと、この温度セ
ンサーが接続される温度測定器と、この温度セン
サーと温度測定器との接続を開閉する手段と、分
析動作の開始、終了を検知する手段と、その検知
手段によつて作動し、分析動作期間中上記開閉す
る手段を開とする手段とよりなるスパーク放電発
光分析用試料温度測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20186286U JPH0533953Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20186286U JPH0533953Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63105851U JPS63105851U (ja) | 1988-07-08 |
| JPH0533953Y2 true JPH0533953Y2 (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=31165714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20186286U Expired - Lifetime JPH0533953Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0533953Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-27 JP JP20186286U patent/JPH0533953Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63105851U (ja) | 1988-07-08 |
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