JPH0533924Y2 - - Google Patents

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JPH0533924Y2
JPH0533924Y2 JP1137489U JP1137489U JPH0533924Y2 JP H0533924 Y2 JPH0533924 Y2 JP H0533924Y2 JP 1137489 U JP1137489 U JP 1137489U JP 1137489 U JP1137489 U JP 1137489U JP H0533924 Y2 JPH0533924 Y2 JP H0533924Y2
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net
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metal
present
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、自転車あるいは単車等の二輪車に取
り付けて、第三者により発生される車体の異常な
傾斜、振動、加減速を伴う移動等を極めて敏感に
検知して、別体の増幅器あるいは発信器の入力信
号を発生する検知センサに関するものである。
<従来の技術> 従来この種の警報装置の異常傾斜検知センサ
は、短冊状の薄い金属板の先端に重錘を取り付け
て振動し易くし、根元を単車等に固定した振動片
に、検出コイルを挿通して、振動片の振動による
検出コイルのインダクタンスの変化を電気信号と
して取り出して、外部の増幅器に入力して警報ブ
ザーを鳴らしたり、異常振動を送信機から発信し
て受信機に送信したりしている。
また、直立、または垂下したバネが、傾斜ある
いは振動して接点に接触して、電気回路を閉じる
ことにより検出するもの、あるいは、検出球を滑
面の接触面の上に載置した検知部を有するもの等
がある。
<考案が解決しようとする課題> 従つて、従来のこの種の検知センサは余り感度
を上げ過ぎると自己発振を起こしたり、感度を鈍
くし過ぎると周期が長くなつて動作しなくなつた
りして、ちようど良い感度に調整するのが困難な
欠点があるという問題があつた。
そこで、本考案はかかる従来の問題点を解決す
るために、網と剛体球とを利用して傾斜または、
振動を鋭敏に検知する検知センサを提供すること
を目的とする。
また、バネを使つたものは、感度が鈍いので、
作動する範囲が狭く、したがつて、角度の変化に
よつても作動する検出部分を備えることが望まし
い。
<課題を解決するための手段> 該目的を達成するための本考案の構成を、実施
例に対応する第1図を用いて説明すると、本考案
は、略半球殻状に成形した網1の中に剛体球2を
収納して、単車の車体等の被検出物に取り付け、
前記の網1の端縁部を覆つて感振素子3を取り付
け、そのリード線3aを外部へ引き出して、別体
の増幅器5などに接続し得るごとくなした構造と
したものである。
<作用> 本考案は、このような構造としたものであるか
ら、第三者によつて被検出物(単車の車体等)の
駐車してある角度が変化したり、振動したり、加
減速を伴う移動をしたりして一定の角度以上に傾
斜して、網の中の剛体球が網の目を飛び越える
時、振動と同時に転動音を発生する。その振動と
音が網を伝つて感振素子の入力となつて、電気信
号としてリード線から増幅器に入力することがで
きるのである。
<実施例> 以下本考案の実施例について図面に基づいて説
明する。
第1図について、本考案の具体的な実施例を説
明すると、1は約20mm径の略半球殻状に成形した
0.3mm程度の金属線を編んだ20メツシユ程度の金
属網で、その凹面部の中に約4mm径の金属球2を
収納してある。前記の金属網1の端縁部を覆つて
約20mm径の圧電素子3を取り付け、そのリード線
3aを外部へ引き出して、別体の増幅器5などに
接続した検知センサを、半球殻状の金属網1の膨
出した面を下方にして、単車の車体等の被検出物
に取り付けアングル4等で取り付けてある。金属
網1は例えばパンチングメタル製等の網でも、要
するに剛体の網状物であれば良いし、金属球2は
他の剛体球であつてもよい。さらにまた、感圧素
子3は他の感振素子でも良い。
また、前記の圧電素子3は圧電ブザーとして警
報音を発して加害者に警告することができる。
そして、増幅器5の出力を有線6で別の送信器
に送つて、離れたところの受信器に警報音や異常
音を送ることができる。
さらにまた、圧電素子3の中央に重錘7を付加
して圧電素子3の感度を上げることも可能であ
る。
以上本考案の代表的と思われる実施例について
説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構
造のみに限定されるものではなく、本考案にいう
構成要件を備え、かつ本考案にいう目的を達成
し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜
改変して実施することができるものである。
<考案の効果> 以上の説明から既に明らかなように本考案は、
このような構造としたものであるから、本考案に
よる傾斜センサをセツトする際、剛体球2が金網
1の編目に嵌合して、一定の閾値の角度内に安定
するので、その周辺を通る例えば人、車等の通行
による無関係な微弱な振動による傾斜には動作し
ないから、従来例のような滑面の接触面を用いた
センサのように過敏に動作しないので、セツトす
る際も容易にセツトすることができ、第三者によ
つて被検出物(単車の車体等)の駐車してある角
度が変化したり、振動したり、加減速を伴う移動
をしたりして、傾斜角が一定値以上になつてはじ
めて、金網1の中の剛体球2が金網1の編目を跳
び越える。そして、その時、振動と同時に転動音
を発生する時の振動と音が、極めて感度良好に、
網を伝つて感振素子の入力となつて、電気信号と
してリード線から増幅器に入力して、警報音を発
したり、離れたところへ信号を送信したりするこ
とができるのである。しかも、振動感知部が機械
的であるので、ノイズが入る余地が極めて少ない
利点がある実用上の顕著な効果を期待することが
できるに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の一部欠切断面図であ
る。 図中、1は網、2は剛体球、3は感振素子、3
aはリード線、5は増幅器である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 略半球殻状に成形した網1の中に剛体球2を
    収納し、前記の網1の端縁部を覆つて感振素子
    3を取り付け、そのリード線3aを外部へ引き
    出し、被検出物に取り付け得るごとくなした傾
    斜センサ。 請求項に記載の網1が、金属網である傾斜
    センサ。 請求項またはに記載の剛体球2が、金属
    球である傾斜センサ。 請求項乃至のいずれかに記載の感振素子
    3が、圧電素子である傾斜センサ。
JP1137489U 1989-01-31 1989-01-31 Expired - Lifetime JPH0533924Y2 (ja)

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JPH02103219U JPH02103219U (ja) 1990-08-16
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