JPH0533863Y2 - - Google Patents

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JPH0533863Y2
JPH0533863Y2 JP18946987U JP18946987U JPH0533863Y2 JP H0533863 Y2 JPH0533863 Y2 JP H0533863Y2 JP 18946987 U JP18946987 U JP 18946987U JP 18946987 U JP18946987 U JP 18946987U JP H0533863 Y2 JPH0533863 Y2 JP H0533863Y2
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JP
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capacity
indoor
operation mode
fan
compressor
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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は空気調和機に関する。 (従来の技術及びその問題点) 従来の空気調和機においては、室温とその設定
温度との偏差に応じて圧縮機、膨張弁、室内フア
ン及び室外フアンを自動制御していた。従つて、
夜間や隣家との距離が短い場合等室外機の騒音を
低くしたい場合には一般の使用者は空気調和機の
運転を停止せざるを得なかつた。また、室内の騒
音を低下させるため、室内フアンの回転数を最低
速度Loにすると、冷暖房能力が極端に低下して
しまうという不具合があつた。 (問題点を解決するための手段) 本考案は上記に鑑み、標準運転モードの他に使
用者のニーズ、即ち、室外低騒音、室内低騒音、
高冷暖房能力等を優先させながら空気調和機の性
能を十分に発揮させようとするものであつて、そ
の要旨とするところは、室温とその設定温度との
偏差に応じて圧縮機、室内フアン及び室外フアン
を自動制御する標準運転モードの他に圧縮機、室
内フアン及び室外フアンをそれぞれ高能力とする
能力優先運転モード、室内フアン及び圧縮機を低
能力、室外フアンを高能力とする室内低騒音化運
転モード、圧縮機を中能力、室外フアンを低能
力、室内フアンを高能力とする室外低騒音化運転
モードを設定するとともに上記各運転モードを選
択するためのモード切換スイツチを備えてなるこ
とを特徴とする空気調和機。にある。 (作用) 本考案においては、上記構成を具えているた
め、モード切換スイツチを切り換えて所望の運転
モードを選択することにより標準運転モード、能
力優先運転モード、室内低騒音化運転モード、室
外低騒音化運転モード等で空気調和機を運転す
る。 (実施例) 本考案の1実施例が図面に示されている。 空気調和機の室内ユニツトの外観が第2図に、
縦断面図が第3図に示されている。ケーシング1
の前面に取り付けられた前面グリル2の下部に開
口する空気吹出口3には上下ルーバ4と右竪ルー
バ5と左竪ルーバ6が設置されている。7は前面
グリル2の背後に設置された室内熱交換器、8は
室内熱交換器7の後流側空気通路に設置された室
内フアンである。上下ルーバ4は第5図に示すよ
うに、上下モータ(ステツピングモータ)9によ
りシヤフト10を介して回動されてその上下の向
きを変える。右竪ルーバ5は右モータ(ステツピ
ングモータ)11により右ロツド12、右連結棒
13を介して駆動され、左竪ルーバ6は左モータ
(ステツピングモータ)14により左ロツド15、
左連結棒16を介して駆動され、それぞれ左右に
向きを変えるようになつている。第4図には冷媒
回路が示され、圧縮機17から吐出された冷媒は
室外熱交換器18に入り、ここで室外フアン19
により送られる外気に放熱することによつて凝縮
液化し、膨張弁20で断熱膨張し、室内熱交換器
7で室内フアン8により送られる室内空気を冷却
することによつて蒸発気化した後圧縮機17に戻
る。21は吸入管温度を検出する吸入管センサ
ー、22は室内熱交換器7の温度を検出する熱交
温度センサーである。 第1図には制御装置の制御ブロツク図が示され
ている。中央制御器23は内部にROM24,
ROM25,I/Φポート26等を持ち、以下に
述べる制御を行う。 先ず、運転スイツチ入力回路38を介して運転
開始信号を入力すると、第6図に示すフローチヤ
ートに従つて制御がスタートし、次いで、能力優
先スイツチ33、室内低騒音化スイツチ34、室
外低騒音化スイツチ35、標準スイツチ37等の
モード切換スイツチを操作することによつて能力
優先運転モード、室内低騒音化運転モード、室外
低騒音化運転モード、標準運転モード等が選択さ
れ、選択された運転モードに従つて空気調和機が
運転される。これら運転モード切換スイツチにお
ける各アクチユエータの動作は次の表に示されて
いる。
【表】 室内低騒音化スイツチ34を押して室内低騒音
化運転モードを選択した場合、室内フアン8は
Loタツプに設定され、中央制御器23はフアン
ドライブ回路47に指令を出し交流電源43から
電力の供給を受けて室内フアン8をLoタツプで
低速駆動する。同様に室外フアン19をHiタツ
プで高速駆動する。インバータ周波数は低速に設
定され、中央制御器23はベースドライバ回路4
6にデイジタル値にて指令を出す。すると、交流
電源43からの交流が整流回路44で整流されて
直流となりパワートランジスタ回路45に印加さ
れているので、パワートランジスタ回路45はベ
ースドライバ回路46からの各パワートランジス
タのON−OFF指令を受けてこれに対応する周波
数の交流電源を作り、圧縮機17を低速で運転す
る。 膨張弁20の開度は過熱度制御され、第8図の
フローチヤートに示すように吸入管センサ21で
検出された吸入管温度と熱交温度センサ22出力
検出された熱交温度の差から過熱度を計算し、こ
の過熱度と設定過熱度との偏差を求め、PID演算
を行つて膨張弁20の開度を計算する。この計算
値は中央制御器23からステツピングモータドラ
イブ回路48を介して膨張弁20に出力されこれ
を規定の開度にする。上下ルーバ4は上向に、右
竪ルーバ4は右向に、左竪ルーバ6は左向に設定
され、この指令はステツピングモータドライブ回
路48を介して上下モータ9、右モータ11及び
左モータ14に出力され、これらを規定の位置で
停止させる。能力優先運転モード、室外低騒音化
運転モードにおける各アクチユエータも上記と同
様に操作される。 一方、標準運転モードは従来のものの運転と同
様であるが、標準スイツチ37を押すことにより
第7図のフローチヤートに従つて運転制御され
る。中央制御器23は室内フアンタツプの入力回
路40からの入力に応じて、フアンドライブ回路
47に指令を出し、室内フアン8を運転制御す
る。同様に上下ルーバ4、右竪ルーバ5及び左竪
ルーバ6もそれぞれ上下ルーバの位置入力回路4
1、左右ルーバ位置入力回路42からの入力に応
じて任意のルーバ位置に設定される。なお、圧縮
機17の回転数は任意に設定された設定値と室温
サンサ30で検出されMPX回路29及びA/D
回路28を経て入力された室温とから第7図に示
すフローチヤートに従つて両者の偏差を求めた後
PID演算を行つてインバータ周波数を計算する。
その後、ベースドライバ回路46とパワートラン
ジスタ回路45によつて規定の周波数の交流電流
を作つて圧縮機17に供給してこれをこの周波数
に対応する回転数で運転する。 しかして、室内低騒音化運転モードでは室内フ
アン8は低速Loとして送風音を減少させるとと
もに上下ルーバ4を上向に、右竪ルーバ5を右向
に、左竪ルーバ6を左向に設定することによつて
室内居住者に風が当たらないようにして送風音を
減少する。更に、インバータ周波数、即ち、圧縮
機の回転数を低速にすることによつて冷媒流動音
を減少する。一方、室外フアン19を高速Hiと
して凝縮能力を増大させ、かつ、膨張弁20の開
度を適正な過熱度が得られる開度として冷房能力
を最大とする。 室外低騒音化運転モードでは室外フアン19を
低速Loとして送風音を低下させる。圧縮機17
からの騒音は主に熱交換器や外枠を介しての伝播
音が主であり、圧縮機17の高速回転時に騒音が
最も大きく、中速、低速運転時には同等の騒音と
なるのでこの運転モード時には中速とする。それ
に対して室内フアン8は高速Hiとし、上下ルー
バ4は下向き、右竪ルーバ5は中央、左竪ルーバ
6は中央として最大風量を保証し、蒸発能力を最
大にする。 能力優先運転モードでは、蒸発能力及び凝縮能
力を最大とし、かつ、冷媒循環量を最大とし、か
つ、最適な絞りとするため、室内フアン8を高速
Hiに、室外フアン19を高速Hiに、インバータ
周波数を高速に、膨張弁29の開度を過熱度制御
とし、上下ルーバ4を上向に、右竪ルーバ5を中
央に、左竪ルーバ6を中央とする。 (考案の効果) 本考案においては、室温とその設定温度との偏
差に応じて圧縮機、室内フアン及び室外フアンを
自動制御する標準運転モードの他に圧縮機、室内
フアン及び室外フアンをそれぞれ高能力とする能
力優先運転モード、室内フアン及び圧縮機を低能
力、室外フアンを高能力とする室内低騒音化運転
モード、圧縮機を中能力、室外フアンを低能力、
室内フアンを高能力とする室外低騒音化運転モー
ドを設定するとともに上記各運転モードを選択す
るためのモード切換スイツチを備えているので、
モード切換スイツチを切り換えて所望の運転モー
ドを選択することにより標準運転モード、能力優
先運転モード、室内低騒音化運転モード、室外低
騒音化運転モード等で空気調和機を運転すること
ができる。従つて、使用者ニーズを優先しながら
その範囲内で空気調和機の性能を十分に発揮させ
て効果的に冷房をすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示し、第1図は制御
ブロツク図、第2図は空気調和機の室内機の外観
斜視図、第3図は室内機の縦断面図、第4図は冷
媒回路図、第5図は各ルーバの駆動系統の分解斜
視図、第6図は運転モードを決定するためのフロ
ーチヤート、第7図はインバータ周波数を決定す
るためのフローチヤート、第8図は膨張弁開度を
決定するためのフローチヤートである。 圧縮機……17、室内フアン……8、室外フア
ン……19、膨張弁……20、モード切換スイツ
チ……33,34,35,37。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室温とその設定温度との偏差に応じて圧縮機、
    室内フアン及び室外フアンを自動制御する標準運
    転モードの他に圧縮機、室内フアン及び室外フア
    ンをそれぞれ高能力とする能力優先運転モード、
    室内フアン及び圧縮機を低能力、室外フアンを高
    能力とする室内低騒音化運転モード、圧縮機を中
    能力、室外フアンを低能力、室内フアンを高能力
    とする室外低騒音化運転モードを設定するととも
    に上記各運転モードを選択するためのモード切換
    スイツチを備えてなることを特徴とする空気調和
    機。
JP18946987U 1987-12-15 1987-12-15 Expired - Lifetime JPH0533863Y2 (ja)

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JP18946987U JPH0533863Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15

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JP18946987U JPH0533863Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15

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Publication Number Publication Date
JPH0194856U JPH0194856U (ja) 1989-06-22
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JP18946987U Expired - Lifetime JPH0533863Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2877454B2 (ja) * 1990-06-22 1999-03-31 株式会社東芝 空気調和装置
EP3534530B1 (en) 2016-10-31 2023-01-11 Mitsubishi Electric Corporation Air conditioner

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JPH0194856U (ja) 1989-06-22

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