JPH0533725Y2 - - Google Patents

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JPH0533725Y2
JPH0533725Y2 JP10655289U JP10655289U JPH0533725Y2 JP H0533725 Y2 JPH0533725 Y2 JP H0533725Y2 JP 10655289 U JP10655289 U JP 10655289U JP 10655289 U JP10655289 U JP 10655289U JP H0533725 Y2 JPH0533725 Y2 JP H0533725Y2
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JP
Japan
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tank
strainer
fuel
cap
flexible pipe
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JP10655289U
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JPH0345461U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、刈払機等に使用される比較
的小型の空冷2サイクルガソリンエンジン等の内
燃機関の燃料タンク等に使用される様なタンクキ
ヤツプコネクターに関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば、刈払機等の小型作業機は、駆動
装置である空冷2サイクルガソリンエンジン等の
内燃機関から延長された伝動軸、該伝動軸を内蔵
した操作桿、それらの先端に回転自在に設けられ
た刈刃等によつて構成され、作業者が前記内燃機
関部を肩から吊下げ、あるいは背負つて操作桿部
を手にもつて先端の刈刃部分を揺動させて草刈り
を行うものであつた。
前記内燃機関には燃料タンクが設けられ、内燃
機関への確実な燃料供給が配慮されている。従
来、燃料タンク内に燃料が少なくなつてきた場合
の対策として、燃料タンク内に延長されたフレキ
シブルパイプ先端のストレーナーに、長さを変更
できる紐状のワイヤーを連結し、該ワイヤーの長
さを調整することが提案されている(実公昭36−
12603号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記燃料タンク内に延長されたフレキシブルパ
イプの先端のストレーナーに、長さ調整自在の紐
状のワイヤーを連結した従来の装置は、ストレー
ナーの可動範囲がワイヤーにより規制されている
為、燃料の減少に合せて人為的にワイヤーの長さ
を調整し、ストレーナーを燃料の残つている場所
に移動させなければならず、手数を要するもので
あつた。
また、ある程度の期間にわたつて使用すると、
前記ストレーナーの表面にはゴミ等が付着して吸
引力の減少を招くため、定期的にストレーナーを
清掃する必要がある。その際には、タンクの給油
口から内部のストレーナーを取り出さなければな
らず、前記従来のストレーナーに直接連結された
ワイヤーでは、給油口からストレーナーをスムー
ズに取り出すことが困難で、より一層手数を要す
るものであつた。
本考案は、前記事情に鑑みてなされたもので、
構造が簡単で、タンク内においてストレーナーの
移動が自在で、燃料等を効率よく供給できるとと
もに、キヤツプの紛失防止は勿論のこと、ストレ
ーナーの清掃のための給油口からの取り出し作業
が容易であるタンクキヤツプコネクターを提供す
ることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、一端に構成
された係合部がタンクキヤツプの内側面に連結さ
れ、他端にはタンク内に延長されてその一端にス
トレーナーが取着されたフレキシブルパイプがス
ライド自在に挿通されるリング部が構成された可
撓性紐状部材からなる構成としたものである。
〔作用〕
本考案のタンクキヤツプコネクター7は、その
一端の係合部8がキヤツプ11の内側面に連結さ
れ、他端にリング部9が構成されている。そし
て、前記リング部9内には、タンク6内に延長さ
れた先端にストレーナー13を有するフレキシブ
ルパイプ12が挿通されてスライド自在となつて
いる。したがつて、タンク6内を前記ストレーナ
ー13が左右及び縦横自在に移動するものであ
る。
例えば、タンク6内の燃料が少なくなつてきた
時には、燃料を確実に内燃機関1へ供給しようと
すれば、タンク6内においてストレーナー13を
燃料の残つている底部へ移動させる必要があり、
その際には、タンク6を揺り動かせば、前記リン
グ部9に沿つてフレキシブルパイプ12が自在に
スライドするとともに、タンクキヤツプコネクタ
ー7が自由に変形し、比較的重いストレーナー1
3がタンク6底部を左右及び縦横自在に移動する
ので、燃料を確実に供給できる。
また、ストレーナー13を清掃しようとする場
合には、タンク6の給油口10からキヤツプ11
を外し、本考案のタンクキヤツプコネクター7を
給油口10から引き上げれば、前記リング部9に
ストレーナー13の根元部13′が係止し、給油
口10からストレーナー13をスムーズに取り出
すことができるとともに、フレキシブルパイプ1
2とキヤツプ11がタンクキヤツプコネクター7
で連結されているため、キヤツプ11の紛失も防
止することができるものである。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第4図には、従来より提供されている刈払機の
一例が示されている。
すなわち、駆動装置の原動機として小型の空冷
2サイクルガソリンエンジン等の内燃機関1と、
該内燃機関1から延長された伝動軸2、該伝動軸
2を内蔵した操作桿3、それらの先端に回転自在
に設けられた刈刃4、前記操作桿3の適位置に設
けられた操作ハンドル5、さらに前記内燃機関1
に燃料を供給するためのタンク6等によつて構成
されている。
本考案は前記タンク6等のタンクキヤツプコネ
クターに関するものである。
第1図乃至第3図にその一実施例の詳細が示さ
れている。
図中、7はタンクキヤツプコネクターであり、
適当長さの合成樹脂あるいは金属製のワイヤー等
の可撓性紐状部材からなり、一端に係合部として
球状部8が構成され、他端にリング部9が構成さ
れている。
そして、前記球状部8が、前記タンク6の給油
口10に適合するキヤツプ11の内側面に方向自
在性をもたせて連結され、他端のリング部9に
は、前記タンク6内に延長された筒状ストレーナ
ー13がその一端に取着されたフレキシブルパイ
プ12がスライド自在に挿通される。以上の構成
になる本考案は、通常は第1図に実線で示されて
いるようにタンク6の底部にストレーナー13が
接触した状態とされ、燃料がストレーナー13か
ら吸引され、フレキシブルパイプ12を介して内
燃機関1に供給される。
そして、タンク6内に燃料が少なくなつてきた
場合には、タンク6の作業中の揺動等により内部
のストレーナー13をより底い位置に移動させ、
確実な燃料供給を図るものである。
すなわち、前記ストレーナー13は、適当重量
を有し、しかも、取付けられているフレキシブル
パイプ12がタンクキヤツプコネクター7のリン
グ部9に沿つてスライド自在であるとともに、タ
ンクキヤツプコネクター7の球状部8がキヤツプ
11の内側面に方向自在性をもたせて連結されて
いるため、タンク6を揺り動かすと、前記ストレ
ーナー13がタンク6底部を左右及び縦横自在に
移動して、より低い位置、すなわち、燃料の残つ
ている部分へ移動して、確実な燃料供給が行われ
るものである。
また、一定期間使用しつづけると、タンク6内
のストレーナー13の表面にゴミ等が付着して吸
引力の減少を招くため、ストレーナー13の定期
的な清掃が必要となる。その際には、第3図に示
されているようにタンク6のキヤツプ11をはず
し、該キヤツプ11に連結されているタンクキヤ
ツプコネクター7を外部に引き出せば、該タンク
キヤツプコネクター7のリング部9にストレーナ
ー13の根元部13′が係止して一緒に引き出さ
れ、給油口10から何ら手数を要せずスムーズに
給油口10の開口径よりも長いストレーナー13
でも簡単に取り出すことができるものである。さ
らに、タンクキヤツプコネクター7の球状部8が
キヤツプ11の内側面に連結されていることによ
り、ストレーナー13の清掃作業時や給油時に前
記キヤツプ11を紛失することもなく、キヤツプ
11の紛失防止にも役立つものである。
〔考案の効果〕
本考案は、構造簡単にして、燃料等の確実な供
給を行うことができるとともに、ストレーナー清
掃時の取り出しが容易であり、さらにストレーナ
ー清掃時等のキヤツプの紛失を防止することがで
きる等々の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので第1図は
タンク装置要部の縦断面図、第2図はタンクキヤ
ツプコネクターの平面図、第3図はストレーナー
取り出し状態を示す要部縦断面図、第4図は刈払
機の全体斜視図である。 6……タンク、7……タンクキヤツプコネクタ
ー、8……係合部、9……リング部、11……キ
ヤツプ、12……フレキシブルパイプ、13……
ストレーナー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に構成された係合部8がタンクキヤツプ1
    1の内側面に連結され、他端にはタンク6内に延
    長されてその一端にストレーナー13が取着され
    たフレキシブルパイプ12がスライド自在に挿通
    されるリング部9が構成された可撓性紐状部材か
    らなることを特徴とするタンクキヤツプコネクタ
    ー。
JP10655289U 1989-09-11 1989-09-11 Expired - Lifetime JPH0533725Y2 (ja)

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JP10655289U JPH0533725Y2 (ja) 1989-09-11 1989-09-11

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JP10655289U JPH0533725Y2 (ja) 1989-09-11 1989-09-11

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Publication Number Publication Date
JPH0345461U JPH0345461U (ja) 1991-04-26
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JP10655289U Expired - Lifetime JPH0533725Y2 (ja) 1989-09-11 1989-09-11

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JPH0345461U (ja) 1991-04-26

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