JPH05336450A - 光電変換装置 - Google Patents

光電変換装置

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JPH05336450A
JPH05336450A JP4144303A JP14430392A JPH05336450A JP H05336450 A JPH05336450 A JP H05336450A JP 4144303 A JP4144303 A JP 4144303A JP 14430392 A JP14430392 A JP 14430392A JP H05336450 A JPH05336450 A JP H05336450A
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JP
Japan
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photoelectric conversion
voltage
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charge
conversion element
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JP4144303A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kodama
晋一 児玉
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各画素に蓄積された信号を電流として読み出
し、隣接する画素情報を基にA/D変換する事で高速、
高ダイナミックレンジ、高分解能を実現すること。 【構成】光電変換素子1が被写体像を光電流信号に光電
変換すると、電荷電圧変換部2が各光電変換素子1から
の電荷を記憶し、モニタ信号検出用の電圧に変換する。
そして、各モニタ部がこの出力値、最大値、積分開始か
らの時間をそれぞれモニタする。さらに、電荷電圧切換
部6が、各光電変換素子1の電荷電圧変換部2を切換
え、積分制御部7が、第2、3モニタ部のいずれかが所
定レベルに達した時に、光電変換素子1の積分を終了す
る。そして、電荷電圧切換記憶部8が、各光電変換素子
1に対応する電荷電圧変換切換部6の情報を記憶し、電
圧電流変換部9が、光電変換素子1の積分終了後、第2
モニタ部4の出力を基に電荷電圧変換2からの電気信号
に対して各光電変換素子1に一律の増幅率を持たせ、電
流として読み出したパルス列として電圧に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光電変換素子の出力よ
り映像信号を得る光電変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ等に用いられているオート
フォーカスセンサでは、フォーカスセンサの近傍にモニ
タ用のセンサを配置し、又はフォーカスセンサの出力の
最大値をフオーカスセンサから直接検出し、積分時間を
制御し、全ての画素に対して一律の増幅率で増幅した出
力を得て一括してアナログ/ディジタル(A/D)変換
を行う技術が多く提案されている。
【0003】さらに、このA/D変換の方式としては、
隣接する画素に依存せず1画素づつ処理方式が一般的に
提案されているが、画像以外の分野ではシグマ−デルタ
(Σ−△)変調を用いた方式も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年のカメラにおいて
は、映像信号を用いてオートフォーカス、動体追尾が行
われている。しかし、現在のセンサは複数の規模の小さ
いセンサを配置し、各センサ毎にモニタ用のセンサを配
置し、複数のセンサ毎に積分制御、増幅率制御を行って
いる。そのため、連続した広視野の像を検出するには、
モニタ素子を配置するスペースが問題となる。
【0005】さらに、各画素から直接最大値を検出する
技術においてもフォーカスエリア毎に一律の増幅率で増
幅した出力を得るため、隣接するフォーカスエリアの増
幅率が大きく異なった場合には、最終的なディジタル値
の1ビットの光成分が大きく異なってしまい、最終検出
出力の誤差要因となる。
【0006】そして、1つのフォーカスエリアにおいて
も、検出部以外に明るい被写体が入っている場合、例え
ば強い太陽光の反射がそばにある被写体等においては、
積分制御の信号出力は大きいが、検出信号の変化成分が
充分に確保できなくなり、最終検出出力の誤差要因とな
る。
【0007】さらに、被写体が明るくコントラストが少
ない場合は、暗い場合より検出能力が低下する。即ち、
増幅率が“1”以下に設定されることが多く、これによ
りA/D変換の1ビットの検出分解能が低下してしま
う。
【0008】また、中央演算処理装置(CPU)以外で
A/D変換を行った場合には、画像をディジタル信号と
してCPUへ転送する方式としてシリアル転送や、例え
ばA/D変換が8ビットの場合に4ビットを2回で転送
するような複数回のデータ分割転送が必要となり、A/
D変換のビット数を上げた場合には、CPUのボート数
の増加や転送時間が長くなってしまう。
【0009】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは各画素に蓄積された信号を
電流として読み出し、隣接する画素情報を基にA/D変
換することで、高速、高ダイナミックレンジ、高分解能
の光電変換装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光電変換装置は、像を光電流信号に光電変
換するための微小光電変換素子群と、上記微小光電変換
素子群の個々の光電変換素子からの光電流信号を蓄積
し、電圧信号に変換する電荷電圧変換手段と、上記微小
光電変換素子群の上記積分動作を終了させる積分制御手
段と、上記積分動作を終了した後、上記電荷電圧変換手
段の出力を順次読み出す読出手段と、充放電電流によっ
て上記コンデンサを充放電させ、該コンデンサの出力電
圧を出力する充放電手段と、上記読出手段によって読み
出された上記微小光電変換素子群の個々の光電変換素子
の出力に対応した出力電圧と、上記充放電手段の出力電
圧を比較する比較手段と、上記比較手段によって出力が
反転するまで、クロックパルスをカウントするカウンタ
手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
【作用】即ち、本発明の光電変換装置では、微小光電変
換素子群が像を光電流信号に光電変換すると、電荷電圧
変換手段が上記微小光電変換素子群の個々の光電変換素
子からの光電流信号を蓄積し、電圧信号に変換する。そ
して、積分制御手段が上記微小光電変換素子群の上記積
分動作を終了させると、読出手段が上記電荷電圧変換手
段の出力を順次読み出す。さらに、充放電手段が充放電
電流によってコンデンサを充放電させ、該コンデンサの
出力電圧を出力すると、比較手段が上記読出手段によっ
て読み出された上記微小光電変換素子群の個々の光電変
換素子の出力に対応した出力電圧と、上記充放電手段の
出力電圧とを比較し、カウンタ手段が上記比較手段によ
って出力が反転するまでクロックパルスをカウントす
る。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の光電変換装置の概要を示す
図である。
【0013】同図に示すように、光電変換素子1は電荷
電圧変換部2に接続されており、該電荷電圧変換部2は
第1モニタ部3、第2モニタ部4、電流電圧変換部9に
接続されている。そして、上記第1モニタ部3は切換部
6に接続されており、該切換部6は電荷電圧変換部2に
接続されていると共に、記憶部8を介して電流電圧変換
部9に接続されている。
【0014】さらに、上記第2モニタ部4は電流電圧変
換部9に接続されていると共に制御部7に接続されてお
り、該制御部7は電荷電圧変換部2及び第3モニタ部5
に接続されている。
【0015】このような構成において、微小光電変換素
子群の光電変換素子1により被写体像が光電流信号に光
電変換されると、電荷電圧変換部2により各光電変換素
子1からの電荷が記憶され、モニタ信号検出用の電圧に
変換される。
【0016】そして、第1モニタ部3によりこの出力値
がモニタされ、第2モニタ部4によりその最大値がモニ
タされ、第3モニタ部5により積分開始からの時間がモ
ニタされる。さらに、電荷電圧切換部6により、第1モ
ニタ部3のレベルに基づいて、各光電変換素子1の電荷
電圧変換部2が切換られ、積分制御部7により、第2モ
ニタ部4もしくは第3モニタ部が所定レベルに達した時
に、光電変換素子1の積分が終了される。
【0017】そして、電荷電圧切換記憶部8により、各
光電変換素子1に対応する電荷電圧変換切換部6の情報
が記憶され、電圧電流変換部9により、光電変換素子1
の積分終了後、第2モニタ部4の出力を基に、電荷電圧
変換2からの電気信号に対して各光電変換素子1に一律
の増幅率が持たされ、さらに電流として読み出され、パ
ルス列として電圧に変換される。次に、本発明の第1の
実施例に係る光電変換装置について説明する。図2は、
本発明の第1の実施例に係る光電変換装置の構成を示す
図である。
【0018】同図に示すように、光電変換素子1は電荷
電圧変換部2に接続されており、該電荷電圧変換部2は
電流電圧変換部9及び第1モニタ部3、第2モニタ部
4、第3モニタ部5に接続されている。
【0019】さらに、上記第1のモニタ部3は電荷電圧
変換切換部6に接続されており、該電荷電圧変換切換部
6は電荷電圧変換部2に接続されていると共に、電荷電
圧切換記憶部8を介して電流電圧変換部9に接続されて
いる。そして、上記第2モニタ部4及び第3モニタ部5
は積分制御部7に接続されており、該積分制御部7は光
電変換素子1、第3モニタ部5に接続されている。
【0020】このような構成において、電荷電圧変換部
2により光電変換素子1の電荷が電圧に変換されると、
第1モニタ部3により各光電変換素子1の出力値がモニ
タされ、第2モニタ部4により、光電変換素子1の最大
値がモニタされる。
【0021】そして、第3モニタ部5により、光電変換
素子1の積分開始からの時間がモニタされる。さらに、
電荷電圧切換部6では、上記第1モニタ部5のレベルに
応じて各光電変換素子1の上記電荷電圧変換部2が切り
換えられる。
【0022】さらに、積分制御部7では、上記第2モニ
タ部4又は第3モニタ部5が所定のレベルに達した時、
上記光電変換素子1の積分を終了させる。そして、電荷
電圧切換記憶部8では、各光電変換素子1に対応する電
荷電圧変換切換部6の情報が記憶される。
【0023】そして、電流電圧変換部9では、光電変換
素子1の積分終了後、上記電荷電圧変換部2からの電気
信号に、第2モニタ部4の出力を基に、各光電変換素子
1に一律の増幅率が持たされ、更には電荷電圧切換記憶
部8の情報を基に出力値が補正される。
【0024】以上のように、本実施例では、各光電変換
素子毎に電荷電圧変換効率を光電変換素子1の出力に応
じて可変にすることで、ダイナミックレンジを拡大で
き、検出性能の高い画像検出システムを実現することが
できる。次に、本発明の第2の実施例について説明す
る。図3は、本発明の第2の実施例に係る光電変換装置
の構成を示す図である。
【0025】同図に示すように、センサブロック21の
出力端子は、PA/D25を介してCPU23の入力端
子に接続されており、さらに、COMP22の入力端
子、コンパレータ24の一方の入力端子に接続されてい
る。
【0026】そして、上記コンパレータ24の他方の入
力端子は、定電圧レベル端子Vrefに接続されており、
該コンパレータ24の出力端子はCPU23に接続され
ている。さらに、上記CPU23はセンサブロック21
及びCOMP22に接続されており、COMP22はP
A/D25に接続されている。
【0027】このような構成において、センサブロック
21では、光電変換、電荷電圧変換等が行われ、電荷電
圧変換の状態情報、即ち、電荷電圧切換記憶部DF1
i,DF2iの情報DOUT 信号がCPU23に出力され
る。
【0028】そして、COMP22では、上記センサブ
ロック21からの各画素群の最大出力値が検出され、そ
の情報がCout (DFA1,DFA2)信号としてCP
U23に出力される。
【0029】更に、コンパレータ24では、上記センサ
ブロック21の最大値が所定の電圧レベルVref に達し
たか否かが検出され、その検出結果がCPU23に出力
される。そして、PA/D25では、COMP22の情
報を基にセンサブロック21の出力に一律の増幅率で増
幅することで、該出力がパルス変調される。
【0030】さらに、CPU23では、上記センサブロ
ック21の積分開始、積分終了の制御、上記コンパレー
タ24の出力及びCPU内部クロックによる積分リミッ
タによる積分終了タイミングの制御が行われる。このC
PU23では、COMP22の情報を基にセンサ出力に
一律に増幅率を持たされ、センサブロック21の電荷電
圧変換の状態情報に基づいてA/D変換されたディジタ
ル値に補正が加えられる。図4は、上記センサブロック
21のセンサ1画素の詳細な構成を示した図である。
【0031】同図において、上記光電変換素子1に当た
るフォトダイオードPDは、光成分を電荷成分に変換す
る。そして、コンデンサC0 ,C1 ,C2 は、上記フォ
トダイオードPDの電荷を電圧に変換する。
【0032】さらに、イニシャライズスイッチTrrは、
CPUからのRin信号に基づいてフォトダイオードPD
とコンデンサC0 ,C1 ,C2 をイニシャライズする。
そして、スイッチTrcは、CPUからの積分終了信号T
c に基づいてフォトダイオードPDとコンデンサC0 ,
C1 ,C3 を分離し、スイッチTr1,Tr2は、電荷を電
圧に変換する効率、即ち増幅率を可変する。
【0033】そして、電圧判定回路COM1,COM2
は、可変スイッチTr1,Tr2をフォトダイオードPDの
出力と基準電圧Vref に応じてオン/オフするヒステリ
シスを有している。尚、基準電圧Vref はRinに同期し
てイニシャライズ時はCOM1,COM2がオンするよ
うに変化する。
【0034】さらに、ダイオードD0 は、フォトダイオ
ードPDの最大状態を検出し、ダイオードD2 は、フォ
トダイオードPDの最大値が所定レベルに達したか否か
を判定する。また、記憶素子DF1i,DF2iは、電
圧判定回路COM1,COM2の状態を記憶する。尚、
DF1i,DF2iはデータのラッチ、転送を行うクロ
ック信号CKSとイニシャライズを行うイニシャライズ
信号Rを持つ。そして、セレクタS1,S2は、電圧判
定回路COM1,COM2の出力のラッチとデータの転
送(DOUT 信号として出力)を切り換える。図5は、上
記センサブロック21の詳細な構成を示す図で、先に図
4に示した1画素のセンサの関係を示す。図中、各1画
素のセンサセルをSEで示す。
【0035】同図に示すように、フォトダイオードPD
の最大状態を検出するラインVp0と、フォトダイオード
PDの最大値が所定のレベルに達したかを判定するライ
ンVp2、記憶素子DF1,DF2を制御するラインR,
CKS,MD、フォトダイオードPDと電荷電圧変換コ
ンデンサC0 ,C1 ,C2 をイニシャライズするライン
Rin、基準電圧ラインVref は、それぞれ共通ラインと
して接続されている。そして、各センサセルSE間でD
IN,DOUT が接続されている。
【0036】さらに、各センサセルSEの出力Vout
は、シフトレジスタ41により制御されるスイッチ群S
Tr1〜3より出力される。そして、このシフトレジス
タ41は不図示のCPU23により制御される。図6
は、上記センサブロック201の最大値状態を検出する
COMP22の内部構成を示す図である。
【0037】同図において、COM11,COM12で
は、センサブロック21からのセンサ出力最大値状態を
示す入力ラインVp0と各基準電圧Vref0,Vref1との比
較が行われる。そして、スイッチ素子S11,S12,
S13により、記憶素子DFA1,DFA2に基準電圧
との比較結果をラッチするように、或いはラッチ結果を
転送DOUT 信号として出力するように切り換えられる。
さらに、記憶素子DFA1,DFA2により、基準電圧
との比較結果が記憶される。
【0038】図7は、上記積分出力Vout の最大値と積
分終了タイミングを示す図である。同図(a)におい
て、(1)は明るい状態の最大信号の変化の様子を示
し、(2)は暗い状態の最大出力の変化の様子を示す。
そして、横軸は積分時間を示し、縦軸はセンサ出力を示
す。
【0039】(1)の場合、画素出力が最初にVref レ
ベルに達した時点で図3のCOM1が反転して出力はC
0 だけによるコンデンサ容量からC0 ,C1 の合成コン
デンサ容量に変わる。即ち、出力感度が落ちる。また、
次に出力がVref レベルに達した場合も同様に、COM
2の出力が反転してコンデンサ容量がC0 ,C1 ,C2
の合成容量に変化する。そして、この変化の状態が各画
素ごとにDF1i,DF2iとして記憶され、明るさに
よる積分終了に関する信号は、積分に関するコンデンサ
容量が最大の時点でのVref 出力時となる。同図(b)
は、(1)の状態での積分終了タイミングを示す。明る
いのでCOM21の出力に応じて積分終了信号が出力さ
れる。
【0040】そして、同図(c)は、(2)の状態での
積分終了のタイミングを示し、暗いのでCPU23の積
分時間リミッタの信号に応じて積分終了信号が出力され
る。図8は、一律増幅率可変とパルス変調を行う上記P
A/D25の詳細な構成を示す図である。
【0041】同図に示すように、PA/D25は、入力
信号としてセンサブロック21からのセンサ電流出力V
out と、画素ごとの増幅率を記憶しているDF1i,D
F2i(DOUT 信号)、CPU23から制御クロックC
K、リセット信号R、充放電用のパルスPS、隣接画素
を比較記憶するDCK、COMP22から画素の最大値
情報DFA1,DFA2を読み込み、出力信号としてC
PU23に充放電が所定の状態になったことを知らせる
信号Tcと、センサの読み出しに関する情報信号Tpを
出力する。
【0042】COM31,COM32,COM33は、
センサ出力Vout と、コンデンサCo0,Co1,Co
2から出力されるA/D変換を行うための充放電出力と
を比較演算する。
【0043】そして、コンデンサCo0はセンサブロッ
クのC0の容量に相当し、コンデンサCo1はセンサブ
ロックのC0,C1の並列容量に相当し、コンデンサC
o2はセンサブロックのC0,C1,C2の並列容量に
相当し、各コンデンサの充放電はそれそれCC0,CC
1,CC2によって制御される。
【0044】このコンデンサCo0,Co1,Co2
は、リセット信号に基づいてスイッチTrs31,Tr
s32,Trs33によりイニシャライズされる。そし
て、UDP0,UDP1,UDP2は、上記COM3
1,COM32,COM33から出力された信号を受け
ると、該出力信号の変化のエッジを検出し出力する。
【0045】さらに、後段のゲートAND31,AND
32、及びOR31は、画素ごとの増幅率を記憶したD
F1i,DF2i信号に基づいてUDP0,PDP1,
UDP2の成分を選択する。このゲートOR31は、画
素ごとの増幅率を記憶したDF1i,DF2iより新し
い制御信号を作成し、ゲートAND34は、出力信号T
pを作成し出力する。このとき、DF31は隣接画素、
即ち現在の画素と次の画素との大小関係を検出し記憶す
る。図9は、先に図8に示した信号のエッジ成分を検出
する回路UDP0〜UDP2の詳細な構成を示す図であ
る。
【0046】同図に示すように、本回路はDフリップフ
ロップDFB1,DFB2,DFB3とAND21,A
ND22と、OR21により構成されており、ディジタ
ル的にエッジを検出する。図10は、先に図8に示した
充放電をコントロールするCC0の詳細な構成を示す図
である。
【0047】同図において、I01,I02,I11,
I12,I21,I22は電流源であり、I01,I0
2は同一容量、I11,I12は同一容量、I21,I
22は同一容量とし、I01はI21の1/4の容量
に、I11はI21の1/2の容量に設定されている。
そして、これら電流源はスイッチTrs41〜Trs4
6により切り換えが制御される。
【0048】さらに、ゲートAND41〜AND46,
INV41,NOR41は、スイッチをモード信号Tc
(CPUのA/D用のカウンタをアップ/ダウンの切り
換えで使用する場合の信号)と、画素最大値の信号DF
11,DF12と、A/D用の充放電を行うパルスPS
で制御される。図11は、先に図8に示した充放電をコ
ントロールするCC1,CC2の詳細な構成を示す図で
ある。
【0049】同図において、電流源I41,I42(I
41,I42は同一容量)は、電流源を切り換えるスイ
ッチTrs51,Trs52に接続されている。そし
て、ゲートAND51,AND52,INV51は、モ
ード信号Tcと、PS信号に応じてスイッチを制御す
る。図12は、A/D変換のタイミングの様子を示すタ
イムチャートである。
【0050】同図に示すように、リセット信号Rでイニ
シャライズされる。そして、CPUからの画素読み出し
信号DCKに応じて画素電流出力が電圧として出力され
る。さらに、このDCKの立ち下がった時点で充放電用
のパルスPSがCPUから出力されると共にCPU内で
カウントされる。そして、充電により比較器の出力値T
cが反転した時点でパルスPSがストップし、CPU内
に画素のディジタル情報として取り込まれる。
【0051】上記Tc信号の変化に応じてTp信号が出
力され、Tp出力に応じて次の画素読みだし信号DCK
がCPUから出力される。そして、このTc信号がロー
レベル“L”の場合にはアップカウンタとし、ハイレベ
ル“H”の場合にはダウンカウンタとして動作し、2画
素からは前画素との差分出力の検出が出来る。
【0052】以下、図13のフローチャートを参照して
本実施例の動作について説明する。尚、本実施例では、
Vref =2*Vref1=4*Vref2に設定し、画素総数を
Nとする。但し、この数値に捕らわれる必要はない。
【0053】サブルーチン積分を開始し(ステップS1
01)、フォトダイオード、電荷電圧変換コンデンサ、
積分タイマ、記憶素子のイニシャライズを行なう(ステ
ップS102)。続いて、積分タイマtを開始し(ステ
ップS103)、積分開始する(ステップS104)。
そして、センサの最大出力の所定レベルを判定するCO
M21の出力の判定を行なう(ステップS105)。
【0054】上記ステップS105において、COM2
1の出力が“L”の場合には、積分タイマtと所定時間
tsとの比較判定を行い、積分時間tが所定時間tsよ
り小さい場合にはステップS105に戻る(ステップS
106)。そして、積分時間tが所定時間tsに達した
場合には積分終了し(ステップS107)、増幅率に関
する情報DFA1,DFA2を読み出す(ステップS1
08)。続いて、画素信号の読み出しを行ない(ステッ
プS109)、サブルーチン増幅処理AMPを行った
後、ステップS113に進む(ステップS110)。
【0055】一方、上記ステップS105において、C
OM21の出力が“H”の場合には、積分終了し(ステ
ップS111)、画素信号の読み出しを行った後、ステ
ップS113に進む(ステップS112)。ステップS
113ではA/D変換を行い、こうして、本シーケンス
を終了する(ステップS114)。図14は、上記サブ
ルーチンプログラム増幅処理AMPの詳細な動作を示す
フローチャートである。サブルーチンプログラム増幅処
理AMPをスタートし(ステップS201)、増幅率の
記憶情報DFA2の判定を行う(ステップS202)。
【0056】上記ステップS202にて、DFA2が
“L”の場合には、増幅率の記憶情報DFA1の判定を
行う(ステップS203)。そして、DFA1が“H”
の場合には、増幅率をAm=4に設定し(ステップS2
04)、DFA1が“L”の場合には、増幅率AmをA
m=2に設定する(ステップS205)。
【0057】一方、上記ステップS202にて、DFA
2が“H”の場合には、増幅率AmをAm=1に設定す
る(ステップS206)。こうして、増幅率Amの値を
基にアナログ的に増幅し(ステップS207)、本シー
ケンスを終了する(ステップS208)。図15は、各
画素毎の増幅率の補正に係るサブルーチンプログラムの
詳細な動作を示すフローチャートである。
【0058】サブルーチンプログラム補正処理を開始し
(ステップS301)、総画素数をNとして画素のカウ
ンタiをi=0に設定する(ステップS302)。そし
て、i=i+1の設定を行い(ステップS303)、画
素データDiの読み込みを行う(ステップS304)。
そして、各画素の対応する増幅率情報DF1i,DF2
iを読み込んだ後(ステップS305)、増幅率情報D
F2iの状態判定を行う(ステップS306)。
【0059】上記ステップS306にて、DF2i=
“L”の場合には、増幅率情報DF1iの状態判定を行
う(ステップS307)。そして、DF1i=“L”の
場合には、ステップS310に進み、DF1i=“H”
の場合には、画素データDiをDi=Di*2に設定し
た後、ステップS310に進む(ステップS308)。
一方、上記ステップS306にて、DF2i=“H”の
場合には、画素データDiをDi=Di*4に設定した
後、ステップS310に進む(ステップS309)。そ
して、ステップS310では、全画素において上記処理
がされたか否かを判定し、全画素について上記処理がさ
れていない場合には、上記ステップS303に戻り、全
画素について上記処理がされた場合には、本シーケンス
を終了する(ステップS311)。図16は、上記パル
ス変換に係るサブルーチンプログラムの詳細な動作を示
すフローチャートである。
【0060】サブルーチンプログラムパルス変換を開始
し(ステップS401)、まずCPUリセット信号を出
力する(ステップS402)。そして、総画素数をNと
し画素のカウンタiをi=0に設定し(ステップS40
3)、i=i+1の設定を行う(ステップS404)。
続いて、CPUからのDCK信号により画素の読み出し
を行い(ステップS405)、Tc信号の状態を記憶す
る(ステップS406)。
【0061】そして、Tc信号の判定を行い(ステップ
S407)、Tc=“L”の場合にはダウンカウントを
行い(ステップS408)、Tc=“H”である場合に
はアップカウントを行う。
【0062】続いて、Tc信号の反転を検出し(ステッ
プS410)、Tc信号が反転するまでステップS41
0を繰り返し、Tc信号が反転した場合、カウントを終
了する(ステップS411)。そして、Tp信号の検出
を行い(ステップS412)、Tp信号が検出されるま
でステップS412を繰り返し、Tp信号を検出した場
合にはカウンタ値をデジタル値として取り込む(ステッ
プS413)。
【0063】こうして、全画素に対して上記処理がされ
たか否かを判断するためにカウンタiを判定し(ステッ
プS414)、i=Nでない場合にはステップS404
に戻り、i=Nの場合には本シーケンスを終了する。
【0064】以上のように、本実施例では、簡単な構成
によりダイナミックレンジを画素毎に拡大することが可
能となり、さらにダイナミックレンジが大きい場合でも
高分解能で信号の検出ができる。
【0065】尚、図4に示すCOM1,COM2をヒス
テリシスを有するインバータ回路で実現してもよい。ま
た、図10を図11に示すような構成とし、PS信号の
パルス幅を1/2,1/4に可変することで同様の効果
を持たせても良い。
【0066】また、図8の構成を図17に示すような構
成にして、充放電を制御するCC04を複数の電流源
(図10のような構成にし、スイッチをパルス幅と電流
源の種類の組み合わせで制御)で構成することで回路の
簡略化ができる。次に、本発明をカメラのAFセンサに
用いた第3の実施例について説明する。尚、本実施例に
おいては、AFセンサとしてラインセンサを用いる。図
18は、第2の実施例に係る光電変換装置の構成を示す
図であり、実際にカメラを取り付けた様子を示す。
【0067】同図に示すように、レンズ52を通過した
光の光路上にはメインミラー54が配置されており、該
メインミラー54で反射された光の光路上にはスクリー
ンマット53を介してペンタプリズム55が配置されて
いる。そして、上記ペンタプリズム55の反射面で反射
した光の光路上にはファインダー58が設けられてい
る。一方、上記メインミラー54を透過した光の光路上
にはサブミラー54が配置されており、該サブミラー5
4で反射された光の光路上にはAFモジュール56が設
けられている。
【0068】このような構成において、レンズ52を通
過した光束はメインミラー53で反射された後、スクリ
ーン57、ペンタプリズム55を介してファインダ58
へと導かれる。一方、中央部がハーフミラー特性を有す
るメインミラー53のハーフミラー部からの透過光束は
サブミラー54を介してカメラ本体51の底部に配置さ
れたAFモジュール56に導かれる。図19は、上記A
Fモジュール56の光学系の詳細な構成を示す図であ
る。
【0069】同図において、被写体65は、レンズTL
52を介してフィルム位置に像を伝達する。そして、フ
ィルム位置付近のコンデンサレンズCL64でフィルム
位置の像を伝達し、絞りマスク63を介し、像を瞳分割
するセパレータレンズSL62により出来る像をAFセ
ンサにて検出する。以下、図20のフローチャートを参
照して、本実施例のAFの動作について説明する。
【0070】AF動作をスタートし(ステップS50
1)、図7に示すような積分のシーケンスを行う(ステ
ップS502)。続いて、AF光学系のコサイン4乗則
により発生する周辺減光の補正を行う(ステップS50
3)。尚、このステップS503の処理の詳細な説明に
ついては、特願昭57−16411号公報に記載されて
いる。
【0071】次に、瞳分割によって出来る2像の間隔l
sを検出する相関演算を行い(ステップS504)、続
いて、2像の間隔lsよりデフォーカス量を算出する
(ステップS505)。このステップS504,S50
5の処理の詳細な説明については、それぞれ特願昭62
−102213号公報、特願昭62−100718号公
報に記載されいる。
【0072】そして、デフォーカス量よりレンズ駆動量
を算出し(ステップS506)、レンズを駆動し(ステ
ップS507)、本シーケンスを終了する(ステップS
508)。尚、上記ステップS506の処理の詳細な説
明については、特願昭59−140408号公報に記載
されいる。
【0073】以上のように、本実施例では、簡単な構成
にてダイナミックレンジを画素ごとに拡大することが可
能となり、さらに、暗い部分の分解能を確保出来るため
逆光等にも精度の高い合焦点検出が可能である。尚、本
実施例では、図8に示した補正を省略しても良い。
【0074】次に、本発明をスチルビデオ(以下、SV
と略記する)システムの映像信号検出に用いた第3の実
施例について説明する。尚、本実施例では、映像センサ
として2次元センサを用いる。図21は、第4の実施例
に係る光電変換装置の構成を示す図である。
【0075】同図に示すように、撮像光学系71と、映
像センサ72と、A/D回路73と、A/Dされた映像
信号を基に映像信号の処理、AF動作、記録処理を行う
CPU74と、映像信号を記録するメモリ75とで構成
されている。図22は、本実施例におけるセンサの詳細
な構成を示す図である。
【0076】同図に示すように、本センサは、3次元構
成のセンサ(センサ技術 丸善株式会社 多田邦雄編
p217等)であり、1層目はフォトダイオード群81
が配置され、2層目は画素毎に増幅率をもたせ画素信号
の読み出しを行う増幅回路82が配置され、3層目は画
素の積分制御を行ない一律の増幅率をもたせるコントロ
ーラ回路83が配置されている。以下、図23のフロー
チャートを参照して本実施例の撮影動作について説明す
る。
【0077】撮影動作を開始し(ステップS601)、
レリーズ判定を行う(ステップS602)。そして、レ
リーズ“オフ”の場合には、ステップS602に戻り、
レリーズ“オン”の場合には、図7に示すような積分の
シーケンスを行なう(ステップS603)。続いて、A
Fシーケンスを行い(ステップS604)、合焦判定を
行う(ステップS605)。
【0078】このステップS604,S605では、山
登り方式といわれるAF方式を用いて、合焦レベルに達
するまで撮影光学系71を駆動する。尚、上記山登り方
式については、例えば「NHK技報(昭和40年 第1
7巻 第1号 通巻86号第21項等)」に詳細が説明
が記載されている。
【0079】上記ステップS605にて、合焦でない場
合にはステップS603に戻り、合焦の場合には映像信
号を記憶し(ステップS606)、本シーケンスを終了
する(ステップS607)。
【0080】以上説明したように、本実施例では、ダイ
ナミックレンジの広い画像が検出できる。また、簡単な
構成にてダイナミックレンジを画素ごとに拡大すること
が可能となる。さらに、暗い部分の分解能を確保出来る
ため逆光等にも精度の高い合焦点検出が可能であり、ダ
イナミックレンジの広い映像データが記録出来る。尚、
本実施例ではスチルビデオで示したが、この他、映像信
号を扱うシステムに用いてもよい。
【0081】また、図18に示す構成に限定されること
なく、1層目に光電変換膜またはマイクロレンズアレイ
を配置し、その下の小さな受光部に光束を集め、その周
辺に画素ごとの増幅率可変素子を配置した構成でもよ
い。
【0082】以上詳述したように、本発明によれば、光
電変換素子の出力から映像信号を取出す光電変換装置に
おいて、信号検出ダイナミックレンジを拡大し、画像検
出能力を向上させることができる。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成にて各画素
ごとに増幅率を可変可能とすることで、ダイナミックレ
ンジを拡大し、逆光時等の場合であっても正確な像の再
現を可能とし、明るい部分においても分解能の確保を可
能とした光電変換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光電変換装置の概念図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る光電変換装置の構
成を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る光電変換装置の構
成を示す図である。
【図4】センサブロック21のセンサ1画素に対応する
詳細な構成を示す図である。
【図5】センサブロック21で、先に図4に示した1画
素のセンサの関係を示す図である。
【図6】センサブロック21の最大値状態を検出するC
OMP22の内部構成を示す図である。
【図7】(a)乃至(c)は積分出力Vout の最大値と
積分終了タイミングを示す図である。
【図8】一律増幅率可変とパルス変調を行う上記PA/
D25の構成を示す図である。
【図9】図8の信号のエッジ成分を検出する回路の詳細
な構成を示す図である。
【図10】図8における充放電をコントロールするCC
0の詳細な構成を示す図である。
【図11】図8における充放電をコントロールするCC
1,CC2の構成を示す図である。
【図12】A/D変換のタイミングの様子を示すタイム
チャートである。
【図13】第2の実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図14】サブルーチンプログラム増幅処理AMPの動
作を示すフローチャートである。
【図15】各画素毎の増幅率の補正に係るサブルーチン
プログラムの動作を示すフローチャートである。
【図16】パルス変換に係るサブルーチンプログラムの
動作を示すフローチャートである。
【図17】一律増幅率可変とパルス変調を行う上記PA
/D25の改良例の構成を示す図である。
【図18】本発明の第3の実施例に係る光電変換装置の
構成を示す図である。
【図19】AFモジュール56の光学系の詳細な構成を
示す図である。
【図20】第3の実施例のAFの動作の流れについて説
明するためのフローチャートである。
【図21】本発明の第4の実施例に係る光電変換装置の
構成を示す図である。
【図22】第4の実施例におけるセンサの詳細な構成を
示す図である。
【図23】第4の実施例の撮影動作について説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
1…光電変換素子、2…電荷電圧変換部、3…第1モニ
タ部、4…第2モニタ部、5…第3モニタ部、6…切換
部、7…制御部、8…切換部、9…電流電圧変換部。
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、中央演算処理装置(CPU)以外で
A/D変換を行った場合には、画像をディジタル信号と
してCPUへ転送する方式としてシリアル転送や、例え
ばA/D変換が8ビットの場合に4ビットを2回で転送
するような複数回のデータ分割転送が必要となり、A/
D変換のビット数を上げた場合には、CPUのポート
の増加や転送時間が長くなってしまう。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】さらに、CPU23では、上記センサブロ
ック21の積分開始、積分終了の制御、上記コンパレー
タ24の出力及びCPU内部クロックによる積分リミッ
タによる積分終了タイミングの制御が行われる。このC
PU23では、COMP22の情報を基にセンサ出力に
一律に増幅率を持たされ、センサブロック21の電荷電
圧変換の状態情報に基づいてA/D変換されたディジタ
ル値に補正が加えられる。本実施例で用いる各コンパレ
ータは、光による電荷に影響を与えないように構成す
る。図4は、上記センサブロック21のセンサ1画素の
詳細な構成を示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/232 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像を光電流信号に光電変換する微小光電
    変換素子群と、 上記微小光電変換素子群の個々の光電変換素子からの光
    電流信号を蓄積し、電圧信号に変換する電荷電圧変換手
    段と、 上記微小光電変換素子群の積分動作を終了させる積分制
    御手段と、 上記積分動作を終了した後、上記電荷電圧変換手段の出
    力を順次読み出す読出手段と、 充放電電流によってコンデンサを充放電させ、該コンデ
    ンサの出力電圧を出力する充放電手段と、 上記読出手段によって読み出された上記微小光電変換素
    子群の個々の光電変換素子の出力に対応した出力電圧
    と、上記充放電手段の出力電圧を比較する比較手段と、 上記比較手段によって出力が反転するまで、クロックパ
    ルスをカウントするカウンタ手段と、 を具備することを特徴とする光電変換装置。
JP4144303A 1992-06-04 1992-06-04 光電変換装置 Withdrawn JPH05336450A (ja)

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