JPH0533518U - ボルト型コンデンサー素子 - Google Patents
ボルト型コンデンサー素子Info
- Publication number
- JPH0533518U JPH0533518U JP088443U JP8844391U JPH0533518U JP H0533518 U JPH0533518 U JP H0533518U JP 088443 U JP088443 U JP 088443U JP 8844391 U JP8844391 U JP 8844391U JP H0533518 U JPH0533518 U JP H0533518U
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- JP
- Japan
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- capacitor element
- bolt
- dielectric
- predetermined direction
- head
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- Granted
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取り付け作業が極めて簡単なコンデンサー素
子を提供する。 【構成】 コンデンサー素子30は金属ねじ体21を備
えており、この金属ねじ体21は頭部21aと頭部21
aに一体に取り付けられた雄ねじ体21bから構成され
ている。この雄ねじ体は円筒状体であり、その中空部に
はコンデンサー部22が配設されている。コンデンサー
部は円筒状体内壁面に接触する導電性ケース体22a
と、導電性ケース内に充填された誘電体22bと、誘電
体内に配置され雄ねじ部から突出する信号ピン22cと
を備えている。このようなコンデンサー素子を取り付け
機器に形成された雌ねじ部に捩じ込むことによってコン
デンサー素子は信号ライン及びアースラインに接続さ
れ、容易にフィルターを構成することができる。
子を提供する。 【構成】 コンデンサー素子30は金属ねじ体21を備
えており、この金属ねじ体21は頭部21aと頭部21
aに一体に取り付けられた雄ねじ体21bから構成され
ている。この雄ねじ体は円筒状体であり、その中空部に
はコンデンサー部22が配設されている。コンデンサー
部は円筒状体内壁面に接触する導電性ケース体22a
と、導電性ケース内に充填された誘電体22bと、誘電
体内に配置され雄ねじ部から突出する信号ピン22cと
を備えている。このようなコンデンサー素子を取り付け
機器に形成された雌ねじ部に捩じ込むことによってコン
デンサー素子は信号ライン及びアースラインに接続さ
れ、容易にフィルターを構成することができる。
Description
【0001】
本考案はコンデンサー素子に関し、特に、コンデンサー素子の構造に関するも のである。
【0002】
従来、コンデンサーを用いたフィルターの構造として、例えば、図5又は図6 に示す構造のものが知られている。 図5に示すフィルターでは、所謂2端子コンデンサー11を備えており、この 2端子コンデンサー11の一端を半田で信号ライン12に接続するとともに同様 に他端を半田でアースライン13に接続してフィルターを構成している。 一方、図6に示すフィルターでは所謂貫通型コンデンサー14を備えており、 このコンデンサー14は導電性円筒状ケース14a、ケース14a内に充填され た誘電体14b、及び誘電体14bを貫通する信号ピン14cとによって構成さ れている。そして、信号ピン14cは信号ラインとして用いられる。コンデンサ ー14をフィルターとして用いる際には、導電性円筒状ケース14aが電気機器 等のアースラインに半田で接続される。
【0003】
上述のように従来のフィルターでは、コンデンサーを半田を用いてアースライ ン等に接続する必要があり、精密機器等に取り付ける際には、コンデンサーの取 り付け作業が極めて面倒であるという問題点がある。 本考案の目的は取り付け作業が極めて簡単なコンデンサー素子を提供すること にある。
【0004】
本考案によれば、頭部と該頭部に一体に取り付けられ所定の方向に延在すると ともに外周面にねじ部が形成されたボルト本体部とを有する導電性ボルトと、該 ボルト本体部内に配設されたコンデンサー部とを備え、該コンデンサー部は前記 所定方向に延び前記ボルト本体に接触する導電性ケース体と、該導電性ケース内 に充填された誘電体と、該誘電体内に配置され前記所定方向に延びるとともに前 記ボルト本体部から突出する信号ピンとを有することを特徴とするボルト型コン デンサー素子が得られる。 さらに、本考案によれば、頭部と該頭部に一体に取り付けられ所定の方向に延 在するとともに外周面にねじ部が形成された筒状体とを備える導電性ケース体と 、前記筒状体内に充填された誘電体と、該誘電体内に配置され前記所定方向に延 びるとともに前記筒状体から突出する信号ピンとを有することを特徴とするボル ト型コンデンサー素子が得られる。
【0005】
本考案では、信号ラインに対応して取り付け機器筐体に予め雌ねじ部を形成し ておくことによって、この雌ねじ部にコンデンサー素子をねじ込むだけで、信号 ピンが取り付け機器の信号ラインに接触するとともに頭部が取り付け機器筐体に 接触する。つまり、コンデンサー素子を捩じ込むだけでフィルターを構成するこ とができることになる。
【0006】
以下本考案について実施例によって説明する。 図1を参照して、本考案によるコンデンサー素子は金属ねじ体21を備えてい る。この金属ねじ体21は頭部(平皿部)21aと頭部21aに一体に取り付け られた雄ねじ体21bから構成されている。この雄ねじ体21bは円筒状体であ り、つまり中空筒状体であり、この中空部にはコンデンサー部22が挿入される 。
【0007】 ここで、図2も参照して、コンデンサー部22は円筒状導電性ケース体22a を備えており、導電性ケース体22a内には高誘電率の誘電体22bが充填され 、誘電体22c内には信号ピン22cが配設されている。この際、信号ピン22 cの先端は導電性ケース22bから僅かに突出している。 図3を参照して、上述のコンデンサー部22は信号ピン22cの先端を外側に して雄ねじ体(円筒状体)21bの中空部に挿入固定される。この際、導電性ケ ース22aの外周面は円筒状体21bの内周面に接触するとともに信号ピン22 cの先端は雄ねじ体21bから僅かに吐出する。
【0008】 このようにして構成されたコンデンサー素子30は図4に示すようにして用い られる。つまり、コンデンサー素子30は、例えば、図4に示す電気コネクタ3 1に取り付けられる。電気コネクタ31は外殻32を備えており、外殻32は、 例えば、機器の金属製筐体に取り付けられてアースラインを構成する。この実施 例では外殻32はフロントシェル32aと金属シェル32bとを有している。そ して、外殻32内にはインシュレータ32cが充填され、インシュレータ32c 内にはコンタクト(信号ライン)32dが延在し、図示のように、インシュレー タ32cから引き出されている。
【0009】 これらコンタクト32dに対応して金属シェル32b及びインシュレータ32 cを貫通して貫通孔32eが形成され、この貫通孔32eの内周面にはねじ山が 形成されている。つまり、所定の位置に対応して雌ねじ部が形成されていること になる。 これら雌ねじ部にコンデンサー素子30を捩じ込むと、信号ピン22cの先端 がコンタクト32dに当接することになる。この際、頭部21aは金属シェル3 2bに接触する。このようにして、コンデンサー素子30を捩じ込むだけで、自 動的にコンデンサー素子をアースライン及び信号ラインに接続することができ、 容易にフィルターを構成することができる。
【0010】 なお、上述の実施例では、雄ねじ部にコンデンサー部を挿入してコンデンサー 素子を構成する例を説明したが、雄ねじ部の中空部に誘電体を充填してこの誘電 体内に信号ピンを配設するようにしてもよい。つまり、予め頭部を備える導電性 ケースを形成して、このケースの外周面にねじ山を形成するようにしてもよい。
【0011】
以上説明したように、本考案ではコンデンサー部を雄ねじ部に挿入してしかも 信号ピン先端が雄ねじ部から突出するようにしたから、雄ねじ部を捩じ込むだけ で、コンデンサー素子をアースライン及び信号ラインに接続することができ、容 易にフィルターを構成できるという効果がある。
【図1】本考案によるコンデンサー素子の一実施例を分
解してして示す斜視図である。
解してして示す斜視図である。
【図2】図1に示すコンデンサー素子に用いられるコン
デンサー部を示す断面図である。
デンサー部を示す断面図である。
【図3】本考案によるコンデンサー素子の一実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】本考案によるコンデンサー素子をフィルター素
子として用いる際の取り付けを説明するための図であ
る。
子として用いる際の取り付けを説明するための図であ
る。
【図5】従来のフィルターの一例を説明するための図で
ある。
ある。
【図6】従来のフィルターの他の例を説明するための図
である。
である。
11 2端子コンデンサー 12 信号ライン 13 アースライン 14 貫通型コンデンサー 21 金属ねじ体 22 コンデンサー部 30 コンデンサー素子 31 電気コネクタ 32 外殻
Claims (2)
- 【請求項1】 頭部と該頭部に一体に取り付けられ所定
の方向に延在するとともに外周面にねじ部が形成された
ボルト本体部とを有する導電性ボルトと、該ボルト本体
部内に配設されたコンデンサー部とを備え、該コンデン
サー部は前記所定方向に延び前記ボルト本体に接触する
導電性ケース体と、該導電性ケース内に充填された誘電
体と、該誘電体内に配置され前記所定方向に延びるとと
もに前記ボルト本体部から突出する信号ピンとを有する
ことを特徴とするボルト型コンデンサー素子。 - 【請求項2】 頭部と該頭部に一体に取り付けられ所定
の方向に延在するとともに外周面にねじ部が形成された
筒状体とを備える導電性ケース体と、前記筒状体内に充
填された誘電体と、該誘電体内に配置され前記所定方向
に延びるとともに前記筒状体から突出する信号ピンとを
有することを特徴とするボルト型コンデンサー素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991088443U JP2572938Y2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | ボルト型コンデンサー素子を組み込んだ電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991088443U JP2572938Y2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | ボルト型コンデンサー素子を組み込んだ電気コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533518U true JPH0533518U (ja) | 1993-04-30 |
JP2572938Y2 JP2572938Y2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=13942950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991088443U Expired - Fee Related JP2572938Y2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | ボルト型コンデンサー素子を組み込んだ電気コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572938Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5563147U (ja) * | 1978-10-24 | 1980-04-30 |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP1991088443U patent/JP2572938Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5563147U (ja) * | 1978-10-24 | 1980-04-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2572938Y2 (ja) | 1998-05-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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