JPH0533450Y2 - - Google Patents

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JPH0533450Y2
JPH0533450Y2 JP1985088868U JP8886885U JPH0533450Y2 JP H0533450 Y2 JPH0533450 Y2 JP H0533450Y2 JP 1985088868 U JP1985088868 U JP 1985088868U JP 8886885 U JP8886885 U JP 8886885U JP H0533450 Y2 JPH0533450 Y2 JP H0533450Y2
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rail
station
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inlet
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は物品の移送システムに関し、より詳し
くは、移送すべき物品を収容したコンテナを物品
の出荷方面別に仕分けして、所定のステーシヨン
へ移送するための移送システムに関する。
【技術的背景】
例えば、物品の生産ライン等の最終段階に設置
される倉庫から完成物品を出庫して、送り出し方
面別に仕分けした後、包装工程等を経て各方面へ
向けて出荷する場合、上記仕分作業及び仕分けし
た物品を包装及び出荷の工程へ移送する作業は、
従来は、全て人手に頼つていた。 しかし、倉庫の大型化及び立体化に伴い、近年
においては、同種の物品を多量に出庫して各方面
へ出荷する場合が多く、従来の人手のみによる作
業では極めて能率が悪く、人件費が嵩むという問
題があつた。 このため、出庫後の物品の仕分けから出荷まで
の移送作業も可能な限り自動化されることが望ま
しく、この要請に対して、倉庫から出庫した物品
を一定経路より構成されるライン上で自動的に仕
分けして、各出荷方面別に設置した所定のステー
シヨンへ移送する手段が種々提案されるようにな
つた。 例えば特開昭48−50473は球形のコンテナへの
詰込みシステムを提案し、又、このコンテナの寸
法選別ないしふるい分け網を一本の傾斜路の連通
する一の倉庫を示唆している。
【従来技術の問題点】
倉庫から出庫した物品の仕分け及び所定ステー
シヨンへの移送を全自動的或いは半自動的に行う
システムとしては、ベルトコンベア又はローラコ
ンベア等から成るコンベアラインを使用したも
の、及び、一定経路から成るレール上を移動する
自走台車を使用したものが一般的であるが、コン
ベアラインを使用したものにあつては、物品を目
的のステーシヨンまで移送するには複数のコンベ
アが必要であり、コンベア間での物品の移し変え
を人手により行なう場合には移送される物品が大
量となるため極めて煩雑であり、また、これを人
手によらず自動的に行うものはシステム全体の構
成が大規模かつ複雑なものとなざるを得ない。 一方の、自走台車を使用したものにあつては、
この台車とレールとの接点に設けられるキヤスタ
ーが極めて短期間で摩耗し、台車の走行が不可能
となることが多く、また、レールの分岐点におけ
る移送方向の切替装置の構成が複雑になるという
欠点を有する。 更に、コンベアラインを使用するもの、及び自
走台車を使用するもののいずれにあつても、物品
を平面上で移送するものが一般的であるため、シ
ステム全体が平面的に拡がることとなり、広大な
設置スペースを要するという欠点も有する。 前出特開昭48−50473においても、寸法に応じ
て個別に選別されたコンテナをこの倉庫からガン
トリークレーン等で積出す可能性を示しているが
これらのコンテナの出荷方面別のコンテナの選
別・移送を連続的に処理する手段については提案
されていない。
【目的】
本考案は、叙上の従来技術の問題点を解消すべ
く開発されたもので、その目的とするところは、
移送すべき物品を出荷方面別に設置された複数の
ステーシヨンへ移送する移送システムを提供する
に当り、従来の多数のコンベアラインや自走台車
を用いた平面的な構成を採らずに、システム全体
の設備の簡素化、設備費及び運転費の低減化を可
能とすると共に、従来装置に不可欠であつたコン
ベア間の物品の移し変え、及び自走台車のレール
分岐点を複雑な切替機構を不要とし、また、シス
テムを構成する諸設備の立体的配置を可能とする
ことにより、設置スペースの小面積化を可能と
し、また、自走台車のようなキヤスターを不要と
することにより、キヤスターの故障のために物品
の移送が不可能となる事態を生じることなく確実
に物品を移送することのできる移送システムを提
供することにある。
【問題点を解決するための手段】
本考案においては、上記目的を達成するため
に、移送物品を収容したコンテナを、移送ライン
上で、物品出荷のために出荷方面別に設置された
複数のステーシヨンへ移送するシステムにおい
て、 前記コンテナは、表面が出荷方面別に色分けさ
れ中空且つ開閉自在な球体から成り、前記移送ラ
インは、上端に前記コンテナの送出口、下端に該
コンテナの送入口を有し、該送入口と前記送出口
間で前記コンテナを上昇移送可能な上昇機構と、
該上昇機構に所定間隔を介して設置された上下に
複数層を成す複数のステーシヨンと、これらのス
テーシヨンと前記上昇機構間を連通するメインレ
ールと、このメインレールに分岐連通する複数の
ステーシヨンレール及び戻りレールとから成り、 前記上昇機構は、駆動機構により回転するスク
リユーローラ軸と、このスクリユーローラ軸外周
に前記コンテナを載置する可能な螺旋状に形成さ
れたスクリユー歯を備え、且つ、このスクリユー
歯外周近傍に前記コンテナの直径より狭い間隔を
介して複数の立柱を設けて構成され、 前記メインレールは、前記コンテナが自重によ
り転動可能な傾斜角度を有して設置され、全体が
略螺旋状を成し、上端及び下端がそれぞれ前記上
昇機構の送出口及び送入口に連通し、 前記ステーシヨンレールは、所定角度傾斜して
設置され、上流端が前記メインレールに連結さ
れ、下流端が前記複数の各ステーシヨンへそれぞ
れ連通し、 前記戻りレールは、前記ステーシヨンレールと
メインレールの分岐点よりも下流で、所定角度傾
斜して設置され、上流端が前記複数の各ステーシ
ヨンに連結され、下流端が前記メインレールへそ
れぞれ連通すると共に、前記メインレールと各ス
テーシヨンレールの分岐点にコンテナ周面に施し
た各ステーシヨン別色分けから成る出荷方面識別
手段を検知する検知装置の切換信号により作動し
前記コンテナをメインレールから該当するステー
シヨンレールへの通過を許容する切換装置を設け
たことを特徴とする。 さらに、前記移送路を前記コンテナの直径より
小幅の間隔で平行に設けた二のレール本体により
構成し、この二のレール体の間隔を広く又は狭く
してコンテナの転動速度を変更調整することがで
きる。 また、前記移送路の全部又は一部を樋状又は筒
状に形成することができる。 また、前記コンテナの周囲に鉢巻状の支持帯を
設けることができる。
【作用】
従つて、本考案においては、内部に移送物品を
充填した複数のコンテナを順次連続的に上昇機構
下端の送入口から取り入れて上昇させた後、前記
上昇機構上端の送出部から順次送り出し、次々と
メインレール上を自重により転動させてメインレ
ールとステーシヨンレールの分岐点においてそれ
ぞれのコンテナの出荷方面識別手段を検知する検
知装置の信号で切換装置が作動して、当該コンテ
ナをメインレールから上下に複数層をなす複数の
ステーシヨンのうち特定の出荷方面別のステーシ
ヨンへ、これに連通する一のステーシヨンレール
を介して移送する。 また前記移送路のステーシヨンレールの下流側
となる前記メインレールに各ステーシヨンへ分岐
連通する戻りレールを有する移送路を介して、各
ステーシヨンで内部の物品を取り出したコンテナ
を前記戻りレールを経て回収した後、再び物品を
収納して前記上昇機構の送入口から送出口へ移送
するものである。
【実施例】
以下、本考案の詳細を、図示の実施例に基づき
説明する。尚、複数の同一部材、同一設備につい
ては、説明の便宜に応じて、それぞれ同一の符号
を用いることとする。 本実施例において、移送システムは、第1図
A,B及び第2図に示すように、中空球体のコン
テナ10と、該コンテナ10を仕分けして複数の
ステーシヨン50へ移送するための移送ライン2
0とから構成される。 コンテナ10は、単体が第2図に示すように、
中空の球体から成り、略直径上で切断されて一対
の半球状収容部11,12が形成される。両収容
部11,12の切断面の各一個所は例えば蝶番1
3により連結され、また、収容部11,12の前
記蝶番13に対峙する位置には、コンテナ10を
閉じた際に互いに係合自在な一対の留具14,1
5が設けられ、これによりコンテナ10は開閉自
在に構成される。 尚、搬送物品が粉体等の流動物や気体、液体等
の流体物であるときは、コンテナ10の球面の適
宜個所にバルブを備える注入口及び又は注出口を
設けるようにしても良い。又この場合はコンテナ
を叙上のごとく二つの半球状によつて形成しなく
ても良い。 移送ライン20は、前記コンテナ10の送出口
48および送入口47をそれぞれ上下端に備え、
前記コンテナ10を垂直方向に上昇移送可能な上
昇機構としてのスクリユーコンベア40と、該ス
クリユーコンベア40により上方へ移送されたコ
ンテナ10を転動させて移動可能な移送路として
の一つのメインレール80と、このメインレール
80に一端が連通するステーシヨンレール30及
び戻りレール70と、このステーシヨンレール3
0及び戻りレール70の他端に連通する後述の各
ステーシヨンから構成されている。 スクリユーコンベア40は第1図及び第3図に
示すように、移送ライン20の略中央に垂直方向
に立設され、外周にスクリユー歯42を備え、図
示せざる駆動機構により一定速度で回転可能なス
クリユーロータ軸41と、このスクリユーロータ
軸41に対してコンテナ10の直径より幾分小さ
な間隔を介して垂直方向に固設され、且つ前記ス
クリユー歯42に対して該スクリユー歯42の回
転許容間隙を介して近接する三本の立柱43,4
4,45とから構成される。そして、スクリユー
コンベア40下端の二の立柱43,44間には、
コンテナ10をスクリユーコンベア40内に送り
込むための送入口47が形成されると共に、同ス
クリユーコンベア40上端の立柱43,44間に
は、コンテナ10をスクリユーコンベア40から
送り出すための送出口48が形成される。尚、上
記のスクリユーコンベア40は、必要に応じて、
例えば円筒状のカバー体によつて被覆し、このカ
バー体に前記送入口47と送出口48を形成して
もよい。 前記メインレール80、ステーシヨンレール3
0及び戻りレール70は、いずれも互いに一定間
隔を介して平行に敷設される一対のガイドレール
体から構成され、コンテナ10の直径より幾分小
幅の間隔を介して対峙するように形成される。 そして、メインレール80はその上端が前記ス
クリユーコンベア40上端の送出口48に臨み、
該送出口48に所定角度上方へ傾斜して連結さ
れ、下端は前記スクリユーコンベア40下端の送
入口47へ連通し、全体が一連の略螺旋状に敷設
される。 また、各ステーシヨンレール31〜38は上流
端がそれぞれ前記メインレール80の適宜個所に
所定角度上方へ傾斜して連結され、下流端が後述
する複数のステーシヨン50にそれぞれ連通する
よう敷設され、各戻りレール71〜78はそれぞ
れ各ステーシヨン51〜58から上流端から下流
端へ向かい所定角度下流へ傾斜して前記メインレ
ール80に合流するよう、このメインレール80
を分岐、延設して設けられている。 第1図Aにおいて、前記移送ライン20の中央
に位置するスクリユーコンベア40の下端に設け
られた送入口47の近傍には倉庫60が設けられ
る。この倉庫60は、例えば、物品製造ライン6
5の未端に位置して完成物品の保管及び前記コン
テナ10の不使用時における保管のために設けら
れ、スタツカクレーン等により物品の入庫及び出
庫を自動的に行うことのできる立体倉庫である。 また、前記倉庫60の左右には、複数のステー
シヨン50がそれぞれ四階層を成して立体的に設
けられる。これらステーシヨン51〜58は、移
送ライン20を経て前記倉庫60から移送された
コンテナ10をそのまま、或いはこれより物品を
取り出して包装した後に出荷すべく出荷方面別に
それぞれ設置されるもので、その構造、設備等は
任意であるが、必要に応じて物品包装ライン、倉
庫等が設けられ、或いは物品輸送用のコンテナト
ラツク等の入出が可能となつている。 また、第1図Bにおいて、メインレール80か
ら分岐、延設される各ステーシヨンレール31〜
38の各分岐点の近傍には、それぞれメインレー
ル80に沿つて第1検知装置23が設けられる。
この第1検知装置23は、第4図に示すように、
メインレール80上を移送されてきた各コンテナ
10の目的のステーシヨンを読み取るべく、前記
各分岐点より幾分メインレール80の上端寄りに
設置されるもので、例えば、光学的手段によつて
コンテナ10表面の色彩を読み取ることが可能な
カラーセンサーから成る。そして、目的のステー
シヨン別に色分けされたコンテナが通過した際に
その色彩を読みとり、その情報を後述の集中制御
部90に送るよう構成される。 24は第2検知装置で、各ステーシヨンレール
31〜38上を通過するコンテナ10を光学的に
検知してその情報を集中制御部90へ送るべく各
ステーシヨンレール31〜38に沿つて設けられ
る。 集中制御部90は、前記第1検知装置23及び
第2検知装置24より送られてきた情報を処理す
べくコンピユータにより構成される。この集中制
御部90には、各ステーシヨン51〜58へ移送
されるべきコンテナについての特定の色彩情報が
予かじめ記憶されている。そして、特定の第1検
知装置23からの色彩情報を受けた際に、この色
彩情報と予かじめ記憶された特定の色彩情報とを
照合し、これが適合する場合には、第4図Aに示
すように、特定のステーシヨンに連通するステー
シヨンレール30とメインレール80との分岐点
における後述の切換装置22に切換信号を発して
これを作動させる一方、特定の第1検知装置23
からの色彩情報が予かじめ記憶された特定の色彩
情報と適合しない場合には、何ら信号を発するこ
となく切換装置22を作動させない。 また、集中制御部90は、特定の第2検知装置
24からの情報を受けた際に、第4図Bに示すよ
うに、特定のステーシヨンに連通するステーシヨ
ンレール30とメインレール80の分岐点におけ
る切換装置22に復帰信号を発して、これを作
動、復帰させる。 メンンレール80と各ステーシヨンレール31
〜38との分岐点にはぞれぞれ切換装置22が設
けられる。これら切換装置22は、例えば、メイ
ンレール80とステーシヨンレール30とのコン
テナ10進行方向前方の接点に設けられる駆動機
構22aと該駆動機構22aを介して摺動自在に
枢支される切換レール22bとから成り、この切
換レール22bはメインレール80及びステーシ
ヨンレール30のレール幅に略等しい程度の長さ
を有する。そして、平時は、第4図Bに示すよう
にメインレール80からステーシヨンレール30
を切り離す状態にあるが、前記集中制御部90か
らの切替信号によつて、第4図Aに示すように、
駆動機構22aにより切換レール22bが擺動し
てステーシヨンレール30をメインレール80に
接続し、且つ、集中制御部90からの復帰信号に
よつて、第4図Bに示すように、再び駆動機構2
2aにより切換レール22bが擺動して旧位に復
帰し、メインレール80からステーシヨンレール
30を切り離すよう構成される。 また、各ステーシン51〜58とメインレール
80間には、既述のように、複数の戻りレール7
1〜78が上流端が連結される各ステーシヨン5
1〜58から下流端が連通するメインレール80
へ向かつて所定角度下流へ傾斜して合流するよう
敷設されるが、これら戻りレール71〜78がメ
インレール80に合流する合流点は各ステーシヨ
ンレール31〜38の分岐点より下流に位置して
設けられ、従つて、戻りレール71〜78を経て
メインレール80上に送り出されたコンテナ10
が逆流して再び特定のステーシヨンに移送される
ことはなく、各戻りレール70とメインレール8
0との合流点には前述のような切替装置は不要で
ある。 本実施例に示すシステムにおいては、メインレ
ール80は全体が螺旋状を成すため各所にカーブ
が形成されるが、これらカーブ形成部分では、移
送されるコンテナに及ぶ遠心力を考慮して、メイ
ンレール80は幅方向に幾分傾斜して敷設される
と共に、必要に応じて、第5図に示すように、メ
インレール80の周囲に複数のトンネル21がそ
れぞれ設けられる。これらトンネル21は、コン
テナ10がメインレール80上で通過可能な開口
径を有し、メインレール80のカーブ形成部分の
適宜長さに渡つて設けられる。 また、各ステーシヨン51〜58における各ス
テーシヨンレール31〜38の終端にはブレーキ
装置25がそれぞれ設けられる。これらブレーキ
装置25は、例えば第6図に示すように、一端に
コンテナ進入口27、他端にコンテナ排出口28
を有する筒形状を成し、コンテナ進入口27がコ
ンテナ10の直径よりかなり大径で、一方コンテ
ナ排出口28はコンテナ10の直径より微かに大
径に形成され、全体がコンテナ進入口27からコ
ンテナ排出口28に向かつて先細の紡錘形状を成
している。そして、コンテナ排出口28近傍に
は、例えば、伸縮自在な蛇腹状の緩衝体26が形
成され、コンテナ進入口27より進入して来たコ
ンテナ10の速度を前記緩衝体26で吸収した後
コンテナ排出口28よりこのコンテナ10を取出
すように形成される。 次に、上記実施例におけるコンテナの移送の状
態を説明する。 各ステーシヨン51〜58はそれぞれ物品の出
荷方面別に設けられ、例えば、ステーシヨン51
は「東京」、ステーシヨン52は「関東」、ステー
シヨン53は「関西」、ステーシヨン54は「中
部」、ステーシン55は「九州」、ステーシヨン5
6は「北海道」、ステーシヨン57は「東北」、ス
テーシヨン58は「中国、四国」となつている。
また、これら各ステーシヨンへ移送されるべき複
数のコンテナ10の表面はステーシヨン別に色分
けされ、例えば、ステーシン51には「緑」のコ
ンテナが、ステーシヨン52には「青」のコンテ
ナが、ステーシヨン53には「赤」のコンテナ
が、ステーシヨン54には「黄」のコンテナが、
またステーシヨン55には「黒」のコンテナが、
ステーシヨン56には「白」のコンテナが、ステ
ーシヨン57には「灰」のコンテナが、ステーシ
ヨン58には「紫」のコンテナがそれぞれ移送さ
れるように色彩が設定されて、この情報が集中制
御部90に記憶されている。 今、例えば、「赤」のコンテナ103が、既に
ステーシヨン53において物品を放出して空の状
態で、戻りレール73及びメインレール80上を
転動して移送され、スクリユーコンベア40下端
の送入口47の近傍で人手又は適宜装置により停
止した状態にある。一方、倉庫60内に設置され
たスタツカクレーン等によつて自動的に出庫さ
れ、または物品製造ライン65によつて移送され
てきた物品が、自動的或いは人手によつて前記
「赤」のコンテナ103の収容部内に充填され、
このコンテナ103は閉じられた後、再びステー
シヨン53へ移送されることとなる。 すなわち、このコンテナ103はメインレール
80上を転動してスクリユーコンベア40下端の
送入口47からスクリユーコンベア40内へ自動
的に送り込まれる。スクリユーコンベア40のス
クリユーロータ軸41は、第3図Bに示すよう
に、図示せざる駆動機構によつて同図紙面時計回
り方向に回転し、これによりスクリユーロータ軸
41の周面に螺旋状に形成されたスクリユー歯4
2も同様に時計回り方向に回転している。送入口
47から送り込まれたコンテナ103は前記スク
リユー歯42上に自動的に載置され、且つ、スク
リユーロータ軸41及び立柱43間に支持され
る。そして、スクリユーロータ軸41と立柱43
に支持された状態で、回転するスクリユー歯42
上を転動してスクリユーコンベア40内を垂直に
移送され、スクリユーコンベア40上端の送出口
48からメインレール80上に送り出される。 メインレール80上に送り出されたコンテナ1
03はメインレール80上を転動して移送され、
ステーシヨン51へ連通するステーシヨンレール
31の分岐点の手前に至る。そして、この分岐点
の手前に設けた第1検知装置23が、通過するコ
ンテナ103表面の「赤」の色彩を検知してその
色彩の情報を集中制御部90へ送る。 前記ステーシヨンレール31の分岐点手前の第
1検知装置23から「赤」の色彩情報を受けた集
中制御部90は、この色彩情報と、ステーシヨン
51へ移送すべきコンテナの色彩として予かじめ
記憶された「緑」の色彩情報とを照合する。しか
し、「赤」の色彩情報と「緑」の色彩情報とは適
合しないため、集中制御部90は何ら信号を発す
ることなく、従つて、ステーシヨンレール31の
分岐点に設けられた切換装置22は作動せず、コ
ンテナ103はそのままステーションレール31
の分岐点を通過してメインレール80上を移送さ
れていく。 次いで、コンテナ103がステーシヨンレール
32の分岐点の手前に至ると、この分岐点の手前
に設けられた第1検知装置23も集中制御部90
に「赤」の色彩情報を送る。「赤」の色彩情報を
受けた集中制御部90は、この色彩情報と、ステ
ーシヨン52へ移送されるコンテナの色彩として
記憶された「青」の色彩情報を照合する。そし
て、この場合にも両色彩情報は適合しないため、
集中制御部90は何ら信号を発することなく、ス
テーシヨンレール32の分岐点における切換装置
22は作動せず、コンテナ103はそのままステ
ーシヨンレール32の分岐点を通過する。 コンテナ103は引き続きメインレール80上
を転動してステーシヨンレール33の分岐点の手
前に至る。そして、この分岐点の手前に設けられ
た第1検知装置23がコンテナ103の色彩を検
知して、「赤」の色彩情報を集中制御部90に送
る。「赤」の色彩情報を受けた集中制御部90は、
この色彩情報と、ステーシヨン53へ移送される
べきコンテナの色彩として予かじめ記憶された
「赤」の色彩情報とを照合する。そして、両色彩
情報が適合することを確認した後、ステーシヨン
レール33の分岐点における切換装置22へ切換
信号を発する。これにより、当該切換装置22の
切換レール22bが駆動機構22aの作動によつ
て擺動し、ステーシヨンレール33をメインレー
ル80に接続する。そして、メインレール80上
を転動して来た「赤」のコンテナは前記ステーシ
ヨンレール33上に進入し、該ステーシヨンレー
ル33上を転動して目的のステーシヨン53内へ
移送される。 一方、ステーシヨンレール33に沿つて設けら
れた第2検知装置24が、コンテナ103の通過
を検知して、この情報を集中制御部90へ送る。
そして、前記第2検知装置24からのコンテナ通
過の情報を受けた集中制御部90がステーシヨン
レール33の分岐点における前記切換装置22に
復帰信号を発して、切換レール22bが擺動、復
帰し、ステーシヨンレール33をメインレール8
0から切り離す。 ステーシヨンレール33上を移送されたコンテ
ナ103は、ステーシヨン53内のステーシヨン
レール33終端に設けられたブレーキ装置25内
へコンテナ進入口27から進入し、コンテナ排出
口28近傍の緩衝体26との摩擦により速度が低
下した後、コンテナ排出口28からブレーキ装置
25外へ放出される。 ステーシヨン53へ移送されたコンテナ103
は、留具14,15を外されて開口状態となり、
収容部内の物品が取り出される。そして、この物
品は、例えばステーシヨン53内に必要に応じて
設けた包装ライン等により出荷用に包装された
後、コンテナトラツク等の種々の輸送手段によつ
て「関西」方面に向けて出荷される。また、必要
に応じて、コンテナは開口されずに物品を充填し
たままトラツク等に積み込んで出荷され、目的地
に到着した後、当該目的地に設けられた他の本移
送システムによつて更に分類されて各小売店等へ
配送される場合もある。 ステーシヨン53で内部の物品を放出したコン
テナ103は、空のまま閉じられて戻りレール7
3上に送り出され、該戻りレール73上を転動し
てメインレール80との合流点に到達する。そし
て、該合流点からメインレール80上に進入して
該メインレール80上を転動して移送され、スク
リユーンベア40下端の送入口47近傍へ回収さ
れた後、再び物品を充填されてステーシヨン53
へ移送される。 また、「赤」以外の他の色彩を付したコンテナ
も、以上述べたコンテナ103と同様に目的のス
テーシヨンへ移送される。 例えば、ステーシヨン51へ移送されるべき
「緑」のコンテナ101が、メインレール80上
を転動してステーシヨンレール31の分岐点の手
前を通過すると、この分岐点の手前に設けられた
第1検知装置23から集中制御部90に「緑」の
色彩情報が送られる。「緑」の色彩情報を受けた
集中制御部90は、この色彩情報と、ステーシヨ
ン51へ移送されるコンテナの色彩として予かじ
め記憶された「緑」の色彩情報との適合を確認し
た後、ステーシヨンレール31の分岐点における
切換装置22へ切換信号を発する。これによつて
当該切換装置22が作動してステーシヨンレール
31をメインレール80に接続し、コンテナ10
1はステーシヨンレール31を経てステーシヨン
51へ移送される。その後は、前述のコンテナ1
03と同様である。 また、「白」のコンテナ106がメインレール
80上を転動してきた場合には、ステーシヨンレ
ール31〜35の各分岐点の手前に設けられた第
1検知装置23は、コンテナ106の通過に伴い
それぞれ「白」の色彩情報を集中制御部90へ送
る。しかし、当該「白」の色彩情報は、ステーシ
ヨン51〜55へ移送されるべきコンテナの色彩
として集中制御部90に記憶された各色彩情報
(ステーシヨン51には「緑」、ステーシヨン52
には「青」、ステーシヨン53には「赤」、ステー
シヨン54には「黄」、ステーシヨン55には
「黒」)のいずれにも適合しないため、集中制御部
90は切換信号を発することなく、ステーシヨン
レール31〜35の分岐点の各切換装置は作動せ
ず、コンテナ106はステーシヨンレール31〜
35へ進入せずにメインレール80上を転動す
る。そして、コンテナ106がステーシヨンレー
ル36の分岐点の手前を通過すると、この分岐点
の手前に設けられた第1検知装置23が「白」の
色彩情報を集中制御部90に送る。集中制御部9
0は、この色彩情報と、ステーシヨン56へ移送
されるべきコンテナ106の色彩として予かじめ
記憶された「白」の色彩情報とが適合することを
確認した後、ステーシヨンレール36の分岐点に
おける切換装置22に切換信号を発する。これに
よつて切換装置22が作動してステーシヨンレー
ル36をメインレール80に接続し、コンテナ1
06はステーシヨンレール36を経て目的のステ
ーシヨン56へ移送される。その後は前述コンテ
ナ103と同様である。 以上のように、本システムは、物品を充填した
複数のコンテナ10を一定間隔をおいて順次メイ
ンレール80の下端からスクリユーコンベア40
内に送り込み、該スクリユーコンベア40によつ
て垂直移送した各コンテナ10をメインレール8
0の上端に順次送り出し、該メインレール80及
び所定のステーシヨンレール上を転動させて目的
のステーシヨンへ移送する。そして、各ステーシ
ヨンレール31〜38の分岐点の手前にそれぞれ
設けられた第1検知装置23が、通過する各コン
テナ10の色彩を読み取つて、この色彩情報を集
中制御部90へ送り、集中制御部90は、それぞ
れの第1検知装置23からの色彩情報を、特定の
ステーシヨンへ移送されるべきコンテナの色彩と
して記憶された色彩情報と照合して、両色彩情報
が適合する場合のみ切換装置22を作動させ、所
定のステーシヨンレールをメインレール80に接
続する。従つて、各コンテナ10は、確実に所定
のステーシヨンレールへ進入して目的のステーシ
ヨンへ移送される。 また、各ステーシヨンレール31〜38に沿つ
てそれぞれ設けられた第2検知装置24が、各コ
ンテナ10の通過を検知して、該コンテナ通過の
情報を集中制御部90へ送り、この情報に応じ
て、集中制御部90が各ステーシヨンレール31
〜38の分岐点にそれぞれ設けられた切換装置2
2に復帰信号を発し、該復帰信号を受けた切換装
置22の切換レール22bを駆動機構22aによ
り擺動、復帰させ、各ステーシヨンレール31〜
38をメインレール8から切り離す。従つて、各
コンテナ10は目的のステーシヨン以外の他のス
テーシヨンへ連通するステーシヨンレールに過つ
て進入することがない。 本移送システムにおいては、物品を充填した複
数のコンテナ10を一定の間隔をもつて順次スク
リユーコンベア40及びメインレール80上で移
送した後、所定のステーシヨンレールを経てそれ
ぞれ目的のステーシンへ移送するため、複数のコ
ンテナ10を同時に各ステーシヨン51〜58へ
移送することとなる。 尚、メインレール80のカーブ形成部分には、
必要に応じて、それぞれトンネル21が設けられ
ているため、当該カーブ形成部分を通過するコン
テナは、遠心力によつて飛び出すことなく確実に
メインレール80上を移送される。 また、本システムに使用される多数のコンテナ
は、不使用時にあつては、例えば、第7図に示す
ように開口した状態で積載された倉庫60内に保
管され、使用に際して自動的に或いは人手によ
り、目的ステーシヨン別に適宜数供給される。 本考案の実施例は以上説明した通りであるが、
コンテナの外形は全体が球形状を有するものであ
ればよく、例えば、第8図に示すように、周面に
鉢巻状の支持帯16を設ければ、コンテナ10は
レール上を転動する際に前記支持帯16によつて
レール上で確実に支持されて、移送中にレール上
から落下するのを防止できる。 また、前述の実施例では、コンテナの上昇機構
としてスクリユーコンベアを使用しているが、こ
れはコンテナを所定の高度の移送可能な手段であ
ればよく、従つて、例えば、垂直方向に平行して
設けた一対の無端チエーンに適宜数のバケツトを
備え、前記一対の無端チエーンをモータ等の駆動
機構によつて垂直方向で回動させて前記バケツト
を上昇させるバケツトコンベア、或いはエレベー
タ等によつて、コンテナを垂直移送するよう構成
することも可能である。 また、上記実施例においては、コンテナの移送
路を、2本のレール体から形成されるメインレー
ル、ステーシヨンレール及び戻りレールにより構
成しているが、これらを例えば樋状に形成しても
よく、この場合には、カーブ形成部分のトンネル
は不要となる。 また、各ステーシヨン内におけるステーシヨン
レールの終端に設けられるブレーキ装置も、上記
実施例に限られるものではなく、例えば、各ステ
ーシヨンレールの傾斜角度を調整して、該ステー
シヨンレール上を転動して移送されてきたコンテ
ナの速度の低下或いは停止を図つてもよい。 尚、前記二のレール体の間隔をコンテナが落下
しない範囲で広く又は狭く調整することによつ
て、コンテナの転動する速度を変更することがで
き、移送路中での加減速及び終端での減速を行う
ことができる。 また、本考案のシステムにおける諸設備の配置
も上記実施例に限定されるものではなく、種々の
設計変更が可能である。上記実施例では、メイン
レール80は一のみ設けられ、また送入口47、
送出口48も立柱43,44間にそれぞれ一のみ
設けられているが、例えば、立柱44,45間及
び立柱45,43間にも同様にそれぞれ送入口と
送出口を設けて、これらの送出口に上端が連通し
且つ送入口に下端が連通する他二のメインレール
を設けることも可能である。この場合には、スク
リユーコンベア40は各メインレールが連通する
各送入口からそれぞれコンテナを取り入れて、ス
クリユーロータ軸41と立柱43間、スクリユー
ロータ軸41と立柱44間、及びスクリユーロー
タ軸41と立柱45間で同時に三のコンテナを上
昇移送することができ、また、各送出口からそれ
ぞれメインレールの上端にコンテナを送り出し
て、各メインレールから分岐、延設されるステー
シヨンレールを経て同時に複数のコンテナを異な
つたステーシヨンへ移送することができる。
【考案の効果】
本考案は、以上の構成からなり、システムを構
成する諸設備の立体的配置を可能とすることによ
り、設置スペースの小面積化を図ることができ
る。複数のコンテナを同時に上昇機構の送入口か
ら送出口へ順次送り込み、各ステーシヨンへ順次
連続的に移送可能としたことによつて、大量の物
品を短時間で出荷方面別に仕分けして移送するこ
とができる。さらに、前記送出口からのメインレ
ール上の移送に際しても全く動力を要することな
く、自重により転動するもので、物流の省エネル
ギーを図ることが可能となつた。また、前記上昇
機構を構成するスパイラル状のスクリユーコンベ
アは小動力で高荷重に耐えることができる。さら
に各ステーシヨンにおける空のコンテナは、戻り
レールを経てメインレールから上昇機構の送入口
へ回収することができる。また、各ステーシヨン
への物品移送のための複雑なコンベアラインを不
要とし、システム全体の設備の簡素化により設備
費及び運転費の低減化を可能とすると共に、従来
装置に不可欠であつたコンベア間での物品移し変
え、及び自走台車によるレール分岐点の複雑な切
替機構を不要とし、また、自走台車に不可欠であ
つたキヤスターを不要とすることにより、キヤス
ターの摩耗による故障のために物品の移送ができ
ないという事態を生じることなく確実に物品を各
出荷方面別ステーシヨンへ仕分けして移送するこ
とが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図は、本考案の一の実施例を示
すもので、第1図Aはシステムの全体斜視図、第
1図Bは同平面図、第2図A,Bはコンテナの斜
視図、第3図A,Bはスクリユーコンベアの要部
拡大図、第4図A,Bはメインレールとステーシ
ヨンレールとの分岐部分を示す図、第5図はメイ
レールのカーブ形成部分を示す図、第6図はステ
ーシヨンレールの終端を示す図、第7図はコンテ
ナの積載状態を示す図である。また、第8図は本
考案の他の実施例としてのコンテナを示す斜視図
である。 10,101,103,106……コンテナ、
11,12……収容部、13……蝶番、14,1
5……留具、16……支持帯、20……移送ライ
ン、21……トンネル、22……切換装置、22
a……駆動機構、22b……切換レール、23…
…第1検知装置、24……第2検知装置、25…
…ブレーキ装置、26……緩衝体、27……コン
テナ進入口、28……コンテナ排出口、30,3
1,32,33,34,35,36,37,38
……ステーシヨンレール、40……スクリユーコ
ンベア、41……スクリユーロータ軸、42……
スクリユー歯、43,44,45……立柱、47
……送入口、48……送出口、50,51,5
2,53,54,55,56,57,58……ス
テーシヨン、60……倉庫、65……物品製造ラ
イン、70,71,72,73,74,75,7
6,77,78……戻りレール、80……メイン
レール、90……集中制御部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 移送物品を収容したコンテナを、移送ライン
    上で、物品出荷のために出荷方面別に設置され
    た複数のステーシヨンへ移送するシステムにお
    いて、 前記コンテナは、表面が出荷方面別に色分け
    され中空且つ開閉自在の球体から成り、前記移
    送ラインは、上端に前記コンテナの送出口、下
    端に該コンテナの送入口を有し、該送入口と前
    記送出口間で前記コンテナを上昇移送可能な上
    昇機構と、該上昇機構に所定間隔を介して設置
    された上下に複数層を成す複数のステーシヨン
    と、これらのステーシヨンと前記上昇機構間を
    連通するメインレールと、このメインレールに
    分岐連通する複数のステーシヨンレール及び戻
    りレールとから成り、 前記上昇機構は、駆動機構により回転するス
    クリユーロータ軸と、このスクリユーロータ軸
    外周に前記コンテナを載置する螺旋状に形成さ
    れたスクリユー歯を備え、且つ、このスクリユ
    ー歯外周近傍に前記コンテナの直径より狭い間
    隔を介して複数の立柱を設けて構成され、 前記メインレールは、前記コンテナが自重に
    より転動可能な傾斜角度を有して設置され、全
    体が略螺旋状を成し、上端及び下端がそれぞれ
    前記上昇機構の送出口及び送入口に連通し、 前記ステーシヨンレールは、所定角度傾斜し
    て設置され、上流端が前記メインレールに連結
    され、下流端が前記複数の各ステーシヨンへそ
    れぞれ連通し、 前記戻りレールは、前記ステーシヨンレール
    とメインレールの分岐点よりも下流で、所定角
    度傾斜して設置され、上流端が前記複数の各ス
    テーシヨンに連結され、下流端が前記メインレ
    ールへそれぞれ連通すると共に、前記メインレ
    ールと各ステーシヨンレールの分岐点にコンテ
    ナ周面に施した各ステーシヨン別色分けから成
    る出荷方面識別手段を検知する検知装置の切換
    信号により作動し前記コンテナをメインレール
    から該当するステーシヨンレールへの通過を許
    容する切換装置を設けたことを特徴とする移送
    システム。 (2) 前記移送路を前記コンテナの直径より小幅の
    間隔で平行に設けた二のレール体により構成
    し、この二のレール体の間隔を広く又は狭くし
    てコンテナの転動速度を変更調整した実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の移送システム。 (3) 前記移送路の全部又は一部を樋状又は筒状に
    形成した実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    移送システム。 (4) 前記コンテナの周囲に鉢巻状の支持帯を設け
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載の移送シ
    ステム。 (5) 前記コンテナに粉体又は流体の注入口及び又
    は注出口を設けた実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の移送システム。
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