JPH0533437B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、コーヒ自動販売機などに搭載使用す
るに好適したミル付コーヒ抽出装置に関する。

（従来技術） 自動販売機の分野でもコクと香り豊な本物の味
を重視する傾向が強まり、例えば特開昭58−
223893号公報にみられるように、本体内にコーヒ
の炒り豆を予め収納しておき、販売の一動作毎に
その炒り豆を適量づつ粉砕供給して、その粉砕し
たコーヒ粉末に湯・水などを注ぎコーヒ煎液をフ
イルターを介して抽出するようにしたミル付コー
ヒ抽出装置を搭載させたものが知られている。

これらはコーヒの一杯一杯を販売の都度炒り豆
から挽いて、挽きたての粉末原料から即コーヒを
抽出することができるので風味豊かなコーヒが直
接顧客に提供できてコーヒ通にも喜ばれている。

（発明が解決しようとする課題） ところで、コーヒ原料豆は生産地域などによつ
て酸味や苦味などが微妙に異なりその種類も多く
それぞれに特徴を有していることから、これらの
数種の原料を適度に調合させてコーヒ煎液を抽出
するブレンドを好む人、または単一原料からその
持ち味のみを好む人などさまざまであり、顧客の
嗜好上からは、これらの選択ができることが望ま
れている。

複数の炒り豆原料からの選択を可能とするもの
においては、その選択された炒り豆を販売の都度
コーヒミル部で少量づつ粉砕することになるの
で、粉砕時に粉砕されたコーヒ粉末が、ミル筐体
内部の回転刃と固定刃からなるカツタ部などに付
着されると、これが排出しきれずに粉砕室に残留
して以下に述べるような不具合が発生する。

すなわち、炒り豆はコーヒミル部において一対
のカツタを有する粉砕室に導かれ、ここでコーヒ
粉末として粉砕されて、その大半が抽出部に排出
されるわけであるが、粉砕室の粉砕排出経路が狭
いなどの機構上の問題とも関連して原料粉のこび
りつきとか、粉砕時に生じる静電気などの影響を
受けて、粉砕されたコーヒ粉末の一部がコーヒミ
ル部内に付着して残留する。

このようにミル内部にコーヒ粉末が残留される
と、このコーヒ粉末が、次に選択される炒り豆を
粉砕する際の衝撃などで、新たに粉砕されるコー
ヒ粉末と混合されて、抽出部へと排出供給される
ので、先に選択された炒り豆と次に選択される炒
り豆とが異なるような場合には、顧客が希望する
味覚や風味に対し少なからず影響を与えるものと
なる。

特に自動販売機に搭載するような場合は、直前
の残留粉末が例え少量であつたとしても、カツプ
一杯分の原料として、一回に粉砕される使用原料
が極めて少ない（130c.c.〜140c.c.のコーヒ液を抽出
するに使用される炒り豆原料の量は、10ｇ〜12ｇ
程度が一般的な値となつている。）を考えると残
留粉末が混合されることへの影響は無視できなく
なる。この残留粉末量との混合の度合は種々の条
件によつて一様ではないが、味覚や風味が平均化
される傾向は免れず、折角複数の炒り豆原料から
の選択をもつて顧客の希望するコーヒ煎液の抽出
を実現させようとしても、その機能メリツトが充
分に生かしきれないものとなつてしまう。

本発明はこのような点に着目してなされたもの
で、粉砕によつてミル筐体内に付着残留されるコ
ーヒ粉末をミル筐体内から除去することをもつ
て、次に粉砕される新たなコーヒ粉末への混入を
防止して、選択原料から粉砕抽出されるコーヒ煎
液の味覚向上を目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、２種以上の異なるコーヒ炒り豆を種
分収納する複数の原料キヤニスターと、これらの
原料キヤニスターから選択された炒り豆の適量を
導入してこれを粉砕するコーヒミル部と、このコ
ーヒミル部で粉砕したコーヒ粉末を導き湯・水を
通してコーヒ煎液を抽出させる抽出器とを具備す
るものにおいて、上記コーヒミル部に連結され、
このミル部の筐体内部にエアーを強制導入する洗
浄エアー供給手段を設けたことを特徴とするもの
である。

（作用） 粉砕時にコーヒミル部の筐体内部に付着残留さ
れたコーヒ粉末は、洗浄エアー供給手段から強制
導入するエアーで洗い流されて筐体外に除去さ
れ、粉砕後のミル筐体内部の洗浄がなされた状態
で、次の粉砕に備えられるものである。

（実施例） 以下、本発明を図面に示す一実施例を参照して
説明する。１は自動販売機本体で、前面を開閉自
在とした扉体２で覆われている。この扉体２の表
面には第２図に示すごとく、操作手段３としての
複数の商品選択釦３ａ，３ｂ，３ｃが並設されて
おり、本体１内に収納される複数のコーヒ炒り豆
原料の格納数に応じて設けられ、顧客が希望する
種類の原料をこの中から選択させて押圧操作する
ことによつて、コーヒの抽出動作が開始されるよ
うになつている。４は、商品選択釦３ａ，３ｂ，
３ｃに隣接して設けられる砂糖やミルクなどの添
加物に対する選択及び修正用のフアンクシヨン釦
群である。さらに扉体２には、コイン投入口５、
釣銭返却口６、コーヒ販売口７などが設けられて
いる。

本体１の内部には、第３図に示すごとく異なる
コーヒ炒り豆原料を種分けして収納する複数の原
料キヤニスター８ａ，８ｂ，８ｃが並設され、こ
のキヤニスター８ａ，８ｂ，８ｃの下端部には、
原料モータ（図示せず）によつて計量駆動される
排出装置を内臓させた炒り豆原料が放出される導
出口８a′，８b′，８c′がそれぞれに開口されてい
てる。これらのキヤニスター８ａ，８ｂ，８ｃに
は、例えばモカ、キリマン、ブラジル別に、また
はこれらの中から、複数種を調合させたブレンド
原料、あるいはまた同種のものであつても炒りの
浅いものと深いものとに種分けしたものなどが適
宜収納されているものとする。

そしてこの原料キヤニスター８ａ，８ｂ，８ｃ
の下方には、上記各導出口８a′，８b′，８c′にわ
たつて開口したホツパー９を介してコーヒミル部
１０が設けられ、このコーヒミル部１０の下方に
はシユター１１を介してコーヒ抽出器１２が配設
される。このコーヒ抽出器１０は、例えば、ピス
トン１２ａを収納した下シリンダ１２ｂと、その
上端部にフイルタ１２ｃを介して連通する上シリ
ンダ１２ｄとから構成され、上シリンダ１２ｄに
供給されるコーヒ粉末と湯・水などを通して下シ
リンダ１２ｂ内にコーヒ煎液を抽出させ、これを
下シリンダ１２ｂの下部周面に開口した抽出口１
２ｅからコーヒ販売口７に一端を臨ませたトラフ
１３内へと排出されるもので、適宜構成のものが
用いられる。

なお、上記構成の抽出器１０には、ピストン１
２ａを駆動する抽出器用モータ１４およびロール
１５ａに巻回されたフイルタ１２ｃを引き出す駆
動ロール１５ｂとを有したフイルタケース１５な
どがセツトされており、抽出を完了した使用済の
フイルター１２ｃと原料カスは、抽出器１０の下
方に設置される容器１６内に落下収納されるよう
になつている。

また上記トラフ１３上に位置して、抽出された
コーヒ煎液に対し添加される砂糖やミルクを収納
する添加物原料キヤニスター１７，１７が設けら
れており、その構成は炒り豆を収納する原料キヤ
ニスター８ａ，８ｂ，８ｃとほぼ同様の構成をな
し、フアンクシヨン釦群４の選択操作で添加物を
供給動作させる。１８は、本体１内の一側上方部
に設けられる例えば温水タンクで、これより湯バ
ルブ１８ａを介して導出される給湯管１８ｂをコ
ーヒ抽出器１２の上シリンダ１２ｄ上に開口させ
ている。

１９は、コーヒミル部１０の洗浄手段として用
いられる例えば、空気やCO₂などを収納した高圧
ガスボンベで、本体１内の一側部に設置されて、
これより導出させたエア管１９ａが中途部分にエ
アーバルブ部１９ｂを介してコーヒミル部１０に
連結されている。

また、コーヒミル部１０の構成としては、第１
図に示すごとく上記エアー管１９ａが連結開口さ
れている以外には基本的な構成は周知のものが用
いられている。すなわち、ミル筐体２０にはその
外方上端に設けられるホツパー９に連結して開口
された投入口部２１と、この投入口部２１に連な
る搬送路２２に連通した一側部に偏平状に拡大さ
れる粉砕室２３とが形成されている。そして搬送
路２２には螺旋翼２４ａを外周部に形成した駆動
軸２４が配設されるとともに、粉砕室２３にはこ
の駆動軸２４の一端側に固定された円盤状の回転
刃２５ａが配設されて、この回転刃２５ａの刃面
側と小間〓を介して対向する搬送路２２側に位置
した粉砕室２３の内側壁に、固定刃２５ｂとして
の対向刃面が刻設されている。粉砕室２３の下方
には、粉砕されるコーヒ粉末をミル部１０からコ
ーヒシユータ１１を介して上述のコーヒ抽出器１
２側に排出供給するための排出口部２６が開口さ
れ、またこの排出口部２６と対向する上方には洗
浄エアーの導入口部２７が開口されており、この
導入口部２７には上述したエアー導入管１９ａが
連結される。なお、上述した駆動軸２４は、ミル
筐体２０の軸受２０ａ，２０ａに回転自在に支持
されているとともに、筐体２０の一側に導出した
他端側を駆動源とするミル用モータ２８と連結し
ている。

次に、このような構成からなる本実施例の作用
を第４図のタイムチヤートを用いながら説明す
る。

先ずはコイン投入口５に所定料のコインが投入
された状態で、扉体２に配設される商品選択釦３
ａ，３ｂ，３ｃの中から、顧客が希望する種類の
商品を一つ選択することによつてなされ、例えば
Ａ商品を希望する商品選択釦３ａを押圧操作する
と、これによつて販売開始信号が発生せられ、以
降の一連の抽出動作が開始される。

すなわち、商品選択釦３ａの選択操作で指定さ
れた原料キヤニスター８ａの図示しない原料モー
タが動作するとともに、ミル用モータ２８も同時
に駆動を開始する。しかして上記原料モータの作
動で原料キヤニスター８ａ内に収納された炒り豆
の適量が計量されながら導入口８a′からホツパー
９内に放出され、コーヒミル部１０へと案内投入
され所定量が計量排出されると原料モータは停止
する（第４図Ａ）。

一方、コーヒミル部１０へ投入された定量の炒
り豆は、すでに駆動を開始している駆動軸２４の
外周に形成された螺旋翼２４ａの回転搬送作用
で、投入口部２１から搬送路２２内を図中左方に
移動させて粉砕室２３に順次送り込まれ、この粉
砕室２３に設けられた回転刃２５ａと固定刃２５
ｂとの対向刃面間に形成された間〓に押しやられ
て粉砕され、コーヒ粉末となる。ここで粉砕され
たコーヒ粉末は、粉砕室２３の下方へ落下集合さ
れ、排出口部２６からシユータ１１を経てその下
方に位置したコーヒ抽出器１２の上シリンダ１２
ｄ内に順次排出供給されて、コーヒミル部１０に
投入された所定量の炒り豆粉砕は終了される（第
４図Ｂ１）。なお、コーヒミル部１０は、粉砕を
終了した後も引き続き運転が継続されて空運転時
限に移行する（第４図Ｂ２）。

他方、抽出器１２には、上記コーヒミル部１０
で粉砕されたコーヒ粉末が供給されて、ある量に
達した時点、すなわちミル部１０内での粉砕が終
了されるわずか手前で、湯水タンク１８で高温に
加熱された定量の湯水が湯バルブ１８ａの開放で
給湯間１８ｂから供給される（第４図Ｃ）。湯水
の所定量が供給されると、抽出器１２の駆動用モ
ータ１４が動作を開始してピストン１２ａが、そ
の下死点から下シリンダ１２ｂ内を上昇し始める
（第４図Ｄ）。

また、これと前後してエアーバルブ１９ａが開
放され、上述のコーヒミル部１０に、洗浄エアー
としての高圧ガスが、ボンベ１９からエアー管１
９ｂを介して放出される。この洗浄エアーは、粉
砕室２５の上方に開口した導入口部２７から勢い
よく吹き込まれ粉砕室２３の各間〓部へと進入さ
れる。これにより上記の粉砕時において、回転刃
２５ａや固定刃２５ｂに付着して残留されたコー
ヒ粉末が取り除かれて排出口部２６に向かつて吹
き出させることになる（第４図Ｅ）。なお、この
洗浄時点では、コーヒミル部１０での炒り豆原料
からの粉砕は終了状態にあるが、空運転時限にあ
つて、駆動軸２４に固着された回転刃２３の回転
は続行されているので、これによる回転刃２３の
遠心力と進入してくる洗浄エアーとのカミ込み作
用とによつて粉砕室２３に残留されるコーヒ粉末
は強制的に取り除かれる。ミル部１０の空運転時
限が終了すると、これと同期してエアーバルブ１
９ａが閉じられて、コーヒミル部１０の洗浄も完
了となる（第４図Ｂ２、同Ｅ）。

なお、上記洗浄エアーは、コーヒミル部１０内
の残留粉末をその気流に乗せて排出口部２６から
吹き出させるだけでなく、その気流がシユート１
１を通過する際にも、このシユータ１１内に付着
された粉末も同時に除去さすることになるので好
都合なものとなる。

また、洗浄効果を向上するため、上記洗浄エア
ーはある程度の勢いを残して抽出器１２に達する
ようにしても抽出器１２には、上述したようにコ
ーヒミル部１０における粉砕が終了される前の工
程で、湯水を先行して供給させているので、エア
ーバルブ１９ｂが開放される時には、ピストン１
２ａも作動して抽出器１２内におけるコーヒ煎液
の抽出動作が開始されている状態にあつて、上記
洗浄エアーで排出される残留粉末や、すでに抽出
器１２に供給されているコーヒ粉末が洗浄エアー
の勢いで抽出器１２の外周などに飛散させてその
周囲を汚すようなことがなく、気流に乗つて運ば
れてくる残留粉末は、抽出器１２に供給された
湯・水、または内部の湿つた部分に吸着されて、
洗浄によつて取り除かれた残留コーヒ粉末も無駄
なくコーヒ煎液の抽出に使用されることになる。

コーヒミル部１０での洗浄を完了させた後も上
記抽出器１２は、抽出動作を進行させて煎液の抽
出を終えればこの一販売動作は終了となる。すな
わち、ピストン１２ａが下死点より上死点に移行
する上昇過程では、下シリンダ１２ｂ内の空気が
フイルタ１２ｃを通して上シリンダ１２ｄの内部
に押し出され、この空気により上シリンダ１２ｄ
内に供給された原料と湯水とが撹拌混合される。
そしてピストン１２ａが上死点に達した後にこれ
が下降動作し、この下降にともない下シリンダ１
２ｂ内に負圧が生じて、その吸引力で上シリンダ
１２ｄ内で生成されたコーヒ煎液が、フイルター
１２ｃを通して下シリンダ１２ｂ内に吸引され
て、ピストン１２ａが下シリンダ１２ｂの注出口
１２ｅの下方となる下死点に達すると、注出口１
２ｅが開口され下シリンダ１２ｂ内からコーヒ煎
液がトラフ１３内に排出されて、販売口７に設置
されたカツプに注入されて、商品選択釦３ａによ
つて選択された原料キヤニスター８ａからの炒り
豆を指定されたＡ商品としてのコーヒ煎液の抽出
販売が完了される。なお、コーヒ煎液が上記のト
ラフ１３を通過する間にフアンクシヨン釦群４か
ら選択される砂糖やミルクの適量を添加してやれ
ば、砂糖入りやミルク入りなどのコーヒ選択も勿
論可能となる。

次に、顧客が入れ代わつて、その直前で販売さ
れた炒り豆原料と異なる例えばＢ商品を希望する
選択釦３ｂを押圧操作すると、これによつて指定
された原料キヤニスター８ｂ内の炒り豆原料が異
なるのみで、その原料が計量排出されてミル部１
０へ投入供給され、前述したコーヒ煎液の抽出工
程と同様に一連の動作を経てＢ商品のコーヒ販売
も完了する。

ここで、先の販売では今回選択されたものとは
異なる種類の炒り豆原料が、コーヒミル部１０に
おいて粉砕されていることになるが、原料の種類
にかかわりなく粉砕の都度ミル筐体２０内部の洗
浄がなされ、粉砕室２３に残留されるコーヒ粉末
は取り除かれているので、新たに粉砕されるコー
ヒ粉末に異種の残留粉末が混入すると言うような
現象は皆無となる。したがつて、抽出器１２を経
て生成されるコーヒ煎液の一杯一杯は顧客側で選
択した炒り豆から得られる味覚と風味を維持した
純粋のものが供給される。

なお、上記実施例において述べたコーヒミル部
１０の洗浄手段としては、ボンベ１９に収納した
エアーなどの高圧ガスを噴射させて洗浄エアーを
ミル筐体２０内に強制通過させ抽出器１２へと排
出させるものとしたが、例えば導入口２７に接続
されるエアー管１９ｃに吸引ポンプを接続して、
このポンプで粉砕室２３に残留するコーヒ粉末を
吸引するようにしてもよく、この場合はコーヒ粉
末の排出口部２６がエアーの吸引口となりここか
ら吸引する外気流に乗つて残留コーヒ粉末が吸引
ポンプに吸い込まれるため、残留粉末がコーヒ煎
液の抽出には用いられないと言う不利な一面はあ
るものの初期の目的であるミル筐体２０内部の洗
浄を達成する手段としては同様の効果が得られる
ものである。

またミル筐体２０内部を通過して抽出器１２に
至る洗浄エアーは、上記実施例において湯水の供
給後に噴射するものとしたが、高温のコーヒを抽
出する上では冷却される場合もあるので、必要に
応じてエアー管１９ｃより温風が供給されるよう
にしてもよく、その構成は上記実施例による場合
に限らず請求の範囲を逸脱しない範囲で種々変形
は可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、コーヒミ
ル部において粉砕時に発生するコーヒ粉末の残留
粉を粉砕の都度除去して、次の選択粉砕に先立つ
てコーヒミル部内の先行洗浄を可能とするので、
異種のコーヒ炒り豆原料の粉砕が前後してなされ
たとしても、新たに粉砕されるコーヒ粉末に前回
に粉砕された残留粉末が混入された状態でコーヒ
煎液が抽出されると言うような不具合はなく、異
種の残留粉末との混合でコーヒ煎液の味覚や風味
を阻害する根源が取り除かれ抽出コーヒの品位向
上がはかれるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図
はコーヒミル部の断面図、第２図は自動販売機本
体の正面図、第３図はその内部構成図、第４図は
各部の作動を示すタイムチヤートである。 ８ａ，８ｂ，８ｃ……原料キヤニスター、１０
……コーヒミル部、１２……抽出機、１９ａ，１
９ｂ……洗浄エアーの供給手段となるエアー管及
びエアーバルブ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ ２種以上の異なるコーヒ炒り豆を種分収納す
   る複数の原料キヤニスターと、これらの原料キヤ
   ニスターから選択された炒り豆の適量を導入して
   これを粉砕するコーヒミル部と、このコーヒミル
   部で粉砕したコーヒ粉末を導き湯・水を通してコ
   ーヒ煎液を抽出させる抽出器とを具備するものに
   おいて、 上記コーヒミル部に連結され、このミル部の筐
   体内部にエアーを強制導入する洗浄エアー供給手
   段を設けたことを特徴とするミル付コーヒ抽出装
   置。