JPH05333613A - 圧力解除機構 - Google Patents
圧力解除機構Info
- Publication number
- JPH05333613A JPH05333613A JP4142557A JP14255792A JPH05333613A JP H05333613 A JPH05333613 A JP H05333613A JP 4142557 A JP4142557 A JP 4142557A JP 14255792 A JP14255792 A JP 14255792A JP H05333613 A JPH05333613 A JP H05333613A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- process unit
- image carrier
- pressure
- transfer belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】像担持体と像形成器が一体となったプロセスユ
ニットの取り付け、取り外しの際に、転写ローラと像担
持体の間の圧力を解除することにより、転写ベルトと像
担持体が擦すられるのを防ぎ転写ベルトに傷,しわが発
生するのを防ぐ。 【構成】プロセスユニット3の取り付け、取り外しの際
に転写ローラ5と像担持体1の間の圧力を解除する機構
を有する。この機構はプロセスユニット3の前端部に設
けた凸部17に押されスプリング14に付勢される作用
棒13とアーム11を有し、作用棒13の動きにより支
点12を軸としてアーム11が動いて、転写ローラ5の
圧接及び解除を行う。
ニットの取り付け、取り外しの際に、転写ローラと像担
持体の間の圧力を解除することにより、転写ベルトと像
担持体が擦すられるのを防ぎ転写ベルトに傷,しわが発
生するのを防ぐ。 【構成】プロセスユニット3の取り付け、取り外しの際
に転写ローラ5と像担持体1の間の圧力を解除する機構
を有する。この機構はプロセスユニット3の前端部に設
けた凸部17に押されスプリング14に付勢される作用
棒13とアーム11を有し、作用棒13の動きにより支
点12を軸としてアーム11が動いて、転写ローラ5の
圧接及び解除を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真記録装置に関
し、特に像担持体と転写ローラ間の圧力解除機構に関す
る。
し、特に像担持体と転写ローラ間の圧力解除機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子写真記録装置は、図
5に示す様に、像担持体1と、この像担持体1上に像を
形成する像形成器2とが一体となったプロセスユニット
3を有しており、像担持体1と逆の電荷を加えることで
像担持体1上に形成された像を転写ベルト4上に静電気
力で1次転写させる転写ローラ5を有し、この転写ロー
ラ5は転写スプリング6により像担持体1に圧接されて
いる。転写ベルト4は、1次転写で像を形成された後、
加圧ローラ7の圧力と発熱体8の加熱により用紙進入方
向9より送られてきた用紙10に形成像を2次転写・定
着する。
5に示す様に、像担持体1と、この像担持体1上に像を
形成する像形成器2とが一体となったプロセスユニット
3を有しており、像担持体1と逆の電荷を加えることで
像担持体1上に形成された像を転写ベルト4上に静電気
力で1次転写させる転写ローラ5を有し、この転写ロー
ラ5は転写スプリング6により像担持体1に圧接されて
いる。転写ベルト4は、1次転写で像を形成された後、
加圧ローラ7の圧力と発熱体8の加熱により用紙進入方
向9より送られてきた用紙10に形成像を2次転写・定
着する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電子写真記
録装置では、転写ローラ5と像担持体1が常に圧接され
ているため、プロセスユニット3の取り外しの際に、転
写ベルト4の像形成面と像担持体1が擦すられて転写ベ
ルト4の像形成面に傷がついたり、転写ベルト4にしわ
が発生したりする問題点があった。
録装置では、転写ローラ5と像担持体1が常に圧接され
ているため、プロセスユニット3の取り外しの際に、転
写ベルト4の像形成面と像担持体1が擦すられて転写ベ
ルト4の像形成面に傷がついたり、転写ベルト4にしわ
が発生したりする問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の圧力解除機構
は、像担持体とこの像担持体上に像を形成する像形成器
とが一体となったプロセスユニットを有し、前記像担持
体と逆の電荷を加えることで前記像担持体上に形成され
た像を転写ベルト上に静電気力で1次転写させる転写ロ
ーラを有し、この転写ベルトを像形成面にて用紙と接触
させ加圧及び加熱することにより前記転写ベルト上に形
成された像を前記用紙上に2次転写・定着させる手段を
有する電子写真記録装置において、前記プロセスユニッ
トの取り付け、取り外しに連動して前記像担持体と前記
転写ローラ間の圧力を解除する機構を備えており、また
前記プロセスユニットの位置固定手段を有し、この位置
固定手段の動きに連動して前記圧力を解除する機構を作
動させるように構成してもよい。
は、像担持体とこの像担持体上に像を形成する像形成器
とが一体となったプロセスユニットを有し、前記像担持
体と逆の電荷を加えることで前記像担持体上に形成され
た像を転写ベルト上に静電気力で1次転写させる転写ロ
ーラを有し、この転写ベルトを像形成面にて用紙と接触
させ加圧及び加熱することにより前記転写ベルト上に形
成された像を前記用紙上に2次転写・定着させる手段を
有する電子写真記録装置において、前記プロセスユニッ
トの取り付け、取り外しに連動して前記像担持体と前記
転写ローラ間の圧力を解除する機構を備えており、また
前記プロセスユニットの位置固定手段を有し、この位置
固定手段の動きに連動して前記圧力を解除する機構を作
動させるように構成してもよい。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は本発明の第1の実施例の斜視図、図
2は第1の実施例の動作を示す図で、(a)は転写ロー
ラ加圧時、(b)は転写ローラの圧力解除時をそれぞれ
示す断面図であり、図3は本発明の第2の実施例の斜視
図、図4は第2の実施例の動作時を示す図で、(a)は
転写ローラ加圧時、(b)は転写ローラの圧力解除時を
それぞれ示す断面図である。
2は第1の実施例の動作を示す図で、(a)は転写ロー
ラ加圧時、(b)は転写ローラの圧力解除時をそれぞれ
示す断面図であり、図3は本発明の第2の実施例の斜視
図、図4は第2の実施例の動作時を示す図で、(a)は
転写ローラ加圧時、(b)は転写ローラの圧力解除時を
それぞれ示す断面図である。
【0007】第1及び第2の実施例ともに、像転写に係
わる構成は従来例と同様で、像担持体1と像形成器2と
からなるプロセスユニット3、転写ベルト4を像担持体
1に圧接する転写ローラ5、転写ベルト4との間で用紙
10に形成像を転写・定着する加圧ローラ7及び発熱体
8などを有してなる。この構成に対し、プロセスユニッ
ト3の取り付け、取り外し時に、転写ローラ5と像担持
体1間の圧力を解除させる機構を設ける。
わる構成は従来例と同様で、像担持体1と像形成器2と
からなるプロセスユニット3、転写ベルト4を像担持体
1に圧接する転写ローラ5、転写ベルト4との間で用紙
10に形成像を転写・定着する加圧ローラ7及び発熱体
8などを有してなる。この構成に対し、プロセスユニッ
ト3の取り付け、取り外し時に、転写ローラ5と像担持
体1間の圧力を解除させる機構を設ける。
【0008】第1の実施例における圧力解除機構として
は、図1に示すように、プロセスユニット3の前端部に
設けた凸部17、この凸部17に押されスプリング14
に付勢される作用棒13、支点12を中心として作用棒
13の動きに連動して転写ローラ5を圧接したり解除し
たりするアーム11とを有して構成される。図2(a)
のようにプロセスユニット3が取り付けられ、通常の用
紙印字時は、プロセスユニット3の凸部17が作用棒1
3を押しているので、アーム11により転写ローラ5は
像担持体1に転写ベルト4をはさんで圧接される。次
に、図2(b)のようにプロセスユニット3の取り外し
が行われた場合は、プロセスユニット3の凸部17が作
用棒13から外れ、スプリング14の付勢力によりアー
ム11がもどされ転写ローラ5の圧力が解除される。
は、図1に示すように、プロセスユニット3の前端部に
設けた凸部17、この凸部17に押されスプリング14
に付勢される作用棒13、支点12を中心として作用棒
13の動きに連動して転写ローラ5を圧接したり解除し
たりするアーム11とを有して構成される。図2(a)
のようにプロセスユニット3が取り付けられ、通常の用
紙印字時は、プロセスユニット3の凸部17が作用棒1
3を押しているので、アーム11により転写ローラ5は
像担持体1に転写ベルト4をはさんで圧接される。次
に、図2(b)のようにプロセスユニット3の取り外し
が行われた場合は、プロセスユニット3の凸部17が作
用棒13から外れ、スプリング14の付勢力によりアー
ム11がもどされ転写ローラ5の圧力が解除される。
【0009】第2の実施例の圧力解除機構としては、第
1の実施例における凸部17に代り、図3に示すよう
に、プロセスユニット3の位置を固定するための位置固
定材19をプロセスユニット3の両端部に設けて構成さ
れる。位置固定材19は支点20を軸に回動自在となっ
ている。図4(a)のようにプロセスユニット3が取り
付けられ、通常の用紙印字時は、プロセスユニット3の
位置固定のための位置固定材19がプロセスユニット3
の両脇を押さえているので、プロセスユニット3の固定
ができ、同時に位置固定材19が作用棒13を押してい
るので、アーム11により転写ローラ5は像担持体1と
転写ベルト4をはさんで圧接される。次に、図4(b)
のようにプロセスユニット3の取り外しを行う場合、位
置固定材19を回転させるため、作用棒13から外れ、
スプリング14の付勢力によりアーム11がもどされ、
転写ローラ5の圧力が解除される。
1の実施例における凸部17に代り、図3に示すよう
に、プロセスユニット3の位置を固定するための位置固
定材19をプロセスユニット3の両端部に設けて構成さ
れる。位置固定材19は支点20を軸に回動自在となっ
ている。図4(a)のようにプロセスユニット3が取り
付けられ、通常の用紙印字時は、プロセスユニット3の
位置固定のための位置固定材19がプロセスユニット3
の両脇を押さえているので、プロセスユニット3の固定
ができ、同時に位置固定材19が作用棒13を押してい
るので、アーム11により転写ローラ5は像担持体1と
転写ベルト4をはさんで圧接される。次に、図4(b)
のようにプロセスユニット3の取り外しを行う場合、位
置固定材19を回転させるため、作用棒13から外れ、
スプリング14の付勢力によりアーム11がもどされ、
転写ローラ5の圧力が解除される。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、プロセス
ユニットの取り付け、取り外しの際に転写ローラと像担
持体の間の圧力が解除されるため、転写ベルトの像形成
面と像担持体が擦すられて転写ベルトの像形成面に傷が
ついたり、転写ベルトにしわが発生したりする問題点を
防止する効果がある。
ユニットの取り付け、取り外しの際に転写ローラと像担
持体の間の圧力が解除されるため、転写ベルトの像形成
面と像担持体が擦すられて転写ベルトの像形成面に傷が
ついたり、転写ベルトにしわが発生したりする問題点を
防止する効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例の動作を示す図で、
(a)は転写ローラ加圧時の断面図、(b)は転写ロー
ラの圧力解除時の断面図である。
(a)は転写ローラ加圧時の断面図、(b)は転写ロー
ラの圧力解除時の断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施例の動作を示す図で、
(a)は転写ローラ加圧時の断面図、(b)は転写ロー
ラの圧力解除時の断面図である。
(a)は転写ローラ加圧時の断面図、(b)は転写ロー
ラの圧力解除時の断面図である。
【図5】従来の電子写真記録装置の一例の断面図であ
る。
る。
1 像担持体 2 像形成器 3 プロセスユニット 4 転写ベルト 5 転写ローラ 6 転写スプリング 7 加圧ローラ 8 発熱体 9 用紙進入方向 10 用紙 11 アーム 12,20 支点 13 作用棒 14 スプリング 15 駆動ローラ 16 プロセスユニット挿入方向 17 凸部 18 転写ベルト上トナー 19 位置固定材
Claims (2)
- 【請求項1】 像担持体とこの像担持体上に像を形成す
る像形成器とが一体となったプロセスユニットを有し、
前記像担持体と逆の電荷を加えることで前記像担持体上
に形成された像を転写ベルト上に静電気力で1次転写さ
せる転写ローラを有し、この転写ベルトを像形成面にて
用紙と接触させ加圧及び加熱することにより前記転写ベ
ルト上に形成された像を前記用紙上に2次転写・定着さ
せる手段を有する電子写真記録装置において、前記プロ
セスユニットの取り付け、取り外しに連動して前記像担
持体と前記転写ローラ間の圧力を解除する機構を有する
ことを特徴とする圧力解除機構。 - 【請求項2】 前記プロセスユニットの位置固定手段を
有し、この位置固定手段の動きに連動して前記圧力を解
除する機構を作動させるように構成したことを特徴とす
る請求項1記載の圧力解除機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4142557A JPH05333613A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 圧力解除機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4142557A JPH05333613A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 圧力解除機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05333613A true JPH05333613A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15318112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4142557A Withdrawn JPH05333613A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 圧力解除機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05333613A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2012190A1 (en) * | 2007-07-05 | 2009-01-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Transferring Unit and Image Forming Apparatus |
US11226574B1 (en) | 2020-12-10 | 2022-01-18 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP4142557A patent/JPH05333613A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2012190A1 (en) * | 2007-07-05 | 2009-01-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Transferring Unit and Image Forming Apparatus |
US8095057B2 (en) | 2007-07-05 | 2012-01-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Transferring unit and image forming apparatus |
US11226574B1 (en) | 2020-12-10 | 2022-01-18 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |