JPH0533342U - デイスク装填装置 - Google Patents

デイスク装填装置

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JPH0533342U
JPH0533342U JP8749491U JP8749491U JPH0533342U JP H0533342 U JPH0533342 U JP H0533342U JP 8749491 U JP8749491 U JP 8749491U JP 8749491 U JP8749491 U JP 8749491U JP H0533342 U JPH0533342 U JP H0533342U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外径の異なる2種類のディスクを択一的にデ
ィスクトレイのディスク載置部上に挿入載置した際、特
に小径ディスクの中心を前記ディスク載置部中心に自動
的に合致させ得る簡易な構成のディスク装填装置を提供
すること。 【構成】 ディスクトレイ7のディスク挿入方向手前側
と奥部側とにおいてディスク載置部10中心Oからの距
離を相互に略等しく保ちながら変位可能に設けた第1、
第2当接部17、21からなるディスク押え部材を左右
対称に設け、且つ第1、第2当接部17、21のディス
ク載置部10中心O側への最大変位位置を規制するよう
にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は外径の異なる2種類のディスクを択一的にディスクトレイのディスク 載置部上に挿入載置した際、そのディスクの中心が前記ディスク載置部中心に自 動的に合致して、ディスク再生位置にあるターンテーブルと同心位置に装填する ようにしたディスク装填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、外径の異なる複数種類のディスクを択一的にディスクトレイのディスク 載置部上に挿入載置した際、そのディスクの中心が前記ディスク載置部中心に自 動的に合致して、ディスク再生位置にあるターンテーブルと同心位置に装填する ようにしたディスク装填装置は公知である。
【0003】 斯かる従来装置にあっては、ディスクトレイのディスク載置部面に、ディスク の外径に対応して複数種類の円形凹部を同心状に設け、これら円形凹部内に対応 するディスクを嵌合することにより、ディスクの中心がデイスク載置部中心に自 動的に合致するようになっていた。また、特開平2−58759号公報に示され るように相対向して所定距離を隔てて設けられた2本の回動アームを所定角度回 動させてディスクをディスク載置部中心位置に移動させるものも提唱されている 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来装置の前者のものは、ディスクトレイのディスク載置部面に、デ ィスクの外径に対応して複数種類の円形凹部を同心状に設けなければならないた め、ディスクトレイを厚くしなければならず、装置全体の薄型化を図る上で支障 をきたす。
【0005】 また、ディスクをディスク載置部に挿入載置する際、ディスクトレイの少なく とも半分以上を外ケース(装置フレーム)の外方に引き出さなくてはならないの で操作性が悪い。
【0006】 更に、上述した後者の従来装置においては、ディスクの位置を検出するための センサを必要とする等の問題がある。
【0007】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、外径の異なる2種類のディスクを 択一的にディスクトレイのデイスク載置部上に挿入載置した際、そのディスクの 中心が前記ディスク載置部中心に自動的に合致してディスク再生位置にあるター ンテーブル同心位置に装填できるものでありながら、ディスクトレイを厚くする ことなく、しかも、ディスクをディスク載置部に挿入載置する際のディスクトレ イの外ケース外方への引き出し量が少なくて済むと共に、ディスクの位置を検出 するセンサを不要にしたディスク装填装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案のディスク装填装置は、ディスク挿脱位置にお いて径方向に挿入される外径の異なる2種類のディスクをディスク載置部上に択 一的に載置し、前記ディスク挿入方向へ移動して前記ディスクをディスク再生位 置にあるターンテーブル上に移送する方式のものであって、特にディスクトレイ の前記ディスク挿入方向手前側と奥部側とに前記ディスク載置部中心からの距離 が変位可能に設けられた第1当接部および第2当接部を、これら両当接部の前記 ディスク載置部中心からの距離が略等しくなるように連結部材にて連結してなる 2組のディスク押え機構を前記ディスク挿入方向に対して左右対称に設け、バネ を用いて前記第1当接部および第2当接部を前記ディスクトレイのディスク載置 部上に挿入載置されるディスクの外周縁部に当接させるように付勢すると共に、 前記第1当接部および第2当接部の前記ディスク載置部中心側への最大変位位置 を規制するストッパ手段を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】 ディスク載置部に挿入載置される小径ディスクは左右対称に設けられ、且つデ ィスク挿入方向手前側と奥部において互いに連動してディスク載置部中心からの 距離を略等しく保ちながら変位し、且つ中心に向けて変位付勢されている左右の 第1、第2当接部にその外周縁部を当接させることにより、ディスク載置部中心 に効果的に位置合わせされる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
【0011】 図1は、本考案に係るディスク装填装置を備えたディスク再生装置の斜視図で あり、同図中、1は装置フレーム(外ケース)で、その内部には、図2に示すよ うな装置基板2とトレイガイド3が配設されている。
【0012】 装置基板2には、図示しないモータにより回転されるターンテーブル6が設け られている。このターンテーブル6の上にディスクが装填されて、このターンテ ーブル6と一体に回転する。
【0013】 また、装置基板2には、ディスクに記録された情報を読み取るピックアップユ ニット4が装着されている。このピックアップユニット4は、正逆回転制御され るモータ5により矢印A、B方向に示すディスクの半径方向に往復動するように なっている。
【0014】 一方、装置フレーム1の天板1aと装置基板2との間に配設されるトレイガイ ド3は、その後端両側部が装置基板2の後端両側部に回動自在に取り付けられて いる。このトレイガイド3の両側のガイド溝3a、3bには、ディスクが載置さ れるディスクトレイ7が、ディスク再生位置とディスク挿脱位置との間を矢印C 、D方向に往復動自在に装着されている。このディスクトレイ7は、装置基板2 に設けられ、ピックアップユニット4を駆動するモータ5の力が選択的に伝達さ れて往復動されるスライド部材51の突起51aに係合して往復動される。
【0015】 尚、ピックアップユニット4を往復動させるモータと、ディスクトレイ7を往 復動させるモータとは別のものであっても良い。
【0016】 ディスクトレイ7は、上面板7aと下面板7bとを有しており、これら上、下 面板7a、7b相互間に間隙を存している。下面板7bの上面には、ディスク挿 脱位置において径方向に挿入される外径の異なる2種類(例えば、外径が12cm と8cm)のディスク8、9を択一的に載置するディスク載置部10を有している 。このディスク載置部10の周縁には、環状段部よりなる位置規制部11が設け られている。この位置規制部11は、ディスク載置部10上に載置された外径の 大きい方のディスク(以下、大径ディスクという)8の外周縁部に当接して該大 径ディスク8のディスク載置部10の中心Oからの心ずれを所定範囲内に規制す るものである。
【0017】 図3に示す如くディスクトレイ7の上面板7aは、ディスク載置部10の手前 側略半分だけをディスクをその盤面に沿って容易に挿脱可能な程度に露出させて 、ディスク載置部10を覆っている。この上面板7a上面には、一対のディスク 押え機構12、12がディスク挿入方向に対して左右対称に設けられている。こ れらのディスク押え機構12、12は左右対称の同一構成をなすもので、第1回 動アーム(連結部材)13と第2回動アーム(連結部材)14とを有している。
【0018】 第1回動アーム13は、その略中間部が軸15によりディスクトレイ7の上面 板7a上面に回動自在に取り付けられている。第1回動アーム13の一端部13 aは段部13bを介して1段階低くなっていて、上面板7aの軸15を中心とす る円弧状の第1長孔16内を移動自在に挿通されて、上面板7aの下側に延出さ れている。第1回動アーム13の一端部13aの下面所定位置には突起よりなる 第1当接部17が突設されている。また、第1回動アーム13の他端部13cの 上面所定位置には係合ピン18が突設されている。
【0019】 第2回動アーム14は略L字状をなし、その略中間部が軸19によりディスク トレイ7の上面板7aの上面に回動自在に取り付けられている。第2回動アーム 14の一端部14aは段部14bを介して1段低くなっていて、上面板7aの軸 19を中心とする円弧状の第2長孔20内を移動自在に挿通されて、上面板7a の下側に延出されている。第2回動アーム14の一端部の下面所定位置には突起 よりなる第2当接部21が突設されている。また、第2回動アーム14の他端部 14cは段部14dを介して1段高くなっている。この他端部14cの所定位置 には係合長孔22が穿設されている。この係合長孔22内に第1回動アーム13 の係合ピン18が移動自在に係合されて、両回動アーム13、14が互いに連動 して逆向きに回動するようになっている。回動アーム13、14の連動により、 第1、第2当接部17、21は、ディスクトレイ7のディスク挿入方向手前側と 奥部側とにおいて、ディスク載置部10の中心Oからの距離が略等しくなる関係 を保ちながら変位するようになっている。
【0020】 第1回動アーム13とディスクトレイ7の上面板7aとの間にはトーションバ ネ(バネ手段)23が架設されている。このトーションバネ23は、その一端が 上面板7aの上面に固定され且つ他端が第1回動アーム13の略中間部上面に連 結されている。このトーションバネ23は、第1当接部17及び第2当接部21 をディスクトレイ7のディスク載置部10上に挿入載置される大径ディスク8及 び小径ディスク9の外周縁部に当接させる方向に第1回動アーム13を回動付勢 している。
【0021】 第1長孔16の一端(ストッパ手段)16a及び第2長孔20の一端(ストッ パ手段)20aに第1回動アーム13及び第2回動アーム14が当接することに より、第1当接部17及び第2当接部21が変位可能なディスク載置部10の中 心Oからの最短距離が規制される。この最短距離は小径ディスク9の半径程度( 半径−心ずれ許容範囲)に定められる。
【0022】 また、図3に示す如くトレイガイド3の天板3cのディスク挿入方向の左右対 称位置には、大径ディスク8と小径ディスク9にそれぞれ対応して長孔よりなる ガイド部24、25が設けられている。これらのガイド部24、25は、第1回 動アーム13に設けられた突起よりなる係合部26を選択的に係合案内して、デ ィスク再生位置にて第1当接部17及び第2当接部21をトーションバネ23の 付勢力に抗してディスクトレイ7の外側に向けて前記所定範囲の心ずれを許容す る分だけ変位させるものである。
【0023】 更にはディスクトレイ7の上面板7aの略中央に穿設された嵌合孔27にはク ランパ部材28が上下動自在に嵌合されている。このクランパ部材28は円板状 をなし、図6に示すようにその外周縁部28aが嵌合孔27の周縁部上面27a に支承されている。クランパ部材28の上面略中央に突起29が突設されている 。また、クランパ部材28の下面には環状係合溝30が設けられている。この係 合溝30内に、ターンテーブル6の上面に突設された環状係合突部31が図7に 示すように係脱自在に係合する。この係合突部31の略中間部から上端側にかけ ての外周面は、上端側に向かうに従い漸次小径となるテーパ面32(心ずれ補正 手段)となっている。
【0024】 クランパ部材28は突起29に当接するクランパバネ33により下方に押圧付 勢されている。クランパバネ33は、一端がトレイガイド3の天板3cの上面に 突設された台座34の上面にビス35で固定されている。ターンテーブル6が下 降位置にある非クランプ時において、クランパバネ33は、略中間部がトレイガ イド3の天板3cに穿設された透孔36を介してクランパ部材28の突起29に 当接し、他端がトレイガイド3の天板3cの上面に接離自在に当接する。
【0025】 そして、ターンテーブル6の係合突部31が大径ディスク8の中心孔8aまた は小径ディスク9の中心孔9aを介してクランパ部材28の係合溝30内に係合 し、このクランパ部材28をクランパバネ33の付勢力に抗して押し上げること により、大径ディスク8または小径ディスク9がターンテーブル6の上面に押し 付けクランプされる。この際、ディスク再生位置においてディスクトレイ7のデ ィスク載置部10上に載置され且つ心ずれが所定範囲内にある大径ディスク8ま たは小径ディスク9は、その中心孔8a、9a内にターンテーブル6の係合突部 31が挿通する際、テーパ面32の作用で前記心ずれが補正される。
【0026】 尚、ディスクトレイ7の下面板7bのディスク載置部10の中央部には、ター ンテーブル6全体が挿通する挿通孔38が穿設されている。また、装置フレーム 1の天板1aの略中央部にはクランパ部材28を持ち上げたときのクランパバネ 33と天板1aとの衝突を回避するための透孔39が穿設されている。
【0027】 次に動作を説明する。
【0028】 ディスクトレイ7がディスク挿脱位置にあるときの装置フレーム1からのディ スクトレイ7の引き出し量は、半分弱になっている。この状態で図4に示すよう にディスクトレイ7のディスク載置部10上に大径ディスク8をその径方向に挿 入すると、大径ディスク8の外周縁部が左右の第1、第2当接部17、21に当 接することにより、これら第1、第2当接部17、21がディスク載置部10の 中心Oから遠ざかる如く、第1、第2回動アーム13、14がトーションバネ2 3の付勢力に抗して回動する。その後、大径ディスク8の外周縁部が位置規制部 11に当接することによって、大径ディスク8のディスク載置部10の中心Oか らの心ずれが許容範囲内に規制される。
【0029】 このような状態にした後、ディスクトレイ7が矢印D方向に移動してディスク 再生位置に達すると、大径ディスク8がターンテーブル6上方に位置する。この ような、ディスクトレイ7の矢印D方向への移動に伴い、左右の第1回動アーム 13の係合部26が、トレイガイド3の左右の外側に位置するガイド部25に係 合案内される。そして、ディスクトレイ7がディスク再生位置に達すると、係合 部26がガイド部25の下端凹部25aに係合位置し、左右の第1、第2当接部 17、21がトーションバネ23の付勢力に抗してディスクトレイ7の外側に向 かって前記所定範囲の心ずれを許容する分だけ変位して大径ディスク8の外周縁 部から離間した状態となる(図4参照)。
【0030】 このような状態になった後、ターンテーブル6が上昇し、その係合突部31が 大径ディスク8の中心孔8aを介してクランパ部材28の係合溝30内に係合す る。このとき、係合突部31のテーパ面32の作用で大径ディスク8の前記所定 範囲内にある心ずれが補正される。これと共に、大径ディスク8がディスク載置 部10から若干離間してターンテーブル6とクランパ部材28との間に狭持され た状態となる。
【0031】 そして、ターンテーブル6が更に上昇することにより、クランパバネ33の付 勢力に抗して大径ディスク8とクランパ部材28が持ち上げられ、クランパバネ 33の反力でクランパ部材28を介して大径ディスク8がターンテーブル6上に 強く押し付けられる。このようにして大径ディスク8がターンテーブル6上の同 心位置に装填される。
【0032】 この後、ターンテーブル6が回転し、これと共に大径ディスク8とクランパ部 材28が回転し且つピックアップユニット4が大径ディスク8の半径方向に移動 することによって再生動作が行われる。
【0033】 一方、図5に示すように、ディスクトレイ7のディスク載置部10上に小径デ ィスク9をその径方向に挿入した場合には、この小径ディスク9の外周縁部が左 右の第1、第2当接部17、21に当接して押えられる。この場合、小径ディス ク9は第1当接部17に当接して第1回動アーム13を左右に押し拡げ、その最 大径部が第1当接部17を通過した後には第1当接部17により押されてディス クトレイ7の奥部に押し込まれる。しかして、小径ディスク9の外周縁部が第2 当接部21に当接すると、この第2当接部21により手前側に押し戻される。そ して、互いに連動してディスク載置部10の中心Oから等距離となる関係を保っ て位置変位する第1、第2当接部17、21にそれぞれ当接した状態で、ディス ク載置部10の中心Oに位置合わせされる。
【0034】 即ち、小径ディスク9が手前側に偏心した状態では、小径ディスク9は第1当 接部17に当接して、第1当接部17を外側に押し拡げる。すると、これに連動 して外側に位置変位する第2当接部21は小径ディスク9の外周縁部から離れる ので、小径ディスク9は第1当接部17に押されてディスク載置部10の中心O 側に変位される。また、逆に小径ディスク9が奥部側に偏心した場合には、小径 ディスク9は第2当接部21に当接して該第2当接部21を外側に押し拡げる。 すると、これに連動して外側に位置変位する第1当接部17は小径ディスク9の 外周縁部から離れるので、小径ディスク9は第2当接部21に押されてディスク 載置部10の中心O側に変位される。
【0035】 このようなディスク9の偏心に対する第1、第2当接部17、21の押圧作用 により、小径ディスク9は第1、第2当接部17、21にそれぞれ当接した状態 でディスク載置部10の中心Oに位置合わせされる。
【0036】 また、小径ディスク9がディスク挿入方向の左右に偏心した場合には、その偏 心の向き側の第1、第2当接部17、21が外側に位置変位される。この際、逆 側の第1、第2当接部17、21は、小径ディスク9の変位に伴って内側に変位 しようとするが、第1、第2回動アーム13、14の第1、第2長孔16、20 の一端による回動規制によってその最大変位位置が制限されるので、小径ディス ク9を押し付ける力を失う。この結果、小径ディスク9はこの小径ディスク9が 偏心した向き側の第1、第2当接部17、21からの押圧力を受けて、ディスク 載置部10の中心Oに向けて押し戻される。
【0037】 以上のようなディスク挿入方向、および左右方向における第1、第2当接部1 7、21による小径ディスク9の内側へ向けての押込み作用により、小径ディス ク9の中心位置合わせが効果的になされる。
【0038】 しかる後、ディスクトレイ7が矢印D方向に移動してディスク再生位置に達す ると、小径ディスク9がターンテーブル6上方に位置する。そして、ディスクト レイ7が矢印D方向への移動に伴い左右の第1回動アーム13の係合部26がト レイガイド3の左右の内側に位置するガイド部24に係合案内される。
【0039】 そして、ディスクトレイ7がディスク再生位置に達すると、係合部26がガイ ド部24の下端凹部24aに係合位置し、左右の第1、第2当接部17、21が トーションバネ23の付勢力に抗してディスクトレイ7の外側に向かって前記所 定範囲の心ずれを許容する分だけ変位して小径ディスク9の外周縁部から離間し た状態となる(図5参照)。
【0040】 このような状態になった後、上述した大径ディスク8の場合と同様に、小径デ ィスク9がターンテーブル6上の同心位置に装填されて、再生動作が行われる。
【0041】 以上説明したように本発明を適用してなる実施例装置によれば、トーションバ ネ23により付勢され、互いに連動する第1、第2回動アーム13、14に設け られた第1、第2当接部17、21がディスク載置部10の中心Oからの距離を 略等しく保ちながら変位し、且つ中心Oまでの最短変位距離が規制されている。 従って、小径ディスク9の周縁部が左右一対の第1、第2回動アーム13、14 の第1、第2当接部17、21にそれぞれ当接した状態では該小径ディスク9は ディスク載置部10の中心Oに正確に(心ずれ許容範囲内で)位置合わせされる ことになる。
【0042】 そして、小径ディスク9が偏心した場合には、いずれかの第1、第2当接部1 7、21から離れるので、つまり、ディスク挿入方向に偏心している場合には第 1、第2当接部17、21の一方から離れ、左右に偏心した場合には回動アーム 13、14の内側への最大回動変位量が規制されていることから、偏心の向きと は逆側の第1、第2当接部17、21から離れるので、小径ディスク9は、当接 している側の第1、第2当接部17、21にて内側に押されて変位する。この結 果、ディスク載置部10に対する小径ディスク9の中心位置合わせが効果的に行 われる。
【0043】 なお、本考案の構成は上述した実施例に限定されるものではない。例えば、実 施例では第1回動アーム13とディスクトレイ7との間にトーションバネ23を 架設したが、このトーションバネ23を第2回動アーム14との間に架設するよ うにしても良い。また、トーションバネ23を左右一対の第1回動アーム13、 13間、或は第2回動アーム14、14間に架設するようにしても良い。
【0044】 また、実施例ではガイド部24、25に案内された係合部26を下端凹部24 a、25aに係合位置させることで、ディスクトレイ7のディスク再生位置での 位置を規制するようにしたが、別の手段を用いてディスクトレイ7を位置規制す る場合には、下端凹部24a、25bは不要である。要はガイド部24、25と しては、第1、第2当接部17、21にてディスク8、9を押えている第1、第 2回動アーム13、14をディスク再生位置にて若干外側に変位させ、第1、第 2当接部17、21によるディスク8、9の押え込みを解除するものであれば良 い。
【0045】 更にはクランパ部材28によるディスク8、9のクランプについても、従来よ り多く用いられているマグネットクランプ等であっても良い。また、ストッパに ついても、第1または第2回動アーム13、14の一方の回動範囲を規制するだ けのものであっても良い。要するに本考案はその要旨を逸脱しない範囲で種々変 更し得るものである。
【0046】
【考案の効果】
以上の如く本考案のディスク装填装置によれば、外径の異なる2種類のディス クを択一的にディスクトレイのディスク載置部上に挿入載置した際、そのディス クの中心がディスク載置部の中心に自動的に合致して、ディスク再生位置にある ターンテーブルと同心位置に装填できるものでありながら、ディスクトレイを厚 くすることなく、しかも、ディスクをディスク載置部に挿入載置する際のディス クトレイの外ケース外方への引き出し量が少なくて済むと共に、ディスクの位置 を検出するセンサが不要である等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るディスク装填装置を備
えたディスク再生装置の斜視図である。
【図2】同ディスク再生装置のトレイガイドと装置基板
の斜視図である。
【図3】本考案のディスク装填装置の一部を切欠した平
面図である。
【図4】同装置の大径ディスク装填状態を示すディスク
トレイの平面図である。
【図5】同装置の小径ディスク装填状態を示すディスク
トレイの平面図である。
【図6】同装置の心ずれ補正手段の動作説明図である。
【図7】同装置の心ずれ補正手段の動作説明図である。
【符号の説明】
O ディスク載置部中心 3 トレイガイド 6 ターンテーブル 7 ディスクトレイ 8 大径ディスク 9 小径ディスク 10 ディスク載置部 11 位置規制部 12 ディスク押え機構 13 第1回動アーム(連結部材) 14 第2回動アーム(連結部材) 17 第1当接部 21 第2当接部 23 トーションバネ(バネ手段) 24 ガイド部 25 ガイド部 26 係合部 37 心ずれ補正手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク挿脱位置において径方向に挿入
    される外径の異なる2種類のディスクをディスク載置部
    上に択一的に載置し、前記ディスク挿入方向へ移動して
    前記ディスクをディスク再生位置にあるターンテーブル
    上に移送するディスクトレイと、 このディスクトレイのディスク載置部周縁に設けられ、
    該ディスク載置部上に載置される大径ディスクの外周縁
    部に当接して該大径ディスクの前記ディスク載置部中心
    からの心ずれを所定範囲内に規制する位置規制部と、 前記ディスク再生位置において前記ディスクトレイのデ
    ィスク載置部上に載置され且つ前記心ずれが前記所定範
    囲内にあるディスクを心ずれ補正して前記ターンテーブ
    ル上面に押し付けクランプするクランプ手段と、 前記ディスクトレイの前記ディスク挿入方向手前側と奥
    部側とに前記ディスク載置部中心からの距離が変位可能
    に設けられた第1当接部および第2当接部を、これら両
    当接部の前記ディスク載置部中心からの距離が略等しく
    なるように連結部材にて連結してなり且つ前記ディスク
    挿入方向に対して左右対称に設けられた一対のディスク
    押え機構と、 前記第1当接部および第2当接部を前記ディスクトレイ
    のディスク載置部上に挿入載置されるディスクの外周縁
    部に当接させるバネ手段と、 前記ディスクトレイに設けられ且つ前記第1当接部およ
    び第2当接部の前記ディスク載置部中心からの最短距離
    を規制するストッパ手段と、 前記ディスクトレイを移動自在に支持してなるトレイガ
    イドに前記2種類のディスクにそれぞれ対応して設けら
    れ、且つ前記ディスク再生位置への前記ディスクトレイ
    の移動に伴って前記ディスク押え機構に設けられた係合
    部を選択的に係合案内すると共に、前記ディスク再生位
    置にて前記第1当接部および第2当接部を前記バネ手段
    の付勢力に抗して前記ディスクトレイの外側に向けて前
    記所定範囲の心ずれを許容する分だけ変位させるガイド
    部と、 を具備したことを特徴とするディスク装填装置。
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