JPH05333160A - 雲量測定方法および装置 - Google Patents

雲量測定方法および装置

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JPH05333160A
JPH05333160A JP4163609A JP16360992A JPH05333160A JP H05333160 A JPH05333160 A JP H05333160A JP 4163609 A JP4163609 A JP 4163609A JP 16360992 A JP16360992 A JP 16360992A JP H05333160 A JPH05333160 A JP H05333160A
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JP
Japan
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cloud amount
image
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data
section
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JP4163609A
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English (en)
Inventor
Kazuo Takashima
和男 高島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで正確に雲量を測定する。 【構成】 検出部2により、衛星より送出された地上を
撮影した画像データを検出し、画像処理部1を介して記
憶部5に記憶させる。この画像データを記憶部5より読
み出し、表示部3に表示させる。画像処理部1は、表示
部3に表示された画像を操作部6の操作に対応する数に
分割し、また、そのうちの指定された範囲の画素データ
を論理0と論理1に2値化し、論理1の画素データの数
をカウントして、その領域における雲量を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば気象衛星などか
ら送られてくる地上の画像をもとにして、地上の所定の
範囲の雲量を測定する場合に用いて好適な雲量測定方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、種々の衛星が打ち上げられてお
り、この衛星により地上を撮影し、その画像を分析する
ことにより、広い範囲における気象状態を知ることがで
きる。これにより、より正確な天気予報などができるよ
うになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
衛星から送られてくるデータから雲量を測定するのに、
従来はこのデータを大型計算機を用いて演算するように
していた。その結果、費用が極めて高くなる課題があっ
た。
【0004】そこで、衛星から送られてくる画像をモニ
タに表示し、これを人が目視により観察し、雲量を測定
することも行われている。しかしながら、この方法は、
人が目視により測定を行うため、測定結果にばらつきが
発生するばかりでなく、正確な測定が困難である課題が
あった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、比較的低コストで、正確な測定を可能にす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の雲量測定方法
は、上空より撮影した地上の画像を画面に表示し、画面
の所定の範囲を指定し、指定された範囲の画素データか
らその範囲の雲量を演算することを特徴とする。
【0007】また、本発明の雲量測定装置は、上空より
撮影した地上の画像を画面に表示する表示手段としての
表示部3と、画面の所定の範囲を指定する指定手段とし
ての操作部6と、指定された範囲の画素データからその
範囲の雲量を演算する演算手段としての画像処理部1と
を備えることを特徴とする。
【0008】この雲量測定装置は、表示部3に表示する
画像データを記憶する記憶手段としての記憶部5をさら
に備えることができる。
【0009】
【作用】上記構成の雲量測定方法および装置において
は、画面に表示された地上の画像のうち、指定された範
囲の画素データからその範囲の雲量が演算される。従っ
て、比較的低コストで正確な雲量の測定が可能となる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の雲量測定装置の一実施例の
構成を示すブロック図である。画像処理部1は、操作部
6からの指令に対応して雲量測定に必要な処理を実行す
る。検出部2は、地球から上空に打ち上げられた各種の
衛星(センサ)より送出されてくる地上の画像データを
受信し、これを画像処理部1に供給するようになされて
いる。記憶部5は、検出部2より供給されたデータを必
要に応じて記憶するようになされており、例えばRAM
などにより構成される。表示部3は、例えばCRTなど
により構成され、記憶部5に記憶された地上の画像を表
示する。画像データ記録部4は、画像処理部1により演
算された結果得られたデータを記録媒体に記録するもの
であり、例えばデータレコーダ、磁気ディスク装置など
により構成される。また制御部7は、例えばホストコン
ピュータなどにより構成され、各種の衛星(センサ)に
関するデータを格納している。
【0011】次に、図2のフローチャートおよびそれに
対応する画面の変化を示す図4を参照して、その動作に
ついて説明する。画像処理部1は、最初にステップS1
において、制御部7より、検出部2が出力するデータを
送出した衛星(センサ)に関するデータを取得する。こ
のデータとしては、例えばセンサタイプ(衛星の種
類)、測定日時、アセンディング(ディセンディング)
など、測定に必要なパラメータが含まれる。そしてステ
ップS2に進み、検出部2より供給されるデータにエラ
ーがないか否かを判定する。エラーが発生した場合にお
いては、ステップS1に戻る。そしてエラーが発生しな
い場合においては、ステップS3に進み、検出部2より
供給される画像データを記憶部5に転送し、記憶させ
る。
【0012】この記憶部5に記憶された画像データは、
記憶部5から読み出され、表示部3に表示される。図3
は、表示部3における表示例を示している。図3に示す
ように、表示部3には、記憶部5より読み出された地上
の画像が、図3において、点a乃至dで囲まれる菱形の
形状で示す範囲に表示されるだけでなく、その右側に、
制御部7より読み取ったパラメータに対応して、測定日
時や測定センサ、データ輝度テーブルなどが表示される
(図4(a))。
【0013】次にステップS4において、画像処理部1
は記憶部5に記憶された画像データの平滑化を行い、ノ
イズを除去する。これにより、画像の輝度データが一応
化される。また、ステップS5において、点a乃至dで
示す範囲以外のバックグラウンド(雲量の演算に不要な
領域)の画像が消去される(図4(b))。
【0014】さらに画像処理部1は、ステップS6乃至
S9において、実質的に地上の画像が表示されている範
囲を規定する点a乃至dを、より正確に特定するために
必要な処理を行う。即ち、ステップS6において、ステ
ップS4,S5の処理が施された画素データに対して水
平方向に微分処理を行う。その後、ステップS7におい
て、この微分処理を行った画素データに対して2値化処
理を行う。次にステップS8において、ラベリング処理
が行われる。このラベリング処理は、2値化したデータ
の論理1と論理0がそれぞれ平面的に連続する範囲を規
定するものである。これらの処理により、点a乃至dの
正確な検出が容易となる。
【0015】そこで、次にステップS9において、点a
乃至dの座標の検出が行われる。この検出は、例えば次
のように行われる。即ち、最初に、論理1(白画素)と
論理0(黒画素)とに2値化された画素データのうち、
論理1のデータの数が各ライン毎にカウントされる。こ
の数は、点aとbを結んだ直線(上辺)と、点cとdを
結んだ直線(下辺)とにおいて、臨界的に多くなってい
る。即ち、点aとbを結ぶ直線より上のラインと、点c
とdを結ぶ直線より下のラインにおいては、実質的に画
像が表示されていないため、論理1(白画素)の数が極
めて少ない。そこで、この各ライン毎の論理1の数を上
から下に走査し、急激に増加したラインと急激に減少し
たラインの臨界のラインを、それぞれ上辺(y0)また
は下辺(y1)とするのである(図4(c))。
【0016】そして、検出した上辺および下辺のライン
を構成する画素データをさらに詳細にサーチし、その始
点aまたはcと、終点bまたはdを検出する。このよう
にして検出された表示領域Gの点a乃至dの座標を、そ
れぞれ(x0,y0)、(x2,y0)、(x1,y
1)または(x3,y1)とする(図5)。
【0017】次に画像処理部1は、ステップS10にお
いて、分割サイズに応じて測定領域の座標を検出する。
即ち、使用者は表示部3に表示されている画像を見なが
ら操作部6を操作して、領域Gを分割する数を指定する
(図4(d))とともに、その分割された領域のうち、
測定対象とする分割領域を指定する(図4(e))。い
ま、例えば図5に示すように、領域Gが4つの領域に分
割された場合、点aとbの中点e、点cとdの中点f、
点aとcの中点g、点bとdの中点hおよび点gとh
(点eとf)の中点iの座標は、それぞれ次のようにな
る。 e:(x0+(x2−x0)/2,y0) f:(x1+(x3−x1)/2,y1) g:(x1+(x0−x1)/2,y0+(y1−y
0)/2) h:(x3+(x2−x3)/2,y0+(y1−y
0)/2) i:(x1+(x0−x1)/2+(x3+x2−x1
−x0)/4,y0+(y1−y0)/2)
【0018】図4(d)に示すように、16個の領域に
分割された場合も、同様にして座標が演算される。そし
て図4(e)に示すように、分割された各領域のうち、
測定対象とされる領域が指定されると(この実施例にお
いては、16個の分割領域のうち、左上の1個の領域が
指定されている)、次にステップS11に進み、指定さ
れた領域の雲量の演算を実行する。即ち、測定対象以外
の領域をマスクして、測定対象の領域のオリジナルの画
素データ(上記したステップS6乃至S8などの処理
(これらの処理は、点a乃至dを検出するのに必要な処
理である)が施されていない画素データ)を取り込む。
そして、そのデータを2値化処理し、論理0(黒画素)
と論理1(白画素)にする。このうち、論理1の画素が
雲に対応すると考えられるので、測定対象とされる各領
域毎に論理1の数をカウントする。例えば図5の点a,
g,i,eにより規定される領域の面積(画素数)をS
とするとき、この領域内における論理1の数がNであれ
ば、雲量値E(%)は、次式により演算することができ
る。 E=(N/S)×100
【0019】面積Sは、点a,g,i,eのx座標をそ
れぞれax,gx,ix,exとするとき、点aとeを結ぶ
線と、点gとiを結ぶ線の距離をHとするとき、次式で
表すことができる。 S=((ex−ax)+(ix−gx))H/2
【0020】画像処理部1は、さらにステップS12に
進み、このようにして得られた演算結果を表示部3に出
力し、表示させる(図4(f))。また、このようにし
て得られたデータをステップS13において記録部4に
転送し、記録させる。
【0021】
【発明の効果】以上の如く本発明の雲量測定方法および
装置によれば、画面に表示された地上の画像のうち、所
定の範囲の画素データからその範囲の雲量を演算するよ
うにしたので、比較的簡単に低コストの装置で正確に雲
量を測定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の雲量測定装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図3】図1の実施例における表示部3の表示例を説明
する図である。
【図4】図2のフローチャートに関連して、図1の表示
部3の表示画面の変化を説明する図である。
【図5】図2のステップS10における分割の動作を説
明する図である。
【符号の説明】
1 画像処理部 2 検出部 3 表示部 4 記録部 5 記憶部 6 操作部 7 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上空より撮影した地上の画像を画面に表
    示し、 前記画面の所定の範囲を指定し、 指定された範囲の画素データからその範囲の雲量を演算
    することを特徴とする雲量測定方法。
  2. 【請求項2】 上空より撮影した地上の画像を画面に表
    示する表示手段と、 前記画面の所定の範囲を指定する指定手段と、 指定された範囲の画素データからその範囲の雲量を演算
    する演算手段とを備えることを特徴とする雲量測定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段に表示する画像データを記
    憶する記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項
    2に記載の雲量測定装置。
JP4163609A 1992-05-29 1992-05-29 雲量測定方法および装置 Withdrawn JPH05333160A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100740347B1 (ko) * 2006-05-25 2007-07-18 재단법인서울대학교산학협력재단 6.7 마이크로 채널을 이용한 구름상 추정 방법
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KR101879332B1 (ko) * 2011-09-07 2018-07-17 엘지전자 주식회사 전천사진으로부터 운량을 계산하는 방법, 그 계산한 운량을 이용하여 태양광 발전량을 예측하는 방법 및 그 방법을 이용하는 구름 관측 장치
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KR20230060296A (ko) * 2021-10-27 2023-05-04 한국원자력연구원 심층 학습 모델을 이용한 운량 측정 장치 및 방법

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Effective date: 19990803