JPH05333150A - ライダ装置 - Google Patents

ライダ装置

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JPH05333150A
JPH05333150A JP4164063A JP16406392A JPH05333150A JP H05333150 A JPH05333150 A JP H05333150A JP 4164063 A JP4164063 A JP 4164063A JP 16406392 A JP16406392 A JP 16406392A JP H05333150 A JPH05333150 A JP H05333150A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速繰り返しレーザを光源とするライダ装置
におけるデータの取り込み速度を高速化することを目的
とする。 【構成】 送光部29で生成した高速繰り返しパルスレ
ーザ光を媒体中へ送光するとともに、散乱体9からの後
方散乱光を受光光学系10でもって受光し、上記受光し
た信号光を光電変換部12により電気信号に変換し、か
つ上記電気信号に変換されたライダ信号S1を高速信号
処理装置14内においてレーザパルスに同期させて積算
し、さらに上記積算したディジタルデータを上記信号処
理装置14からパソコン15に送出し、上記パソコン1
5の作用により演算・表示・記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速繰り返しのレーザを
光源とするライダ装置において、無駄なく信号を取り込
むことにより高感度の計測を実現し、高速で変動する現
象の空間分布を密に計測することによって実際の状態に
近い計測を可能とするライダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ライダ装置(レーザレーダ)で
対象物体の空間分布を測定する際に、必要とする空間分
解能を得るのに十分に狭い時間幅(空間幅と時間幅の間
には、“空間幅”=“時間幅”×(c/2)の関係があ
る(c:光速度))を持つパルスレーザ光を媒体中へ送
出し、散乱体からのエコー信号を受光望遠鏡で受信する
とともに、これを電気信号に変換して信号処理を行って
いる。
【0003】次いで、処理した信号をパソコンに転送
し、積算・演算・表示・記録を行う。その際に使用する
パルスレーザの繰り返し周期は、10〜100Hzであ
ることが多い。この理由は、高出力のパルスレーザ(例
えばNd:YAGレーザ)の繰り返し周期が上記範囲で
あることが多いことや、信号処理装置でAD変換したデ
ータをパソコン側へ転送するのに要する時間は、従来は
10〜100Hz程度が限度であったことなどによる。
【0004】ところで、最近、半導体レーザ(LD)励
起の固体レーザなどのように、フラッシュランプを使用
しないレーザが注目されている。半導体レーザ励起パル
ス動作固体レーザの場合で、cw動作の半導体レーザを
用いる場合は、Qスイッチが電子的な過程で行われるの
で、1KHzよりも速い繰り返し速度が可能である。
【0005】特に、光音響(AO)素子を用いてQスイ
ッチパルス動作を行うようにした場合は、数百Hz以下
の繰り返し周波数では動作が不安定であるばかりでな
く、出力が小さい問題がある。これに対し、繰り返し周
波数が増えると平均パワーは増大して一定値に近づくた
め、通常は5〜10KHzの高速繰り返しのパルス動作
を行わせるようにしている。
【0006】ところで、半導体レーザ励起固体レーザ
は、励起効率、信頼性、形状が小さいことなどによっ
て、ライダ光源として適しているが、高速動作でデータ
を取得するにはデータ・サンプリングの問題が残ってい
た。なお、パルス当りのエネルギーがほぼ同じで、高速
繰り返しが可能なレーザ光源の他の例としては、最大出
力が端面の強度で制限されるAlGaAs系の可視半導
体レーザや、cw動作の固体レーザの共振器内部に変調
素子を挿入してQスイッチをかける場合が相当する。
【0007】次に、従来型のライダ装置では転送速度が
どのようになるかを考察する。図5は、従来のライダ装
置の一例を示す構成図である。図5で示すように、先
ず、測定対象の散乱体9で散乱された信号光は受光望遠
鏡10で集光される。そして、集光された光信号は光検
出器27で電気信号に変換され、必要があれば信号強度
に応じて前置増幅器13で増幅される。
【0008】上記前置増幅器13により必要レベルまで
増幅されたライダ信号は、電気信号をディジタル化する
トランジェントレコーダ(高速マルチチャネルAD変換
器)28に与えられる。そして、上記トランジェントレ
コーダ28内の増幅器17で所定のレベル迄増幅された
後、AD変換器18によりディジタル信号に変換され
る。上記AD変換動作は時間制御器19により制御さ
れ、クロック発生器20で生成されるクロック信号の時
間間隔で行われる。
【0009】このようにしてディジタル化されたライダ
信号は、バッファレジスタ24に一時的に記憶され、イ
ンタフェースボード21を通ってパソコン15に転送さ
れて処理される。この場合、データの積算・処理・記録
等は全てパソコン15によって実時間で行なわれる。ま
た、繰り返し設定部25はパソコン15の制御下で時間
制御器19にスタート信号を送出するとともに、レーザ
送光部26の発光動作を制御する。
【0010】ところで、データ取得の速度はトランジェ
ントレコーダ28のクロック周波数とチャネル数、パソ
コン15での積算に必要なクロック数などによって律速
される。例えば、現状で容易に入手できるICの速度を
考慮し、トランジェントレコーダ28のクロック周波数
を30MHz、チャネル数を2キロワード(2048)
とすると、1周期は68.3μsとなる。
【0011】次に、パソコン15にこのデータを順次転
送し、データの始まりのチャネルを合わせて加算して行
く場合を考える。なお、AD変換器18の量子化のビッ
ト数を6または8ビットとし、バスラインでパラレルに
送るものとする。このときの転送速度はパソコン15側
のクロック周波数によるので、例えばその周波数を20
MHzとすると、1周期2048チャネルを転送するの
に、パソコン15側で積算するために要する転送のクロ
ック数を10クロックとすると、チャンネル数×10倍
のクロック数が必要となるので、1024μsが必要と
なる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このことは、他の転送
に必要な処理過程が無視できるものとしても、転送の最
大速度は0.975KHzであることを意味する。実際
には、トランジェントレコーダ28とパソコン15のコ
マンドの交換などで転送速度は更に遅くなり、100H
z程度が限度である。したがって、従来はデータを取り
込む速度を高速化するのに限界があった。
【0013】なお、従来の方式でも、例えばトランジェ
ントレコーダ28の後にシグナル・アヴァレッジャ(S
A;信号積算器)を付加することにより、パソコン15
へ転送する前に積算を行うことが可能であるが、このよ
うにした場合にはパイプライン方式を採用することが難
しく積算速度の改善を大きくすることが困難であった。
本発明は上述の問題点にかんがみてなされたもので、高
速繰り返しレーザを光源とするライダ装置におけるデー
タの取り込み速度を高速化することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のライダ装置は、
上記の目的を達成するために、高速繰り返しパルスレー
ザ光を媒体中へ向けて送光する送光部と、上記媒体から
の後方散乱光を受光する受光光学系と、上記受光光学系
によって受光されたライダ信号光を電気信号に変換する
光電変換部と、上記電気信号に変換されたライダ信号を
増幅する増幅器と、上記増幅器から出力されるライダ信
号を取り込み、高速でディジタルデータに変換するとと
もに、レーザパルスに同期してチャネル位置を合わせて
加算器により積算する信号処理装置と、上記信号処理装
置から送られてくるディジタルデータを、演算・表示・
記録する演算・表示・記録部とを具備している。また、
本発明の他の特徴とするところは、上記媒体中へ向けて
送光されるパルスレーザ光を検出して上記信号処理装置
の動作タイミングを決める送光タイミング検出部とを具
備している。
【0015】
【作用】本発明は上記技術手段よりなるので、ライダ装
置に入り込む雑音のうちで系統的なものは全て除去さ
れ、ランダムな雑音だけが残っているものとすると、信
号/雑音比(以下“SN比”と呼ぶ)は次のように与え
られる。
【0016】
【数1】
【0017】ここで、Nは積算回数、IS (R)は距離
Rからの信号による電流、iS (R)はIs (R)によ
るショット雑音、iB は背景光電流によるショット雑
音、iD はAPD(アヴァランシェフォトダイオード)
の暗電流雑音、inAは増幅器雑音、ifnは増幅器内の帰
還抵抗による熱雑音を表す。
【0018】本発明では実施例にあるように、全固体素
子化という観点から検出器としてアヴァランシェフォト
ダイオードAPDを使用する場合を検討するが、ここで
の議論は検出器に光電子増倍管などの別の素子を使用す
る場合も全く同じように扱うことが可能である。
【0019】先ず、データ取得時間(積算時間)を一定
にした場合のSN比を考える。サンプリング時間をΔt
とするとき、ΔR=c・Δt/2の空間分解能で測定で
きるためには、サンプリング時間Δtに比べてレーザパ
ルス幅が小さいことが必要である。数1におけるショッ
ト雑音IS (R)は、サンプリング時間Δtでサンプリ
ングした値で、パルス当りのエネルギーE0 に比例す
る。
【0020】上記パルス当りのエネルギーE0 が繰り返
し周波数fに関係なく一定の場合には、積算回数Nはf
に比例して大きくなるので、f1/2 に比例してSN比は
増大する。繰り返し周波数fに関係なく平均パワーが一
定の場合には、パルス当りのエネルギーE0 、すなわち
Is (R)は1/fに比例する。信号ショット雑音リミ
ット(数1の分母の雑音項で信号雑音iS (R)2 が最
も大きく他は無視できる)の時にはiS (R)2 はIs
(R)に比例するので、数1のSN比は繰り返し周波数
fに無関係で、本方式の利点は無い。
【0021】また、数1の分母で、他の雑音に比べてi
S (R)2 が無視できる(雑音が信号ショット雑音以外
の雑音で支配されている)とき、SN比は1/f1/2
比例して悪くなるので、このときも本方式の利点は無
い。さらに、雑音が信号ショット雑音以外の雑音で支配
されるとき、SN比が繰り返し周波数fとともに増大す
るのは、パルス当りのエネルギーE0 の減少が1/f
1/2 よりも緩やかなとき(f1/2 ・E0 がfとともに増
大するとき)である。
【0022】本発明では、図5のトランジェントレコー
ダ28の部分を、図1の高速データ処理装置14で置き
換え、加算演算を上記高速データ処理装置14のクロッ
クに同期させて処理器内で行うことにより、本発明の主
旨である“高速でデータを取得する”ことを可能として
いる。転送はデータを加算後行うこととして実質上は省
略し、2Kワードのチャネル数でデータを取得する場
合、通常30MHzのクロック動作が可能なので、15
KHzまでの高速でデータを取得することを可能にし
た。
【0023】また、本発明では入力信号は30MHzで
図中のADC18でAD変換された後、必要回数だけレ
ジスタの最初のチャネルをレーザの開始に合わせて加算
し、高速データ処理装置14のクロック周波数で高速に
データ取得する。そして、時間内で効率よく加算を行な
うためにパイプライン方式を採用している。
【0024】例えば、5KHzで動作させた場合、1秒
積算では5,000回加算した後で信号処理装置での1
周期分(30MHzでは68.3μs)だけ測定を止め
る。そして、次の測定開始後にデータをパソコン15へ
転送(転送時間10〜100ms)し、次の測定に移
る。したがって、パソコン15への転送によってデータ
取得が妨げられる時間(10〜100ms)はほぼ無視
できる程度である。もし、従来法で同じデータの転送を
行おうとするとパソコン15への転送に5,000倍長
い時間がかかることになる。
【0025】さらに、クロック周波数を30MHz(ク
ロック時間33.3ns)とすると、クロック時間Δt
とチャネル数の積68.3μsとレーザ発振間隔TL
の大小により、図2(a),(b)のケースがある。な
お、図2においてΔtはクロック時間、Nはチャネル
数、TL はレーザ間隔を示し1/fである。
【0026】図2(a)では,次のレーザパルスが来る
前にレジスタへのデータの書き込みが終わっているケー
スで、次のデータを加算する迄に計測に利用されない時
間が存在する。また、図2(b)では、図2(a)とは
逆に全てを加算し終わる前に次のパルスが来るケース
で、それ以降のパルスによって新たに最初のチャネルか
ら加算される。このケースでは63.8μsの逆数1
4.6KHzを境にして図2(a)か図2(b)に分か
れ、それより速い(例えば20KHz)動作では全チャ
ネルの途中までしか使用されない。
【0027】したがって、信号処理器に次のパルスが来
る前に記録チャネルが埋まったときは何も行なわずに次
の信号まで待ち、最後の記録チャネルに到達する前に次
のパルスが来たときは後ろのチャネルを空白にしたまま
最初のチャネルに戻る機能を持たせるものが望ましい。
また、クロックに合わせてタイミングを取るだけでな
く、送光タイミング検出部8を設けてレーザ発振光をモ
ニターすることにより、送光タイミングをディジタル・
サンプリングや積算の始点とするタイミング機能を持た
せるようにしてもよい。
【0028】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明のライダ装置の
一実施例を説明する。図1は、本実施例のライダ装置の
概略構成を示すブロック図である。本実施例のライダ装
置においては、送光部29の光源が1W級のLDで励起
されたNd:YAGレーザ1(CW発振時250mW)
の共振器内にAO変調素子2を挿入して構成され、外部
発振器3によってQスイッチをかけることにより25〜
40nsのパルス幅を得るようにしている。
【0029】この場合、変調周波数がそのままレーザパ
ルスの繰り返し周波数となり、1KHzについて行って
いる。パルス当りのエネルギーは70μJである。実施
例でのライダ装置は、大気中のエアロゾルなどの浮遊粒
子の測定を目的としたものであるが、300m先の建物
からの反射エコーの測定例を図3に示している。
【0030】レーザ信号はLD励起YAGレーザ1から
出射され、出力鏡4およびビームスプリッタ5を経てビ
ーム拡大器6に至る。そして、ビーム拡大器6でビーム
広がりを絞められた後、2枚のウェッジからなる方向調
整器7でビームの方向を調整され、大気中に出射され
る。
【0031】大気中に出射されたビームは散乱体9によ
り反射され、散乱光となって戻ってくる。そして、この
散乱光は受光望遠鏡10によって集められ、アヴァラン
シェフォトダイオードAPD12で電気信号に変換され
るとともに、増幅器13で増幅される。
【0032】増幅器13で増幅されたライダ信号S1
は、その後、高速データ処理装置14に与えられ、この
高速データ処理装置14に設けられている6ビットのA
D変換器18でディジタル化される。そして、次に加算
器22に与えられ、2048チャネルにわたってレーザ
光を基準としたタイミングで繰り返し連続加算されると
ともに、その加算結果がレジスタ23に記憶される。そ
して、必要な時間毎にパソコン(CPU)15に転送さ
れて演算・解析されるとともに、表示装置16に表示さ
れる。
【0033】また、本実施例においては、送光タイミン
グ検出部8を設けてレーザ発振光をモニターしてスター
ト信号S2を生成し、ディジタル・サンプリングや積算
の始点とするタイミング機能を持たせている。さらに、
レーザ光の発光および受光部は、掃引架台11上に設置
されて所定の範囲を掃引される。なお、本実施例の測定
においては5,000回の積算(5秒間)を行った。
【0034】比較例として従来法のレーザーパルス繰り
返し周波数である10HzでNd:YAGレーザーのQ
スイッチを動作させ、さらにパルスエネルギーを1KH
z動作のときと同じ値、70μJに減光し、本発明と従
来方式で各々5秒間積算を行ってSN比の比較を行った
結果を、図4に示す。図4から明らかなように、繰り返
し周期が1KHzである本発明のライダ装置の場合に
は、従来方式の10Hzに比べてSN比が10(100
1/2 )倍良いことが分かる。
【0035】
【発明の効果】本発明は上述したように、レーザパルス
に同期してライダーエコー信号を取り込むとともに、取
り込んだ信号を高速でディジタルデータに変換し、レー
ザパルスに同期した位置を合わせて積算するようにした
ので、SN比を高くして高精度の計測を行うことができ
るとともに、データの高速処理を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のライダ装置の一実施例を示す構成図で
ある。
【図2】レーザパルス間隔とチャネル数との関係を示す
図である。
【図3】建物からのエコーを検出した実験例を示す強度
特性図である。
【図4】本発明のライダ装置と従来方式のライダ装置と
のSN比の比較を示す特性図である。
【図5】従来のライダ信号処理部の一例を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1 LD励起YAGレーザ 2 AO変調器 3 発振器 4 出力鏡 5 ビームスプリッター 8 検出器 9 散乱体 10 受光望遠鏡 11 掃引架台 13 前置増幅器 14 高速信号処理装置 15 CPU(パソコン) 16 表示装置 17 増幅器 18 A/D変換器 19 時間制御器 20 クロック発生器 21 インターフェースボード 22 加算器 23 レジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速繰り返しパルスレーザ光を媒体中へ
    向けて送光する送光部と、 上記媒体からの後方散乱光を受光する受光光学系と、 上記受光光学系によって受光されたライダ信号光を電気
    信号に変換する光電変換部と、 上記電気信号に変換されたライダ信号を増幅する増幅器
    と、 上記増幅器から出力されるライダ信号を取り込み、高速
    でディジタルデータに変換するとともに、レーザパルス
    に同期してチャネル位置を合わせて加算器により積算す
    る信号処理装置と、 上記信号処理装置から送られてくるディジタルデータ
    を、演算・表示・記録する演算・表示・記録部とを具備
    することを特徴とするライダ装置。
  2. 【請求項2】 高速繰り返しパルスレーザ光を媒体中へ
    向けて送光する送光部と、 上記媒体からの後方散乱光を受光する受光光学系と、 上記受光光学系によって受光されたライダ信号光を電気
    信号に変換する光電変換部と、 上記電気信号に変換されたライダ信号を増幅する増幅器
    と、 上記増幅器から出力されるライダ信号を取り込んで高速
    でディジタルデータに変換するとともに、レーザパルス
    に同期してチャネル位置を合わせて、加算器により積算
    する信号処理装置と、 上記信号処理装置から送られてくるディジタルデータ
    を、演算・表示・記録する演算・表示・記録部と、 上記媒体中へ向けて送光されるパルスレーザ光を検出し
    て上記信号処理装置の動作タイミングを決める送光タイ
    ミング検出部とを具備することを特徴とするライダ装
    置。
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