JPH05333137A - 追尾レーダ - Google Patents
追尾レーダInfo
- Publication number
- JPH05333137A JPH05333137A JP4160438A JP16043892A JPH05333137A JP H05333137 A JPH05333137 A JP H05333137A JP 4160438 A JP4160438 A JP 4160438A JP 16043892 A JP16043892 A JP 16043892A JP H05333137 A JPH05333137 A JP H05333137A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angle
- target object
- antenna
- cos
- mount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 目標物の速度や外乱に起因する算出誤差を低
減する。 【構成】 計算機3aは目標物の位置を算出するが、そ
の際に、可動マウント2の出力(アンテナ指向角度)だ
けでなく、アンテナ1の出力(アンテナ指向角度と目標
物との間の相対角度たる誤差角度)をも加味して算出す
る。
減する。 【構成】 計算機3aは目標物の位置を算出するが、そ
の際に、可動マウント2の出力(アンテナ指向角度)だ
けでなく、アンテナ1の出力(アンテナ指向角度と目標
物との間の相対角度たる誤差角度)をも加味して算出す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、追尾レーダに係り、特
に飛翔体の位置を測定する追尾レーダに関する。
に飛翔体の位置を測定する追尾レーダに関する。
【0002】
【従来の技術】飛翔体の位置を測定する追尾レーダとし
ては、従来、例えば図2に示すものが知られている。図
2において、この追尾レーダは、アンテナ1と可動マウ
ント2と計算機3bとで構成されるが、アンテナ1とこ
れが搭載される可動マウント2とは全体として目標物を
追尾する自動追尾アンテナを構成している。
ては、従来、例えば図2に示すものが知られている。図
2において、この追尾レーダは、アンテナ1と可動マウ
ント2と計算機3bとで構成されるが、アンテナ1とこ
れが搭載される可動マウント2とは全体として目標物を
追尾する自動追尾アンテナを構成している。
【0003】即ち、可動マウント2はアンテナ1を回転
駆動してその指向方向を制御するので、可動マウント2
が出力する可動マウントの指向角度はアンテナ1のビー
ム指向角度であるが、アンテナ1は目標物の角度と可動
マウント2が示すアンテナ指向角度との誤差角度を検出
し、可動マウント2はこの誤差角度を駆動角速度入力と
してアンテナ1の指向方向を所定角度回転させる。これ
により目標の自動追尾がなされる。
駆動してその指向方向を制御するので、可動マウント2
が出力する可動マウントの指向角度はアンテナ1のビー
ム指向角度であるが、アンテナ1は目標物の角度と可動
マウント2が示すアンテナ指向角度との誤差角度を検出
し、可動マウント2はこの誤差角度を駆動角速度入力と
してアンテナ1の指向方向を所定角度回転させる。これ
により目標の自動追尾がなされる。
【0004】そして、計算機3bは、可動マウント2が
示すアンテナ指向角度の方向が目標物の方向であるとし
て目標物の位置を算出する。
示すアンテナ指向角度の方向が目標物の方向であるとし
て目標物の位置を算出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自動追尾アン
テナでは、アンテナが取得した誤差角度を可動マウント
の駆動角速度としているので、動いている目標物を追尾
する場合は常に誤差角度が存在する。また、風圧等の外
乱が加わっている場合も追尾誤差を生ずる。
テナでは、アンテナが取得した誤差角度を可動マウント
の駆動角速度としているので、動いている目標物を追尾
する場合は常に誤差角度が存在する。また、風圧等の外
乱が加わっている場合も追尾誤差を生ずる。
【0006】従って、可動マウントが示すアンテナ指向
角度の方向が目標物の方向であるとして目標物の位置を
算出する従来の追尾レーダでは、上記追尾誤差に起因す
る目標物位置の測定誤差を生ずるという問題がある。
角度の方向が目標物の方向であるとして目標物の位置を
算出する従来の追尾レーダでは、上記追尾誤差に起因す
る目標物位置の測定誤差を生ずるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、目標物の速度や風圧等の
外乱に起因する算出誤差を低減できる追尾レーダを提供
することにある。
外乱に起因する算出誤差を低減できる追尾レーダを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の追尾レーダは次の如き構成を有する。即
ち、本発明の追尾レーダは、目標物とアンテナ指向角度
との間の誤差角度を検出するアンテナと; 前記アンテ
ナが搭載され前記誤差角度を駆動角速度入力として当該
アンテナを目標物の方向へ指向させるように駆動すると
共に、前記アンテナ指向角度を出力する可動マウント
と; 前記アンテナ指向角度に基づき目標物の位置を算
出する計算機と; を備える追尾レーダにおいて; 前
記計算機は、前記目標物の位置の算出を前記誤差角度を
加味して行うこと; を特徴とするものである。
め、本発明の追尾レーダは次の如き構成を有する。即
ち、本発明の追尾レーダは、目標物とアンテナ指向角度
との間の誤差角度を検出するアンテナと; 前記アンテ
ナが搭載され前記誤差角度を駆動角速度入力として当該
アンテナを目標物の方向へ指向させるように駆動すると
共に、前記アンテナ指向角度を出力する可動マウント
と; 前記アンテナ指向角度に基づき目標物の位置を算
出する計算機と; を備える追尾レーダにおいて; 前
記計算機は、前記目標物の位置の算出を前記誤差角度を
加味して行うこと; を特徴とするものである。
【0009】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明の追尾レー
ダの作用を説明する。本発明では、計算機はアンテナの
指向角度に誤差角度を加味して目標物の位置を算出す
る。
ダの作用を説明する。本発明では、計算機はアンテナの
指向角度に誤差角度を加味して目標物の位置を算出す
る。
【0010】従って、目標物の位置の算出において、目
標物の速度や外乱に起因する算出誤差を大幅に低減でき
る。
標物の速度や外乱に起因する算出誤差を大幅に低減でき
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の追尾レーダの一実施例を示す。
図1において、本発明では、計算機3aは、可動マウン
ト2の出力(アンテナ指向角度)とアンテナ1の出力
(アンテナ指向角度と目標物との相対角度である誤差角
度)とに基づいて目標物の位置を算出する。これによ
り、目標物の速度や外乱に起因する誤差のない目標物の
位置を算出できることになる。
する。図1は、本発明の追尾レーダの一実施例を示す。
図1において、本発明では、計算機3aは、可動マウン
ト2の出力(アンテナ指向角度)とアンテナ1の出力
(アンテナ指向角度と目標物との相対角度である誤差角
度)とに基づいて目標物の位置を算出する。これによ
り、目標物の速度や外乱に起因する誤差のない目標物の
位置を算出できることになる。
【0012】例えば、可動マウント2が、アジマス(A
z)とエレベーション(El)の2軸ジンバルである場
合、アンテナ1の指向角度を(φAZ、φEl)、目標物の
角度を(θAZ、θEl)、目標物との誤差角度を(ΦAZ、
ΦEl)とすると、数式1〜数式3の関係が成立する。
z)とエレベーション(El)の2軸ジンバルである場
合、アンテナ1の指向角度を(φAZ、φEl)、目標物の
角度を(θAZ、θEl)、目標物との誤差角度を(ΦAZ、
ΦEl)とすると、数式1〜数式3の関係が成立する。
【0013】
【数1】 cos θEl・cos θAZ=cos φEl・cos φAZ・cos ΦEl・cos ΦAZ −sin φAZ・cos ΦEl・sin ΦAZ −sin φEl・cos φAZ・sin ΦEl
【0014】
【数2】 cos θEl・sin θAZ=cos φEl・sin φAZ・cos ΦEl・cos ΦAZ +cos φAZ・cos ΦEl・sin ΦAZ −sin φEl・sin φAZ・sin ΦEl
【0015】
【数3】 sin θEl=sin φEl・cos ΦEl・cos ΦAZ+cos φEl・sin ΦEl
【0016】そこで、計算機3aは、アンテナ1からの
誤差角度(ΦAZ、ΦEl)と可動マウント2からのアンテ
ナ指向角度(φAZ、φEl)とに基づき数式4と同5の計
算を実行し、可動マウント2の基準方向に対する目標物
の角度(θAZ、θEl)を算出する。
誤差角度(ΦAZ、ΦEl)と可動マウント2からのアンテ
ナ指向角度(φAZ、φEl)とに基づき数式4と同5の計
算を実行し、可動マウント2の基準方向に対する目標物
の角度(θAZ、θEl)を算出する。
【0017】
【数4】 θAZ= tan-1{(cos φEl・sin φAZ・cos ΦEl・cos ΦAZ +cos φAZ・cos ΦEl・cos ΦAZ−sin φEl・sin φAZ・sin ΦEl) ÷(cos φEl・cos φAZ・cos ΦEl・cos ΦAZ −sin φAZ・cos ΦEl・sin ΦAZ−sin φEl・cos φAZ・sin ΦEl) }
【0018】
【数5】 θEl=sin-1(sin φEl・cos ΦEl・cos ΦAZ+cos φEl・sin ΦEl)
【0019】そして、計算機3aは、可動マウント2の
基準方向が測定したい基準からずれている場合には、そ
のずれの角度を加算することによって目標物の位置の角
度を出力する。
基準方向が測定したい基準からずれている場合には、そ
のずれの角度を加算することによって目標物の位置の角
度を出力する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の追尾レー
ダによれば、計算機はアンテナの指向角度に誤差角度を
加味して目標物の位置を算出するようにしたので、目標
物の位置の算出において、目標物の速度や外乱に起因す
る算出誤差を大幅に低減できる効果がある。
ダによれば、計算機はアンテナの指向角度に誤差角度を
加味して目標物の位置を算出するようにしたので、目標
物の位置の算出において、目標物の速度や外乱に起因す
る算出誤差を大幅に低減できる効果がある。
【図1】本発明の追尾レーダの一実施例の構成ブロック
図である。
図である。
【図2】従来の追尾レーダの構成ブロック図である。
1 アンテナ 2 可動マウント 3a 計算機 3b 計算機
Claims (1)
- 【請求項1】 目標物とアンテナ指向角度との間の誤差
角度を検出するアンテナと; 前記アンテナが搭載され
前記誤差角度を駆動角速度入力として当該アンテナを目
標物の方向へ指向させるように駆動すると共に、前記ア
ンテナ指向角度を出力する可動マウントと; 前記アン
テナ指向角度に基づき目標物の位置を算出する計算機
と; を備える追尾レーダにおいて; 前記計算機は、
前記目標物の位置の算出を前記誤差角度を加味して行う
こと; を特徴とする追尾レーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4160438A JPH05333137A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 追尾レーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4160438A JPH05333137A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 追尾レーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05333137A true JPH05333137A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15714942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4160438A Pending JPH05333137A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 追尾レーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05333137A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103558758A (zh) * | 2013-08-09 | 2014-02-05 | 西安电子科技大学 | 一种大型天线抗风扰自适应补偿方法 |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP4160438A patent/JPH05333137A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103558758A (zh) * | 2013-08-09 | 2014-02-05 | 西安电子科技大学 | 一种大型天线抗风扰自适应补偿方法 |
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