JPH05332555A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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Publication number
JPH05332555A
JPH05332555A JP16343592A JP16343592A JPH05332555A JP H05332555 A JPH05332555 A JP H05332555A JP 16343592 A JP16343592 A JP 16343592A JP 16343592 A JP16343592 A JP 16343592A JP H05332555 A JPH05332555 A JP H05332555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microwave oven
front plate
holes
heating chamber
voltage transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16343592A
Other languages
English (en)
Inventor
Morito Yamada
盛人 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP16343592A priority Critical patent/JPH05332555A/ja
Publication of JPH05332555A publication Critical patent/JPH05332555A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 載置面への水滴の落下を防止して載置面の損
傷を防止し、簡単な構造で低コストにする。 【構成】 電子レンジ本体1内の加熱室2の開口部の周
縁の前面板6と、前面板6の下縁から前方に形成され,
前面板6と鋭角をなす電波吸収体7と、前面板6の下端
部に形成された複数個の透孔11と、各透孔11の背部
に設けられた水吸収材12とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱室から水滴の載置
面への落下を防止するようにした電子レンジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子レンジの水滴落下の防止手段
として、例えば実公昭61−43127号公報(F24
C 15/02)には、ドア内板に直線状の凹部を形成
し、その凹部に配置されたシリコンゴム等からなる弾力
性露受部により水滴を受け、調理器の載置面の水滴落下
を防止するものが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記防止手段に
おいて、前記弾力性露受部はシリコンゴム等からなるた
めばらつきがあり、完全にシールする事が困難で多少は
洩れてしまう。また、例え運転中は露受部で止めていて
も、ドアを開けた時にドアと加熱室との間に溜まってい
た水滴の落下を防ぐのは困難であり、テーブル,ビルト
インの家具等の載置面に水滴が溜まり、それらを損傷す
るという問題点がある。またドア内板に直線状の凹部を
形成し弾力性露受部を保持する構成は、構造が複雑にな
るという問題点がある。
【0004】本発明は、前記の点に留意し、水滴落下に
よるテーブル,ビルトインの家具等の載置面の損傷を防
止し、簡単な構造で水滴落下を防止できる電子レンジを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の電子レンジは、電子レンジ本体内の加熱室
の開口部の周縁の前面板と、該前面板の下縁から前方に
形成され,前記前面板と鋭角をなす電波吸収体と、前記
前面板の下端部に形成された複数個の透孔と、該各透孔
の背部に設けられた水吸収材とを備えたものである。
【0006】
【作用】前記のように構成された本発明の電子レンジ
は、電子レンジ本体内の加熱室の開口部の前面板の下縁
から、前方に前面板と鋭角をなす電波吸収体を形成し、
前面板の下端部に複数個の透孔を形成し、各透孔の背部
に水吸収材を設けたため、前面板の水滴が電波吸収体に
受けられ、透孔を通って水吸収材に吸収され、水滴の載
置面への落下が防止され、載置面の損傷が防止され、か
つ構造が簡単で低コストになる。
【0007】
【実施例】1実施例について図1A,Bを参照して説明
する。1は電子レンジ本体、2は電子レンジ本体1の加
熱室、3は電子レンジ本体1に枢支され,加熱室2の前
面開口を開閉自在に閉塞したドア、4は電子レンジ本体
1の右側部前面に設けられたコントロールパネル、5は
加熱室2の底板、6は加熱室2の開口部の周縁の前面
板、7は前面板6の下縁から折曲され前方にフランジ状
に形成された電波吸収体であり、前面板6と鋭角をな
す。8は電波吸収体7の前縁から後方へ折曲されて形成
された延設部であり、電子レンジ本体1の底板9にビス
10により固着されている。11は前面板6の下端部に
透設された横長矩形状の複数個の透孔、12は前面板6
の背面の各透孔11に対応した位置に設けられた水吸収
材、13は底板5,前面板6の水滴である。
【0008】そして、底板5,前面板6に付着した水滴
13は、前面板6の前面を伝って電波吸収体10に受け
られ、透孔11を通って水吸収材12に吸収される。こ
の吸収された水滴13は電子レンジ本体1の下部の発熱
機器の熱により自然蒸発する。
【0009】ところで、次に電子レンジの高圧部品を冷
却する手段を図2ないし図6について説明する。まず従
来例を示した図2及び図3A,Bにおいて、14は加熱
室2にマイクロ波を給電するマグネトロン、15はマグ
ネトロン14を冷却するブロワモータ、16はマグネト
ロン14に高周波電力を供給する高圧トランス、17,
18は雑音防止用コンデンサ,チョークコイル、19は
図6に示すようにコンデンサ17,チョークコイル18
からなるノイズフィルタ、20はコンデンサ17,チョ
ークコイル18を取付けたプリント基板、21はプリン
ト基板20を電装室の底部の高圧トランス16とコント
ロールパネル4との間に取付けた金属製の取付台であ
り、プリント基板20は高圧トランス16等の高圧部品
からのノイズの影響を受けやすいため、できるだけ高圧
部品から離すか、或いはシールドケース内に収めるよう
にしている。
【0010】しかし、このような構成の場合、構造が複
雑になり、電装部品の収納スペースの少ない機種では対
応が困難である。そこで、高圧トランス16等の高圧部
品の冷却性能を向上できる電子レンジを図4A,Bにつ
いて説明する。
【0011】高圧トランス16に面した位置に高圧トラ
ンス16の高圧巻線と同等以上の高さまで伸ばされた遮
蔽板22が立設され、この遮蔽板22により、図4Bに
矢印で示すように、ブロワモータ15からの冷却風を高
圧トランス16の高圧巻線に効率よく当てることにな
り、高圧トランス16の冷却効果の向上に大きく貢献で
き、かつ、高圧トランス16からのノイズを遮蔽するこ
とができる。
【0012】また、図4ではプリント基板20全体を電
装室の底部に取付けた状態を例にとって説明したが、図
5A,Bに示すように、取付台21に屈曲された遮蔽板
22を立設し、その遮蔽板22の基部の外面にプリント
基板20を取付け、先端部が高圧トランス16に面した
ものである。
【0013】図4及び図5の場合、高圧トランス16の
高圧部品を効率よく冷却できるとともに、電装スペース
の少ない小型モデルにおいてもノイズフィルタ19の取
付けが可能となり、電源端子雑音を低減することができ
る。なお、図6において、23はヒューズ、24はイン
ターロックスイッチ、25は高圧回路である。
【0014】つぎに、電子レンジの部品標準化を推進さ
せる手段について図7ないし図9A,B,Cを参照して
説明する。図7は代表的な電子レンジの回路図を示した
ものであり、26は第1のインターロックスイッチ2
7,ヒューズ28を介して電源に接続されたモニタース
イッチ、29は高圧トランス16,第2のインターロッ
クスイッチ30を介してモニタースイッチ26の両端に
接続されたタイマースイッチ、31は庫内灯、32は冷
却ファンを回転駆動するブロワモータ、33はタイマを
駆動するタイマモータ、34はターンテーブルを回転駆
動するターンテーブルであり、庫内灯31,ブロワモー
タ32,タイマモータ33,ターンテーブル34は並列
に接続され、高圧トランス16の両端に接続されてい
る。35はグリルスイッチ36を介して高圧トランス1
6に接続されたグリルヒータ、37は高圧トランス16
の二次側の高圧回路である。
【0015】この場合、電気部品数の異なる機種は、通
常それぞれの機種に合わせ先端にコネクタを付加した配
線の束(以下ハーネスと称す)を作成して使用してい
る。例えばターンテーブルの有無,グリルヒータの有
無,キャビティファイヤ安全用サーモスイッチの有無
等、電子レンジの付加価値アップのため付加する部品に
よってそれぞれ違うハーネスが必要であり、生産性が著
しく低下する原因となり、ハーネスの部品単価も数量メ
リットが生かせずコストが高くなる。
【0016】ここで、機種に応じた共通のハーネスが使
用できる電子レンジを図8及び図9A,B,Cについて
説明する。38はマグネトロン14を冷却するブロワモ
ータ15からの冷却風を加熱室2内に送込むポリプロピ
レン製のダクト、39はダクト38の外面に固着された
固定具であり、中央に挿入孔40,上面に挿通溝41が
形成されている。42は固定具39の前面に固着された
固定板であり、保持溝43が形成されている。44は配
線用ファストンリセプタクルであり、保持具39の挿入
孔40に挿入されて固着されている。45はファストン
リセプタクル44のリードワイヤであり、挿通溝41を
通って保持溝43に挿入されて保持されている。
【0017】そして、例えばハーネスはターンテーブル
モータ34を有する場合に合わせて作成し、標準化を計
り、ターンテーブルモータ34がある場合は、ターンテ
ーブルモータ34のファストン端子がファストンリセプ
タクル44に接続される。ターンテーブル34が無い場
合は、2個のファストンリセプタクル44が開放状態と
なるが、図9に示すように、ファストンリセプタクル4
4が固定具39により保持されて固定され、充分な電気
絶縁が施されて安全である。このように、電気部品数の
異なる機種によるハーネスの共通化を簡単にはかること
ができ、安価にすることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の電
子レンジは、電子レンジ本体1内の加熱室2の開口部の
前面板6の下縁から前方に前面板6と鋭角をなす電波吸
収体7を形成し、前面板6の下端部に複数個の透孔11
を形成し、各透孔11の背部に水吸収材12を設けたた
め、前面板6の水滴13が電波吸収体7に受けられ、透
孔11を通って水吸収材12に吸収され、水滴13の載
置面への落下が防止され、載置面の損傷を防止すること
ができ、かつ外部からの見栄えを損ねることなく、構造
が簡単で低コストにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A,Bは本発明の1実施例の正面図及び一部の
拡大切断側面図である。
【図2】従来の電子レンジの斜視図である。
【図3】A,Bは図2の一部の平面図,側面図である。
【図4】A,Bは高圧部品を冷却する電子レンジの一部
の平面図,側面図である。
【図5】A,Bは高圧部品を冷却する他の電子レンジの
一部の側面図,平面図である。
【図6】ノイズフィルタの回路図である。
【図7】電子レンジの回路図である。
【図8】標準化をはかった電子レンジの側面図である。
【図9】A,B,Cは図8の一部の拡大正面図,平面
図,側面図である。
【符号の説明】
1 電子レンジ本体 2 加熱室 6 前面板 7 電波吸収体 11 透明孔 12 水吸収材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子レンジ本体内の加熱室の開口部の周
    縁の前面板と、該前面板の下縁から前方に形成され,前
    記前面板と鋭角をなす電波吸収体と、前記前面板の下端
    部に形成された複数個の透孔と、該各透孔の背部に設け
    られた水吸収材とを備えた電子レンジ。
JP16343592A 1992-05-29 1992-05-29 電子レンジ Pending JPH05332555A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16343592A JPH05332555A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 電子レンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16343592A JPH05332555A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 電子レンジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05332555A true JPH05332555A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15773841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16343592A Pending JPH05332555A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 電子レンジ

Country Status (1)

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JP (1) JPH05332555A (ja)

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