JPH05330565A - 無菌溶液分配器のチューブ構造 - Google Patents

無菌溶液分配器のチューブ構造

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JPH05330565A
JPH05330565A JP35565892A JP35565892A JPH05330565A JP H05330565 A JPH05330565 A JP H05330565A JP 35565892 A JP35565892 A JP 35565892A JP 35565892 A JP35565892 A JP 35565892A JP H05330565 A JPH05330565 A JP H05330565A
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JP
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container
valve
valve device
distributor
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JP35565892A
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Rowland W Kanner
ウイリアム カナー ローランド
Joseph Vincent Ranalletta
ヴィンセント ラナレッタ ジョセフ
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Ryder International Corp
Original Assignee
Ryder International Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • B05B11/0062Outlet valves actuated by the pressure of the fluid to be sprayed
    • B05B11/007Outlet valves actuated by the pressure of the fluid to be sprayed being opened by deformation of a sealing element made of resiliently deformable material, e.g. flaps, skirts, duck-bill valves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
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    • B05B11/04Deformable containers producing the flow, e.g. squeeze bottles
    • B05B11/047Deformable containers producing the flow, e.g. squeeze bottles characterised by the outlet or venting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/04Closures with discharging devices other than pumps
    • B65D47/20Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
    • B65D47/2018Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure
    • B65D47/2056Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure lift valve type
    • B65D47/2081Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure lift valve type in which the deformation raises or lowers the valve port

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルブ装置とチューブ状容器との間に接合部
を有さず、容器内部の干渉を可能とする点を有さず、か
つ、バルブ装置と容器との間に汚染物質の侵入を許容す
る点を持たない分配器を提供する。 【構成】 管状容器部とバルブ装置とで構成された内容
物を収容する分配器であって、バルブ装置は、バルブベ
ース部(28)とバルブ手段及びノズル収容部(24)
とで構成される。容器部は、適当な材料によって前記容
器と連続し、一体に形成されたヘッド部(33)を有
し、そのヘッド部は前記バルブベース(28)またはノ
ズル収容部(24)のいずれか一方を構成し、前記バル
ブベース(28)と前記ノズル収容部(24)の他方
は、バルブ手段を間に介挿した状態で、前記ヘッド部
(33)に取付可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水溶液等を分配する
ための容器に関し、より詳言すれば、その容器内の内容
物を制御可能に分配するためのバルブ装置を備えたチュ
ーブ部材で構成され、そのバルブ装置を構成する部材が
チューブ部材と一体に構成された分配用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】分配用容器は、一般的に、コンタクトレ
ンズ用水溶液、衛生製品及びその他の薬学、消費及び化
学製品を含む多くの製品に使われており、これらの容器
は、プラスチック材料で形成され、スナップ嵌合または
ネジ結合によりノズルを取り付けるためのノズル取付部
を有し、平坦なベース部を持つチューブ状部、または、
「練り歯磨き容器」型のチューブにおいて一般的に見ら
れる底部を封止したチューブ状部によって構成され、さ
らに、その容器の壁の厚さは、容器全体に亙ってほぼ均
一である。
【0003】滅菌された及び滅菌されない無菌薬学製剤
及び化学製剤は、しばしばパッケージ化され、小量の容
器に収容して分配される。小量容器は、投与量の調整、
新鮮さの確保及び小量を分配するための実際的な手段と
していくつかの利点をもたらす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの分配器型容器
において生じる一つの問題は、内容物の変更時に、容器
部分にバルブ装置を取り付ける結合部分が、それを通じ
て内容物への接触を許容する部分となる可能性があるこ
とである。例えば、バルブ装置がネジ結合によって容器
に取り付けられる場合、容器内容物に接触するために、
バルブ装置を容器から取り外すことが出来る。
【0005】もう一つの内容物の汚染の原因は、バルブ
装置と容器部間の接合部の故障に起因するものである。
この一例は、バルブ装置が容器部に正確に取付られてい
ない場合や、バルブ装置が容器に取り付けられる部分に
おいて材料不良または取付不良等により分配器が破損し
ている場合である。
【0006】さらに、いたずらを防止し、破損している
分配器を識別するための付加的な方策として、組み立て
られた分配器を検査することが必要となる。滅菌されま
たは滅菌されない無菌製品の調製において、分配器の組
立中における容器の汚染を防止するために、バルブ装置
を容器と結合させる際に、十分な注意を払うことが必要
となる。
【0007】上記の問題は、生産コストの増大の原因と
もなり、この種の分配器に収容して販売される製品の製
造、輸送及び販売に時間がかかる結果となっている。さ
らに、付加的な事項として、バルブ装置及びチューブま
たは容器の構成部材は、通常各別の独立した部材となっ
ているため、各部品を、分配器の組立及び充填を行う前
に、操作、取扱いしなければならず、従って、こうした
部品の作成及び取扱いのための作業員が必要となる。
【0008】上述した形式の分配器においては、容器壁
の厚さが、通常均一となっているため、バルブ装置を介
して内容物を取り出す場合、制御が困難であり、操作に
対する応答性能も低いものとなっている。一般に、「練
り歯磨き」型のチューブは、製品の使用に伴って、巻き
込むことが出来る容器部を有している。こうした容器
は、一般に巻き込まれた状態を保持することが出来ない
ので、容器から製品を排出する場合の操作が困難とな
る。例えば、プラスチック製の容器部を有する分配器か
ら製品を排出する場合、容器は中間部を押圧する傾向が
あり、製品を排出している間、排出量の制御が不十分と
なる。ベースト状またはフォーム状製品の場合には、容
器内の製品の残量が少ない場合には、チューブの底部か
らバルブ装置に向って絞り出すことにより、容器内に残
留する製品を排出することが出来るが、この種の分配器
に収容された製品が液状である場合には、排出が困難と
なる。
【0009】さらに、容器内の収容されている製品が、
無菌製品であり、バルブ装置が、分配動作中に空気の容
器内への侵入を防止する一方向弁装置である場合には、
上記の問題はさらに困難な問題となる。
【0010】そこで、本発明の概括的な目的は、バルブ
装置とチューブ状容器で構成され、バルブ装置とチュー
ブ状容器間に接合部を有しない分配器を提供することに
ある。
【0011】本発明のより特定の目的は、バルブ装置と
容器の間に容器内部の干渉を可能とする点を有しない分
配器を提供することにある。
【0012】本発明のさらにもう一つの目的は、バルブ
装置と容器間に汚染物質の侵入を許容する点を持たない
分配器を提供することにある。
【0013】本発明のもう一つの目的は、部品点数が少
なく、分配器の組立に要する時間、労力及びコストを減
少することが出来る分配器を提供することにある。
【0014】本発明のさらにもう一つの目的は、分配器
内に収容された内容物の全量の使用を助けるとともに、
容器からの内容物排出時の制御性を改善する容器壁を有
する分配器を提供することにある。
【0015】本発明のさらにもう一つの目的は、部品点
数を減少して、汚染の発生や容器内部への干渉が生じる
部位を減少した分配器を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、管状容器部とバルブ装置とから成る内
容物を収容する分配器で構成される。バルブ装置は、ベ
ース部と、バルブ手段と、ノズル収容部とで構成され、
管状容器部は、適当な材料によって前記容器と連続し、
一体に形成されたヘッド部を有し、そのヘッド部が、前
記バルブ装置の前記バルブべベースまたはノズル収容部
の一方を構成する一方、前記バルブベースまたは前記ノ
ズル収容部の他方が、バルブ手段を間に介挿した状態
で、管状容器部の前記ヘッド部に取付可能である。
【0017】もう一つの新規な特徴として、容器部に
は、可撓性部分をはさんで離間して配設される剛性部分
を有し、その剛性部分及び可撓性部分は、内容物分配時
における制御性を向上するとともに、分配器からの内容
物の排出をより完全に行うことを可能にしている。分配
器は、バルブ装置配設端部と逆側に平坦な底部または封
止されたチューブ端部を有している。
【0018】
【実施例】本発明は、種々の態様において実施可能であ
るが、以下においては、特定の実施例について詳細に説
明する。なお、以下に詳述する実施例は、本発明の原理
を例示するものであり、本発明は以下に説明する実施例
に限定されるべきものではないことが銘記されるべきで
ある。
【0019】図において、同一の部材は、同一の参照符
号を付して説明する。図に関して説明すれば、本発明に
よる分配器20の分解図が図1に示されている。分配器
20は、バルブ装置22と、チューブ状または管状の容
器部32とから成り、また、望むならば、キャップ34
が増設される。以下の説明においては、特定の形式のバ
ルブ装置22に関して説明するが、この特定の形式のバ
ルブ装置は、ラナレッタ等(Ranalletta e
t al.)に1991年6月25日付けで付与された
アメリカ特許第5,025,957号に詳細に開示され
た汎用型のバルブ装置である。なお、本発明は、バルブ
装置の特定の詳細設計に限定されるものではない。
【0020】基本的に、本発明は、ノズル収容部24
と、弾性バルブ手段26及びバルブベース28とを備え
たバルブ装置22を有し、管状容器部32は、図1にお
いてバルブベース28として示されたヘッド部33とと
もに形成され、このヘッド部33は、管状容器部32と
連続し、一体に形成された容器と均一な部分であり、図
4の変形例で示し、かつ、後述するように、ヘッド部材
33aは、ノズル収容部24aを設けることが可能とな
る。
【0021】図3について説明すれば、図1に示すバル
ブ装置22は、バルブ手段26がノズル収容部24とバ
ルブベース28間に挟持されるようにして、組み立てら
れる。キャップ34は、ノズル収容部24の外周に形成
されたネジ部36と、キャップ34の内周に形成された
対応するネジ38とにより取り外し可能に取り付けられ
る。
【0022】図3は、ヘッド部33に組み込まれたバル
ブ装置22と管状容器部32の概略拡大部分断面を示
し、図示のように、本発明においては、バルブ手段26
は、一体に形成されたダイヤフラム40と円柱状バルブ
42とOリング部44とから成り、Oリング部44は、
ダイヤフラム40の外周に環状に形成され、ダイヤフラ
ム40は、Oリング部44の内径部と円柱状バルブ42
の外径部との間で放射方向に張設されている。Oリング
部44は、ノズル収容部24とヘッド部33との間にお
いて圧縮状態で保持される。環状段部43は、ノズル収
容部24の内面に形成され、Oリング部44の過圧縮を
防止する目的でOリングの圧縮度を制御するために、ヘ
ッド部33の上面に当接する。
【0023】ノズル収容部24の先端部48には、中心
軸線52に沿って延長形成された中央孔50が形成さ
れ、段部54は、先端部48の先端の出口ポート55か
ら離間して形成される。円柱状バルブ42のショルダ部
56は、段部54と係合する大きさ及び寸法に形成さ
れ、円柱状バルブ42の排出端部58は、先端部48の
出口ポート55を通って突出している。他方において、
容器32は、ヘッド部33と一体に形成され、ヘッド部
33は、バルブベース28を構成し、バルブベース28
とノズル収容部24と間には前記Oリング部44が介装
される。
【0024】排出端部58と反対側の円柱状バルブ42
の端部に形成された環状ボス60は、バルブベース28
に形成された浅い溝部62と係合して、容器の内容物が
排出ボア64を通って流出しないようにシールする。バ
ルブベース28の溝部62に対応する位置には、ボア6
6が形成され、そのボア66は、環状ボス60が溝部6
2の対向面から離脱した時に、排出ボア64と連通す
る。各部材は、組立時に円柱状バルブ42にあらかじめ
荷重が負荷されて、環状ボス60と溝部62との対向面
間が確実にシールされるように、設計される。分配室6
8が、溝部62と、これに対してシール当接された環状
ボス60と、環状ウエブ(ダイヤフラム)40及びノズ
ル収容部24と、バルブベース28間圧縮状態で保持さ
れたOリング部44とによって形成される。
【0025】Oリング部44がノズル収容部24とバル
ブベース28との間に保持されることによって、ダイヤ
フラム40に圧力が加えられた時にOリング部44が抜
け落ちることが防止される。容器部32に負荷された圧
力によって、容器32の内容物がボア66を通って押し
出され、分配室68内に圧力が発生し、分配室内の圧力
の上昇によって、ダイヤフラム40が押し上げられて弾
性変形し、環状ボス60が溝部62から離脱し、環状ボ
ス60が離脱すると、内容物は、排出ボア64内に流入
し、排出端部58を介して排出される。円柱状バルブ4
2の側壁部70は、ノズル収容部24がバルブベース2
8に組み付けられる時に、段部54と溝62との間にお
いて圧縮方向に負荷が与えられる。
【0026】同様に、Oリング部44は、ノズル収容部
24とバルブベース28間に圧縮状態で保持され、円柱
状バルブ42の側壁70に対する負荷によって、容器3
2の単なる接触による環状ボス60の溝部62からの離
脱が防止される。側壁70の負荷の大きさは、所望の圧
縮特性を持つ特定の材料を選択するとともに、ノズル収
容部24をバルブベース28に装着する時に、側壁70
に圧縮方向の荷重を負荷するように、溝部62と段部5
4間の間隔を特定の寸法とすることによって得られる。
【0027】さらに、円柱状バルブ42の側壁70の圧
縮方向の負荷を得るために、係止脚72及びそれらに対
応する脚受容部74の位置が考慮される。図3に示すよ
うに、係止脚72は、本実施例においてヘッド部33を
構成するバルブベース28と一体に形成される。側壁7
0及びOリング部44に生起される圧縮力は、脚72及
び脚受容部74の位置においてノズル収容部24及びバ
ルブベース28間の張力を維持する。側壁70とOリン
グ部44及び脚72と脚受容部74間に生起される張力
は、容器部32の内容物の、不用意で、意図しない汚染
を防止する。
【0028】図4に示す本発明の変形例において、図1
乃至3の実施例と同様の要素は、同一の参照符号を付し
て示し、変更されている要素には参照符号にaの添え字
を付して示すものとする。例えば、バルブベース28a
に形成された脚72aは、ノズル収容部24aの内側に
形成された脚受容部74aと係合する。なお、図4のバ
ルブ手段22は、加圧状態または動作状態で示されてい
る。
【0029】さらに、図4の実施例においては、管状容
器部32aには、連続して一体に形成された端部または
ヘッド部33aが形成されている。このヘッド部33a
は、バルブ装置のノズル収容部24aを形成する。これ
により、バルブ本体28aは、ヘッド部33a内に配設
される別部材として構成される。これに関して、管状容
器部は、初期状態において、ヘッド部33aと逆側の端
部を開放した状態で形成される。バルブ本体28aは、
この開放端部を介して挿入され、図4の位置に押し込ま
れる。このとき、バルブ本体28aの端部は、バルブ本
体28aを図4の位置に保持するために、管状容器部3
2aの内面に形成された環状の凹部または溝74aと係
合する環状脚または突起74aを有している。
【0030】対応して、弾性バルブ部材26は、バルブ
本体28aを管状容器部32aに挿入する前に、開放端
部を介して組み付けられる。従って、バルブ本体28a
が、所定の位置に弾性的に嵌合配置された時に、円柱状
バルブ42及びOリング部44には上記と同様に荷重が
負荷される。
【0031】図4の実施例20aに用いるバルブ装置2
2の構成及び動作は、図1乃至図3の実施例のものと同
様である。このため、バルブ本体28aは、ポート66
aを有し、これにより、容器内の流体が加圧された時
に、この流体がポート66a内に流入し、ダイヤフラム
40を図示のように押圧変形させ、円柱状バルブ42の
ボス60を溝部62aから離脱させる。このバルブ22
の動作により、流体が排出端部58から排出される。
【0032】図1乃至図3の実施例に関して説明したよ
うに、ヘッド部33は、バルブベース28で構成され、
容器部32と一体に構成される。図4の実施例に示すよ
うに、ヘッド部33aは、ノズル収容部24aで構成さ
れ、シーム部または接続部が無い状態で容器部32aと
一体に構成される。ヘッド部33aと容器部32aとの
間にシーム部が存在しないことにより、バルブ装置22
が容器部32aに結合される点における容器内容物に対
する干渉が防止され、現在使用されている分配器におい
て一般的に生じる故障を未然に防止することが出来る。
【0033】図1に示す容器部32は、バルブ装置22
の配設端部と逆側の端部を開放した状態で示されてい
る。図2において、管状容器部32は、ほぼ円筒状の管
状部材で形成することが出来る。管状容器部32が充填
されると、開放端部76は、ベースを取付けるか、若し
くは、径方向に対向する側壁間を加圧シールすることに
より、閉塞される。
【0034】図2は、本発明のもう一つの新規な特徴の
横断面を示すもので、管状容器部32は、可撓性部分8
0と、それらに複数の部分に分断された剛性部分78と
を有している。図示のように、剛性部分78は、可撓性
部分80の薄肉壁部84よりも厚肉の厚肉壁部82を有
して、それらは、管状容器部32に沿って開口端部76
からヘッド部33に上向きに延びている。一体に連続し
て形成された剛性部分78と可撓性部分80は、剛性部
分78を直径方向に圧搾することにより分配器20から
の内容物の排出を容易とする。
【0035】図2に示すように、壁部の厚さを変化させ
ることによって、可撓性部分80が剛性部分78を圧搾
して容器部を圧縮する場合に、管状容器が折れ曲がる変
形点が形成される。剛性部分は、圧縮力による負荷を分
散させ、分配器20の内容物の全部を使いきる場合に、
管状容器からより多くの内容物を排出させることが出来
る。
【0036】剛性部分78と可撓性部分80は、可撓性
部分の壁の厚さと実質的に同じ厚さの壁によって形成す
ることも可能である。この形式の剛性部分は、剛性部分
に波型の突条を設けることによって達成される。波型突
条は、ほぼ中心軸線と平行に延びて形成される。波型突
条を可撓性部分80には設けないことによって、剛性部
分78の間により可撓性の大きな部分を形成することが
出来る。
【0037】また、剛性部分78と可撓性部分80の他
の実施例として、剛性部分にリブを設ける構成が考えら
れる。リブ配設部分の容器部32の壁部の寸法は、可撓
性部分80の壁部の寸法よりも大きくなる。リブは、中
心軸線とほぼ平行に伸び、容器部の内側または容器部の
外側に形成することが出来る。容器部の外側にリブを配
設することにより、容器部の把持を容易とすることが可
能となる。
【0038】いずれの場合においても、剛性部分78に
よってもたらされる構造的な機能によって、容器部32
内に収容された内容物の排出量の制御が容易となる。
【0039】剛性部分は、容器部内の内容物を完全に排
出するための、ユーザーの作業を軽減するとともに、排
出量の制御を容易とすることが出来る。剛性部分78
は、てこ作用による圧搾動作により内容物をシールされ
た端部側ではなくバルブ装置22側に向かって押し出
す。これとは逆に、剛性部分を設けない場合には、管状
容器部は中間部を押圧される傾向があり、容器部内の内
容物はバルブ装置22から遠い側に向かって流動する。
従って、剛性部分78と可撓性部分80を相互に離間し
て配設することによって、分配及び排出性能を向上し、
容器内の内容物をより連続的に排出することが出来るも
のとなる。
【0040】なお、本発明は、好適実施例に関して説明
したが、当業者において、特許請求の範囲の要旨及び範
囲を逸脱することなく種々の態様で本発明を実施できる
ことは自明であり、本発明は、上述の実施例に限定され
るものではない。
【0041】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、バルブ
装置とチューブ状容器で構成され、バルブ装置とチュー
ブ状容器との間に接合部を有しない分配器を提供するこ
とが可能となる。さらに、本発明によれば、バルブ装置
と容器との間に容器内部の干渉を可能とする点を有さ
ず、かつ、バルブ装置と容器との間に汚染物質の侵入を
許容する点を持たない分配器を提供することが出来る。
また、本発明によれば、部品点数が少なく、分配器の組
立に要する時間、労力及びコストを減少することが可能
な分配器を提供することができ、分配器内に収容された
内容物の全量の使用を助けるとともに、容器からの内容
物の排出時における制御性を改善する容器壁を有する分
配器を提供することが出来るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図
【図2】図1の2ー2線に沿った拡大断面図
【図3】図1の3ー3線に沿った、本発明によるバルブ
装置の概略部分拡大断面図
【図4】図3に示すバルブ装置の変形例を示す概略部分
拡大断面図
【符号の説明】
20 分配器 22 バルブ装置 26 弾性バルブ手段 28 バルブベース 32 管状容器部 33 ヘッド部 40 ダイヤフラム 42 円柱状バルブ 44 Oリング部 60 管状ボス 62 溝部 64 排出ボア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョセフ ヴィンセント ラナレッタ アメリカ合衆国 35976 アラバマ州グン タースヴィル ヴェンニング サークル 1909

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の端部と第二の端部とを有し、か
    つ、連続して一体に形成され、その中に内容物が収容さ
    れる容器部と、 バルブベースとノズル収容部とを有し、前記容器部に収
    容された内容物を制御可能に排出するバルブ装置と、 を備えた内容物を分配排出する分配器であって、 前記容器部と連続して一体に形成されたヘッド部を前記
    容器部の前記第一の端部に設け、そのヘッド部が、前記
    バルブベースまたはノズル収容部のいずれか一方を構成
    し、そのヘッド部に、前記バルブベースまたは前記ノズ
    ル収容部の他方を取付可能としたことを特徴とする分配
    器。
  2. 【請求項2】 前記バルブベースと前記ノズル収容部と
    の間に弾性バルブ手段を配設して、その弾性バルブ手段
    を圧縮状態で保持し、前記バルブ装置が制御可能にシー
    ルされるようにした請求項1に記載の分配器。
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