JPH05330147A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

Info

Publication number
JPH05330147A
JPH05330147A JP4138469A JP13846992A JPH05330147A JP H05330147 A JPH05330147 A JP H05330147A JP 4138469 A JP4138469 A JP 4138469A JP 13846992 A JP13846992 A JP 13846992A JP H05330147 A JPH05330147 A JP H05330147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
colors
dots
gradation
pixel
dot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4138469A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Tanahashi
誠 棚橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4138469A priority Critical patent/JPH05330147A/ja
Publication of JPH05330147A publication Critical patent/JPH05330147A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタ装置において、スイッチで階調表現
可能な最大色数を切り換える際にその階調切り換え範囲
を広げると共に、その切り換えで指示される最大色数が
小さい場合には解像度が犠牲にならないようにする。 【構成】 プリント時において表現できる最大の色数
(階調数)の切り換えに対応させて、1画素45に対し
て割り当てるドット数を自動的に切り換える。これによ
り、階調数の大きい4913色の場合には4×4のドッ
ト数を1画素に割り当てるとともに、走査線41〜44
を間引いて階調表現を行い、使用者にとって階調切り換
え範囲を広げる。これと共に、階調数が125色までと
小さい場合には1画素のドット数を2×2のドット数に
切り換えて、解像度が低下しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラービデオプリンタ
に好適なディザマトリックスによる階調表現方法を用い
たプリンタ装置に関し、特に、プリントできるカラー数
(階調)をスイッチで切り換えられると共に、そのスイ
ッチに連動してディザマトリックスのパターンも切り換
えるようにしたプリンタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドットによるマトリックスを用いたカラ
ービデオプリンタには主に下記の方式がある。
【0003】(1)熱溶融型カラービデオプリンタ (2)インクジェクト型カラービデオプリンタ (3)その他のカラービデオプリンタ 一般に1ドットが“1”/“0”(ON/OFF)で表
現される(1ドットに中間色はない)のような方式を用
いて色のレベルを表現しようとする場合、ディザマトリ
ックスと言う手法が用いられる。これは、ある決められ
た数のドットのエリアを規定し(例えば4×4のエリア
の16ドット)、それを1つの画素として、その中のド
ットの“1”(塗りつぶし)の数によって色レベル表現
するものである。例えば、16ドットを1つの画素とし
て割り当てた場合は、白を含めると17通りの色レベル
が表現できることになる。色の3原色(黒を含めて4色
の場合もある)を用いてカラーを表現する場合は、各色
それぞれ17階調になるので、トータルの色表現は17
×17×17で4913色となる。
【0004】プリント画質を改善するためには大きく下
記の2項目を改善すればよい。
【0005】(a)1画素に対して割り当てられるドッ
ト数を増やして色の表現出きる数を増やす。
【0006】(b)表現する画素を多くとり(画素のピ
ッチを細かくする)、解像度を上げる。
【0007】同時に上記の2つの項目を改善するために
は、基本的にはドットのピッチを細かくとれば可能であ
る。しかし、ドットのピッチを細かくとることは、技術
的に難しくなってゆき限界がある(特にヘッドの精度の
問題)。よって、ある限られたドットのピッチの上で
は、色の表現数を優先するか、解像度を優先するか、の
どちらかを選ぶことになる。
【0008】ビデオ信号画像をドットによるマトリック
スを用いてプリントする場合、分解能は、縦(V)方向
の走査線数で決まる。すなわち、分解能は信号の方式に
よって決まってしまう。ちなみに、NTSC信号の場合
フィールド画像で262.5本分、フレーム画像で52
5本分である。図7(a)はNTSC信号における走査
線を示したものである。NTSC信号では、縦(V)方
向の走査線はフィールド画像で262.5本なので、縦
(V)方向の画素数は262.5画素分(実際にはブラ
ンキング期間があるので230〜240画素分程度とな
る)となり、横(H)方向の画素数は、画面のアスペク
ト比が「縦:横=3:4」であるので、262.5×4
/3=350画素分となる。プリントのドットピッチを
同一(同じヘッドでプリント)とすると、1画素を2×
2のドットで表せば、スイッチで8色,27色,125
色などと切り換えることができるが、表現できる色は最
大125色までである。また、1画素を4×4のドット
で表せば、スイッチで28色,27色,125色,51
2色,4913色などと最大4913色まで切り換える
ことができるが、解像度が2×2のドットに比べ1/2
に落ちてしまう欠点があった。
【0009】今、図7(b)のようにm番目の水平
(H)走査線1からm+3番目までのH走査線4に対応
(図7(a)のC部に対応)するプリントの関係を拡大
して示し、5の1画素に対して2×2のドットを割り当
て、それをドットによるマトリックスを用いて階調表現
(最大5階調で125色)した場合を例にとる。入力画
像信号レベルが白から黒に徐々に変化していった時、そ
れぞれ1色について2階調(2×2×2で8色)の場
合、1色について3階調(3×3×3で27色)の場
合、1色について5階調(5×5×5で125色)の場
合、について説明する。
【0010】図8(a)の階調表現方法の説明図に示す
ように、6の波形Aなる画像信号が入力された場合、7
のサンプリングSに対して6の波形Aのレベルは10の
Wとなり、それに対応するプリントレベルは2階調の時
は13のa、3階調の時は14のb、5階調の時は15
のcとなる。続く8のサンプリングS+1、9のサンプ
リングS+2についても、同様に6の波形Aのレベルは
11のX,12のYとそれぞれの階調レベルとなり、そ
れぞれのサンプリングに対応してプリントされる画素W
16,画素X17,画素Y18のドットパターンは、図
8(b),図8(c),図8(d)となる。
【0011】図6にカラービデオプリンタ20のブロッ
ク図の例を示す。なお、カラービデオプリンタのブロッ
ク構成は、従来も、本発明も同じである。ビデオ入力端
子21から入力されたビデオ信号は、デコーダ22でR
GB信号に変換され、A/D変換部23でデジタル信号
に変換されてメモリ24に記憶される。メモリ24の出
力の一つは、モニタ信号としてD/A変換部25でアナ
ログ信号に変換され、エンコーダ26でビデオ信号に戻
され、ビデオ出力端子27に出力される。メモリ24の
もう一つの出力は、プリントするために色変換色補正部
29で色変換色補正をされ、プリントヘッド30をドラ
イブするためにプリントデータ変換部29でプリントデ
ータに変換されてヘッド30がドライブされ、用紙にプ
リントされる。
【0012】ここで、プリント時の階調の切り換えは、
階調切り換えスイッチ31により設定された、どんな階
調にするかの指示がマイクロコンピュータ(以下、マイ
コン)32に送られて、マイコン32の制御によってな
される。マイコン32はスイッチ31の指示に従い、メ
モリ24,色変換色補正部28,プリントデータ変換部
29を制御する。階調切り換えの主な制御は、階調の設
定に従いA/D変換部23からのメモリ24に書き込む
時に制御されるか、またはプリントのために画素情報を
メモリ24から読みだす時に制御されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
技術によるカラービデオプリンタでは、プリントする画
像に対して、表わすことの出きる色数をスイッチで切り
換えられるようにした場合、1画素に対して割り当られ
たドットの数により表現できる最大色数が決まってしま
うため、スイッチで切り換える色数が制限されてしま
う。また最大色数を大きくとると、1画素に対して割り
当てるドットの数を多くしなければならないため、全体
のドット数が決まっている通常のプリンタでは、画素数
が減少して解像度が落ちてしまう欠点があった。
【0014】例えば、1画素が2×2ドットの場合は白
を含めて1色に対して5レベルを表現出来、3原色プリ
ントでは125色が最大色数となり、スイッチで色数を
切り換えられるようにする場合は、8色,27色,12
5色などの切り換えポジションを設けることが出きる。
しかし、それ以上の色表現はできない。そこで、色数を
増やすためには、解像度を犠牲にして1画素に対して割
り当てるドットの数を、例えば4×4ドットとしてドッ
ト数を増やす必要がある。ドットピッチが決まっている
プリンタにおいて、このように1画素に対して割り当ら
れるドット数が増えることは、全体画像の画素数が減る
こと、すなわち解像度が落ちてしまうこととなる。
【0015】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、スイッチで階調表現可
能な最大色数を切り換える際に、その階調数の切り換え
範囲を広げると共に、その切り換えで指示される階調数
が小さい場合には解像度が犠牲にならないようにするプ
リンタ装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のプリンタ装置においては、ドットの集合体
を1つの画素として割り当て、該ドットの塗りつぶし数
により色の階調を表現する方法を用いたプリンタ装置に
おいて、上記色の階調数を切り換える階調数切換手段
と、1画素に割り当てられるドット数を切り換えるドッ
ト数切換手段を具備し、上記階調数切換手段と上記ドッ
ト数切換手段を連動させて、上記階調数切換手段により
階調数が切り換えられた時に上記ドット数切換手段によ
り上記1画素に割り当てられるドット数を該階調数に対
応した所定ドット数に切り換える構成としている。
【0017】
【作用】本発明のプリンタ装置では、プリント時におい
て表現できる最大の色数(階調数)の切り換えに対応さ
せて、1画素に対して割り当てるドット数を自動的に変
えることにより、階調数が大きい場合には多いドット数
を割り当てて使用者にとって階調切り換え範囲を広げる
と共に、階調数が小さい場合には少ないドット数に切り
換えて、解像度が低下しないようにしている。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳
細に説明する。第一の実施例,第二の実施例において
は、8色,27色,125色,4913色の切り換えを
スイッチ1個で操作者によって切り換える階調表現方法
の例について説明し、第三の実施例においては、上記の
階調表現方法を用いたプリンタ装置の実施例を説明す
る。
【0019】〔第一の実施例〕図6(a)の走査線に対
応するプリントの関係を示すために、図1にm番目の水
平(H)走査線41からm+3番目のH走査線44に対
応するプリントの拡大図を示す。例えば、階調切り換え
スイッチが8色,27色,125色,4913色の4種
類の階調を操作者が選ぶことができるようにした場合、
8色,27色,125色までは従来例と同様に1画素に
対して2×2のドットマトリックスで階調表現する。4
913色を選ばれた時は1画素に対して4×4のドット
割り当てに自動的に切り換えることにより、従来例で説
明したように1画素に対して2×2では最大125色ま
でしかできなかった階調表現を、4913色までできる
ように増やしながら、125色までの階調表現では解像
度を犠牲にすることのないようにしている。
【0020】図1は階調切り換えスイッチで125色以
上の階調を操作者が選択した場合、その125色以上の
階調を表現出きるように、45の1画素に対して4×4
のドットを割当て、ドットマトリックスによる階調表現
を4913色まで大きく取れるようにした説明図であ
る。すなわち、4913色が選ばれた時は、縦(V),
横(H)方向とも1画素に対するドットの割り当てが2
倍になるため、プリントするため取り込まれる信号は、
縦(V)方向では走査線が1本おきとなる。即ち、図1
に示すようにm番目のH走査線41とm+2番目のH走
査線43は画像信号として取り込まれるが、m+1番目
のH走査線42とm+3番目のH走査線44は飛び越さ
れ、画像信号として取り込まれない。横(H)方向では
サンプリングが2×2のドットマトリックスの周期に比
べ2倍の間隔となる。
【0021】即ち、図2(a)の階調表現方法の説明図
に示すように、サンプリングは51のS,52のS+
2,…と言うように一つおきになる。このような階調表
現を、渦巻き形で行う場合を例にとって、さらに詳しく
説明する。図2(a)に示すように、入力画像信号レベ
ルが白から黒に徐々に変化していった場合、それに対応
してプリントされる16個のドットa,b,c,…n,
o,pはそのa,b,c,…の渦巻きの順で塗りつぶし
されてプリントされ、階調が表現される。図2(a)に
示した53の波形Aなる画像信号が入力された場合、5
1のサンプリングSに対して、53の波形Aのレベルは
54のWとなり、それに対応するプリントレベルは56
のnとなるので、プリントされるドットパターンは図2
(b)の59の画素Wに示すようなパターンでプリント
される。同様に52のサンプリングS+2に対しては図
2(b)の59の画素Yに示すようなパターンでプリン
トされる。このようなことを1画面全てに対して行うこ
とにより、ビデオ信号は1枚の階調表現がなされた画像
としてプリントされる。
【0022】〔第二の実施例〕図6(a)の走査線に対
応するプリントの関係を示すために、図3にm番目の水
平(H)走査線61からm+3番目のH走査線64に対
応するプリントの拡大図を示す。例えば、第一の実施例
と同様に階調切り換えスイッチが8色,27色,125
色,4913色の4種類の階調を操作者が選ぶことがで
きるようにした場合、8色,27色,125色までは従
来例と同様に1画素に対して2×2のドットマトリック
スで階調表現する。4913色を選ばれた時は1画素に
対して2×2のドット割り当て、かつ隣接する3画素と
合わせて4画素すなわち4×4のドットの割り当てで階
調表現をするよう自動的に切り換えることにより、従来
例で説明したように、1画素に対して2×2で最大12
5色までしかできなかった階調表現を4913色までで
きるように増やながら、125色の階調表現までは解像
度を犠牲にすることのないようにするものである。
【0023】図3は、階調切り換えスイッチで125色
以上(例えば4913色)の階調を操作者が選択した場
合、125色以上の階調を表現出きるように、65の1
画素に対して2×2を割当て、かつ4×4のドットで、
ドットマトリックスによる階調表現を大きく取れるよう
にした走査線に対応するプリントの関係を拡大して示し
た図である。
【0024】階調表現を渦巻き形で行う場合を例にとっ
て、さらに詳しく説明する。図5(a)に示すように、
入力画像信号レベルが白から黒に徐々に変化していった
場合、それに対応してプリントされる1画素の4個のド
ット(2×2)は偶数の走査線(m,m+2,…)かつ
偶数のサンプリング(S,S+2,…)、すなわち、6
6の画素G1に対してはドットa,f,g,hの渦巻き
の順でプリントされてゆき、偶数の走査線(m,m+
2,…)かつ奇数のサンプリング(S+1,S+3,
…)、すなわち、67の画素G2に対してd,e,o,
pの順でプリントされてゆき、奇数の走査線(m+1,
m+3,…)かつ偶数のサンプリング(S,S+2,
…)、すなわち、68の画素G3に対してはb,i,
j,kの渦巻きの順でプリントされてゆき、奇数の走査
線(m+1,m+3,…)かつ奇数のサンプリング(S
+1,S+3,…)、すなわち、69の画素G4の画素
に対してはc,l,m,nの渦巻きの順でプリントされ
てゆき、それら4画素を1組として図5(a)に示すよ
うな矢印の順でプリントして階調を表現する。
【0025】これを、更に詳しく説明すると、次の通り
である。図4の階調表現方法の説明図に示すように、m
番目の水平(H)走査線(偶数の走査線)の71の波形
Aなる画像信号が入力された場合、72のサンプリング
S(偶数のサンプリング)に対しては、71の波形Aの
レベルは76のWとなり、それに対応するプリントレベ
ルは77のhとなるので、プリントされるドットパター
ンは図5(b)の91の画素W1に示すようなパターン
でプリントされ、同一走査線の73のサンプリングS+
1,74のS+2,75のS+3に対しては図5(b)
の92の画素X1,93の画素Y1,94の画素Z1に示
すようなパターンでプリントされる。またm+1番目の
H走査線(奇数の走査線)の81の波形Bなる画像信号
に対しては図5(b)の95の画素W2,96の画素
2,97の画素Y2,98の画素Z2に示すようなパタ
ーンでプリントされる。すなわち91の画素W1,92
の画素X1,95の画素W2,96の画素X2の4×4の
ドットとして、また93の画素Y1,94の画素Z1,9
7の画素Y2,98の画素Z2の4×4のドットとして1
7階調を表現している。このようなことを1画面全てに
対して行うことにより、ビデオ信号は1枚の階調表現さ
れた画像としてプリントされる。なお、複数の画素を1
組として階調を表現する手法は、一般に「サブマトリッ
クス」と呼ばれている。
【0026】〔第三の実施例〕図6に、上記第一または
第二の実施例を適用したカラービデオプリンタ20のブ
ロック図の例を示す。本実施例のカラービデオプリンタ
のブロック構成は、従来と同じであるが、一部のブロッ
クの機能が異なっている。ビデオ入力端子21から入力
されたビデオ信号は、デコーダ22でRGB信号に変換
され、A/D変換部23でデジタル信号に変換されてメ
モリ24に記憶される。ここで、メモリ24には、1画
素に対し少ないドット数が割り当てられたとき(第1の
ドット数)の画素数に対応してサンプリングされた全走
査線の画素情報が記憶される。メモリ24から読み出さ
れた出力の一つは、モニタ信号としてD/A変換部25
でアナログ信号に変換され、エンコーダ26でビデオ信
号に戻され、ビデオ出力端子27に出力される。メモリ
24から読み出されたもう一つの出力は、プリントする
ために色変換色補正部29で色変換色補正をされ、プリ
ントヘッド30をドライブするためにプリントデータ変
換部29でプリントデータに変換されてヘッド30がド
ライブされ、用紙にプリントされる。ここで、メモリ2
4から画素情報を読み出して出力するとき、第1のドッ
ト数が割り当てられた時は全走査線の画素情報を読みだ
すが、1画素に対し第1のドット数より多いドット数
(第2のドット数)が割り当てられた時は、走査線を例
えば第一,第二の実施例に従えば1ラインおきに間引い
て読み出す。
【0027】ここで、プリント時の階調の切り換えは、
階調切り換えスイッチ31により設定された、どんな階
調にするかの指示がマイクロコンピュータ(以下、マイ
コン)32に送られて、マイコン32の制御によってな
される。マイコン32はスイッチ31の指示に従って、
1画素に対するドット数の割り当てを行い、その割り当
てに連動させて上記メモリ24の読みだしの制御を行う
とともに、色変換色補正部28,プリントデータ変換部
29を制御する。プリントデータ変換部29では、メモ
リ24から読み出された画素情報に基づいて、第一また
は第二の実施例に従い、上記で割り当てられたドットの
塗りつぶしを行い、プリントデータとする。
【0028】なお、上記実施例では、階調切り換えの主
な制御について、プリントのための画素情報をメモリ2
4から読み出す時に行う例を示したが、階調の設定に従
いA/D変換部23からサンプリングしてメモリ24に
書き込む時に制御してもよい。このように、本発明は、
その主旨に沿って種々に応用され、種々の実施態様を取
り得るものである。
【0029】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
プリンタ装置によれば、プリント時において表現できる
最大の色数(階調)の切り換えに対応して、必要に応じ
て1画素に対し割り当てられるドット数が自動的に変わ
るため、使用者にとって一つのスイッチで階調切り換え
範囲を広げることができると共に、階調数が小さい場合
に解像度が犠牲になるのを防止することができる。例え
ば、階調切り換えスイッチによる8色,27色,125
色の階調切り換えまでは2×2ドットとして高解像度で
階調表現を行い、それ以上の切り換えポジションでは4
×4ドットとして4913色まで階調に広げることが出
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を説明する走査線に対応
するプリントの関係を示す拡大図
【図2】(a),(b)は上記第一の実施例における階
調表現方法を示す説明図
【図3】本発明の第二の実施例を説明する走査線に対応
するプリントの関係を示す拡大図
【図4】上記第二の実施例における階調表現方法を示す
説明図
【図5】(a),(b)は同じく上記第二の実施例にお
ける階調表現方法を示す説明図
【図6】本発明および従来例のカラービデオプリンタの
構成を示すブロック図
【図7】(a),(b)は上記従来例を説明する走査線
に対応するプリントの関係を示す拡大図
【図8】(a),(b),(c),(d)は上記従来例
における階調表現方法を示す説明図
【符号の説明】
20…カラービデオプリンタ 22…デコーダ 23…A/D変換部 24…メモリ 28…色変換色補正部 29…プリントデータ変換部 30…ヘッド 31…階調切り換えスイッチ 32…マイクロコンピュータ 41〜44,61〜64…水平走査線 45,65…1画素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/12 L H04N 1/23 Z 9186−5C 1/40 B 9068−5C 8804−2C B41J 3/12 G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドットの集合体を1つの画素として割り
    当て、該ドットの塗りつぶし数により色の階調を表現す
    る方法を用いたプリンタ装置において、 上記色の階調数を切り換える階調数切換手段と、1画素
    に割り当てられるドット数を切り換えるドット数切換手
    段を具備し、 上記階調数切換手段と上記ドット数切換手段を連動させ
    て、上記階調数切換手段により階調数が切り換えられた
    時に上記ドット数切換手段により上記1画素に割り当て
    られるドット数を該階調数に対応した所定ドット数に切
    り換えることを特徴とするプリンタ装置
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリンタ装置において、 プリントすべき画像の映像信号を取り出す映像信号読取
    手段を備え、 ドット数切換手段により第1のドット数に切り換えられ
    た時には全ての走査線の映像信号を上記映像信号読取手
    段で読み取り、 上記ドット数切換手段により第2のドット数に切り換え
    られた時には上記走査線を間引いて上記映像信号読取手
    段で読み取るようにしたことを特徴とするプリンタ装
    置。
  3. 【請求項3】 走査線の間引きが1ラインおきであるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のプリンタ装置において、 ドットの塗りつぶし方法を切り換える切換手段を備え、 ドット数切換手段により第1のドット数に切り換えられ
    た時には上記切換手段により各画素内で塗りつぶす塗り
    つぶし方法に切り換え、 上記ドット数切換手段により第2のドット数に切り換え
    られた時には上記切換手段により複数の画素を1集合体
    としてこの集合体内で塗りつぶす塗りつぶし方法に切り
    換えることを特徴とするプリンタ装置。
JP4138469A 1992-05-29 1992-05-29 プリンタ装置 Pending JPH05330147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4138469A JPH05330147A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 プリンタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4138469A JPH05330147A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 プリンタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05330147A true JPH05330147A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15222781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4138469A Pending JPH05330147A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 プリンタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05330147A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1141465A (ja) マルチレベル・ハーフトーン化方法
US5745249A (en) Pipelined architecture for patterned halftone generation
JP2003127438A (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム、印刷制御プログラムを記録した媒体、印刷装置、印刷方法
US5875287A (en) Banding noise reduction for clustered-dot dither
JPH07273992A (ja) ビット・マップ・データの処理方法
JP4691880B2 (ja) 同時にドットが形成される複数本の画素列のデータを解像度変換しながら画像を出力する画像出力装置
JPS5885671A (ja) 中間調画像記録方法
JPH05330147A (ja) プリンタ装置
US6693724B1 (en) Apparatus and method converting continuous tone data to multiple-valued data
JPH0527298B2 (ja)
US6389167B1 (en) Multi-level pixel density reduction for printers
JP3382965B2 (ja) プリンタ装置およびその階調表現方法
JPH0720199B2 (ja) 画像処理装置
JPH11250245A (ja) ハ―フト―ン回路
JPH07237322A (ja) 中間調パターン生成方法
JP3289843B2 (ja) プリンタ
JP3671529B2 (ja) 熱転写形記録装置及び記録方法
JP3210816B2 (ja) 画像処理装置
JP2935009B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JPH056829B2 (ja)
JP2586867B2 (ja) カラービデオプリンタ
JPS6084071A (ja) 画像記録装置
JPS58215168A (ja) 画像記録方法
JP2002101307A (ja) ハーフトーン出力画像の生成方法及びシステム
JPH0661953B2 (ja) 画像印写方法及び画像印写装置