JP2935009B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置および画像処理方法Info
- Publication number
- JP2935009B2 JP2935009B2 JP6302863A JP30286394A JP2935009B2 JP 2935009 B2 JP2935009 B2 JP 2935009B2 JP 6302863 A JP6302863 A JP 6302863A JP 30286394 A JP30286394 A JP 30286394A JP 2935009 B2 JP2935009 B2 JP 2935009B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- gradation
- pixel
- storing
- valued
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、多値画像を２値ドット
マトリクスプリンタで出力するための画像処理装置に関
する。
マトリクスプリンタで出力するための画像処理装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、多値画像を２値ドットマトリクス
プリンタで出力する場合には、いわゆる濃度パターン
法、組織的ディザ法、誤差拡散法などの疑似階調表現方
式により多値画像を２値画像に変換し、変換された２値
画像を印字ヘッドのドット数単位のバンドに分割し、バ
ンド単位で印刷したりおよび紙送りしたりして垂直方向
のヘッド移動を繰り返すしていた。
プリンタで出力する場合には、いわゆる濃度パターン
法、組織的ディザ法、誤差拡散法などの疑似階調表現方
式により多値画像を２値画像に変換し、変換された２値
画像を印字ヘッドのドット数単位のバンドに分割し、バ
ンド単位で印刷したりおよび紙送りしたりして垂直方向
のヘッド移動を繰り返すしていた。
【０００３】このとき、紙送りないし垂直方向のヘッド
移動における機械的な誤差による、水平方向の線状の空
きあるいは重なりが発生することを防ぐために、紙送り
ないし垂直方向のヘッド移動量を印字ヘッドのドット数
の半分単位にする方法が用いられていた。すなわち、第
１の水平方向印刷時においてはバンド内の半数の画素を
印字し、つづく第２の水平方向印刷時においては偶数バ
ンドの下半分と奇数バンドの上半分内の画素のうち第１
の水平方向印刷時において印刷しなかった画素を印字す
ることを繰り返していた。
移動における機械的な誤差による、水平方向の線状の空
きあるいは重なりが発生することを防ぐために、紙送り
ないし垂直方向のヘッド移動量を印字ヘッドのドット数
の半分単位にする方法が用いられていた。すなわち、第
１の水平方向印刷時においてはバンド内の半数の画素を
印字し、つづく第２の水平方向印刷時においては偶数バ
ンドの下半分と奇数バンドの上半分内の画素のうち第１
の水平方向印刷時において印刷しなかった画素を印字す
ることを繰り返していた。
【０００４】図９は従来からの印字方法を示す説明図で
ある。図おいて、８０は印字ヘッドで一度に８ドットの
印字が可能である。印字ヘッドは左から右へ移動しなが
ら２画素おきに対応する画素位置にインクを吐出または
転写し、用紙上に画像を形成する。
ある。図おいて、８０は印字ヘッドで一度に８ドットの
印字が可能である。印字ヘッドは左から右へ移動しなが
ら２画素おきに対応する画素位置にインクを吐出または
転写し、用紙上に画像を形成する。
【０００５】１回の水平方向の印字が終わると、印字ヘ
ッドの半ドット、すなわち４画素分用紙を送る。８１に
よって示される各数字は用紙上に印字される画素の順番
を示している。１番目の水平方向印刷時には、印字ヘッ
ドの下側４ドットを用いて図中１の画素を印字する。２
番目の水平方向印刷時には、図中２の画素を印字する。
以下、同様にして画面全体を印字する。
ッドの半ドット、すなわち４画素分用紙を送る。８１に
よって示される各数字は用紙上に印字される画素の順番
を示している。１番目の水平方向印刷時には、印字ヘッ
ドの下側４ドットを用いて図中１の画素を印字する。２
番目の水平方向印刷時には、図中２の画素を印字する。
以下、同様にして画面全体を印字する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では濃度パターン法や組織的ディザ法などによる階
調パターンが規則的に繰り返される２値画像の場合、第
１の水平方向印字時と第２の水平方向印字時における印
刷位置の機械的誤差により、均等濃度部において濃度む
らが発生するという欠点があった。
来例では濃度パターン法や組織的ディザ法などによる階
調パターンが規則的に繰り返される２値画像の場合、第
１の水平方向印字時と第２の水平方向印字時における印
刷位置の機械的誤差により、均等濃度部において濃度む
らが発生するという欠点があった。
【０００７】そこで、本発明は濃度むらの発生を抑える
ことができる画像処理装置を提供することを目的とす
る。
ことができる画像処理装置を提供することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項１に係る画像処理装置は、多値画像
を記憶する多値画像記憶手段と、２値画像を記憶するた
めの２値画像記憶手段とを備え、疑似階調表現方式によ
り前記多値画像を前記２値画像に変換して印刷する画像
処理装置において、ある階調パターンを一定方向にずら
した形の複数の階調パターンを記憶する階調パターン記
憶手段と、前記多値画像の水平画素位置に応じて前記複
数の階調パターンを順次切り換えるパターン切換手段
と、前記多値画像の各画素を走査し、該各画素の階調レ
ベルに応じて前記階調パターンの階調を前記２値画像記
憶手段に格納する画像２値化手段と、該格納された階調
パターンの階調にしたがって、前記２値画像をドットマ
トリクスで印刷する印刷手段とを備えたことを特徴とす
る。
に、本発明の請求項１に係る画像処理装置は、多値画像
を記憶する多値画像記憶手段と、２値画像を記憶するた
めの２値画像記憶手段とを備え、疑似階調表現方式によ
り前記多値画像を前記２値画像に変換して印刷する画像
処理装置において、ある階調パターンを一定方向にずら
した形の複数の階調パターンを記憶する階調パターン記
憶手段と、前記多値画像の水平画素位置に応じて前記複
数の階調パターンを順次切り換えるパターン切換手段
と、前記多値画像の各画素を走査し、該各画素の階調レ
ベルに応じて前記階調パターンの階調を前記２値画像記
憶手段に格納する画像２値化手段と、該格納された階調
パターンの階調にしたがって、前記２値画像をドットマ
トリクスで印刷する印刷手段とを備えたことを特徴とす
る。
【０００９】請求項２に係る画像処理装置は、多値画像
を記憶する多値画像記憶手段と、２値画像を記憶するた
めの２値画像記憶手段とを備え、疑似階調表現方式によ
り前記多値画像を前記２値画像に変換して印刷する画像
処理装置において、前記多値画像の画素の値と比較され
るしきい値が複数記憶されたしきい値マスクを、一定方
向にずらした形で複数格納するしきい値マスク格納手段
と、前記多値画像の水平画素位置に応じて前記複数のし
きい値マスクを順次切り換えるしきい値マスク切換手段
と、前記多値画像の各画素を走査し、該各画素の値と該
画素の位置に応じた前記しきい値との比較に応じて前記
２値画像記憶手段の対応する画素の位置を２値化する画
像２値化手段と、該２値化された前記２値画像をドット
マトリクスで印刷する印刷手段とを備えたことを特徴と
する。
を記憶する多値画像記憶手段と、２値画像を記憶するた
めの２値画像記憶手段とを備え、疑似階調表現方式によ
り前記多値画像を前記２値画像に変換して印刷する画像
処理装置において、前記多値画像の画素の値と比較され
るしきい値が複数記憶されたしきい値マスクを、一定方
向にずらした形で複数格納するしきい値マスク格納手段
と、前記多値画像の水平画素位置に応じて前記複数のし
きい値マスクを順次切り換えるしきい値マスク切換手段
と、前記多値画像の各画素を走査し、該各画素の値と該
画素の位置に応じた前記しきい値との比較に応じて前記
２値画像記憶手段の対応する画素の位置を２値化する画
像２値化手段と、該２値化された前記２値画像をドット
マトリクスで印刷する印刷手段とを備えたことを特徴と
する。
【００１０】請求項３に係る画像処理方法は、多値画像
を記憶し、該記憶された多値画像を疑似階調表現方式に
より２値画像に変換して印刷する画像処理方法におい
て、ある階調パターンを一定方向にずらした形の複数の
階調パターンを記憶しておき、前記多値画像の水平画素
位置に応じて前記複数の階調パターンを順次切り換え、
前記多値画像の各画素を走査し、該各画素の階調レベル
に応じて前記階調パターンの階調を決定し、該決定され
た階調パターンの階調にしたがって、前記２値画像をド
ットマトリクスで印刷することを特徴とする。
を記憶し、該記憶された多値画像を疑似階調表現方式に
より２値画像に変換して印刷する画像処理方法におい
て、ある階調パターンを一定方向にずらした形の複数の
階調パターンを記憶しておき、前記多値画像の水平画素
位置に応じて前記複数の階調パターンを順次切り換え、
前記多値画像の各画素を走査し、該各画素の階調レベル
に応じて前記階調パターンの階調を決定し、該決定され
た階調パターンの階調にしたがって、前記２値画像をド
ットマトリクスで印刷することを特徴とする。
【００１１】
【作用】本発明の請求項１に係る画像処理装置では、多
値画像記憶手段により多値画像を記憶し、疑似階調表現
方式により前記多値画像を前記２値画像に変換して印刷
する際に、階調パターン記憶手段によりある階調パター
ンを一定方向にずらした形の複数の階調パターンを記憶
しておき、パターン切換手段により前記多値画像の水平
画素位置に応じて前記複数の階調パターンを順次切り換
え、画像２値化手段により前記多値画像の各画素を走査
し、該各画素の階調レベルに応じて前記階調パターンの
階調を前記２値画像記憶手段に格納し、該格納された階
調パターンの階調にしたがって、印刷手段により前記２
値画像をドットマトリクスで印刷する。
値画像記憶手段により多値画像を記憶し、疑似階調表現
方式により前記多値画像を前記２値画像に変換して印刷
する際に、階調パターン記憶手段によりある階調パター
ンを一定方向にずらした形の複数の階調パターンを記憶
しておき、パターン切換手段により前記多値画像の水平
画素位置に応じて前記複数の階調パターンを順次切り換
え、画像２値化手段により前記多値画像の各画素を走査
し、該各画素の階調レベルに応じて前記階調パターンの
階調を前記２値画像記憶手段に格納し、該格納された階
調パターンの階調にしたがって、印刷手段により前記２
値画像をドットマトリクスで印刷する。
【００１２】請求項２に係る画像処理装置では、多値画
像記憶手段により多値画像を記憶し、疑似階調表現方式
により前記多値画像を前記２値画像に変換して印刷する
際に、前記多値画像の画素の値と比較されるしきい値が
複数記憶されたしきい値マスクを、しきい値マスク格納
手段により一定方向にずらした形で複数格納しておき、
しきい値マスク切換手段により前記多値画像の水平画素
位置に応じて前記複数のしきい値マスクを順次切り換
え、前記多値画像の各画素を走査し、画像２値化手段に
より該各画素の値と該画素の位置に応じた前記しきい値
との比較に応じて前記２値画像記憶手段の対応する画素
の位置を２値化し、印刷手段により該２値化された前記
２値画像をドットマトリクスで印刷する。
像記憶手段により多値画像を記憶し、疑似階調表現方式
により前記多値画像を前記２値画像に変換して印刷する
際に、前記多値画像の画素の値と比較されるしきい値が
複数記憶されたしきい値マスクを、しきい値マスク格納
手段により一定方向にずらした形で複数格納しておき、
しきい値マスク切換手段により前記多値画像の水平画素
位置に応じて前記複数のしきい値マスクを順次切り換
え、前記多値画像の各画素を走査し、画像２値化手段に
より該各画素の値と該画素の位置に応じた前記しきい値
との比較に応じて前記２値画像記憶手段の対応する画素
の位置を２値化し、印刷手段により該２値化された前記
２値画像をドットマトリクスで印刷する。
【００１３】
【実施例】本発明の画像処理装置の実施例について説明
する。
する。
【００１４】［第１実施例］図１は第１実施例の画像処
理装置の構成を示すブロック図である。図において、１
０は多値画像を格納する多値画像用ＲＡＭ、１１は濃度
パターン法により画像を２値化する２値化装置、１２は
階調パターンを格納する階調パターン用メモリである。
理装置の構成を示すブロック図である。図において、１
０は多値画像を格納する多値画像用ＲＡＭ、１１は濃度
パターン法により画像を２値化する２値化装置、１２は
階調パターンを格納する階調パターン用メモリである。
【００１５】１３は複数の階調パターンのうち、どの階
調パターンを使用するかを決定するパターン選択装置、
１４は２値画像を格納する２値画像用ＲＡＭ、１５は２
値画像を印刷するドットマトリクス式のプリンタ、１６
はプリンタ１５を制御する画像印刷装置である。
調パターンを使用するかを決定するパターン選択装置、
１４は２値画像を格納する２値画像用ＲＡＭ、１５は２
値画像を印刷するドットマトリクス式のプリンタ、１６
はプリンタ１５を制御する画像印刷装置である。
【００１６】２値化装置１１は、多値画像の各画素を順
に走査し、各画素の階調に対応した階調パターンを階調
パターン用メモリ１２から読み出し、２値画像用ＲＡＭ
１４の注目画素位置に格納する。
に走査し、各画素の階調に対応した階調パターンを階調
パターン用メモリ１２から読み出し、２値画像用ＲＡＭ
１４の注目画素位置に格納する。
【００１７】図２は階調パターンを示す説明図である。
４種類の階調パターンは、それぞれ階調レベル０〜１６
に対応したパターンを有する。パターン選択装置１３
は、注目画素の水平位置により２値化に使用する階調パ
ターンを選択する。
４種類の階調パターンは、それぞれ階調レベル０〜１６
に対応したパターンを有する。パターン選択装置１３
は、注目画素の水平位置により２値化に使用する階調パ
ターンを選択する。
【００１８】図３は２値化処理およびパターン選択処理
を示すフローチャートである。この処理は２値化装置１
１およびパターン選択装置１３によって実行される。ま
ず、処理対象となる多値画像の画素の垂直位置カウンタ
Ｙを値０に初期化する（ステップＳ９０）。同様に、処
理対象となる多値画像の画素の水平位置カウンタＸを値
０に初期化する（ステップＳ９１）。水平位置カウンタ
Ｘにより階調パターンＰを選択する（ステップＳ９
２）。ここで、４種類の階調パターンＰを順次切り替え
るためにＸを値４で割った余り（Ｘｍｏｄ４）を用いる
こととする。
を示すフローチャートである。この処理は２値化装置１
１およびパターン選択装置１３によって実行される。ま
ず、処理対象となる多値画像の画素の垂直位置カウンタ
Ｙを値０に初期化する（ステップＳ９０）。同様に、処
理対象となる多値画像の画素の水平位置カウンタＸを値
０に初期化する（ステップＳ９１）。水平位置カウンタ
Ｘにより階調パターンＰを選択する（ステップＳ９
２）。ここで、４種類の階調パターンＰを順次切り替え
るためにＸを値４で割った余り（Ｘｍｏｄ４）を用いる
こととする。
【００１９】多値画像用ＲＡＭ１０の位置座標（Ｘ，
Ｙ）の画素の濃度Ｄを読み出す（ステップＳ９３）。濃
度Ｄに対応した階調Ｌを求める。例えば、入力画像の濃
度が０〜２５５の範囲の値を持つならば、階調ＬはＬ＝
Ｄ×１７／２５６（小数以下切り捨て）によって算出さ
れる。
Ｙ）の画素の濃度Ｄを読み出す（ステップＳ９３）。濃
度Ｄに対応した階調Ｌを求める。例えば、入力画像の濃
度が０〜２５５の範囲の値を持つならば、階調ＬはＬ＝
Ｄ×１７／２５６（小数以下切り捨て）によって算出さ
れる。
【００２０】ステップＳ９２で選択した階調パターンＰ
から階調Ｌのパターンを読み出す（ステップＳ９５）。
２値画像用ＲＡＭ１４の位置座標（Ｘ×４，Ｙ×４）か
ら（Ｘ×４＋３，Ｙ×４＋３）の範囲にステップＳ９５
で読み出したパターンを書き込む（ステップＳ９６）。
水平位置カウンタＸを１つ進める（ステップＳ９７）。
から階調Ｌのパターンを読み出す（ステップＳ９５）。
２値画像用ＲＡＭ１４の位置座標（Ｘ×４，Ｙ×４）か
ら（Ｘ×４＋３，Ｙ×４＋３）の範囲にステップＳ９５
で読み出したパターンを書き込む（ステップＳ９６）。
水平位置カウンタＸを１つ進める（ステップＳ９７）。
【００２１】以上示したステップＳ９２〜ステップＳ９
７を１ライン分の画像データに対して繰り返す（ステッ
プＳ９８）。１ライン分の画像データの処理が終了し、
水平位置カウンタＸが水平画素数を越えた場合には次の
ラインの処理に移行するために垂直位置カウンタＹを１
つ進める（ステップＳ９９）。すべてのラインの処理が
終了したか否かを判別し（ステップＳ１００）、終了し
ていないときにはステップＳ９１からの処理を繰り返
し、終了しているときには本ルーチンを終了する。
７を１ライン分の画像データに対して繰り返す（ステッ
プＳ９８）。１ライン分の画像データの処理が終了し、
水平位置カウンタＸが水平画素数を越えた場合には次の
ラインの処理に移行するために垂直位置カウンタＹを１
つ進める（ステップＳ９９）。すべてのラインの処理が
終了したか否かを判別し（ステップＳ１００）、終了し
ていないときにはステップＳ９１からの処理を繰り返
し、終了しているときには本ルーチンを終了する。
【００２２】図４は階調レベルが５の均等濃度領域を２
値化した結果の２値画像を示す説明図である。この例で
は、４画素毎に階調パターンを切り替えている。図５は
第２の水平方向印刷時に印字ヘッドが左上にずれた場合
に、本実施例の階調パターンと従来の単一の階調パター
ンとを使用したときの印刷結果の比較を示す説明図であ
る。同図（Ａ）は本実施例の印刷結果を示し、同図
（Ｂ）は従来の印刷結果を示す。このように、単一の階
調パターンを使用したものと比べて均等濃度領域におけ
るパターンの繰り返し周期が大きくなるため、印字位置
の誤差による濃度むらが目立たなくなる。
値化した結果の２値画像を示す説明図である。この例で
は、４画素毎に階調パターンを切り替えている。図５は
第２の水平方向印刷時に印字ヘッドが左上にずれた場合
に、本実施例の階調パターンと従来の単一の階調パター
ンとを使用したときの印刷結果の比較を示す説明図であ
る。同図（Ａ）は本実施例の印刷結果を示し、同図
（Ｂ）は従来の印刷結果を示す。このように、単一の階
調パターンを使用したものと比べて均等濃度領域におけ
るパターンの繰り返し周期が大きくなるため、印字位置
の誤差による濃度むらが目立たなくなる。
【００２３】尚、本実施例の各階調パターンはそれぞれ
パターンを垂直方向にシフトさせた形を有する。本実施
例のように、数種類の階調パターンをメモリに記憶して
おく代わりに、一つの階調パターンを用いパターン選択
装置１３は多値画像の水平位置に応じて階調パターン用
メモリの読み出し位置を変えることによりパターンを切
り替える方法でも同様な効果を得ることができる。図６
は階調パターン用メモリの読み出し位置を変えて数種類
の階調パターンが得られることを示す説明図である。こ
のようにすれば、階調パターンを格納するメモリの容量
を節約できる。
パターンを垂直方向にシフトさせた形を有する。本実施
例のように、数種類の階調パターンをメモリに記憶して
おく代わりに、一つの階調パターンを用いパターン選択
装置１３は多値画像の水平位置に応じて階調パターン用
メモリの読み出し位置を変えることによりパターンを切
り替える方法でも同様な効果を得ることができる。図６
は階調パターン用メモリの読み出し位置を変えて数種類
の階調パターンが得られることを示す説明図である。こ
のようにすれば、階調パターンを格納するメモリの容量
を節約できる。
【００２４】［第２実施例］つぎに、第２実施例の画像
処理装置について説明する。前記第１実施例では、疑似
階調表現方式として濃度パターン法を想定したが、他の
疑似階調表現方式でも有効である。図７は組織的ディザ
法を使用した第２実施例の画像処理装置の構成を示すブ
ロック図である。前記第１実施例と同一の構成要素につ
いては同一の番号が付されている。図において、１８は
しきい値マスク選択装置を示し、１７は複数のしきい値
マスクが格納されているメモリである。
処理装置について説明する。前記第１実施例では、疑似
階調表現方式として濃度パターン法を想定したが、他の
疑似階調表現方式でも有効である。図７は組織的ディザ
法を使用した第２実施例の画像処理装置の構成を示すブ
ロック図である。前記第１実施例と同一の構成要素につ
いては同一の番号が付されている。図において、１８は
しきい値マスク選択装置を示し、１７は複数のしきい値
マスクが格納されているメモリである。
【００２５】図８は複数のしきい値マスクを示す説明図
である。本実施例の画像処理装置では、図８に示すよう
な複数のしきい値マスクを多値画像の水平位置４画素お
きに切り替えて使用する。
である。本実施例の画像処理装置では、図８に示すよう
な複数のしきい値マスクを多値画像の水平位置４画素お
きに切り替えて使用する。
【００２６】具体的に説明すると、画像２値化装置１１
は多値画像の各画素を水平方向に順に走査し、画素の値
とその画素の位置に対応するしきい値マスクの値とを比
較し画素の値の方が大きければ２値画像の当該画素をオ
ン（インクを打つ）に、画素の値の方が小さければ２値
画像の当該画素をオフ（インクを打たない）に設定す
る。１ライン目の水平方向１番目の画像は、しきい値マ
スク１の左上の値（１）と比較する。１ライン目の水平
方向２番目の画素は、しきい値マスク１のうえから１ラ
イン目の左から２番目の値（９）と比較する。１ライン
目の水平方向３番目、４番目も同様である。１ライン目
の水平方向５番目の画素は、しきい値マスク２の左上の
画素と比較する。１ライン目の水平方向６番目、７番
目、８番目は、同じくしきい値マスク２の１ライン目の
値と比較する。以上のように、水平方向４画素おきにし
きい値マスクを切り替える。１ライン目の処理がすべて
終われば、２ライン目の画素に付き同様に処理する。こ
のとき、しきい値マスクは上から２ライン目の値に用い
る。５ライン目の処理では再びしきい値マスクの上から
１ライン目の値を用いる。
は多値画像の各画素を水平方向に順に走査し、画素の値
とその画素の位置に対応するしきい値マスクの値とを比
較し画素の値の方が大きければ２値画像の当該画素をオ
ン（インクを打つ）に、画素の値の方が小さければ２値
画像の当該画素をオフ（インクを打たない）に設定す
る。１ライン目の水平方向１番目の画像は、しきい値マ
スク１の左上の値（１）と比較する。１ライン目の水平
方向２番目の画素は、しきい値マスク１のうえから１ラ
イン目の左から２番目の値（９）と比較する。１ライン
目の水平方向３番目、４番目も同様である。１ライン目
の水平方向５番目の画素は、しきい値マスク２の左上の
画素と比較する。１ライン目の水平方向６番目、７番
目、８番目は、同じくしきい値マスク２の１ライン目の
値と比較する。以上のように、水平方向４画素おきにし
きい値マスクを切り替える。１ライン目の処理がすべて
終われば、２ライン目の画素に付き同様に処理する。こ
のとき、しきい値マスクは上から２ライン目の値に用い
る。５ライン目の処理では再びしきい値マスクの上から
１ライン目の値を用いる。
【００２７】その他の疑似階調表現方式として、多値画
像の階調数が濃度パターンないし組織的ディザ法で表現
できる疑似階調数より大きい場合には、疑似階調化にお
いて階調の量子化誤差が生じるが、この量子化誤差を誤
差拡散法により隣接画素に分配することにより疑似階調
数を無限に拡大する方式が考えられるが、この疑似階調
表現方式においても本発明は有効である。
像の階調数が濃度パターンないし組織的ディザ法で表現
できる疑似階調数より大きい場合には、疑似階調化にお
いて階調の量子化誤差が生じるが、この量子化誤差を誤
差拡散法により隣接画素に分配することにより疑似階調
数を無限に拡大する方式が考えられるが、この疑似階調
表現方式においても本発明は有効である。
【００２８】また、イエロー、マゼンタ、シアンや、イ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックのプロセスイン
ク、あるいは任意の特色インクに対応する多値画像成分
に対してそれぞれ疑似階調表現を適用することにより、
本発明の画像処理装置はカラー多値画像に適用できる。
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックのプロセスイン
ク、あるいは任意の特色インクに対応する多値画像成分
に対してそれぞれ疑似階調表現を適用することにより、
本発明の画像処理装置はカラー多値画像に適用できる。
【００２９】
【発明の効果】本発明の請求項１に係る画像処理装置に
よれば、多値画像記憶手段により多値画像を記憶し、疑
似階調表現方式により前記多値画像を前記２値画像に変
換して印刷する際に、階調パターン記憶手段によりある
階調パターンを一定方向にずらした形の複数の階調パタ
ーンを記憶しておき、パターン切換手段により前記多値
画像の水平画素位置に応じて前記複数の階調パターンを
順次切り換え、画像２値化手段により前記多値画像の各
画素を走査し、該各画素の階調レベルに応じて前記階調
パターンの階調を前記２値画像記憶手段に格納し、該格
納された階調パターンの階調にしたがって、印刷手段に
より前記２値画像をドットマトリクスで印刷するので、
第１の水平方向印字時と第２の水平方向印字時における
印刷位置の機械的誤差による濃度むらの発生を抑えるこ
とができる。
よれば、多値画像記憶手段により多値画像を記憶し、疑
似階調表現方式により前記多値画像を前記２値画像に変
換して印刷する際に、階調パターン記憶手段によりある
階調パターンを一定方向にずらした形の複数の階調パタ
ーンを記憶しておき、パターン切換手段により前記多値
画像の水平画素位置に応じて前記複数の階調パターンを
順次切り換え、画像２値化手段により前記多値画像の各
画素を走査し、該各画素の階調レベルに応じて前記階調
パターンの階調を前記２値画像記憶手段に格納し、該格
納された階調パターンの階調にしたがって、印刷手段に
より前記２値画像をドットマトリクスで印刷するので、
第１の水平方向印字時と第２の水平方向印字時における
印刷位置の機械的誤差による濃度むらの発生を抑えるこ
とができる。
【００３０】請求項２に係る画像処理装置によれば、多
値画像記憶手段により多値画像を記憶し、疑似階調表現
方式により前記多値画像を前記２値画像に変換して印刷
する際に、前記多値画像の画素の値と比較されるしきい
値が複数記憶されたしきい値マスクを、しきい値マスク
格納手段により一定方向にずらした形で複数格納してお
き、しきい値マスク切換手段により前記多値画像の水平
画素位置に応じて前記複数のしきい値マスクを順次切り
換え、前記多値画像の各画素を走査し、画像２値化手段
により該各画素の値と該画素の位置に応じた前記しきい
値との比較に応じて前記２値画像記憶手段の対応する画
素の位置を２値化し、印刷手段により該２値化された前
記２値画像をドットマトリクスで印刷するので、第１の
水平方向印字時と第２の水平方向印字時における印刷位
置の機械的誤差による濃度むらの発生を抑えることがで
きる。
値画像記憶手段により多値画像を記憶し、疑似階調表現
方式により前記多値画像を前記２値画像に変換して印刷
する際に、前記多値画像の画素の値と比較されるしきい
値が複数記憶されたしきい値マスクを、しきい値マスク
格納手段により一定方向にずらした形で複数格納してお
き、しきい値マスク切換手段により前記多値画像の水平
画素位置に応じて前記複数のしきい値マスクを順次切り
換え、前記多値画像の各画素を走査し、画像２値化手段
により該各画素の値と該画素の位置に応じた前記しきい
値との比較に応じて前記２値画像記憶手段の対応する画
素の位置を２値化し、印刷手段により該２値化された前
記２値画像をドットマトリクスで印刷するので、第１の
水平方向印字時と第２の水平方向印字時における印刷位
置の機械的誤差による濃度むらの発生を抑えることがで
きる。
【００３１】請求項３に係る画像処理方法によれば、多
値画像を記憶し、該記憶された多値画像を疑似階調表現
方式により２値画像に変換して印刷する画像処理方法に
おいて、ある階調パターンを一定方向にずらした形の複
数の階調パターンを記憶しておき、前記多値画像の水平
画素位置に応じて前記複数の階調パターンを順次切り換
え、前記多値画像の各画素を走査し、該各画素の階調レ
ベルに応じて前記階調パターンの階調を決定し、該決定
された前記階調パターンの階調にしたがって、前記２値
画像をドットマトリクスで印刷するので、第１の水平方
向印字時と第２の水平方向印字時における印刷位置の機
械的誤差による濃度むらの発生を抑えることができる。
値画像を記憶し、該記憶された多値画像を疑似階調表現
方式により２値画像に変換して印刷する画像処理方法に
おいて、ある階調パターンを一定方向にずらした形の複
数の階調パターンを記憶しておき、前記多値画像の水平
画素位置に応じて前記複数の階調パターンを順次切り換
え、前記多値画像の各画素を走査し、該各画素の階調レ
ベルに応じて前記階調パターンの階調を決定し、該決定
された前記階調パターンの階調にしたがって、前記２値
画像をドットマトリクスで印刷するので、第１の水平方
向印字時と第２の水平方向印字時における印刷位置の機
械的誤差による濃度むらの発生を抑えることができる。
【図１】第１実施例の画像処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】階調パターンを示す説明図である。
【図３】２値化処理およびパターン選択処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図４】階調レベルが５の均等濃度領域を２値化した結
果の２値画像を示す説明図である。
果の２値画像を示す説明図である。
【図５】第２の水平方向印刷時に印字ヘッドが左上にず
れた場合に、第１実施例の階調パターンと従来の単一の
階調パターンとを使用したときの印刷結果の比較を示す
説明図である。
れた場合に、第１実施例の階調パターンと従来の単一の
階調パターンとを使用したときの印刷結果の比較を示す
説明図である。
【図６】階調パターン用メモリの読み出し位置を変えて
数種類の階調パターンが得られることを示す説明図であ
る。
数種類の階調パターンが得られることを示す説明図であ
る。
【図７】組織的ディザ法を使用した第２実施例の画像処
理装置の構成を示すブロック図である。
理装置の構成を示すブロック図である。
【図８】複数のしきい値マスクを示す説明図である。
【図９】従来からの印字方法を示す説明図である。
１０ … 多値画像用ＲＡＭ １１ … ２値化装置 １２ … 階調パターン用メモリ １３ … パターン選択装置 １４ … ２値化画像用ＲＡＭ １５ … プリンタ １６ … 画像印刷装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B41J 2/52 G06T 5/00 H04N 1/407
Claims (3)
- 【請求項１】 多値画像を記憶する多値画像記憶手段
と、 ２値画像を記憶するための２値画像記憶手段とを備え、 疑似階調表現方式により前記多値画像を前記２値画像に
変換して印刷する画像処理装置において、ある階調パターンを一定方向にずらした形の 複数の階調
パターンを記憶する階調パターン記憶手段と、 前記多値画像の水平画素位置に応じて前記複数の階調パ
ターンを順次切り換えるパターン切換手段と、前記多値
画像の各画素を走査し、該各画素の階調レベルに応じて
前記階調パタ ーンの階調を前記２値画像記憶手段に格納する画像２値
化手段と、 該格納された階調パターンの階調にしたがって、前記２
値画像をドットマトリクスで印刷する印刷手段とを備え
たことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項２】 多値画像を記憶する多値画像記憶手段
と、 ２値画像を記憶するための２値画像記憶手段とを備え、 疑似階調表現方式により前記多値画像を前記２値画像に
変換して印刷する画像処理装置において、 前記多値画像の画素の値と比較されるしきい値が複数記
憶されたしきい値マスクを、一定方向にずらした形で複
数格納するしきい値マスク格納手段と、 前記多値画像の水平画素位置に応じて前記複数のしきい
値マスクを順次切り換えるしきい値マスク切換手段と、 前記多値画像の各画素を走査し、該各画素の値と該画素
の位置に応じた前記しきい値との比較に応じて前記２値
画像記憶手段の対応する画素の位置を２値化する画像２
値化手段と、 該２値化された前記２値画像をドットマトリクスで印刷
する印刷手段とを備えたことを特徴とする画像処理装
置。 - 【請求項３】 多値画像を記憶し、 該記憶された多値画像を疑似階調表現方式により２値画
像に変換して印刷する画像処理方法において、ある階調パターンを一定方向にずらした形の 複数の階調
パターンを記憶しておき、 前記多値画像の水平画素位置に応じて前記複数の階調パ
ターンを順次切り換え、 前記多値画像の各画素を走査し、該各画素の階調レベル
に応じて前記階調パターンの階調を決定し、 該決定された前記階調パターンの階調にしたがって、前
記２値画像をドットマトリクスで印刷することを特徴と
する画像処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6302863A JP2935009B2 (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6302863A JP2935009B2 (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08142411A JPH08142411A (ja) | 1996-06-04 |
| JP2935009B2 true JP2935009B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=17914007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6302863A Expired - Fee Related JP2935009B2 (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2935009B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3720747B2 (ja) | 2001-09-28 | 2005-11-30 | キヤノン株式会社 | 画像形成システム及び画像形成装置、及び画像形成方法 |
| JP5777349B2 (ja) * | 2011-02-04 | 2015-09-09 | キヤノン株式会社 | 記録データ生成装置および記録データ生成方法 |
-
1994
- 1994-11-11 JP JP6302863A patent/JP2935009B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08142411A (ja) | 1996-06-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5604605A (en) | Method and device for intralinearly halftoning digitized grey value images | |
| US4651287A (en) | Digital image processing algorithm for output devices with discrete halftone gray scale capability | |
| US6068361A (en) | Method and apparatus for multiple drop error diffusion in a liquid ink printer | |
| JP3912055B2 (ja) | 画像処理装置、印刷制御装置、画像処理方法、および記録媒体 | |
| EP1679880A2 (en) | Threshold matrix generation method, threshold matrix generation apparatus, and recording medium | |
| JP2005138585A (ja) | プリンタにおける欠陥のあるプリントエレメントをカムフラージュする方法 | |
| JP3885310B2 (ja) | 印刷画像の欠陥を減少するためのハーフトーン画像発生装置および方法 | |
| US6104502A (en) | Method and apparatus for generating halftone dots for color printing | |
| EP1366618B1 (en) | Error diffusion with partial dots method and system | |
| CA2442100C (en) | Digital halftoning | |
| EP0777377B1 (en) | Method and image reproduction device for reproducing grey values | |
| JP2004230672A (ja) | 画像処理方法 | |
| US6344870B1 (en) | Methods of providing lower resolution format data into higher resolution format | |
| US5926582A (en) | Method and system for converting multi-gradated image data into binary image data | |
| US5689344A (en) | Mitigation of tenting deletions in color xerographic printers | |
| JP2935009B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
| US6633412B1 (en) | Smoothness enhancement in laser printing through periodic modulation of halftone cell | |
| EP0944876B1 (en) | Printing apparatus and method for saving printing material | |
| US6389167B1 (en) | Multi-level pixel density reduction for printers | |
| US6356360B1 (en) | Apparatus and method for rendering halftone dot structures using grey level dots | |
| US5898822A (en) | Using the phase information in the halftone dot structure to minimize artifacts when switching between halftone dots on a scan line | |
| JPH11168627A (ja) | 画像形成方法 | |
| US8237989B2 (en) | Method to improve a halftone by combining halftoning with algorithmic processing | |
| US6325486B1 (en) | Image recording method | |
| JP3984693B2 (ja) | 画像処理装置及び方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090604 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090604 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100604 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110604 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120604 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120604 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604 Year of fee payment: 14 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |