JPH05329578A - レベルセンサーとタイマーとを併用する鋳型造型機用造型砂補給機構 - Google Patents
レベルセンサーとタイマーとを併用する鋳型造型機用造型砂補給機構Info
- Publication number
- JPH05329578A JPH05329578A JP4175876A JP17587692A JPH05329578A JP H05329578 A JPH05329578 A JP H05329578A JP 4175876 A JP4175876 A JP 4175876A JP 17587692 A JP17587692 A JP 17587692A JP H05329578 A JPH05329578 A JP H05329578A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sand
- level sensor
- blow head
- timer
- molding
- Prior art date
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- Pending
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- Casting Devices For Molds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 鋳型造型機用砂補給機構を改良し、タイマー
設定変更のみで所要量の砂をブローヘッド内に装入し得
る機構を提供する。 【構成】 鋳型造型機用ブローヘッド内の造型砂量の最
低限を検出するレベルセンサー１をブローヘッド１０の
下方側面に配設し、レベルセンサーの検知信号により作
動するタイマーにより開閉するシャッターを造型砂ホッ
パーに設けたことを特徴とする、レベルセンサーとタイ
マーとを併用する鋳型造型機用造型砂補給機構である。
設定変更のみで所要量の砂をブローヘッド内に装入し得
る機構を提供する。 【構成】 鋳型造型機用ブローヘッド内の造型砂量の最
低限を検出するレベルセンサー１をブローヘッド１０の
下方側面に配設し、レベルセンサーの検知信号により作
動するタイマーにより開閉するシャッターを造型砂ホッ
パーに設けたことを特徴とする、レベルセンサーとタイ
マーとを併用する鋳型造型機用造型砂補給機構である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は鋳型造型機の砂補給機
構、特にブローヘッド内の造型砂量を検知するレベルセ
ンサーと該レベルセンサーに連動するタイマーにより一
定時間開閉するシャッターを造型砂ホッパーに備えた鋳
型造型機用造型砂補給機構に関する。
構、特にブローヘッド内の造型砂量を検知するレベルセ
ンサーと該レベルセンサーに連動するタイマーにより一
定時間開閉するシャッターを造型砂ホッパーに備えた鋳
型造型機用造型砂補給機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】（１）実開昭６３−１８４６４６号公報
にはロードセルを用いて型砂タンクを計量する中子用型
砂定量供給装置が開示されており、また、（２）実開昭
６３−１７４９４３号公報にはブローヘッドにレベルセ
ンサーを設けた中子砂レベル制御装置が開示されてい
る。更に、（３）タイマーのみにより中子砂ホッパーを
開閉して中子砂をブローヘッドに供給する方式も知られ
ている。
にはロードセルを用いて型砂タンクを計量する中子用型
砂定量供給装置が開示されており、また、（２）実開昭
６３−１７４９４３号公報にはブローヘッドにレベルセ
ンサーを設けた中子砂レベル制御装置が開示されてい
る。更に、（３）タイマーのみにより中子砂ホッパーを
開閉して中子砂をブローヘッドに供給する方式も知られ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記（１）の方式は高
価なロードセルを使用することになり、更にロードセル
取付座及び作動上のロードセル当り等種々の部材を必要
とする。（２）の方式はレベルセンサーを用いるもので
はあるが、レベルセンサーが１個のみでは正確な検知は
不可能であり、多数個上下に配設するか又は他の手段が
必要となり、コスト高と煩雑な機構となる。更に（３）
の方式では、ブローヘッドの造型砂の量を一定量に保持
することは不可能であり、常時過不足の何れかの砂量と
なり、所望量の砂量とすることは困難である。また、レ
ベルセンサーを１個とし上下に移動させることも考えら
れるが、ブローヘッド内は加圧状態とされるので、この
ような機構も殆んど不可能である。
価なロードセルを使用することになり、更にロードセル
取付座及び作動上のロードセル当り等種々の部材を必要
とする。（２）の方式はレベルセンサーを用いるもので
はあるが、レベルセンサーが１個のみでは正確な検知は
不可能であり、多数個上下に配設するか又は他の手段が
必要となり、コスト高と煩雑な機構となる。更に（３）
の方式では、ブローヘッドの造型砂の量を一定量に保持
することは不可能であり、常時過不足の何れかの砂量と
なり、所望量の砂量とすることは困難である。また、レ
ベルセンサーを１個とし上下に移動させることも考えら
れるが、ブローヘッド内は加圧状態とされるので、この
ような機構も殆んど不可能である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前述のよう
な従来方式の諸欠点を改善し、計量器等を使用すること
なく、タイマーの設定変更のみで所要量の砂量をブロー
ヘッド内に装入し得る機構を開発したものであり、本発
明の技術的構成は、鋳型造型機用ブローヘッド内の造型
砂量の最下限を検出するレベルセンサーを該ブローヘッ
ドの下方側面に配設し、該レベルセンサーの検知信号に
より作動するタイマーにより開閉するシャッターを造型
砂ホッパーに設けたことを特徴とする、レベルセンサー
とタイマーとを併用する鋳型造型機用造型砂補給機構に
存する。
な従来方式の諸欠点を改善し、計量器等を使用すること
なく、タイマーの設定変更のみで所要量の砂量をブロー
ヘッド内に装入し得る機構を開発したものであり、本発
明の技術的構成は、鋳型造型機用ブローヘッド内の造型
砂量の最下限を検出するレベルセンサーを該ブローヘッ
ドの下方側面に配設し、該レベルセンサーの検知信号に
より作動するタイマーにより開閉するシャッターを造型
砂ホッパーに設けたことを特徴とする、レベルセンサー
とタイマーとを併用する鋳型造型機用造型砂補給機構に
存する。
【０００５】本発明の一具体例を示す添付図面に基いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【０００６】図１及び図２は本発明機構を設けたブロー
ヘッドであり、図１は図２Ａ−Ａ縦断面図、図２は図１
Ｂ−Ｂ縦断面図である。
ヘッドであり、図１は図２Ａ−Ａ縦断面図、図２は図１
Ｂ−Ｂ縦断面図である。
【０００７】図において、１０はブローヘッドであり、
１１はブローヘッド台車の一部を示し、１２はブロープ
レート、１３はブローヘッドパッキンであり、通常図４
に示す如く造型機上盤２０に横行自在に懸吊してある。
１１はブローヘッド台車の一部を示し、１２はブロープ
レート、１３はブローヘッドパッキンであり、通常図４
に示す如く造型機上盤２０に横行自在に懸吊してある。
【０００８】本発明機構では図示の如く、ブローヘッド
内の造型砂の最低限レベルを検知するためのレベルセン
サー１を、該ブローヘッド１０の下部側面に配設してあ
る。
内の造型砂の最低限レベルを検知するためのレベルセン
サー１を、該ブローヘッド１０の下部側面に配設してあ
る。
【０００９】該レベルセンサー１の取付詳細図を図３に
図示してある。図３において、２は配線、３はレベルセ
ンサー保護用樹脂、４はパッキン、５はＯリング、６は
ボルト、７はワッシャー、８はナットを夫々示す。９は
造型砂であり、その安息角傾斜を９′で示す。
図示してある。図３において、２は配線、３はレベルセ
ンサー保護用樹脂、４はパッキン、５はＯリング、６は
ボルト、７はワッシャー、８はナットを夫々示す。９は
造型砂であり、その安息角傾斜を９′で示す。
【００１０】本発明砂補給機構の作動態様を前記具体例
により説明する。
により説明する。
【００１１】鋳型（中子等）の造型に当っては、金型を
交換する毎に鋳型の形状、大きさ及び個数等が変わるた
めに、ブローヘッド内の造型砂の所要量を決定しなけれ
ばならない。一定でかつ均等な強度を有する鋳型を得る
ためには、ブローヘッド内にある造型砂の所定量を最適
な量としなければならない。即ち、ブローヘッド内に所
定量以上の砂があると吹込みに用いる圧縮エアーの確保
が充分でなく、また、ブローヘッド上面での砂切り時の
シャッター作動により砂洩れが発生する。
交換する毎に鋳型の形状、大きさ及び個数等が変わるた
めに、ブローヘッド内の造型砂の所要量を決定しなけれ
ばならない。一定でかつ均等な強度を有する鋳型を得る
ためには、ブローヘッド内にある造型砂の所定量を最適
な量としなければならない。即ち、ブローヘッド内に所
定量以上の砂があると吹込みに用いる圧縮エアーの確保
が充分でなく、また、ブローヘッド上面での砂切り時の
シャッター作動により砂洩れが発生する。
【００１２】反対にブローヘッド内にある砂が所定量よ
り少ないと、圧縮エアーが多くなり、更に砂が金型内に
充分に充填されないことが多い。
り少ないと、圧縮エアーが多くなり、更に砂が金型内に
充分に充填されないことが多い。
【００１３】本考案者等はブローヘッド内の砂量を造型
しようとする鋳型に対して所定量とするために種々検
討、実験の結果、ブローヘッドのレベルセンサーにより
最低限を検知し、更に該レベルセンサーの検知信号によ
り砂ホッパーのシャッターの開閉を行なうタイマーとを
併用するものである。
しようとする鋳型に対して所定量とするために種々検
討、実験の結果、ブローヘッドのレベルセンサーにより
最低限を検知し、更に該レベルセンサーの検知信号によ
り砂ホッパーのシャッターの開閉を行なうタイマーとを
併用するものである。
【００１４】即ち、ブローヘッド１０の下方側面に設け
たレベルセンサー１によりブローヘッド内の砂９の最低
限（安息角傾斜面９′）を検知すると、該レベルセンサ
ーから検知した信号を砂ホッパーに送り、該シャッター
が開き砂がブローヘッド内に補給される。補給される砂
量は造型される鋳型により予め決定できるので、タイマ
ーの作動時間を決めておくことによりシャッターが閉じ
るようにタイマーが作動される。以上の操作を造型サイ
クル毎に行なうことにより所望強度で均質に充填された
鋳型の造型が可能となった。
たレベルセンサー１によりブローヘッド内の砂９の最低
限（安息角傾斜面９′）を検知すると、該レベルセンサ
ーから検知した信号を砂ホッパーに送り、該シャッター
が開き砂がブローヘッド内に補給される。補給される砂
量は造型される鋳型により予め決定できるので、タイマ
ーの作動時間を決めておくことによりシャッターが閉じ
るようにタイマーが作動される。以上の操作を造型サイ
クル毎に行なうことにより所望強度で均質に充填された
鋳型の造型が可能となった。
【００１５】
（１）計量器を使用することなくブローヘッド内砂量を
所定量とすることができ、計量器と同等の効果が得られ
る。 （２）ブローヘッド内砂量の変更がタイマーの設定変更
のみで可能であり、造型しようとする鋳型に応じて簡単
に砂量の変更ができる。 （３）レベルセンサーまでの最低限量の砂量がブローヘ
ッド内に常にあるために、タイマーの誤った設定でも、
空吹きすることがない。 （４）均質な密度、均等な強度の鋳型を連続的に造型す
ることができる。
所定量とすることができ、計量器と同等の効果が得られ
る。 （２）ブローヘッド内砂量の変更がタイマーの設定変更
のみで可能であり、造型しようとする鋳型に応じて簡単
に砂量の変更ができる。 （３）レベルセンサーまでの最低限量の砂量がブローヘ
ッド内に常にあるために、タイマーの誤った設定でも、
空吹きすることがない。 （４）均質な密度、均等な強度の鋳型を連続的に造型す
ることができる。
【図１】本発明の一例を示す図２Ａ−Ａ縦断面図
【図２】図１のＢ−Ｂ縦断面図
【図３】レベルセンサーの取付態様の一例を示す縦断面
図
図
【図４】ブローヘッドの取付態様を示す正面図
【符号の説明】 １ レベルセンサー ２ 配線 ３ レベルセンサー保護用樹脂 ４ パッキン ５ Ｏリング ６ ボルト ７ ワッシャー ８ ナット ９ 砂 ９′ 安息角傾斜 １０ ブローヘッド １１ ブローヘッド台車 １２ ブロープレート １３ ブローヘッドパッキン １４ 吹込弁 １５ 砂ホッパー
Claims (1)
- 【請求項１】 鋳型造型機用ブローヘッド内の造型砂量
の最低限を検出するレベルセンサーを該ブローヘッドの
下方側面に配設し、該レベルセンサーの検知信号により
作動するタイマーにより開閉するシャッターを造型砂ホ
ッパーに設けたことを特徴とする、レベルセンサーとタ
イマーとを併用する鋳型造型機用造型砂補給機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4175876A JPH05329578A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | レベルセンサーとタイマーとを併用する鋳型造型機用造型砂補給機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4175876A JPH05329578A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | レベルセンサーとタイマーとを併用する鋳型造型機用造型砂補給機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05329578A true JPH05329578A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=16003758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4175876A Pending JPH05329578A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | レベルセンサーとタイマーとを併用する鋳型造型機用造型砂補給機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05329578A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103406498A (zh) * | 2013-08-26 | 2013-11-27 | 苏州明志科技有限公司 | 一种制芯机定量加砂方法及装置 |
| CN105964950A (zh) * | 2016-07-23 | 2016-09-28 | 佛山市恒学科技服务有限公司 | 一种射芯机用落砂装置 |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4175876A patent/JPH05329578A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103406498A (zh) * | 2013-08-26 | 2013-11-27 | 苏州明志科技有限公司 | 一种制芯机定量加砂方法及装置 |
| CN105964950A (zh) * | 2016-07-23 | 2016-09-28 | 佛山市恒学科技服务有限公司 | 一种射芯机用落砂装置 |
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