JPH0532947Y2 - - Google Patents

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JPH0532947Y2
JPH0532947Y2 JP1989005990U JP599089U JPH0532947Y2 JP H0532947 Y2 JPH0532947 Y2 JP H0532947Y2 JP 1989005990 U JP1989005990 U JP 1989005990U JP 599089 U JP599089 U JP 599089U JP H0532947 Y2 JPH0532947 Y2 JP H0532947Y2
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JP
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terminal
electronic element
fitted
female
connector housing
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、互いに嵌合する一対のコネクタの何
れか一方に収容され、両端に両コネクタ内の端子
との電気接続部を有する電子素子内蔵コネクタに
関するものである。
〔従来の技術〕
相対向して嵌合するコネクタの端子間に、各種
の電子素子を内蔵させることによつて、接続機能
に加え、サージ障害防止等の種々の機能を付加さ
せた電子素子内蔵コネクタが知られている。
第4図は、このような電子素子内蔵コネクタの
従来例を示している。同図において、13は電子
素子で、両側の接続部13b,13bの間に図示
しないダイオード、抵抗等の電子素子が接続さ
れ、モールド材で固めてチツプ化されている。1
1は雌コネクタハウジング、12は雄コネクタハ
ウジングで、両者は電子素子13を介して嵌合
し、雄コネクタハウジング12のロツキングアー
ム12bが雌コネクタハウジングの係合部11h
に嵌入して係止する。14は端子抜け防止ホルダ
でこれについては後述する。
第5図は雌コネクタハウジング11の内部の断
面である。雌コネクタハウジング11には端子収
容室11aが形成され、雌端子17が嵌装されて
いる。雌端子17は上下からロツキングアーム1
1b,11cによつて係止され、後端の電線5側
には後戻りできないようになつている。さらに、
端子収容室11aには端子抜け防止ホルダ14が
嵌装される。端子抜け防止ホルダ14の先端は断
面が楔状になつていて、ロツキングアーム11c
の下側に潜り込み、下から支えて雌端子17との
係合が外れないようにしている。また、端子抜け
防止ホルダ14には係止爪14aが形成されてお
り、これが端子収容室11aと係止して端子抜け
防止ホルダ14自身の抜けを防止している。
電子素子13は、雌コネクタ11内の雌端子1
7と嵌合して素子収容室11g内に収容される
が、単に嵌合させただけでは、運搬中や、相手の
雄コネクタハウジング12との嵌合を離脱させた
とき等に、雌コネクタハウジング11から抜け出
るおそれがある。そのため、電子素子13には溝
13aが形成され、コネクタハウジング11内に
は突起11iが形成され、電子素子13収容時に
溝13aに突起11iが嵌入して係止できるよう
にして抜けを防止している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この突起11iを高く形成すると、雌
コネクタハウジング11を成形する際に、内金型
が抜けなくなる。そこで突起11iは低く形成さ
れるため、係止保持力が弱く、内蔵した電子素子
が、飛び出したり、外れたりするという不具合が
発生していた。
本考案は上記の事実に鑑みてなされたもので、
内蔵された電子素子が簡単に外れることのない電
子素子内蔵コネクタを提供することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、互いに
嵌合される一対のコネクタのいずれか一方に、端
子収容室の嵌合面側に連設して素子収容室を形成
し、該素子収容室内に前記一対の両コネクタ内の
端子と嵌合する接触子を両側に設けた電子素子を
収容し、端子収容室に隣接する空所に端子抜け防
止ホルダを嵌装した電子素子内蔵コネクタにおい
て、前記端子抜け防止ホルダに係止爪と該爪が係
合する凹部の何れか一方からなる係合部を形成す
るとともに、前記電子素子に前記係止爪と凹部の
何れか他方からなる被係合部を形成し、電子素子
の抜けを防止したことを特徴としている。
〔作用〕
本考案の作用を第1図、第2図によつて説明す
る。コネクタハウジング1の端子収容室1aに収
容された端子7は、端子抜け防止ホルダ4によつ
て係止される。一方電子素子3が素子収容室1g
内に嵌装され、端子7と嵌合する。電子素子3が
正規の嵌合位置に達したら、端子抜け防止ホルダ
4の係合部4bが電子素子3の被係合部3cに嵌
入して電子素子3の抜け止めがされる。
〔実施例〕 次に、本考案の実施例について図面を用いて説
明する。第1図において、1は雌コネクタハウジ
ングで套体部1′を有し、2はこれと嵌合する雄
コネクタハウジングである。それぞれのコネクタ
の端子収容室内には、雌端子が嵌装され、雌端子
の後端には電線5または6が接続されている。3
は電子素子で、内部には従来と同様にダイオー
ド、抵抗などの素子が中間のモールド部3aで封
止され、両側に接続部3bを突出している。この
モールド部3aには凹部からなる被係合部3cが
形成されている。4は端子抜け防止ホルダで、端
子の数と同数の係止爪4aが設けられた従来のも
のに、1つの爪状の係合部4bが追加して形成さ
れている。
第2図は、雌コネクタハウジング1の断面図で
ある。端子収容室1a内に嵌装された雌端子であ
る端子7は、上下のロツキングアーム1b,1c
によつて係止され、電線5の接続された後端方向
への抜けを阻止されている。反対の嵌合面1d方
向への動きは、端子収容室の前面1eによつて制
限される。端子収容室1aに連通して形成された
空所1fには、端子抜け防止ホルダ4が収容さ
れ、これに爪状の係合部4bが突設されている。
端子抜け防止ホルダ4cは楔状になつていて、ロ
ツキングアーム1cの下方に潜り込み、ロツキン
グアーム1cが下方に撓むのを抑制して端子7の
抜けを防止する。また、端子抜け防止ホルダ4に
は係止爪4aが形成されており、この先端の係止
部4dが端子収容室の段部1iと係止して端子抜
け防止ホルダ4自身の抜けを防止している。
端子収容室1aの嵌合面1d側には素子収容室
1gが形成され、素子3が嵌装される。素子3の
一方の接続部3bが端子7に嵌入し、素子収容室
1g内に進入する。そしてモールド部3aの端面
が端子収容室の前面1eに当接すると、端子抜け
防止ホルダ4の爪状の係合部4bが被係合部3c
に嵌入し、素子3を係止する。係合部4b及び被
係合部3cは、金型等による大きさの制限を受け
ないから、係合し易い大きさや形状とすることが
でき、素子3が抜け出るのを確実に防止できる。
なお係合部4bは、第2図の下側に撓んでから被
係合部3cに嵌入するので、係合部4bが撓める
ように素子収容室1gの下側には図に示すように
隙間が設けられている。
第3図は、第2図の雌コネクタハウジング1に
雄コネクタハウジング2が嵌合された状態を示し
ている。雄コネクタハウジング2のロツキングア
ーム2bが、雌コネクタハウジングの係止部1h
に係止している。また、雄コネクタハウジング2
の端子収容室2a内にも雌コネクタハウジング1
と同様の雌端子である端子7が嵌装され、電子素
子3の他方の接続部3bと嵌合している。雌雄の
コネクタハウジング1,2の嵌合部にはパツキン
グ8が嵌装されるとともに電線5,6と端子7の
接続部にもパツキング9が嵌装され全体が防水構
造となつている。
本考案の実施例においては、電子素子3の接続
部3bが雄端子で、雌雄コネクタハウジング1,
2の端子7が雌端子であつた。しかし、これに限
定されるものではなく電子素子3に雌端子を設け
コネクタ雄端子を設ける構成や、電子素子3の一
方側に雌端子、他方側に雄端子を設け、コネクタ
にこれと嵌合する雄または雌の端子を設ける構成
としてもよいことは自明である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、従来の端
子抜け防止ホルダに電子素子の保持機能を持たせ
る構成としたので、従来より強固な保持力を確保
できる。したがつて、コネクタの運搬や嵌合の解
除などの際に、電子素子が不用意に外れることを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電子素子内蔵コネクタの分解
斜視図、第2図は本考案の要部を示す雌コネクタ
ハウジングの第1図のA−A断面図、第3図は雌
雄のコネクタハウジングが嵌合した状態の断面
図、第4図は従来の電子素子内蔵コネクタの分解
斜視図、第5図は雌コネクタの第4図のB−B断
面図である。 1……雌コネクタハウジング、1a……端子収
容室、1f……空所、1g……素子収容室、2…
…雄コネクタハウジング、3……電子素子、3b
……接続部、3c……被係合部、4……端子抜け
防止ホルダ、4b……係合部、7……端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに嵌合される一対のコネクタのいずれか一
    方に、端子収容室の嵌合面側に連設して素子収容
    室を形成し、該素子収容室内に前記一対の両コネ
    クタ内の端子と嵌合する接触子を両側に設けた電
    子素子を収容し、端子収容室に隣接する空所に端
    子抜け防止ホルダを嵌装した電子素子内蔵コネク
    タにおいて、 前記端子抜け防止ホルダに係止爪と該爪が係合
    する凹部の何れか一方からなる係合部を形成する
    とともに、前記電子素子に前記係止爪と凹部の何
    れか他方からなる被係合部を形成し、電子素子の
    抜けを防止したことを特徴とする電子素子内蔵コ
    ネクタ。
JP1989005990U 1989-01-24 1989-01-24 Expired - Lifetime JPH0532947Y2 (ja)

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JP1989005990U JPH0532947Y2 (ja) 1989-01-24 1989-01-24

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JP1989005990U JPH0532947Y2 (ja) 1989-01-24 1989-01-24

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JPH0298475U JPH0298475U (ja) 1990-08-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2594724Y2 (ja) * 1991-09-20 1999-05-10 住友電装株式会社 コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831347U (ja) * 1981-08-26 1983-03-01 白川 隆 コンクリ−ト型枠緊締金具セツト

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