JPH05329412A - 噴水装置 - Google Patents

噴水装置

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JPH05329412A
JPH05329412A JP4163379A JP16337992A JPH05329412A JP H05329412 A JPH05329412 A JP H05329412A JP 4163379 A JP4163379 A JP 4163379A JP 16337992 A JP16337992 A JP 16337992A JP H05329412 A JPH05329412 A JP H05329412A
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compressed air
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Katsumi Tagome
勝美 田篭
Hajime Kono
元 河野
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Kurita Water Industries Ltd
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Kurita Water Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンプの吐出圧による連続したパターンの噴
水以外に、圧縮空気によってパターンが全く異なる間欠
的な噴水もできるようにする。 【構成】 上面に噴孔12を有し、ポンプから圧入され
る水を上記噴孔から噴水する容器本体10の内部を、隔
壁21により下向流路22と、噴孔に連通した上向流路
23と、両流路22,23の下端を連通する連通部24
に区劃し、連通部24に容器本体の外の水圧で開弁して
水を容器本体に取り入れる取水逆止弁30を設け、下向
流路の上端部に圧縮空気の送気管26を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水を噴水する噴水装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】噴水装置として従来から、噴孔を上面に
有し、水の中に水没状態に設置される筒形の容器本体
と、この容器本体の上面上に取付けられて上端部を水面
上に突出し、前記噴孔から噴出する水を噴き上げる噴水
ノズルとからなるものは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の噴水装置では噴
水ノズルにシャープノズルを使用したり、ジェットノズ
ルを使用したりすることで連続した噴水のパターンを変
化させ、又、給水管により容器本体の内部に水を圧送す
るポンプの吐出圧を調節し、噴水の高さを変化させてい
る。従って、例えばジェットノズルを使用した場合は、
噴水の高さが高低のジェット噴水になるだけで変化に乏
しく、単調である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、ポンプ
の吐出圧によって水を連続して噴出する以外に、圧縮空
気などの空気圧によっても水を噴出できるようにし、使
用する噴水ノズルが同じであっても、ポンプの吐出圧に
よる噴水と、空気圧による噴水とで噴水のパターンを全
く異ならせることができるようにした噴水装置に関する
もので、水の中に水没状態に設置される容器本体と、こ
の容器本体の上面に設けられた噴孔とからなり、前記噴
孔から水を噴き上げる噴水装置において、上記容器本体
の内部を、上面から途中まで垂下した隔壁によって下向
流路と、前記噴孔に連通した上向流路と、下向流路の下
端部と、上向流路の下端部とを連通させる連通部とに劃
し、下向流路の上端側に給気手段を設けると共に、下向
流路の下端側又は連通部に容器本体外部の水圧と、容器
本体の内圧との圧力差で開弁して水を容器本体内に取水
する取水逆止弁を設けたことを特徴とする。
【0005】
【実施例】図示の実施例において、10はステンレス
鋼、プラスチック等からなる円筒形の容器本体で、その
上面板11の中心には直径が10〜50mm程度の噴孔
12が開設してある。上面板11上には噴孔12と同心
の噴孔カバー13を立設してある。容器本体の下部には
給水管14を接続し、ポンプ(図示せず)が圧送する水
は給水管14により容器本体内に供給され、前記噴孔1
2から所定の噴水パターンで連続して噴出する。噴水の
高さはポンプの吐出圧を調節して変化させることができ
る。容器本体10は、例えば池底に設置されて水没し、
噴孔カバー13が水面上に突出する。容器本体の底板1
5の回りには下向きに調整ねじ16を例えば3本取付
け、このねじ16の底板15から下に突出する長さを調
整して池底に例えば垂直に容器本体を設置する。
【0006】容器本体の上面板11の下面には、容器本
体の高さよりも短い円筒形の隔壁21を同心状に固定
し、この隔壁により容器本体の内部を、隔壁21の外側
の下向流路22と、隔壁21により囲まれた上向流路2
3と、隔壁の上下方向の長さが容器本体の高さよりも短
いことで生じた連通部24に区劃する。上向流路23は
噴孔12と連通する。又、連通部24は容器本体の底部
に位置し、下向流路22の下端と、上向流路23の下端
とを連通する。
【0007】下向流路の容積、上向流路の容積、連通部
の容積はほゞ等しい。上向流路23の内部には水の流れ
を上下方向に整流する整流格子25を設ける。この整流
格子は、格子の目が粗いもの25aを下、格子の目が細
かいものを上にして二段に設け、流体の流れ(乱れ)を
粗整流、細整流する。
【0008】下向流路22の上端部には圧縮空気などの
送気管26を接続する。この送気管26には電磁開閉弁
27と、圧縮空気を下向流路に導入したり、容器本体内
を排気管28で大気に通じさせる三方電磁弁29を設け
る。
【0009】又、下向流路22の下端部又は連通部2
4、この実施例では連通部24には池の水を容器本体内
に取水する取水逆止弁30を設ける。この弁30は、容
器本体10を池の底に設置したときに、水面から弁30
の取付け位置に基ずくに水深に応じた水圧を受け、その
水圧が容器本体内部の水や、空気による内圧よりも大な
ときは、開弁して池の水を容器本体内に取水し、逆に容
器本体の内圧の方が大きいときは閉じ、容器本体内の水
を池に出さないようにする。尚、池の水を濾過して容器
本体内に取水するよう、この取水逆止弁30にはストレ
ーナ31を取付けておくことが好ましい。
【0010】前述した給水管14は、この実施例では連
通部24に接続してある。この給水管14には逆止弁1
8、電磁開閉弁19を取付けておく。
【0011】前述したように、ポンプの水圧で給水管1
4から容器本体内に水を圧入し、噴孔12から所定の噴
水パターンで水を連続して噴出させる際は、給水管の電
磁開閉弁19は開、送気管26の電磁開閉弁27は閉に
し、容器本体内の水が送気管に逆流するのを阻止する。
このとき取水逆止弁30は容器本体内の水圧で閉になっ
ている。
【0012】送気管26からの圧縮空気で噴水を行うに
は給水管の電磁開閉弁19を閉にする。このとき、容器
本体内に多量の水が残存し、その水圧で取水逆止弁30
は閉になっているので、電磁開閉弁27を開にし、電磁
三方弁29により圧縮空気源と容器本体内を送気管26
で連ねる。これによって容器本体内の下向流路22に導
入された圧縮空気は該流路内の水を下圧し、下圧された
水は連通部24で折返して上向流路23を上昇し、最後
に空気で押され、噴孔12から噴出し、同時に一部圧縮
空気も噴孔12から排気され、容器本体内は大気圧にな
る。隔壁21は前述したように容器本体の内部を下向流
路、上向流路、連通部に区劃する以外に、圧縮空気で押
された水が、下向流路から連通部24に下降し、連通部
で折返して上向流を上昇する際に脈動するのを防止する
機能をも有する。
【0013】こうして圧縮空気の空気圧で容器本体内の
水が噴孔12から噴出したら電磁三方弁29を切換え、
下向流路22の内部を排気管28で大気に通じる。これ
により取水逆止弁30は池の中の水圧で開き、池の水を
容器本体内に取水する。そして、容器本体内が満水状態
になったら、電磁三方弁29を元に戻し、下向流路内に
圧縮空気を供給する。圧縮空気の供給により容器本体の
内圧は高まり、取水逆止弁30は閉になる。圧縮空気の
供給を継続すると前述したように下向流路内の水は下圧
され、次いで連通部24で折返して上向流路23を上昇
し、最後に噴孔12から噴出し、以下、これを繰り返
す。電磁三方弁29の切換えは、容器本体内に満水状態
を検出するレベルスイッチと、空の状態を検出するスイ
ッチを設け、自動的に行うことができる。以上のように
圧縮空気の空気圧を利用し、噴孔12から水が間欠的に
噴出する噴水が得られ、その際に供給する空気圧を高低
に変化することで、噴水の高さを或るときは高く、或る
ときは低く、自由に高さを変化させることができる。
【0014】そして、容器本体内への圧縮空気の流入速
度を遅くすると、容器本体内の水は噴孔からゆっくりと
噴出するため、図2Aに示すように水柱状の噴水パター
ンになり、又、このとき容器本体を池底に、垂直に対し
傾けて設置してあると図2Bに示すように放射状の湾曲
した噴水パターンになる。容器本体内への圧縮空気の流
入速度を速くすると、容器本体内の水は噴孔から短時間
に爆発的に噴出するため、図3に示すような水塊状の噴
水パターンになる。容器本体内への圧縮空気の流入速度
の遅速制御は送気管26にある電磁開閉弁29が圧縮空
気を容器本体内に給気するために開く動きをゆっくり行
うか、早く行うかをコンピューターで制御して行う。
【0015】又、容器本体の上面板11に開設する噴孔
12の断面形状を下端が小径、上端が大径なテーパ形に
すると、ポンプの吐出圧力で噴孔12から噴出する連続
噴水流は懸濁せず、透明になる。
【0016】
【発明の効果】以上で明らかなように、本発明によれば
ポンプの吐出圧によって連続した所定の噴水パターンを
噴出できる以外に、圧縮空気によってパターンが全く異
なる間欠的な噴水を噴出することができる。従って、連
続した噴水パターンと、間欠的な噴水パターンとを選択
的に噴出して音楽と同調させ、変化に富んだ多彩な演出
が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の噴水装置の一実施例の断面図である。
【図2】本発明の噴水装置による間欠噴水の2例の説明
図である。
【図3】本発明の噴水装置による間欠噴水の他の1例の
説明図である。
【符号の説明】
10 容器本体 11 上面板 12 噴孔 14 給水管 21 隔壁 22 下向流路 23 上向流路 24 連通部 26 圧縮空気の送気管 30 取水逆止弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水の中に水没状態に設置される容器本体
    と、この容器本体の上面に設けられた噴孔とからなり、
    前記噴孔から水を噴き上げる噴水装置において、上記容
    器本体の内部を、上面から途中まで垂下した隔壁によっ
    て下向流路と、前記噴孔に連通した上向流路と、下向流
    路の下端部と、上向流路の下端部とを連通させる連通部
    とに劃し、下向流路の上端側に給気手段を設けると共
    に、下向流路の下端側又は連通部に容器本体外部の水圧
    と、容器本体の内圧との圧力差で開弁して水を容器本体
    内に取水する取水逆止弁を設けたことを特徴とする噴水
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998041331A1 (de) * 1997-03-17 1998-09-24 Oase-Pumpen Wübker Söhne Gmbh & Co. Maschinenfabrik Vorrichtung zur erzeugung eines wasserstrahls
WO2014100468A1 (en) 2012-12-19 2014-06-26 Wet Enterprises, Inc. Dba Wet Design Water shooter device and associated visual water effects

Cited By (3)

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EP2936042A4 (en) * 2012-12-19 2016-07-27 Wet Entpr Inc Dba Wet Design DEVICE FOR WATER PROJECTION APPARATUS AND RELATED VISUAL WATER EFFECTS

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