JPH05329198A - 芳香発生具 - Google Patents
芳香発生具Info
- Publication number
- JPH05329198A JPH05329198A JP4140726A JP14072692A JPH05329198A JP H05329198 A JPH05329198 A JP H05329198A JP 4140726 A JP4140726 A JP 4140726A JP 14072692 A JP14072692 A JP 14072692A JP H05329198 A JPH05329198 A JP H05329198A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- fragrance
- hole
- aroma
- heat generating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 火を使う必要なく、短時間で香気を発散させ
る。 【構成】 孔あけ可能に容器1を形成する。この容器1
内に外気と接触することによって発熱する発熱材2と芳
香剤3とを封入する。容器1に孔をあけると外気が作用
して発熱材2が発熱し、この発熱材2の発熱によって芳
香剤が加熱され、芳香剤3から香気が急速に発散され
る。
る。 【構成】 孔あけ可能に容器1を形成する。この容器1
内に外気と接触することによって発熱する発熱材2と芳
香剤3とを封入する。容器1に孔をあけると外気が作用
して発熱材2が発熱し、この発熱材2の発熱によって芳
香剤が加熱され、芳香剤3から香気が急速に発散され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火を用いる必要のない
芳香発生具に関するものである。
芳香発生具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】室内の臭気を消したり、芳香を楽しんだ
りするために、各種の芳香剤が提供されている。この芳
香剤としては、火を付けてたくことによって芳香を発生
させる薫香などの固形香料や、容器内に封入しておいて
封を開くことによって香気成分を蒸発させて芳香を発散
させるようにした液体香料など、各種のものが提供され
ている。
りするために、各種の芳香剤が提供されている。この芳
香剤としては、火を付けてたくことによって芳香を発生
させる薫香などの固形香料や、容器内に封入しておいて
封を開くことによって香気成分を蒸発させて芳香を発散
させるようにした液体香料など、各種のものが提供され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、薫香などのよ
うに火を付けてたくことによって芳香を発生させるもの
では、火を付ける操作が必要であると共に安全性にも問
題のある場合があり、手軽に使い難いという問題があっ
た。また液体香料などのように香気成分を蒸発させて香
気を発散させるようにしたものでは、香気の発散速度が
遅く、短時間で室内に芳香を満たすことは難しいという
問題があった。
うに火を付けてたくことによって芳香を発生させるもの
では、火を付ける操作が必要であると共に安全性にも問
題のある場合があり、手軽に使い難いという問題があっ
た。また液体香料などのように香気成分を蒸発させて香
気を発散させるようにしたものでは、香気の発散速度が
遅く、短時間で室内に芳香を満たすことは難しいという
問題があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、火を使う必要なく、短時間で香気を発散させるこ
とができる芳香発生具を提供することを目的とするもの
である。
あり、火を使う必要なく、短時間で香気を発散させるこ
とができる芳香発生具を提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る芳香発生具
は、孔あけ可能に容器1を形成し、この容器1内に外気
と接触することによって発熱する発熱材2と芳香剤3と
を封入して成ることを特徴とするものである。また本発
明にあって、針4を具備する治具5で容器1を刺すこと
によって容器1を孔あけ可能にしたり、あるいは容器1
に孔6を設けると共に容器1の外面に孔を塞ぐようにシ
ール7を貼り、シール7を剥がすことによって容器1を
孔あけ可能にしたりすることができる。
は、孔あけ可能に容器1を形成し、この容器1内に外気
と接触することによって発熱する発熱材2と芳香剤3と
を封入して成ることを特徴とするものである。また本発
明にあって、針4を具備する治具5で容器1を刺すこと
によって容器1を孔あけ可能にしたり、あるいは容器1
に孔6を設けると共に容器1の外面に孔を塞ぐようにシ
ール7を貼り、シール7を剥がすことによって容器1を
孔あけ可能にしたりすることができる。
【0006】
【作用】容器1に孔をあけて容器1内を外気と連通させ
ると、発熱材2が発熱し、この発熱材2によって芳香剤
3を加熱して、容器1の孔を通して芳香剤3から香気を
急速に発散させることができる。
ると、発熱材2が発熱し、この発熱材2によって芳香剤
3を加熱して、容器1の孔を通して芳香剤3から香気を
急速に発散させることができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。図1
(a)(b)は本発明の一実施例を示すものであり、容
器1は気密性に優れた合成樹脂の薄シートを真空成形等
して作成される下面開口の容器本体1aと、容器本体1
aの下面の開口を密封する気密性に優れた合成樹脂の蓋
シート1bとで形成してある。容器本体1aの外周には
フランジ片10が延設してあり、このフランジ片10の
下面に溶着等して貼り付けることによって容器本体1a
に蓋シート1bを取着するようにしてある。容器1の大
きさは特に限定されるものではないが、例えば直径2〜
5cm程度の大きさに形成するのが適当である。
(a)(b)は本発明の一実施例を示すものであり、容
器1は気密性に優れた合成樹脂の薄シートを真空成形等
して作成される下面開口の容器本体1aと、容器本体1
aの下面の開口を密封する気密性に優れた合成樹脂の蓋
シート1bとで形成してある。容器本体1aの外周には
フランジ片10が延設してあり、このフランジ片10の
下面に溶着等して貼り付けることによって容器本体1a
に蓋シート1bを取着するようにしてある。容器1の大
きさは特に限定されるものではないが、例えば直径2〜
5cm程度の大きさに形成するのが適当である。
【0008】発熱材2は大気中の湿気が作用したり、大
気中の酸素が作用したりすることによって、反応を生じ
て発熱するものが使用されるものであり、例えば化学カ
イロや使い捨てカイロ等と通称されるものに使用される
鉄粉を主成分とする粉体のものや、その他液体のものな
ど、公知の任意のものを用いることができる。また芳香
剤3は、薫香や練り香、香粉などの固形の芳香剤や、香
料をアルコール等に溶解した液状芳香剤など、任意のも
のを用いることができる。液状芳香剤を用いる場合は例
えばマイクロカプセル化して用いるのが好ましい。
気中の酸素が作用したりすることによって、反応を生じ
て発熱するものが使用されるものであり、例えば化学カ
イロや使い捨てカイロ等と通称されるものに使用される
鉄粉を主成分とする粉体のものや、その他液体のものな
ど、公知の任意のものを用いることができる。また芳香
剤3は、薫香や練り香、香粉などの固形の芳香剤や、香
料をアルコール等に溶解した液状芳香剤など、任意のも
のを用いることができる。液状芳香剤を用いる場合は例
えばマイクロカプセル化して用いるのが好ましい。
【0009】そしてこの発熱材2と芳香剤3とを容器本
体1a内に充填して蓋シート1bで密閉することによっ
て、容器1内に発熱材2と芳香剤3とを封入することが
できるものである。このとき、発熱材2や芳香剤3が粉
末であれば、発熱材2に芳香剤3を混合した状態で容器
1内に封入するようにすることもできる。また、容器1
のフランジ片10の箇所において蓋シート1bの裏面に
は粘着剤が塗布してあり、この粘着剤を覆うように離型
シート11が貼ってある。
体1a内に充填して蓋シート1bで密閉することによっ
て、容器1内に発熱材2と芳香剤3とを封入することが
できるものである。このとき、発熱材2や芳香剤3が粉
末であれば、発熱材2に芳香剤3を混合した状態で容器
1内に封入するようにすることもできる。また、容器1
のフランジ片10の箇所において蓋シート1bの裏面に
は粘着剤が塗布してあり、この粘着剤を覆うように離型
シート11が貼ってある。
【0010】しかして上記のように作成される芳香発生
具は、トイレや寝室、その他乗用車の車内など、比較的
狭い空間に芳香を充満させるために用いられるものであ
り、まず離型シート11を剥がして容器1に塗布した粘
着剤を露出させ、この粘着剤で容器1を所望の箇所に貼
り付けて保持させる。次に図1(c)のように、先端に
針4を設けた治具5を用い、この治具5の針4で容器1
の容器本体1aを突き刺すことによって、容器本体1a
に孔12を開ける。このように孔12を容器1に開ける
と容器1内は孔12によって外気と連通されることにな
り、容器1内の発熱材2に外気が作用して発熱材2は発
熱し、容器1内の芳香剤3はこの発熱材2の発熱によっ
て加熱される。そして発熱材2の発熱温度が40℃程度
に達すると芳香剤3に含まれる芳香成分は急速に気化さ
れ、容器1の孔12を通して発散されることになり、短
時間で室内に芳香を満たすことができる。
具は、トイレや寝室、その他乗用車の車内など、比較的
狭い空間に芳香を充満させるために用いられるものであ
り、まず離型シート11を剥がして容器1に塗布した粘
着剤を露出させ、この粘着剤で容器1を所望の箇所に貼
り付けて保持させる。次に図1(c)のように、先端に
針4を設けた治具5を用い、この治具5の針4で容器1
の容器本体1aを突き刺すことによって、容器本体1a
に孔12を開ける。このように孔12を容器1に開ける
と容器1内は孔12によって外気と連通されることにな
り、容器1内の発熱材2に外気が作用して発熱材2は発
熱し、容器1内の芳香剤3はこの発熱材2の発熱によっ
て加熱される。そして発熱材2の発熱温度が40℃程度
に達すると芳香剤3に含まれる芳香成分は急速に気化さ
れ、容器1の孔12を通して発散されることになり、短
時間で室内に芳香を満たすことができる。
【0011】図2(a)(b)は本発明の他の実施例を
示すものであって、このものでは容器1の容器本体1a
に予め複数個の孔6が穿孔してあり、この孔6を塞ぐよ
うに気密性に優れた粘着シートなどで作成されるシール
7が容器本体1aの外面に貼ってある。そしてこのもの
では、シール7を剥がすことによって図2(c)のよう
に孔6を露出させ、孔6によって容器1内を外気と連通
させるようにするものである。このように上記実施例の
ような治具5を用いる必要なく、シール7を剥がすだけ
で孔6によって容器1の内外を連通さえて芳香を発生さ
せることができるものである。
示すものであって、このものでは容器1の容器本体1a
に予め複数個の孔6が穿孔してあり、この孔6を塞ぐよ
うに気密性に優れた粘着シートなどで作成されるシール
7が容器本体1aの外面に貼ってある。そしてこのもの
では、シール7を剥がすことによって図2(c)のよう
に孔6を露出させ、孔6によって容器1内を外気と連通
させるようにするものである。このように上記実施例の
ような治具5を用いる必要なく、シール7を剥がすだけ
で孔6によって容器1の内外を連通さえて芳香を発生さ
せることができるものである。
【0012】
【発明の効果】上記のように本発明は、孔あけ可能に容
器を形成し、この容器内に外気と接触することによって
発熱する発熱材と芳香剤とを封入したので、容器に孔を
あけて容器内を外気と連通させると発熱材が発熱し、こ
の発熱材の発熱によって芳香剤を加熱して、容器にあけ
た孔を通して芳香剤から香気を急速に発散させることが
できるものであり、火を使う必要なく、短時間で室内に
香気を充満させることができるものである。
器を形成し、この容器内に外気と接触することによって
発熱する発熱材と芳香剤とを封入したので、容器に孔を
あけて容器内を外気と連通させると発熱材が発熱し、こ
の発熱材の発熱によって芳香剤を加熱して、容器にあけ
た孔を通して芳香剤から香気を急速に発散させることが
できるものであり、火を使う必要なく、短時間で室内に
香気を充満させることができるものである。
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、(a)は
斜視図、(b)は断面図、(c)は使用状態の断面図で
ある。
斜視図、(b)は断面図、(c)は使用状態の断面図で
ある。
【図2】本発明の他の実施例を示すものであり、(a)
は斜視図、(b)は断面図、(c)は使用状態の断面図
である。
は斜視図、(b)は断面図、(c)は使用状態の断面図
である。
1 容器 2 発熱材 3 芳香剤 4 針 5 治具 6 孔 7 シール
Claims (3)
- 【請求項1】 孔あけ可能に容器を形成し、この容器内
に外気と接触することによって発熱する発熱材と芳香剤
とを封入して成ることを特徴とする芳香発生具。 - 【請求項2】 針で容器を刺すことによって容器を孔あ
け可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の芳香発
生具。 - 【請求項3】 容器に孔を設けると共に容器の外面に孔
を塞ぐようにシールを貼り、シールを剥がすことによっ
て容器を孔あけ可能にしたことを特徴とする請求項1に
記載の芳香発生具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4140726A JPH05329198A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 芳香発生具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4140726A JPH05329198A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 芳香発生具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05329198A true JPH05329198A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15275283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4140726A Pending JPH05329198A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 芳香発生具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05329198A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EA008490B1 (ru) * | 2004-08-19 | 2007-06-29 | Белл Флейверз Энд Фрейгренсиз Лимитед | Устройство для обработки воздуха и сменный блок |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63260566A (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-27 | 積水化学工業株式会社 | 蒸散装置 |
-
1992
- 1992-06-01 JP JP4140726A patent/JPH05329198A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63260566A (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-27 | 積水化学工業株式会社 | 蒸散装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EA008490B1 (ru) * | 2004-08-19 | 2007-06-29 | Белл Флейверз Энд Фрейгренсиз Лимитед | Устройство для обработки воздуха и сменный блок |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950620 |