JPH05329023A - 歯ブラシの製造方法 - Google Patents

歯ブラシの製造方法

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JPH05329023A
JPH05329023A JP14181792A JP14181792A JPH05329023A JP H05329023 A JPH05329023 A JP H05329023A JP 14181792 A JP14181792 A JP 14181792A JP 14181792 A JP14181792 A JP 14181792A JP H05329023 A JPH05329023 A JP H05329023A
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JP
Japan
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thermal transfer
toothbrush
manufacturing
design
transfer film
Prior art date
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Pending
Application number
JP14181792A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuteru Eguchi
泰輝 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの製造ラインで異なるデザインを容易に
付することができる歯ブラシの製造方法の提供。 【構成】 本発明の歯ブラシの製造方法は、順次搬送さ
れてきた歯ブラシのハンドル1に、熱転写フィルム2か
らの熱転写により所定のデザインを転写して、該デザイ
ンが付された複数の歯ブラシを製造する歯ブラシの製造
方法において、上記熱転写フィルム2として、夫々異な
るデザインの転写部分2A〜2Xが複数個繰り返し配置
された熱転写フィルムを用い、デザインの異なる複数の
歯ブラシを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、他の歯ブラシと区別す
るために異なるデザインを付した歯ブラシを製造するた
めの歯ブラシの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、歯ブラシの製造工程において
は、製造コスト、製品管理等の点から同種の歯ブラシの
色は、通常2〜3色に押さえられており、更に、歯ブラ
シのハンドル等にデザインを付する場合でも熱転写紙の
転写部分には全て同じ花柄等のデザインを付したものが
用いられている。従って、歯ブラシに付するデザインを
変える場合には、異なる転写紙を用いた別の製造ライン
が必要とされており、デザインの種類も製造コストの面
等から限られたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、歯ブラシの色
やデザインが限られていると、家族の多い家庭等では、
使用する歯ブラシが家族の誰のものか分からなくなって
しまうという、不都合がある。かかる場合、歯ブラシの
購入後、各使用者は自ら歯ブラシのハンドルに油性イン
クで各人の名前や印を付けたり、テープを巻き付けたり
して目印としているが、インクやテープは濡れると消え
たり、剥がれたりして汚くなるとともに、不衛生になる
とともに使用者区別の標記に手間がかかるという問題点
がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、一つの製造ライ
ンで異なるデザインの付された複数の歯ブラシを容易に
製造することができる歯ブラシの製造方法を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、順次搬送され
てきた歯ブラシのハンドルに、熱転写フィルムからの熱
転写により所定のデザインを転写して、該デザインが付
された複数の歯ブラシを製造する歯ブラシの製造方法に
おいて、上記熱転写フィルムとして、夫々異なるデザイ
ンの転写部分が複数個繰り返し配置された熱転写フィル
ムを用い、デザインの異なる複数の歯ブラシを製造する
ことを特徴とする歯ブラシの製造方法を提供すことによ
り、上記課題の解決を達成したものである。
【0006】
【作用】本発明の歯ブラシの製造方法では、歯ブラシの
ハンドルを順次搬送し、各ハンドルの位置を熱転写フィ
ルムの各転写部分の位置に合わせた後、熱転写部分のデ
ザインを熱転写によりハンドルに転写する。このとき、
熱転写フィルムには夫々異なるデザインの熱転写部分が
複数個、繰り返し配置されているから、一つの製造ライ
ンでデザインの異なる複数の歯ブラシを製造することが
できる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の歯ブラシの製造方法の実施
例を添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明
の実施例による製造方法の概略を示す斜視図、図2は本
発明の実施例により製造された歯ブラシの平面図であ
る。
【0008】本発明の歯ブラシの製造方法は、順次搬送
されてきた歯ブラシのハンドル1に、熱転写フィルム2
からの熱転写により所定のデザインを転写して、該デザ
インが付された複数の歯ブラシを製造する歯ブラシの製
造方法において、上記熱転写フィルム2として、夫々異
なるデザインの転写部分2A〜2Xが複数個繰り返し配
置された熱転写フィルムを用いている。歯ブラシのハン
ドル1は、通常の方法で製造するものであり、例えばハ
ンドル型のキャビティが形成されたキャビティブロック
とコアブロックとから構成される金型を用いた射出成形
により製造する。
【0009】次に、射出成形で製造された後の歯ブラシ
のハンドル1を、所定間隔を空けて夫々一列に搬送し、
ハンドル1にデザインを付する熱転写工程に搬送する。
熱転写工程では、図1に示すように、熱転写フィルム2
から所定のデザインをハンドルに熱転写するようになっ
ている。熱転写フィルム2には、異なる熱転写部分2
A、2B、2C……2Xが順番に配置されており、これ
らの熱転写部分2A〜2Xを一群の単位3としており、
この単位3が熱転写フィルムに何回も繰り返されて配置
されている。一群の単位3におけるこれらの熱転写部分
2A、2B、2C……2Xには、夫々異なるデザインが
付されている。各デザインは、花柄、動物、漫画のキャ
ラクター等を用いるが、本実施例では、図2に示すよう
に、熱転写部分2Aは「チューリップ」、熱転写部分2
Bは「ひまわり」、熱転写部分2Cは「スズラン」等か
ら、2Xの「すみれ」に至るまで各種の花の絵をデザイ
ンしている。一群の単位3に含まれる熱転写部分2A〜
2Xの個数は、特に限定されないが好ましくは3個〜2
0個である。
【0010】そして、熱転写フィルム2を順次、矢印4
に示すように繰り出し、所定位置における熱転写部分の
下に搬送されてきたハンドル1が位置したところで、転
写フィルム側から夫々の転写部分のデザインを熱転写
し、図2に示すような各種のデザインを付した歯ブラシ
のハンドル1を順次製造する。尚、歯ブラシのハンドル
に形成された植毛台6には、ブリッスル7を植毛する
が、該植毛工程は、熱転写工程前又は熱転写工程後にお
いて、通常の方法で植毛する。
【0011】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例
えば、一群の単位3内における各種のデザインが付され
た熱転写部分2A〜2Xはすべて異なることに限らず、
その内の例えば2A、2Bの2つを同じデザインとして
も良い。この場合には、消費者の需要に合わせて売れ行
きのよいデザインのものを多く製造することができる。
また、デザインの転写は歯ブラシのブリッスル側に限ら
ず、その反対側又は柄部に限らず、植毛台の反ブリッス
ル側であってもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明の歯ブラシの製造方法は、一つの
製造ラインで異なるデザインの付された複数の歯ブラシ
を容易に製造することができる。即ち、一家族で同種同
色の歯ブラシを一度に数本一度購入しても、ハンドルの
一部に異なるマークとしてのデザインが付されているの
で、そのまま使用者区別をすることができる。また、種
々のデザインの歯ブラシを容易に製造することができる
から、消費者の商品選択の範囲が広くなる。更に、本発
明の歯ブラシの製造方法によれば、通常の製造ラインを
そのまま用いて、通常の製造工程で歯ブラシに種々のデ
ザインを付することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例による製造方法の概略を
示す斜視図である。
【図2】図2は本発明の実施例により製造された歯ブラ
シの平面図である。
【符号の説明】
1 ハンドル 2 熱転写フィルム 2A〜2X 熱転写部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順次搬送されてきた歯ブラシのハンドル
    に、熱転写フィルムからの熱転写により所定のデザイン
    を転写して、該デザインが付された複数の歯ブラシを製
    造する歯ブラシの製造方法において、 上記熱転写フィルムとして、夫々異なるデザインの転写
    部分が複数個繰り返し配置された熱転写フィルムを用
    い、デザインの異なる複数の歯ブラシを製造することを
    特徴とする歯ブラシの製造方法。
JP14181792A 1992-06-02 1992-06-02 歯ブラシの製造方法 Pending JPH05329023A (ja)

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JP14181792A JPH05329023A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 歯ブラシの製造方法

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JPH05329023A true JPH05329023A (ja) 1993-12-14

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Cited By (4)

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