JP2504689Y2 - 鉛 筆 - Google Patents

鉛 筆

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JP2504689Y2
JP2504689Y2 JP8100290U JP8100290U JP2504689Y2 JP 2504689 Y2 JP2504689 Y2 JP 2504689Y2 JP 8100290 U JP8100290 U JP 8100290U JP 8100290 U JP8100290 U JP 8100290U JP 2504689 Y2 JP2504689 Y2 JP 2504689Y2
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JP
Japan
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core
shaft
pencil
cores
type
Prior art date
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JP8100290U
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篤 東條
雄一 宮原
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 2種類の芯を直列状に配してなる鉛筆に関する。
(従来の技術) 上述した鉛筆としては、赤・青芯を組合せ有するもの
をはじめ、種々の色芯を適宜長さに選択組合せたものが
知られている。
これらにおいては、色とか長さとかといった芯の種別
を表示するための塗装が施してある。
この塗装は、例えば、赤・青芯を組合せ有するもので
あれば、赤芯を示す赤色の塗装を軸の全表面に一旦施し
た後、一般に「ドブ漬け」と呼ばれるが、青芯の存在す
る側の端部を青芯の長さ分だけ塗装液に漬けることで、
青色の塗装を施すようにしてなされている。即ち、ま
ず、一方の芯の種類を示す塗装を軸の全体に施した後、
ドブ漬けにより他方の芯の種類を示す塗装をその芯の長
さ分だけ施し、その結果、軸の全表面を各々の芯の種類
を表示する塗装面としている。
(考案が解決しようとする課題) 軸の表面には、出所表示といったように芯の種類表示
以外の表示もしばしばなされる。しかし、上述のよう
に、軸の全表面を各々の芯の種類を表示する塗装面とす
ると、このような他の表示が大きく制約を受けたものと
なる。
例えば、赤・青塗装面の上に見易い表示をするために
は、赤や青以外の色、しかも、これらの色と区別し易い
色を選択することになる。しかし、セット商品とする場
合など、芯の組合せはこのような赤・青の一種類に限ら
ないので、すべての芯の色と区別し易い色を選択しよう
とすると、よほど特定の色にしなければならなくなって
しまう。実際、市販されているものにおけるこのような
表示は、金色くらいしかない。このように、また、模様
形成その他を含め、広義にデザイン的な制約が大きい。
更に、上述のような塗装によるものとすると、塗装の
厚さが両端で異なったものとなってしまう。キャップを
する場合、中には、十分な弾力性を期待できないキャッ
プもあり、その場合、嵌合力の強弱を生じてしまうい、
例えば、軸を痛めたり、脱落し易いものとなったりして
しまうことにもなる。
(課題を解決するための手段) 本考案の要旨は次のとおりである。
(1) 2種類の芯を直列状に配してなる鉛筆であっ
て、芯の種別表示部を、軸の各端部に有してなる鉛筆。
(2) 2種類の芯を直列状に配してなる鉛筆におい
て、芯の種別表示部を、軸の芯内端相当部に有してなる
鉛筆。
(3) 2種類の芯を直列状に配してなる鉛筆におい
て、芯の種別表示部を、淡白色の軸塗装上の部分的印刷
部として有してなる鉛筆。
(実施例) 添付第1図に第1実施例を示す。
一般的な6角形断面の軸1の両端部に、濃淡異なるド
ットで示した帯状部分2,3が形成してなる。上記(1)
の要旨に対応するもので、ドットで示したのは、例え
ば、帯状部分2が芯4の色に対応した色であることを意
味しており、また、濃淡の異なりは、芯4及び図示しな
い他方の芯がそれぞれ異なる色のものであることを意味
している。これら帯状部分2,3は、例えば、5mmとか10mm
といったように、最初の使用にあたって鉛筆を削れば、
削り取られてしまう幅のものである。即ち、(1)の要
旨は、一旦、使用にあたって鉛筆を削れば、芯自体が種
別表示をするのであるから、その後における軸表面にお
ける表示は不要であるという考え方に基づいたものであ
る。
また、第1図のものにおいては、やはり両端部に
「赤」、「青」と表示してある。芯の種別表示をするの
に、帯状部分2,3のような色によるのではなく、直接的
表現によるものであってもよいことを示す一例である。
例えば、乾式複写したとき筆跡を被複写物に残さない芯
と湿式複写したとき筆跡を被複写物に残さない芯と湿式
複写したとき筆跡を被複写物に残さない芯とを組合せ有
する鉛筆などの場合のように、仮に芯の色が異なるもの
であっても、むしろ、用途を示す表示をした方が好まし
いこともある。そのような表示も適宜である。
更に、軸1の中央部寄りの部分に2条の環状部分5,6
が形成してある。濃淡異なるドットで示しているよう
に、芯の各々の色に対応している。この環状部分5,6
は、芯の内端部に相当する部分に形成されており、上記
(2)の要旨に対応するものである。(2)の要旨は、
芯の種別表示をするのに、軸の全体を使用しなくてもよ
いという考え方において(1)の要旨と共通している。
次に、第2図に第2実施例を示す。第1実施例のもの
より分かるように、本考案の要旨は、互いに悪影響を及
ぼさない範囲で適宜組合せられてよいが、勿論、単独の
ものとして採用されても構わない。本例のものにおいて
は、第1実施例のものにおける環状部分5,6に代えて、
芯の各々の色に対応する色で表示した「ABC」と「DEF」
とを有する。これらアルファベットは、具体的には、例
えば、商品名とかメーカー名とかいった芯の種別表示以
外の表示であるが、これらの表示をして芯の種別表示を
もなすものとしている。また、「ABC」と「DEF」との境
界が芯の内端に相当している。同様に、第3図に示す第
3実施例のものは、軟硬度表示により芯の種別表示をも
なした一例である。
以上の3例のものにおいては、本考案の(3)の要旨
に関して触れなかった。前述したように、(1)の要旨
にしても(2)の要旨にしても、芯の種別表示をするの
に、軸の全体を使用しなくてもよいという考え方による
ものであり、例えば、第1実施例のものにおける帯状部
分2,3は、従来のようなドブ漬けによっても得ることが
できるし、また、第3実施例のものにおける軟硬度表示
をホットスタンプによって得ることもできることによ
る。
これに対して、第4図に示す第4実施例のものでは
(3)の要旨を活用している。即ち、図示の上では、第
4図には、芯の色と長さを示す線状部分7,8が示してあ
るだけであるが、軸1には、白色、クリーム色、水色と
いった淡白色の塗装が施してあり、その上から、ドライ
オフセット印刷などの印刷部分7,8が形成されたもので
ある。淡白色の塗装の上に印刷によって芯の種別表示を
することでも、その他の軸表面部分を有効に使用でき
る。
この芯の種類を表示するための印刷は、塗装面全体で
あってはならない。しかし、部分的であるならば、第5
図に第5実施例として示すような模様付けを兼ねたもの
とすることもできる。
以上の外にも、要旨を逸脱しない範囲で種々なせる。
例えば、第1実施例から第3実施例のものに対して
(3)の要旨を活用することも勿論できる。また、円形
断面の軸を有するものであってもよい。
(考案の効果) 本考案の鉛筆は、デザイン上の制約を大きく緩和され
たものとなる。また、キャップするにあたって嵌合力強
弱の懸念も極力低減できる。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第5図は、それぞれ本考案の第1実施例乃至
第5実施例を示す斜視図である。 1……軸、2,3……帯状部分(芯の種別表示部の一
例)、4……芯、5,6……環状部分(芯の種別表示部の
一例)、7,8……印刷部分(芯の種別表示部の一例)。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2種類の芯を直列状に配してなる鉛筆であ
    って、芯の種別表示部を、軸の各端部に有してなる鉛
    筆。
  2. 【請求項2】2種類の芯を直列状に配してなる鉛筆にお
    いて、芯の種別表示部を、軸の芯内端相当部に有してな
    る鉛筆。
  3. 【請求項3】2種類の芯を直列状に配してなる鉛筆にお
    いて、芯の種別表示部を、淡白色の軸塗装上の部分的印
    刷部として有してなる鉛筆。
JP8100290U 1990-07-30 1990-07-30 鉛 筆 Expired - Lifetime JP2504689Y2 (ja)

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JPH0438484U JPH0438484U (ja) 1992-03-31
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EP2845747A1 (en) 2013-09-09 2015-03-11 Kabushiki Kaisha Pilot Corporation Thermochromic solid writing instrument

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JP2553459B2 (ja) * 1993-12-15 1996-11-13 帝国通信工業株式会社 スライド式電子部品
JP7509522B2 (ja) * 2018-09-05 2024-07-02 三菱鉛筆株式会社 固形筆記体セット
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