JPH05328595A - インバータの保護回路 - Google Patents
インバータの保護回路Info
- Publication number
- JPH05328595A JPH05328595A JP4128657A JP12865792A JPH05328595A JP H05328595 A JPH05328595 A JP H05328595A JP 4128657 A JP4128657 A JP 4128657A JP 12865792 A JP12865792 A JP 12865792A JP H05328595 A JPH05328595 A JP H05328595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inverter
- rectifying section
- power supply
- phase
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Protection Of Static Devices (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源の誤配線または断線を簡単かつ安価な回
路で検出し、インバータ整流部の保護を図る。 【構成】 インバータ整流部2の交流入力の各相間にマ
グネットコンタクタMC1〜MC3を設けるとともに、
その接点X1〜X3およびX1’〜X3’を整流部2と
インバータ部3との間に設け、電源に対し正常に接続さ
れているときは、マグネットコンタクタMC1〜MC3
が全て動作するので、電源1から電力の供給が行なわれ
るが、誤配線または断線が発生したときはMC1〜MC
3の少なくとも1つが動作しなくなるので、整流部2と
インバータ部3とが接続されず、これによってインバー
タ整流部2のダイオードD1〜D6の破損を防止する。
路で検出し、インバータ整流部の保護を図る。 【構成】 インバータ整流部2の交流入力の各相間にマ
グネットコンタクタMC1〜MC3を設けるとともに、
その接点X1〜X3およびX1’〜X3’を整流部2と
インバータ部3との間に設け、電源に対し正常に接続さ
れているときは、マグネットコンタクタMC1〜MC3
が全て動作するので、電源1から電力の供給が行なわれ
るが、誤配線または断線が発生したときはMC1〜MC
3の少なくとも1つが動作しなくなるので、整流部2と
インバータ部3とが接続されず、これによってインバー
タ整流部2のダイオードD1〜D6の破損を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インバータを電源誤
配線または断線状態から保護するための保護回路に関す
る。
配線または断線状態から保護するための保護回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】3相交流電源に接続されるインバータに
おいて、電源を誤配線すると整流部のダイオードが破損
したり、また電源配線に断線が生じると或る相だけに負
担が掛かり、長時間の運転による温度上昇によってダイ
オードが破損するなどの問題が発生する。
おいて、電源を誤配線すると整流部のダイオードが破損
したり、また電源配線に断線が生じると或る相だけに負
担が掛かり、長時間の運転による温度上昇によってダイ
オードが破損するなどの問題が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来はかか
る電源の誤配線や断線に対処するものがなく、このよう
な事故に対処し得る回路の出現が望まれていた。したが
って、この発明の課題はインバータ電源の誤配線や断線
を簡単かつ安価に検出し、その保護を図ることにある。
る電源の誤配線や断線に対処するものがなく、このよう
な事故に対処し得る回路の出現が望まれていた。したが
って、この発明の課題はインバータ電源の誤配線や断線
を簡単かつ安価に検出し、その保護を図ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、この発明では、整流部とインバータ部とからな
るインバータの交流入力各相間にそれぞれ電圧検出手段
を設けるとともに、この電圧検出手段からの出力に応動
するスイッチング手段を前記整流部とインバータ部との
間に設け、前記電圧検出手段により電源誤配線または断
線を検出したときは、スイッチング手段をオフとして電
源を遮断することを特徴としている。
るため、この発明では、整流部とインバータ部とからな
るインバータの交流入力各相間にそれぞれ電圧検出手段
を設けるとともに、この電圧検出手段からの出力に応動
するスイッチング手段を前記整流部とインバータ部との
間に設け、前記電圧検出手段により電源誤配線または断
線を検出したときは、スイッチング手段をオフとして電
源を遮断することを特徴としている。
【0005】
【作用】電源誤配線または断線によって生じる入力電圧
の異常を電圧検出手段によって検出し、異常が生じたと
きはスイッチを用いて電源を遮断することにより、簡単
かつ安価にインバータ整流部の保護を図る。
の異常を電圧検出手段によって検出し、異常が生じたと
きはスイッチを用いて電源を遮断することにより、簡単
かつ安価にインバータ整流部の保護を図る。
【0006】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す回路図であ
る。同図において、1は3相電源、2はダイオードD1
〜D6からなる整流部、3はトランジスタT1,T2お
よび還流ダイオードD7,D8からなるインバータ部
(1相分しか示していないが、実際は3相分設けられ
る)、MC1〜MC3はマグネットコンタクタ(電磁接
触器)、X1〜X3およびX1’〜X3’はその接点、
Cは直流平滑用コンデンサを示す。このような構成にお
いて、正常に配線された場合、つまり誤配線や断線がな
い場合はマグネットコンタクタMC1〜MC3が全て動
作するため、整流部2とインバータ部3とが接続され、
これにより図示されない負荷に対し3相電源1から電源
が供給されることになる。
る。同図において、1は3相電源、2はダイオードD1
〜D6からなる整流部、3はトランジスタT1,T2お
よび還流ダイオードD7,D8からなるインバータ部
(1相分しか示していないが、実際は3相分設けられ
る)、MC1〜MC3はマグネットコンタクタ(電磁接
触器)、X1〜X3およびX1’〜X3’はその接点、
Cは直流平滑用コンデンサを示す。このような構成にお
いて、正常に配線された場合、つまり誤配線や断線がな
い場合はマグネットコンタクタMC1〜MC3が全て動
作するため、整流部2とインバータ部3とが接続され、
これにより図示されない負荷に対し3相電源1から電源
が供給されることになる。
【0007】次に、誤配線された場合について説明す
る。これは、汎用インバータの端子台が図2のような配
列となっていて、3相電源を端子S,T,Nに誤配線す
るケースが多いため、図1もこのように誤配線した例を
示している。この場合は、マグネットコンタクタMC1
とMC3が動作できないため、その接点X1,X3およ
びX1’,X3’が開放状態となり、N→X1’〜X
3’→SまたはN→X1’〜X3’→Tなる経路で流れ
る短絡電流を阻止することができる。なお、3相電源を
端子P,T,Nに誤配線した場合も上記と同様に、S→
X1〜X3→PまたはT→X1〜X3→Pなる経路で流
れる短絡電流を阻止することが可能となり、これにより
インバータの整流ダイオードを破損から保護することが
できる。
る。これは、汎用インバータの端子台が図2のような配
列となっていて、3相電源を端子S,T,Nに誤配線す
るケースが多いため、図1もこのように誤配線した例を
示している。この場合は、マグネットコンタクタMC1
とMC3が動作できないため、その接点X1,X3およ
びX1’,X3’が開放状態となり、N→X1’〜X
3’→SまたはN→X1’〜X3’→Tなる経路で流れ
る短絡電流を阻止することができる。なお、3相電源を
端子P,T,Nに誤配線した場合も上記と同様に、S→
X1〜X3→PまたはT→X1〜X3→Pなる経路で流
れる短絡電流を阻止することが可能となり、これにより
インバータの整流ダイオードを破損から保護することが
できる。
【0008】上記では誤配線の例を説明したが、電源線
が断線した場合もマグネットコンタクタMC1〜MC3
のうち動作できないものが生じるので、これを利用して
上記と同様の保護が可能となる。なお、上記では電圧検
出手段としてマグネットコンタクタを使用するようにし
たが、スイッチング手段としてマグネットコンタクタの
接点以外の適当なものを使用できれば、電圧検出手段と
しても通常良く知られているものを利用することができ
る。
が断線した場合もマグネットコンタクタMC1〜MC3
のうち動作できないものが生じるので、これを利用して
上記と同様の保護が可能となる。なお、上記では電圧検
出手段としてマグネットコンタクタを使用するようにし
たが、スイッチング手段としてマグネットコンタクタの
接点以外の適当なものを使用できれば、電圧検出手段と
しても通常良く知られているものを利用することができ
る。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、インバータの3相入
力電圧の線間電圧を検出する電圧検出手段を設けるとと
もに、この電圧検出手段からの出力に応動するスイッチ
素子を整流部とインバータ部との間に設け、電圧検出手
段によりインバータ電源の誤配線や断線を検出して電源
を遮断するようにしたので、簡単かつ安価な構成でイン
バータ整流部の破損を防止し得る利点が得られる。
力電圧の線間電圧を検出する電圧検出手段を設けるとと
もに、この電圧検出手段からの出力に応動するスイッチ
素子を整流部とインバータ部との間に設け、電圧検出手
段によりインバータ電源の誤配線や断線を検出して電源
を遮断するようにしたので、簡単かつ安価な構成でイン
バータ整流部の破損を防止し得る利点が得られる。
【図1】この発明の実施例を示す回路図である。
【図2】汎用インバータの端子配列例を説明するための
説明図である。
説明図である。
1…3相電源、2…整流部、3…インバータ部、MC1
〜MC3…マグネットコンタクタ(電磁接触器)、X1
〜X3,X1’〜X3’…接点、D1〜D…ダイオー
ド、C…直流平滑用コンデンサ、T1,T2…トランジ
スタ。
〜MC3…マグネットコンタクタ(電磁接触器)、X1
〜X3,X1’〜X3’…接点、D1〜D…ダイオー
ド、C…直流平滑用コンデンサ、T1,T2…トランジ
スタ。
Claims (1)
- 【請求項1】 整流部とインバータ部とからなるインバ
ータの交流入力各相間にそれぞれ電圧検出手段を設ける
とともに、この電圧検出手段からの出力に応動するスイ
ッチング手段を前記整流部とインバータ部との間に設
け、前記電圧検出手段により電源誤配線または断線を検
出したときは、スイッチング手段をオフとして電源を遮
断することを特徴とするインバータの保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4128657A JPH05328595A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | インバータの保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4128657A JPH05328595A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | インバータの保護回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05328595A true JPH05328595A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14990232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4128657A Pending JPH05328595A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | インバータの保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05328595A (ja) |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP4128657A patent/JPH05328595A/ja active Pending
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