JPH05328420A - 交換機の発呼受付制御システム - Google Patents

交換機の発呼受付制御システム

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JPH05328420A
JPH05328420A JP13478192A JP13478192A JPH05328420A JP H05328420 A JPH05328420 A JP H05328420A JP 13478192 A JP13478192 A JP 13478192A JP 13478192 A JP13478192 A JP 13478192A JP H05328420 A JPH05328420 A JP H05328420A
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JP
Japan
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overload
call
unit time
calls
exchange
Prior art date
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Pending
Application number
JP13478192A
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English (en)
Inventor
Kenji Murata
健二 村田
Takaaki Sato
隆昭 佐藤
Satoshi Ogawa
聰 小川
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間継続する過負荷状態での効率的な入力
規制を行ない、交換機の経済的、かつ、効率的な運用を
可能とする。 【構成】 具備した第1の過負荷検出部により、第1の
単位時間継続する過負荷状態を検出し、この検出後の呼
の入力を規制する交換機の発呼受付制御システムにおい
て、第1の単位時間よりも短い第2の単位時間継続する
過負荷状態を検出する第2の過負荷検出部と、この第2
の過負荷検出部による過負荷状態の検出後に入力される
呼の発呼処理を、既に入力した他の呼に対する処理の後
に遅らせる遅延制御部とを設け、短時間継続する過負荷
状態において、即時処理が必要な呼を、待時処理が可能
な呼に優先して処理する交換機の発呼受付制御システ
ム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回線交換を行なう交換
機の発呼受付制御システムに係わり、特に、短時間継続
する過負荷状態での呼の処理を効率良く行なうのに好適
な交換機の発呼受付制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ISDN(Integrated Se
rvices Digital Network;サー
ビス統合ディジタル通信網)用交換機など、回線交換用
の交換機では、例えば、交換機の処理能力限度に近い入
力量(発呼信号などの入力呼)がある場合などには、交
換機は、高負荷状態での動作となる。この場合に、さら
に、発呼信号などの負荷が増大すると、交換機の処理能
力を超えるため、その過大入力時の処理完了までにかか
る時間が、通常より多くなり、過負荷状態となる。この
ような過負荷状態が長く続くと、それぞれの呼の処理が
遅れ、通信網の性能低下となってしまう。このような問
題を解決するために、交換機には、発呼受付制御システ
ムを具備し、過負荷状態が続く場合には、加入者端末か
ら入力される発呼信号の廃棄、または、発呼信号を受け
付けないことを示す開放信号を、加入者端末に返すなど
して、入力規制を行なう。尚、このような交換機の過負
荷状態での制御技術に関しては、例えば、電子情報通信
学会編「電子情報通信ハンドブック」(1988年、オ
ーム社発行)の第2132、2133頁、および、第2
159頁などに記載されている。
【0003】図2は、従来技術による交換機の発呼受付
制御システムの構成を示すブロック図である。交換機2
1は、各加入者端末(図中、Tと記載)20a〜20c
からの発呼要求に基づき、相互の接続処理を先入れ先出
しの順で行なうものであるが、発呼受付・規制制御部2
2、および、第1の過負荷検出部23からなる発呼受付
制御システムを具備し、受け付けた各加入者端末20a
〜20cからの接続要求が単位時間で大量に入力され、
過負荷状態となった場合には、入力を規制する。
【0004】すなわち、発呼受付・規制制御部22は、
各加入者端末20a〜20cからの接続要求を受け付け
ると、その情報を、第1の過負荷検出部23に送出す
る。第1の過負荷検出部23は、発呼受付・規制制御部
22から送られる情報に基づき、過負荷状態か否かを判
別し、過負荷状態であれば、予め設定された第1の単位
時間継続するか否かを判別し、第1の単位時間継続した
過負荷状態を検出し、発呼受付・規制制御部22に通知
する。そして、この第1の過負荷検出部23からの通知
を受け取った発呼受付・規制制御部22は、以降の接続
要求の入力を規制する。尚、入力規制により、過負荷状
態でなくなれば、第1の過負荷検出部23からの通知が
なくなり、発呼受付・規制制御部22は、入力規制を解
除し、通常の処理状態となる。
【0005】しかし、このような従来の発呼受付制御シ
ステムでは、過負荷状態の検出部が一つであるため、第
1の単位時間内で発生して終了するような過負荷状態を
検出することができない。そのために、交換機は、これ
らの過負荷を全て受け付け、通常時と同様に、先入れ先
出しの順に処理を行なう。このため、過負荷状態を発生
させている呼が、待時処理(待合せ処理)が可能な発呼
信号であっても、即時処理が必要な呼、例えば、接続を
完了した呼や、接続処理中の呼、あるいは、切断中の呼
の処理などが、この過負荷を起こす呼の後に処理され、
これらの呼の処理終了までの時間が増大してしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、過負荷状態の検出部が一つであ
るため、短時間継続する過負荷状態での効率的な入力規
制を行なうことができない点である。本発明の目的は、
これら従来技術の課題を解決し、短時間継続する過負荷
状態において、即時処理が必要な呼を、待時処理が可能
な呼に優先して処理し、交換機の経済的、かつ、効率的
な運用を可能とする交換機の発呼受付制御システムを提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の交換機の発呼受付制御システムは、(1)
予め設定された第1の単位時間継続する過負荷状態を検
出する第1の過負荷検出部を具備し、この第1の過負荷
検出部による過負荷状態継続の検出後に、呼の入力を規
制する交換機の発呼受付制御システムにおいて、第1の
単位時間よりも短く設定された第2の単位時間継続する
過負荷状態を検出する第2の過負荷検出部と、この第2
の過負荷検出部による第2の単位時間継続する過負荷状
態の検出に基づき、この検出の後に入力される呼の発呼
処理を、既にダイヤル数字を受信した他の呼に対する処
理が完了するまで遅らせる遅延制御部とを設けることを
特徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、従来の第1の単位時間より
も短い第2の単位時間継続する過負荷状態を検出する第
2の過負荷検出部を、従来の第1の過負荷検出部の前段
に一つ追加し、この第2の過負荷検出部により、第1の
単位時間よりも短い時間単位時間での過負荷状態の継続
を検出する。そして、遅延制御部により、第2の過負荷
検出部の検出後に受け付ける発呼要求に対する処理の優
先度を、既にダイヤル数字の受信を完了した呼の処理よ
りも下げる。このことにより、交換機は、第1の単位時
間内で発生していた過負荷を全て受け付けても、従来発
生していた他の呼に対する処理への悪影響を避けること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明を施した交換機の発呼受付制
御システムの本発明に係わる構成の一実施例を示すブロ
ック図である。本実施例の交換機1は、各加入者端末
(図中、Tと記載)2a〜2c相互の接続制御を行なう
ものであり、従来の過負荷状態での入力規制を行なうた
めに、各加入者端末2a〜2cからの接続要求を受け付
ける発呼受付・規制制御部3と、発呼受付・規制制御部
3が受け付ける接続要求の過負荷状態が予め設定した第
1の単位時間継続することを検出する第1の過負荷検出
部5とが、また、本発明に係わる過負荷状態での入力規
制を効率良く行なうために、第1の過負荷検出部5での
検出に用いる第1の単位時間よりも短い第2の単位時間
での過負荷状態継続を検出する第2の過負荷検出部4
と、この第2の過負荷検出部4による第2の単位時間継
続する過負荷状態の検出に基づき、この検出の後に入力
される各加入者端末2a〜2cからの呼の発呼処理を、
既にダイヤル数字を受信した他の呼に対する処理が完了
するまで遅らせる遅延制御部6とからなる発呼受付制御
システムが設けられている。
【0010】このように、本実施例の交換機1の発呼受
付制御システムは、従来の第1の単位時間よりも短い第
2の単位時間継続する過負荷状態を検出する第2の過負
荷検出部4を、従来の第1の過負荷検出部5の前段に一
つ追加して構成されている。以下、このような構成の交
換機1の発呼受付制御システムによる本発明に係わる動
作を説明する。
【0011】発呼受付・規制制御部3は、各加入者端末
2a〜2cからの発呼を受け付けると、その発呼情報
を、第2の過負荷検出部4、および、第1の過負荷検出
部5に送る。第2の過負荷検出部4は、このようにして
発呼受付・規制制御部3より送られてきた情報を基に、
第2の単位時間毎に、短時間の過負荷が生じたか否かを
判断する。この判断技術としては、例えば、第2の単位
時間の発呼数を測定し、この測定値が閾値N1を超える
と、過負荷と判断する技術がある。ここで、N1の値と
して、交換機の処理能力を1単位時間当たりに換算した
値などを用いることができる。
【0012】第2の過負荷検出部4は、第2の単位時間
での短時間の過負荷状態が生じたと判断すると、その情
報を、遅延制御部6に送る。この遅延制御部6は、第2
の過負荷検出部4から短時間の過負荷状態の情報を受け
取ると、この情報を受け取った時点以降に受け付ける呼
の発呼処理については、既に受け付けた呼(ダイヤル数
字を受信した呼)の処理よりも優先度を下げる。この遅
延制御部6による優先度制御に基づき、交換機1は、既
に受け付けた呼の処理から優先的に処理を行なう。
【0013】第2の過負荷検出部4は、第2の単位時間
内の短時間の過負荷状態の終了を検出すると、遅延制御
部6に、呼の優先度制御の終了を指示する情報を送る。
尚、この第2の過負荷検出部4による第2の単位時間内
の短時間の過負荷状態の終了判断の技術としては、例え
ば、N1よりも小さい閾値N2を設け、第2の単位時間
での発呼数がN2以下であれば、短時間の過負荷状態は
終了したと判断するものがある。
【0014】一方、第1の過負荷検出部5は、発呼受付
・規制制御部3より送られてくる情報を基に、第2の単
位時間より長い第1の単位時間での過負荷状態の継続を
検出し、発呼受付・規制制御部3に通知する。この検出
技術として、例えば、第1の単位時間当たりの交換機1
のプロセッサの使用率ηを用いることができる。すなわ
ち、この使用率ηが、閾値η0より大きく、第1の単位
時間継続した場合に、継続する過負荷状態が発生したと
判断する。
【0015】発呼受付・規制制御部3は、第1の過負荷
検出部5からの継続する過負荷状態発生の通知を基に、
以降、各加入者端末2a〜2cからの呼に対する入力規
制を行なう。そして、第1の過負荷検出部5は、第1の
単位時間での継続する過負荷状態が終了したと判断する
と、規制制御を終了する指示を、発呼受付・規制制御部
3に送出し、発呼受付・規制制御部3は、入力規制を解
除する。
【0016】以上、図1を用いて説明したように、本実
施例の交換機の発呼受付制御システムでは、従来、処理
の遅れの原因となっていた短時間の過負荷状態を検出
し、この短時間での過負荷状態継続の検出後に入力され
る呼の発呼処理よりも、既に受け付けた他の呼の処理を
優先して行なう。例えば、非常に短い時間に、大量の呼
が到着する場合には、これらの呼に対する入力規制は行
なわないが、既に、ダイヤル数字受信を完了している呼
の処理を先に行なう。このことにより、接続に要する時
間は通常時より長くなるものの、これらの呼を規制せ
ず、かつ、極力、影響を与えないようにすることがで
き、発呼の受け付け可能数の拡大を図ることができる。
【0017】尚、本発明は、図1を用いて説明した実施
例に限定されるものではない。例えば、第1、および、
第2の単位時間(パラメータ)を適当に選ぶことによ
り、様々なトラヒック変動パターンに対して、呼の受
付、および、規制を効率良く行なうことができる。ま
た、交換機の種別に関しては、特に限定せず、SPC
(Stored Program Control)交
換機全体に適用できる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、短時間の過負荷状態に
おいて、即時処理が必要な呼の処理を、待時処理が可能
な呼に優先して、行なうことができるので、交換機の処
理限度近くまで、呼の入力が可能となる。そして、従来
は、過負荷状態での処理完了時間の遅延を避けるために
必要であった、加入者端末を収容替えするための他の交
換機の新設など、新たな投資が不要となり、交換機の経
済的、かつ、効率的な運用が可能である。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した交換機の発呼受付制御システム
の本発明に係わる構成の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】従来の交換機の発呼受付制御システムの構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 交換機 2a〜2c 加入者端末 3 発呼受付・規制制御部 4 第2の過負荷検出部 5 第1の過負荷検出部 6 遅延制御部 20a〜20c 加入者端末 21 交換機 22 発呼受付・規制制御部 23 第1の過負荷検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された第1の単位時間継続する
    過負荷状態を検出する第1の過負荷検出手段を具備し、
    該第1の過負荷検出手段による上記第1の単位時間継続
    する過負荷状態の検出後に、呼の入力を規制する交換機
    の発呼受付制御システムにおいて、上記第1の単位時間
    よりも短く設定された第2の単位時間継続する過負荷状
    態を検出する第2の過負荷検出手段と、該第2の過負荷
    検出手段による上記第2の単位時間継続する過負荷状態
    の検出に基づき、該検出の後に入力される呼の発呼処理
    を、既にダイヤル数字を受信した他の呼に対する処理が
    完了するまで遅らせる遅延制御手段とを設けることを特
    徴とする交換機の発呼受付制御システム。
JP13478192A 1992-05-27 1992-05-27 交換機の発呼受付制御システム Pending JPH05328420A (ja)

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