JPH0532800U - 真空吸引装置の吸揚管路 - Google Patents

真空吸引装置の吸揚管路

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JPH0532800U
JPH0532800U JP8800991U JP8800991U JPH0532800U JP H0532800 U JPH0532800 U JP H0532800U JP 8800991 U JP8800991 U JP 8800991U JP 8800991 U JP8800991 U JP 8800991U JP H0532800 U JPH0532800 U JP H0532800U
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JP
Japan
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suction
closing valve
opening
chamber
suction port
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JP8800991U
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English (en)
Inventor
武幸 西村
裕久 藤原
慶治 石井
昭 奥田
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Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】吸い込み高さが高くても真空吸引装置の性能低
下を来すことがなく、深所からの固液の吸い揚げが有効
に行われる吸揚管路を提供すること。 【構成】真空吸引装置1から導出された管体3の下端吸
込口3eに吸込口開閉バルブ4を附設して供液源2へ導
下させ、吸込口開閉バルブ4から上方へ離隔して介装さ
れた管路開閉バルブ7により管体3内を吸込室8と送出
室9とに区画し、吸込室8および送出室9の管壁には吸
気口10を夫々配設し、真空吸引装置1の作動と、吸込
口開閉バルブ4、管路開閉バルブ7および吸気口開閉バ
ルブ11の操作により、供液源2の固液が吸込室8から
送出室9を経て段階的に真空吸引装置1へ回収されるよ
う構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば下水導管敷設のためのシールド工事における竪坑からの吸引 排水など、固形物を含んだ汚水・汚泥の回収に供せられる真空吸引装置の吸揚管 路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりシールド工事に伴う汚水・汚泥の回収には、真空吸引装置から導出さ れた吸揚管を竪坑底部の溜槽内へ導下させた状態で、真空ポンプを駆動させてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし近時、地底の深い位置でのシールド工事を行うことが多くなり、発進竪 坑の深さもそれに伴って深いものとなる。そして吸込揚程が高くなると真空吸引 装置の性能低下を来すことになり、比重や粘性の高いヘドロや土砂は吸い揚げ不 能となる。
【0004】 本考案の目的は、吸い込み高さが高くても比重や粘性の高いヘドロや土砂など の吸い揚げが有効に行われる真空吸引装置の吸揚管路を提供することにある。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本考案に係る真空吸引装置の吸揚管路おいては、真空吸引装置から導出された 管体の先端開口部を吸込口として供液源へ導下させ、吸込口の上方に吸込口開閉 バルブを装着し、該吸込口開閉バルブから上方へ所定の距離を隔てた位置に管路 開閉バルブを装着して管体の内部を吸込室と送出室とに区画し、または吸込口開 閉バルブの装着位置から上方へ所定間隔に複数の管路開閉バルブを装着して管体 の内部を吸込室と複数の送出室とに区画し、これら吸込室および送出室の管壁に は吸気口を夫々配設し、かつ、これら吸気口に夫々吸気口開閉バルブを附設した 。
【0006】 そして真空吸引装置の作動と、吸込口開閉バルブ、管路開閉バルブおよび吸気 口開閉バルブの操作により、供液源の固液を吸込室から送出室を経て真空吸引装 置に回収させるのである。
【0007】
【実施例】
以下実施例の図面により説明をする。
【0008】 図1および図2において、1は水封式の真空ポンプまたはブロワー1aとレシ ーバータンク1bとからなる真空吸引装置、2は供液源であって、冒頭で述べた 下水道管敷設のためのシールド工事を例にとれば、シールドマシンより流出した 泥土や地下水等を貯溜しておくため竪坑内に穿設された溜槽がこれに該当する。 3は真空吸引装置1から導出された管体であって、先端開口部を吸込口3eとし て供液源2へ導下させる。4は吸込口3eの上方に装着された吸込口開閉バルブ 、5は吸込口開閉バルブ4の下方部と連通する吸気管であって、供液源2上へ導 延されて大気または圧縮空気の導入路を構成するが、別途給水機構に切り換え接 続することにより吸込口3e内の洗浄水供給路を兼ねさせることもできる。6は 吸気管開閉バルブである。
【0009】 図1において、7は吸込口開閉バルブ4から上方へ所定の距離を隔てた位置に 装着された管路開閉バルブ、8は該管路開閉バルブ7と前記吸込口開閉バルブと の間に形成される吸込室、9は管路開閉バルブ7と真空吸引装置1の吸込口との 間に形成される送出室、10は吸込室8および送出室9の管壁下方に夫々開設さ れた吸気口、11はこれら吸気口10に夫々附設された吸気口開閉バルブ、12 は吸込室8内の上方部に設置された液面センサーである。
【0010】 図2において、7‥‥7は吸込口開閉バルブ4と真空吸引装置との間において 所定間隔に配設された複数の管路開閉バルブ、8は最下部の管路開閉バルブ7と 前記吸込口開閉バルブ4との間に形成される吸込室、9a,9b‥‥9nは複数 の管路開閉バルブ7‥‥7により上下方向に区画された複数の送出室であって、 最上部の送出室9nはその上端部が真空吸引装置1の吸込口へ連結されている。 10‥‥10は吸込室8および各送出室9a,9b‥‥9nの管壁下方に夫々開 設された吸気口、11‥‥11はこれら各吸気口10‥‥10に夫々附設された 吸気口開閉バルブである。12‥‥12は吸気室8および各送出室9a,9b‥ ‥9nの上方部に設置された液面センサーであって、最上部の送出室9nには設 置することを要しない。
【0011】
【作用】
図1の管路構成において、各吸気口が開閉バルブ11,11の閉操作により各 吸気口10,10を夫々閉塞すると共に、吸込口開閉バルブ4および管路開閉バ ルブ7の開操作により吸込口3eを吸込室8および送出室9と導通させた状態と なし、真空ポンプ1aの作動によりレシーバータンク1b内および管体3内が負 圧となり、供液源2内の固液が吸込口3eから吸い込まれるが、この際吸気管開 閉バルブ6を開操作しておけば、吸気管5を通じて大気の自吸が行われ、この自 吸作用により吸引流速と吸込効果が高められることになる。そして吸込口3eか ら吸い込まれた固液が吸込室8内の所定高さまで達したとき、液面センサー12 の信号により吸込室8の吸気口10を開放するよう吸気口開閉バルブ11を開操 作すると共に、吸込口開閉バルブ4の閉操作で吸込口3eを閉塞し、かつ、前段 の吸込過程で吸気管5を開放させていた場合には吸気管開閉バルブ6を閉操作す ることにより、正圧となった吸込室8内の固液は送出室9内を経てレシーバータ ンク1b内へ回収されることになる。
【0012】 図2の回路構成において、各吸気口開閉バルブ11‥‥11の閉操作により各 吸気口10‥‥10を夫々閉塞すると共に、吸込口開閉バルブ4および各管路開 閉バルブ7‥‥7の開操作により吸込口3eを吸込室8および各送出室9a,9 b‥‥9nと導通させた状態となし、かつ、要すれば吸気管開閉バルブ6の開操 作で吸気管5を開放させ、真空ポンプ1aの作動によりレシーバータンク1b内 および管体3内が負圧となり、供液源2内の固液が吸込口3eから吸い込まれる 。そして吸込口3eから吸い込まれた固液が吸込室8内の所定高さまで達したと き、液面センサー12の信号により吸込室8の吸気口10を開放するよう吸気口 開閉バルブ11を開操作すると共に吸込口開閉バルブ4の閉操作で吸込口3eを 閉塞し、かつ、前段の吸込過程で吸気管5を開放させた場合にはこれを閉操作す ることにより、正圧となった吸込室8の固液が最下部の送出室9a内へ移送され る。最下部の送出室9a内に移送された固液が所定高さに達すれば、液面センサ ー12の信号により最下部の管路開閉バルブ7の閉操作で吸込室8と最下部送出 室9aとの導通を断つと共に、最下部送出室9aの吸気口10を開放するよう吸 気口開閉バルブ11を開操作することにより、正圧となった最下部送出室9aの 固液が上部の送出室9b内へ移送される、という動作を繰り返して固液は最上部 の送出室9nからレシーバータンク1b内へ回収せられ、ここから適時所定の廃 棄場所へ排送されるのである。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、供液源から上方の真空吸引装置に至る吸液管路の途中に開閉 バルブが介装せられ、該開閉バルブの操作によって真空吸引作用が段階的に行わ れるため、吸込高さが高くても真空吸引装置の性能低下を来すことがなく、比重 や粘性の高いヘドロや土砂などの吸い揚げにも有効に機能し、シールド工事にお ける深い竪坑内からの泥土の回収に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案吸揚管路の構成図であって、吸込口開閉
バルブから上方に単一の管路開閉バルブを介装させた事
例である。
【図2】本考案吸揚管路の構成図であって、吸込口開閉
バルブから上方に複数の管路開閉バルブを介装させた事
例である。
【符号の説明】
1 真空吸引装置 2 供液源 3 管体 3e 吸込口 4 吸込口開閉バルブ 7 管路開閉バルブ 8 吸込室 9 送出室 9a 送出室 9b 送出室 9n 送出室 10 吸気口 11 吸気口開閉バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 奥田 昭 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目16番40号株 式会社鶴見製作所内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空吸引装置(1)から導出された管体
    (3)の先端開口部を吸込口(3e)として供液源
    (2)へ導下させ、吸込口(3e)の上方に吸込口開閉
    バルブ(4)を装着し、該吸込口開閉バルブ(4)から
    上方へ所定の距離を隔てた位置に管路開閉バルブ(7)
    を装着して管体(3)の内部を吸込室(8)と送出室
    (9)とに区画し、これら吸込室(8)および送出室
    (9)の管壁には吸気口(10)(10)を夫々配設
    し、かつ、これら吸気口(10)(10)に夫々吸気口
    開閉バルブ(11)(11)を附設したことを特徴とす
    る、真空吸引装置の吸揚管路。
  2. 【請求項2】真空吸引装置(1)から導出された管体
    (3)の先端開口部を吸込口(3e)として供液源
    (2)へ導下させ、吸込口(3e)の上方に吸込口開閉
    バルブ(4)を装着し、該吸込口開閉バルブ(4)の装
    着位置から上方へ所定間隔に複数の管路開閉バルブ
    (7)‥‥(7)を装着して、管体(3)の内部を吸込
    室(8)と複数の送出室(9a)(9b)‥‥(9n)
    とに区画し、これら吸込室(8)および送出室(9a)
    (9b)‥‥(9n)の管壁には吸気口(10)‥‥
    (10)を夫々配設し、かつ、これら吸気口(10)‥
    ‥(10)に夫々吸気口開閉バルブ(11)‥‥(1
    1)を附設したことを特徴とする、真空吸引装置の吸揚
    管路。
JP8800991U 1991-09-30 1991-09-30 真空吸引装置の吸揚管路 Pending JPH0532800U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196557A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Land Eco Corp 減圧揚液装置及びこれを用いた液体散布装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6234960A (ja) * 1985-08-08 1987-02-14 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト ハ−フト−ングラビア印刷インキの製造法

Patent Citations (1)

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