JPH05327979A - ファクシミリ通信システム - Google Patents

ファクシミリ通信システム

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JPH05327979A
JPH05327979A JP3212199A JP21219991A JPH05327979A JP H05327979 A JPH05327979 A JP H05327979A JP 3212199 A JP3212199 A JP 3212199A JP 21219991 A JP21219991 A JP 21219991A JP H05327979 A JPH05327979 A JP H05327979A
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JP3212199A
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Shigeyoshi Yamazaki
繁義 山崎
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は複数の加入者端末とファクシミリ蓄
積交換網とが回線で接続されたシステムにおけるファク
シミリ通信システムに関し、必要な通信文のみ受信でき
るようにしたファクシミリ通信システムを提供すること
を目的としている。 【構成】 複数の加入者端末(ファクシミリ装置)1が
回線2を介してファクシミリ蓄積交換網20と接続され
たシステムにおいて、前記ファクシミリ蓄積交換網20
内に、加入者からの呼を受信して所定の受信処理を行う
受信処理部21と、ある加入者宛ての呼を発生順に送信
待ちさせる加入者対応に設けられた送信待ちキュー部2
2と、送信待ちキュー部22に待たされている呼を基
に、発信者情報だけを集めて索引通知文を編集する発信
者情報編集部23と、特定加入者へのデータ送信処理を
行う送信処理部24と、加入者からの呼の内容を格納す
る記憶装置11を設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の加入者端末とファ
クシミリ蓄積交換網とが回線で接続されたシステムにお
けるファクシミリ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】蓄積交換方式のファクシミリ網が使用さ
れるようになってきている。図11は蓄積交換システム
の概念図である。複数の加入者端末1とファクシミリ蓄
積交換網10とが回線2を介して接続されている。ファ
クシミリ蓄積交換網10には、記憶装置11が接続され
ている。
【0003】このように構成されたシステムにおいて、
ある端末1が発呼すると、その呼はファクシミリ蓄積交
換網10に入り、通信内容情報は記憶装置11に格納さ
れる。この種のシステムでは、通常の通信に加えて記憶
装置11に格納されている同一の情報を複数の端末1に
対して通信すること(同報通信)や、加入者からの特定
の情報を受け付けた時にのみ通信する親展通信等の各種
のサービスが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ファクシミリ通信サー
ビスが拡大するにつれて、加入者が必要としない通信文
が送られてくることが増大すると考えられる。例えば、
サービス業者から送られてくる広告文等である。このよ
うな不要通信文が頻繁に送られてくるようになると、加
入者の端末を長時間にわたり独占してしまい、本来必要
である通信文の着信を妨げるようになる。更に、不要通
信文を受信する毎に受信用紙を浪費してしまう。
【0005】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、必要な通信文のみ受信できるようにした
ファクシミリ通信システムを提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図11と同一のものは、同一の符号を付
して示す。図に示すシステムは複数の加入者端末(ファ
クシミリ装置)1が回線2を介してファクシミリ蓄積交
換網10と接続されたシステムを構成している。
【0007】前記ファクシミリ蓄積交換網10には、加
入者からの呼を受信して所定の受信処理を行う受信処理
部21と、ある加入者宛ての呼を発生順に送信待ちさせ
る加入者対応に設けられた送信待ちキュー22と、送信
待ちキュー22に待たされている呼を基に、発信者情報
だけを集めて索引通知文を編集する発信者情報編集部2
3と、特定加入者へのデータ送信処理を行う送信処理部
24と、加入者からの通信内容情報を格納する記憶装置
11が設けられている。
【0008】
【作用】加入者端末(以下加入者という)1からの配送
停止要求を受け取ると、前記ファクシミリ蓄積交換網2
0は配送をある期間停止し、呼を前記送信待ちキュー部
22に溜めておくようにする。通信文の内容は同時に記
憶装置11に格納される。
【0009】配送停止中の呼について、加入者1からの
索引通知文の受け取り要求があると、発信者情報編集部
23は、索引通知文上に表題,発信者番号,受付日時,
発信者氏名,該当呼の識別情報及び通信文の頁数をまと
めて一覧表にし、送信処理部24から加入者に送信す
る。
【0010】このように、本発明によれば加入者1はフ
ァクシミリ蓄積交換網20に格納されている通信文の中
から必要なもののみ受け取ることができるので、受信用
紙の不要な浪費もない。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。不要通信文の端末への出力を防ぐには、端
末に出力する前に一旦ファクシミリ網側で該当加入者へ
の配送を停止し、加入者が配送待ち中の中身をチェック
し(検索機能)、要/不要を判断し、必要な通信文のみ
を受け取り、不要な通信文は消去させるサービスが必要
である。ここでは、以下の手順で前記サービスを実現す
ることを考える。 加入者からの要求によりファクシミリ網側で、該当
端末への配送をある期間停止させ、呼を溜めておく。 一定時間経過後、通信文が網側に蓄積された後、加
入者が通信文の検索要求を発呼する。
【0012】検索要求を受けたファクシミリ蓄積交換網
側では、蓄積中の通信文について、発信者情報(発信者
ファクシミリ番号,発信日時,通信文の表題,呼の識別
情報等をまとめて数頁の一覧表(索引表)にし、該当加
入者に送信する。 該当加入者は、索引表より必要通信文だけの取り出
しを要求し、その後、残りの通信文については削除(呼
の消去)を要求する。又は、不要通信文の削除を要求し
た後、配送停止を解除し、残りの全通信文を受け取る。 配送停止の解除を要求する。
【0013】以上説明したようなサービスを実現するに
際し、本発明の動作を説明する。 (1)加入者対応の配送停止機能 通信文の検索を行うには、ある程度の間、網側に通信文
を溜めておくことが必要である。加入者1がファクシミ
リ蓄積交換網20に対して配送停止を要求すると、その
要求は受信処理部21に入る。そして、配送停止要求で
あることを確認すると、以後当該加入者1にかかってく
る呼を一旦送信待ちキュー部22につなぎ込み、送信を
停止させる。
【0014】このサービスを受けられる時間は、検索を
効率よく行うために、加入者1がある程度自由に設定で
きることが必要である。図2は本発明の動作説明図で、
配送停止要求中の呼/頁情報の管理状態を示している。
送信待ちキュー部22は加入者対応に設けられており、
ここではA呼,B呼,C呼の3個の呼が待たされてい
る。ここで、それぞれの呼には呼識別子が付されてい
る。例えば、A呼には“0100”が、B呼には“01
01”という具合である。 (2)索引通知文(索引表)を要求した時の索引通知文
作成方法 図2に示すように、加入者1より受信拒否されている通
信文(呼)は、呼を管理する呼管理データと共に、頁情
報(画信号として記憶装置11に蓄積されている通信文
を管理するデータ)がリンクされた形で送信待ちキュー
部22につながれている。図のが呼管理データであ
り、待ち呼毎に設けられている。呼管理データは、発端
末情報AAA,着端末情報BBB,受付日時CCC及び
呼識別番号DDDとで構成されている。呼識別番号は、
前記した“0100”等の番号を示す。
【0015】は頁管理データであり、各頁毎の頁情報
より構成されている。頁情報は、頁番号とレコード情報
より構成される。図では、頁数3の場合を示している。
レコード情報は、送信画面を画信号として記憶装置11
に蓄積した時のデータの管理情報である。また、表題部
分は、そのライン数が頁全体の例えば1/20以内であ
ることが必要である。
【0016】この索引通知文から加入者が通信文の要/
不要を判断するに必要な情報は、以下のとおりである。 誰が発信したものか?(発信者番号) 何時発信されたものか?(発信日時又は網20の受
付日時) どんな内容のものか?(通信文の表題) 発信者の氏名は?(発信加入者の漢字氏名) 呼の取り出し/削除を行うために必要な情報は?
(呼の識別情報(呼識別コード)) 従って、加入者から検索要求を受けると、発信者情報編
集部23が〜の情報をまとめて索引通知文として編
集し、該当加入者1に送信処理部24から送信する。 (3)索引通知文の編集方法 図3は索引通知文の編集方法を示す図であり、発信者情
報編集部23の動作を示している。前記必要情報のう
ち、発信者番号,受付日時,呼識別情報は呼管理データ
上から取り出してくればよい。しかしながら、表題につ
いては呼管理データ上にないので、別の編集方法が必要
となる。以下に、表題,発信者情報,発信者氏名(漢字
表示)を索引通知文として編集する場合について説明す
る。
【0017】先ず、条件として表題を付加するために
は、発信者に発信しようとする通信文に必ず表題を記入
してもらうことが条件となる。この表題は、索引通知文
の編集処理を統一するために、決まった位置(例えば前
述したように先頭頁の上分に頁全体の1/20以内に収
まるように設定する)に決まったフォーマットで設定す
る必要がある。
【0018】ファクシミリ蓄積交換網20が加入者1か
ら検索要求を受けると、発信者情報編集部23は、加入
者対応の送信待ちキュー部22につながれている各呼が
持っている頁管理データの先頭データから表題が記載さ
れている部分(例としては全体の1/20の割合の部
分)だけを論理カットにより取り出す。そして、数十コ
ール分の論理カットした表題部分だけを集めて1頁分の
頁情報を作る。
【0019】その他の発信者番号,受付日時,呼別情報
(呼識別子)は、呼管理データから直接取り出してき
て、表題頁情報と合成し、新たに頁情報を作成する。こ
の時、表題が付加されていない索引通知文は、本文の先
頭頁を論理カットしたイメージのまま索引通知文に載る
ことになる。
【0020】次に、発信者を漢字名として索引通知文に
載せる場合について説明する。先ず、漢字氏名の発信者
として索引通知文に付加することを希望する加入者は、
予めファクシミリ蓄積交換網20に登録しておく。ファ
クシミリ蓄積交換網(以下単に網という)20側では、
登録者について漢字氏名(漢字生成用画信号データ)を
加入者データとしてデータベース化しておく。図3の1
1aが加入者漢字宛名データベースである。
【0021】索引通知文要求を受けると、網20は漢字
宛名データベース11aを発信者番号により検索し、該
当する漢字宛名データを取り出してくる。そして、前記
表題/発信者情報の頁情報と再度合成した後、最終的に
索引通知文30として1頁の頁情報にまとめる。作成さ
れた索引通知文30は、端末1に送られ図の30′に示
すように出力される。なお、漢字宛名データーベース1
1aに登録されていない発信者は、空白を出力するか、
又は氏名部分を詰めた形で索引通知文を作るものとす
る。
【0022】図4も索引通知文の編集方法を示す図であ
る。各呼の1頁目の頁情報について論理カットを行い、
表題だけを集め、数コール分の表題を1頁にまとめる。
また、各呼の呼管理情報より、発端末情報,受付日時,
呼識別子を取り出す。また、発端末番号により加入者デ
ータより漢字データを取り出す。図では、A呼,B呼,
C呼をまとめる例を示している。 (4)必要通信文の取り出し及び不要通信文の削除方法 図3に示す索引通知文30を受けとった加入者1は、表
題,発端末番号,漢字氏名等により、該当通信文の要/
不要を判断することができる。その後、該当する発信者
の呼識別情報(呼識別コード)により通信文の取り出し
又は削除を要求する。
【0023】通信文の取り出し要求は、索引通知文30
上の呼識別コード(呼識別子)を一度に複数指定するこ
とにより行う。呼識別コードは、取り出し対象の呼の呼
管理データのリソース番号(バッファ番号)に対応させ
たものを使用し、取り出し要求コードとする。
【0024】網20では、この取り出し要求コードを受
信処理部21が受信すると、発信者情報編集部23が送
信待ちキュー部22より対応する呼管理データを取り出
し、送信処理部24から通常の配送処理にリンクされた
頁情報と共に、回線2に送り出す。
【0025】通信文の削除要求は、取り出し要求と同様
に、呼識別子を削除要求コードとして複数指定すること
で行う。網20では、受信処理部21が削除要求コード
を受信すると、発信者情報編集部23が配送待ちキュー
部22より対応する呼管理データを取り出し、呼の終了
処理ルートに乗せて呼を終了させる。その時、呼の管理
データ(リソース)は解除される。 (5)関連サービス 上述したサービスに関連したサービスとして、以下のも
のが考えられる。 通信文の頁単位の取り出し/削除 索引通知文上に呼識別子と共に、受信頁数も記載するよ
うにする。加入者は、その内必要と判断した頁番号のみ
を取り出し/削除要求コードと共に指定し、要求する。
この際、頁の取り出し/削除の指定は連続している必要
があるため、頁指定は先頭頁のみ、又は先頭頁/最終頁
の指定とする(先頭頁番号指定の場合は、最終頁までの
出力/削除となる)。
【0026】網20側では、取り出し要求を受けると、
呼管理データにリンクされた頁管理データの内、必要な
頁情報だけを取り出し、不要な頁情報は解放した後、呼
の配送を行う。削除要求は、呼管理データにリンクされ
た頁管理データの内、指定された不要な頁番号に対応し
た頁管理データを順次解放していく。そして、残った頁
管理データのみを再リンクし直して配送処理を行う。 サービス別配送停止機能 加入者に対して送られてくる通信文のサービス種別(一
般通信/その他の通信)に対応して配送停止を要求でき
るようにする。配送停止要求時、サービス種別も同時に
指定することにより実現することができる。網側では、
送信待ちキュー部に呼管理データをつなぐ際、呼管理デ
ータ上のサービス種別を判定した後につなぐようにすれ
ばよい。また、取り出し/削除の要求を出す際は同時に
サービス種別も指定することにより、送信待ちキュー中
の呼管理データを検索することにより実現することがで
きる。 配送停止中の全呼削除 加入者端末対応に配送停止中の呼に対して呼単位の削除
でなく、全体の呼を削除できるようにする。全削除要求
を網が受けると、送信待ちキュー部22より順次呼管理
データを取り出して呼終了処理のシーケンスに乗せてい
く。 索引通知文の定時出力 索引要求を出さなくても、一定の時刻になると、網20
側で索引通知文30を作成して該当加入者に配送するよ
うにする。加入者1が任意の時刻での索引通知文作成要
求を設定しておくと、網20側で周期的に索引要求呼を
発生させ、端末送信を行う。
【0027】これにより、加入者1は通信文の網20へ
の蓄積状態を刻々と知ることができる。配送停止期間,
取り出し契機,削除契機等の時間帯を適切に知ることが
できるようになる。網20側での索引通知文30作成契
機は、加入者1からの索引通知文作成時刻設定の要求に
より、検索要求発生呼生成の周期起動時刻の設定,変更
で定めるものとする。 不要通信文の発信者逆転送 加入者1が通信文削除要求を出すと、該当呼を送信待ち
キュー部22より取り出した後、呼管理データ上の発信
者番号,着信者番号を入れ換えて発信端末を着端末と見
立てて逆方向の送信を行う。この機能は悪意の呼に対し
て適用すると効果がある。 端末による通信文検索サービス これまで述べてきたサービスは、網20側での検索サー
ビスであったが、同様のサービスを端末1側においても
実現することができる。端末側で実現する場合、端末1
の持つディスクを利用し、図2に示した呼/頁情報の管
理が行える。そして、図3,図4に示したとおりの索引
通知文の編集を行うことができる。この方式を採用した
場合、ファクシミリ蓄積交換網20側には、負担もかか
らず、一加入者当たりより多くの受信文の蓄積が行え
る。また、索引通知文上に載せる発信者氏名用の漢字デ
ータを端末側で十分に持つ容量がない場合には、そのデ
ータだけを網20側で検索し、通信文と同時に端末1に
送信するようにすればよい。 (検索要求呼の発呼による索引通知文の作成例)ある加
入者(D社)が10月10日の10:00より18:0
0までに受け付けた通信文に対して検索を行った例につ
いて説明する。予めD社では9:00に10:00より
19:00までの期間、配送停止要求を行っているもの
とする。指定方法は、例えば TEL :XXXX*10*09# とする。これは10:00より9時間の間、受取を拒否
するという意味である。 [1]索引通知文に表題,発信者番号,受付日時,要求
コードを付加した場合(漢字氏名付加無し)[パターン
1] D社が18:30にファクシミリ網20に対して検索要
求を発呼した時の網での索引通知文の作成例を図5に示
す。図5では、3社(A社,B社,C社)から受け付け
た通信文の編集例を示している。この内、A社分の通信
文編集について説明する。
【0028】前述したように、索引通知文に付加する情
報の内、発信者番号(045−333−1111),受
付日時(10月10日10:30),呼の識別情報(0
100)は、呼管理データ上にあるものを編集し、付加
する。表題「営業報告について」は、A社通信文の先頭
頁の管理データの内、表題部分の頁全体に占める割合だ
け論理カットし、新しく表題頁管理データを作り、呼管
理データより取り出したデータによる頁管理データと合
成し、A社の索引合成頁管理データを作る。
【0029】図6は索引通知文の頁データ合成法を示す
図である。A社の呼管理データから発信者番号,受付日
時及び呼識別情報を取り出し、一方、A社の通信文から
表題部のみを論理カットして取り出し、それぞれ索引合
成頁を作成する。全ての呼について合成すると、索引通
知文が作成される。
【0030】以上の処理をB社,C社についても行い、
各社の通信文について合成頁がそろったところで、全体
を1頁の索引通知用頁管理データとしてまとめる。この
索引通知用頁管理データを新しく発生させた検索要求呼
にリンクさせ、検索要求元D社に対して送信する。この
時、索引通知用頁管理データを基に図5に示すイメージ
の索引通知文がD社に届くことになる。 [2]索引通知文上にパターン1に加えて漢字発信者氏
名も付加する場合(パターン2) 発信者氏名の漢字データ以外の部分の編集は、パターン
1の場合と同様である。従って、ここでは漢字宛名(氏
名)付きの頁データ合成法について説明する。
【0031】図7は漢字発信者名付の索引通信文の頁デ
ータ合成法を示す図である。図に示すように、A社の場
合、呼管理データ上の発信者番号(045−333−1
111)により加入者データとして作られた漢字宛名デ
ータベース11aを検索し、漢字データ(文字生成用)
を取り出してくる。
【0032】この漢字データを表題の論理カットによる
頁管理データ,呼管理データの頁データと共に合成し、
A社分の索引通知用合成頁データを作成する。以上の表
題頁管理データ,呼管理データ,漢字氏名データによる
合成頁データを数十コール分(1頁分)集めた後、文字
生成/配送を行うと、図8に示すとおり発信者氏名付の
索引通知文を送ることができる。 (通信文検索後の配送待ち通信文の取り出し/削除の要
求例) [1]呼単位の通信文取り出し/削除の要求例 呼単位での通信文の取り出し/削除要求例を図9に示
す。今、図8に示すようにD社が検索要求したところ、
送信待ち中の通信文は、A社,B社から発信されたもの
が2コールあった。その内、必要な通信文はNO.1の
「営業報告について」という表題のものだけであったも
のとする。そこで、D社は該当呼の識別コード0100
を指定し、取り出し要求を出した。
【0033】ファクシミリ蓄積交換網20では、図9に
示す状態で取り出し要求を受ける。取り出し要求コード
0100によりD社対応の送信待ちキューよりA社の呼
管理データを取り出し、配送処理ルートに乗せる。その
際、呼管理データには通信文5頁分の頁管理データがリ
ンクされた状態になっている。
【0034】次に、削除要求の処理例について説明す
る。図9において、B社発信の呼を削除したい場合、削
除要求コードとしてB社発信の呼の識別コード0101
を指定する。削除要求を受けた網20では、要求コード
に対応するB社の呼管理データを送信待ちキューより取
り出し、呼終了ルートに乗せる。呼終了処理として関連
リソースを解放することによって呼は削除される。 [2]頁単位の通信文取り出し/削除の要求例 頁単位に要求を出す場合は、呼識別コードと共に、頁番
号の指定を行う必要がある。図9のA社発信の呼につい
て2〜4頁までの取り出しを要求する場合の取り出し要
求コード/頁指定を、以下に示す形式で行うことにす
る。
【0035】例 取り出し要求:XXXX*0100*
02*04# 但し、最終頁指定無しの場合には、指定頁以降の全頁送
信とする。この要求を受けた網20は、先ず呼識別コー
ド0100により送信待ちキューよりA社発行の呼管理
データを取り出し、呼管理データにリンクされた頁管理
データ(1〜5頁)の内、2〜4頁分の管理データだけ
を呼管理データにリンクし、配送処理ルートに乗せる。
この時、残りの1/5頁目の頁管理データ(リソース)
は解放しておく。
【0036】次に、頁単位の削除要求を出す場合には、
呼識別コードにより送信待ちキューより呼管理データを
取り出した後、指定頁のみを解放した後、送信するもの
とする。 (関連サービスの実施例) [1]サービス別配送停止機能の実施例 受取停止の要求を出す際に、サービスの種別も同時に指
定するものである。 (例) 10:00より19:00までAAA(サービ
スコード)サービスの受取りを停止する場合、以下の形
式で指定することができる。
【0037】XXXX*AAA*10*09# この要求を加入者が発信すると、網20では図9に示す
送信待ちキューにつなぐ際、呼管理データ中のサービス
種別も同時に判定し、該当する加入者番号,サービス種
別が一致した時のみ送信待ちキューヘつなぐようにす
る。そして、索引通知文を要求する場合も、同時にサー
ビス種別を指定する。この場合、網20は索引通知文の
編集においてデータを抽出する前に呼管理データ上のサ
ービス種別を判定するようにすればよい。 [2]受取停止中のサービス別呼の削除 索引通知文に記された通知文の内、同一種別のサービス
の呼だけを消去する。削除要求呼を発信する際、サービ
ス種別も同時に指定する。網20側では、送信待ちキュ
ーの中から、該当するサービス種別を持つ呼管理データ
だけを取り出して呼終了ルートに乗せ、リソース解放の
後、呼を消去させる。 [3]受取停止中の呼の全削除 加入者が全呼削除要求を出すと、網20は送信待ちキュ
ーにつながれている呼管理データを順次取り出し、呼終
了ルートに乗せていく。リソース解放後、呼は消去され
る。 [4]索引通知文の提示出力 索引通知文の出力要求を出す際に、同時に時刻指定が可
能なサービスとする。
【0038】例 XXXX*08*19# この例は、毎日8時〜19時に索引通知文出力指定の意
味である。 [5]不要通信文の発信者逆転送(悪意呼への対処) 呼識別コード指定で発信した相手への逆転送ができるサ
ービスを実現するものである。加入者は、索引通知文に
より好ましくない通信文であることが明白になった時、
呼識別コード指定により発信者への逆転送を要求するこ
とができる。要求を受けた網20は、送信待ちキューよ
り呼識別コードに対応する呼管理データを取り出した
後、発信者電番/着信者電番を入れ換えて送信処理に乗
せる。呼は、逆に発信者に向けて送信される。 [6]端末における受信文検索機能 図10は端末における受信文の検索方法の説明図であ
る。取り出し要求コード0001は、A呼の管理データ
のリソース番号に対応している。端末が網20から通信
文を受信した場合、図10の(a)に示すような状態に
置かれている。各種データは、網20より文字生成され
たものとして送られてくる。
【0039】検索通知文に乗せる表題,発信者情報等
は、網20にて論理カット/合成済みの頁として送られ
てくる。発信者氏名の漢字データは、端末側に置ければ
端末にて別に検索してくる。また、端末側に置けない場
合には、網20側の漢字データベースより取り出し、表
題,発信者情報と合成した形で別頁として先頭にリンク
し送信してくる。
【0040】端末での送信停止は、端末にて送信待ちキ
ューを持つことで行う。送信待ち中の各呼の検索情報
は、先頭頁として編集された頁として保持されている。
検索要求した時には、各呼の索引通知用頁を収集し合成
した後、出力させる。
【0041】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば必要な通信文のみ受信できるようにしたファクシ
ミリ通信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の動作説明図である。
【図3】索引通知文の編集方法を示す図である。
【図4】索引通知文(パターン1)の編集方法を示す図
である。
【図5】網での索引通知文の作成例を示す図である。
【図6】索引通知文の頁データ合成法を示す図である。
【図7】漢字発信者名付の索引通知文の頁データ合成法
を示す図である。
【図8】索引通知文(パターン2)の編集方法を示す図
である。
【図9】送信待ち中の通信文の取り出し/削除法を示す
図である。
【図10】端末における受信文の検索方法の説明図であ
る。
【図11】蓄積交換システムの概念図である。
【符号の説明】
1 端末 2 回線 11 記憶装置 20 ファクシミリ蓄積交換網 21 受信処理部 22 送信待ちキュー 23 発信者情報編集部 24 送信処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の加入者端末(ファクシミリ装置)
    (1)が回線(2)を介してファクシミリ蓄積交換網
    (20)と接続されたシステムにおいて、 前記ファクシミリ蓄積交換網(20)内に、 加入者からの呼を受信して所定の受信処理を行う受信処
    理部(21)と、 ある加入者宛ての呼を発生順に送信待ちさせる加入者対
    応に設けられた送信待ちキュー部(22)と、 送信待ちキュー部(22)に待たされている呼を基に、
    発信者情報だけを集めて索引通知文を編集する発信者情
    報編集部(23)と、 特定加入者へのデータ送信処理を行う送信処理部(2
    4)と、 加入者からの通信内容情報を格納する記憶装置(11)
    を設けたことを特徴とするファクシミリ通信システム。
  2. 【請求項2】 加入者からの配送停止要求を受け取る
    と、前記ファクシミリ蓄積交換網(20)は配送をある
    期間停止し、呼を前記送信待ちキュー部(22)に溜め
    ておくようにしたことを特徴とする請求項1記載のファ
    クシミリ通信システム。
  3. 【請求項3】 配送停止中の呼について、加入者からの
    索引通知文の受け取り要求があると、発信者情報編集部
    (23)は、索引通知文上に表題,発信者番号,受付日
    時,発信者氏名,該当呼の識別情報及び通信文の頁数を
    まとめて一覧表にし、送信処理部(24)から加入者に
    送信するようにしたことを特徴とする請求項1記載のフ
    ァクシミリ通信システム。
  4. 【請求項4】 索引通知文を見た加入者が一覧表の中か
    ら、必要な通信文のみを取り出す取り出し要求コードを
    送信すると、ファクシミリ蓄積交換網(20)では、該
    当する通信文のみ記憶装置(11)から読出して当該加
    入者に送信するようにしたことを特徴とする請求項3記
    載のファクシミリ通信システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010108294A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Ntt Docomo Inc イベントキュー管理装置及びイベントキュー管理方法

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