JPH05327518A - 符号化方式ならびに符号化装置および復号化装置 - Google Patents
符号化方式ならびに符号化装置および復号化装置Info
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- JPH05327518A JPH05327518A JP4154425A JP15442592A JPH05327518A JP H05327518 A JPH05327518 A JP H05327518A JP 4154425 A JP4154425 A JP 4154425A JP 15442592 A JP15442592 A JP 15442592A JP H05327518 A JPH05327518 A JP H05327518A
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Abstract
にする。 【構成】 エンコーダ2は、入力されたデジタルデータ
の拘束長rを検出し、この検出結果に対応してセレクタ
3を制御する。セレクタ3は、エンコーダ2を介して、
入力されたデジタルデータルをROM4−1乃至4−6
のいずれかに供給する。ROM4−1乃至4−6は、入
力されたデジタルデータを符号語に変換するための変換
テーブルを記憶している。このテーブルに対応して変換
された符号語は、マルチプレクサ5により合成され、バ
ッファ6を介してフォーマッタ7に供給され、フォーマ
ットされる。
Description
ジタル的に記録する場合に用いて好適な符号化方式に関
する。
般的に信号の周波数特性が微分特性であり、また高域で
の劣化もある。これは、例えばヘッドギャップによる損
失、ヘッド媒体間のスペースによる損失、媒体厚みによ
る損失、ロータリートランスによる低域損失などに起因
するものである。さらに隣接トラックからのクロストー
クノイズ、媒体からのノイズ、オーバーライトノイズな
どのノイズがあると、ランダム誤りの原因になる。この
ような損失やノイズに拘らず、データを正確に記録再生
するためには、記録システムに適合するようにデジタル
情報を変調してから記録媒体に記録するようにした方
が、より多くの情報を安定に収容することができる。こ
のため、データを所定の規則に従って記録符号(チャン
ネルコード)化することが行なわれる。
ある。このブロック符号は、データ列をm×iビットず
つにブロック化し、このデータ語を適当な符号規則に従
ってn×iチャンネルビットの記録符号に変換するもの
である。i=1のとき、固定長符号となり、iが1より
大きく、拘束長rが1より大きい場合、可変長符号とな
る。ブロック符号は、(d,k;m,n;r)符号とも
称される。ここで、dは同一シンボル(例えば0)の最
小連続個数を示し、kは同一シンボル(0)の最大連続
個数を示す。
は、(2,7;1,2;4)(2−7RLL)が用いら
れている。この符号の最小反転間隔Tminは、1.5T
(Tはデジタルデータの間隔)である。
うに最小反転間隔Tminが小さい課題があった。一般的
に、記録媒体、特に光学的記録媒体においては、高域に
おける再生出力の劣化が激しく、高密度記録を行なうに
は最小反転間隔をより大きくすることが望まれている。
ものであり、最小反転間隔をより大きくすることができ
るようにするものである。
デジタルデータを可変長符号(d,k;m,n;r)に
符号化する符号化方式において、デジタルデータの間隔
をTとするとき、可変長符号の最小反転間隔Tminが
2.0T以上であり、かつ、同一シンボル(例えば0)
の連続する最小の長さdが4以上であることを特徴とす
る。
ータを可変長符号(d,k;m,n;r)に符号化する
符号化装置において、デジタルデータを、デジタルデー
タの間隔をTとするとき、最小反転間隔Tminが2.0
T以上であり、かつ、同一シンボル(例えば0)の連続
する最小の長さdが4以上である可変長符号に変換する
複数のテーブルを記憶する記憶手段としてのROM4
と、デジタルデータの拘束長rを判定する判定手段とし
てのエンコーダ2と、エンコーダ2の判定結果に対応し
て、ROM4の複数のテーブルのいずれかを選択する選
択手段としてのセレクタ3とを備えることを特徴とす
る。
(d,k;m,n;r)を元のデジタルデータに復号化
する復号化装置において、デジタルデータの間隔をTと
するとき、最小反転間隔Tminが2.0T以上であり、
かつ、同一シンボル(例えば0)の連続する最小の長さ
dが4以上である可変長符号を、デジタルデータに変換
する複数のテーブルを記憶する記憶手段としてのROM
23と、可変長符号の変換長を判定する判定手段として
の変換長判定回路21と、変換長判定回路21の判定結
果に対応して、ROM23の複数のテーブルのいずれか
を選択する選択手段としてのセレクタ22とを備えるこ
とを特徴とする。
長符号の最小反転間隔Tminが2.0Tとされ、かつ、
0の連続する最小の長さdが4とされる。従って、高密
度の記録が可能となる。
ジタルデータを、最小反転間隔Tminが2.0Tであ
り、かつ、0の連続する最小の長さdが4である可変長
符号に変換するための変換テーブルがROM4に記憶さ
れている。従って、このテーブルを参照して、迅速かつ
簡単に、デジタルデータを所定の符号に変換することが
できる。
ROM23に、最小反転間隔Tminが2.0Tであり、
かつ、0の連続する最小の長さdが4である可変長符号
をデジタルデータに変換するための変換テーブルがRO
M23に記憶されている。従って、能率的に符号を元の
デジタルデータに復号することが可能となる。
2;2,5;5)について説明する。
基本データ長を有するデータ語を5ビットの基本符号長
を有する符号語に変換する。このための基本符号とし
て、表1に示す6種類の基本符号が用いられる。即ち、
この6種類の基本符号を組合せることにより、デジタル
データが可変長の符号語に変換されることになる。
効符号数を示している。即ち、拘束長rを1,2,3,
4,5と順次増加させていくと、必要な符号語の数Nは
4,8,16,28,32と変化する。これに対して、
実際に採用することができる符号語の数Mは2,4,
9,20,34と変化する。従って、その差D(=N−
M)は、2,4,7,8,−2と変化する。即ち、拘束
長rが5となるまでの符号語を用いることにより、元の
デジタルデータを過不足無く、符号語に変換することが
できる。
を用いてデジタルデータを符号語に変換するテーブルの
具体例を示している。この表3および表4に示すよう
に、2ビットの基本データ長のデジタルデータが5ビッ
トの基本符号長の符号語に変換される。例えばデータ
‘11’は符号‘00000’に変換され、データ‘1
0’は符号‘10000’に変換される。そして、以下
同様にして、4,6,8,10の各ビット長のデータ
が、10,15,20,25の符号長を有する符号語に
変換される。
1’であるとき、符号語は‘00000’となる。従っ
て、特別の規則を設けない場合、デジタルデータの論理
(シンボル)として1が連続すると、符号語としては論
理0が連続することになる。この場合、符号語は(4,
∞;2,5;5)となり、拘束長rを変化させた場合に
得られる符号語の数Nは、表5に示すように変化する。
論理0が無限に連続すると、セルフクロックを検出する
ことが困難になる。そこで本実施例においては、デジタ
ルデータの論理が6ビット連続して1であるとき、符号
は‘000010000100000’に変換されるよ
うになされている。
間隔Tmin(=(m/n)(d+1)T)、最大反転間
隔Tmax(=(m/n)(k+1)T)、データ検出ウ
インドウ幅Tw(=(m/n)T)、TminとTwの積お
よびTmaxとTminの比は、表6の4Zの欄に示すように
なる。ここでTは、デジタルデータの間隔である。表6
にはこの他、dの値を3にした場合(3Z)、およびE
FMの場合の値も示されている。これらの値と比較して
明らかなように、本実施例においては、最小反転間隔T
minが2.0Tとなり、3ZおよびEFMの場合に較
べ、大きくなっていることが判る。
/λ)との関係を示している。同図に示すように、規格
化空間周波数が大きくなる(周波数が高くなる)につれ
て、MTFが小さくなることが判る。そして図1には、
EFM、3Zおよび4Zの方式により、同じ密度で符号
を記録した場合における規格化空間周波数の範囲を示し
ている。EFMの場合、規格化空間周波数が0.43か
ら1.57の範囲に渡っているのに対し、4Zの場合、
0.24から1.1の範囲に収まっている。従って、同
じ記録密度を実現するのに、4Zの場合の方がEFMに
較べて、より低い周波数で済むことになる。換言すれ
ば、より高密度の記録が可能となる。尚、図1の括弧に
示す倍率(3.0倍)は、通常のCD(コンパクトディ
スク)の線密度に対する倍率である。
構成を示すブロック図である。シフトレジスタ1には、
デジタルデータがデータクロックに同期して順次入力さ
れるようになされている。この実施例においては、10
ビットのデジタルデータがシフトレジスタ1にストアさ
れるようになされている。シフトレジスタ1より出力さ
れたデータは、エンコーダ2に供給され、そこにおいて
拘束長rが判定されるようになされている。またエンコ
ーダ2は、シフトレジスタ1より供給されたデジタルデ
ータをセレクタ3に出力するようになされている。
トレジスタ1より供給されたデジタルデータを、エンコ
ーダ2の出力する拘束長rの判定結果に対応して、RO
M4−1乃至4−6のいずれかに供給するようになされ
ている。ROM4−1には、表3に示す2ビットのデー
タを5ビットの符号に変換するためのテーブルが記憶さ
れている。同様にして、ROM4−2乃至4−5には、
それぞれ4,6,8または10ビットのデータ長のデジ
タルデータを、10,15,20または25の符号長の
符号語に変換するテーブルが記憶されている。さらにR
OM4−6には、入力されたデジタルデータの論理が6
ビット連続して1である場合における変換テーブルが記
憶されている。
−6の出力を合成し、バッファ6に出力している。バッ
ファ6より読み出されたデータは、さらにフォーマッタ
7に供給されている。クロック発生回路8は、データク
ロックに同期したチャンネルクロックを生成し、バッフ
ァ6に供給するようになされている。
ーダ2は、シフトレジスタ1に記憶されている10ビッ
トのデータから、その拘束長rを判定する。そして、そ
の判定結果に対応してセレクタ3を制御し、入力された
デジタルデータをROM4−1乃至4−6のいずれかに
供給する。拘束長rが1であると判定されたとき、その
2ビットのデータはROM4−1に供給される。このデ
ータは、‘11’または‘10’である。デジタルデー
タ‘11’は、ROM4−1に記憶されているテーブル
に従って符号‘00000’に変換され、デジタルデー
タ‘10’は、符号‘10000’に変換される。
タ‘0111’であるとき、拘束長rは2と判定され、
このデータはROM4−2に供給される。そして、そこ
に記憶されているテーブルに対応して、符号‘0100
000000’に変換される。
ジタルデータが対応する符号に変換される。
入力されたデジタルデータが16進数で表して18D2
(図3(a))であるとき、そのバイナリデータ(図3
(b))は‘0001100011010010’とな
る。エンコーダ2は、入力されたバイナリデータの拘束
長rを次のように判定する。最初の2ビット‘00’に
対応するデータは、表3には存在しない。そこで、それ
に続く2ビットのデータを付加した合計4ビットのデー
タ‘0001’がテーブルに存在するか否かが判定され
る。表3に示すように、このデータもテーブルには存在
しない。
のデータ‘000110’がテーブル中に存在するか否
かが判定される。このデータも表3に示すテーブルには
存在しないため、さらに2ビットのデータが付加され
る。8ビットのデータ‘00011000’は、表3の
拘束長r=4のテーブル中に存在するデータである。そ
こでr=4と判定され、セレクタ3は、このデータ‘0
0011000’をROM4−4に供給する。そして、
このデジタルデータはROM4−4に記憶されているテ
ーブルに従って、符号語‘0100001000000
0100000’に変換される(図3(c))。
示す拘束長r=1のデータとして判定されるため、RO
M4−1に供給され、符号語‘00000’に変換され
る(図3(c))。
1’は、表3には存在しないため、さらに2ビットのデ
ータが付加される。データ‘0100’は、表3の拘束
長r=2のデータとして検出されるため、ROM4−2
に供給される。そして、符号語‘000010000
0’に変換される(図3(c))。
て検出されるため、ROM4−1に供給され、符号語
‘10000’に変換される(図3(c))。
より変換された符号語は、マルチプレクサ5に供給さ
れ、連続した符号として合成される。上述したように、
この符号語の区切りは、最初の20ビット、次の5ビッ
ト、その後の10ビット、さらにその後の5ビットに存
在することになる(図3(d))。
は、チャンネルクロック(図3(f))に同期してバッ
ファ6に供給され、記憶される。そして、そこから読み
出され、フォーマッタ7に供給される。フォーマッタ7
は、バッファ6より供給される符号語をインターリーブ
し、誤り訂正符号や同期信号を付加して、所定のフォー
マットに従った符号にする。そして、この符号を図示せ
ぬ記録回路に出力する。これにより、論理1が発生する
毎にレベルが反転する記録信号(図3(e))が生成さ
れる。この記録信号が、磁気ディスク、光磁気ディスク
などの記録媒体に記録されることになる。
構成を示すブロック図である。記録媒体より再生された
符号語は、セレクタ22に供給されるようになされてい
る。変換長判定回路21は、この符号語の変換長を判定
し、セレクタ22を制御するようになされている。セレ
クタ22は、変換長判定回路21の出力に対応して、入
力された符号語を、ROM23を構成するROM23−
1乃至23−6のいずれかに供給する。ROM23−1
乃至23−6には、表3および表4に示したテーブルと
逆のテーブルが記憶されている。即ち、表3および表4
に示した符号語を元のデジタルデータに復号するための
変換テーブルが記憶されている。
至23−6より読み出されたデータを合成し、バッファ
25に出力するようになされている。バッファ25より
読み出されたデータは、デフォーマッタ26に供給さ
れ、デフォーマットされた後、図示せぬ回路に供給され
るようになされている。
符号語に同期した基準クロックを生成し、バッファ25
と同期検出回路28に出力している。同期検出回路28
は、基準クロック発生回路27より供給される基準クロ
ックを基準として、符号語の同期信号の位置を検出す
る。そして、その検出信号をROM23に供給するよう
になされている。
判定回路21は、入力された符号語の変換長を判定し、
その判定結果に対応してセレクタ22を制御する。これ
により、基本符号長が5ビットの符号語はROM23−
1に供給され、10ビットの符号語はROM23−2に
供給される。以下同様にして、基本符号長が15ビッ
ト、20ビットまたは25ビットの符号語は、それぞれ
ROM23−3乃至23−5に供給される。また、入力
された符号語が‘000010000100000’の
15ビットの符号長を有する場合においては、ROM2
3−6に供給される。
た符号語を、記憶されているテーブルに従って元のデジ
タルデータに復号する。ROM23−1乃至23−6に
より復号されたデジタルデータは、マルチプレクサ24
により合成され、バッファ25に書き込まれる。そして
バッファ25より読み出されたデータは、デフォーマッ
ト26に供給され、誤り訂正、ディインターリーブ、同
期信号の分離などの処理が施された後、図示せぬ回路に
供給される。
ば、可変長符号の最小反転間隔を2.0T以上とし、同
一シンボルの連続する最小の長さを4以上とするように
したので、従来の場合に較べて、より高密度の記録が可
能になる。
反転間隔が2.0T以上であり、同一シンボルの連続す
る最小の長さが4以上である可変長符号を複数のテーブ
ルに記憶させ、デジタルデータの拘束長に対応して、こ
の複数のテーブルのいずれかを選択するようにしたの
で、簡単な構成により、迅速に高密度記録が可能な符号
を得ることができる。
反転間隔が2.0T以上であり、同一シンボルの連続す
る最小の長さが4以上である可変長符号をデジタルデー
タに変換する複数のテーブルを記憶し、可変長符号の変
換長に対応して、複数のテーブルのいずれかを選択する
ようにしたので、簡単な構成で、迅速に、高密度に記録
されたデータを復号することが可能となる。
する図である。
ロック図である。
ートである。
ロック図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 デジタルデータを可変長符号(d,k;
m,n;r)に符号化する符号化方式において、 前記デジタルデータの間隔をTとするとき、前記可変長
符号の最小反転間隔Tminが2.0T以上であり、か
つ、同一シンボルの連続する最小の長さdが4以上であ
ることを特徴とする符号化方式。 - 【請求項2】 前記可変長符号の最大反転間隔Tmaxが
9.2T以下であることを特徴とする請求項1に記載の
符号化方式。 - 【請求項3】 前記可変長符号の符号長の最後の5ビッ
トは、前記デジタルデータの拘束長rが1である場合を
除き、0であることを特徴とする請求項1または2に記
載の符号化方式。 - 【請求項4】 前記デジタルデータの基本データ長mは
2,4,6,8または10であり、前記可変長符号の基
本符号長nは5,10,15,20または25であるこ
とを特徴とする請求項1,2または3に記載の符号化方
式。 - 【請求項5】 デジタルデータを可変長符号(d,k;
m,n;r)に符号化する符号化装置において、 前記デジタルデータを、前記デジタルデータの間隔をT
とするとき、最小反転間隔Tmin が2.0T以上であ
り、かつ、同一シンボルの連続する最小の長さdが4以
上である前記可変長符号に変換する複数のテーブルを記
憶する記憶手段と、 前記デジタルデータの拘束長rを判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に対応して、前記記憶手段の複
数のテーブルのいずれかを選択する選択手段と、 を備えることを特徴とする符号化装置。 - 【請求項6】 可変長符号(d,k;m,n;r)を元
のデジタルデータに復号化する復号化装置において、 前記デジタルデータの間隔をTとするとき、最小反転間
隔Tmin が2.0T以上であり、かつ、同一シンボルの
連続する最小の長さdが4以上である前記可変長符号
を、前記デジタルデータに変換する複数のテーブルを記
憶する記憶手段と、 前記可変長符号の変換長を判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に対応して、前記記憶手段の複
数のテーブルのいずれかを選択する選択手段と、 を備えることを特徴とする復号化装置。
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