JPH05325921A - 密閉型鉛蓄電池 - Google Patents
密閉型鉛蓄電池Info
- Publication number
- JPH05325921A JPH05325921A JP4125929A JP12592992A JPH05325921A JP H05325921 A JPH05325921 A JP H05325921A JP 4125929 A JP4125929 A JP 4125929A JP 12592992 A JP12592992 A JP 12592992A JP H05325921 A JPH05325921 A JP H05325921A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- upper lid
- inner lid
- sealed lead
- acid battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中蓋と上蓋の溶着強度を向上させて、電池使
用時に中蓋から上蓋が外れてしまうことのない安全性の
高い密閉型鉛蓄電池を提供する。 【構成】 極板群をセル室内に収納した電槽と、安全弁
を所定の位置に備えた中蓋と、前記中蓋を覆う上蓋とか
らなり、前記上蓋または中蓋の所定の位置には上蓋と中
蓋との超音波溶着時に溶融され、中蓋と上蓋を接着する
小突起を複数個設けた密閉型鉛蓄電池であって、前記上
蓋または中蓋には前記小突起に隣接して小突起の溶融余
剰物を受け入れる凹部を設けたものである。これにより
上蓋と中蓋とを殆ど隙間なく溶着できる。
用時に中蓋から上蓋が外れてしまうことのない安全性の
高い密閉型鉛蓄電池を提供する。 【構成】 極板群をセル室内に収納した電槽と、安全弁
を所定の位置に備えた中蓋と、前記中蓋を覆う上蓋とか
らなり、前記上蓋または中蓋の所定の位置には上蓋と中
蓋との超音波溶着時に溶融され、中蓋と上蓋を接着する
小突起を複数個設けた密閉型鉛蓄電池であって、前記上
蓋または中蓋には前記小突起に隣接して小突起の溶融余
剰物を受け入れる凹部を設けたものである。これにより
上蓋と中蓋とを殆ど隙間なく溶着できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、密閉型鉛蓄電池の、と
くにその中蓋と上蓋に関するものである。
くにその中蓋と上蓋に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】密閉型鉛蓄電池は、図５に示したように
極板群を各セル室内に収納した電槽１を安全弁を所定の
位置に備えた中蓋２により密閉し、ついで中蓋２の上部
を上蓋３により被覆して構成されている。このとき、上
蓋３には図３に示したように小突起５が複数個設けられ
ており、中蓋２と上蓋３に圧力を加えながらこれらの小
突起５を超音波で溶融することにより、中蓋２と上蓋３
を溶着している。
極板群を各セル室内に収納した電槽１を安全弁を所定の
位置に備えた中蓋２により密閉し、ついで中蓋２の上部
を上蓋３により被覆して構成されている。このとき、上
蓋３には図３に示したように小突起５が複数個設けられ
ており、中蓋２と上蓋３に圧力を加えながらこれらの小
突起５を超音波で溶融することにより、中蓋２と上蓋３
を溶着している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
密閉型鉛蓄電池では、図４に示したように前記小突起５
が超音波により溶融された後、中蓋２と上蓋３の間にこ
れが押しつぶされた状態で溶着部６が形成されることに
より、比較的大きな隙間７ができていた。このため、中
蓋２と上蓋３の溶着強度が低下して電池の使用中に中蓋
２から上蓋３が外れることがあった。さらに、中蓋２に
備えた安全弁４が隙間７に離脱することがあり、密閉型
鉛蓄電池の安全性が低下するという問題が生じていた。
密閉型鉛蓄電池では、図４に示したように前記小突起５
が超音波により溶融された後、中蓋２と上蓋３の間にこ
れが押しつぶされた状態で溶着部６が形成されることに
より、比較的大きな隙間７ができていた。このため、中
蓋２と上蓋３の溶着強度が低下して電池の使用中に中蓋
２から上蓋３が外れることがあった。さらに、中蓋２に
備えた安全弁４が隙間７に離脱することがあり、密閉型
鉛蓄電池の安全性が低下するという問題が生じていた。
【０００４】本発明は、このような課題を解決するもの
であり、密閉型鉛蓄電池の中蓋と上蓋の超音波溶着時に
おいて、中蓋または上蓋に設けられた小突起を溶融した
後、中蓋と上蓋の間に隙間ができることを防止して、電
池使用時に上蓋が中蓋から外れることのない密閉型鉛蓄
電池を提供するものである。
であり、密閉型鉛蓄電池の中蓋と上蓋の超音波溶着時に
おいて、中蓋または上蓋に設けられた小突起を溶融した
後、中蓋と上蓋の間に隙間ができることを防止して、電
池使用時に上蓋が中蓋から外れることのない密閉型鉛蓄
電池を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の密閉型鉛蓄電池は、極板群をセル室内に収
納した電槽と、安全弁を所定の位置に備えた中蓋と、前
記中蓋を覆う上蓋とからなり、前記上蓋または中蓋の所
定の位置には上蓋と中蓋との超音波溶着時に溶融され、
中蓋と上蓋を接着する小突起を複数個設けた密閉型鉛蓄
電池であって、前記上蓋または中蓋には前記小突起に隣
接して凹部を設けたものである。
めに本発明の密閉型鉛蓄電池は、極板群をセル室内に収
納した電槽と、安全弁を所定の位置に備えた中蓋と、前
記中蓋を覆う上蓋とからなり、前記上蓋または中蓋の所
定の位置には上蓋と中蓋との超音波溶着時に溶融され、
中蓋と上蓋を接着する小突起を複数個設けた密閉型鉛蓄
電池であって、前記上蓋または中蓋には前記小突起に隣
接して凹部を設けたものである。
【０００６】また、ここでの前記凹部の容積は、隣接し
た小突起の容積よりも大きいことが好ましい。
た小突起の容積よりも大きいことが好ましい。
【０００７】
【作用】本発明の密閉型鉛蓄電池では、中蓋と上蓋の超
音波溶着時において溶融され、中蓋と上蓋を接着する小
突起に隣接して凹部が設けられているため、中蓋と上蓋
には超音波溶着時、圧力が加えられているので、超音波
によって溶融された小突起の余剰の溶融物をこの凹部に
流し込むことができる。
音波溶着時において溶融され、中蓋と上蓋を接着する小
突起に隣接して凹部が設けられているため、中蓋と上蓋
には超音波溶着時、圧力が加えられているので、超音波
によって溶融された小突起の余剰の溶融物をこの凹部に
流し込むことができる。
【０００８】したがって、従来のように中蓋と上蓋の間
に大きな隙間ができることはなく、中蓋と上蓋の溶着強
度を従来より向上させることができる。そして、電池使
用時に中蓋から上蓋が外れてしまうことを防止して、密
閉型鉛蓄電池の安全性を向上させることができる。
に大きな隙間ができることはなく、中蓋と上蓋の溶着強
度を従来より向上させることができる。そして、電池使
用時に中蓋から上蓋が外れてしまうことを防止して、密
閉型鉛蓄電池の安全性を向上させることができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図１に本発明の密閉型鉛蓄電池の中蓋と上蓋
の部分断面図を示す。図１に示したように、本発明の上
蓋３には中蓋２と上蓋３の超音波溶着時に溶融され、中
蓋２と上蓋３を接着する小突起５が設けられているとと
もに、この小突起５に隣接して凹部８が設けられてい
る。ここで、凹部８の容積は、これに隣接した小突起５
の容積よりも大きくなっている。
説明する。図１に本発明の密閉型鉛蓄電池の中蓋と上蓋
の部分断面図を示す。図１に示したように、本発明の上
蓋３には中蓋２と上蓋３の超音波溶着時に溶融され、中
蓋２と上蓋３を接着する小突起５が設けられているとと
もに、この小突起５に隣接して凹部８が設けられてい
る。ここで、凹部８の容積は、これに隣接した小突起５
の容積よりも大きくなっている。
【００１０】したがって、図２に示すように中蓋２と上
蓋３の超音波溶着時には、前記上蓋３に設けられた小突
起５が溶融されるとともに、中蓋２と上蓋３には圧力が
加えられているので、前記小突起５の余剰の溶融物は前
記凹部８に流れ込み、中蓋２と上蓋３をこれらの間にほ
とんど隙間を生じることなく溶着することができる。そ
して、中蓋２と上蓋３の溶着強度が向上した安全性の高
い密閉型鉛蓄電池を作製することができた。
蓋３の超音波溶着時には、前記上蓋３に設けられた小突
起５が溶融されるとともに、中蓋２と上蓋３には圧力が
加えられているので、前記小突起５の余剰の溶融物は前
記凹部８に流れ込み、中蓋２と上蓋３をこれらの間にほ
とんど隙間を生じることなく溶着することができる。そ
して、中蓋２と上蓋３の溶着強度が向上した安全性の高
い密閉型鉛蓄電池を作製することができた。
【００１１】
【発明の効果】以上のように、本発明の密閉型鉛蓄電池
は、上蓋と中蓋との超音波溶着時に溶融され、中蓋と上
蓋を接着する小突起に隣接して凹部を設けているので、
超音波によって溶融された小突起の余剰の溶融物を前記
凹部に流し込み、中蓋と上蓋をこれらの間に大きな隙間
ができることなく溶着することができる。
は、上蓋と中蓋との超音波溶着時に溶融され、中蓋と上
蓋を接着する小突起に隣接して凹部を設けているので、
超音波によって溶融された小突起の余剰の溶融物を前記
凹部に流し込み、中蓋と上蓋をこれらの間に大きな隙間
ができることなく溶着することができる。
【００１２】したがって、中蓋と上蓋の溶着強度を向上
させることができ、安全弁の離脱を防ぎ、電池使用時に
中蓋から上蓋が外れてしまうことのない安全性の高い密
閉型鉛蓄電池を提供することができる。
させることができ、安全弁の離脱を防ぎ、電池使用時に
中蓋から上蓋が外れてしまうことのない安全性の高い密
閉型鉛蓄電池を提供することができる。
【図１】本発明の密閉型鉛蓄電池における中蓋と上蓋の
超音波溶接前の部分断面図
超音波溶接前の部分断面図
【図２】本発明の密閉型鉛蓄電池における中蓋と上蓋の
超音波溶接後の部分断面図
超音波溶接後の部分断面図
【図３】従来の密閉型鉛蓄電池における中蓋と上蓋の超
音波溶接前の部分断面図
音波溶接前の部分断面図
【図４】従来の密閉型鉛蓄電池における中蓋と上蓋の超
音波溶接後の部分断面図
音波溶接後の部分断面図
【図５】密閉型鉛蓄電池の斜視図
１ 電槽 ２ 中蓋 ３ 上蓋 ４ 安全弁 ５ 小突起 ６ 溶着部 ７ 中蓋と上蓋の隙間 ８ 凹部
Claims (2)
- 【請求項１】極板群をセル室内に収納した電槽と、 安全弁を所定の位置に備えた中蓋と、 前記中蓋を覆う上蓋とからなり、 前記上蓋または中蓋の所定の位置には上蓋と中蓋との超
音波溶着時に溶融され、中蓋と上蓋を接着する小突起を
複数個設けた密閉型鉛蓄電池であって、 前記上蓋または中蓋には前記小突起に隣接して凹部を設
けた密閉型鉛蓄電池。 - 【請求項２】前記凹部の容積は、隣接した小突起の容積
よりも大きい請求項１記載の密閉型鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4125929A JPH05325921A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 密閉型鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4125929A JPH05325921A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 密閉型鉛蓄電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05325921A true JPH05325921A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14922455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4125929A Pending JPH05325921A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 密閉型鉛蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05325921A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008166128A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Furukawa Battery Co Ltd:The | 電槽蓋凹所への上蓋の融着方法 |
| JP2009014759A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Canon Inc | 光量調節羽根及び光量調節装置 |
| CN104385573A (zh) * | 2014-08-28 | 2015-03-04 | 江苏中科天霸新能源科技有限公司 | 一种燃料电池用燃料罐的焊接方法 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP4125929A patent/JPH05325921A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008166128A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Furukawa Battery Co Ltd:The | 電槽蓋凹所への上蓋の融着方法 |
| JP2009014759A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Canon Inc | 光量調節羽根及び光量調節装置 |
| CN104385573A (zh) * | 2014-08-28 | 2015-03-04 | 江苏中科天霸新能源科技有限公司 | 一种燃料电池用燃料罐的焊接方法 |
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