JPH05325814A - 陰極線管の色選別機構体の制振構造 - Google Patents

陰極線管の色選別機構体の制振構造

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Publication number
JPH05325814A
JPH05325814A JP13282692A JP13282692A JPH05325814A JP H05325814 A JPH05325814 A JP H05325814A JP 13282692 A JP13282692 A JP 13282692A JP 13282692 A JP13282692 A JP 13282692A JP H05325814 A JPH05325814 A JP H05325814A
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JP
Japan
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damper
ray tube
vibration damping
vibration
filaments
Prior art date
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Pending
Application number
JP13282692A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Yamazaki
純 山崎
Yoko Funahashi
容子 舟橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH05325814A publication Critical patent/JPH05325814A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/07Shadow masks
    • H01J2229/0727Aperture plate
    • H01J2229/0738Mitigating undesirable mechanical effects
    • H01J2229/0744Vibrations

Landscapes

  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】制振器を必要としないで、色選別機構体の線条
の制振効果を向上させる陰極線管の色選別機構体の制振
構造を提供する。 【構成】並行な多数本の線条18を架張し、該線条と交
差する方向に1本以上のダンパーワイヤー21を架張し
てなる陰極線管の色選別機構体14において、上記ダン
パーワイヤー21の各々1本が、上記線条18との交差
点において該線条18と少なくとも1本おきに接合され
てなり、且つ上記ダンパーワイヤーが複数本の場合隣り
合う線条がそれぞれ異なる上記ダンパーワイヤーに接合
されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管(CRT)の
色選別機構体の制振構造に係り、特にCRTの色選別機
構体のうちトリニトロン方式をとるアパーチャーグリル
の振動を防止するための支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トリニトロンカラー陰極線管においては
図5に示すように、単電子銃1によって射出された3本
の電子ビーム2を蛍光面3の各色の蛍光体に正確に照射
するため、金属細線を所定の間隔で平行に多数本架張し
た線条(テープ)からなるアパーチャーグリル4(図1
で詳細に示す)の色選別機構が配置されている。通常ア
パーチャーグリルの線条は、所定の張力を保持した状態
でその両端がフレームに固着されている。
【0003】しかしながら、外部からの振動や衝撃によ
って各線条はそれぞれ固有の振動を生じ、色ずれなどの
原因となる。
【0004】従来、線条の振動を防止(制振)するた
め、線条と略直角に交差するように数本のダンパーワイ
ヤーを架張し、その摩擦力により振動を防止していた。
【0005】また図6に示すアパーチャーグリル4で
は、ダンパーワイヤー7を全ての線条(アパーチャーグ
リル:AGテープ)8に固定(溶接)し、且つ全ての線
条の両端に専用の制振器10を設けていた(特開平1−
206544号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、テレビジョン受
信機の画面は平面状で大型化し、画面の品質も高精細度
化しつつある。そのため、アパーチャーグリルの線条
(テープ)の大きさが細くなり格子間隔も狭くなり、高
精細、ファインピッチ化しつつある。
【0007】しかしながらファインピッチ化したアパー
チャーグリルでは、上記線条とダンパーワイヤーの各交
点での摩擦力のみを利用した制振構造では、加圧力の低
下に従って摩擦力の低下を招き十分な制振効果が得られ
なかった。
【0008】また、上記制振器を設けて振動を防止する
構造は、制振効果は向上するものの専用の制振器が必要
であった。
【0009】そこで本発明は、制振器を必要としないで
色選別機構体の線条の制振効果を向上させる陰極線管の
格子装置の制振構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、平行な多数本の線条を架張し、該線条と交差する方
向に1本以上のダンパーワイヤーを架張してなる陰極線
管の色選別機構体において、前記ダンパーワイヤーの各
々1本が、前記線条との交差点において該線条と少なく
とも1本おきに接合されてなり、前記ダンパーワイヤー
が複数本の場合隣り合う線条がそれぞれ異なる前記ダン
パーワイヤーに接合されてなることを特徴とする陰極線
管の色選別機構体の制振構造によって解決される。
【0011】
【作用】カラーテレビジョン受信機の筐体に取り付けた
スピーカーの低周波数領域の音響出力等による外部から
の振動が陰極線管の支持部を通して伝達される。
【0012】陰極線管内に固持された色選別機構体とし
てのアパーチャーグリル(AG)のフレームと、フレー
ムに架張した線条がそれぞれ固有の振動を起こすが、こ
の線条の振動の大きさや、振動の方向や振動数は不均一
である。
【0013】本発明によれば、ダンパーワイヤー21
b,21cと、そのダンパーワイヤーに交差する線条1
8とを少なくとも1本おきに、従って跳び跳びに接合
し、且つ隣り合う線条が異なるダンパーワイヤーに接合
されているため集中して発生する一部の線条の振動現象
を分散させることができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図1〜図4を用いて説
明する。
【0015】まず実施例に用いたアパーチャーグリル
(色選別機構体)を図1に基づいて説明する。
【0016】図1に示した本発明の実施例の概括的アパ
ーチャーグリル14は、フレーム19に取り付けられた
ファインピッチ化した平行な多数の線条(AGテープ)
18が以下に示す所定箇所のダンパーワイヤー17a,
17bとの交点で溶接されている。ダンパーワイヤー1
7a,17bはダンパースプリング20によりそのフレ
ームに溶接される。
【0017】図2は第1実施例を示し、1本のダンパー
ワイヤー21aのみをAGの線条18に交差するように
架張し、ダンパーワイヤー21aが線条(AGテープ)
18との交点を3本おきに溶接した場合(パターン1)
の部分模式図である。22aはダンパーワイヤー21と
線条18との交点で溶接をした部分(溶接部)である。
【0018】図3は第2実施例を示し、2本のダンパー
ワイヤー21b,21cをAGの線条18に交差するよ
うに架張し、それぞれが線条18と1本おきに溶接(溶
接部:22b,22c)した場合(パターン2)の部分
模式図である。隣り合う線条は異なったダンパーワイヤ
ー21b,21cにそれぞれ溶接されている。
【0019】図4は第3実施例を示し、3本のダンパー
ワイヤー21d,21e,21fをAGの線条18に交
差するように架張し、それぞれが線条18と2本おきに
溶接(溶接部:22d,22e,22f)した場合(パ
ターン3)の部分模式図である。隣り合う線条は異なっ
たダンパーワイヤー21d,21e,21fにそれぞれ
溶接されている。
【0020】なお上記いずれのパターン(パターン1〜
3)においても、1本のダンパーワイヤーでは複数箇所
に溶接部があり、しかも隣り合った線条部には溶接せ
ず、いわゆる跳び跳びに溶接がなされている。当然のこ
とながら溶接部はそのAGの線条でより振動する部分が
選択されるのが好ましい。通常はAG全体の中の中心部
と左右側辺に溶接部を設けるのが好ましい。
【0021】上記パターン1〜3の本実施例と、制振構
造としてダンパーワイヤーを設けない場合(従来例
1)、ダンパーワイヤーは設けるもAGテープとの溶接
を施さない場合(従来例2)、ダンパーワイヤーとAG
テープを全て溶接し且つ制振器を設けた場合(従来例
3)について、特定周波数の音について激しい共振が発
生するか又その共振はどの程度の時間で停止するかのテ
ストを行なった。
【0022】その結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】上記表1に示した様に、本実施例は共振音
に関する発生状況において優れていることがわかる。
【0025】また本実施例では、特定の箇所のみが激し
い共振を起こすAG割れ現象も抑制することができた。
【0026】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によればダン
パーワイヤーの端部に制振器を設ける必要もなく色選別
機構体の線条(AGテープ)に対して制振効果が向上す
ると共に、AGテープの一部のみが強く振動する場合の
防振効果も優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を概括的に示した斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例を示す部分模式図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す部分模式図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す部分模式図である。
【図5】トリニトロン陰極線管構造を示す概略斜視図で
ある。
【図6】従来の制振構造を示す図である。
【符号の説明】
1 単電子銃 2 電子ビーム 3 蛍光面 4,14 アパーチャーグリル(AG) 5 パネル 7,17a,17b,21a,21b,21c,21
d,21e,21f ダンパーワイヤー 8,18 線条(AGテープ) 9,19 フレーム 10 制振器 22a,22b,22c,22d,22e,22f 溶
接部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行な多数本の線条を架張し、該線条と
    交差する方向に1本以上のダンパーワイヤーを架張して
    なる陰極線管の色選別機構体において、 前記ダンパーワイヤーの各々1本が、前記線条との交差
    点において該線条と少なくとも1本おきに接合されてな
    り、且つ前記ダンパーワイヤーが複数本の場合隣り合う
    線条がそれぞれ異なる前記ダンパーワイヤーに接合され
    てなることを特徴とする陰極線管の色選別機構体の制振
    構造。
JP13282692A 1992-05-25 1992-05-25 陰極線管の色選別機構体の制振構造 Pending JPH05325814A (ja)

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JP13282692A JPH05325814A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 陰極線管の色選別機構体の制振構造

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JPH05325814A true JPH05325814A (ja) 1993-12-10

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JP13282692A Pending JPH05325814A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 陰極線管の色選別機構体の制振構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5542868A (en) * 1994-03-16 1996-08-06 Sony Corporation Method and apparatus for stretching a damper wire
KR100385548B1 (ko) * 2001-08-22 2003-05-27 엘지.필립스디스플레이(주) 개선된 댐퍼선 장착 구조를 갖는 컬러 음극선관

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5542868A (en) * 1994-03-16 1996-08-06 Sony Corporation Method and apparatus for stretching a damper wire
KR100385548B1 (ko) * 2001-08-22 2003-05-27 엘지.필립스디스플레이(주) 개선된 댐퍼선 장착 구조를 갖는 컬러 음극선관

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