JPH01206544A - 陰極線管の格子装置の制振構造 - Google Patents

陰極線管の格子装置の制振構造

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JPH01206544A
JPH01206544A JP3086388A JP3086388A JPH01206544A JP H01206544 A JPH01206544 A JP H01206544A JP 3086388 A JP3086388 A JP 3086388A JP 3086388 A JP3086388 A JP 3086388A JP H01206544 A JPH01206544 A JP H01206544A
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JP
Japan
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damper
wires
vibration
filaments
grille
Prior art date
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Application number
JP3086388A
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English (en)
Inventor
Kiyoshige Matsuura
松浦 清茂
Masaru Yamaguchi
優 山口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー陰極線管に用いる格子装置の支持構造
に関し、特に、格子の振動を防止するための支持構造に
関する。
〔発明の概要〕
本発明は、カラー陰極線管の色選別機構に用いる格子装
置において、平行な多数本の線条を架張した線条と、こ
の線条と交差して架張したダンパーワイヤーとの各交点
を固着し、ダンパーワイヤーの終端近傍に複数の細線も
しくは薄板状の線を束ねた制振器を圧接または固着して
なる格子装置の支持構造であって、格子の振動を効果的
に防止する支持構造である。
〔従来の技術〕
カラー陰極線管においては、第4図に示すように、その
内部において、3本の電子ビーム21を螢光面23の各
色の螢光体に正確に照射するために、色選別機構が配置
されている。この色選別機構には、金属細線を所定の間
隔で平行に多数本架張した線条からなるアパーチャグリ
ル22、もしくはスロフト形シャドウマスクc以下シャ
ドウマスクという)等の格子装置を用いる。
通常、アパーチャグリルの線条は、所定の張力を保持し
てその両端をフレームに固着しているが、外部からの振
動や衝撃によって、各線条はそれぞれ固有の振動を生じ
、色ずれなどの原因となる。
従来、線条の振動を防止するため、線条と交差して数本
のダンパーワイヤーを架張し、その摩擦力により振動を
防止していた。このダンパーワイヤーは、通常、タング
ステン等の金属細線を用いるが、粘性と塑性を有するガ
ラス線等によって割振作用をもたせた構造のものもある
(英国特許GB847506)。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年、テレビジョン受信機の画面は、平面状で大型化し
、画面の品質も高精細度化しつつある。
そのため、アパーチャグリルの線条の大きさが細(なり
、格子間隔は狭くなり高精細化(以下ファインピッチ化
と称す)ファインピッチ化しつつある。ファインピッチ
化したアパーチャグリルにおいては線条とダンパーワイ
ヤーの各交点における摩擦力を利用しただけの振動防止
構造では、線条も細くなりダンパーワイヤ、−も長いの
で、この接触面積も少なくなり、さらに、画面の平面化
により線条に架張されたダンパーワイヤーからの加圧力
が小さくなり、摩擦力は不充分になり、振動を防止する
ことが困難である。また、摩擦力を大きくするためにダ
ンパーワイヤーの張力を太き(すると、線条とダンパー
ワイヤーの交点が、−旦ずれを生じると、線条の復元力
に比較して摩擦力が大きいために、正常な位置に戻らな
くなり、ピッチむらを残したままとなることがあった。
また、ファインピッチ化したシャドウマスクにおいては
、第2図に示すように電子ビームに対する開口部である
スロット5aの面積は、出来るだけ大きくしておく必要
があるので、垂直連結部5bおよび水平連結部5Cが細
くなってしまう。そのために、外部からの振動や衝撃に
よって格子が面振動を起こし易かった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、かかる現状に鑑み、線条とダンパーワイヤー
との交点を固着し、アパーチャグリルを面振動となし、
ダンパーワイヤーの終端近傍に、細線もしくは薄板状の
線を束ねた制振器を、ダンパーワイヤーに圧接または固
着することによって、アパーチャグリルの面振動を抑制
することによって格子の振動を防止しようとするもので
ある。
〔作用〕
カラーテレビジ目ン受信機の筐体に取りつけたスピーカ
ーの低周波数領域の音響出力等による外部からの振動が
陰極線管の支持部を通して伝達される。陰極線管内に固
持されたアパーチャグリルのフレームと、フレームに架
張した線条が、それぞれ固有の振動を起こす。この線条
の振動の大きさや、振動の方向や、振動数は不均一であ
るので、各線条と交差する方向にダンパーワイヤーを架
張し、固着するかとによって、一体化した平板と見做せ
るので、面振動に変換することができる。このアパーチ
ャグリルの面振動は、前記制振器を、画面に支障のない
ダンパーワイヤーの終端近傍に圧接または固着すること
によって、制振器の内部摩擦によるエネルギー損失が生
じ、アパーチャグリルの振動を抑制することが出来る。
〔実施例〕
本発明の実施例を、第1図、第2図及び第3図を用いて
説明する。
実施例1 第1図において、フレーム1に金属細線を平行に螢光体
のピッチに対応して一定の張力を保持して架張した線条
2aを設ける。この線条を例えば4等分した位置に線条
と交差する方向にダンパーワイヤー3を架張し、このダ
ンパーワイヤーの終端3bを板ばね1a等を介してフレ
ームに固着する。ダンパーワイヤー3が線条2aと交差
する各交点3aを、フリットガラス、溶接、接着剤等に
よって固着する。ダンパーワイヤーの大きさは、およそ
、15μ程度であればグリルが面方向に面振動を生じ易
い。
次に、第3図a及びbに示すような、細線4aもしくは
薄板状の線4b複数本を、束ね線4cによって数ケ所束
ねた制振器4をダンパーワイヤーの終端近傍、すなわち
ダンパーワイヤー終端3bのやや内側で、受像機の有効
画面の外側の位置においてダンパーワイヤー3に圧接ま
たは固着する状態で制振器4の両端をフレーム1に止め
具4dを用いて固定する。二〇制振器に用いる線材は、
電子ビームによる発熱の影響を考慮して、金属やセラミ
ック等の耐熱性であって、かつ、振動によって各線どう
しが摩擦によって生ずる内部損失すなわち制振効果を発
揮するに必要な動摩擦係数を有していればよい。この制
振器を用いるとき、線条2a及びダンパーワイヤー3の
面振動が制振器4に伝達され、その面振動の振幅即ち入
力エネルギーに応じて制振器の内部で摩擦によるエネル
ギー損失を生ずる。入力エネルギーが極めて小さいとき
は制振器は通常の弾性体とみなせるが、ある程度入力エ
ネルギーが太き(なると、細線どうしの摩擦による内部
エネルギー損失となって制振効果を発揮する。
このように、ダンパーワイヤーの終端3b近傍に制振器
4を用いることによって、アパーチャグリル2の面振動
を抑制することが出来る。
実施例2 第2図aにおいて、スロット形シャドウマスクの板状格
子5は、電子ビームの開口部としてスロット5aを有す
る。スロット5aの形状は、楕円状あるいは長方形のも
のもある。スロット5aの左右を連結する垂直連結部5
bと上下を連結する水平連結部5cを有し板状格子を形
成する。板状格子の周辺の終端はシャドウマスク枠6に
固着され、パネル7にばね8とピン9によって固持され
ている。この板状格子の周辺の終端のやや内側に実施例
1で説明した制振器を取りつける。制振器は板状格子の
左右終端・近傍のみでもよいが、上下終端近傍に取りつ
ければ、更に面振動の制振効果が大きくなる。
(発明の効果) 本発明による制振器を用いたアパーチャグリルの支持構
造や、シャドウマスク用板状格子の支持構造によって、
外部からの振動や衝撃があっても大型テレビジョンや、
ファインピッチの高精細度画面において色むらや色ずれ
を少なくし高画質を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明のアパーチャグリルの支持構造の斜視
図、第1図すは制振器取付は部分の断面図、第2図aは
スロット形シャドウマスクの板状格子の拡大平面図、第
2図すはシャドウマスクの平面図、第3図は制振器の斜
視図で、aは細線を束ねたもの、bは薄板状の線を束ね
たもの、第4図はカラー陰極線管に用いるアパーチャグ
リルを説明するための斜視図である。 図中、 1・・・・−・・・−・−フレーム 1a〜・−・・・・−・仮ばね 2.22・−・・アパーチャグリル 2a−−・・・−・線条 3・−−−−一−−−・・−ダンパーワイヤー3a・−
・・−・線条とダンパーワイヤーの交点3b−・・・−
・・ダンパーワイヤーの終端4−・・・・・−・・・−
・制振器 4a・・・−−−−−−・細線 4b−・・・・−・・薄板状の線 4c・−・・−・束ね線 4d〜・・・−・・・・止め具 5・・・−・・−・・・−・シャドウマスクの板状格子
5a・−・・−スロット 5b・・−・・・−・−・垂直連結部 5cm・−・・・−水平連結部 6−・−・・・・・・・・シャドウマスクの枠7−・・
・・−・・・−・−パネル 8・−・・・−・・・−ばね 9−−−−−−−−・−・・−・ピン 21−・・・−・−・−・電子ビーム 23・−:・・・・・・・−螢光面 の鋼4福 第1図の 第1図す 第2図の 第2図す 乱           し 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平行な多数本の線条を架張し、該線条と交差する方
    向にダンパーワイヤーを架張し、前記線条と前記ダンパ
    ーワイヤーの交点を固着してなる格子装置と、複数の細
    線を結束してなる制振器を、前記ダンパーワイヤーの終
    端より内側の前記終端近傍に設けたことを特徴とする陰
    極線管の格子装置の制振構造 2、格子装置が、シャドウマスク用板状格子である請求
    項1記載の陰極線管の格子装置の制振構造
JP3086388A 1988-02-15 1988-02-15 陰極線管の格子装置の制振構造 Pending JPH01206544A (ja)

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