JPH0532509Y2 - - Google Patents

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JPH0532509Y2
JPH0532509Y2 JP4218090U JP4218090U JPH0532509Y2 JP H0532509 Y2 JPH0532509 Y2 JP H0532509Y2 JP 4218090 U JP4218090 U JP 4218090U JP 4218090 U JP4218090 U JP 4218090U JP H0532509 Y2 JPH0532509 Y2 JP H0532509Y2
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JP
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wire mesh
meandering
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mesh
detection device
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、金網入りガラス板を製造する装置に
関し、詳細には金網の蛇行を検出する装置に係る
ものである。
(従来の技術) 網入りのガラスの製造においては、一対の成形
ロール間に溶融されたガラスが供給されて帯状に
形成され、その際ロール間に金網も同時に通過さ
せ該溶融ガラスに挿入するが、供給移行中の金網
は往々にして蛇行を生じ、その防止として先に本
出願人は、特公昭53−28925号公報に金網ボビン
から供給されて板ガラス中に挿入される金網帯の
蛇行量を検出する検出器と、その蛇行量を該蛇行
量に応じた電気信号に変換する変換器と、その電
気信号により制御された金網供給方向とは直角方
向に前記金網ボビンを移動させる駆動装置とを設
けた装置において、前記検出器は、歯車ピツチが
前記金網帯の横線ピツチと同一である歯部を持
ち、かつ歯車円周に前記金網帯の縦線が嵌入する
溝を備え、軸方向に移動自在に軸支されて前記金
網帯に当接する検出歯車より成る金網の蛇行修正
装置を提案した。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来技術においては、金網ボビンと網押さ
えロール間の網端部下側に金網と噛み合う歯車検
出器を配設し、該検出器が金網の移行に対して直
角方向の移動量を検知して付帯する装置で信号に
変換し、該信号で金網ボビン台をスライドさせる
装置であるが金網は角網に限定され、溶融ガラス
に封入される菱形模様の金網(以下、菱網と言
う)には使用出来ず、また溝部を取り除いた歯車
を用いて菱網の蛇行を検出すると歯部と当接する
金網の線材、すなわち線材の交点部に変形を来
し、使用することは出来ないという問題点があつ
た。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述した従来技術の問題点に鑑みて
なしたもので、溶融ガラスへ封入する金網の供給
移行間に配設し、該金網の網目と同一なピツチで
リム面に並設する歯部からなる歯車により該金網
と噛み合い、該金網の蛇行量を検出して該蛇行量
を電気信号に変換する蛇行検出装置において、前
記金網の交線と当接する前記歯部の当接面をテー
パーに形成せしめた蛇行検出装置を提供し、好ま
しくは側面より見て前記当接面を前記リムの法線
と一致せしめた蛇行検出装置を提供するものであ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面に基づいて
詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例を示す歯車の側面図、
第2図は一部を切欠した歯部の斜視図、第3図は
本考案の取付けを示す全体側面図、第4図は本考
案の一部を切欠した要部を示す平面図、第5図は
菱網の平面図を示すものである。
線材により菱目状に構成される金網1は、金網
ボビン2から繰り出され、ガイドロール3、押さ
えロール4を経由して図示されない一対の成形メ
ール前の溶融ガラスへ封入され、網入りガラスと
してロールアウトする。
供給移行中の金網1は、ガイドロール3の軸方
向に蛇行するため、その移動量を検出する蛇行検
出装置を図示されない蛇行修正装置と組み合わ
せて蛇行の修正を行なうが、該蛇行検出装置は金
網ボビン2から押さえロール4間の金網1上に設
置し、蛇行量を検出して該量を電気信号に変えて
前述の蛇行修正装置にフイードし、金網ボビン2
を該ボビンの軸方向に移動して修正するものであ
る。
蛇行検出装置の構成は、取付けフレーム6か
ら係止懸吊のアーム7端にピンを介して傾動自在
に軸着し、押さえロール4側の前方には取付け台
8を介して歯車を、金網ボビン2側の後方に
は、前後方向に摺動自在でセツト位置を調整する
ことのできる重錘10を摺動レバー11に挿着す
るものである。
取付け台8には前方側にスタンド12,13を
固着するが、一方のスタンド12には、回転自
在、かつ軸方向に摺動自在な歯車と固着する軸
14の端部を軸支し、該軸の片端には円板15と
固着して、その延長上の軸部には、スタンド13
に取付けられた接触型の変位センサーである差動
変圧器16の可動軸17をカツプリング18で連
結し、歯車の回転と一体に円板15も回転し、
歯車の軸方向の移動にも円板15と可動軸17
は追動する。
取付け台8に固着するブラケツト19を介して
円板15の両脇に固着する近接スイツチ20,2
1は該円板の軸方向のスライドストロークを検出
してオーバースライドを制限するものである。
回転自在な歯車のリム22には、金網1のピ
ツチに合わせた歯部23を配設するが、該歯部の
形状はT′の回転方向に対して反回転方向側で金
網1の線材と当接する当接面24を、第5図に示
すようにT方向に移動する金網1の線材で交差す
るα角度に合わせてテーパーに、かつ第1図に示
すように該当接面の位置においてリム22の法線
25と一致するように削成し、回転方向側は法線
25に対してθ部分を切欠する。
以下、本考案の作動と作用を説明する。
金網ボビン2より押さえロール4間の金網1上
に配設される蛇行検出装置は、アーム7端のピ
ンと摺動バアー11後方に挿入する重錘10の位
置により、前方の取付け台8やスタンド12を介
して設けられた歯車、差動変圧器16等との重
量バランスを保たせることによつて、金網1の菱
目と同一ピツチで該歯車のリムに配列する歯部2
3の一部は、金網1に荷重の負担を掛けることな
く該金網の菱目内に噛み込み、T方向への金網1
の進行と共に歯車にはT′方向の回転力を与え
るが、該回転力は歯部23の当接面24に金網1
の線材交差、すなわち前記当接面24に該金網の
V字状の交点が食い込むように進行するものであ
る。
当接面24に食い込んだ金網1は、進行と共に
ガイドロール3の軸方向に移動、すなわち左右に
蛇行もするが、金網1の蛇行に追従して歯車
回転を伴いながら左右に移動し、該歯車に固着す
る軸14もスタンド12内を左右に摺動すること
により、軸14の片端と連結する円板15、該円
板とカツプリング18を介して連結する可動軸1
7も共に回転しながら左右方向に歯車と追従移
動する。
差動変圧器16内を左右に移動する可動軸17
により、該差動変圧器より前記可動軸17の左右
に移動する位置の変位を絶えず電気信号で発信す
ると、金網1の図示されない蛇行修正装置が該信
号を受信して金網ボビン2を軸方向に移動し、フ
イードバツク制御で金網1の蛇行を絶えず修正す
るものである。
フイードバツク制御に異常を来して金網1の蛇
行を修正不能にした場合には、円板15が近接ス
イツチ20,21に接近して異常信号を発信する
と、図示されない懸吊シリンダー等で蛇行検出装
を上方に引き上げるが、この引き上げは手動
で出来るようにしてもよく、この引き上げにより
蛇行検出装置の保護と菱網の変形を防止する。
歯車の当接面24を金網1の線材交差角度α
とほぼ一致してテーパーに削成することにより、
該金網の線材に歯車の回転力に起因する傷や変
形を与えることはなく、また当接面24をリム2
2に対して法線25と一致せしめたことにより、
金網1による歯車の回転力を当接面24により
効率よく作用せしめ、当接面24の反対側をθの
ように切欠することにより歯部23が菱目より抜
け易くする。また、摺動バー11に挿入する重錘
10の調整によりアーム7端と傾動自在な蛇行検
出装置の歯車側をわずかに重くしているた
め、供給に伴う金網ボビン2の巻径変化で生ずる
金網1の傾斜にも常時追従することができる。
(考案の効果) 本考案の蛇行検出装置では、簡易な構成で菱網
の金網に傷や変形を与えることなく金網蛇行の変
位を検出し、蛇行修正装置と組み合わせることに
より、菱網入りガラスの品質向上に寄与するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
は本考案の実施例を示す歯車の側面図、第2図は
一部を切欠した歯部の斜視図、第3図は本考案の
取付けを示す全体側面図、第4図は本考案の一部
を切欠した要部を示す平面図、第5図は菱網の平
面図を示すものである。 1……金網、……蛇行検出装置、……歯
車、22……リム、23……歯部、24……当接
部、25……法線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 溶融ガラスへ封入する金網の供給移行間に配
    設し、該金網の網目と同一なピツチでリム面に
    並設する歯部からなる歯車により該金網と噛み
    合い、該金網の蛇行量を検出して該蛇行量を電
    気信号に変換する蛇行検出装置において、前記
    金網の交線と当接する前記歯部の当接面をテー
    パーに形成せしめたことを特徴とする蛇行検出
    装置。 (2) 側面より見て前記当接面を前記リムの法線と
    一致せしめた請求項1記載の蛇行検出装置。
JP4218090U 1990-04-20 1990-04-20 Expired - Lifetime JPH0532509Y2 (ja)

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JP4218090U JPH0532509Y2 (ja) 1990-04-20 1990-04-20

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JP4218090U JPH0532509Y2 (ja) 1990-04-20 1990-04-20

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Publication Number Publication Date
JPH044026U JPH044026U (ja) 1992-01-14
JPH0532509Y2 true JPH0532509Y2 (ja) 1993-08-19

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