JPH05324754A - 論理シミュレーション用ゲート論理回路生成方法 - Google Patents
論理シミュレーション用ゲート論理回路生成方法Info
- Publication number
- JPH05324754A JPH05324754A JP4123212A JP12321292A JPH05324754A JP H05324754 A JPH05324754 A JP H05324754A JP 4123212 A JP4123212 A JP 4123212A JP 12321292 A JP12321292 A JP 12321292A JP H05324754 A JPH05324754 A JP H05324754A
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- Japan
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- logic
- time chart
- signal
- gate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 周辺論理を設計論理のゲート論理とマージし
て装置全体をゲート論理レベルでシミュレーション可能
とし、システム全体を高速にシミュレーションする。 【構成】 本発明による論理シミュレーション用ゲート
論理生成方法は、タイムチャート記述を入力する第1の
ステップと、タイムチャート記述から入力信号名、出力
信号名、及び出力信号名からなるタイムチャート要素テ
ーブルを作成する第2のステップと、当該タイムチャー
ト要素テーブルの出力信号の変化タイミングから、当該
変化タイミングに合わせてパルス信号を発生させるゲー
ト論理回路を生成する第3のステップと、前記パルス信
号をラッチして、当該タイムチャート記述の機能を実現
するフリップフロップを生成する第4のステップから構
成される。
て装置全体をゲート論理レベルでシミュレーション可能
とし、システム全体を高速にシミュレーションする。 【構成】 本発明による論理シミュレーション用ゲート
論理生成方法は、タイムチャート記述を入力する第1の
ステップと、タイムチャート記述から入力信号名、出力
信号名、及び出力信号名からなるタイムチャート要素テ
ーブルを作成する第2のステップと、当該タイムチャー
ト要素テーブルの出力信号の変化タイミングから、当該
変化タイミングに合わせてパルス信号を発生させるゲー
ト論理回路を生成する第3のステップと、前記パルス信
号をラッチして、当該タイムチャート記述の機能を実現
するフリップフロップを生成する第4のステップから構
成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理装置の論理検証に
用いる論理シミュレーションに係り、特に論理動作レベ
ルから、論理シミュレーション用ゲート論理回路生成方
法に関する。
用いる論理シミュレーションに係り、特に論理動作レベ
ルから、論理シミュレーション用ゲート論理回路生成方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】WSなどの装置開発期間を短縮するため
には、設計段階で論理不良出来うる限り取り除くことが
必須であり、そのためのツールとして論理シミュレータ
が適用されている。
には、設計段階で論理不良出来うる限り取り除くことが
必須であり、そのためのツールとして論理シミュレータ
が適用されている。
【0003】シミュレーションするためには設計対象論
理のほか、その周辺論理についてもシミュレーションの
ためのモデルを作成する必要がある。
理のほか、その周辺論理についてもシミュレーションの
ためのモデルを作成する必要がある。
【0004】従来、設計対象論理はゲートレベルでモデ
ル化し、周辺論理については高位記述言語を用いた論理
動作レベルでモデル化し、論理動作/ゲートレベル混在
で、WS上のソフトウェア論理シミュレータでシミュレ
ーションされてきた。しかし、現在では対象の大規模
化、複雑化に伴い論理シミュレータを高速化しTAT短
縮を図るため、専用ハードウェアを利用したシミュレー
ションエンジンを用いる方法(特開昭62−3731
8,特開平1−230074)が一般的になってきてい
る。
ル化し、周辺論理については高位記述言語を用いた論理
動作レベルでモデル化し、論理動作/ゲートレベル混在
で、WS上のソフトウェア論理シミュレータでシミュレ
ーションされてきた。しかし、現在では対象の大規模
化、複雑化に伴い論理シミュレータを高速化しTAT短
縮を図るため、専用ハードウェアを利用したシミュレー
ションエンジンを用いる方法(特開昭62−3731
8,特開平1−230074)が一般的になってきてい
る。
【0005】ところがシミュレーションエンジンでは、
AND,ORなどのゲート素子、フリップフロップ、遅
延素子などのゲート論理素子しか取り扱えないため、上
記混在モデルをそのままシミュレーションエンジンを用
いた論理シミュレーションシステムでシミュレーション
しようとすると、論理動作モデルは従来のWSでソフト
ウェアシミュレーションするほか手立てがなく、全体と
しての高速化は達成されない。
AND,ORなどのゲート素子、フリップフロップ、遅
延素子などのゲート論理素子しか取り扱えないため、上
記混在モデルをそのままシミュレーションエンジンを用
いた論理シミュレーションシステムでシミュレーション
しようとすると、論理動作モデルは従来のWSでソフト
ウェアシミュレーションするほか手立てがなく、全体と
しての高速化は達成されない。
【0006】そこで、シミュレーションエンジンをフル
に活用するためには、論理動作レベル記述からゲート論
理をシミュレーション用に生成することが必須になる。
に活用するためには、論理動作レベル記述からゲート論
理をシミュレーション用に生成することが必須になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】周辺論理の内部構造は
不明な場合が多いため、外部とのインタフェース情報を
基に周辺論理のミュレーションモデルを作成することが
多い。この外部とのインタフェース情報として、周辺論
理LSIのメーカーが出しているユーザーズマニュアル
などに記述された、入出力信号の信号変化のタイミング
を記述したタイムチャートがある。
不明な場合が多いため、外部とのインタフェース情報を
基に周辺論理のミュレーションモデルを作成することが
多い。この外部とのインタフェース情報として、周辺論
理LSIのメーカーが出しているユーザーズマニュアル
などに記述された、入出力信号の信号変化のタイミング
を記述したタイムチャートがある。
【0008】従来、上記のタイムチャートから人手でC
などの高位記述言語で論理動作モデルを作成し、この動
作モデルと設計対象論理のゲート論理モデルを混在した
モデルをシミュレーションエンジンを用いた論理シミュ
レーションシステムでシミュレーションを実施してい
た。しかし、この混在モデルだと論理動作モデルは従来
のWS上のソフトウェア論理シミュレータでシミュレー
ションする他なく、これが全体の処理性能を低下させる
原因となるという問題点があった。
などの高位記述言語で論理動作モデルを作成し、この動
作モデルと設計対象論理のゲート論理モデルを混在した
モデルをシミュレーションエンジンを用いた論理シミュ
レーションシステムでシミュレーションを実施してい
た。しかし、この混在モデルだと論理動作モデルは従来
のWS上のソフトウェア論理シミュレータでシミュレー
ションする他なく、これが全体の処理性能を低下させる
原因となるという問題点があった。
【0009】本発明の目的は、タイムチャート記述によ
る外部インタフェース情報から、直接、周辺論理のシミ
ュレーション用ゲートモデルを生成する手段を提供する
ことにある。
る外部インタフェース情報から、直接、周辺論理のシミ
ュレーション用ゲートモデルを生成する手段を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、周辺論理の外部インタフェース情報から
ゲート論理回路を生成する。周辺論理の外部インタフェ
ース情報を基に外部との信号接続を表すブロック部とそ
の出力信号の信号変化を記述するタイムチャート部から
なるタイムチャート記述を入力する第一のステップと、
前記タイムチャート記述からトリガとする入力信号名、
出力信号名、及び出力信号の変化タイミングからなるタ
イムチャート要素テーブルを作成する第2のステップ
と、当該タイムチャート要素テーブルの出力信号の変化
タイミングから、当該変化タイミングに合わせてパルス
信号を発生させるゲート論理回路を生成する第3のステ
ップと、前記パルス信号をラッチして、当該タイムチャ
ート記述の機能を実現するフリップフロップを生成する
第4のステップとからなる手段によって周辺論理のシミ
ュレーション用ゲート論理回路を生成する。
に、本発明は、周辺論理の外部インタフェース情報から
ゲート論理回路を生成する。周辺論理の外部インタフェ
ース情報を基に外部との信号接続を表すブロック部とそ
の出力信号の信号変化を記述するタイムチャート部から
なるタイムチャート記述を入力する第一のステップと、
前記タイムチャート記述からトリガとする入力信号名、
出力信号名、及び出力信号の変化タイミングからなるタ
イムチャート要素テーブルを作成する第2のステップ
と、当該タイムチャート要素テーブルの出力信号の変化
タイミングから、当該変化タイミングに合わせてパルス
信号を発生させるゲート論理回路を生成する第3のステ
ップと、前記パルス信号をラッチして、当該タイムチャ
ート記述の機能を実現するフリップフロップを生成する
第4のステップとからなる手段によって周辺論理のシミ
ュレーション用ゲート論理回路を生成する。
【0011】
【作用】上記第1第2のステップは、周辺論理の外部イ
ンタフェース情報であるタイムチャートを直接入力し、
そのタイムチャートから周辺論理のシミュレーションモ
デルを生成するために必要なデータを自動的に抽出す
る。それにより、設計者がゲート論理を意識することな
く機能設計することを可能とする。また、上記第3第4
のステップは、タイムチャートより抽出されたデータよ
り、その外部インタフェース条件を満たすゲート論理を
自動的に生成する。これにより、設計対象ゲート論理と
上記で生成した周辺論理のシミュレーション用ゲート論
理モデルをマージすることによってシミュレーションエ
ンジンの十全な処理能力を利用した論理検証を行うこと
ができる。
ンタフェース情報であるタイムチャートを直接入力し、
そのタイムチャートから周辺論理のシミュレーションモ
デルを生成するために必要なデータを自動的に抽出す
る。それにより、設計者がゲート論理を意識することな
く機能設計することを可能とする。また、上記第3第4
のステップは、タイムチャートより抽出されたデータよ
り、その外部インタフェース条件を満たすゲート論理を
自動的に生成する。これにより、設計対象ゲート論理と
上記で生成した周辺論理のシミュレーション用ゲート論
理モデルをマージすることによってシミュレーションエ
ンジンの十全な処理能力を利用した論理検証を行うこと
ができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により詳細に
説明する。図2は論理検証対象の全体構成図である。こ
の例では、DMAC201、MPU203、メインメモ
リ204、及びバス202が設計対象論理であり、周辺
論理のシミュレーションモデル化対象210は、FDC
211、及びFDD212である。周辺論理のシミュレ
ーションモデルとして実現する必要のある機能は、この
場合FDC211と、バス202のインタフェース部分
である。
説明する。図2は論理検証対象の全体構成図である。こ
の例では、DMAC201、MPU203、メインメモ
リ204、及びバス202が設計対象論理であり、周辺
論理のシミュレーションモデル化対象210は、FDC
211、及びFDD212である。周辺論理のシミュレ
ーションモデルとして実現する必要のある機能は、この
場合FDC211と、バス202のインタフェース部分
である。
【0013】図3にFDC211と、バス202のイン
タフェース部分の信号変化をタイムチャートで記述した
ものの一部例を示す。FDC211側からみてE301
及びDACK302は入力信号、DREQ303、及び
IRQ304は出力信号、D0〜D7305は入出力信
号である。FDC211は、MPU203からの入力信
号E301がLowの時、同じく入力信号DACKの3
02の立上りを受けて、データリクエスト信号DREQ
303をHighにする。次にD0〜D7305からデ
ータを受け取った後、DREQ303をLowにし、終
了報告としてIRQ304をHighにする。以下で
は、DACK302入力信号を基にDREQ303、及
びIRQ304出力信号を生成するタイムチャート記述
を例として説明する(306の部分)。DREQ303
はDACK立ち上がり後10ns後にHigh、26n
s後にLowになることを表している。IRQ304は
DACK立ち上がり後30ns後にHighになること
を表している。
タフェース部分の信号変化をタイムチャートで記述した
ものの一部例を示す。FDC211側からみてE301
及びDACK302は入力信号、DREQ303、及び
IRQ304は出力信号、D0〜D7305は入出力信
号である。FDC211は、MPU203からの入力信
号E301がLowの時、同じく入力信号DACKの3
02の立上りを受けて、データリクエスト信号DREQ
303をHighにする。次にD0〜D7305からデ
ータを受け取った後、DREQ303をLowにし、終
了報告としてIRQ304をHighにする。以下で
は、DACK302入力信号を基にDREQ303、及
びIRQ304出力信号を生成するタイムチャート記述
を例として説明する(306の部分)。DREQ303
はDACK立ち上がり後10ns後にHigh、26n
s後にLowになることを表している。IRQ304は
DACK立ち上がり後30ns後にHighになること
を表している。
【0014】図4はゲート論理シミュレーションを行う
ための機器構成である。ワークステーション402、4
03、及び404は、ネットワーク401を通じてシミ
ュレーションエンジン405と接続されている。設計論
理の入力、及び周辺論理の入力から論理コンパイルまで
をワークステーション402、403、及び404で行
い、シミュレーションの実行はシミュレーションエンジ
ン405で行い、シミュレーション結果の出力はワーク
ステーション402、403、及び404で行う。
ための機器構成である。ワークステーション402、4
03、及び404は、ネットワーク401を通じてシミ
ュレーションエンジン405と接続されている。設計論
理の入力、及び周辺論理の入力から論理コンパイルまで
をワークステーション402、403、及び404で行
い、シミュレーションの実行はシミュレーションエンジ
ン405で行い、シミュレーション結果の出力はワーク
ステーション402、403、及び404で行う。
【0015】図5はゲート論理シミュレーションの処理
の流れである。まず周辺論理からゲート論理を作成する
までを説明し、次に設計対象論理からゲート論理ファイ
ルを作成するまでを説明し、最後にこれら二つのゲート
論理ファイルから論理シミュレーションを行うまでを説
明する。
の流れである。まず周辺論理からゲート論理を作成する
までを説明し、次に設計対象論理からゲート論理ファイ
ルを作成するまでを説明し、最後にこれら二つのゲート
論理ファイルから論理シミュレーションを行うまでを説
明する。
【0016】周辺論理は論理動作レベルで記述(51
0)し、論理入力ステップ500を経て論理動作ファイ
ル511が作成される。論理動作ファイル511は、論
理動作記述コンパイラステップ501によりゲート論理
ファイル512に展開される。設計対象論理はゲートレ
ベルで記述(513)を行い、論理入力ステップ503
を経てゲート論理ファイル514が作成される。
0)し、論理入力ステップ500を経て論理動作ファイ
ル511が作成される。論理動作ファイル511は、論
理動作記述コンパイラステップ501によりゲート論理
ファイル512に展開される。設計対象論理はゲートレ
ベルで記述(513)を行い、論理入力ステップ503
を経てゲート論理ファイル514が作成される。
【0017】以上二つのゲート論理ファイル512、5
14を入力し、論理シミュレーション504を実行す
る。
14を入力し、論理シミュレーション504を実行す
る。
【0018】図6に論理動作記述510の一例として、
図3の302から304の信号を取上げ、そのタイムチ
ャート記述ブロック部610、及びそのタイムチャート
部620を示す。タイムチャート記述ブロック部610
は、当該ブロックのブロック種を表すブロック識別子6
11、ブロックの個別名称を表しタイムチャート部と結
び付けるのに用いるブロック名称612、入出力関係を
表す入力パラメタ613、出力パラメタ614、及び6
15、他のブロック叉は外部信号との接続関係を表す信
号線302、303、及び304からなる。タイムチャ
ート部620は、ブロック部610との結び付きを表す
ブロック名称621、ブロック部610の出力パラメタ
と対応する波形名称622、及び623、信号の変化タ
イミングを表すタイムチャート波形624からなる。こ
の例では、信号DREQ303は信号DACK302の
立ち上がりから10ns後にHighに、26ns後に
Lowになることを表している。叉、信号IRQ304
はDACK302の立ち上がりから30ns後にHig
hになることを表している。
図3の302から304の信号を取上げ、そのタイムチ
ャート記述ブロック部610、及びそのタイムチャート
部620を示す。タイムチャート記述ブロック部610
は、当該ブロックのブロック種を表すブロック識別子6
11、ブロックの個別名称を表しタイムチャート部と結
び付けるのに用いるブロック名称612、入出力関係を
表す入力パラメタ613、出力パラメタ614、及び6
15、他のブロック叉は外部信号との接続関係を表す信
号線302、303、及び304からなる。タイムチャ
ート部620は、ブロック部610との結び付きを表す
ブロック名称621、ブロック部610の出力パラメタ
と対応する波形名称622、及び623、信号の変化タ
イミングを表すタイムチャート波形624からなる。こ
の例では、信号DREQ303は信号DACK302の
立ち上がりから10ns後にHighに、26ns後に
Lowになることを表している。叉、信号IRQ304
はDACK302の立ち上がりから30ns後にHig
hになることを表している。
【0019】図7に論理動作ファイル511の一例を示
す。論理動作ファイル511は、行番号部701、コマ
ンド部702、オペランド部703から構成される。論
理動作ファイル511の概要を以下で各行単位に説明す
る。10行目はタイムチャート記述ブロックのブロック
種を表すブロック識別子、20行目はブロックの個別名
称を表すブロック名称、30行目から80行目は入出力
関係と接続する信号を表す入出力指示部、90行目から
120行目は出力信号のタイムチャートを表すタイムチ
ャート記述部である。
す。論理動作ファイル511は、行番号部701、コマ
ンド部702、オペランド部703から構成される。論
理動作ファイル511の概要を以下で各行単位に説明す
る。10行目はタイムチャート記述ブロックのブロック
種を表すブロック識別子、20行目はブロックの個別名
称を表すブロック名称、30行目から80行目は入出力
関係と接続する信号を表す入出力指示部、90行目から
120行目は出力信号のタイムチャートを表すタイムチ
ャート記述部である。
【0020】論理動作記述コンパイラ501は、テキス
ト形式の論理動作ファイル511を入力しゲートレベル
論理ファイル512を出力する。論理動作ファイルのう
ちタイムチャート記述の部分をゲートレベル論理ファイ
ル512に展開するのがタイムチャート論理展開502
である。
ト形式の論理動作ファイル511を入力しゲートレベル
論理ファイル512を出力する。論理動作ファイルのう
ちタイムチャート記述の部分をゲートレベル論理ファイ
ル512に展開するのがタイムチャート論理展開502
である。
【0021】図1は本発明に基づくタイムチャート論理
展開502の処理のフローチャートである。この図にお
いてステップ110が本発明に関する部分である。この
図に基づき、タイムチャート論理展開処理の処理手順を
順次説明する。
展開502の処理のフローチャートである。この図にお
いてステップ110が本発明に関する部分である。この
図に基づき、タイムチャート論理展開処理の処理手順を
順次説明する。
【0022】ステップ111:本ステップは、論理動作
ファイル101から、タイムチャート記述部分を入力す
る。
ファイル101から、タイムチャート記述部分を入力す
る。
【0023】ステップ112:本ステップは、ステップ
111で入力したタイムチャート記述から、接続する信
号名とそれぞれの出力信号の変化時刻と変化する値を抽
出し、これらのデータをまとめたタイムチャート要素テ
ーブル104を出力する。
111で入力したタイムチャート記述から、接続する信
号名とそれぞれの出力信号の変化時刻と変化する値を抽
出し、これらのデータをまとめたタイムチャート要素テ
ーブル104を出力する。
【0024】ステップ113:本ステップは、ステップ
112で抽出したタイムチャート要素テーブル104の
信号の変化時刻のデータを基に、それぞれの信号変化時
刻にワンショットパルスを発生させるためのゲート論理
を作成する。
112で抽出したタイムチャート要素テーブル104の
信号の変化時刻のデータを基に、それぞれの信号変化時
刻にワンショットパルスを発生させるためのゲート論理
を作成する。
【0025】ステップ114:本ステップは、ステップ
112で抽出したタイムチャート要素テーブル104の
出力信号名を基に、それぞれの信号に対応するSRフリ
ップフロップを作成しステップ113で作成したゲート
論理の出力をセットリセット入力に接続する。
112で抽出したタイムチャート要素テーブル104の
出力信号名を基に、それぞれの信号に対応するSRフリ
ップフロップを作成しステップ113で作成したゲート
論理の出力をセットリセット入力に接続する。
【0026】図8は第6図のタイムチャート記述を基に
作成されるゲートレベル論理の例である。入力信号DA
CK302は、上記ステップ113で生成されたタイミ
ング生成ゲート論理810を通って、各出力信号の変化
タイミングで発生するワンショットパルスに変換され
る。この信号を上記ステップ114で生成されたフリッ
プフロップ部820に入力して出力信号DREQ303
及びIRQ304が生成される。以下で生成されるゲー
トの詳細を説明する。タイミング生成ゲート論理810
は、入力信号の立ち上がりを基にSRフリップフロップ
でラッチできる最少幅分のワンショット信号を生成する
ワンショット信号生成マクロ811、出力信号の変化時
刻までの経過時間と等しいディレイ時間を持つゲート8
12、813、および815、同一出力信号に対する同
一信号変化(時刻は異なる)用のワンショット信号をま
とめるORゲート814から構成される。フリップフロ
ップ部820は、出力信号DREQ303及びIRQ3
04にそれぞれ対応するSRフリップフロップ821及
び822から構成される。
作成されるゲートレベル論理の例である。入力信号DA
CK302は、上記ステップ113で生成されたタイミ
ング生成ゲート論理810を通って、各出力信号の変化
タイミングで発生するワンショットパルスに変換され
る。この信号を上記ステップ114で生成されたフリッ
プフロップ部820に入力して出力信号DREQ303
及びIRQ304が生成される。以下で生成されるゲー
トの詳細を説明する。タイミング生成ゲート論理810
は、入力信号の立ち上がりを基にSRフリップフロップ
でラッチできる最少幅分のワンショット信号を生成する
ワンショット信号生成マクロ811、出力信号の変化時
刻までの経過時間と等しいディレイ時間を持つゲート8
12、813、および815、同一出力信号に対する同
一信号変化(時刻は異なる)用のワンショット信号をま
とめるORゲート814から構成される。フリップフロ
ップ部820は、出力信号DREQ303及びIRQ3
04にそれぞれ対応するSRフリップフロップ821及
び822から構成される。
【0027】ステップ103:本ステップではタイムチ
ャート記述の全ブロックの処理が終了したかを調べ、終
了していた場合はタイムチャート論理展開処理を終了す
る。
ャート記述の全ブロックの処理が終了したかを調べ、終
了していた場合はタイムチャート論理展開処理を終了す
る。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、周辺論理の外部仕様を
表すタイムチャートを直接ゲート論理に展開することが
できるので設計対象論理のゲート論理とマージしてシミ
ュレーションエンジンを用いてシミュレーションできる
ため、システム全体の論理シミュレーションを高速に実
行できるという効果がある。
表すタイムチャートを直接ゲート論理に展開することが
できるので設計対象論理のゲート論理とマージしてシミ
ュレーションエンジンを用いてシミュレーションできる
ため、システム全体の論理シミュレーションを高速に実
行できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例としてのタイムチャート論理
展開の概略処理フローである。
展開の概略処理フローである。
【図2】本発明の一実施例としての論理検証対象全体の
構成図である。
構成図である。
【図3】本発明の一実施例としての周辺論理の外部仕様
の一例としてのタイムチャートである。
の一例としてのタイムチャートである。
【図4】本発明の一実施例としてのゲートレベル論理シ
ミュレータを実行する機器構成の一例を示す図である。
ミュレータを実行する機器構成の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例としてのゲートレベル論理シ
ミュレータの概略処理フローである。
ミュレータの概略処理フローである。
【図6】本発明の一実施例としてのタイムチャート記述
による論理動作記述図である。
による論理動作記述図である。
【図7】本発明の一実施例としてのタイムチャート記述
から作成される論理動作ファイルを示す図である。
から作成される論理動作ファイルを示す図である。
【図8】本発明の一実施例としてのタイムチャート記述
から展開されるゲート論理のゲートを示す図である。
から展開されるゲート論理のゲートを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 亘孝 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 大江 公夫 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内
Claims (1)
- 【請求項1】設計対象論理とその周辺論理を含めた装置
全体をゲート論理回路レベルでシミュレーションを行う
システムにおいて、周辺論理については、設計対象論理
と当該周辺論理とのインタフェース情報であるタイムチ
ャート記述を論理動作記述とし、この記述から直接論理
シミュレーション用ゲート論理回路を生成する際、外部
との、信号線接続を表わすブロック部とその出力信号の
信号変化を記述するタイムチャート部からなる前記タイ
ムチャート記述を入力する第一のステップと、前記タイ
ムチャート記述からトリガとする入力信号名、出力信号
名、及び出力信号の変化タイミングからなるタイムチャ
ート要素テーブルを作成する第2のステップと、当該タ
イムチャート要素テーブルの出力信号の変化タイミング
から、当該変化タイミングに合わせてパルス信号を発生
させるゲート論理回路を生成する第3のステップと、前
記パルス信号をラッチして、当該タイムチャート記述の
機能を実現するフリップフロップを生成する第4のステ
ップとからなることを特徴とする論理シミュレーション
用ゲート論理回路生成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4123212A JPH05324754A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 論理シミュレーション用ゲート論理回路生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4123212A JPH05324754A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 論理シミュレーション用ゲート論理回路生成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05324754A true JPH05324754A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14854977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4123212A Withdrawn JPH05324754A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 論理シミュレーション用ゲート論理回路生成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05324754A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4836648A (en) * | 1987-03-06 | 1989-06-06 | Kabushiki Kaisha Matsuyama Seisakusho | Anti-glare rearview assembly for motor vehicles |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP4123212A patent/JPH05324754A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4836648A (en) * | 1987-03-06 | 1989-06-06 | Kabushiki Kaisha Matsuyama Seisakusho | Anti-glare rearview assembly for motor vehicles |
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