JPH0532440B2 - - Google Patents

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JPH0532440B2
JPH0532440B2 JP60106827A JP10682785A JPH0532440B2 JP H0532440 B2 JPH0532440 B2 JP H0532440B2 JP 60106827 A JP60106827 A JP 60106827A JP 10682785 A JP10682785 A JP 10682785A JP H0532440 B2 JPH0532440 B2 JP H0532440B2
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oakmoss
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moss
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Juji Terajima
Katsuhiko Tokuda
Shoji Nakamura
Keiichi Uehara
Hideyuki Ichikawa
Shinobu Iwagami
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Shiseido Co Ltd
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Description

【発明の詳现な説明】
〔産業䞊の利甚分野〕 本発明は、䜎接觊感䜜原性モス油の補造法に関
する。本発明においお「モス油」ずは、暹皮に着
生するモスから溶媒抜出によ぀お埗られる抜出油
のこずであり、䞀般的には、オヌクモス油、トリ
ヌモス油、シダヌモス油、䞭囜産のモス油等を蚀
う。たた、本発明はアブ゜リナヌト油及びそれを
脱色凊理したカラレス油に奜適に適甚するこずが
できる。 〔埓来技術〕 オヌクモスOakmossMousse de chene、
孊名Evernia Prunastri L.Achは、叀代゚ゞプ
トにおいおは、パンを぀くるのに甚いられ、さら
に12䞖玀には䞇胜薬ずしお、オリ゚ント党域に広
が぀たず蚀われおいる。 珟圚、オヌクモスは、重芁な銙料玠材の䞀぀で
あり、オヌクモス油はフレグランス補品、化粧
品、石ケン、掗浄剀等の調合銙料においお極めお
幅広く利甚されおいる。たた、トリヌモス
TreemossMousse d′arbre、孊名
Pseudoevernia furfuracea L.Zopf、シダヌモ
スCedarmossに぀いおもオヌクモス類䌌玠
材ずしお、オヌクモス同様に幅広く甚いられおい
る。たた、最近では、䞭囜のモス、䞭囜橡苔号
Evernia mesormopha、同じく号
Cetrariastrum nepalensisも䜿甚され始めお
いる。 䞀般にモス油は、シプレヌタむプず呌ばれる匂
いのタむプの構成芁玠ずしお䞍可欠であり、た
た、ベヌスノヌトずしおも、銙りの巟、重厚感を
出すためによく甚いられる銙料である。埓぀お、
消費量が倚い銙料の䞀぀であり、アメリカでの消
費量の幎間50トン〔オヌクモス油34トン、トリヌ
モス油16トンMonographs on Fragrance
Raw MaterialsEdited by D.L.Opdyke
Pergamon Press1979〕ず蚀われおいる。日本
には、倚くの堎合、調合銙料に配合された圢で茞
入されおいる。 〔発明が解決しようずする課題〕 しかしながら、モス油は、近幎化粧品皮膚炎の
原因の䞀぀ずしおあげられ、皮膚科孊的にもその
接觊感䜜原性以䞋感䜜性ず略すが問題ずな぀
おおり、䟋えば䞋蚘(1)〜(3)の文献に瀺すように倚
くの報告がなされおいる。 (1) I.DahlquistS.FregertContact allergy
to aktranorin in lichens and perfumes
Contact Dermatitis、、1111980 (2) P.ThuneY.Solberg et alPerfume
allergy due to oakmoss and other lichens
Contact Dermatitis、、3961982 (3) M.SandbergP.ThuneThe sensitizing
capacity of atranorinContach
Dermatitis、11、1681984 本発明者らは、珟圚垂販されおいる䞀般的なモ
ス油を䟋にずり、その感䜜性詊隓を行い、これら
のモス油が非垞に匷い感䜜性を有しおいるこずを
確認した埌述の比范䟋参照。 埓぀お、本発明は倩然のモス油の感䜜性を枛少
せしめた䜎接觊感䜜原性モス油の補造法を提䟛す
るこずを目的ずする。 本発明に埓えば、接觊氎玠添加凊理及びアルカ
リ分解凊理の少なくずも䞀方による凊理ず、カラ
ムクロマトグラフむヌ分取及びGPC分取の少な
くずも䞀぀の凊理ずを甚いお、モス油を凊理する
こずによ぀おヘマトメヌト類及び䞋蚘のゲルパヌ
ミむ゚むシペンクロマトグラフむヌのクロマトグ
ラムにおいお40.5〜45カりントの物質以䞋、
矀物質ずいうを含たない䜎接觊感䜜原性モス油
を補造する方法が提䟛される。 機皮東掋曹達工業HLC−802UR、カラム
TSKGEL G2000H8を本盎列、カラム枩床
40℃、溶媒テトラヒドロフランTHF、流
速1.2mlmin.、圧力90Kgcm2、サンプル濃
床0.2〜THF溶液、泚入量100Ό、
怜出噚瀺差屈折デむテクタヌ 本発明者らは、前蚘した事情に鑑み、感䜜性の
少ないモス油を補造すべく鋭意怜蚎し、モス油の
分画ずその分画物に぀いおの感䜜性テストを行぀
た結果、感䜜性物質が特定の画分に集䞭しおいる
こずを芋出した埌述の比范䟋参照。 さらに本発明者らは、前蚘感䜜性物質を远求
し、皮々の基瀎的な怜蚎を行぀た結果、前蚘した
特定の画分における感䜜性物質が、以䞋に瀺す゚
チルヘマトメヌト及び゚チルクロロヘマトメヌト
であるこずを芋出した。 オヌクモス油の感䜜原物質は、䞀般的には、前
述の文献(1)(3)にあるように、䞻にアトラノリン
であるずいわれおいる。 しかしながら、本発明者らは、倚くの倩然モス
油アブ゜リナヌト、カラレス油に察しおの分
析を行぀た結果、アトラノリンは倩然モス油䞭に
ほずんど含たれおいない含たれおいおも0.1
以䞋こずを芋出した。 埓぀お、アトラノリンそのものは感䜜性物質ず
考えられるが、その含有量をも含めお考え合わせ
るず、アトラノリンは倩然モス油の感䜜性をほず
んど説明しおいないこずが明らかにな぀た埌述
の比范䟋参照。 そこで、本発明者らは、゚チルヘマトメヌトず
゚チルクロロヘマトメヌト以䞋ヘマトメヌト類
ず略すが接觊氎玠添加以埌氎添ず略すする
こずにより他の化合物に転化するこずを出発点ず
しお、その他の画分を皮々の分離操䜜を駆䜿しお
陀去したり、あるいはアルカリによる分解凊理
以䞋アルカリ凊理ず略すしたり、さらにそれ
らの凊理を組み合わせるこずを怜蚎した結果、モ
ス油の感䜜性が䜎枛し、しかもモス油本来の銙り
は保たれるこずを芋出し、これらの知芋に基づい
お本発明を完成するに至぀た。 以䞋に代衚䟋の凊理に぀いお列蚘する。 (1) 氎添凊理 䞀般に氎添法には、反応圧力から分類しお、垞
圧法ず高圧法がある。本発明者らは、ヘマトメヌ
ト類の氎添を䞭心に怜蚎し、垞圧においおも適切
な觊媒を遞択すれば、定量的に反応が進むこずを
確認した。ただし、倧量に氎添する堎合は高圧法
を利甚するのが有利である。しかし、銙りに関䞎
する成分が熱分解する恐れがあるため、反応枩床
が100℃を越えるこずは避ける方が望たしい。 觊媒ずしおは、Niず癜金系金属PtPd
RhRu觊媒が䞻に甚いられる。その䞭でも奜
たしいのは、10パラゞりム担持掻性炭以䞋、
10Pdず略す及びラネヌNi觊媒である。
觊媒の䜿甚量には特に限定はないが、代衚的に
は、詊料の〜20重量である。 溶媒は、メタノヌル、゚タノヌルなどを甚い、
反応時の詊料濃床は〜30が適圓である。反応
は宀枩で〜24時間行うこずによ぀お定量的に氎
添される。 (2) アルカリ凊理 モス油をアルカリ−アルコヌル溶液䞭でアルコ
ヌル分解する。この凊理に甚いるアルカリずしお
は、奜たしくは氎酞化ナトリりムNaOH、氎
酞化カリりムKOHなどを甚い、アルコヌル
ずしおは、奜たしくはメタノヌル、゚タノヌルな
どを甚いる。 アルカリ凊理は、モス油を䜎感䜜化したり、あ
るいは、堎合によ぀おは続いお実斜する氎添反応
がより広範な化合物に察しお進むこずを助ける。 アルカリ溶液の奜たしい濃床は、10-2〜10-4N
であり、詊料濃床は、0.01〜1.0が適しおいる。
凊理枩床は奜たしくは宀枩〜50℃であり、凊理時
間は12〜48時間が適しおいる。 (3) カラムクロマトグラフむヌ分取 これはモス油を掻性炭、掻性癜土、シリカゲ
ル、合成吞着剀たずえば、ロヌムアンドハヌス
瀟補 AMBERLITE XADシリヌズ、むオン亀
換暹脂たずえば、ロヌムアンドハヌス瀟補
AMBERLYSTシリヌズ等の吞着剀を充填した
カラムを甚い、䜎極性溶媒たずえば、ペンタ
ン、ヘキサン、ベンれン、゚ヌテル等で凊理す
る方法である。ずくに奜たしい吞着剀ずしおは、
シリカゲルメルク瀟補Kieselgel60が挙げら
れる。 䞊蚘カラムクロマトグラフむヌ分取により、
矀物質を含たないモス油が埗られる。収率は、䟋
えばアブ゜リナヌトオヌクモス油においお、40〜
50皋床である。 (4) GPC分取 これはモス油を、GPCで分取するこずにより、
䜎感䜜性ずする方法である。 カラムは、代衚的なものずしお有機溶媒甚
GPCカラムで、排陀限界は×103から×104の
ものを䜿甚するのが奜たしく、溶媒はテトロヒド
ロフラン、クロロホルムなどを䜿うのが適圓であ
る。RI瀺差屈折デむテクタヌによるクロマト
グラムのパタヌンに埓぀お、矀物質を陀くこず
ができる。たずえば、アブ゜リナヌトオヌクモス
油においお、矀物質を陀いた堎合、収率は、60
皋床である。 䞊蚘(2)で瀺した方法は氎添凊理ず、たた、䞊蚘
(3)及び(4)で瀺した方法は、氎添凊理及び又はア
ルカリ凊理ず組み合わせお甚いるず、より䜎感䜜
性のモス油が埗られる。 〔比范䟋及び実斜䟋〕 次に、比范䟋及び実斜䟋を挙げお本発明をより
詳现に説明するが、本発明の技術的範囲をこれら
の実斜䟋に限定するものでないこずはいうたでも
ない。なお、以䞋の䟋においお「」は特にこず
わらない限り「重量」を瀺す。 比范䟋  䞀般に垂販されおいるアブ゜リナヌト及びカラ
レスのオヌクモス油、トリヌモス油、シダヌモス
油を䟋にずり、その感䜜性詊隓を行぀た。結果を
衚に瀺す。衚から明らかなように、倩然モス
油は、匷い感䜜性を有しおいるこずが明らかにな
぀た。
【衚】 なお、感䜜性の詊隓は、次の方法で実斜した。 詊隓方法−モルモツト感䜜性詊隓 䜓重380〜450の健垞なハヌトレむ系アルビノ
モルモツト矀10匹を䜿甚し、Modified
Maximization TestSatoY.et al
modified technique of guinea pig testing to
identify delayed hypersensitivity allergens
Contact Darmatitis、225−237、1981に
準じ行぀た。 たず、感䜜凊眮を次のように行぀た。フロむン
ド完党アゞナバントFreund′s Complete
adjuvant Difco瀟補以䞋FCAず略すを剃毛
したモルモツト頚郚に、0.1mlづ぀点皮内泚射
した。泚射郚䜍の角質局に“”型の傷を぀け、
被隓物質の0.1mlをリント垃トリむパツチテス
ト甚絆創膏にずり、泚射郚䜍のケ所を72時間
貌垃した。 皮内泚射日埌、泚射郚䜍を剃毛し、10
ラりリル硫酞゜ヌダの癜色ワセリンを0.2
塗垃した。 翌日、泚射郚䜍に10の被隓物質の
アセトン溶液0.2mlを塗垃し、48時間閉塞䞋に眮
き、感䜜凊理を終了した。 誘発詊隓は、皮内泚射21日埌、各濃床の被隓物
質アセトン溶液10Όを剃毛した背郚皮膚に開攟
䞋に塗垃し行぀た。 各詊隓に際しおは、察照動物ずしお感䜜凊眮時
に、FCAを等量の氎で乳化した乳化液のみを皮
内泚射しおおいた10匹の動物に、前蚘同様の誘発
詊隓を同時に行い、被隓物質の非特異的皮膚刺激
性反応を区別した。刀定は塗垃埌24及び48時間目
に䞋蚘の刀定基準に埓぀お行぀た。 刀定基準 (1) 玅斑及び痂皮の圢成 評 䟡 玅斑の党く認められないもの    僅かな玅斑が認められるもの    明らかな玅斑が認められるもの    匷い玅斑が認められるもの    匷い玅斑に痂皮を䌎぀たもの    (2) 浮腫の圢成 評 䟡 浮腫の党く認められないもの    僅かな浮腫が認められるもの    明らかな浮腫が認められるもの    匷い浮腫が認められるもの    感䜜率陜性反応動物数実隓動物数 平均評䟡点Σ玅斑の評点浮腫の評点実隓動
物数 比范䟋  第図にアブ゜リナヌトオヌクモス油No.
のGPCクロマトグラム及びGPC分取したフラク
シペンを瀺す。第図及び第図にそれぞれ、衚
で瀺したアブ゜リナヌトトリヌモス油、アブ゜
リナヌトシダヌモス油のGPCクロマトグラム及
びGPC分取したフラクシペンを瀺す。これらの
倩然モス油は䞀般に含有成分が類䌌しおいるた
め、よく䌌たクロマトグラムを䞎える。 たた、第図にカラレスモス油の代衚䟋ずし
お、衚で瀺したカラレスオヌクモス油のGPC
クロマトグラム及びGPC分取したフラクシペン
を瀺す。他のカラレスモス油も類䌌したクロマト
グラムを䞎えた。 GPC分取の条件は、前述ず同様であり、分取
時のサンプル泚入濃床は20である。衚に、第
図に瀺したごずくGPC分取しお埗られた、ア
ブ゜リナヌトオヌクモス油No.の各フラクシ
ペンの感䜜性詊隓結果を瀺す。 なお、誘発詊隓濃床は、各フラクシペンの党䜓
に察する構成比に察応させ、合わせお1.0にな
るように割り圓おた。この方法により、どのフラ
クシペンが党䜓の感䜜性に圱響を䞎えおいるかが
明らかにな぀た。
【衚】 衚によれば、−ず−が匷い感䜜性を
も぀おいるこずが明らかにな぀た。この傟向は、
他のアブ゜リナヌト油、すなわちトリヌモス油及
びシダヌモス油においおも同様であ぀た。 たた、カラレスオヌクモス油を第図に瀺した
ようにGPC分取し、埗られた各フラクシペンの
感䜜性詊隓を行぀た。 その結果、−ず−が匷い感䜜性を瀺す
ずいう、アブ゜リナヌトオヌクモス油ず同様な傟
向を瀺したが、−の郚分が量的に少ないた
め、−の平均評䟡点は、アブ゜リナヌトオヌ
クモス油に比べ分の皋床であ぀た。 そこで、本発明者らは、衚における−を
矀物質ず名付けた。たた、−の含有成分を
分析し、各成分の感䜜性を怜蚎した結果、−
に含有される感䜜原物質が゚チルヘマトメヌト及
び゚チルクロロヘマトメヌトであるこずを発芋し
た。これらの化合物のマススペクトルを第図に
瀺す。 次に、゚チルヘマトメヌト及び゚チルクロロヘ
マトメヌトの感䜜性詊隓結果を衚に瀺す。
【衚】 衚は、゚チルヘマトメヌト、゚チルクロロヘ
マトメヌトが非垞に䜎い濃床においおも匷い感䜜
性を持぀こずを瀺す。 䞀方、䞀般にオヌクモス油䞭の感䜜原物質ずし
お知られおいるアトラノリンは、含たれおいるず
すれば、第図の−の䞭に存圚する。 しかし、衚によれば、−は感䜜性が匱い
ず刀断できる。すなわち、アトラノリンは、アブ
゜リナヌトオヌクモス油No.の感䜜性をほず
んど説明しおいないこずが明らかにな぀た。この
結果は、他のモス油及びカラレス油においおも同
様であ぀た。 参考䟋  氎添凊理 比范䟋で甚いたカラレスオヌクモス油10を
蒞留粟補゚タノヌル35mlに溶解させ、その溶液を
100ml䞉ツ口䞞底フラスコに入れ、觊媒10Pd
、を添加した。この溶液をスタヌラヌで撹
拌しながら、宀枩、垞圧、氎玠雰囲気䞋で24時間
攟眮し、24時間埌、反応溶液をろ玙を敷いたガラ
スろ過噚円筒ロヌト圢によりろ過した。な
お、掗浄は99.5゚タノヌル90mlを回に分けお
行぀た。埗られたろ液及び掗浄しお埗られたろ液
を合わせお、液圧䞋で゚タノヌルを陀いたずこ
ろ、埗られた凊理油の収量は、8.6であ぀た。 氎添しお埗られたカラレスオヌクモス油氎添
−カラレスオヌクモス油ず略すの感䜜性詊隓結
果を衚に瀺す。 なお、凊理しお埗られたモス油の誘発詊隓濃床
は、凊理埌の収率に応じお決定した。ただし、数
倚くの含有成分が氎添されおいるため、厳密な意
味での収率は蚈算できない。しかし、氎添凊理前
埌の分子量の倉化は小さいので、凊理前埌の収量
の比で芋かけ䞊の収率を衚わし、以埌この芋かけ
䞊の収率を本明现曞における収率ずした。たずえ
ば、収率が50ならば、0.5で詊隓を行぀た。
以埌、同様な考え方に基づいお感䜜性詊隓を行぀
た。
【衚】 衚に瀺すように、氎添するのみで、感䜜性の
䜎いカラレスオヌクモス油が埗られた。 次に、氎添−カラレスオヌクモス油ず凊理前の
カラレスオヌクモス油の匂いに぀いお官胜テスト
を行぀た。テスストは人の専門パネラヌにより
実斜した。その結果、凊理埌のオヌクモス油の匂
いは、凊理前のオヌクモス油の匂いず差がなく良
奜なものであ぀た。 たた、他のカラレス油も、同様な凊理をするこ
ずにより、感䜜性の䜎いモス油が埗られた。これ
に぀いおも、前述した官胜テストを実斜したが、
凊理埌のモス油の匂いは、凊理前のモス油ず差が
なく良奜なものであ぀た。 参考䟋  アルカリ凊理 比范䟋で甚いたカラレスオヌクモス油10を
10-3NNaOH゚タノヌル溶液20に溶解させ、50
℃恒枩槜に24時間攟眮した。24時間埌、0.5N
HClで䞭和し、溶媒を枛圧䞋で陀き、さらに、ア
セトンで抜出し、ろ過した埌、枛圧䞋でアセトン
を陀いた。アルカリ凊理以埌衚䞭ALず略す
しお埗られた凊理油の収量は、9.6であ぀た。 埗られたカラレスオヌクモス油AL−カラレ
スオヌクモス油ず略すの感䜜性詊隓結果を衚
に瀺す。
【衚】 衚に瀺すように、アルカリ凊理するこずによ
぀お、感䜜性の䜎いカラレスオヌクモス油が埗ら
れた。 次に匂いに぀いお、前述した官胜テストを実斜
したが、凊理埌のオヌクモス油の匂いは、凊理前
のオヌクモス油ず差がなく良奜なものであ぀た。 実斜䟋  氎添凊理ずGPC分取の組み合わせ 比范䟋で甚いたアブ゜リナヌトオヌクモス油
No.10を、参考䟋で瀺したず同様な条件
により氎添凊理した。この時埗られた凊理油の収
量は、9.3であ぀た。 この凊理油をTHFに溶かし、20溶
液ずした。この溶液を前述したGPC分析条件に
埓い、第図に瀺した−−矀物
質を陀いお分取した。この凊理で埗られた収量
は、4.5であ぀た。 最終的に埗られたオヌクモス油氎添−GPC
分取−オヌクモス油ず略すの感䜜性詊隓結果を
衚に瀺す。
【衚】 衚に瀺すように、氎添凊理ずGPC分取を組
み合わせるこずによ぀お、倧幅に感䜜性の䜎いア
ブ゜リナヌトオヌクモス油が埗られた。 次に匂いに぀いお、前述した官胜テストを実斜
したが、凊理埌のオヌクモス油の匂いは、凊理前
のオヌクモス油ず差がなく良奜なものであ぀た。 実斜䟋  カラムクロマトグラフむヌ分取ず氎添凊理の
組み合わせ 比范䟋で甚いたアブ゜リナヌトオヌクモス油
No.10をシリカゲルメルク瀟補
Kieselgel60200を充填したカラムにおいお、
溶媒〔ヘキサン、ヘキサン゚ヌテル
9010、ヘキサン゚ヌテル8020
〕を甚いお、カラムクロマトグラフむヌ以
埌衚䞭はCCず略す分取にかけた。収量は4.3
であり、この凊理で埗られたオヌクモス油は、第
図で瀺した矀物質を含有しおいなか぀た。た
た、この凊理油は、匂いの面からみおも、凊理前
の匂いず倉わらない良奜な匂いを持぀おいた。し
かし、この凊理油は、第図のHPLCのクロマト
グラム分析条件は衚参照に瀺すように、感
䜜原物質ぞマトメヌト類を含んでいた。 そこで、䞊述の凊理油4.3を蒞留粟補した゚
タノヌル20mlに溶解させ、10Pdを0.4添
加し、参考䟋ず同様にしお、氎添凊理を実斜し
たずころ、収量は3.8であ぀た。
【衚】 最終的に埗られたオヌクモス油CC−氎添オ
ヌクモス油(1)ず略すの感䜜性詊隓結果を衚に
瀺す。
【衚】 衚に瀺すように、カラムクロマトグラフむヌ
分取ず氎添凊理を組み合わせるこずによ぀お、倧
幅に感䜜性の䜎いアブ゜リナヌトオヌクモス油が
埗られた。 たた、埗られたCC−氎添オヌクモス油の
HPLCクロマトグラムを第図に瀺す。第図及
び第図を比范するこずにより、ヘマトメヌト類
が他の化合物に転化しおいるこずが明らかにな぀
た。 次に匂いに぀いお、前述した官胜テストを実斜
したが、凊理埌のオヌクモス油の匂いは、凊理前
のオヌクモス油ず差がなく良奜なものであ぀た。 実斜䟋  カラムクロマトグラフむヌ分取ず氎添凊理の
組み合わせ 比范䟋で甚いたアブ゜リナヌトオヌクモス油
No.10をシリカゲルメルク瀟補
Kieselgel60200を充填したカラムにおいお、
溶媒〔ヘキサン、ヘキサン゚ヌテル
9010、ヘキサン゚ヌテル8020
、ヘキサン゚ヌテル7030〕を甚
いお、カラムクロマトグラフむヌ分取にかけた。 収量は5.4であり、この凊理で埗られたオヌ
クモス油は、第図で瀺した矀物質を含有しお
いなか぀た。たた、この凊理油は、匂いの面から
みおも、凊理前の匂いず倉わらない良奜な匂いを
持぀おいた。しかし、この凊理油は、実斜䟋ず
同様にヘマトメヌト類を含んでいた。 そこで、䞊述の凊理油5.4を蒞留粟補した゚
タノヌル20mlに溶解させ、ラネヌNiW6を0.5
添加し、参考䟋ず同様にしお、氎添凊理を実
斜した。収量は、4.7であ぀た。 最終的に埗られたオヌクモス油CC−氎添オ
ヌクモス油(2)ず略すの感䜜性詊隓結果を衚に
瀺す。
【衚】 衚に瀺すように、カラムクロマトグラフむヌ
分取ず氎添凊理を組み合わせるこずによ぀お、倧
幅に感䜜性の䜎いアブ゜リナヌトオヌクモス油が
埗られた。 次に匂いに぀いお、前述した官胜テストを実斜
したが、凊理埌のオヌクモス油の匂いは、凊理前
のオヌクモス油ず差がなく良奜なものであ぀た。 実斜䟋  カラムクロマトグラフむヌ分取ず氎添凊理の
組み合わせ 比范䟋で甚いたアブ゜リナヌトトリヌモス油
10をシリカゲルメルク瀟補Kieselgel60200
を充填したカラムにおいお、溶媒〔ヘキサ
ン、ヘキサン゚ヌテル9010、ヘ
キサン゚ヌテル8020〕を甚いお、カ
ラムクロマトグラフむヌ分取にかけた。収量は、
3.5であり、この凊理で埗られたトリヌモス油
は、第図で瀺した矀物質を含有しおいなか぀
た。たた、この凊理油は、匂いの面からみおも、
凊理前の匂いず倉わらない良奜な匂いを持぀おい
た。しかし、この凊理油は、実斜䟋ず同様にヘ
マトメヌト類を含んでいた。 そこで、䞊述の凊理油3.5を蒞留粟補した゚
タノヌル20mlに溶解させ、10Pdを0.4添
加し、参考䟋ず同様にしお、氎添凊理を実斜し
たずころ、収量は3.0であ぀た。 最終的に埗られたトリヌモス油CC−氎添ト
リヌモス油ず略すの感䜜性詊隓結果を衚10に瀺
す。
【衚】 è¡š10に瀺すように、カラムクロマトグラフむヌ
分取ず氎添凊理を組み合わせるこずによ぀お、倧
幅に感䜜性の䜎いアブ゜リナヌトトリヌモス油が
埗られた。 次に匂いに぀いお、前述した官胜テストを実斜
したが、凊理埌のトリヌモス油の匂いは、凊理前
のトリヌモス油ず差がなく良奜なものであ぀た。 実斜䟋  カラムクロマトグラフむヌ分取、アルカリ凊
理、氎添凊理の組み合わせ 比范䟋で甚いたアブ゜リナヌトオヌクモス油
No.10をシリカゲルメルク瀟補
Kieselgel60200を充填したカラムにおいお、
溶媒〔ヘキサン、ヘキサン゚ヌテル
9010、ヘキサン゚ヌテル8020
〕を甚いお、カラムクロマトグラフむヌ分取
にかけた。収量は、4.4であり、この凊理で埗
られたオヌクモス油は、第図で瀺した矀物質
を含有しおいなか぀た。たた、この凊理油は、匂
いの面からみおも、凊理前の匂いず倉わらない良
奜な匂いを持぀おいた。 次に、この凊理油4.4を10-3NNaOH゚タノ
ヌル溶液8.8に溶解させ、50℃恒枩槜に24時間
攟眮した。24時間埌、0.5N HClで䞭和し、溶媒
を枛圧䞋で陀き、さらに、アセトンで抜出し、ろ
過した埌、枛圧䞋でアセトンを陀いた。アルカリ
凊理しお埗られたオヌクモス油の収量は3.7で
あ぀た。 この凊理油3.7を蒞留粟補した゚タノヌル20
mlに溶解させ、10Pdを0.3添加し、参考
䟋ず同様にしお、氎添凊理を実斜したずころ、
収量は3.4であ぀た。 最終的に埗られたオヌクモス油CC−AL−氎
添オヌクモス油ず略すの感䜜性詊隓結果を衚11
に瀺す。
【衚】 è¡š11に瀺すように、カラムクロマトグラフむヌ
分取、アルカリ凊理、氎添凊理を組み合わせるこ
ずによ぀お、倧幅に感䜜性の䜎いアブ゜リナヌト
オヌクモス油が埗られた。 次に匂いに぀いお、前述した官胜テストを実斜
したが、凊理埌のオヌクモス油の匂いは、凊理前
のオヌクモス油ず差がなく良奜なものであ぀た。 実斜䟋  カラムクロマトグラフむヌ分取、アルカリ凊
理、氎添凊理の組み合わせ 比范䟋で甚いたアブ゜リナヌトトリヌモス油
10をシリカゲルメルク瀟補Kieselgel60200
を充填したカラムにおいお、溶媒〔ヘキサ
ン、ヘキサン゚ヌテル9010、ヘ
キサン゚ヌテル8020〕を甚いお、カ
ラムクロマトグラフむヌ分取にかけた。収量は、
3.6であり、この凊理で埗られたオヌクモス油
は、第図で瀺した矀物質を含有しおいなか぀
た。たた、この凊理油は、匂いの面からみおも、
凊理前の匂いず倉わらない良奜な匂いを持぀おい
た。 次に、この凊理油3.6を10-3NNaOH゚タノ
ヌル溶液7.2に溶解させ、50℃恒枩槜に24時間
攟眮した。24時間埌、0.5N HClで䞭和し、溶液
を枛圧䞋で陀き、さらに、アセトンで抜出し、ろ
過した埌、枛圧䞋でアセトンを陀いた。アルカリ
凊理しお埗られたオヌクモス油の収量は3.0で
あ぀た。 この凊理油3.0を蒞留粟補した゚タノヌル20
mlに溶解させ、10Pdを0.3添加し、参考
䟋ず同様にしお、氎添凊理を実斜した。収量
は、2.7であ぀た。 最終的に埗られたトリヌモス油CC−AL−氎
添トリヌモス油ず略すの感䜜性詊隓結果を衚12
に瀺す。
【衚】 è¡š12に瀺すように、カラムクロマトグラフむヌ
分取、アルカリ凊理、氎添凊理を組み合わせるこ
ずによ぀お、倧幅に感䜜性の䜎いアブ゜リナヌト
トリヌモス油が埗られた。 次に匂いに぀いお、前述した官胜テストを実斜
したが、凊理埌のトリヌモス油の匂いは、凊理前
のトリヌモス油ず差がなく良奜なものであ぀た。 実斜䟋  カラムクロマトグラフむヌ分取、アルカリ凊
理の組み合わせ 比范䟋で甚いたアブ゜リナヌトオヌクモス油
No.10をシリカゲルメルク瀟補
Kieselgel60200を充填したカラムにおいお、
溶媒〔ヘキサン、ヘキサン゚ヌテル
9010、ヘキサン゚ヌテル8020
〕を甚いお、カラムクロマトグラフむヌ分取
にかけた。なお、これ以埌は、カラムクロマトグ
ラフむヌ分取においお、ヘキサン゚ヌテル流出
分のみの凊理を行぀た。収量は3.3であり、こ
の凊理で埗られたオヌクモス油は、第図で瀺し
た矀物質を含有しおおらず、たた、この凊理油
は、匂いの面からみおも、凊理前の匂いず倉わら
ない良奜な匂いを持぀おいた。 次に、この凊理油3.3を10-3NNaOH゚タノ
ヌル溶液6.6に溶解させ、50℃恒枩槜に24時間
攟眮した。24時間埌、0.5N HClで䞭和し、溶媒
を枛圧䞋で陀き、さらに、アセトンで抜出し、ろ
過した埌、枛圧䞋でアセトンを陀いた。アルカリ
凊理しお埗られたオヌクモス油の収量は2.8で
あ぀た。 最終的に埗られたオヌクモス油CC−AL−オ
ヌクモス油ず略すの感䜜性詊隓結果を衚13に瀺
す。
【衚】 è¡š13に瀺すように、カラムクロマトグラフむヌ
分取、アルカリ凊理を組み合わせるこずによ぀
お、感䜜性の䜎いアブ゜リナヌトオヌクモス油が
埗られた。 次に匂いに぀いお、前述した官胜テストを実斜
したが、凊理埌のオヌクモス油の匂いは、凊理前
のオヌクモス油ず差がなく良奜なものであ぀た。 実斜䟋  カラムクロマトグラフむヌ分取ず氎添凊理の
組み合わせ 比范䟋で甚いたアブ゜リナヌトオヌクモス油
No.100をSephadex LH−20Pharmacia
Fine Chemicals瀟補Kgを充填したカラムに
おいお、溶媒メタノヌル12を甚いお、カラムク
ロマトグラフむヌ分取にかけた。この時、分取す
る画分は埌半のの流出分であり、収量は41
である。 この凊理で埗られたオヌクモス油は、銙りの面
からみお、凊理前の銙りず倉わらない良奜な銙り
を持぀おいた。しかし、この凊理油は、感䜜原物
質ヘマトメヌト類等を含んでいる。 そこで、䞊述の凊理油41を蒞留粟補した゚タ
ノヌル120mlに溶解させ、ラネヌNiW4を4.0
添加し、実斜䟋ず同様にしお、氎添凊理を実斜
する。収量は38であ぀た。最終的に埗られたオ
ヌクモス油〔LH−氎添オヌクモス油ず略す〕の
感䜜性詊隓結果を衚14に瀺す。
【衚】 è¡š14に瀺すように、セフアデツクスによるカラ
ムクロマトグラフむヌ分取ず氎添凊理を組み合わ
せるこずによ぀お、倧幅に感䜜性の䜎いオヌクモ
ス油が埗られた。 たた、埗られたLH−氎添オヌクモス油を
HPLCで分析した結果、ヘマトメヌト類が他の化
合物に転化しおいるこずが明らかにな぀た。 次に匂いに぀いお、前述した官胜テストを実斜
したが、凊理埌のオヌクモス油の匂いは、凊理前
のオヌクモス油ず差がなく良奜なものであ぀た。 実斜䟋  カラムクロマトグラフむヌ分取ず氎添凊理の
組み合わせ 比范䟋で甚いたアブ゜リナヌトシダヌモス油
100をSephadex LH−20Pharmacia Fine
Chemicals瀟補Kgを充填したカラムにおい
お、溶媒メタノヌル12を甚いお、カラムクロマ
トグラフむヌ分取にかけた。この時、分取する画
分は埌半のの流出分であり、収量は37であ
る。 この凊理で埗られたシダヌモス油は、銙りの面
からみお、凊理前の銙りず倉わらない良奜な銙り
を持぀おいた。しかし、この凊理油は、感䜜原物
質ヘマトメヌト類等を含んでいる。 そこで、䞊述の凊理油37を蒞留粟補した゚タ
ノヌル110mlに溶解させ、ラネヌNiW4を4.0
添加し、実斜䟋ず同様にしお、氎添凊理を実斜
する。収量は35であ぀た。最終的に埗られたシ
ダヌモス油〔LH−氎添シダヌモス油ず略す〕の
感䜜性詊隓結果を衚15に瀺す。
【衚】 è¡š15に瀺すように、セフアデツクスによるカラ
ムクロマトグラフむヌ分取ず氎添凊理を組み合わ
せるこずによ぀お、倧幅に感䜜性の䜎いシダヌモ
ス油が埗られた。 たた、埗られたLH−氎添シダヌモス油を
HPLCで分析した結果、ヘマトメヌト類が他の化
合物に転化しおいるこずが明らかにな぀た。 次に匂いに぀いお、前述した官胜テストを実斜
したが、凊理埌のオヌクモス油の匂いは、凊理前
のオヌクモス油ず差がなく良奜なものであ぀た。 実斜䟋 12 カラムクロマトグラフむヌ分取ずアルカリ凊
理の組み合わせ 比范䟋で甚いたアブ゜リナヌトオヌクモス油
No.100をSephadex LH−20Pharmacia
Fine Chemicals瀟補Kgを充填したカラムに
おいお、クロロホルムずメタノヌルの混合溶媒
混合比10を甚いお、カラムクロマト
グラフむヌ分取にかけた。この時、分取する画分
は埌半のの流出分であり、収量は49であ
る。 この凊理で埗られたオヌクモス油は、銙りの面
からみお、凊理前の銙りず倉わらない良奜な銙り
を持぀おいた。しかし、この凊理油は、感䜜原物
質ヘマトメヌト類等を含んでいる。 そこで、この凊理油49を10-1NKOHメタノ
ヌル溶液氎含有に溶解させ、50℃恒
枩槜に時間攟眮する。時間埌、5N HClで䞭
和し、溶媒を枛圧䞋で陀く。次に、凊理油をアセ
トンで抜出し、掻性炭を添加する。アセトン抜出
液をろ過した埌、枛圧䞋でアセトンを陀く。 アルカリ凊理しお埗られたオヌクモス油の収量
は、48である。 最終的に埗られたオヌクモス油〔LH−ALオ
ヌクモス油ず略す〕の感䜜性詊隓結果を衚16に瀺
す。
【衚】 è¡š16に瀺すように、セフアデツクスによるカラ
ムクロマトグラフむヌ分取ずアルカリ凊理を組み
合わせるこずによ぀お、倧幅に感䜜性の䜎いオヌ
クモス油が埗られた。 たた、埗られたLH−ALオヌクモス油をHPLC
で分析した結果、ヘマトメヌト類が他の化合物に
転化しおいるこずが明らかにな぀た。 次に匂いに぀いお、前述した官胜テストを実斜
したが、凊理埌のオヌクモス油の匂いは、凊理前
のオヌクモス油ずわずかに差があ぀たが良奜なも
のであ぀た。 実斜䟋 13 カラムクロマトグラフむヌ分取、氎添凊理、
アルカリ凊理の組み合わせ 比范䟋で甚いたアブ゜リナヌトオヌクモス油
No.100をSephadex LH−20Pharmacia
Fine Chemicals瀟補Kgを充填したカラムに
おいお、クロロホルムずメタノヌルの混合溶媒
混合比10を甚いお、カラムクロマト
グラフむヌ分取にかけた。この時、分取する画分
を流出順に぀に分けた。それは、最初のの
流出分LH−、次のの流出分LH−
、埌半のの流出分LH−であり、
収量はそれぞれ、10、41、49である。 この凊理で埗られたLH−は、銙りの面
からみお、凊理前の銙りず倉わらない良奜な銙り
を持぀おいた。しかし、LH−は、感䜜原
物質ヘマトメヌト類等を含んでいる。 そこで、䞊述のLH−49を蒞留粟補し
た゚タノヌル120mlに溶解させ、ラネヌNiW4
を5.0添加し、実斜䟋ず同様にしお、氎添凊
理を実斜する。収量は46であ぀た。 次に、LH−41を10-1NKOHメタノヌ
ル溶液氎含有に溶解させ、50℃恒枩
槜に時間攟眮する。時間埌、5N HClで䞭和
し、溶媒を枛圧䞋で陀く。凊理されたLH−
をアセトンで抜出し、掻性炭を添加する。アセ
トン抜出液をろ過した埌、枛圧䞋でアセトンを陀
く。アルカリ凊理しお埗られたLH−の収
量は、39である。 ここで、氎添凊理されたLH−ずアルカ
リ凊理されたLH−を加えあわせお、最終
的に埗られたオヌクモス油〔LH−AL、氎添オ
ヌクモス油No.ず略す〕の感䜜性詊隓理結果
ã‚’è¡š17に瀺す。
【衚】 è¡š17に瀺すように、セフアデツクスによるカラ
ムクロマトグラフむヌ分取、氎添凊理、アルカリ
凊理を組み合わせるこずによ぀お、倧幅に感䜜性
の䜎いオヌクモス油が埗られた。このような方法
によれば、凊理前のオヌクモス油の含有成分を倧
郚分掻甚するこずができる。 たた、埗られたLH−AL、氎添オヌクモス油
をTPLCで分析した結果、ヘマトメヌト類が他の
化合物に転化しおいるこずが明らかにな぀た。 次に匂いに぀いお、前述した官胜テストを実斜
したが、凊理埌のオヌクモス油の匂いは、凊理前
のオヌクモス油ずわずかに差があ぀たが良奜なも
のであ぀た。 実斜䟋 14 氎添凊理ずカラムクロマトグラフむヌ分取の
組み合わせ 比范䟋で甚いたアブ゜リナヌトオヌクモス油
No.10を、参考䟋で瀺したず同様な条件
により氎添凊理した。この時埗られた凊理油の収
量は、9.3である。 次に、実斜䟋で瀺したず同様な条件により、
カラムクロマトグラフむヌ以埌衚䞭はCCず略
す分取にかけた。収量は、3.6であり、この
凊理で埗られたオヌクモス油は、銙りの面からみ
お、凊理前の銙りず倉わらない良奜な銙りを持぀
おいた。 最終的に埗られたオヌクモス油氎添−CCオ
ヌクモス油(1)ず略すの感䜜性詊隓結果を衚18に
瀺す。
【衚】 è¡š18に瀺すように、氎添凊理ずカラムクロマト
グラフむヌ分取を組み合わせるこずによ぀お、倧
幅に感䜜性の䜎いアブ゜リナヌトオヌクモス油が
埗られた。
【図面の簡単な説明】
第図は垂販アブ゜リナヌトオヌクモス油の
GPCクロマトグラム及びGPC分取フラクシペン
を瀺す。第図は、垂販アブ゜リナヌトトリヌモ
ス油のGPCクロマトグラム及びGPC分取フラク
シペンを瀺す。第図は、垂販アブ゜リナヌトシ
ダヌモス油のGPCクロマトグラム及びGPC分取
フラクシペンを瀺す。第図は、垂販カラレスオ
ヌクモス油のGPCクロマトグラム及びGPC分取
フラクシペンを瀺す。第図は、゚チルヘマトメ
ヌト及び゚チルクロロヘマトメヌトのマススペク
トルを瀺す。第図は、カラムクロマトグラフむ
ヌ分取によ぀お埗られたアブ゜リナヌトオヌクモ
ス油のHPLCクロマトグラムを瀺す。第図は、
カラムクロマトグラフむヌ分取ず氎添凊理の組み
合わせによ぀お埗られたアバ゜リナヌトオヌクモ
ス油のHPLCクロマトグラムを瀺す。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  接觊氎玠添加凊理及びアルカリ分解凊理の少
    なくずも䞀方による凊理ず、カラムクロマトグラ
    フむヌ分取及びゲルパヌミむ゚むシペンクロマト
    グラフむヌ分取の少なくずも䞀぀の凊理ずを甚い
    お、モス油を凊理しおヘマトメヌト類及び䞋蚘の
    ゲルパヌミむ゚むシペンクロマトグラフむヌのク
    ロマトグラムにおいお40.5〜45カりントの物質を
    含たない䜎接觊感䜜原性モス油を補造するこずを
    特城ずする方法。 機械東掋曹達工業HLC−802UR、カラム
    TSKGEL G2000H8を本盎列、カラム枩床
    40℃、溶媒テトラヒドロフランTHF、流
    速1.2mlmin.、圧力90Kgcm2、サンプル濃
    床0.2〜THF溶液、泚入量100Ό、
    怜出噚瀺差屈折デむテクタヌ。
JP10682785A 1985-05-21 1985-05-21 䜎接觊感䜜原性モス油及びその補造法 Granted JPS61266497A (ja)

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