JPH05324308A - 進捗管理支援装置 - Google Patents

進捗管理支援装置

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JPH05324308A
JPH05324308A JP4126253A JP12625392A JPH05324308A JP H05324308 A JPH05324308 A JP H05324308A JP 4126253 A JP4126253 A JP 4126253A JP 12625392 A JP12625392 A JP 12625392A JP H05324308 A JPH05324308 A JP H05324308A
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Mayumi Takeuchi
真弓 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】分散環境上で分散してプロジェクトを遂行する
際に自動的に進捗状況を管理する。 【構成】起動処理部11は、初期処理として休日情報デ
ータベース21を参照して休日でないと判断し、運用規
則データベース22の運用規則データの送信周期から送
信日であると判断した場合は、進捗報告要求書作成処理
部12が運用規則データから作成した電子メールヘッダ
と報告書フォーム集データベース23からの報告書フォ
ームを結合し、さらに報告書ホルダー24から項目を追
加し、報告書送受信処理部13は電子メールにより進捗
報告要求書を開発担当者に送信する。また、報告書送受
信処理部13は、運用状況情報データベース25に送受
信情報をその都度記録する。さらに、報告書保管処理部
14は、開発担当者から受信した進捗報告書を報告書ホ
ルダー24に格納し、報告書回収状況表示処理部15
は、運用状況情報データベース25をもとに表示処理を
行い、運用の管理を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管理者が複数の被管理
者と相互に電子メールにより進捗状況を管理する進捗管
理支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ソフトウェア開発等のプロジェク
トと遂行する上で利用される進捗管理支援装置は、作業
毎の開発ドキュメント量、作成コード行数、あるいは
「%」で示された進捗度等の進捗度データを管理者のコ
ンピュータに入力してその表示の支援をすることが多
い。
【0003】これらの進捗管理支援装置は、作業の進捗
をその成果物量や尺度による進捗量で把握することを目
的としており、進捗状況に問題が生じた場合は被管理者
である開発担当者の週報/月報あるいは口頭報告により
状況説明を受ける。
【0004】しかし、プロジェクトを分散して開発を行
う場合、ホストコンピュータに上述の進捗管理支援装置
を置き、遠隔地点からネットワークを介して、データを
入力することにより、進捗状況の問題発生を視覚的に得
ることができるが、発生した問題の状況説明を得る手段
を支援するものはない。
【0005】また、状況説明、改善策、あるいは対策等
の管理施策は、プロジェクト管理における重要なノウハ
ウであるが、週報/月報あるいは口頭報告では、情報の
整理に手間がかかり、ノウハウの再利用をすることは困
難である。
【0006】従って、プロジェクトの進捗管理を行う上
で、発生した問題に対する対策やその収集した管理行動
情報の管理を行う手段が望まれていたが、かかる手段は
なかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従
来、複数のコンピュータシステムが任意の通信媒体を介
して接続されたネットワーク上で、管理者が複数の被管
理者と相互に電子メールにより進捗状況を管理する進捗
管理支援装置において、プロジェクトを分散して作業す
る場合、進捗状況の問題発生を視覚的に得ることができ
ても、発生した問題の状況説明を得るものはなかった。
また、週報/月報や口頭報告による情報を入手しても、
この情報の整理に手間がかかり、かかる情報が有効に利
用することが困難であるという問題点があった。
【0008】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、分散環境上で分散してプロジェクトを遂行する際に
自動的に進捗状況を管理することができる進捗管理支援
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のコンピ
ュータシステムが任意の通信媒体を介して接続されたネ
ットワーク上で、電子メール通信により管理者が複数の
被管理者の進捗状況を管理する進捗管理支援装置におい
て、進捗管理支援に必要な所定の情報および受信情報が
格納されるデータベースと、起動時に前記データベース
の情報に基づいて進捗報告要求の処理実行の可否及び進
捗報告要求に必要な初期情報の自動抽出を行う起動処理
手段と、進捗報告要求書の作成処理を行う進捗報告要求
書作成処理手段と、前記電子メール通信により被管理者
に対する前記進捗報告要求書の送信および被管理者から
の進捗報告書の受信の処理を行い、送受信の結果を前記
データベースに格納する報告書送受信処理手段と、前記
報告書送受信処理手段により受信した前記進捗報告書内
のデータを整理して前記データベースへの保管処理を行
う報告書保管処理手段と、前記データベースに基づいて
前記進捗報告書の回収状況の表示処理を行う報告書回収
状況表示処理手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明は、複数のコンピュータシステムが任意
の通信媒体を介して接続されたネットワーク上で、電子
メール通信により管理者が複数の被管理者の進捗状況を
管理する進捗管理支援装置において、データベースに進
捗管理支援に必要な所定の情報および受信情報が格納さ
れ、起動処理手段が起動時に前記データベースの情報に
基づいて進捗報告要求の処理実行の可否及び進捗報告要
求に必要な初期情報の自動抽出を行い、進捗報告要求書
作成処理手段が進捗報告要求書の作成処理を行い、報告
書送受信処理手段が前記電子メール通信により被管理者
に対する前記進捗報告要求書の送信および被管理者から
の進捗報告書の受信の処理を行い、送受信の結果を前記
データベースに格納し、報告書保管処理手段が前記報告
書送受信処理手段により受信した前記進捗報告書内のデ
ータを整理して前記データベースへの保管処理を行い、
報告書回収状況表示処理手段が前記データベースに基づ
いて前記進捗報告書の回収状況の表示処理を行う。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例である進捗管理
支援装置の構成ブロック図である。図1において、進捗
管理支援装置は、システム処理部1、データベース部2
および入出力部3から構成される。この構成による進捗
管理支援装置は、通信媒体4を介して分散配置された他
のコンピュータシステム5−1〜5−nに接続されてい
る。そして、進捗管理支援装置と他のコンピュータシス
テム5−1〜5−nは電子メールで通信することができ
る。ここで、進捗管理支援装置は、プロジェクトの管理
者が使用するもので、他のコンピュータシステムは、被
管理者が使用するもので、例えばプロジェクトの分散開
発者などが利用することになる。
【0013】また、データベース部2は、送信休日情報
を格納している休日情報データベース21、作業毎の進
捗報告要求書を送信する周期や進捗報告要求書のフォー
ム指定などの情報が格納されている運用規則データベー
ス22、報告書フォーム集データベース23、報告書を
格納する報告書ホルダー24、報告書に関する運用状況
情報を格納している運用状況情報データベース25から
構成される。
【0014】さらに、システム処理部1は、休日情報デ
ータベース21および運用規則データベース22に基づ
いて初期起動処理を行う起動処理部11、進捗報告要求
書を作業毎に作成する進捗報告要求書作成処理部12、
電子メールによりプロジェクト担当者に進捗報告要求書
を送信し、プロジェクト担当者からの進捗報告書の受信
を行う報告書送受信処理部13、受信した進捗報告書を
分類・整理して報告書ホルダー24に保管する報告書保
管処理部14、運用状況情報データベース25に基づい
て進捗報告書の送信状況、送信した進捗報告書の受信状
況を把握し、報告ルーチンの完了を監視できるように入
出力部3の表示部に表示する処理を行う報告書回収状況
表示処理部15から構成される。
【0015】次に、進捗管理支援装置の動作について説
明する。
【0016】図2は、進捗報告書の送信処理フローチャ
ートである。図2において、まず初期値として変数iを
“1”とする(ステップ201)。そして、起動処理部
11は、休日情報データベース21に格納されている送
信休日情報を参照し、今日の日付が休日か否かを判断す
る(ステップ202)。
【0017】ここで、図3は、データベース部2に格納
されている情報の構成を示した図であり、図3(a)
は、休日情報データベース21に格納されている情報の
構成を示している。すなわち、休日情報として休日の日
付および曜日が全て格納されている。
【0018】さて、ステップ202において、起動した
日が休日である場合は、送信処理を終了する。一方、起
動した日が休日でない場合は、運用規則データベース2
2が格納している運用規則のi番目のデータを抽出する
(ステップ203)。
【0019】ここで、図3(b)は、運用規則データベ
ース22に格納されている情報の構成を示した図であ
る。運用規則として抽出されるデータのうち、まず、送
信周期を確認し、今日が送信日か否かを判断する(ステ
ップ204)。送信周期とは、図3(b)に示した
“D”であれば「毎日送信」を意味し、“W”であれば
「週末に送信」を意味し、“M”であれば「月末に送
信」を意味する。これにより、送信日を確認する。ステ
ップ204において、今日が送信日でない場合は、ステ
ップ210に移行する。一方、ステップ204におい
て、今日が送信日である場合は、この運用規則のデータ
内の「プロジェクト名」、「作業名」、「報告書フォー
ム番号」、「電子メール宛先」の各データを進捗報告要
求書作成処理部12に送り、進捗報告要求書作成処理部
12は、このデータをもとに開発担当者に電子メールで
送信するファイルの作成を行う。すなわち、まず「プロ
ジェクト名」、「作業名」、「電子メール宛先」を用い
て電子メールのヘッダ部を作成する(ステップ20
5)。さらに、「報告書フォーム番号」をもとに、報告
書フォーム集データベース23から番号に該当する報告
書フォームを抽出する。そして、電子メールのヘッダ部
と報告書フォームを結合する(ステップ206)。さら
に、前回提出の進捗報告書の行頭、例えば“#”のある
行を抽出して、送信する進捗報告要求書に継続管理項目
を付加し、進捗報告要求書を完成する(ステップ20
7)。ここで、図4は、進捗報告書フォームの一例を示
した図であり、進捗報告要求書において継続管理項目と
して付加された項目は、図4における進捗報告書の下欄
に示した継続管理項目として報告されることになる。
【0020】次に、報告書送受信処理部13は、作成し
た進捗報告要求書を開発担当者に送信し(ステップ20
8)、運用状況情報データベースの該当するデータの送
信フラグを立て(ステップ209)、送信したことを管
理する。ここで、図3(c)は、運用状況情報データベ
ースの情報構成を示した図であり、運用状況情報として
は、「プロジェクト名」、「作業名」、「送信日」、
「受信日」、「管理者チェック」が記憶される。次に、
変数“i”を“i+1”にして(ステップ210)、こ
のi番が運用規則にあるか否かを判断する(ステップ2
11)。このi番がある場合は、ステップ203に移行
し、i番がない場合は、送信処理を終了する。
【0021】次に、図5は、進捗管理支援装置の受信処
理フローチャートである。図5において、まず、開発担
当者から電子メールにより進捗報告書を報告書送受信処
理部13が受信する(ステップ501)。そして、報告
書送受信処理部13は、運用状況情報データベースを参
照して既に受信済みか否かを判断する(ステップ50
2)。受信済みでない場合は、運用状況情報の受信日欄
に受信日を入力する(ステップ503)。そして、報告
書保管処理部14は、進捗報告書の識別データを読み込
み、報告書ホルダー24に格納し(ステップ504)、
受信処理を終了する。一方、ステップ502において、
進捗報告書を既に受信済みである場合は、手動により保
管処理を行う(ステップ505)。
【0022】また、進捗報告要求書の送信および進捗報
告書の受信の結果は、その都度、運用状況情報データベ
ース25に記憶され、報告書回収状況表示処理部15
は、入出力部3からの入力により、出力処理を行って出
力する。図6は、報告書回収状況表示処理部15による
表示処理の一例を示す図である。このようにして、運用
状況情報データベース25に格納された情報は、現在の
報告依頼/報告受信状況の一覧をディスプレイなどの出
力部に表示処理され、管理者による運用管理が可能とな
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
コンピュータシステムが任意の通信媒体を介して接続さ
れたネットワーク上で、電子メール通信により管理者が
複数の被管理者の進捗状況を管理する進捗管理支援装置
において、データベースに進捗管理支援に必要な所定の
情報および受信情報が格納され、起動処理手段が起動時
に前記データベースの情報に基づいて進捗報告要求の処
理実行の可否及び進捗報告要求に必要な初期情報の自動
抽出を行い、進捗報告要求書作成処理手段が進捗報告要
求書の作成処理を行い、報告書送受信処理手段が前記電
子メール通信により被管理者に対する前記進捗報告要求
書の送信および被管理者からの進捗報告書の受信の処理
を行い、送受信の結果を前記データベースに格納し、報
告書保管処理手段が前記報告書送受信処理手段により受
信した前記進捗報告書内のデータを整理して前記データ
ベースへの保管処理を行い、報告書回収状況表示処理手
段が前記データベースに基づいて前記進捗報告書の回収
状況の表示処理を行うようにしているので、プロジェク
トを分散して作業する場合においても自動的に進捗管理
を行うことができ、管理者は進捗管理作業に関する手間
を削減し、被管理者との意思疎通を図ることができると
いう利点を有する。
【0024】また、プロジェクトの遂行時に問題が発生
した場合、自動的に、行った作業をその後の進捗状況時
に継続的に報告させることができるという利点を有す
る。
【0025】さらに、管理者は被管理者からの報告が予
定通りに行われているかどうかを簡易に管理することが
できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である進捗管理支援装置の構
成ブロック図。
【図2】進捗報告書の送信処理フローチャート。
【図3】データベース部2に格納されている情報の構成
を示した図。
【図4】進捗報告書フォームの一例を示した図。
【図5】進捗管理支援装置の受信処理フローチャート。
【図6】報告書回収状況表示処理部15による表示処理
の一例を示す図。
【符号の説明】
1 システム処理部 2 データベース部 3 入出力部 4 通信媒体 5−1〜5−n コンピュータシステム 11 起動処理部 12 進捗報告要求書作成処理部 13 報告書送受信処理部 14 報告書保管処理部 15 報告書回収状況表示処理部 21 休日情報データベース 22 運用規則データベース 23 報告書フォーム集データベース 24 報告書ホルダー 25 運用状況情報データベース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のコンピュータシステムが任意の通信
    媒体を介して接続されたネットワーク上で、電子メール
    通信により管理者が複数の被管理者の進捗状況を管理す
    る進捗管理支援装置において、 進捗管理支援に必要な所定の情報および受信情報が格納
    されるデータベースと、 起動時に前記データベースの情報に基づいて進捗報告要
    求の処理実行の可否及び進捗報告要求に必要な初期情報
    の自動抽出を行う起動処理手段と、 進捗報告要求書の作成処理を行う進捗報告要求書作成処
    理手段と、 前記電子メール通信により被管理者に対する前記進捗報
    告要求書の送信および被管理者からの進捗報告書の受信
    の処理を行い、送受信の結果を前記データベースに格納
    する報告書送受信処理手段と、 前記報告書送受信処理手段により受信した前記進捗報告
    書内のデータを整理して前記データベースへの保管処理
    を行う報告書保管処理手段と、 前記データベースに基づいて前記進捗報告書の回収状況
    の表示処理を行う報告書回収状況表示処理手段とを具備
    したことを特徴とする進捗状況支援装置。
JP12625392A 1992-05-19 1992-05-19 プロジェクトの進捗状況管理支援システム Expired - Fee Related JP3337711B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103605779A (zh) * 2013-11-28 2014-02-26 北京国双科技有限公司 报表生成方法和装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103605779A (zh) * 2013-11-28 2014-02-26 北京国双科技有限公司 报表生成方法和装置

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