JPH05324217A - 情報記憶装置コントローラ - Google Patents
情報記憶装置コントローラInfo
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- JPH05324217A JPH05324217A JP14985792A JP14985792A JPH05324217A JP H05324217 A JPH05324217 A JP H05324217A JP 14985792 A JP14985792 A JP 14985792A JP 14985792 A JP14985792 A JP 14985792A JP H05324217 A JPH05324217 A JP H05324217A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 情報記憶媒体に対して情報の書き込みを行う
際に、消去動作と書き込み動作との2つの処理を必要と
する光磁気ディスク等の情報記憶媒体を有する情報記憶
装置において、上位処理装置から光磁気ディスク装置等
の情報記憶媒体へのデータ書き込み時の処理速度を向上
させる。 【構成】 情報記憶媒体に対して情報の読み書きを行う
制御部と、バッファメモリとからなる情報記憶装置コン
トローラを設け、情報記憶媒体に対する消去動作とバッ
ファメモリへの書き込みデータの受信動作とを平行して
行う。 【効果】 バッファメモリへの書き込みデータの受信
と、情報記憶媒体に対する消去動作とを平行処理してい
るので、処理速度が向上される。
際に、消去動作と書き込み動作との2つの処理を必要と
する光磁気ディスク等の情報記憶媒体を有する情報記憶
装置において、上位処理装置から光磁気ディスク装置等
の情報記憶媒体へのデータ書き込み時の処理速度を向上
させる。 【構成】 情報記憶媒体に対して情報の読み書きを行う
制御部と、バッファメモリとからなる情報記憶装置コン
トローラを設け、情報記憶媒体に対する消去動作とバッ
ファメモリへの書き込みデータの受信動作とを平行して
行う。 【効果】 バッファメモリへの書き込みデータの受信
と、情報記憶媒体に対する消去動作とを平行処理してい
るので、処理速度が向上される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報記憶媒体に対し
て情報の書き込みを行う際に、消去動作と書き込み動作
との2つの処理を必要とする光磁気ディスク等の情報記
憶媒体を有する情報記憶装置と上位処理装置との情報の
転送時に、効率の高い情報転送を可能にした情報記憶装
置コントローラに係り、特に、上位処理装置から光磁気
ディスク装置等の情報記憶媒体へのデータの書き込み時
に、情報記憶媒体に対する消去動作とバッファメモリへ
の書き込みデータの受信動作との平行処理を可能にする
ことによって、処理速度を向上させた情報記憶装置コン
トローラに関する。
て情報の書き込みを行う際に、消去動作と書き込み動作
との2つの処理を必要とする光磁気ディスク等の情報記
憶媒体を有する情報記憶装置と上位処理装置との情報の
転送時に、効率の高い情報転送を可能にした情報記憶装
置コントローラに係り、特に、上位処理装置から光磁気
ディスク装置等の情報記憶媒体へのデータの書き込み時
に、情報記憶媒体に対する消去動作とバッファメモリへ
の書き込みデータの受信動作との平行処理を可能にする
ことによって、処理速度を向上させた情報記憶装置コン
トローラに関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスクドライブ装置等の情報記
憶装置コントローラでは、上位処理装置(例えば、SC
SI・I/F回路を有するホストアダプタ等)からのデ
ータの転送に際して、上位処理装置から情報記憶装置コ
ントローラのデータバッファメモリ(バッファメモリ)
へのデータの転送速度と、情報記憶装置コントローラに
よる光磁気ディスク等の情報記憶媒体へのデータの転送
速度とは、それぞれ独立に設定されている。
憶装置コントローラでは、上位処理装置(例えば、SC
SI・I/F回路を有するホストアダプタ等)からのデ
ータの転送に際して、上位処理装置から情報記憶装置コ
ントローラのデータバッファメモリ(バッファメモリ)
へのデータの転送速度と、情報記憶装置コントローラに
よる光磁気ディスク等の情報記憶媒体へのデータの転送
速度とは、それぞれ独立に設定されている。
【0003】また、情報記憶媒体に対して情報の書き込
みを行う際に、消去動作と書き込み動作との2つの処理
を必要とする光磁気ディスクドライブ等の情報記憶装置
も公知である。このように、書き込み時に、消去動作と
書き込み動作との2つの処理を必要とする光磁気ディス
クドライブ等の情報記憶装置では、既記録データの消去
動作と新たな記録データの書き込み動作とをシーケンシ
ャルに実行している。
みを行う際に、消去動作と書き込み動作との2つの処理
を必要とする光磁気ディスクドライブ等の情報記憶装置
も公知である。このように、書き込み時に、消去動作と
書き込み動作との2つの処理を必要とする光磁気ディス
クドライブ等の情報記憶装置では、既記録データの消去
動作と新たな記録データの書き込み動作とをシーケンシ
ャルに実行している。
【0004】この書き込み時に、消去動作と書き込み動
作との2つの処理を必要とする光磁気ディスクドライブ
等の情報記憶装置では、従来、上位処理装置から光磁気
ディスク装置等の情報記憶装置の情報記憶媒体へデータ
を書き込む場合には、次のような順序で処理していた。
まず、新たな書き込みデータを情報記憶装置コントロー
ラのバッファメモリに受信し、その受信動作が完了した
後、新たなデータを書き込むための領域を確保するため
に、光磁気ディスク等の情報記憶媒体に対して消去動作
を行い、その後に、情報記憶媒体への書き込み動作を行
っている。
作との2つの処理を必要とする光磁気ディスクドライブ
等の情報記憶装置では、従来、上位処理装置から光磁気
ディスク装置等の情報記憶装置の情報記憶媒体へデータ
を書き込む場合には、次のような順序で処理していた。
まず、新たな書き込みデータを情報記憶装置コントロー
ラのバッファメモリに受信し、その受信動作が完了した
後、新たなデータを書き込むための領域を確保するため
に、光磁気ディスク等の情報記憶媒体に対して消去動作
を行い、その後に、情報記憶媒体への書き込み動作を行
っている。
【0005】そのため、このような書き込み時に、消去
動作と書き込み動作との2つの処理を必要とする情報記
憶媒体の場合、上位処理装置からの書き込み時の動作
は、読み出し時の動作(データの読み出し動作+読み出
したデータの送信動作)に比べて、消去動作の分だけ処
理時間が長くなる。したがって、処理速度が遅くなる、
という不都合があった。
動作と書き込み動作との2つの処理を必要とする情報記
憶媒体の場合、上位処理装置からの書き込み時の動作
は、読み出し時の動作(データの読み出し動作+読み出
したデータの送信動作)に比べて、消去動作の分だけ処
理時間が長くなる。したがって、処理速度が遅くなる、
という不都合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
情報記憶媒体に対して情報の読み書きを行う制御部と、
バッファメモリとを有する情報記憶装置コントローラを
具備し、情報記憶媒体に対して情報の書き込みを行う際
に、消去動作と書き込み動作との2つの処理を必要とす
る光磁気ディスクドライブ等の情報記憶装置におけるこ
のような不都合を解決し、情報記憶媒体に対する消去動
作とバッファメモリへの書き込みデータの受信動作との
平行処理を可能にすることによって、処理速度を向上さ
せた情報記憶装置コントローラを提供することを目的と
する。
情報記憶媒体に対して情報の読み書きを行う制御部と、
バッファメモリとを有する情報記憶装置コントローラを
具備し、情報記憶媒体に対して情報の書き込みを行う際
に、消去動作と書き込み動作との2つの処理を必要とす
る光磁気ディスクドライブ等の情報記憶装置におけるこ
のような不都合を解決し、情報記憶媒体に対する消去動
作とバッファメモリへの書き込みデータの受信動作との
平行処理を可能にすることによって、処理速度を向上さ
せた情報記憶装置コントローラを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
情報記憶媒体に対して、情報の読み書きを行う制御部
と、バッファメモリとを有する情報記憶装置コントロー
ラを具備し、情報記憶媒体に対して情報の書き込みを行
う際に、消去動作と書き込み動作との2つの処理を必要
とする光磁気ディスクドライブ等の情報記憶装置におい
て、情報記憶媒体に対して、情報の読み書きを行う制御
部と、バッファメモリとからなる情報記憶装置コントロ
ーラを具備し、情報記憶媒体に対する消去動作とバッフ
ァメモリへの書き込みデータの受信動作とを平行して行
うように構成している。
情報記憶媒体に対して、情報の読み書きを行う制御部
と、バッファメモリとを有する情報記憶装置コントロー
ラを具備し、情報記憶媒体に対して情報の書き込みを行
う際に、消去動作と書き込み動作との2つの処理を必要
とする光磁気ディスクドライブ等の情報記憶装置におい
て、情報記憶媒体に対して、情報の読み書きを行う制御
部と、バッファメモリとからなる情報記憶装置コントロ
ーラを具備し、情報記憶媒体に対する消去動作とバッフ
ァメモリへの書き込みデータの受信動作とを平行して行
うように構成している。
【0008】第2に、上記第1の情報記憶装置コントロ
ーラにおいて、消去動作が完了した時点で、バッファメ
モリへの書き込みデータの受信がどの程度終了している
か判断する手段を備え、消去動作が完了した時点におけ
る書き込みデータの受信状態を判断するように構成して
いる。
ーラにおいて、消去動作が完了した時点で、バッファメ
モリへの書き込みデータの受信がどの程度終了している
か判断する手段を備え、消去動作が完了した時点におけ
る書き込みデータの受信状態を判断するように構成して
いる。
【0009】第3に、上記第2の情報記憶装置コントロ
ーラにおいて、バッファメモリにおけるデータの受信量
について、予め設定された基準値と比較するデータ比較
手段を備え、消去動作が完了した時点で比較した結果、
データの受信量が前記予め設定された基準値より多いと
きは、データの受信を中断させて情報記憶媒体に対する
書き込み動作を行い、基準値より少ないときは、未受信
データについてバッファメモリへの書き込みデータの受
信動作と、情報記憶媒体に対する書き込み動作とを平行
して行うように構成している。
ーラにおいて、バッファメモリにおけるデータの受信量
について、予め設定された基準値と比較するデータ比較
手段を備え、消去動作が完了した時点で比較した結果、
データの受信量が前記予め設定された基準値より多いと
きは、データの受信を中断させて情報記憶媒体に対する
書き込み動作を行い、基準値より少ないときは、未受信
データについてバッファメモリへの書き込みデータの受
信動作と、情報記憶媒体に対する書き込み動作とを平行
して行うように構成している。
【0010】第4に、上記第3の情報記憶装置コントロ
ーラにおいて、データの受信を中断した後、データの受
信量が前記予め設定された基準値より少ないことを検知
したときは、未受信データについてバッファメモリへの
書き込みデータの受信動作と、情報記憶媒体に対する書
き込み動作とを平行して行うように構成している。
ーラにおいて、データの受信を中断した後、データの受
信量が前記予め設定された基準値より少ないことを検知
したときは、未受信データについてバッファメモリへの
書き込みデータの受信動作と、情報記憶媒体に対する書
き込み動作とを平行して行うように構成している。
【0011】
【作用】この発明では、処理速度を向上させるために、
消去動作と書き込み動作との平行処理を可能にする(請
求項1の発明)。また、消去動作が終了した後、次にど
のような動作を行うことができるを確認するために、バ
ッファメモリについて、そのデータの受信状態を判断す
る。すなわち、すでに受信した書き込みデータがどれだ
けの量に達しているか、についてチェックする(請求項
2の発明)。
消去動作と書き込み動作との平行処理を可能にする(請
求項1の発明)。また、消去動作が終了した後、次にど
のような動作を行うことができるを確認するために、バ
ッファメモリについて、そのデータの受信状態を判断す
る。すなわち、すでに受信した書き込みデータがどれだ
けの量に達しているか、についてチェックする(請求項
2の発明)。
【0012】次に、バッファメモリでのデータの受信量
を判断した結果、予め設定された基準値より多いとき
は、データの受信を中断させて情報記憶媒体に対する書
き込み動作を行い、基準値より少ないときは、未受信デ
ータについてバッファメモリへの書き込みデータの受信
動作と、情報記憶媒体に対する書き込み動作とを平行し
て行う(請求項3の発明)。さらに、データの受信を中
断した後、データの受信量が予め設定された基準値より
少ないことを検知したときは、未受信データについてバ
ッファメモリへの書き込みデータの受信動作と、情報記
憶媒体に対する書き込み動作とを平行して行う(請求項
4の発明)。
を判断した結果、予め設定された基準値より多いとき
は、データの受信を中断させて情報記憶媒体に対する書
き込み動作を行い、基準値より少ないときは、未受信デ
ータについてバッファメモリへの書き込みデータの受信
動作と、情報記憶媒体に対する書き込み動作とを平行し
て行う(請求項3の発明)。さらに、データの受信を中
断した後、データの受信量が予め設定された基準値より
少ないことを検知したときは、未受信データについてバ
ッファメモリへの書き込みデータの受信動作と、情報記
憶媒体に対する書き込み動作とを平行して行う(請求項
4の発明)。
【0013】この発明では、このような書き込み動作を
可能にするために、情報記憶装置コントローラのバッフ
ァメモリ(データバッファメモリ)について、そのデー
タ量をチェックする。そこで、バッファメモリの基準量
の設定について、その一例を説明する。
可能にするために、情報記憶装置コントローラのバッフ
ァメモリ(データバッファメモリ)について、そのデー
タ量をチェックする。そこで、バッファメモリの基準量
の設定について、その一例を説明する。
【0014】図2は、この発明の情報記憶装置コントロ
ーラのバッファメモリについて、そのデータ量チェック
の原理を説明する図である。図において、はバッファ
メモリの全記憶容量、は書き込みのための許容トータ
ルデータ量、は消去動作完了時の受信データ量を示
す。
ーラのバッファメモリについて、そのデータ量チェック
の原理を説明する図である。図において、はバッファ
メモリの全記憶容量、は書き込みのための許容トータ
ルデータ量、は消去動作完了時の受信データ量を示
す。
【0015】この発明では、この図2のバッファメモリ
について、コントローラの能力等を考慮して、その最適
値T(基準値)を予め決定しておく。例えば、バッファ
メモリの全記憶容量に対して、多少余裕をもった一定
量、すなわち、書き込みのための許容トータルデータ量
を設定する。
について、コントローラの能力等を考慮して、その最適
値T(基準値)を予め決定しておく。例えば、バッファ
メモリの全記憶容量に対して、多少余裕をもった一定
量、すなわち、書き込みのための許容トータルデータ量
を設定する。
【0016】そして、この許容トータルデータ量を
「100」とし、情報記憶媒体の消去動作完了時に、バ
ッファメモリが受信済みのデータ量が、基準値Tを超
えたかどうかチェックする。ここで、基準値Tは、 T(%)=(/)×100 で示すことができる。
「100」とし、情報記憶媒体の消去動作完了時に、バ
ッファメモリが受信済みのデータ量が、基準値Tを超
えたかどうかチェックする。ここで、基準値Tは、 T(%)=(/)×100 で示すことができる。
【0017】この基準値Tは、上位処理装置から情報記
憶装置コントローラのバッファメモリへのデータの転送
速度と、情報記憶装置コントローラによる光磁気ディス
ク等の情報記憶媒体へのデータの転送速度、具体的に
は、情報記憶装置コントローラの処理能力を含むシステ
ムに応じて、それぞれ最適値を決定する。なお、この基
準値Tは、必ずしも%で表示する必要はない。例えば、
図2で、(−)≧0であるかどうかチェックしても
よい。
憶装置コントローラのバッファメモリへのデータの転送
速度と、情報記憶装置コントローラによる光磁気ディス
ク等の情報記憶媒体へのデータの転送速度、具体的に
は、情報記憶装置コントローラの処理能力を含むシステ
ムに応じて、それぞれ最適値を決定する。なお、この基
準値Tは、必ずしも%で表示する必要はない。例えば、
図2で、(−)≧0であるかどうかチェックしても
よい。
【0018】
【実施例】次に、この発明の情報記憶装置コントローラ
について、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説
明する。
について、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説
明する。
【0019】図1は、この発明の情報記憶装置コントロ
ーラについて、その要部構成の一実施例を示す機能ブロ
ック図である。図において、1は上位処理装置、2は情
報記憶装置、3は情報記憶装置コントローラの制御部、
4は同じく情報記憶装置コントローラのデータバッファ
メモリ、5は情報記憶媒体を示し、また、AとBは書き
込み時のデータの転送方向を示す。
ーラについて、その要部構成の一実施例を示す機能ブロ
ック図である。図において、1は上位処理装置、2は情
報記憶装置、3は情報記憶装置コントローラの制御部、
4は同じく情報記憶装置コントローラのデータバッファ
メモリ、5は情報記憶媒体を示し、また、AとBは書き
込み時のデータの転送方向を示す。
【0020】この図1に示した情報記憶装置2は、上位
処理装置1との間での情報の授受に際して、書き込み時
には、上位処理装置1→情報記憶装置コントローラの制
御部3→データバッファメモリ4→情報記憶装置コント
ローラの制御部3→情報記憶媒体5のようにデータが送
られる。読み出し時には、逆に、情報記憶媒体5→情報
記憶装置コントローラの制御部3→データバッファメモ
リ4→情報記憶装置コントローラの制御部3→上位処理
装置1のようにデータが送られる。
処理装置1との間での情報の授受に際して、書き込み時
には、上位処理装置1→情報記憶装置コントローラの制
御部3→データバッファメモリ4→情報記憶装置コント
ローラの制御部3→情報記憶媒体5のようにデータが送
られる。読み出し時には、逆に、情報記憶媒体5→情報
記憶装置コントローラの制御部3→データバッファメモ
リ4→情報記憶装置コントローラの制御部3→上位処理
装置1のようにデータが送られる。
【0021】この図1で、情報記憶媒体5は、書き込み
時に、消去動作と書き込み動作との2つの処理を必要と
する光磁気ディスク等の情報記憶媒体である。また、こ
の発明の情報記憶装置コントローラは、このように、書
き込み時に、消去動作と書き込み動作との2つの処理を
必要とする情報記憶媒体5に対するデータの転送に関し
ている。
時に、消去動作と書き込み動作との2つの処理を必要と
する光磁気ディスク等の情報記憶媒体である。また、こ
の発明の情報記憶装置コントローラは、このように、書
き込み時に、消去動作と書き込み動作との2つの処理を
必要とする情報記憶媒体5に対するデータの転送に関し
ている。
【0022】そのために、図1に示したこの発明の情報
記憶装置コントローラでは、情報記憶装置コントローラ
の制御部3が、後出の図3のフローチャートに従って制
御を行う点に特徴を有している。すでに何回も述べたよ
うに、この発明では、処理速度を向上させるために、情
報記憶媒体5に対する消去動作と、情報記憶装置コント
ローラのデータバッファメモリ4への書き込み動作(デ
ータの受信動作)とを平行して行う(請求項1の発
明)。
記憶装置コントローラでは、情報記憶装置コントローラ
の制御部3が、後出の図3のフローチャートに従って制
御を行う点に特徴を有している。すでに何回も述べたよ
うに、この発明では、処理速度を向上させるために、情
報記憶媒体5に対する消去動作と、情報記憶装置コント
ローラのデータバッファメモリ4への書き込み動作(デ
ータの受信動作)とを平行して行う(請求項1の発
明)。
【0023】そして、消去動作が終了した後、次にどの
ような動作を行うことができるかを確認するために、デ
ータバッファメモリ4について、すでに受信した書き込
みデータの量が、どれだけあるか、についてチェックす
る(請求項2の発明)。その詳細は、次の図3に示すと
おりである。
ような動作を行うことができるかを確認するために、デ
ータバッファメモリ4について、すでに受信した書き込
みデータの量が、どれだけあるか、についてチェックす
る(請求項2の発明)。その詳細は、次の図3に示すと
おりである。
【0024】図3は、この発明の情報記憶装置コントロ
ーラにおいて、光磁気ディスク等の情報記憶媒体へのデ
ータの書き込み時の主要な処理の流れを示すフローチャ
ートである。図において、#1〜#8はステップを示
す。
ーラにおいて、光磁気ディスク等の情報記憶媒体へのデ
ータの書き込み時の主要な処理の流れを示すフローチャ
ートである。図において、#1〜#8はステップを示
す。
【0025】ステップ#1で、データバッファメモリ4
への書き込みデータの受信と、情報記憶媒体5の消去動
作とを同時に開始する。次のステップ#2で、消去動作
が完了したかどうかチェックする。もし、消去動作が完
了していなければ、再びこのステップ#2の処理を繰り
返えす。
への書き込みデータの受信と、情報記憶媒体5の消去動
作とを同時に開始する。次のステップ#2で、消去動作
が完了したかどうかチェックする。もし、消去動作が完
了していなければ、再びこのステップ#2の処理を繰り
返えす。
【0026】そして、このステップ#2で、情報記憶媒
体5の消去動作が完了したことを検知すると、次のステ
ップ#3へ進む。ステップ#3で、書き込みデータの受
信が完了したかどうかチェックする。もし、データバッ
ファメモリ4への書き込みデータの受信が完了していれ
ば、ステップ#8へ進み、情報記憶媒体5への書き込み
動作を実行して、この図3のフローを終了する。
体5の消去動作が完了したことを検知すると、次のステ
ップ#3へ進む。ステップ#3で、書き込みデータの受
信が完了したかどうかチェックする。もし、データバッ
ファメモリ4への書き込みデータの受信が完了していれ
ば、ステップ#8へ進み、情報記憶媒体5への書き込み
動作を実行して、この図3のフローを終了する。
【0027】これに対して、書き込みデータの受信が完
了していなければ、次のステップ#4へ進む。ステップ
#4では、データバッファメモリ4のデータの受信量
(書き込みデータ)が、予め設定された基準値T以上に
なったかどうかチェックする。
了していなければ、次のステップ#4へ進む。ステップ
#4では、データバッファメモリ4のデータの受信量
(書き込みデータ)が、予め設定された基準値T以上に
なったかどうかチェックする。
【0028】ステップ#4でチェックした結果、書き込
みデータが基準値T以上になっていなければ、次のステ
ップ#5で、データバッファメモリ4への未受信の書き
込みデータの受信と、情報記憶媒体5への書き込み動作
とを行って、この図3のフローを終了する。また、先の
ステップ#4で判断した結果、データバッファメモリ4
が、書き込みデータを基準値T以上受け取っていたとき
は、ステップ#6へ進み、書き込みデータの受信を一時
中断し、ステップ#7で、データバッファメモリ4に書
き込まれた受信データ(受信済みデータ)を、情報記憶
媒体5へ書き込む。
みデータが基準値T以上になっていなければ、次のステ
ップ#5で、データバッファメモリ4への未受信の書き
込みデータの受信と、情報記憶媒体5への書き込み動作
とを行って、この図3のフローを終了する。また、先の
ステップ#4で判断した結果、データバッファメモリ4
が、書き込みデータを基準値T以上受け取っていたとき
は、ステップ#6へ進み、書き込みデータの受信を一時
中断し、ステップ#7で、データバッファメモリ4に書
き込まれた受信データ(受信済みデータ)を、情報記憶
媒体5へ書き込む。
【0029】そして、再び先のステップ#4へ戻り、デ
ータバッファメモリ4のデータの受信量(書き込みデー
タ)が、予め設定された基準値T以上になったかどうか
チェックする。その後も同様の処理を繰り返えし、デー
タバッファメモリ4の書き込みデータが基準値T以下に
なったことを検知すると、ステップ#5で、データバッ
ファメモリ4への未受信の書き込みデータの受信と、情
報記憶媒体5への書き込み動作とを行って、この図3の
フローを終了する。
ータバッファメモリ4のデータの受信量(書き込みデー
タ)が、予め設定された基準値T以上になったかどうか
チェックする。その後も同様の処理を繰り返えし、デー
タバッファメモリ4の書き込みデータが基準値T以下に
なったことを検知すると、ステップ#5で、データバッ
ファメモリ4への未受信の書き込みデータの受信と、情
報記憶媒体5への書き込み動作とを行って、この図3の
フローを終了する。
【0030】以上のステップ#1〜#8の処理によっ
て、この発明の情報記憶装置コントローラにおける光磁
気ディスク等の情報記憶媒体へのデータの書き込み動作
が実行される。なお、以上の実施例では、情報記憶媒体
5に対する消去動作とデータバッファメモリ4への書き
込みデータの受信動作とを平行する場合、および、情報
記憶媒体5に対する書き込み動作とデータバッファメモ
リ4への書き込みデータの受信動作とを平行する場合を
中心に説明した。しかし、図1に示した情報記憶装置コ
ントローラの制御部3は、上位処理装置1との間で他の
処理を行うことも可能であり、データバッファメモリ4
への書き込み動作を中断したとき(ステップ#6)は、
情報記憶媒体5に対する書き込み動作とその他の必要な
処理とを平行して実行することが可能である。
て、この発明の情報記憶装置コントローラにおける光磁
気ディスク等の情報記憶媒体へのデータの書き込み動作
が実行される。なお、以上の実施例では、情報記憶媒体
5に対する消去動作とデータバッファメモリ4への書き
込みデータの受信動作とを平行する場合、および、情報
記憶媒体5に対する書き込み動作とデータバッファメモ
リ4への書き込みデータの受信動作とを平行する場合を
中心に説明した。しかし、図1に示した情報記憶装置コ
ントローラの制御部3は、上位処理装置1との間で他の
処理を行うことも可能であり、データバッファメモリ4
への書き込み動作を中断したとき(ステップ#6)は、
情報記憶媒体5に対する書き込み動作とその他の必要な
処理とを平行して実行することが可能である。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明では、バッファメモリへ
の書き込みデータの受信と、情報記憶媒体に対する消去
動作とを平行処理しているので、処理速度が向上され
る。
の書き込みデータの受信と、情報記憶媒体に対する消去
動作とを平行処理しているので、処理速度が向上され
る。
【0032】請求項2の発明では、受信可能な書き込み
データの残量をチェックしているので、消去動作の完了
後、次により効率のよい処理が行えるかどうかを判断す
ることができる。
データの残量をチェックしているので、消去動作の完了
後、次により効率のよい処理が行えるかどうかを判断す
ることができる。
【0033】請求項3の発明では、バッファメモリへの
書き込みデータの受信を一時中断させることにより、書
き込みデータの消失が防止されると共に、情報記憶媒体
に対する書き込み動作と他の処理とを平行処理すること
ができる。
書き込みデータの受信を一時中断させることにより、書
き込みデータの消失が防止されると共に、情報記憶媒体
に対する書き込み動作と他の処理とを平行処理すること
ができる。
【0034】請求項4の発明では、未受信の書き込みデ
ータのバッファメモリへの受信と、すでに受信済みの書
き込みデータの情報記憶媒体に対する書き込み動作とを
平行処理するので、書き込み動作の効率が向上される。
ータのバッファメモリへの受信と、すでに受信済みの書
き込みデータの情報記憶媒体に対する書き込み動作とを
平行処理するので、書き込み動作の効率が向上される。
【図1】この発明の情報記憶装置コントローラについ
て、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。
て、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】この発明の情報記憶装置コントローラのバッフ
ァメモリについて、そのデータ量チェックの原理を説明
する図である。
ァメモリについて、そのデータ量チェックの原理を説明
する図である。
【図3】この発明の情報記憶装置コントローラにおい
て、光磁気ディスク等の情報記憶媒体へのデータの書き
込み時の主要な処理の流れを示すフローチャートであ
る。
て、光磁気ディスク等の情報記憶媒体へのデータの書き
込み時の主要な処理の流れを示すフローチャートであ
る。
1 上位処理装置 2 情報記憶装置 3 情報記憶装置コントローラの制御部 4 情報記憶装置コントローラのデータバッファメモリ 5 情報記憶媒体
Claims (4)
- 【請求項1】 情報記憶媒体に対して、情報の読み書き
を行う制御部と、バッファメモリとを有する情報記憶装
置コントローラを具備し、情報記憶媒体に対して情報の
書き込みを行う際に、消去動作と書き込み動作との2つ
の処理を必要とする光磁気ディスクドライブ等の情報記
憶装置において、 情報記憶媒体に対して、情報の読み書きを行う制御部
と、バッファメモリとからなる情報記憶装置コントロー
ラを具備し、 情報記憶媒体に対する消去動作とバッファメモリへの書
き込みデータの受信動作とを平行して行うことを特徴と
する情報記憶装置コントローラ。 - 【請求項2】 請求項1の情報記憶装置コントローラに
おいて、 消去動作が完了した時点で、バッファメモリへの書き込
みデータの受信がどの程度終了しているか判断する手段
を備え、 消去動作が完了した時点における書き込みデータの受信
状態を判断することを特徴とする情報記憶装置コントロ
ーラ。 - 【請求項3】 請求項2の情報記憶装置コントローラに
おいて、 バッファメモリにおけるデータの受信量について、予め
設定された基準値と比較するデータ比較手段を備え、 消去動作が完了した時点で比較した結果、データの受信
量が前記予め設定された基準値より多いときは、データ
の受信を中断させて情報記憶媒体に対する書き込み動作
を行い、基準値より少ないときは、未受信データについ
てバッファメモリへの書き込みデータの受信動作と、情
報記憶媒体に対する書き込み動作とを平行して行うこと
を特徴とする情報記憶装置コントローラ。 - 【請求項4】 請求項3の情報記憶装置コントローラに
おいて、 データの受信を中断した後、データの受信量が前記予め
設定された基準値より少ないことを検知したときは、未
受信データについてバッファメモリへの書き込みデータ
の受信動作と、情報記憶媒体に対する書き込み動作とを
平行して行うことを特徴とする情報記憶装置コントロー
ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14985792A JPH05324217A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 情報記憶装置コントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14985792A JPH05324217A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 情報記憶装置コントローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05324217A true JPH05324217A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15484169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14985792A Pending JPH05324217A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 情報記憶装置コントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05324217A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7062682B2 (en) | 2000-10-25 | 2006-06-13 | Fujitsu Limited | Data recorder and data recording method avoiding data loss due to data transfer error |
-
1992
- 1992-05-18 JP JP14985792A patent/JPH05324217A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7062682B2 (en) | 2000-10-25 | 2006-06-13 | Fujitsu Limited | Data recorder and data recording method avoiding data loss due to data transfer error |
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