JPH05324186A - ポインティングデバイス - Google Patents

ポインティングデバイス

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JPH05324186A
JPH05324186A JP4124425A JP12442592A JPH05324186A JP H05324186 A JPH05324186 A JP H05324186A JP 4124425 A JP4124425 A JP 4124425A JP 12442592 A JP12442592 A JP 12442592A JP H05324186 A JPH05324186 A JP H05324186A
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JP
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rotator
rotor
light
stopper
case
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Noboru Yoshida
登 吉田
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Hosiden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポインティングデバイスにおいて、その回動
子を回動位置に固定でき、かつ必要時には容易にロック
状態を解除できて確実な座標軸情報が得られるようにす
る。 【構成】 ケース1の開口部2にストッパ10が取り付
けられ、これに半球状の回動子11がバネ14により圧
接されており、回動子11をバネ14に抗して押し下げ
て回すことができ、光源15からの光の強さが複数の受
光素子16により検出されて回動子11の傾き(座標軸
上の位置)が検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はテレビゲーム用機器ま
たはコンピュータなどに適用して好適なポインティング
デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のポインティングデバイス
としては、ジョイスティックと呼称される多方向スイッ
チが提案されている。このジョイスティックはスティッ
クがケースの上面に対して360°の何れの方向にも倒
れるように支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のジ
ョイスティックにあっては、そのスティックから手を離
すと、これが自動的に元位置(中立位置)に戻ってしま
い、必要とする座標位置が正確に検出できない問題点が
あった。この発明はこのような問題点を回避し、回動子
が回動した位置(傾いた位置)で確実にその回動子をロ
ック状態にでき、しかも必要時にはそのロック状態を容
易に解除して回動子を回動できるようにしたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めこの発明においては、ほぼ半球状に形成された回動子
11と、この回動子11が収納され、その球面の一部を
外部に露出させるための開口部2を有するケース1と、
このケース1の開口部2に取り付けられたストッパ10
と、ケース1内に収納され、回動子11を支持する支持
体13と、ケース1内に収納され、支持体13を介して
回動子11をストッパ10に圧接させるバネ14と、ケ
ース1内に収納された光源15と、この光源15からの
光の強さが、回動子11の支持体13の頭部を中心とす
る回動に応じて検出される複数の受光素子16とから構
成されたものである。
【0005】
【実施例】この発明に係わるポインティングデバイスの
一例を先ず図1を参照して説明する。円筒状のケース1
の上端が内方に折り曲げられて開口部2が形成され、こ
のケース1の下端には基板3がビス4により取り付けら
れ、下端が閉塞されている。ケース1内には保持体5が
収納されている。この保持体5はケース1と同心円をな
す大円筒部6と、小円筒部7と、これら両者6,7間を
4つの室9(符号9a〜9dで示す)に分割するための
隔壁8(符号8a〜8dで示す)とから構成されてい
る。
【0006】大円筒部6の上端はケース1の上端と対向
され、これらの間において環状に形成されたストッパ1
0が挟着されている。ストッパ10は例えばゴムなどの
ように摩擦係数の比較的大きな材料により構成される。
ケース1内には半球状に形成された回動子11が収納さ
れ、その球面の一部がケース1の開口部2を通じて外部
に露出され、その球面が上述したストッパ10に対接さ
れる。回動子11の下面は平面状に形成され、これに反
射鏡12が被着されるとともに、この下面の中央部分に
は下方に向かって開くように凹部11aが形成されてい
る。なお回動子11は合成樹脂で構成することができ
る。
【0007】保持体5の小円筒部7内に樹脂などで形成
された透明な円柱状の支持体13とバネ14とが収納さ
れ、バネ14の弾力により支持体13を介して回動子1
1が上方に押し上げられ、この回動子11の球面がスト
ッパ10に圧接される。支持体13の頭部は半球面に形
成され、この半球面の頂点が回動子11の凹部11aの
底面に対接されている。この対接点Pは回動子11の球
心点であり、この球心点を中心として回動子11は左右
方向(図において時計回り方向またはその逆方向)およ
び前後方向などのあらゆる方向に傾斜回動される。
【0008】バネ14の内側には光源15が収納され、
上述した各室9内にはそれぞれ受光素子16(図におい
ては16a〜16dで示す)が収納されている。水平面
上において互いに直交するX軸,Y軸を想定したとき、
光源15は両軸の交点に置かれ、受光素子16a〜16
dは光源15から等距離にあってかつこれらの軸上に配
置され、光源15からの光が支持体13を通って反射鏡
12で反射され、各受光素子16に到達されるように構
成されている。定常状態では回動子11は図1Aに示す
ようにその下面即ち反射鏡12が水平方向にあり、この
状態では光源15から射出され反射鏡12で反射された
光は、各受光素子16に均等に入力され、これらから得
られる出力が互いに等しくなって回動子11が定常状態
にあることが検知される。
【0009】この状態で回動子11を、バネ14の弾力
に抗して押し下げれば、回動子11のストッパ10に対
する回動抵抗が小となるので、この状態で左方向に回動
(傾斜)させると、受光素子16aへの光の入力が大と
なり、受光素子16cへの光の入力が小となる。回動子
11を右方向に回動させると、受光素子16aへの光の
入力が小となり、受光素子16cへの光の入力が大とな
る。この受光の度合は回動子11の傾きに比例する。以
上は回動子11が左または右方向に傾斜した場合である
が、前後方向に傾斜した場合は受光素子16b,16d
の受光の割合が変化する。このようにして座標軸(X
軸,Y軸)上の点即ち回動子11の回動した方向と大き
さとを検出することができる。
【0010】図2Aは他の実施例を示すもので、図1と
の対応部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この例では回動子11の凹部11aは支持対13の頭部
に沿うように半球面状に形成されており、その中心は回
動子11の中心と一致され、かつ支持対13の頭部の半
球面の中心と一致されている。また大円筒部6と小円筒
部7とに対し、上述したX軸,Y軸(図2では示してい
ない)上において図2Bに示すように、それぞれ透孔2
0,21が形成され、回動子11の下面に図2Cで示す
ような帯状の半遮光部材22が吊り下げられ、これが大
円筒部6と小円筒部7との間に挿入されて、上述した透
孔20,21と対向するように配置されている。
【0011】半遮光部材22はこの例では樹脂などの可
撓性材により構成され、表面にグラディエーションまた
はドットやラインが密度変化されて印刷され、上方向
(または下方向)に向かって光の透過率が上昇するよう
に構成されている。または上述したような光の透過率の
変化を有する素材を使用することもできる。透孔20,
21が上述したX軸,Y軸上にそれぞれ設けられている
場合は、この半遮光部材22は回動子11の下面に対し
て4個取り付けられる。よって回動子11を左に回動さ
せると、図において左側の半遮光部材22が下がるので
これが対向する透孔20,21における光の透過率が上
昇する。一方右側の半遮光部材22は上がるのでこれが
対向する透孔20,21における光の透過率は下降し、
それぞれの受光量が受光素子16aと16cとで検知さ
れる。
【0012】図3Aはさらに他の実施例を示したもので
あり、図1,図2との対応部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。この例では上例で説明した場合と同
様に、大円筒部6,小円筒部7に透孔20,21が設け
られ、これに対応して半遮光部材22が配置されるが、
この例の半遮光部材22として例えば透明なゴムまたは
樹脂などの柔軟性材中に光を透過しない粒子、例えば黒
色の染料をほぼ均一に混入させて形成したものが使用さ
れる。
【0013】これら半遮光部材22上にシャフト23が
それぞれ配置され、これらシャフト23の頭部は半球状
に形成されて回動子11の下面に対接されている。回動
子11の定常状態では、半遮光部材22はシャフト23
により押されて僅かに圧縮された状態にあり、X軸,Y
軸(図3では示していない)上に配置された4個の受光
素子16a〜16dでは、光源15からの光が均等に受
光される。図3Bはこの状態を示す。
【0014】いま回動子11を例えば反時計回り方向に
傾けると、図3Aにおいて左側のシャフト23が押し下
げられ、その下の半遮光部材22は図3Dに示すように
押し潰されるので、この部分における光を透過しない粒
子の密度が大となり、併せて半遮光部材22が光の通過
方向に関して長くなるので、光の透過率が低下する。一
方右側のシャフト23は半遮光部材22それ自体の弾力
によって持ち上げられ、従って光を透過しない粒子の密
度が定常状態よりも粗になり、併せて半遮光部材22が
光の通過方向に関して短くなるので、この部分における
光の透過率が上昇する。即ち左側の受光素子16aの受
光量は減少し、右側の受光素子16cの受光量は増大す
る。これらの増減は回動子11の傾きに対応する。回動
子11の前後方向の傾きに関しては図3では図示されな
い受光素子11b,11dで検知される。
【0015】なお、上例では4個の受光素子を使用した
場合であるが、X軸,Y軸についてそれぞ1個づつの受
光素子(例えば16aと16b)を使用してもよいこと
明かである。また各受光素子16a〜16dで得られる
信号から回動子11の傾きを計算する回路は従来周知で
あり、本件の発明の要旨には直接関係ないので、その説
明を省略する。また各実施例における支持体13の下部
にスイッチを設けて、回動子11を押し下げたときのみ
回路が動作するように構成することもできる。さらに各
例における回動子11を透明材で形成する場合は、光源
15からの光の一部がこの回動子11内に導入され、イ
ルミネーション効果を演出できる。
【0016】
【発明の効果】この発明に係わるポインティングデバイ
スによれば、回動子11を回動した(傾けた)位置でこ
れを固定できるので、直接的に正確な位置情報が得られ
る効果がある。また構造的に簡単に構成され、よって小
型化が可能である効果があり、親指での操作が可能とな
ってパソコンからゲーム用まで応用範囲を広くとれる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの発明に係わるポインティングデバイス
の一例を示す断面図であり、Bは回動子を取り除いた状
態の平面図である。
【図2】Aは他の実施例を示す断面図であり、Bはその
一部分の斜視図であり、Cはこの実施例で使用できる半
遮光部材の一例を示す正面図である。
【図3】Aはさらに他の実施例を示す断面図であり、B
はその一部分の斜視図であり、C,Dはこの実施例で使
用できる半遮光部材の一例の使用状態を示す断面図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ半球状に形成された回動子と、 この回動子が収納され、その球面の一部を外部に露出さ
    せるための開口部を有するケースと、 このケースの開口部に取り付けられたストッパと、 上記ケース内に収納され、上記回動子を支持する支持体
    と、 上記ケース内に収納され、上記支持体を介して上記回動
    子を上記ストッパに圧接させるバネと、 上記ケース内に収納された光源と、 この光源からの光の強さが、上記回動子の上記支持体の
    頭部を中心とする回動に応じて検出される複数の受光素
    子と、 から構成されたことを特徴とするポインティングデバイ
    ス。
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